JP7274081B2 - 見守り装置、見守り方法及び見守りプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、見守り装置、見守り方法及び見守りプログラムに関する。
近時先進国では、少子高齢化の進行とともに、単身高齢者が増加している。単身高齢者に子がいる場合、単身高齢者は、その子から離れた場所に住んでいることが多い。したがって、子にとって親の様子がわからないことは、大きな心配事である。そこで、遠隔地に居住する単身高齢者の様子を知るシステムが普及している。
特許文献1の生活見守り装置は、居間に設置された人感センサが被見守り者を検知するのを受け付ける。当該装置は、所定の期間内に被見守り者を検知した累積数に対して所定の閾値を適用することによって、見守り対象者の睡眠の開始、終了等を認識する。つまり当該装置は、センサ反応の累計数が疎になった時点(センサ反応が1時間ない)で睡眠が始まり、センサ反応の累計数が密になった時点で睡眠が終了したと判断する。
特許第6145907号明細書
特許文献1の生活見守り装置は、閾値の設定次第では、被見守り者の睡眠の開始、終了等を認識する精度が落ちる。さらに、当該装置は、被見守り者が居間にいない場合、被見守り者は睡眠をしていると単純に判断する。つまり、当該装置は、居間にいない時間に被見守り者が実際に睡眠していたか否かの実質的判断を、見守り者に委ねている。
見守り者は、例えば、被見守り者が夜間居間にいない場合、それが睡眠又は外出のいずれを意味するのかを知りたい。また、見守り者は、被見守り者が夜間一次的に目覚めトイレ等に行くために居間に立ち寄った場合、その前に睡眠していたと判断できるか否かを知りたい。このような見守り者のニーズを完全に満たすことはもとより困難である。しかしながら、このようなニーズに少しでも応える技術が求められている。
そこで、本発明は、単身者の夜間の睡眠時間を正確に取得することを目的とする。
本発明の見守り装置は、被見守り者の住居の居間に備え付けられたセンサから、被見守り者が居間にいることを示す情報又は被見守り者が居間にいないことを示す情報を受信するセンサ情報取得部と、被見守り者が居間にいないことを示す情報のうちセンサが夜間に取得したものを、被見守り者が睡眠していることを示す情報に見直し、被見守り者が睡眠していることを示す情報のうち所定の条件を満たすものを、被見守り者が居間にいないことを示す情報に再度見直すセンサ情報処理部と、を備えることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、単身者の夜間の睡眠時間を正確に取得することができる。
本実施形態の環境及び見守り装置の構成を説明する図である。 (a)及び(b)は、センサが取得する情報を説明する図である。 センサからの情報の一例を示す図である。 状態情報の一例を示す図である。 第2の見直しをさらに説明する図である。 活動レベル情報の一例を示す図である。 現在状態表示処理手順のフローチャートである。 生活リズム・睡眠時間表示処理手順のフローチャートである。 “現在の様子”画面の一例である。 活動量画面の一例である。 生活リズム画面の一例である。 睡眠時間画面の一例である。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、単身高齢者を子やその親類が見守る例である。しかしながら、本発明は、居間と寝室との間を行き来する1人の人間を他の人間が見守る例に広く適用され得る。
(環境及び見守り装置の構成)
図1は、本実施形態の環境及び見守り装置の構成を説明する図である。被見守り者5が住居6に居住している。住居6には、単身高齢者である被見守り者5以外の居住者はいない。住居6は、複数の居室を有し、そのうちに居間6a及び寝室6bが含まれる。居間6aと寝室6bとは、廊下、壁等を間に挟んで独立した部屋になっている。被見守り者5は、寝室6b以外の居室のうち居間6aにいる時間が最も長い。被見守り者5は、在宅の場合、日中の殆どを居間6aで過ごし、夜間は寝室6bで睡眠する。居間6aの壁、天井等にセンサ(詳細後記)が設置されている。
見守り装置1は、一般的なサーバであり、見守りサービスのセンタを構成する。このセンタは、センサ2が配置された複数の被見守り者を見守る。このサーバには、中央制御装置11、マウス、キーボード等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を備える。これらは、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、状態情報32及び活動レベル情報33(いずれも詳細後記)を格納している。主記憶装置14におけるセンサ情報取得部21及びセンサ情報処理部22は、プログラムである。中央制御装置11は、これらのプログラムを補助記憶装置15から読み出し主記憶装置14にロードすることによって、それぞれのプログラムの機能(詳細後記)を実現する。補助記憶装置15が見守り装置1から独立した構成であってもよい。
見守り装置1は、ネットワーク4を介して、センサ2及び端末装置3に接続されている。本実施形態の端末装置3は、見守り者(図示せず)によって操作される携帯式コンピュータである。しかしながら、端末装置3は、携帯式以外のコンピュータであってもよい。
(センサ)
図2(a)及び(b)は、センサ2が取得する情報を説明する図である。センサ2は、例えば3次元カメラである。3次元カメラは、被見守り者5が居間6aにいるか否か、及び、いる場合におけるその重心位置(頭部の位置でもよい)の3次元座標値を取得する。そして、センサ2は、3次元座標値に基づいて、活動量を求める。図2(a)では、被見守り者5は居間6aにいる。このとき、センサ2は、被見守り者5が居間6aにいることを示す情報“在室”、活動量♭、及び、これらが生成された時刻の年月日時分秒(符号7a)を、ネットワーク4を介して見守り装置1にリアルタイムで送信する。
図2(b)では、被見守り者5は居間6aにいない。このとき、センサ2は、被見守り者5が居間6aにいないことを示す情報“不在”、及び、それが生成された時刻の年月日時分秒(符号7b)を、ネットワーク4を介して見守り装置1にリアルタイムで送信する。
詳細は後記するが、3次元座標値は、センサ2が被見守り者5の活動量を算出するための情報である。センサ2は、被見守り者5が発する熱量、身体の微小な動き等を非接触で測定してもよい。結局、センサ2が取得した情報に基づいて見守り装置1が“在室”、“不在”、活動量及びそれらが取得された時刻を知ることができれば、センサ2は、どのようなものであってもよい。
一般的に、被見守り者5は、自身の映像が親類を含む他者に流出することを嫌う。そこで、センサ2は、仮に被見守り者5の映像を取得できる場合であっても、その映像を見守り装置1に送信しない。送信されるのは、あくまでも、映像以外のデータ(符号7a及び7b)である。
センサ情報取得部21がセンサ2からの情報を取得すると、センサ情報処理部22がその時点で情報を処理して必要な情報を記憶するとともに、端末装置3にその情報を送信する。センサ情報処理部22は、センサ2から“在室”又は“不在”情報を受け取ると、“在室”から“不在”になった時刻、“不在”から“在室”になった時刻を状態情報32に記憶する。つまり、センサ情報処理部22は、“在室”及び“不在”が変化した時点の時刻を記憶する。また、センサ2からの情報が“在室”である場合、センサ情報処理部22は、その時刻および活動量を記憶する。そして、センサ情報処理部22は、後記する見守り者の端末装置3に、“在室”であれば居間にいる旨および活動量を、“不在”であれば居間にいない旨を時刻とともに送信する。なお、センサからの“在室”又は“不在”情報は、以降説明するセンサ情報処理部22が処理した以降は、使用されない。
(センサからの情報)
次に、センサ2からの情報に基づいて如何なることがわかるかを説明する。図3は、センサ2からの情報310の一例を示す図である。センサからは、時刻に関連付けて、被見守り者のID、被見守り者の状態、及び、被見守り者の活動量が送信される。
時刻欄101の時刻は、図2(a)の符号7aの情報又は図2(b)の符号7bの情報をセンサ2が取得した時点の年月日時分秒である。本実施形態では、センサ2は、5分ごとにこれらの情報を取得する。
被見守り者ID欄102の被見守り者IDは、被見守り者を一意に特定する識別子である。図3の例では、説明の単純化のため、“P01”のみが記載されている。しかしながら、見守り装置1は、複数の被見守り者についての処理を同時に実行できる。
状態欄103の状態は、被見守り者5が居間6aにいることを示す“在室”、又は、被見守り者5が居間6aにいないことを示す“不在”のいずれかである。
活動量欄105の活動量は、センサ2が被見守り者の活動状態を計測して数値化した値である。状態が“不在”である活動量欄105には、情報がないことを示す“-”が記載されている。状態が“在室”である活動量欄105のうち、“♭”は、異なる値を省略的に示している。“♭♭”は、その値が通常想定されない異常値であることを示す(詳細後記)。
図3を見ると、以下のことがわかる。
・2018年11月20日00時00分00秒から00時05分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいた。
・00時10分00秒から01時55分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいなかった。この間、被見守り者P01は、寝室6bにいた可能性が高い。
・02時00分00秒から02時10分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいた。この間、被見守り者P01は、一旦目覚めてトイレに行くため居間6aを通過した、又は、寝付くことができず居間にいた可能性が高い。
・02時15分00秒から06時55分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいなかった。この間、被見守り者P01は、寝室6bにいた可能性が高い。
・07時00分00秒から20時55分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいた。
・2018年11月20日21時00分00秒から2018年11月21日13時00分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいなかった。この間、被見守り者P01は、一見寝室6bにいたように見えるが、例えば親類宅へ外出していた可能性が高い。水平の二重線は、日付が改まったことを示す。
・13時05分00秒から13時10分00秒まで、被見守り者P01は、居間6aにいた。
・被見守り者P01は、居間6aにいたとき、何らかの活動をしていた。この活動は、昼間は、居間6aの内部を清掃する、ソファから立ち上がって窓際に進み庭を眺める、窓際からテーブルに進み食事を取る等の動作であり、夜間は、ソファで読書をする、トイレに行くために居間6aを通過する等の動作である可能性が高い。
・2018年11月20日20時50分00秒における活動量は、異常値である。このとき、廊下に寝ていたペットが居間6aに入り込み走り回った、窓から隣人の洗濯物が入り込んだ等の、被見守り者5の活動とは全く無関係の事態が発生した可能性が高い。
これらを知った見守り者は、例えば以下の懸念1~3を抱くに至る。
〈懸念1〉被見守り者5は、一旦寝室6bに行ったものの容易に寝付かれなかったのかもしれない。そうであれば、結局は居間6aで何かをしていたのと同じで、睡眠時間が不足しているはずである。
〈懸念2〉被見守り者5は、夜間誰かの宅に宿泊したのかもしれない。そうであれば、その宅で行儀よく充分睡眠していればよいが、睡眠時間が不足した上に、その宅に迷惑をかけたかもしれない。
〈懸念3〉ある時刻における被見守り者5の活動量が明らかに異常である。この異常値は、何らかの外部要因を取り込んだ結果かもしれない。そうであれば、懸念するに及ばないが、そうでないならば、予想もしない病気の症状が発生しているかもしれない。
前記したような懸念を解消する、又は、解消しないまでも見守り者に過度の懸念を抱かせないようにするのが、本実施形態の見守り装置1の特徴である。
(状態情報)
図4は、センサ情報処理部22がセンサ情報を処理し加工した情報を状態情報32に格納する一例を示す模式図である。状態情報32の垂直の二重線の左側は、センサからの情報310(図3)と同じである。但し、実際に格納されるデータは、被見守り者ID毎に状態が変化した時刻に対応した二重線の右側の欄のデータである。時刻欄101に記憶された時刻に関連付けて、状態(見直し後)欄106には状態(見直し後)が、摘要欄107には摘要が記載されている。状態(見直し後)欄106は、さらに、置き換え後欄106a、第1の見直し後欄106b、第2の見直し後106c及び最終結果欄106dから構成されている。この置き換え後欄106a、第1の見直し後欄106b、第2の見直し後106c及び最終結果欄106dが、時刻とともに見守り者の端末装置3に送信される情報である。
“状態(見直し後)”という語における“見直し後”は、“状態(初期値)”という語における“初期値”と対になっている。しかしながら、以降では表現の煩雑さを避けるために、誤解を招かない限り、“状態(見直し後)”という語における“(見直し後)”を省略する。なお、“見直す”とは、ある情報を削除して他の情報に置き換えること、又は、ある情報を他の情報に修正、補正することを意味する。見守り装置1は、置き換え(ユーザ向けの語への単純変換)、第1の見直し及び第2の見直し(不在の意味を反映した修正)を実行することによって、特に夜間の“不在”から“睡眠”として評価し得るものを抽出する。
(置き換え)
置き換え後欄106aの状態は、“居間にいます(活動量#)”又は“居間にいません”のいずれかである。見守り装置1のセンサ情報処理部22は、以下の規則1及び2に従って、状態(初期値)欄103の状態(初期値)を置き換えている。“#”は、異なる値を省略的に示している。
〈規則1〉状態(初期値)が“不在”である場合、センサ情報処理部22は、それを“居間にいません”に置き換える。
〈規則2〉状態(初期値)が“在室”である場合、センサ情報処理部22は、活動量を取得する。そして、センサ情報処理部22は、取得した活動量を活動レベル情報33(図6として後記)に適用して、対応する活動区分を取得する。ここで取得される活動区分は、“少”、“中”又は“多”のいずれかである。センサ情報処理部22は、取得した活動区分に応じて、“居間にいます(活動量少)”、“居間にいます(活動量中)”又は “居間にいます(活動量多)”のいずれかを置き換え後の状態として分類する。つまり、図4の“居間にいます(活動量#)”は、これら3種類の状態を省略的かつ代表的に示している。
(第1の見直し)
第1の見直し後欄106bの状態は、“睡眠”、“居間にいます(活動量#)”又は“居間にいません”のいずれかである。なお、見直し後欄106bの空白は、“同左”を示す(詳細後記)。センサ情報処理部22は、以下の規則11及び12に従って、置き換え後欄106aの状態を見直している。
〈規則11〉センサ情報処理部22は、センサ2から送られてきた情報が“不在”であり、かつ、時刻が夜間運用時間帯(当日18時00分から翌日4時00分まで)に含まれるか否かを判断する。判断の結果が“Yes”であれば、センサ情報処理部22は、さらに以下の場合分けを行う。
センサ情報処理部22は、夜間運用時間帯にセンサ2からの情報である“在室”が“不在”に変化した場合、その時刻を記憶する。この変化以降、“在室”ではなく“不在”が所定の回数(例えば、12回1時間)連続して送信された場合、センサ情報処理部22は、連続している“居間にいません”をすべて“睡眠”に見直す。つまり、センサ情報処理部22は、夜間居間にいなかったという事実を健康にとって前向きな“睡眠”に一旦擬制する。
すなわち、夜間運用時間帯に“在室”が送信され、それ以降に“在室”ではなく“不在”に変化した場合、センサ情報処理部22は、その時刻を記憶する。その後、“不在”が所定の回数(例えば、12回1時間)連続して送信された場合(カウンタでカウントする)、センサ情報処理部22は、その記憶した時刻に関連付けて“睡眠フラグ”を立てる。そして、センサ情報処理部22は、睡眠フラグ以降の“居間にいません”をすべて“睡眠”と判断する。この場合、センサ情報処理部22は、睡眠フラグを立てた時刻以降の“居間にいません”という情報自体を削除し、睡眠フラグを立てた時刻以降の“居間にいません”を“睡眠”に見直すとともに、端末装置3の表示を“居間にいません”から“睡眠”に書き換える。
それ以外の場合、センサ情報処理部22は、“居間にいません”をそのまま第1の見直し後の状態として維持する。
なお、前記した例では、センサ情報処理部22は、“不在”が所定回数続いたときに睡眠フラグを変化時刻に立てた。しかしながら、センサ情報処理部22は、変化した時点で睡眠フラグ及びこの睡眠フラグを無効にするフラグを立て、“不在”が所定回数連続したときに睡眠フラグを無効にするフラグを消して睡眠フラグを有効にするようにしても構わない。
〈規則12〉センサ情報処理部22は、睡眠フラグが立っており、夜間運用時間帯を経過した時間帯である中間時間帯(4:00から12:00まで)にセンサ2からの情報が“不在”から”在室”に変化した場合、“起床”と判断(108e)し、その時刻を記録するとともに、端末装置3にその旨を送信する。当該規則は、状態“睡眠”の開始及び終了を明らかにするためのものである。
なお、図4の第1の見直し後欄106bにおいては、そのまま維持された“居間にいます(活動量#)”の記載を省略している。これは、“居間にいます(活動量#)”は、昼間又は夜間のいずれであるかにかかわらず、居間にいたという事実をその通りに解釈するためであり、センサ情報処理部22は、“居間にいます(活動量#)”については見直しを行わない。第1の見直し後欄106bにおける空白は“同左”を意味する(第2の見直し後欄106cについても同様)。
(第2の見直し)
第2の見直し後欄106cの状態は、“睡眠”、“居間にいます(活動量#)”、“居間にいません”、“睡眠開始(就寝)”及び“睡眠終了(起床)”のうちのいずれかである(空白は、“同左”を示す)。センサ情報処理部22は、以下の規則21~24に従って、第1の見直し後欄106bの状態を見直している。
〈規則21〉センサ情報処理部22は、センサ2から送られてきた情報が“在室”であり、これに付随して送られてきた活動量が“♭♭”であった場合、“居間にいます(活動量#)”ではなく“居間にいません”に見直す(108f)。つまり、見守り者に対して不要な懸念を与えないように、その異常値は無視できることを明確にする。
〈規則22〉睡眠フラグが立っている状態で、かつ、夜間運用時間帯に、センサ2から、“在室”が送られ、この“在室”が所定の回数(例えば、3回15分)以上連続した場合、センサ情報処理部22は、“居間にいます(活動量#)”の前の“睡眠”を“居間にいません”に見直す(108a~108c)。センサ情報処理部22は、睡眠フラグをそのまま残しておき、その睡眠フラグが無効であることを示すフラグを立てる。センサ情報処理部22は、このとき端末装置3の表示も“睡眠”から“居間にいません”に書き換える。
なお、“在室”が所定の回数未満であった場合、センサ情報処理部22は、無効フラグを立てずに“睡眠”を継続させる。センサ情報処理部22は、短時間の“在室”であるのでまたすぐに寝るつもりであると判断して、“睡眠”状態を継続する。ただし、センサ情報処理部22は、端末装置3には、“睡眠”とともに“居間にいます(活動量#)”を表示する。また、センサ情報処理部22は、後記するように、この短時間の“在室”も月間睡眠時間や週間睡眠時間に算入する。
その後、センサ情報処理部22は、規則11の判定を行い、再び“睡眠”と判定し、かつ、被見守り者が“第1睡眠”及び“第2睡眠”をしたと思われる場合、第2睡眠のみを睡眠として評価する。
なお、“睡眠”の群が3つ以上ある場合については、図5において後記する。
〈規則23〉センサ情報処理部22は、規則11に従って、夜間運用時間帯に入った後に“睡眠”と判定され、その後“在室”が発生することがなかった結果、翌日の12時00分までに起床したと判断されなかった場合、その間の“睡眠”を“居間にいません”に見直す(108g~108j)。つまり、センサ情報処理部22は、被見守り者が夜間外出したと思われる場合、それを“睡眠”として評価しない。
〈規則24〉規則21~23に従う処理の後、第1睡眠が睡眠として評価されなかった場合、センサ情報処理部22は、第1の見直し後欄106bにおける連続する“睡眠”のうち、2回目の睡眠フラグが立った時刻の“睡眠”を“睡眠開始(就寝)”に見直す(108d)。一方、規則21~23に従う処理の後、第1睡眠が睡眠として評価された場合、センサ情報処理部22は、第1の見直し後欄106bにおける連続する“睡眠”のうち、1回目の睡眠フラグが立った時刻の“睡眠”を“睡眠開始(就寝)”に見直す(図示せず)。
(最終結果)
センサ情報処理部22は、置き換え、第1の見直し及び第2の見直しを実行した後、最終の状態を最終結果として欄106dに記憶する。摘要欄107は、専ら発明理解のために被見守り者の動作等を記載したものであり、見守り装置1が生成するデータではない。
(第2の見直しの補足説明)
図5は、第2の見直しをさらに説明する概念図である。図5の横軸は、時間(時刻)である。そのうち、当日18時00分から翌日4時00分までが夜間運用時間帯である。網掛けの長方形は、その時刻の状態(初期値)が居間6aにいた“在室”であることを示し、“在室帯”と呼ばれる。白抜きの長方形は、その時刻の状態(初期値)が居間6aにいなかった“不在”であることを示し、“不在帯”と呼ばれる。在室帯の横幅は、図4において状態(初期値)である“在室”が、縦方向に連続して並ぶ個数を示している。不在帯の横幅は、図4において状態(初期値)である“不在”が、縦方向に連続して並ぶ個数を示している。
不在帯の中には“睡眠→睡眠”又は“睡眠→居間にいません”が記載されている。“→”の前は、第1の見直し後の状態であり、“→”の後は、第2の見直し後の状態である。なお、図示しないが、夜間運用時間帯以外の時間帯において不在帯が出現した場合、その不在帯は“居間にいません”を維持する(見直しの対象にならない)。以降、夜間における第2の見直しの例を5つの代表的なパタンにわけて説明する。
〈パタン1〉不在帯41a、41b及び41cが、在室帯42a及び42bを挟んでいる。実際にはセンサ情報処理部22は、“在室”が15分以上連続しなかったことを以って41aの“睡眠”を維持する。ここでは、説明を分かりやすくするため“挟む”と表現した(以下、同様)。そして、在室帯42a及び42bの横幅は、いずれも所定の閾値(例えば15分)未満である。このとき、センサ情報処理部22は、不在帯41a、41b及び41cについて“睡眠”を維持する。なお、不在帯41aの直ぐ左側、及び、不在帯41cの直ぐ右側にも在室帯が存在する。これは、睡眠と判定する条件として必要となる在室帯を表している(以降のパタン2~4においても同様)。
〈パタン2〉不在帯43a、43b及び43cが、在室帯44a及び44bを挟んでいる。そして、在室帯44aの横幅は所定の閾値以上であり、在室帯44bの横幅は所定の閾値未満である。このとき、センサ情報処理部22は、不在帯43b及び43cについて“睡眠”を維持し、不在帯43aについて、“睡眠”を“居間にいません”に見直す。
〈パタン3〉不在帯45a、45b及び45cが、在室帯46a及び46bを挟んでいる。そして、在室帯46aの横幅は所定の閾値未満であり、在室帯46bの横幅は所定の閾値以上である。このとき、センサ情報処理部22は、不在帯45cについて“睡眠”を維持し、不在帯45a及び45bについて、“睡眠”を“居間にいません”に見直す。
〈パタン4〉不在帯47の左端は18時00分の後にあり、右端は4時00分の後12時00分の前にある。このとき、センサ情報処理部22は、不在帯47について“睡眠”を維持する。極端に長い不在帯の例をパタン4として示したが、18時00分の後に始まりそのまま翌朝4時00分を超えた不在帯は、その中に“睡眠→睡眠”が記載される(不在帯41c、43c及び45cも同様)。
〈パタン5〉不在帯48の左端は18時00分の後にあり、右端は12時00分の後にある。このとき、センサ情報処理部22は、不在帯48について“睡眠”を“居間にいません”に見直す。なお、不在帯48の直ぐ左側にも在室帯が存在する。これは、睡眠と思われる状態の開始を夜間運用時間帯における“在室”の直後から連続して12回“不在”があった場合、“不在”に変化した時刻を睡眠の開始としたためである。一方不在帯48の直ぐ右側には在室帯は存在しない。これは、現時点で在室が確認されていないことを意味する。
(活動レベル情報)
図6は、活動レベル情報33の一例を示す図である。活動レベル33においては、活動レベル欄111に記憶された活動レベルに関連付けて、活動区分欄112には活動区分が、状態欄113には状態が、活動量欄114には活動量が記憶されている。
活動レベル欄111の活動レベルは、活動量の水準を一意に特定する識別子である。因みに活動レベル“0”は、状態“不在”に対応する。その他の活動レベルは、2桁の数字であり、十の位の数字“1”、“2”及び“3”は、それぞれ、活動区分“少”、“中”及び“多”に対応している。一の位の数字“1”~“8”は、それぞれの活動区分において活動量を小さい順にならべた順番を示す。
状態欄113の状態は、図3の状態と同じである。
活動量欄114の活動量は、図3の活動量と同じであるが、ここでは具体的な数値である。ユーザは、活動量の種類(移動距離、発熱量等)を任意に選択することができる。ここでの活動量の値は、“上から下に向かって活動量が徐々に大きくなる”ということを示すに過ぎない。“在室”が送られてきた時刻に対応付けて活動量が記憶される。
(現在状態表示処理手順)
図7は、現在状態表示処理手順のフローチャートである。説明の途中で、適宜図9及び図10を参照する。
ステップS201において、見守り装置1のセンサ情報取得部21は、現在のセンサ情報を取得する。具体的には、センサ情報取得部21は、センサからの情報310(図3)の最新の状態を取得する。
ステップS202において、センサ情報取得部21は、活動区分を取得する。具体的には、センサ情報取得部21は、ステップS201において取得した状態及び活動量に基づき、活動レベル情報33(図6)から対応する活動区分を取得する。ステップS201において取得した状態が“不在”である場合、センサ情報取得部21は、“不在”が連続している期間(“不在時間”と呼ぶ)を計測するため、“不在”情報が受信されるたびにカウントアップする。
ステップS203において、見守り装置1のセンサ情報処理部22は、見守り者の端末装置3に“現在の様子”画面51(図9、符号51a~51d)を表示する。具体的には、第1に、センサ情報処理部22は、状態、活動量、活動区分及び不在時間に基づき、“現在の様子”画面51を生成する。ステップS201において取得した状態が“在室”である場合の例が、“現在の様子”画面51a~51cである。“現在の様子”画面51a~51cは、“在室”欄52a~52cを有する。さらに、“現在の様子”画面51a~51cは、居間を背景とし被見守り者の動作の様子を示すアイコン55a~55c及び活動量を示すグラフ56a~56cを有していてもよい。
例えば、“現在の様子”画面51aは、被見守り者が居間に座っているアイコン55aによって、被見守り者の活動量が“少”であることを表している。同様に“現在の様子”画面51bは、被見守り者が居間の床上に立っているアイコン55bによって、被見守り者の活動量が“中”であることを表している。“現在の様子”画面51cは、被見守り者が居間内を歩行しているアイコン55cによって、被見守り者の活動量が“多”であることを表している。
ステップS201において取得した状態が“不在”である場合の例が、“現在の様子”画面51dである。“現在の様子”画面51dは、“不在”欄52d、及び、不在時間欄54を有する。さらに、“現在の様子”画面51dは、活動量(“0”)を示すグラフ56dを有していてもよい。そして“現在の様子”画面51dは、被見守り者を示すアイコンを表示しないことによって、被見守り者が居間にいないことを表している。
第2に、センサ情報処理部22は、生成した“現在の様子”画面51として表示させるためのデータを端末装置3に送信し、表示させる。
ステップS204において、センサ情報処理部22は、活動量を集計する。具体的には、センサ情報処理部22は、センサからの情報310(図3)を用いて、日次、週次及び月次の活動量を集計する。
ステップS205において、センサ情報処理部22は、活動量画面61(図10)を表示する。具体的には、第1に、センサ情報処理部22は、日次の活動量、週次の活動量及び月次の活動量を用いて、それぞれ日次の活動量画面61a、週次の活動量画面61b及び月次の活動量画面61cを生成する。活動量画面61a~61cは、活動量を時系列で示した折れ線グラフ62a~62cを有する。
第2に、センサ情報処理部22は、見守り者の選択に応じて、生成した活動量画面61a~61cとして表示させるためのデータを端末装置3に送信し、表示させる。
その後、現在状態表示処理手順を終了する。
(生活リズム・睡眠時間表示処理手順)
図8は、生活リズム・睡眠時間表示処理手順のフローチャートである。説明の途中で、適宜図11及び図12を参照する。
ステップS301において、見守り装置1のセンサ情報取得部21は、センサ2から送信されたセンサ情報を取得する。センサ情報取得部21は、取得した情報が前回の状態から変化した場合、その時刻を記憶する。センサ情報取得部21は、“在室”に変化した場合はその時刻に関連付けて活動量を記憶する。センサ情報取得部21は、“不在”に変化した場合、“不在”が送られてくるたびにカウントアップする。
ステップS302において、見守り装置1のセンサ情報処理部22は、状態情報32(図4)を作成する。具体的には、センサ情報処理部22は、ステップS301において取得したセンサ情報に状態欄106(当初は空欄である)を追加し、時刻と対応付けた状態情報32とする。
ステップS303において、センサ情報処理部22は、センサ2からの情報が送信されてくるたびに置き換えを実行する。具体的には、センサ情報処理部22は、前記したように規則1及び2に従って置き換えを実行する。この段階で状態情報32の置き換え後欄106aが埋まる。ここでは、センサ情報処理部22は、“不在”を“居間にいません”に、“在室”を“居間にいます(活動量#)”に、それぞれ置き換える。
ステップS304において、センサ情報処理部22は、前記した所定の条件が揃ったときに、第1の見直しを実行する。具体的には、センサ情報処理部22は、前記したように規則11~13に従って第1の見直しを実行する。この段階で状態情報32の第1の見直し後欄106bが(“同左”を意味する空白も含めて)埋まる。ここでは、センサ情報処理部22は、睡眠フラグに注目し、“居間にいません”の一部を“睡眠”に見直す。
ステップS305において、センサ情報処理部22は、第1の見直しと同様に所定の条件が揃ったときに、第2の見直しを実行する。具体的には、センサ情報処理部22は、前記したように規則21~24に従って第2の見直しを実行する。ここでは、センサ情報処理部22は、無効化(詳細後記)された睡眠フラグに注目し、“睡眠”の一部を“睡眠”に再度見直す。この段階で状態情報32の第2の見直し後欄106cが(“同左”を意味する空白も含めて)埋まる。
ステップS306において、センサ情報処理部22は、最終結果を決定する。具体的には、センサ情報処理部22は、前記したように最終結果を記憶する。この段階で状態情報32の最終結果欄106dが埋まる。
ステップS307において、センサ情報処理部22は、見守り者の端末装置3に生活リズム画面71(図11)を表示するためのデータを生成する。具体的には、センサ情報処理部22は、ステップS306において記憶した最終結果に基づき、生活リズムデータを生成する。端末装置3の生活リズム画面71は、最終結果の状態(“睡眠”、“居間にいます(活動量#)”、“居間にいません”)ごとに直近の1日を色分けした時系列の帯グラフ72を有している。センサ情報処理部22は、過去の帯グラフを日次73a、週次73b及び月次73cで生成することもできる。
ステップS308において、センサ情報処理部22は、端末装置3に睡眠時間画面81(図12)を表示するためのデータを生成する。具体的には、センサ情報処理部22は、ステップS306において記憶した最終結果(“睡眠開始(就寝)”及び“睡眠終了(起床)”)に基づき、睡眠時間データを生成する。端末装置3の睡眠時間画面81は、本日(前夜)の睡眠時間を示す欄82、並びに、前日以前の数日間の睡眠時間及びその時間帯を示すグラフ83を有している。なお、グラフ83は、縦方向に長くスクロールして視認するべきものである。センサ情報処理部22は、グラフ83を日次、週次及び月次で生成することもできる。
なお、センサ情報処理部22は、ステップS307及びS308のタイミングで生活リズム画面や睡眠時間画面を端末装置3に送信するのではなく、第1の見直しや第2の見直しを行ったタイミングで、端末装置3に表示されている画面を書き換えてもよい。つまり、センサ情報処理部22が画面を作成するのではなく、見守り装置1から送られてきた情報に基づいて端末装置3側が画面を逐次生成してもよい。
その後、生活リズム・睡眠時間表示処理手順を終了する。
見守り者が例えばある日の19時00分から翌日の11時30分までの間に、数回“現在の様子”画面を見た結果、その間被見守りの状態が継続して“睡眠”であったとする。しかしながら、翌日の12時00分を過ぎた時刻に見守り者が生活リズム画面を見た結果、前日の19時00分から現在までの間被見守りの状態が実は継続して“居間にいません”であったことが判明することがある。これは、図5のパタン5に相当する。見守り装置1のセンサ情報処理部22は、“睡眠→居間にいません”の見直しを実行した時点で、端末装置3に以下のようなメッセージを送信したうえで表示させてもよい。メッセージの例は、“睡眠中であると報告していましたが、居間にいなかったことが判明しました”である。
次に、端末装置3について簡単に説明する。端末装置3には図9乃至図12に示す図やグラフが表示されるが、見守り装置1からこれら図表が、例えば、5分毎に送信されると、受信に時間がかかる等の問題が発生する。本実施形態は、見守りサービスを受けるときに見守り装置1から送信されるデータに基づいて表示する複数のフォーマットをダウンロードすることで、データの受信のみで表示を可能としている。
見守り者が図示しない更新ボタンを押すことで、図やグラフが更新される。
(本実施形態の効果)
本実施形態の見守り装置の効果は以下の通りである。
(1)見守り装置は、被見守り者が夜間居間にいない期間のうち、真に睡眠していると思われる時間帯を抽出できる。
(2)見守り装置は、被見守り者の活動量をその水準ごとに区分して取得できる。
(3)見守り装置は、被見守り者が夜間第1睡眠及び第2睡眠をした場合の第1睡眠の期間を睡眠中と判断することを回避できる。
(4)見守り装置は、被見守り者が夜間外出していたと思われる期間を睡眠中と判断することを回避できる。
(5)見守り装置は、見守り者が被見守り者の睡眠時間又は活動量を日次、週次及び月次で視認することを可能にする。
(6)見守り装置は、見守り者の1日における動きの推移を視認することを可能にする。
(7)見守り装置は、“睡眠→居間にいません”の見直しを行ったことを見守り者に通知できる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 見守り装置
2 センサ
3 端末装置
4 ネットワーク
5 被見守り者
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 センサ情報取得部
22 センサ情報処理部
32 状態情報
33 活動レベル情報
301 センサからの情報

Claims (9)

  1. 被見守り者の住居の居間に備え付けられたセンサから、前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報又は前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報を受信するセンサ情報取得部と、
    前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報のうち前記センサが夜間に取得したものを、前記被見守り者が睡眠していることを示す情報に見直し、
    前記被見守り者が睡眠していることを示す情報のうち所定の条件を満たすものを、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直すセンサ情報処理部と、
    を備えることを特徴とする見守り装置。
  2. 前記センサ情報取得部は、
    前記センサから前記被見守り者の活動量を取得し、又は、前記センサから取得した任意の情報に基づき前記被見守り者の活動量を算出し、
    前記センサ情報処理部は、
    前記活動量に基づき前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報を、複数の区分に分類すること、
    を特徴とする請求項1に記載の見守り装置。
  3. 前記センサ情報処理部は、
    前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報が、前記被見守り者が睡眠していることを示す情報の後に時系列で連続しており、かつ、当該被見守り者が前記居間にいることを示す情報の時間幅が所定の閾値以上である場合、
    当該被見守り者が睡眠していることを示す情報を、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直すこと、
    を特徴とする請求項2に記載の見守り装置。
  4. 前記センサ情報処理部は、
    前記被見守り者が睡眠していることを示す情報が、前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報を挟むことなく所定の時刻まで時系列で連続している場合、
    当該被見守り者が睡眠していることを示す情報を、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直すこと、
    を特徴とする請求項3に記載の見守り装置。
  5. 前記センサ情報処理部は、
    前記被見守り者の睡眠時間又は活動量を日次、週次又は月次で集計し、見守り者が操作する端末装置に集計結果を表示させること、
    を特徴とする請求項4に記載の見守り装置。
  6. 前記センサ情報処理部は、
    1日のうち、前記被見守り者が前記居間にいた期間を前記区分ごとに前記端末装置に表示させるとともに、1日のうち、前記被見守り者が前記居間にいなかった期間、及び、睡眠していた期間を前記端末装置に表示させること、
    を特徴とする請求項5に記載の見守り装置。
  7. 前記センサ情報処理部は、
    前記被見守り者が睡眠していることを示す情報のうち所定の条件を満たすものを、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直したことを前記端末装置に表示させること、
    を特徴とする請求項6に記載の見守り装置。
  8. 見守り装置のセンサ情報取得部は、
    被見守り者の住居の居間に備え付けられたセンサから、前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報又は前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報を受信し、
    前記見守り装置のセンサ情報処理部は、
    前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報のうち前記センサが夜間に取得したものを、前記被見守り者が睡眠していることを示す情報に見直し、
    前記被見守り者が睡眠していることを示す情報のうち所定の条件を満たすものを、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直すこと、
    を特徴とする見守り装置の見守り方法。
  9. 見守り装置のセンサ情報取得部に対し、
    被見守り者の住居の居間に備え付けられたセンサから、前記被見守り者が前記居間にいることを示す情報又は前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報を受信する処理を実行させ、
    前記見守り装置のセンサ情報処理部に対し、
    前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報のうち前記センサが夜間に取得したものを、前記被見守り者が睡眠していることを示す情報に見直し、
    前記被見守り者が睡眠していることを示す情報のうち所定の条件を満たすものを、前記被見守り者が前記居間にいないことを示す情報に再度見直す処理を実行させる、
    見守り装置を機能させるための見守りプログラム。
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