JP7273988B2 - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム Download PDF

Info

Publication number
JP7273988B2
JP7273988B2 JP2021555949A JP2021555949A JP7273988B2 JP 7273988 B2 JP7273988 B2 JP 7273988B2 JP 2021555949 A JP2021555949 A JP 2021555949A JP 2021555949 A JP2021555949 A JP 2021555949A JP 7273988 B2 JP7273988 B2 JP 7273988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
observation
mode
display
image
observation mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021555949A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2021095417A5 (ja
JPWO2021095417A1 (ja
Inventor
弘亮 岩根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Publication of JPWO2021095417A1 publication Critical patent/JPWO2021095417A1/ja
Publication of JPWO2021095417A5 publication Critical patent/JPWO2021095417A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7273988B2 publication Critical patent/JP7273988B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0655Control therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00004Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing
    • A61B1/00009Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing of image signals during a use of endoscope
    • A61B1/000095Operational features of endoscopes characterised by electronic signal processing of image signals during a use of endoscope for image enhancement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/045Control thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00002Operational features of endoscopes
    • A61B1/00043Operational features of endoscopes provided with output arrangements
    • A61B1/00045Display arrangement
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00066Proximal part of endoscope body, e.g. handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0653Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements with wavelength conversion

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、複数の観察モードを備える内視鏡システムに関する。
医療分野においては、光源装置、内視鏡、及びプロセッサ装置を備える内視鏡システムを用いて診断することが一般的になっている。近年では、照明光として白色光を用いて観察対象を撮像し、観察対象を自然な色合いで観察可能な画像を取得及び表示する通常観察モードだけでなく、観察対象に照射する照明光の波長を工夫したり、観察対象を撮像して得た画像信号に分光推定処理等の信号処理を施したりすることによって、粘膜表層の微細な変化、または血管や腺管等の特定の組織や構造を強調した観察画像等を表示する特殊観察モードを備えた内視鏡システムが利用されている。観察者は、これらの複数の観察モードを切り替えて、異なる種類の画像を表示して比較することにより、病変のスクリーニングまたは診断を可能とし、より確実なものとしている。例えば、色調を変化させた複数の特殊観察モードの画像を比較することにより、胃などの病変部分において、癌とそれ以外の部分を表示画面上の色により識別できる可能性がある。
通常観察モードおよび特殊観察モード等を含む観察モードの切替は、一般的に、内視鏡に付属している押しボタン形式の自動復帰型スイッチ(モーメンタリスイッチ)により行われている。観察者により上記の押しボタンが1回押されるたびに、特定の順番で観察モードが移行し、これに応じてディスプレイに表示される画像も移行する。このように、観察者は、内視鏡の操作中であっても、複数の観察モードによる表示画像を、特定の順で切り替えることができる。これにより、異なる種類の画像を比較することができる。
特許文献1は、複数の観察モードを有する内視鏡システムにおいて、異なる観察モードへの移行と元の観察モードへの復帰とを、1回のスイッチ操作により簡便に行うことができる内視鏡システムを開示する。これにより、3種類の観察モードの間を1回の操作により移行することができる。
国際公開第2019/163471号
複数の観察モードを有する内視鏡システムでは、観察モードを切り替えて表示画像を比較することにより、スクリーニング又は診断等に有用な情報が得られる。高度かつより正確なスクリーニング又は診断等を行うために、観察の目的等に応じて、多くの観察モードの観察画像から選択される複数の観察画像を見比べることが好ましい場合がある。また、見比べる観察画像においては、異なる部分又は特徴部分等が認識しやすいことが好ましい。したがって、関連する観察モードを含む複数の観察モードの切替を柔軟かつ簡便に行うことができる内視鏡システムが望まれる。
本発明は、複数の観察モードを備え、関連する観察モードを含む複数の観察モードの切替を、柔軟かつ簡便に行うことができる内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明の内視鏡システムは、プロセッサを備える。プロセッサは、複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、各観察モードでは観察画像を特定の表示態様にてディスプレイに表示し、第1操作に従って、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行う。特定の表示態様には、複数の観察画像を自動で切り替えてディスプレイに表示する自動切替表示態様と、観察画像をディスプレイに連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、特定のメイン観察モードで表示する観察画像と、サブ観察モードで表示する観察画像とは、ベース色調が同じである。
特定のメイン観察モードでは、自動切替表示態様で観察画像をディスプレイに表示し、サブ観察モードでは、連続表示態様で観察画像をディスプレイに表示することが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイに表示する第1ab観察モードであり、サブ観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第1a観察モード、又は、第1ベース色調の第1b画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第1b観察モードのいずれかであることが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像とを自動切替表示態様でディスプレイに表示する第2ab観察モードであり、サブ観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第2b観察モードのいずれかであることが好ましい。
特定のメイン観察モードでは、連続表示態様で観察画像をディスプレイに表示し、サブ観察モードでは、自動切替表示態様で観察画像をディスプレイに表示することが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第1a観察モード、又は、第1ベース色調の第1b画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第1b観察モードのいずれか一方であり、サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイに表示する第1ab観察モードであることが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第1観察モードであり、サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイに表示する第1ab観察モードであることが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を連続表示態様でディスプレイに表示する第2b観察モードのいずれか一方であり、サブ観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像を自動切替表示態様でディスプレイに表示する第2ab観察モードであることが好ましい。
特定のメイン観察モードは複数であることが好ましい。
特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の画像をディスプレイに表示する特定のメイン観察モードと、第2ベース色調の画像をディスプレイに表示する特定のメイン観察モードとを、それぞれ少なくとも1つ含むことが好ましい。
第1操作又は第2操作の両方を行う特定操作部を備えることが好ましい。
第1操作は特定操作部を一定時間未満で押下する単押し操作であり、第2操作は特定操作部を一定時間以上で押下する長押操作又は特定操作部の押下を解除する長押解除操作であることが好ましい。
第1操作を行う第1操作部と、第2操作を行う第2操作部とを備えることが好ましい。
本発明の内視鏡システムによれば、複数の観察モードを備え、関連する観察モードを含む複数の観察モードの切替を、柔軟かつ簡便に行うことができる。
内視鏡システムの外観図である。 内視鏡操作部の外観図である。 内視鏡システムの機能を示すブロック図である。 通常光のスペクトルを示すグラフである。 第1照明光のスペクトルを示すグラフである。 第2照明光のスペクトルを示すグラフである。 フレーム及び第1照明光と第2照明光との発光期間を説明する説明図である。 第3照明光のスペクトルを示すグラフである。 第4照明光のスペクトルを示すグラフである。 フレーム及び第3照明光と第4照明光との発光期間を説明する説明図である。 撮像センサが備えるカラーフィルタを説明する説明図である。 中央制御部の機能を示すブロック図である。 モード切替制御部の機能を示すブロック図である。 観察モードの流れの第1パターンを説明する説明図である。 第1パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図16(A)は、観察モードの流れの第2パターンを説明する説明図であり、図16(B)は、第2パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 観察モードの流れの第3パターンを説明する説明図である。 第3パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図19(A)は、観察モードの流れの第4パターンを説明する説明図であり、図19(B)は、第4パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図20(A)は、観察モードの流れの第5パターンを説明する説明図であり、図20(B)は、第5パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 観察モードの流れの第6パターンを説明する説明図である。 第6パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図23(A)は、観察モードの流れの第7パターンを説明する説明図であり、図23(B)は、第7パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図24(A)は、観察モードの流れの第8パターンを説明する説明図であり、図24(B)は、第8パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 図25(A)は、観察モードの流れの第9パターンを説明する説明図であり、図25(B)は、第9パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 観察モードの流れの第10パターンを説明する説明図である。 第10パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。 観察モードの流れの第11パターンを説明する説明図である。 第11パターンにおける操作と観察モードとの関係を説明する説明図である。
図1において、内視鏡システム10は、内視鏡12と、光源装置14と、プロセッサ装置16と、ディスプレイ18と、コンソール19とを有する。内視鏡12は、光源装置14と光学的に接続され、且つ、プロセッサ装置16と電気的に接続される。内視鏡12は、観察対象の体内に挿入される挿入部12aと、挿入部12aの基端部分に設けられた操作部12bと、挿入部12aの先端側に設けられた湾曲部12c及び先端部12dとを有している。湾曲部12cは、操作部12bのアングルノブ12e(図2参照)を操作することにより湾曲動作する。先端部12dは、湾曲部12cの湾曲動作によって所望の方向に向けられる。
図2に示すように、操作部12bには、アングルノブ12eの他、観察モードの切替操作に用いるモード切替スイッチ12gと、内視鏡画像の拡大・縮小を指示するズーム操作部12hとが設けられている。観察モードの切替操作には、モード切替補助スイッチ12fを用いる場合がある。なお、観察モードの切替操作は、モード切替スイッチ12g又はモード切替補助スイッチ12fのスコープスイッチの他、コンソール19、又はフットスイッチ(図示しない)等を用いた操作を切替操作としてもよい。
内視鏡システム10は、複数の観察モードを備える。複数の観察モードが含む各観察モードは、特定の種類の観察画像をディスプレイ18に表示する。各観察モードは、モード切替スイッチ12g、又はモード切替補助スイッチ12f等を用いて、第1操作と、第1操作と異なる第2操作により切替処理がなされる。第1操作と第2操作とでは、切替処理が異なる。したがって、ある観察モードにより観察している際に、第1操作を行う場合と第2操作を行う場合とで、切替後の観察モードが異なる場合がある。切替処理については後述する。
各観察モードは、表示する特定の種類の観察画像のベース色調により、観察モード群を構成する。内視鏡システム10は、第1の観察モード群と第2の観察モード群とを備える。すなわち、第1の観察モード群に含まれる複数の観察モードにおけるそれぞれの観察画像は、すべてベース色調が同じであり、このベース色調を第1ベース色調とする。また、第2の観察モード群に含まれる複数の観察モードにおけるそれぞれの観察画像は、すべてベース色調が同じであり、このベース色調を第2ベース色調とする。ベース色調とは、観察画像においてベースとなる色調である。異なる観察画像であってもベース色調が同じである場合は、見比べた場合に全体の色調が大きく異なることがなく、ベース色調以外の部分の違いを認識しやすい。ベース色調は、例えば、観察画像に占める面積の割合が多い色調である。
内視鏡システム10において、第1の観察モード群は、第1観察モード、第1a観察モード、第1b観察モード、及び第1ab観察モードを含む。第1観察モード、第1a観察モード、及び第1b観察モードでは、観察画像を連続で表示する連続表示態様にて観察画像をディスプレイ18に表示する。第1ab観察モードは、第1a観察モードと第1b観察モードとを、自動で切り替える観察モードである。第1ab観察モードでは、観察画像を自動で切り替えてディスプレイ18に表示する自動切替表示態様にて観察画像をディスプレイ18に表示する。これらの観察モードは、いずれも観察画像のベース色調として第1ベース色調を有する。したがって、第1観察モード、第1a観察モード、第1b観察モード、及び第1ab観察モードにおける観察画像は、いずれもベース色調が第1ベース色調であり、同じベース色調を有する。第1の観察モード群に分類される観察モードは、自然な色合いの観察画像をディスプレイ18に表示する。
また、第2の観察モード群は、第2a観察モード、第2b観察モード、及び第2ab観察モードを含む。第2a観察モード、及び第2b観察モードでは、観察画像を連続で表示する連続表示態様にて観察画像をディスプレイ18に表示する。第2ab観察モードは、第2a観察モードと第2b観察モードとを、自動で切り替える観察モードである。第2ab観察モードでは、観察画像を自動で切り替えてディスプレイ18に表示する自動切替表示態様にて観察画像をディスプレイ18に表示する。これらの観察モードは、いずれも観察画像のベース色調として第2ベース色調を有する、したがって、第2a観察モード、第2b観察モード、及び第2ab観察モードにおける観察画像は、いずれもベース色調が第2べース色調であり、同じベース色調を有する。第2の観察モード群に分類される観察モードは、特定の構造を強調した観察画像をディスプレイ18に表示する。
プロセッサ装置16は、ディスプレイ18及びコンソール19と電気的に接続される。ディスプレイ18は、観察画像や、観察画像に付帯する情報などを出力表示する、表示部の一例である。コンソール19は、機能設定などの入力操作を受け付けるユーザインタフェースとして機能する。なお、プロセッサ装置16には、画像や画像情報などを記録する外付けの記録部(図示省略)を接続してもよい。
図3に示すように、光源装置14は、光源部20と、光源制御部22と、光路結合部24と、発光期間設定部26とを有している。光源部20は、V-LED(Violet Light Emitting Diode)20a、B-LED(Blue Light Emitting Diode)20b、G-LED(Green Light Emitting Diode)20c、R-LED(Red Light Emitting Diode)20dの4色のLED20a~20dを有している。光源制御部22は、LED20a~20dの駆動を制御する。光路結合部24は、4色のLED20a~20dから発せられる4色の光の光路を結合する。光路結合部24で結合された光は、挿入部12a内に挿通されたライトガイド41及び照明レンズ45を介して、被検体内に照射される。なお、LEDの代わりに、LD(Laser Diode)を用いてもよい。発光期間設定部26は、複数の照明光のそれぞれの発光期間を設定する。
図4に示すように、V-LED20aは、中心波長405±10nm、波長範囲380~420nmの紫色光Vを発生する。B-LED20bは、中心波長460±10nm、波長範囲420~500nmの青色光Bを発生する。G-LED20cは、波長範囲が480~600nmに及ぶ緑色光Gを発生する。R-LED20dは、中心波長620~630nmで、波長範囲が600~650nmに及ぶ赤色光Rを発生する。
光源制御部22は、V-LED20a、B-LED20b、G-LED20c、及びR-LED20dを制御する。また、光源制御部22は、第1観察モードに設定されている場合には、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比がVc:Bc:Gc:Rcとなる通常光を発光するように、各LED20a~20dを制御する。
また、光源制御部22は、第1a観察モードに設定されている場合には、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比がVs1:Bs1:Gs1:Rs1となる第1照明光を発光するように、各LED20a~20dを制御する。光強度比Vs1:Bs1:Gs1:Rs1は、第1照明光の光量条件に対応する。第1照明光は、表層血管を強調することが好ましい。そのため、第1照明光は、紫色光Vの光強度を青色光Bの光強度よりも大きくすることが好ましい。例えば、図5に示すように、紫色光Vの光強度Vs1と青色光Bの光強度Bs1との比率を「4:1」とする。
なお、本明細書において、光強度比は、少なくとも1つの半導体光源の比率が0(ゼロ)の場合を含む。したがって、各半導体光源のいずれか1つまたは2つ以上が点灯しない場合を含む。例えば、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比が1:0:0:0の場合のように、半導体光源の1つのみを点灯し、他の3つは点灯しない場合も、光強度比を有するものとする。
また、光源制御部22は、第1b観察モードに設定されている場合には、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比がVs2:Bs2:Gs2:Rs2となる第2照明光を発光するように、各LED20a~20dを制御する。光強度比Vs2:Bs2:Gs2:Rs2は、第2照明光の光量条件に対応する。第2照明光は、深層血管を強調することが好ましい。そのため、第2照明光は、青色光Bの光強度を紫色光Vの光強度よりも大きくすることが好ましい。例えば、図6に示すように、紫色光Vの光強度Vs2と青色光Bの光強度Bs2との比率を「1:3」とする。
また、光源制御部22は、第1ab観察モードに設定されている場合には、発光期間設定部26の設定に基づいて、第1照明光と第2照明光とをそれぞれ第1期間と第2期間の発光期間にて発光し、且つ、第1照明光と第2照明光とを自動的に切り替えて発光する制御を行う。第1期間と第2期間とは、それぞれ少なくとも1フレーム以上の発光期間を有する。
図7に示すように、光源制御部22は、照明光の発光71を開始とする撮像の単位であるフレーム73を単位として、発行期間設定部26の設定に基づいて、例えば、第1期間75を4フレームとし、第2期間76を4フレームとした場合、第1照明光が4フレーム続けて発光した後に、第2照明光が4フレーム続けて発光される。そして、この発光パターンを繰り返し行う。なお、図7において図が煩雑になることを避けるため、照明光の発光71の一つのみに符号を付す。
なお、「フレーム」とは、観察対象を撮像する撮像センサ48(図3参照)を制御するための単位をいい、例えば、「1フレーム」とは、観察対象からの光で撮像センサ48を露光する露光期間と画像信号を読み出す読出期間とを少なくとも含む期間のことをいう。第1期間または第2期間は、撮像の単位である「フレーム」に対応してそれぞれ定められている。第1照明光の発光期間である第1期間と第2照明光の発光期間である第2期間は、例えば、コンソール19の操作に基づき、光源制御部22に接続された発光期間設定部26によって、適宜変更が可能である。
なお、第1観察モード、第1a観察モード、第1b観察モード、及び第1ab観察モードを含む第1の観察モード群に含まれる観察モードにおいて表示する観察画像は、ベース色調が第1ベース色調であり、同じである。これらの観察モードにおいて、ベース色調を同じとする方法としては、それぞれの観察モードにおいて、照明光を調整する、又は、得られる画像を画像処理する等の方法が挙げられる。
例えば、第1の観察モード群に含まれる観察モードでは、得られる画像を画像処理することにより、ベース色調を第1ベース色調とする。得られる画像を画像処理する方法としては、例えば、第1a観察モード、第1b観察モード、及び第1ab観察モードのそれぞれの観察モードにおいて、第1a画像及び第1b画像において特定のゲイン係数によりホワイトバランス処理を行い、第1観察モードと同じ自然な色合いの観察画像とすることが挙げられる。この際、特定のゲイン係数は、過去に取得した観察画像を用いて補正したものとする。例えば、第1a画像では、第1b画像を用いて、その後の第1a画像においてゲイン係数を補正する。また、第1b画像では、第1a画像を用いて、その後の第1b画像におけるゲイン係数を補正する。こういった方法により、第1の観察モード群に含まれる観察モードにより得られる観察画像を、自然の色合いの第1ベース色調を有する観察画像とすることができる。
また、光源制御部22は、第2a観察モードに設定されている場合には、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比がVs3:Bs3:Gs3:Rs3となる第3照明光を発光するように、各LED20a~20dを制御する。光強度比Vs3:Bs3:Gs3:Rs3は、第3照明光の光量条件に対応する。第3照明光は、表層血管を強調することが好ましい。そのため、第3照明光は、紫色光Vの光強度を青色光Bの光強度よりも大きくすることが好ましい。例えば、図8に示すように、紫色光Vの光強度Vs3と青色光Bの光強度Bs3との比率が、紫色光Vの光強度Vs3が高くなるように設定する。
また、光源制御部22は、第2b観察モードに設定されている場合には、紫色光V、青色光B、緑色光G、及び赤色光R間の光強度比がVs4:Bs4:Gs4:Rs4となる第4照明光を発光するように、各LED20a~20dを制御する。光強度比Vs4:Bs4:Gs4:Rs4は、第4照明光の光量条件に対応する。第4照明光は、表層血管を強調し、かつ、遠景でも明るい画像とすることが好ましい。そのため、第4照明光は、青色光B、緑色光G、及び赤色光Rの光強度を、第3照明光におけるそれぞれの光強度よりも、若干大きくすることが好ましい。例えば、図9に示すように、青色光Bの光強度Bs4、緑色光Gの光強度Gs4、及び赤色光Rの光強度Rs4が、第3照明光におけるそれぞれの光強度よりも、若干高くなるように設定する。
また、光源制御部22は、第2ab観察モードに設定されている場合には、発行期間設定部26の設定に基づいて、第3照明光と第4照明光とをそれぞれ第3期間と第4期間の発光期間にて発光し、且つ、第3照明光と第4照明光とを自動的に切り替えて発光する制御を行う。第3期間と第4期間とは、それぞれ少なくとも1フレーム以上の発光期間を有する。
図10に示すように、光源制御部22は、照明光の発光71を開始とする撮像の単位であるフレーム73を単位として、発行期間設定部26の設定に基づいて、例えば、第3期間77を4フレームとし、第4期間78を4フレームとした場合、第3照明光が4フレーム続けて発光した後に、第4照明光が4フレーム続けて発光される。そして、この発光パターンを繰り返し行う。なお、図10において図が煩雑になることを避けるため、照明光の発光71の一つのみに符号を付す。
第3期間または第4期間は、撮像の単位である「フレーム」に対応してそれぞれ定められている。第3照明光の発光期間である第3期間と第4照明光の発光期間である第4期間は、例えば、コンソール19の操作に基づき、光源制御部22に接続された発光期間設定部26によって、適宜変更が可能である。
なお、第2a観察モード、第2b観察モード、及び第2ab観察モードを含む第2の観察モード群に含まれる観察モードにおいて表示する観察画像は、ベース色調が第2ベース色調であり、同じである。例えば、第2の観察モード群に含まれる観察モードでは、照明光を調整することにより、ベース色調を第2ベース色調とする。
照明光を調整する方法としては、例えば、第2a観察モード、第2b観察モード、及び第2ab観察モードを含む第2の観察モード群に含まれる観察モードで得られる観察画像が、ベース色調が第2ベース色調となるような照明光を用いる。したがって、第2の観察モード群に含まれる観察モードにより得られる観察画像を、粘膜表層の構造、例えば、微細血管等が強調された、赤色成分が少ない色調の第2ベース色調を有する観察画像とする。
図3に示すように、ライトガイド41は、内視鏡12及びユニバーサルコード(内視鏡12と光源装置14及びプロセッサ装置16とを接続するコード)内に内蔵されており、光路結合部24で結合された光を内視鏡12の先端部12dまで伝搬する。
内視鏡12の先端部12dには、照明光学系30aと撮像光学系30bが設けられてい
る。照明光学系30aは照明レンズ45を有しており、この照明レンズ45を介して、ライトガイド41からの光が観察対象に照射される。撮像光学系30bは、対物レンズ46及び撮像センサ48を有している。観察対象からの反射光は、対物レンズ46を介して、撮像センサ48に入射する。これにより、撮像センサ48に観察対象の反射像が結像される。
撮像センサ48はカラーの撮像センサであり、被検体の反射像を撮像して画像信号を出力する。この撮像センサ48は、CCD(Charge Coupled Device)撮像センサやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)撮像センサ等であることが好ましい。本発明で用いられる撮像センサ48は、R(赤)、G(緑)及びB(青)の3色のRGB画像信号を得るためのカラーの撮像センサ、即ち、Rフィルタが設けられたR画素、Gフィルタが設けられたG画素、Bフィルタが設けられたB画素を備えた、いわゆるRGB撮像センサである。
図11に示すように、Bフィルタ48bは、紫色帯域の光、青色帯域の光、及び緑色帯域の光のうち短波側の光を透過させる。Gフィルタ48gは、緑色帯域の光、青色帯域の光の長波側の光、及び赤色帯域の光の短波側の光を透過させる。Rフィルタ48rは、赤色帯域の光、緑色帯域の長波側の光を透過させる。したがって、撮像センサ48のうち、B画素は紫色光V及び青色光Bに感度を有し、G画素は青色光B、緑色光G、及び赤色光Rに感度を有し、R画素は緑色光G及び赤色光Rに感度を有している。
なお、撮像センサ48としては、RGBのカラーの撮像センサの代わりに、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びG(緑)の補色フィルタを備えた、いわゆる補色撮像センサであっても良い。補色撮像センサを用いる場合には、CMYGの4色の画像信号が出力されるため、補色-原色色変換によって、CMYGの4色の画像信号をRGBの3色の画像信号に変換する必要がある。また、撮像センサ48はカラーフィルタを設けていないモノクロ撮像センサであっても良い。この場合、光源制御部22は青色光B、緑色光G、及び赤色光Rを時分割で点灯させて、撮像信号の処理では同時化処理を加える必要がある。
図3に示すように、撮像センサ48から出力される画像信号は、CDS/AGC回路50に送信される。CDS/AGC回路50は、アナログ信号である画像信号に相関二重サンプリング(CDS(Correlated Double Sampling))や自動利得制御(AGC(Auto Gain Control))を行う。CDS/AGC回路50を経た画像信号は、A/D変換器(A
/D(Analog /Digital)コンバータ)51により、デジタル画像信号に変換される。A
/D変換されたデジタル画像信号は、プロセッサ装置16に入力される。
プロセッサ装置16は、画像取得部52と、DSP(Digital Signal Processor)54と、ノイズ除去部57と、中央制御部58と、画像処理部61と、表示制御部65とを備える。画像取得部52は、内視鏡12において観察対象を撮像することにより得られた観察画像を取得する。具体的には、観察画像として、内視鏡12からのデジタルのカラー画像信号が画像取得部52に入力される。カラー画像信号は、撮像センサ48のR画素から出力される赤色信号と、撮像センサ48のG画素から出力される緑色信号と、撮像センサ48のB画素から出力される青色信号とから構成される。
DSP54は、受信した画像信号に対して、欠陥補正処理、オフセット処理、ホワイトバランス処理、リニアマトリクス処理、ガンマ変換処理、又はデモザイク処理等の各種信号処理を施す。
欠陥補正処理では、撮像センサ48の欠陥画素の信号が補正される。オフセット処理では、欠陥補正処理が施された画像信号から暗電流成分が除かれ、正確な零レベルが設定される。
ホワイトバランス処理後の画像信号には、色再現性を高めるためのリニアマトリクス処理が施される。その後、ガンマ変換処理によって明るさや彩度が整えられる。リニアマトリクス処理後の画像信号には、デモザイク処理(等方化処理、同時化処理とも言う)が施され、各画素で不足した色の信号が補間によって生成される。このデモザイク処理によって、全画素が各色の信号を有するようになる。
ノイズ除去部57は、DSP54でガンマ補正等が施された画像信号に対してノイズ除去処理(例えば移動平均法やメディアンフィルタ法等)を施すことによって、画像信号からノイズを除去する。ノイズが除去された後、画像信号は画像処理部61に送信される。
中央制御部58は、内視鏡12又はコンソール19からの情報を受信し、受信した情報に基づいて、プロセッサ装置16及び光源装置14の各部の制御を行う。図12に示すように、中央制御部58は、モード切替制御部59を備える。モード切替制御部59は、モード切替スイッチ12g、又はモード切替補助スイッチ12f等により行われる第1操作又は第2操作に従って、観察モードを切り替える制御を行う。
図13に示すように、モード切替制御部59は、観察モード設定部66と、操作認識部67と、指示部69とを備える。観察モード設定部66は、観察を行う場合、複数の観察モードのうち選択される観察モード、選択された観察モードを切り替える順序、及び選択された観察モードそれぞれのディスプレイ18への表示態様、又は、第1操作又は第2操作に設定する切替処理等を設定する。観察モード設定部66の設定事項は、モード切替制御部59により、操作認識部67及び指示部69等の各部が共有する。操作認識部67は、モード切替に用いられるモード切替スイッチ12g、又はモード切替補助スイッチ12f等による操作を認識する。指示部69は、中央制御部58を介することにより、観察モードが適切に切り替わるよう内視鏡システム10の各部に指示を行う。
内視鏡システム10において観察を行う場合、観察モード設定部66は、複数の観察モードの切替に際して、複数の観察モードが含む各観察モードを、メイン観察モード及び/又はサブ観察モードに設定する。したがって、観察に用いられる複数の観察モードは、複数のメイン観察モードと、少なくとも1つのサブ観察モードとを含む。
複数のメイン観察モードは、予め定められた順序で切り替える。複数のメイン観察モードは、メイン切替処理により切り替える。少なくとも1つのサブ観察モードと、複数のメイン観察モードのうちの特定のメイン観察モードとの間を、サブ切替処理により切替える。観察モード設定部66は、複数のメイン観察モードのうち、いずれを特定のメイン観察モードとするかを設定する。また、観察モード設定部66は、サブ切替処理が切り替える特定のメイン観察モードとサブ観察モードとの組み合わせを予め設定する。
図14に示すように、例えば、メイン観察モードとして、第1観察モード81と第2a観察モードとを交互に切り替える第1パターン101において、第1観察モード81と第2a観察モード82とを、メイン観察モードとする。第1パターン101は、観察モード切替の流れの種類の一例である。これらのうち、第2a観察モード82を特定のメイン観察モードとし、第2ab観察モード84をサブ観察モードとする。図14において、太い矢印は、メイン観察モードを切り替えるメイン切替処理を示し、細い矢印は、特定のメイン観察モードとサブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理を示す。また、図が煩雑になるのを避けるため、以降、図において、第1観察モード81を1、第1ab観察モード85を1ab、第1a観察モード86を1a、第1b観察モード87を1b、第2a観察モード82を2a、及び第2ab観察モード84を2abと示す。また、それぞれの観察モードにおいて得られる観察画像についても同様に、図の観察画像の欄において、第1画像を1、第1a画像を1a、第1b画像を1b、第2a画像を2a、及び第2b画像を2bと示す。
図14において、第1パターン101として、メイン観察モードでは、第1観察モード81と第2a観察モード82とが交互に切り替わるよう、予め順序を設定する。第1操作に従ってメイン切替処理を行うため、第1操作により、第1観察モード81と第2a観察モード82とが交互に切り替わる。特定のメイン観察モードを第2a観察モード82としたため、第2a観察モード82により観察している際に、第2操作を行うことにより、第2a観察モード82と第2ab観察モード84との間が切り替わる。
特定のメイン観察モードとサブ観察モードとの組み合わせにおいて、特定のメイン観察モードで表示する観察画像と、これに組み合わせたサブ観察モードで表示する観察画像とは、ベース色調が同じである。ベース色調は、第1ベース色調と第2ベース色調とを含む。したがって、特定のメイン観察モードで表示する観察画像が第1ベース色調を有する場合、表示する観察画像が第1ベース色調を有するサブ観察モードを組み合わせる。また、特定のメイン観察モードで表示する観察画像が第2ベース色調を有する場合、表示する観察画像が第2ベース色調を有するサブ観察モードを組み合わせる。すなわち、第1観察モード群が含む各観察モードから選択して、特定のメイン観察モードとサブ観察モードとを組み合わせ、また、第2観察モード群が含む各観察モードから選択して、特定のメイン観察モードとサブ観察モードとを組み合わせる。
図14において、第2a観察モード82と第2ab観察モード84とは、表示する観察画像がどちらも同じく第2ベース色調を有する観察モードである。以降、図において、表示する観察画像が第2ベース色調を有する観察モードには、斜線を付して示す。
操作認識部67は、モード切替スイッチ12g、又はモード切替補助スイッチ12f等により行われる第1操作又は第2操作を認識する。第1操作又は第2操作の具体的な操作は、それぞれ複数の種類の操作がある場合は、そのうち少なくとも1種を予め設定する。操作認識部67は、設定された操作を認識し、指示部69に対し第1操作又は第2操作の実行を送信する。モード切替スイッチ12g等のスコープスイッチを用いた第1操作又は第2操作の例としては、モード切替スイッチ12gを、一定時間未満で押下する単押操作、一定時間以上で押下する長押操作、又は、長押操作中に、長押中のモード切替スイッチ12gを解除する長押解除操作が挙げられる。その他、モード切替スイッチ12gの押下と解除との一連の操作が少なくとも2回検出され、かつ、この複数の一連の操作が予め設定された特定のクリック判定時間以内に行われるダブルクリック操作、又はモード切替スイッチ12gが段階的に押下できるスイッチである場合は、半押操作等が挙げられる。
第1操作又は第2操作は、特定操作部が両方を行うことが好ましい。例えば、特定操作部がモード切替スイッチ12gである場合、第1操作を、モード切替スイッチ12gを一定時間未満で押下する単押操作に設定し、第2操作を、モード切替スイッチ12gを一定時間以上で押下する長押操作、又は、長押操作中に、長押中のモード切替スイッチ12gを解除する長押解除操作に設定する。この一定時間は、長押判定時間であり、予め設定する。したがって、1つの操作部により、ベース色調が異なる観察画像の表示を切り替える第1操作及びベース色調が同じである関連する観察画像の表示を切り替える第2操作を、簡便に行うことができる。
図14において、モード切替スイッチ12gを一定時間未満で押下する単押操作91を第1操作に設定し、モード切替スイッチ12gを一定時間以上で押下する長押操作92又は長押中のモード切替スイッチ12gを解除する長押解除操作93を第2操作に設定した場合、モード切替スイッチ12gを単押操作することにより、メイン切替処理が行われ、第1観察モード81と第2a観察モード82とが切り替わる。そして、第2a観察モード82による観察中に、モード切替スイッチ12gを一定時間以上押下し続けている間は、第2ab観察モード84により観察画像が表示され、その後、押下し続けているモード切替スイッチ12gを離す長押解除操作93によるサブ切替処理により、第2ab観察モード84から第2a観察モード82に切り替わる。
図15に示すように、第1パターン101では、第1観察モード81において、モード切替スイッチ12gを長押判定時間95未満で押下する単押操作91により、メイン切替処理が行われ、第2a観察モード82に切り替わる。第2a観察モード82は特定のメイン観察モードに設定されているから、第2a観察モード82において、モード切替スイッチ12gを長押判定時間95以上で押下する長押操作92により、サブ切替処理が行われ、第2ab観察モード84に切り替わる。モード切替スイッチ12gを押下している間、第2ab観察モード84が継続するが、モード切替スイッチ12gの押下を解除する長押解除操作93により、特定のメイン観察モードである第2a観察モード82に切り替わる。第2a観察モード82において、単押操作91により、メイン切替処理が行われ、第1観察モード81に切り替わる。以上のとおり、特定のメイン観察モードでは、第1操作と第2操作とを、モード切替スイッチ12g等の単一の操作部のみで行うことができる。したがって、観察者の希望の応じた観察モードに簡便に移行することができる。
指示部69は、第1操作又は第2操作に予め設定された切替処理が実行されるよう、中央制御部58を介して内視鏡システム10の各部に指示を行う。例えば、第1操作にメイン切替処理を設定し、第2操作にサブ切替処理を設定した場合、操作認識部67が認識した第1操作に基づき、各部にメイン切替処理を実行する指示を行い、また、操作認識部67が認識した第2操作に基づき、各部にサブ切替処理を実行する指示を行う。以上のとおり、モード切替制御部59は、第1操作に従ってメイン切替処理を行い、第2操作に従ってサブ切替処理とを行う。
図3に示すように、画像処理部61は、中央制御部58の指示に従い、各観察モードに応じて、色変換処理、色彩強調処理、及び/又は構造強調処理等を行うことにより観察画像を生成する。中央制御部58は、モード切替制御部59による観察モードに関する制御により、画像処理部61に画像処理の要否等の指示を行う。
表示制御部65は、特定の観察画像を特定の表示態様にてディスプレイ18に表示する。表示制御部65は、中央制御部58の指示に従い、各観察モードに応じて、画像処理部61が生成した観察画像を、表示用形式の信号に変換してディスプレイ18に表示する。中央制御部58は、モード切替制御部59による観察モードに関する制御により、表示制御部65に対して、各観察モードに応じた特定の観察画像、及び特定の表示態様等にて、ディスプレイ18に表示が行われるよう、各種の指示を行う。
表示態様は、自動切替表示態様と連続表示態様とを含む。自動切替表示態様は、複数の観察画像を自動で切替えてディスプレイ18に表示する。切替の順序又は切替の速さ等は、予め設定する。例えば、図7又は図10に示すように、第1a観察モード又は第2a観察モードから、4フレームずつ切替える。切替の順序は、例えば、第1b観察モード又は第2b観察モードから始めてもよいし、前回終了した時点から始めても良い。すなわち、前回の第1ab観察モードにおいて、第1a観察モードで終了した場合、次回の第1ab観察モードでは、第1b観察モードから始めても良い。また、1つの観察モードを表示するフレーム数も、設定により変更してもよく、例えば、第1a観察モードと第1b観察モードとを、互いに異なるフレーム数により切替えるように設定してもよい。連続表示態様は、観察画像をディスプレイ18に連続的に表示する。
図14において、第1観察モード81と第2a観察モード82とは、それぞれ連続表示態様により観察画像を表示し、第2ab観察モード84は、自動切替表示態様により観察画像を表示する。図14において、連続表示態様である第1観察モード81と第2a観察モード82とは、四角形で示し、自動切替表示態様である第2ab観察モード84は、楕円形で示す。以降の図においても、連続表示態様である観察モードを四角形で示し、自動切換表示態様である観察モードを楕円形で示す。
以上のとおり、内視鏡システム10は、複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、モード切替制御部59により、第1操作に従って、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行い、特定の表示態様には、複数の観察画像を自動で切り替えてディスプレイ18に表示する自動切替表示態様と、観察画像をディスプレイ18に連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、特定のメイン観察モードで表示する観察画像と、サブ観察モードで表示する観察画像とは、ベース色調が同じである。
したがって、内視鏡システム10は、メイン切替処理とサブ切替処理とを第1操作と第2操作とに従って行うことにより、関連する観察モードを含む複数の観察モードの複雑な切替を柔軟に行うことができる。また、メイン切替処理とサブ切替処理とに加え、表示態様が自動切替表示態様と連続表示態様とを含むため、スクリーニング、又は詳細観察等、目的に応じた観察を行うことができる。また、特定のメイン観察モードで表示する観察画像と、サブ観察モードで表示する観察画像とを、ベース色調が同じである観察画像としたことにより、例えば、観察対象の粘膜における表層部分の構造を強調した観察画像と中深層部分の構造を強調した観察画像とを自動切替表示態様でも表示する。したがって、両者の観察画像における相違部分が認識しやすい。また、自動切替表示態様において、比較的高速に切替表示した場合は、両者の観察画像における相違部分がアニメーションのように立体的に表示されるため、観察対象の表層部分及び中深層部分の構造が立体的に認識できる。以上のとおり、内視鏡システム10では、観察対象をより高度に把握することが可能であり、詳細かつ正確な診断に寄与する。
次に、内視鏡システム10の観察モードのパターンを例示して説明する。観察モードのパターンにおいて、特定のメイン観察モードでは、自動切替表示態様で観察画像を表示部に表示し、サブ観察モードでは、連続表示態様で観察画像を表示部に表示することが好ましい。
例えば、特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第1ab観察モードであり、サブ観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1a観察モード、又は、第1ベース色調の第1b画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1b観察モードのいずれかである。
図16(A)及び図16(B)に示す第2パターン102では、特定のメイン観察モードでは、第1ab観察モード85にて、自動切替表示態様で、第1a観察モード86の観察画像と、第1b観察モード87の観察画像をディスプレイ18に表示し、サブ観察モードでは、第1a観察モード86にて、連続表示態様で観察画像をディスプレイ18に表示する。図16(A)及び図16(B)に示すように、メイン観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの単押操作91により切り替え、サブ観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの長押操作92及び長押解除操作93により切り替える。図16(A)及び図16(B)に示すサブ観察モードである第1a観察モード86は、第1b観察モード87であってもよい。
また、例えば、特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像を自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第2ab観察モードであり、サブ観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第2b観察モードのいずれかである。また、特定のメイン観察モードは、複数であることが好ましい。
図17及び図18に示す第3パターン103では、3つの特定のメイン観察モードを含む。この3つの特定のメイン観察モードは、第2a観察モード82、第2b観察モード83、及び第2ab観察モード84である。第2a観察モード82と第2b観察モード83とは、連続表示態様で、それぞれの観察画像をディスプレイ18に表示する。また、第2ab観察モード84では、第2a画像と第2b画像とを自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する。図18の上段に示したように、第1観察モード81から、単押操作91によるメイン切替処理により、第2a観察モード82に切り替わり、第2a観察モード82から、単押操作91によるメイン切替処理により、第2b観察モード83に切り替わる。第2b観察モード83において、単押操作91によるメイン切替処理により、第2ab観察モード84に切り替わる。第2ab観察モード84において、単押操作によるメイン切替処理により、第1観察モード81に戻る。そして、第2a観察モード82と第2b観察モード83との2つの特定のメイン観察モードでは、それぞれサブ観察モードとして、第2ab観察モード84を備える。また、第2ab観察モード84の特定のメイン観察モードでは、サブ観察モードとして、第2a観察モード82を備える。なお、第2ab観察モード84と組み合わせるサブ観察モードとしては、第2a観察モード82の他に、第2b観察モード83であってもよい。
また、観察モードのパターンにおいて、特定のメイン観察モードでは、連続表示態様で観察画像をディスプレイ18に表示し、サブ観察モードでは、自動切替表示態様で観察画像をディスプレイ18に表示することが好ましい。
例えば、特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1a観察モード、又は第1b画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1b観察モードのいずれか一方であり、サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像及び第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第1ab観察モードである。
図19(A)及び図19(B)に示す第4パターン104では、特定のメイン観察モードでは、第1a観察モード86にて、連続表示態様で、第1a画像をディスプレイ18に表示し、サブ観察モードでは、第1ab観察モード85にて、自動切替表示態様で、第1a画像と第1b画像とを自動的に切替えてディスプレイ18に表示する。図19(A)及び図19(B)に示すように、メイン観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの単押操作91により切り替え、サブ観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの長押操作92及び長押解除操作93により切り替える。図19(A)及び図19(B)に示す特定のメイン観察モードである第1a観察モード86は、第1b観察モード87であってもよい。
また、例えば、特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1観察モードであり、サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像及び第1b画像を自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第1ab観察モードである。
図20(A)及び図20(B)に示す第5パターン105では、特定のメイン観察モードでは、第1観察モード81にて、連続表示態様で、第1画像をディスプレイ18に表示し、サブ観察モードでは、第1ab観察モード85にて、自動切替表示態様で、第1a画像と第1b画像とを自動的に切り替えてディスプレイ18に表示する。図20(A)及び図20(B)に示すように、メイン観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの単押操作91により切り替え、サブ観察モードの切替は、モード切替スイッチ12gの長押操作92及び長押解除操作93により切り替える。図20(A)及び図20(B)に示す特定のメイン観察モード以外のメイン観察モードである第2a観察モード82は、第2b観察モード83であってもよい。
図21及び図22に示す第6パターン106は、特定のメイン観察モードが第1観察モード81であり、サブ観察モードが第1ab観察モード85である組み合わせを含む第5パターンに、特定のメイン観察モードが第1a観察モード86であり、サブ観察モードが第1観察モードである組み合わせを含む第4パターンを加えたようなパターンである。したがって、第6パターン106では、4つのメイン観察モードを備え、そのうち3つが特定のメイン観察モードである。特定のメイン観察モードは、第1観察モード81、第1a観察モード86、及び第1b観察モード87であり、それぞれ、サブ観察モードとして、第1ab観察モード85を備える。なお、図21及び図22では、メイン観察モードが、第1観察モード81、第1a観察モード86、第1b観察モード87、及び第2a観察モード82の順となっているが、例えば、第1観察モード81の次に第1b観察モード87の順としてもよい。また、第2a観察モード82の代わりに第2b観察モード83を備えてもよい。
また、例えば、特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第2b観察モードのいずれか一方であり、サブ観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像とを自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第2ab観察モードである。
図23(A)及び図23(B)に示す第7パターン107では、3つのメイン観察モードを備え、そのうち2つが特定のメイン観察モードである。特定のメイン観察モードは、第2a観察モード82及び第2b観察モード83であり、それぞれ、サブ観察モードとして、第2ab観察モード84を備える。なお、図21及び図22では、メイン観察モードが、第1観察モード81、第2a観察モード82、及び第2b観察モード83の順となっているが、例えば、第1観察モード81、第2b観察モード83、及び第2a観察モード82の順としてもよい。
また、例えば、特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第1観察モード、及び、第2ベース色調の第2a画像又は第2b画像を連続表示態様でディスプレイ18に表示する第2a観察モード又は第2b観察モードのいずれか一方であり、サブ観察モードは、第1観察モードに対しては第1a画像と第1b画像とを自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第1ab観察モードであり、第2a観察モード又は第2b観察モードに対しては、第2a画像と第2b画像とを自動切替表示態様でディスプレイ18に表示する第2ab観察モードである。
図24(A)及び図24(B)に示す第8パターン108では、2つのメイン観察モードを備え、すべてのメイン観察モードが特定のメイン観察モードである。特定のメイン観察モードは、第1観察モード81及び第2a観察モード82であり、サブ観察モードとして、第1観察モード81に対しては第1ab観察モード85を備え、第2a観察モード82に対しては第2ab観察モードを備える。なお、図24(A)及び図24(B)では、メイン観察モードが、第1観察モード81、及び第2a観察モード82の順となっているが、例えば、第2a観察モード82の代わりに、第2b観察モード83を備えてもよい。
以上のとおり、内視鏡システム10は、複数の観察モードを備え、関連する観察モードを含む複数の観察モードの切替を、単一の操作部の複数の操作により、柔軟かつ簡便に行うことができる。したがって、操作部を変更することなく、複数の観察モードの多様な切替を、例えば、押下といった簡単な操作で行うことができる。
次に、操作部が複数の場合を説明する。操作部が複数の場合は、第1操作と第2操作とを、互いに別の操作部である第1操作部と第2操作部とに割り当てる。例えば、第1操作部はモード切替スイッチ12gの単押操作に、第2操作はモード切替補助スイッチ12fの単押操作に割り当てる。複数の操作部を用いる場合は、より多様な観察モードの移行が可能になる。また、例えば、長押操作を行なわないようにすることができる。
図25(A)及び図25(B)に示す第9パターン109では、2つのメイン観察モードを備え、特定のメイン観察モードは、第1観察モード81であり、サブ観察モードとして、第1ab観察モード85を備える。第9パターン109における内視鏡システム10は、モード切替スイッチ12g及びモード切替補助スイッチ12fをそれぞれ第1操作部及び第2操作部として用い、単押又は長押の判定を行わず、スイッチの押下により操作がされたと判断する。モード切替スイッチ12gを押下する第1押下操作96を第1操作に設定し、モード切替補助スイッチ12fを押下する第2押下操作97を第2操作に設定した場合、第1押下操作96を行うことによりメイン切替処理が行われ、第1観察モード81と第2a観察モード82とを切り替える。そして、特定のメイン観察モードである第1観察モード81による観察中に、第2押下操作97を行うことによりサブ切替処理が行われ、第1観察モード81と第1ab観察モード85との間を切り替える。
図25(A)及び図25(B)に示すように、第1ab観察モード85による観察中であっても、第1押下操作96を行うことにより、次のメイン観察モードである第2a観察モード82に移行する。したがって、この場合は、第1押下操作96は、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理に加えて、サブ観察モードから次のメイン観察モードに切り替えるメイン移行処理も行う。したがって、第9パターン109では、メイン観察モードである第2a観察モード82へ移行する方法が複数あり、1つは特定のメイン観察モードである第1観察モード81から第1押下操作96により移行する方法であり、もう1つはサブ観察モードである第1ab観察モード85から第2押下操作97により移行する方法である。
図26及び図27に示す第10パターン110では、サブ観察モードが複数ある場合のパターンである。第10パターン110では、第1観察モード81、第1ab観察モード85、及び第2a観察モード82の3つのメイン観察モードを備え、特定のメイン観察モードは、第1ab観察モード85であり、サブ観察モードとして、第1a観察モード86と第1b観察モード87との2つを備える。第2a観察モード82の代わりに第2b観察モード83を備えてもよい。
モード切替スイッチ12gを押下する第1押下操作96を第1操作に設定し、モード切替補助スイッチ12fを押下する第2押下操作97を第2操作に設定する。第1押下操作96を行うことによりメイン切替処理が行われ、第1観察モード81、第1ab観察モード85、及び第2a観察モード82とをこの順で切り替える。特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85による観察中に、第2押下操作97を行うことによりサブ切替処理が行われる。特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85は、第1a観察モード86と、第1b観察モード87との2つの観察モードをサブ観察モードとしている。したがって、サブ切替処理については、第1ab観察モード85による観察中に第2押下操作97を行うことにより、サブ観察モードの1つである第1a観察モード86に切り替え、第1a観察モード86による観察中に第2押下操作97を行うことにより第1b観察モード87に切り替え、第1b観察モード87による観察中に第2押下操作97を行うことにより第1ab観察モード85に切り替える。
また、第10パターン110では、第9パターン109と同様に、第1押下操作96は、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理に加えて、サブ観察モードから次のメイン観察モードに切り替えるメイン移行処理も行う。したがって、図26及び図27に示すように、サブ観察モードである第1a観察モード86又は第1b観察モード87による観察中に第1押下操作96を行うことにより、次のメイン観察モードである第2a観察モード82に移行する。
図28及び図29に示す第11パターン111では、第1操作部と第2操作部とを備え、かつ、第1操作部と第2操作部との少なくとも一方の操作部が長押操作を有する場合のパターンである。第11パターン111では、第1観察モード81、第1ab観察モード85、及び第2a観察モード82の3つのメイン観察モードを備え、特定のメイン観察モードは、第1ab観察モード85であり、サブ観察モードとして、第1a観察モード86と第1b観察モード87との2つを備える。第2a観察モード82の代わりに第2b観察モード83を備えてもよい。
モード切替補助スイッチ12fは、押下操作を備える。モード切替スイッチ12gを押下する第1押下操作96を第1操作に設定する。モード切替補助スイッチ12fは、単押操作と長押操作とを備える。単押操作又は長押操作の判定等については前述したものと同様であり、モード切替補助スイッチ12fを一定時間未満押下した第2単押操作98を第2操作に設定し、一定時間以上長押操作した第2長押操作99を第3操作に設定する。第3操作は、第1操作及び第2操作とは異なる処理を行う。
第1押下操作96を行うことによりメイン切替処理が行われ、第1観察モード81、第1ab観察モード85、及び第2a観察モード82とをこの順で切り替える。特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85による観察中に、第2押下操作97を行うことによりサブ切替処理が行われる。特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85は、最初は、第1a観察モード86をサブ観察モードとしている。したがって、第2押下操作97によるサブ切替処理を繰り返すことにより、第1ab観察モード85と第1a観察モード86との間を移行する。ただし、特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85において観察中に、第2長押操作99を行うことにより、特定のメイン観察モードである第1ab観察モード85と組み合わせていたサブ観察モードが、第1a観察モード86から第1b観察モード87へと変更する。その後は、第2押下操作97によるサブ切替処理は、第1ab観察モード85と第1b観察モード87との間を移行する。
また、第9パターン109及び第10パターン110と同様に、第1押下操作96は、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理に加えて、サブ観察モードから次のメイン観察モードに切り替えるメイン移行処理も行う。したがって、図28及び図29に示すように、サブ観察モードである第1a観察モード86又は第1b観察モード87による観察中に第1押下操作96を行うことにより、次のメイン観察モードである第2a観察モード82に移行する。
以上のとおり、内視鏡システム10は、複数の観察モードを備え、関連する観察モードを含む複数の観察モードの切替を、複数の操作部により、より柔軟かつ簡便に行うことができる。特に、複数の操作部それぞれに、単押操作及び長押操作等の複数の操作を設定することができるため、複数の観察モードの切替をより多様なパターンで行うことができる。
上記実施形態において、画像取得部52、DSP54、ノイズ除去部57、中央制御部58、画像処理部61、及び表示制御部65など、プロセッサ装置16に含まれる処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントやサーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた形態の電気回路(circuitry)である。
本発明は、下記の別形態によっても実施可能である。
内視鏡システムのプロセッサ装置において、
複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、各観察モードでは観察画像を特定の表示態様にてディスプレイに表示し、
第1操作に従って、複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行い、
特定の表示態様には、複数の観察画像を自動で切り替えてディスプレイに表示する自動切替表示態様と、観察画像をディスプレイに連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、
特定のメイン観察モードで表示する観察画像とサブ観察モードで表示する観察画像とは、ベース色調が同じであるプロセッサ装置。
10 内視鏡システム
12 内視鏡
12a 挿入部
12b 操作部
12c 湾曲部
12d 先端部
12e アングルノブ
12f モード切替補助スイッチ
12g モード切替スイッチ
12h ズーム操作部
14 光源装置
16 プロセッサ装置
18 ディスプレイ
19 コンソール
20 光源部
20a V-LED
20b B-LED
20c G-LED
20d R-LED
22 光源制御部
24 光路結合部
26 発光期間設定部
30a 照明光学系
30b 撮像光学系
41 ライトガイド
45 照明レンズ
46 対物レンズ
48 撮像センサ
48b Bフィルタ
48g Gフィルタ
48r Rフィルタ
50 CDS/AGC回路
51 A/D変換器
52 画像取得部
54 DSP
57 ノイズ除去部
58 中央制御部
59 モード切替制御部
61 画像処理部
65 表示制御部
66 観察モード設定部
67 操作認識部
69 指示部
71 照明光の発光
73 フレーム
75 第1期間
76 第2期間
77 第3期間
78 第4期間
81 第1観察モード
82 第2a観察モード
83 第2b観察モード
84 第2ab観察モード
85 第1ab観察モード
86 第1a観察モード
87 第1b観察モード
91 単押操作
92 長押操作
93 長押解除操作
95 長押判定時間
96 第1押下操作
97 第2押下操作
98 第2単押操作
99 第2長押操作
101 第1パターン
102 第2パターン
103 第3パターン
104 第4パターン
105 第5パターン
106 第6パターン
107 第7パターン
108 第8パターン
109 第9パターン
110 第10パターン
111 第11パターン

Claims (14)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、各観察モードでは観察画像を特定の表示態様にてディスプレイに表示し、
    第1操作に従って、前記複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、前記複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、前記サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行い、
    前記特定の表示態様には、複数の前記観察画像を自動で切り替えて前記ディスプレイに表示する自動切替表示態様と、前記観察画像を前記ディスプレイに連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、
    前記特定のメイン観察モードで表示する前記観察画像と、前記サブ観察モードで表示する前記観察画像とは、ベース色調が同じであり、
    前記第1操作又は前記第2操作の両方を行う特定操作部を備える内視鏡システム。
  2. 前記第1操作は前記特定操作部を一定時間未満で押下する単押し操作であり、前記第2操作は前記特定操作部を前記一定時間以上で押下する長押操作又は前記特定操作部の前記押下を解除する長押解除操作である請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記特定のメイン観察モードでは、前記自動切替表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記サブ観察モードでは、前記連続表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示する請求項1または2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記特定のメイン観察モードでは、前記連続表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記サブ観察モードでは、前記自動切替表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示する請求項1または2に記載の内視鏡システム。
  5. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、各観察モードでは観察画像を特定の表示態様にてディスプレイに表示し、
    第1操作に従って、前記複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、前記複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、前記サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行い、
    前記特定の表示態様には、複数の前記観察画像を自動で切り替えて前記ディスプレイに表示する自動切替表示態様と、前記観察画像を前記ディスプレイに連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、
    前記特定のメイン観察モードで表示する前記観察画像と、前記サブ観察モードで表示する前記観察画像とは、ベース色調が同じであり、
    前記特定のメイン観察モードでは、前記自動切替表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記サブ観察モードでは、前記連続表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示する内視鏡システム。
  6. 前記特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を前記自動切替表示態様で前記ディスプレイに表示する第1ab観察モードであり、
    前記サブ観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第1a観察モード、又は、第1ベース色調の第1b画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第1b観察モードのいずれかである請求項5に記載の内視鏡システム。
  7. 前記特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像を前記自動切替表示態様で前記ディスプレイに表示する第2ab観察モードであり、
    前記サブ観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第2b観察モードのいずれかである請求項5に記載の内視鏡システム。
  8. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    複数のメイン観察モードとサブ観察モードを含む複数の観察モードを備える場合において、各観察モードでは観察画像を特定の表示態様にてディスプレイに表示し、
    第1操作に従って、前記複数のメイン観察モードを予め定められた順序で切り替えるメイン切替処理と、第1操作と異なる第2操作に従って、前記複数のメイン観察モードのうち特定のメイン観察モードと、前記サブ観察モードとの間を切り替えるサブ切替処理とを行い、
    前記特定の表示態様には、複数の前記観察画像を自動で切り替えて前記ディスプレイに表示する自動切替表示態様と、前記観察画像を前記ディスプレイに連続的に表示する連続表示態様とが含まれ、
    前記特定のメイン観察モードで表示する前記観察画像と、前記サブ観察モードで表示する前記観察画像とは、ベース色調が同じであり、
    前記特定のメイン観察モードでは、前記連続表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示し、
    前記サブ観察モードでは、前記自動切替表示態様で前記観察画像を前記ディスプレイに表示する内視鏡システム。
  9. 前記特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1a画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第1a観察モード、又は、第1ベース色調の第1b画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第1b観察モードのいずれか一方であり、
    前記サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を前記自動切替表示態様で前記ディスプレイに表示する第1ab観察モードである請求項8に記載の内視鏡システム。
  10. 前記特定のメイン観察モードは、第1ベース色調の第1画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第1観察モードであり、
    前記サブ観察モードは、第1ベース色調の2つの第1a画像と第1b画像を前記自動切替表示態様で前記ディスプレイに表示する第1ab観察モードである請求項8に記載の内視鏡システム。
  11. 前記特定のメイン観察モードは、第2ベース色調の第2a画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第2a観察モード、又は、第2ベース色調の第2b画像を前記連続表示態様で前記ディスプレイに表示する第2b観察モードのいずれか一方であり、
    前記サブ観察モードは、第2ベース色調の2つの第2a画像と第2b画像を前記自動切替表示態様で前記ディスプレイに表示する第2ab観察モードである請求項8に記載の内視鏡システム。
  12. 前記特定のメイン観察モードは複数である請求項1ないし11のいずれか1項に記載の内視鏡システム。
  13. 前記特定のメイン観察モードは、前記第1ベース色調の画像を前記ディスプレイに表示する前記特定のメイン観察モードと、前記第2ベース色調の画像を前記ディスプレイに表示する前記特定のメイン観察モードとを、それぞれ少なくとも1つ含む請求項12に記載の内視鏡システム。
  14. 前記第1操作を行う第1操作部と、前記第2操作を行う第2操作部とを備える請求項5ないし13のいずれか1項に記載の内視鏡システム。
JP2021555949A 2019-11-12 2020-10-12 内視鏡システム Active JP7273988B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019204913 2019-11-12
JP2019204913 2019-11-12
PCT/JP2020/038508 WO2021095417A1 (ja) 2019-11-12 2020-10-12 内視鏡システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2021095417A1 JPWO2021095417A1 (ja) 2021-05-20
JPWO2021095417A5 JPWO2021095417A5 (ja) 2022-07-05
JP7273988B2 true JP7273988B2 (ja) 2023-05-15

Family

ID=75912615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021555949A Active JP7273988B2 (ja) 2019-11-12 2020-10-12 内視鏡システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20220265129A1 (ja)
JP (1) JP7273988B2 (ja)
CN (1) CN114727752A (ja)
WO (1) WO2021095417A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013031701A1 (ja) 2011-08-26 2013-03-07 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置
US20170319057A1 (en) 2014-12-17 2017-11-09 Carestream Health, Inc. Intra-oral 3-d fluorescence imaging
WO2019093355A1 (ja) 2017-11-13 2019-05-16 富士フイルム株式会社 内視鏡システム及びその作動方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013031701A1 (ja) 2011-08-26 2013-03-07 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置
US20170319057A1 (en) 2014-12-17 2017-11-09 Carestream Health, Inc. Intra-oral 3-d fluorescence imaging
WO2019093355A1 (ja) 2017-11-13 2019-05-16 富士フイルム株式会社 内視鏡システム及びその作動方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021095417A1 (ja) 2021-05-20
US20220265129A1 (en) 2022-08-25
JPWO2021095417A1 (ja) 2021-05-20
CN114727752A (zh) 2022-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2019093355A1 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
EP3756532B1 (en) Endoscope system
US20200260941A1 (en) Endoscope system
US20200268231A1 (en) Endoscope system and method of operating the same
WO2019159817A1 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
JP7273988B2 (ja) 内視鏡システム
JPWO2019208235A1 (ja) 医療画像処理システム
JP7116223B2 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
WO2019163471A1 (ja) 内視鏡システム
JP7171885B2 (ja) 内視鏡システム
JP7477208B2 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
JP7337190B2 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
JP7390465B2 (ja) 内視鏡システム、及び内視鏡システムの作動方法
JP7163243B2 (ja) プロセッサ装置及び内視鏡システム並びにプロセッサ装置の作動方法
JP7390482B2 (ja) 内視鏡システム及びその作動方法
WO2021182048A1 (ja) 内視鏡システム、及び内視鏡システムの作動方法
JP2022160298A (ja) 医用画像処理装置及びその作動方法
WO2019039353A1 (ja) 光源装置、内視鏡システム、及び光源装置の作動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7273988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150