JP7271866B2 - 磁性体検査システムおよびプログラム - Google Patents

磁性体検査システムおよびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、磁性体検査システムおよびプログラムに関する。
従来、磁性体検査システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、ワイヤロープ(磁性体)の漏えい磁束を検知して検査信号を送信する検知コイルと、検査信号に基づいてワイヤロープの損傷を検出する制御装置とを備えるワイヤロープの検査装置(磁性体検査システム)が開示されている。この特許文献1のワイヤロープの検査装置は、検知コイルに対してワイヤロープを移動させながら、ワイヤロープの検査を行っている。また、制御装置は、検査中において、ワイヤロープの損傷を検出した場合に、ランプの点灯やブザーの鳴動により警告を発生させるように構成されている。
国際公開第2015/166533号
上記特許文献1に記載のワイヤロープの検査装置(磁性体検査システム)では、検査中において、ワイヤロープの損傷を検出した場合に、ランプの点灯やブザーの鳴動により警告を発生させるため、ワイヤの損傷があった場合に、作業者が警告に基づいて、コイルに対するワイヤロープの移動を止めて、損傷位置にチョークなどでマーキングしたりする必要がある。このため、ワイヤロープの損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、磁性体の損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することが可能な磁性体検査システムおよびプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による磁性体検査システムは、磁性体を囲むように巻回され、磁性体の磁界の変化を検知して検知信号を送信する検知コイルと、検知コイルからの検知信号に基づいて、磁性体の状態を検知する検知部と、磁性体の状態を表示する表示部と、磁性体の検査位置情報と、検知信号とに基づいて、磁性体の状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部に表示させる制御を行う制御部とを備え、制御部は、検知信号の波形の横軸を検査位置情報として、磁性体の状態と検査位置情報とを関連付けて、表示部に表示するように構成されており、検知信号としての差動信号を積分した積分信号と検査位置情報とが関連付けられて、表示部に表示されるように構成されている。
この発明の第1の局面による磁性体検査システムでは、上記のように構成することによって、磁性体の状態と、検査位置情報とが関連付けられて表示された表示部の表示を作業者が確認することにより、容易に磁性体の損傷位置を特定することができるので、磁性体の損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することができる。また、検知コイルに対して磁性体を相対移動させながら検査を行う場合に、損傷があった場合でも、検知コイルに対する磁性体の相対移動を止めなくてもよいので、検査の中断により検査時間が長くなるのを抑制することができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、制御部は、磁性体の状態の情報と、検査位置情報とを関連付けて記憶部に保存するように構成されている。このように構成すれば、検査を行った検査結果と、記憶部に保存された以前の検査結果とを比べることができるので、磁性体の経時的な変化を容易に取得することができる。これにより、磁性体の交換時期を的確に判断することができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、制御部は、検知信号の大きさに基づいて、検査位置情報と関連付けて、磁性体の傷みの状態を示す表示を、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、作業者が磁性体の傷みの状態と位置とを表示部の表示に基づいて容易に確認することができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、制御部は、検知信号の波形と合わせて、磁性体の状態を判断するためのしきい値を、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、検知信号としきい値とを容易に比較することができるので、作業者が磁性体の状態を容易に確認することができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、制御部は、検知信号と、検査位置情報とを、並行して取得して、磁性体の状態と、検査位置情報とを関連付けるように構成されている。このように構成すれば、磁性体の状態と、検査位置情報とを容易に関連付けることができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、検査位置情報を取得するための位置取得部をさらに備え、制御部は、位置取得部により取得した検査位置情報と、検知信号とに基づいて、磁性体の状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、位置取得部により検査位置を容易に取得することができるので、磁性体の状態と検査位置情報とを容易に関連付けることができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、制御部は、磁性体の状態に応じて通知する異常状態の累計の数を、磁性体の状態と検査位置情報とを関連付けた表示と合わせて、表示部に表示するように構成されている。このように構成すれば、表示部の表示に基づいて検査位置における損傷などの異常状態の数を作業者が容易に認識することができる。
上記第1の局面による磁性体検査システムにおいて、好ましくは、磁性体は、複数の素線により形成されたワイヤロープである。このように構成すれば、ワイヤロープの長さ方向における損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することができる。また、一部の素線が断線した場合でも、検知コイルに対するワイヤロープの相対移動を止めなくてもよいので、検査の中断により検査時間が長くなるのを抑制することができる。
上記目的を達成するために、この発明の第2の局面によるプログラムは、磁性体を囲むように巻回された検知コイルにより検知した、磁性体の磁界の変化を検知する検知信号と、磁性体の検査位置情報とに基づいて、検知信号の波形の横軸を検査位置情報として、磁性体の状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部に表示させるとともに、検知信号としての差動信号を積分した積分信号と検査位置情報とを関連付けて表示部に表示させる制御をコンピュータに実行させる。
この発明の第2の局面によるプログラムでは、上記のように構成することによって、磁性体の状態と、検査位置情報とが関連付けられて表示された表示部を作業者が確認することにより、容易に磁性体の損傷位置を特定することができるので、磁性体の損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することが可能なプログラムを提供することができる。また、検知コイルに対して磁性体を相対移動させながら検査を行う場合に、損傷があった場合でも、検知コイルに対する磁性体の相対移動を止めなくてもよいので、検査の中断により検査時間が長くなるのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、磁性体の損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することができる。
一実施形態による磁性体検査システムの構成を示す概略図である。 一実施形態による磁性体検査装置の磁界印加部および検出部の構成を説明するための図である。 一実施形態による磁性体検査システムの表示部の表示例を示した図である。 一実施形態による磁性体検査システムの検知信号と位置情報との関連付けを説明するための図である。 一実施形態による磁性体検査システムの位置取得部を説明するための図である。 一実施形態による磁性体検査システムの位置取得部の位置取得の際のワイヤロープの位置と信号強度との関係を説明するための図である。 一実施形態による磁性体検査システムの位置取得部の位置取得の際の時間と信号強度との関係の一例を示したグラフである。 一実施形態による磁性体検査システムの第1変形例の位置取得部を説明するための図である。 一実施形態による磁性体検査システムの第2変形例の位置取得部を説明するための図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1~図4を参照して、一実施形態による磁性体検査システム100の構成について説明する。
(磁性体検査システムの構成)
図1に示すように、磁性体検査システム100は、検査対象物である磁性体のワイヤロープWを検査するように構成されている。磁性体検査システム100は、磁性体検査装置200と、コンピュータ300とを備えている。磁性体検査装置200には、位置取得部201が設けられている。コンピュータ300は、通信部301と、制御部302と、記憶部303と、表示部304とを含んでいる。ワイヤロープWは、クレーン、エレベータ、吊り橋、ロボットなどに使用されている。磁性体検査システム100は、ワイヤロープWを定期的に検査するように構成されている。磁性体検査システム100は、ワイヤロープWの傷みを検査するように構成されている。磁性体検査システム100は、検査対象物であるワイヤロープWの表面に沿って磁性体検査装置200を相対移動させながら、ワイヤロープWを検査する。たとえば、クレーンやエレベータなどのようにワイヤロープWが移動する場合は、磁性体検査装置200を固定した状態で、ワイヤロープWの移動に伴って、検査が行われる。また、吊り橋のようにワイヤロープWが移動しない場合は、ワイヤロープWに沿って磁性体検査装置200を移動させながら検査が行われる。ワイヤロープWは、磁性体検査装置200の位置において、X方向に相対的に移動するように配置されている。なお、ワイヤロープWは、特許請求の範囲の「磁性体」の一例である。
磁性体検査装置200は、図2に示すように、検出部1と、電子回路部2とを備えている。検出部1は、一対の受信コイル11および12を有する差動コイル10と、励振コイル13とを含んでいる。また、磁性体検査装置200は、磁界印加部3を備えている。なお、電子回路部2は、特許請求の範囲の「検知部」の一例である。また、差動コイル10は、特許請求の範囲の「検知コイル」の一例である。
磁性体検査装置200は、コンピュータ300に接続されている。コンピュータ300は、通信部301を介して、磁性体検査装置200によるワイヤロープWの計測データを受信するように構成されている。コンピュータ300の制御部302は、素線断線、断面積変化などの傷みの種類を解析するように構成されている。また、コンピュータ300は、解析結果を、表示部304に表示するように構成されている。また、コンピュータ300は、解析結果を、記憶部303に保存するように構成されている。また、コンピュータ300は、解析結果に基づいて、異常判定を行い、表示部304に結果を表示するように構成されている。
ワイヤロープWは、磁性を有する複数の素線材料が編みこまれる(たとえば、ストランド編みされる)ことにより形成されている。ワイヤロープWは、X方向に延びる長尺材からなる磁性体である。ワイヤロープWは、劣化による切断が起こるのを防ぐために、状態(傷等の有無)を監視されている。そして、劣化が所定量より進行したワイヤロープWは、交換される。
図2に示すように、磁性体検査装置200は、ワイヤロープWの磁界(磁束)の変化を検知するように構成されている。磁性体検査装置200は、全磁束型センサを含む。つまり、磁性体検査装置200は、ワイヤロープWの検出位置を通る磁束の略全てを検出する。
磁界印加部3は、検査対象物であるワイヤロープWに対して予め磁界を印加し磁性体の磁化の大きさおよび方向を整えるように構成されている。また、磁界印加部3は、磁石31および32を含む第1磁界印加部と、磁石33および34を含む第2磁界印加部とを含んでいる。第1磁界印加部(磁石31および32)は、検出部1に対して、ワイヤロープWの延びる方向の一方側(X1方向側)に配置されている。また、第2磁界印加部(磁石33および34)は、検出部1に対して、ワイヤロープWの延びる方向の他方側(X2方向側)に配置されている。
差動コイル10(受信コイル11および12)と、励振コイル13とは、図2に示すように、長尺材からなる磁性体であるワイヤロープWの延びる方向を中心軸として、長手方向に沿うようにそれぞれ複数回巻回されている。また、差動コイル10および励振コイル13は、ワイヤロープWの延びるX方向(長手方向)に沿って円筒形となるように形成される導線部分を含むコイルである。したがって、差動コイル10および励振コイル13の巻回される導線部分の形成する面は、長手方向に略直交している。ワイヤロープWは、差動コイル10および励振コイル13の内部を通過する。また、差動コイル10は、励振コイル13の内側に設けられている。なお、差動コイル10および励振コイル13の配置はこれに限られない。差動コイル10の受信コイル11は、X1方向側に配置されている。また、差動コイル10の受信コイル12は、X2方向側に配置されている。
励振コイル13は、ワイヤロープWの磁化の状態を励振する。具体的には、励振コイル13に励振交流電流が流されることにより、励振コイル13の内部において、励振交流電流に基づいて発生する磁界がX方向に沿って印加されるように構成されている。
差動コイル10は、一対の受信コイル11および12の差動信号を送信するように構成されている。具体的には、差動コイル10は、ワイヤロープWの磁界の変化を検知して差動信号を送信するように構成されている。差動コイル10は、検査対象物であるワイヤロープWのX方向の磁界の変化を検知して検知信号(電圧)を出力するように構成されている。すなわち、差動コイル10は、磁界印加部3により磁界が印加されたワイヤロープWに対して、X方向の磁界の変化を検知する。また、差動コイル10は、検知したワイヤロープWのX方向の磁界の変化に基づく差動信号(電圧)を出力するように構成されている。また、差動コイル10は、励振コイル13によって発生する磁界の略全てが検知可能に(入力される様に)配置されている。
ワイヤロープWに欠陥(傷等)が存在する場合は、欠陥(傷等)のある部分でワイヤロープWの全磁束(磁界に透磁率と面積とを掛けた値)が小さくなる。その結果、たとえば、受信コイル11が、欠陥(傷等)のある場所に位置する場合、受信コイル12を通る磁束量が受信コイル11と比較して変化するため、差動コイル10による検知電圧の差の絶対値(差動信号)が大きくなる。一方、欠陥(傷等)のない部分での差動信号は略ゼロとなる。このように、差動コイル10において、欠陥(傷等)の存在をあらわす明確な信号(S/N比の良い信号)が検知される。これにより、電子回路部2は、差動信号の値に基づいてワイヤロープWの欠陥(傷等)の存在を検出することが可能である。
電子回路部2は、磁性体検査装置200の各部を制御するように構成されている。具体的には、電子回路部2は、CPU(中央処理装置)などのプロセッサ、メモリ、AD変換器などを含んでいる。電子回路部2は、差動コイル10の差動信号(検知信号)を受信して、ワイヤロープWの状態を検知するように構成されている。また、電子回路部2は、励振コイル13を励振させる制御を行うように構成されている。また、電子回路部2は、励振コイル信号および検出コイル信号の同期検波を行うように構成されている。また、電子回路部2は、ワイヤロープWの状態の検知結果をコンピュータ300に送信するように構成されている。また、電子回路部2は、位置取得部201により取得した磁性体検査装置200によるワイヤロープWの検査位置情報を受信するように構成されている。また、電子回路部2は、検査位置情報をコンピュータ300に送信するように構成されている。
位置取得部201は、検査位置情報を取得するように構成されている。たとえば、位置取得部201は、発光部と、受光部とを有し、発光部から照射された光がワイヤロープWに反射して受光部により受光されることにより、ワイヤロープWの位置を取得する。具体的には、位置取得部201は、受光部により受光される光の強弱に基づいて、ワイヤロープWの凹凸の数を取得して、ワイヤロープWの位置情報を取得する。つまり、ワイヤロープWは、ストランドが編み込まれて形成されているため、表面に周期的に凹凸形状を有している。位置取得部201は、周期的な凹凸形状の凹部または凸部の数をカウントすることにより、ワイヤロープWの位置情報を取得する。なお、凸部では、受光強度が強くなり、凹部では、受光強度が弱くなる。具体的な構成については、後述する。また、磁性体検査装置200を移動させながら、検査を行う場合は、位置取得部201は、加速度センサまたはGPSを有しており、加速度またはGPSの位置情報に基づいて、ワイヤロープWの検査位置を取得する。また、エレベータのワイヤを検査する場合は、エレベータのシステムからワイヤの位置情報がコンピュータ300に送信されてもよい。
ここで、本実施形態では、表示部304に検査されたワイヤロープWの状態が表示される。具体的には、図3に示すように、制御部302の制御により、ワイヤロープWの検査位置情報と、差動コイル10の検知信号とに基づいて、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とが関連付けられて表示部に表示される。具体的には、制御部302は、位置取得部201により取得した検査位置情報と、検知信号とに基づいて、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部304に表示するように構成されている。また、制御部302は、プログラムに基づいて、ワイヤロープWの磁界の変化を検知する検知信号と、ワイヤロープWの検査位置情報とに基づいて、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部304に表示させる。
また、制御部302は、ワイヤロープWの状態の情報と、検査位置情報とを関連付けて記憶部303に保存するように構成されている。記憶部303への保存は、たとえば、検査毎に行われる。これにより、記憶部303に記憶された検知信号を同じ検査位置において比較することができる。たとえば、初期値の検知信号との差分をとることにより、初期検査時からの経時変化の量を取得することができる。また、前回の検査時の検知信号との差分をとることにより、前回検査時からの経時変化の量を取得することができる。
また、制御部302は、検知信号の大きさに基づいて、検査位置情報と関連付けて、ワイヤロープWの傷みの状態を示す表示を、表示部304に表示するように構成されている。たとえば、検知信号の値に基づいて、「注意」や「警告」を示す表示が、検査位置情報と関連付けられて表示される。また、「キンク」や、「断線」などの傷みの種類を示す表示が、検査位置情報と関連付けられて表示される。図3に示す例では、「注意」という文字とともに、矢印により傷みの状態を示している。また、傷みの状態を示す表示をマウスオーバーすることにより、詳細な情報が表示される。また、傷みの種類や、進行状態に応じて、色が変えられて表示される。
また、制御部302は、検知信号の波形と合わせて、ワイヤロープWの状態を判断するためのしきい値を、表示部304に表示するように構成されている。具体的には、図3に示すように、検知信号の波形と合わせて、注意すべきしきい値としてのP1およびP2のラインを表示する。この場合では、P1とP2の差は、5Vに設定されている。また、検知信号の波形と合わせて、警告すべきしきい値としてのP3およびP4のラインを表示する。この場合では、P3とP4の差は、8Vに設定されている。なお、しきい値は、作業者により変更することが可能である。
図3に示す例では、表示部304に、検査位置情報と関連付けられて差動信号が表示されている。また、表示を切り替えることにより、差動信号を積分した積分信号が検査位置情報と関連付けられて表示部304に表示される。積分信号は、差動信号を適宜設定した時間分で積分した上で、検査位置情報と関連付けて表示してもよいし、差動信号を検査位置情報と関連付けた上で、適宜設定した長さ(位置)により積分してもよい。これにより、表示される信号の視認性を上げることができる。また、傷みの種類を容易に判別することが可能である。たとえば、キンクの場合の積分信号は、なだらかな波形となり、断線の場合の積分信号は、シャープな波形となる。
また、制御部302は、ワイヤロープWの状態に応じて通知する異常状態の累計の数を、ワイヤロープWの状態と検査位置情報とを関連付けた表示と合わせて、表示部304に表示するように構成されている。具体的には、図3に示すように、「注意」の累計のポイント数および「警告」の累計のポイント数が表示部304に表示される。この累計のポイント数のしきい値は作業者により設定される。累計のポイント数がしきい値を超えると、ワイヤロープWの傷みが進んでいると判断される。表示部304には、他に、ロープ送り速度、検出レベルVpの現在値、測定スパンが表示される。
ワイヤロープWが長い場合、表示部304の一画面に全ての検査位置における検知信号が収まらない場合がある。この場合、検知信号の波形を拡大・縮小表示することにより、局所的な波形を確認したり、全体の波形を確認したりすることができる。また、異常部分(損傷部分)を表示部304に順次表示させてもよい。
励振コイルを備えておらずワイヤロープWを励振しない場合、交流ではなく直流励振を行う場合、また磁石による固定磁場を与えている場合は、ロープ送り速度により、信号のレベルが変わる。この場合、ロープ速度に応じて、検知信号を補正して、検査位置情報と関連付けられて、表示部304に表示される。
制御部302は、検知信号と、検査位置情報とを、並行して取得して、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けるように構成されている。具体的には、図4に示すように、所定の時間間隔毎に、検知信号をサンプリングしている。これにより、時間T1、T2、T3・・・と、検出レベルV1、V2、V3・・・とが関連付けられる。また、所定の時間間隔毎に、位置情報が取得される。これにより、時間T1、T2、T3・・・と、位置情報x1、x2、x3・・・とが関連付けられる。これらに基づいて、位置情報x1、x2、x3・・・と、検出レベルV1、V2、V3・・・とが関連付けられる。また、時間を、位置に変換する場合には、ワイヤロープWの相対移動の速度を一定として、移動時間と、速度とを乗じて変換する。あるいは、時間を、位置に変換する場合に、ワイヤロープWの相対速度を時々刻々と取得して、速度を時間により積分することにより変換する。
表示部304には、最新の検知信号が表示される。つまり、ワイヤロープWが往復移動することにより、同じ位置において検知信号が検出された場合、新しい情報が表示部304に表示される。また、ワイヤロープWの相対移動が停止している場合は、ワイヤロープWの同じ位置を続けて検査しないように、検知信号は検出されない。
(位置取得部の構成)
図5に示すように、位置取得部201は、発光部210と、受光部220と、収束レンズ231と、ハーフミラー232と、結像レンズ233とを含んでいる。受光部220は、受光素子221と、電子回路222とを有している。位置取得部201は、受光部220により受光される光の強弱に基づいて、ワイヤロープWの位置情報を取得するために設けられている。
発光部210は、所定の波長(たとえば、635nm)のレーザ光を発生させる半導体レーザ素子を有している。発光部210は、所定の波長のレーザ光をワイヤロープWに向けて照射するように構成されている。なお、発光部210は、可視光を照射してもよいし、非可視光(赤外光など)を照射してもよい。また、発光部210は、半導体以外のレーザ素子でもよい。
受光部220は、発光部210から照射され、ワイヤロープWにより反射された光を、受光するように構成されている。また、受光部220は、受光した光の強度に応じて、外部に信号を出力するように構成されている。受光素子221は、光を受けて、強度に応じて電気信号に変換するように構成されている。受光素子221は、たとえば、フォトダイオードにより構成されている。電子回路222は、受光素子221からの電気信号を受信し、増幅して外部に信号を出力するように構成されている。
収束レンズ231は、発光部210からの光をワイヤロープW上に集光するように構成されている。収束レンズ231は、発光部210と、ハーフミラー232との間に配置されている。ハーフミラー232は、ワイヤロープWの表面により反射された光の一部を受光部220に導くように構成されている。ハーフミラー232は、収束レンズ231と、ワイヤロープWとの間に配置されている。結像レンズ233は、ワイヤロープWの表面により反射され、ハーフミラー232により導かれた光を、受光部220の受光素子221上に結像させるように構成されている。結像レンズ233は、ハーフミラー232と、受光部220との間に配置されている。
図6および図7に示すように、ワイヤロープWに照射された光は、(A)凸部(平坦部)では、ハーフミラー232に向かって反射される。このため、(A)凸部(平坦部)の位置では、受光部220により受光する光の強度が大きくなる。また、ワイヤロープWに照射された光は、(B)傾斜部では、斜めに反射される。このため、(B)傾斜部の位置では、受光部220により受光する光の強度が小さくなる。また、ワイヤロープWに照射された光は、(C)底部では、斜め方向に散乱しつつ、ハーフミラー232に向かって反射される。このため、(C)底部の位置では、受光部220により受光する光の強度が小さくなる(ただし、(B)傾斜部の位置よりも少し大きくなる)。つまり、ワイヤロープWが位置取得部201に対して相対移動することにより、図7に示すように、時間ごとに光の強度が変化する信号が取得される。
ここで、ワイヤロープWの凹凸のピッチは、既知であるため、しきい値を用いてワイヤロープWの凹凸を検知することによりワイヤロープWの位置を取得することが可能である。具体的には、まず、(1)ワイヤロープWの凹凸のピッチ間距離L(図6参照)を、強度のしきい値を超えた時の時間間隔Δtで除する(割る)ことにより、各々のピッチ間での速度を算出する。たとえば、エレベータが静止状態から加速していく場合は、初期では、速度が遅いため、ピッチ間の時間間隔Δtは大きくなる。そして、加速するにつれて、速度が速くなっていくため、徐々にピッチ間の時間間隔Δtは、小さくなっていく。
そして、(2)各々のピッチ間の速度に時間間隔Δtを乗じて加算することにより、ワイヤロープWのスタート点からの距離に換算することが可能である。この場合、各々のピッチ間の速度を、多項式(たとえば、3次式以内)で近似してスムーズ化してから、距離に換算する処理を行ってもよい。上記の処理により、ワイヤロープWの相対移動速度と、相対位置との両方を取得することが可能である。なお、ワイヤロープWの相対位置のみを取得する場合、凹凸の数に、凹凸のピッチを乗じて求めてもよい。
なお、位置取得部は、図8のような構成でもよい。具体的には、図8に示すように、位置取得部202は、発光部210と、受光部220と、ハーフミラー232と、レンズ234とを含んでいる。受光部220は、受光素子221と、電子回路222とを有している。図8の構成では、レンズ234は、ハーフミラー232と、ワイヤロープWとの間に配置されている。また、レンズ234は、ワイヤロープWへの光の収束と、受光部220への光の結像との両方の機能を一体的に有している。これにより、部品点数の減少を図ることが可能である。
また、位置取得部は、図9のような構成でもよい。具体的には、図9に示すように、位置取得部203は、発光部210と、受光部220と、収束レンズ231と、結像レンズ233と、偏光ビームスプリッタ235と、波長板236とを含んでいる。受光部220は、受光素子221と、電子回路222とを有している。図9の構成では、偏光ビームスプリッタ235と、波長板236とにより、ワイヤロープWの表面で反射された光を受光部220に導いている。偏光ビームスプリッタ235は、収束レンズ231と、波長板236との間に配置されている。波長板236は、偏光ビームスプリッタ235と、ワイヤロープWとの間に配置されている。波長板236は、1/4波長板を含んでいる。
また、位置取得部の発光部210と受光部220との配置は、逆であってもよい。つまり、発光部210から発生した光をハーフミラー232または偏光ビームスプリッタ235により方向を変えて、ワイヤロープWに照射し、反射光をハーフミラー232または偏光ビームスプリッタ235を透過させて受光部220に導いてもよい。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、制御部302を、ワイヤロープWの検査位置情報と、検知信号とに基づいて、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部304に表示させる制御を行うように構成する。これにより、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とが関連付けられて表示された表示部304の表示を作業者が確認することにより、容易にワイヤロープWの損傷位置を特定することができるので、ワイヤロープWの損傷位置を特定するための作業者の負担が増大するのを抑制することができる。また、差動コイル10に対してワイヤロープWを相対移動させながら検査を行う場合に、損傷があった場合でも、差動コイル10に対するワイヤロープWの相対移動を止めなくてもよいので、検査の中断により検査時間が長くなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部302を、ワイヤロープWの状態の情報と、検査位置情報とを関連付けて記憶部303に保存するように構成する。これにより、検査を行った検査結果と、記憶部303に保存された以前の検査結果とを比べることができるので、ワイヤロープWの経時的な変化を容易に取得することができる。これにより、ワイヤロープWの交換時期を的確に判断することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部302を、検知信号の大きさに基づいて、検査位置情報と関連付けて、ワイヤロープWの傷みの状態を示す表示を、表示部304に表示するように構成する。これにより、作業者がワイヤロープWの傷みの状態と位置とを表示部304の表示に基づいて容易に確認することができる。
また、本実施形態では、上記のように、検知信号の波形と合わせて、ワイヤロープWの状態を判断するためのしきい値を、表示部304に表示するように構成する。これにより、検知信号としきい値とを容易に比較することができるので、作業者がワイヤロープWの状態を容易に確認することができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部302を、検知信号と、検査位置情報とを、並行して取得して、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けるように構成する。これにより、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを容易に関連付けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、制御部302を、位置取得部201により取得した検査位置情報と、検知信号とに基づいて、ワイヤロープWの状態と、検査位置情報とを関連付けて表示部304に表示するように構成する。これにより、位置取得部201により検査位置を容易に取得することができるので、ワイヤロープWの状態と検査位置情報とを容易に関連付けることができる。
また、本実施形態では、上記のように、ワイヤロープWの状態に応じて通知する異常状態の累計の数を、ワイヤロープWの状態と検査位置情報とを関連付けた表示と合わせて、表示部304に表示するように構成する。これにより、表示部304の表示に基づいて検査位置における損傷などの異常状態の数を作業者が容易に認識することができる。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、磁性体検査システムにより検査される磁性体がワイヤロープである例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、磁性体検査システムにより検査される磁性体は、ワイヤロープ以外の磁性体でもよい。
また、上記実施形態では、検査対象のワイヤロープは、クレーン、エレベータ、吊り橋、ロボットなどに使用される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検査対象のワイヤロープ(磁性体)は、クレーン、エレベータ、吊り橋、ロボット以外に用いられていてもよい。
また、上記実施形態では、磁性体検査システムが磁界印加部を備える構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、磁性体検査システムは磁界印加部を備えていなくてもよい。
また、上記実施形態では、差動コイル(検知コイル)が設けられる磁性体検査装置に対して外部のコンピュータに制御部が設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検知コイルが設けられる磁性体検査装置に制御部が設けられていてもよい。また、検知部と制御部とは一体的に設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、差動コイル(検知コイル)が設けられる磁性体検査装置に対して外部のコンピュータに表示部が設けられている構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、検知コイルが設けられる磁性体検査装置に表示部が設けられていてもよい。
また、表示部は、コンピュータとは別に設けられていてもよい。また、表示部は、有線または無線により接続されていてもよい。また、表示部は、液晶モニタでもよい。
また、上記実施形態では、差動コイル(検知コイル)が設けられる磁性体検査装置に対して外部のコンピュータの記憶部に、磁性体の状態の情報と、検査位置情報とが関連付けられて保存される構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、他の記憶媒体や、クラウド上のサーバなどに、磁性体の状態の情報と、検査位置情報とが関連付けられて保存されてもよい。また、磁性体検査装置に設けられたメモリや記憶媒体に、磁性体の状態の情報と、検査位置情報とが関連付けられて保存されてもよい。
また、表示部の「注意」や「警告」を示す表示は、記号であってもよい。その場合、例えば、傷みの存在を表す記号が検査位置情報と関連付けて表示される。また、傷みの種類に応じて、記号の色が変えられて表示される。また、傷みの進行状態に応じて、記号の大きさが変えられて表示される。
また、上記実施形態では、磁性体検査システムに励振コイルを設ける構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、磁性体検査システムに励振コイルを設けなくてもよい。
2 電子回路部(検知部)
10 差動コイル(検知コイル)
100 磁性体検査システム
201、202、203 位置取得部
302 制御部
303 記憶部
304 表示部
W ワイヤロープ(磁性体)

Claims (9)

  1. 磁性体を囲むように巻回され、前記磁性体の磁界の変化を検知して検知信号を送信する検知コイルと、
    前記検知コイルからの前記検知信号に基づいて、前記磁性体の状態を検知する検知部と、
    前記磁性体の状態を表示する表示部と、
    前記磁性体の検査位置情報と、前記検知信号とに基づいて、前記磁性体の状態と、前記検査位置情報とを関連付けて前記表示部に表示させる制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記検知信号の波形の横軸を前記検査位置情報として、前記磁性体の状態と前記検査位置情報とを関連付けて、前記表示部に表示するように構成されており、
    前記検知信号としての差動信号を積分した積分信号と前記検査位置情報とが関連付けられて、前記表示部に表示されるように構成されている、磁性体検査システム。
  2. 前記制御部は、前記磁性体の状態の情報と、前記検査位置情報とを関連付けて記憶部に保存するように構成されている、請求項1に記載の磁性体検査システム。
  3. 前記制御部は、前記検知信号の大きさに基づいて、前記検査位置情報と関連付けて、前記磁性体の傷みの状態を示す表示を、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1または2に記載の磁性体検査システム。
  4. 前記制御部は、前記検知信号の波形と合わせて、前記磁性体の状態を判断するためのしきい値を、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の磁性体検査システム。
  5. 前記制御部は、前記検知信号と、前記検査位置情報とを、並行して取得して、前記磁性体の状態と、前記検査位置情報とを関連付けるように構成されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の磁性体検査システム。
  6. 前記検査位置情報を取得するための位置取得部をさらに備え、
    前記制御部は、前記位置取得部により取得した前記検査位置情報と、前記検知信号とに基づいて、前記磁性体の状態と、前記検査位置情報とを関連付けて前記表示部に表示するように構成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の磁性体検査システム。
  7. 前記制御部は、前記磁性体の状態に応じて通知する異常状態の累計の数を、前記磁性体の状態と前記検査位置情報とを関連付けた表示と合わせて、前記表示部に表示するように構成されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の磁性体検査システム。
  8. 前記磁性体は、複数の素線により形成されたワイヤロープである、請求項1~7のいずれか1項に記載の磁性体検査システム。
  9. 磁性体を囲むように巻回された検知コイルにより検知した、前記磁性体の磁界の変化を検知する検知信号と、前記磁性体の検査位置情報とに基づいて、前記検知信号の波形の横軸を前記検査位置情報として、前記磁性体の状態と、前記検査位置情報とを関連付けて表示部に表示させるとともに、前記検知信号としての差動信号を積分した積分信号と前記検査位置情報とを関連付けて前記表示部に表示させる制御をコンピュータに実行させる、プログラム。
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