JP7270876B2 - プログラム - Google Patents

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Description

本発明はウェブブラウザと、ウェブブラウザと同じ端末上で実行されるプログラムが通信し、ウェブブラウザに任意の情報を送信し、またウェブブラウザ上で入力された手書き情報を文字認識するシステムに関するものである。
タブレット型端末およびスマートフォンが普及する中で、ウェブブラウザ上で入力された手書き情報を高度に処理する方法が求められている。
特表4016-517571
WWWクライアント上で動作する手書き文字認識モジュールの開発と知的教育システムへの実装 https://core.ac.uk/download/pdf/59164141.pdf
ウェブブラウザ上で、スタイラスペンを用いた手書き情報を取得する方法として、ウェブブラウザが備えるJavaScript(登録商標)のAPIを用いて、ウェブブラウザにペン入力を行った際のイベントから、スタイラスペンの入力情報を取得する方法が知られている。
しかし、従来のJavaScriptのAPIを用いた取得方法は、取得できる情報がウェブブラウザの種類によってばらつきがあり、一貫性のある手書き情報が取得できない。
また非特許文献1によれば、手書き情報を処理する一例として、手書き情報を、ウェブブラウザから、JAVA(登録商標)アプレットなどウェブブラウザ上にホストされたプログラムに送信し、ウェブブラウザ上のプログラムで文字認識を行い、ウェブブラウザに返却することで、文字列を取得する方法が提案されている。
しかし、従来のウェブブラウザ上のプログラムで文字認識を行う方法は、JAVAアプレットやActiveX(登録商標)やAdobeFlash(登録商標)などで作成されたプログラムをウェブブラウザごとにインストールする必要があり、またプログラムをウェブブラウザ上でホストするためのプラグイン技術自体が、ウェブブラウザの種類によって対応していない、または開発が終了しているか、終了予定であるといった問題があり、ユーザーが容易に利用できない状態である。
本発明の目的は、ウェブブラウザから手書き情報または任意の情報を取得し、また手書き情報を文字認識するための、ウェブブラウザの種類に依存しない高機能な方法を提供することである。
ウェブブラウザ部と、ウェブブラウザ部と同じ端末上で実行されるプログラム部がローカルループバック接続によって通信を確立する。
プログラム部が、ウェブブラウザ部に対してメッセージフックを行い、ウェブブラウザ部上で入力された入力手段の情報、またはウェブブラウザ部の任意の情報、またはその他の任意の情報を取得し、取得した情報を、プログラム部がウェブブラウザ部に送信することで、ウェブブラウザの種類によらず、一貫性のある手書き情報、またはウェブブラウザ部の任意の情報、またはその他の任意の情報を、ウェブブラウザ部に提供できる。
また、得られた手書き情報を、ウェブブラウザ部がプログラム部に送信し、プログラム部が備える文字認識部が、手書き情報を元に文字認識を行い、文字認識結果をウェブブラウザ部に送信することによって、ウェブブラウザの種類によらず、文字認識を行い、文字認識結果をウェブブラウザ部に提供できる。
手書き情報、またはウェブブラウザ部の任意の情報、またはその他の任意の情報を取得し、また手書き情報を文字認識してウェブブラウザ部に送信するためのシステムの実施形態を例示する機能ブロック図 プログラム部が文字認識処理を実行するためのフローチャート プログラム部がメッセージフックを行い、ウェブブラウザ部から任意の情報を取得するためのフローチャート 入力手段がスタイラスペンの場合に、詳細なペン情報を取得するためのフローチャート 入力手段がスタイラスペンの場合に、ペン情報取得処理によって取得したペン情報を元に、パームリジェクション機能を実行するためのフローチャート 入力手段がスタイラスペンの場合に、ペン情報取得処理によって取得したペン情報を元に、消しゴム機能を実行するためのフローチャート 入力手段がスタイラスペンの場合に、ペン情報取得処理によって取得したペン情報を元に、手書き情報を文字認識する処理を実行するタイミングを制御するためのフローチャート 手書き情報を文字認識する処理を実行するためのフローチャート
図1は、手書き情報、またはウェブブラウザ部の任意の情報、またはその他の任意の情報を取得し、また手書き情報を文字認識してウェブブラウザ部に送信するためのシステムの実施形態を例示する機能ブロック図である。
端末101は、タブレット型端末、またはスマートフォン、またはその他の任意のコンピューターデバイスでありうる。
また、端末101は、CPU102とメモリ103と画面104と記憶装置105を備え、さらに必要であればネットワークインターフェース106を備える。
また、端末101は、メモリ103上にループバックインターフェース107を配置する。
また、端末101が備える画面104はタッチパネルであり、スタイラスペン、またはタッチ操作、またはその他の任意の手書き入力手段を受け付ける。
また、端末101は、メモリ103上にウェブブラウザ部113とプログラム部119を配置する。
ループバックインターフェース107は、端末101によってメモリ103上に配置され、ローカルループバックアドレスを設定した仮想ネットワークインターフェースである。
ループバックインターフェース107に設定されるローカルループバックアドレスは、端末自身を表す、127.0.0.0から127.255.255.255の範囲の任意のIPv4のIPアドレス、または0:0:0:0:0:0:0:1のIPv6のIPアドレスでありうる。
入力手段111は、指か、またはマウスか、またはスタイラスペンか、または手書き情報の入力が可能な任意の入力手段でありうる。
また、入力手段111がスタイラスペンの場合、入力手段111および画面104はデジタイザーの機能を備えうる。
入力手段111および画面104が備えるデジタイザーの機能は、画面104が、画面104と入力手段111の入力部位が接触している状態を入力として検知し、さらに画面104が、画面104と入力手段111の入力部位が接触せず、少し離れた状態(以降、この状態を「ホバー」と呼称する)を入力として検知することが出来る。
ウェブブラウザ部113は、HTML5準拠の任意のウェブブラウザでありうる。
また、ウェブブラウザ部113は、記憶装置105またはネットワークインターフェース106を使用して、任意のファイルシステムまたはウェブサーバーから、HTMLコンテンツを取得し、ウェブブラウザ部113上にHTMLコンテンツ部114として構築する。
HTMLコンテンツ部114はHTMLコンテンツを含む様々なウェブベースのコンテンツを含むことが出来る。
また、HTMLコンテンツ部114はページ要素115と組込ウェブサーバー通信部117を備える。
ページ要素115はHTMLタグ、またはその他の任意のウェブベースのコンテンツでありうる。
また、ページ要素115は手書き入力112を受信して、手書き情報116を生成し、手書き情報116を組込ウェブサーバー通信部117に送信することが出来る。
また、ページ要素115は、要素内に任意の画像情報を描画可能である場合、手書き情報116が保持する一連の入力情報を筆跡として描画しても良い。
手書き情報116は、手書き入力112の一連の入力情報の配列、または手書き入力112の筆跡を記録した画像情報でありうる。
また、手書き情報116は、手書き入力112の位置情報、または手書き入力112のその他の任意の情報を含みうる。
組込ウェブサーバー通信部117は、JavaScript、またはその他の任意のウェブベースの実行可能コードでありうる。
また、組込ウェブサーバー通信部117は、ページ要素115から取得した手書き情報116、または手書き情報116を文字認識する命令、またはその他の任意の情報を、ローカルループバック接続118を介して、組込ウェブサーバー部121に送信することができる。
また、組込ウェブサーバー通信部117は、組込ウェブサーバー部121から、文字認識結果の文字列を受信し、ページ要素115に文字認識結果124として設定することができる。
ローカルループバック接続118は、組込ウェブサーバー通信部117をクライアント、組込ウェブサーバー部121をサーバーとした、HTTP、またはHTTPS、またはWebSocket、またはWebSockets over SSL/TLS、またはその他の任意のRFC準拠のプロトコルの通信チャンネルでありうる。
また、ローカルループバック接続118は、組込ウェブサーバー通信部117から、組込ウェブサーバー部121によって待ち受けしているループバックインターフェース107上の所定のポートに接続し、通信を確立する。
また、ローカルループバック接続118の行う通信は、組込ウェブサーバー通信部117がリクエストを組込ウェブサーバー部121に送信し、組込ウェブサーバー部121がレスポンスを組込ウェブサーバー通信部117に返信する、いわゆるプル型通信か、または確立された通信によって組込ウェブサーバー通信部117から組込ウェブサーバー部121に送信するのみでなく、組込ウェブサーバー部121から組込ウェブサーバー通信部117に送信する、いわゆるプッシュ型通信でありうる。
ローカルループバック接続118のプロトコルがHTTP、またはHTTPSなどプッシュ型通信をサポートしない場合、Cometなど疑似的にプッシュ型通信を行う実装をしてもよい。
また、ローカルループバック接続118がSSL/TLSを使用して暗号化通信を行う場合、暗号化通信に使用される公開鍵証明書は、自己署名証明書、または第三者が署名した証明書でありうる。
公開鍵証明書が第三者が署名した証明書の場合、証明書はSNIまたはSANsのワイルドカードの機能を備える証明書でありうる。
当業者は組込ウェブサーバー部121にワイルドカードの機能を備える証明書を設置し、ドメインまたはサブドメインのAレコードにローカルループバックアドレスを設定し、組込ウェブサーバー通信部117がローカルループバック接続118を行う際に、ローカルループバックアドレスを設定したドメインまたはサブドメインを通して接続するよう構成することで、ウェブブラウザに信頼される証明書を、ウェブブラウザ部113に提示できる。
プログラム部119は、ウェブブラウザ部113と別のプロセスで実行されるアプリケーションである。
また、プログラム部119は、ウェブブラウザ部113と同じ端末上で実行される。
また、プログラム部119は、OSが備えるネイティブAPIを呼び出す機能を備えうる。
プログラム部119が呼び出すネイティブAPIは、ウェブブラウザが備えるJavaScriptからアクセスできないOSの任意の機能にアクセスする機能や、端末に接続された任意の機器にアクセスする機能を備える。
また、プログラム部119は、ひとつまたは複数の任意のモジュールまたはアプリケーションでありうる。
また、プログラム部119は、記憶装置105に保存され、端末101によって、メモリ103に配置される。
また、プログラム部119は、インタープリタ型言語、またはコンパイラ型言語、またはその他の任意のプログラミング言語により作成される。
また、プログラム部119は、任意のプログラムにホストされる、または任意のランタイムによって解釈される、またはプログラム部119自体が含む命令による実行、またはその他の任意の実行方法によって実行される。
また、プログラム部119は、OS起動時のスタートアップによる起動、またはユーザーの操作を要因とする起動、またはその他のプログラムの処理を要因とする起動、またはその他の任意の要因によって、起動される。
また、プログラム部119は、文字認識部120と、組込ウェブサーバー部121を備え、さらに入力手段111がスタイラスペンである場合はペン認識部122を備える。
組込ウェブサーバー部121は、ループバックインターフェース107上の所定のポートで組込ウェブサーバー通信部117のローカルループバック接続118を待ち受けすることができる。
また、組込ウェブサーバー部121は、ローカルループバック接続118がHTTPまたはHTTPSである場合、Cross-Origin Resource Sharingを実装して他ドメインとの通信を許可する。
また、組込ウェブサーバー部121は、任意の制御フローに基づき、組込ウェブサーバー通信部117、または文字認識部120、またはペン認識部122のいずれかと通信し、任意の情報を送受信することができる。
また、組込ウェブサーバー部121は、組込ウェブサーバー通信部117から受信した手書き情報116を、蓄積することができる。
文字認識部120は、組込ウェブサーバー通信部117から組込ウェブサーバー部121に送信され、組込ウェブサーバー部121から文字認識部120に受信した手書き情報116について、文字認識を実行し、任意の長さの文字列に変換することができる。
また、手書き情報116が手書き入力112の一連の入力情報の配列の場合、文字認識部120の認識機能はオンライン手書き文字認識でありうる。
また、手書き情報116が手書き入力112の筆跡を記録した画像情報の場合、文字認識部120の認識機能はオフライン手書き文字認識でありうる。
また、文字認識部120の認識機能は、文字認識部120に備えられた認識機能、またはサードパーティ製のアプリケーションから提供される認識機能、またはOSが備えるAPIから提供される認識機能、またはその他の任意の認識機能でありうる。
また、文字認識部120は、文字認識結果を組込ウェブサーバー部121に送信し、組込ウェブサーバー部121は受信した文字認識結果を、ローカルループバック接続118を介して組込ウェブサーバー通信部117に送信することができる。
組込ウェブサーバー通信部117は、受信した文字認識結果をページ要素115に文字認識結果124として設定する。
入力手段111がスタイラスペンである場合、プログラム部119は、さらにペン認識部122を備えることができる。
ペン認識部122は、ウェブブラウザ部113に対してメッセージフック123を設定して処理を挿入し、メッセージフック123によって挿入された処理によって、手書き入力112の情報を、ウェブブラウザ部113から取得することができる。取得する情報は、手書き入力112の位置情報、または筆圧、または傾き、または手書き入力112を行っている入力部位、または入力手段111が備えるスイッチの状態、またはその他の任意の手書き入力112の情報、またはその他の任意の情報でありうる。
さらに必要な場合、ペン認識部122は、メッセージフック123によって挿入された処理によって、ウェブブラウザ部113が備えるJavaScriptのAPIから取得出来ない任意の情報を、ウェブブラウザ部113から取得してもよい。
また、ペン認識部122は、入力手段111のホバー状態を検知できる。
また、ペン認識部122は、取得した情報を組込ウェブサーバー部121に送信し、組込ウェブサーバー部121は受信した情報を、ローカルループバック接続118を介して組込ウェブサーバー通信部117に送信することができる。
メッセージフック123は、OSからウェブブラウザ部113に送信されるメッセージの受信や、システムコールに対して割込みを行うことによって、本来ウェブブラウザ部113が受け持つ処理に対して、任意の処理を挿入する機能である。
メッセージフック123の機能を備えるOSは、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、その他、グローバルフック、システムフック、動的バインド、イベントのディスパッチなど、メッセージフックと呼べるような機能をサポートしているOSでありうる。
組込ウェブサーバー通信部117は組込ウェブサーバー部121から受信した入力手段111の情報と、さらに必要であれば組込ウェブブラウザ部113が備えるJavaScriptのAPIから得られるタッチ情報とを統合し、手書き情報に変換する。
当業者は以上の通り構成することによって、ウェブブラウザの種類によらず、手書き情報を文字認識して取得することができ、さらに入力手段111がスタイラスペンである場合は、ウェブブラウザの実装に依存せず一貫したスタイラスペンの情報を取得でき、かつスタイラスペンと、その他のタッチ入力を判別するパームリジェクション機能、またはスタイラスペンの入力部位を判定し、消しゴムの動作を実現する機能、またはスタイラスペンの入力部位が画面に接触している、または入力部位がホバー状態の場合に、文字認識処理の実行を保留し、スタイラスペンの入力部位が画面に接触していない、かつホバー状態でない場合に文字認識処理を実行することで、ユーザーの所望するタイミングで文字認識を実行する機能、またはその他の任意の機能を実装することができる。
図2は、プログラム部119が文字認識処理を実行するためのフローチャートである。
工程201で、プログラム部119が、ループバックインターフェース107の所定のポートを開き、ローカルループバック接続118を待ち受ける。
工程202で、ウェブブラウザ部113が、プログラム部119が待ち受けているポートに接続し、通信を確立する。
工程203で、プログラム部119が、ウェブブラウザ部113がローカルループバック接続118を介してプログラム部119に送信した手書き情報116を、受信する。
工程204で、プログラム部119が、受信した手書き情報116について、文字認識を実行し、文字認識結果を作成する。
工程205で、プログラム部119が、作成した文字認識結果を、ローカルループバック接続118を介して、ウェブブラウザ部113に送信する。
図3は、プログラム部119がメッセージフック123を行い、メッセージフック123によってウェブブラウザ部113に挿入された処理によって、ウェブブラウザ部113の任意の情報を取得するためのフローチャートである。
工程301で、プログラム部119が、ループバックインターフェース107の所定のポートを開き、ローカルループバック接続118を待ち受ける。
工程302で、ウェブブラウザ部113が、プログラム部119が待ち受けているポートに接続し、通信を確立する。
工程303で、プログラム部119が、メッセージフック123を行い、ウェブブラウザ部113に処理を挿入する。
工程304で、プログラム部119が、メッセージフック123によってウェブブラウザ部113に挿入された処理によって、ウェブブラウザ部113から任意の情報を取得する。
工程305で、プログラム部119が、ウェブブラウザ部113から取得した情報を、ローカルループバック接続118を介して、ウェブブラウザ部113に送信する。
図4は、入力手段111がスタイラスペンの場合に、詳細なペン情報を取得するためのフローチャートである。
ペン情報取得400は、ペン情報を取得する処理を表す。
組込ウェブサーバー部121はペン認識部122にメッセージフック指示401を送信する。
ペン認識部122はウェブブラウザ部113にメッセージフック123を行う。
ウェブブラウザ部113は入力手段111から手書き入力112を受信する。
ウェブブラウザ部113は、メッセージフック123によって挿入された処理によって、ペン認識部122にペン詳細情報402を送信する。
ペン詳細情報402は、入力手段111が画面104に接触している、または入力手段111がホバー状態の場合に取得される。
また、ペン詳細情報402が含む情報は、手書き入力112の位置情報、または入力手段111の種類、または入力手段111の画面接触部位、または入力手段111が備えるスイッチの状態、または入力手段111の任意の情報、または手書き入力112の任意の情報を含む。
また、ペン詳細情報402の送信方法は、ソケット、または名前付きパイプ、またはメモリ共有、またはウィンドウメッセージ送信、または任意のプロセス間通信でありうる。
ペン認識部122は組込ウェブサーバー部121にペン詳細情報403を送信する。
組込ウェブサーバー部121は組込ウェブサーバー通信部117にペン詳細情報404を送信する。
さらに必要であれば、ウェブブラウザ部113が、JavaScriptペン情報405を、組込ウェブサーバー通信部117に送信してもよい。
JavaScriptペン情報405は、ウェブブラウザ部113が備えるJavaScriptのAPIから取得される、タッチ情報である。
また、JavaScriptペン情報405に含まれるタッチ情報は、手書き入力112の位置情報、または入力手段111の種類、または入力手段111の画面接触部位、または入力手段111が備えるスイッチの状態、または入力手段111の任意の情報、または手書き入力112の任意の情報を含むことができる。
組込ウェブサーバー通信部117は、ウェブブラウザ部102からJavaScriptペン情報405を直接受信することで、処理を挟まず情報を取得することができ、遅延が少なく精度の高い位置情報を取得する事ができる。そのため、ペン詳細情報404のみで処理を行うよりも、遅延が少なく精度の高い処理を行うことができる。
組込ウェブサーバー通信部117は、ペン詳細情報404および、必要であればJavaScriptペン情報405を元に、任意の処理を実行する。
当業者は以上の通り構成することによって、ウェブブラウザの種類によらず、スタイラスペンの詳細で精度の高い情報を、遅延が少なく取得することができ、任意の処理を実装することができる。
図5は、入力手段111がスタイラスペンの場合に、ペン情報取得400によって取得したペン情報を元に、パームリジェクション機能を実行するためのフローチャートである。
ウェブブラウザ部113および組込ウェブサーバー通信部117および組込ウェブサーバー部121はペン情報取得400を実行する。
組込ウェブサーバー部121は、ペン位置情報501を、組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
ウェブブラウザ部113は、タッチ位置情報502を、組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
判定条件タッチがペン範囲内の場合503は、ホバー状態の時点から先行して取得されているペン位置情報501を基準とした任意の範囲内に、タッチ位置情報502の位置が重なるかを判定する。
判定条件タッチがペン範囲内の場合503が成立する場合、手書き情報作成504を行い、タッチ位置情報502を元に、手書き情報116を作成する。
当業者は以上の通り構成することによって、タッチ位置情報502の中からスタイラスペンの情報のみを取得し、その他のタッチ位置情報を除外することができ、パームリジェクションの機能を実装することができる。
図6は、入力手段111がスタイラスペンの場合に、ペン情報取得400によって取得したペン情報を元に、消しゴム機能を実行するためのフローチャートである。
ウェブブラウザ部113および組込ウェブサーバー通信部117および組込ウェブサーバー部121はペン情報取得400を実行する。
組込ウェブサーバー部121は、ペン部位情報601を、組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
ウェブブラウザ部113は、タッチ位置情報502を、組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
判定条件ペン部位が消しゴムを表す場合603は、ペン部位情報601が消しゴムである場合に、タッチ位置情報502が与えられたかを判定する。
判定条件ペン部位が消しゴムを表す場合603が成立する場合、削除処理604を行い、タッチ位置情報502の直下に存在する手書き情報116を削除する。
さらに削除処理604は、タッチ位置情報502の直下に存在する文字認識結果124を削除してもよい。
当業者は以上の通り構成することによって、タッチ位置情報502がスタイラスペンの消しゴムを表す部位によって与えられているかを判定することができ、消しゴムの機能を実装することができる。
図7は、ペン情報取得400によって取得したペン情報を元に、手書き情報を文字認識する処理を実行するタイミングを制御するためのフローチャートである。
ウェブブラウザ部113および組込ウェブサーバー通信部117および組込ウェブサーバー部121はペン情報取得400を実行する。
組込ウェブサーバー部121は、ペンホバー情報701を組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
判定条件ペンが認識範囲外の場合702は、ペンが画面104に接触しておらず、かつペンがホバー状態でないかを判定する。
判定条件ペンが認識範囲外の場合702が成立する場合、組込ウェブサーバー通信部117は、文字認識指示703を組込ウェブサーバー部121に送信する。
組込ウェブサーバー部121は、文字認識トリガー発動704を行い、文字認識の実行トリガーを発動させる。
当業者は以上の通り構成することによって、ユーザーが任意のタイミングで手書き情報の文字認識を実行する機能を実装することができる。
図8は、手書き情報を文字認識するためのフローチャートである。
組込ウェブサーバー通信部117は、手書き情報取得801を実行し、ページ要素115から手書き情報116を取得する。
組込ウェブサーバー通信部117は、手書き情報送信802を実行し、受信した手書き情報を組込ウェブサーバー部121に送信する。
組込ウェブサーバー部121は、手書き情報送信803を実行し、受信した手書き情報を文字認識部120に送信する。
また、組込ウェブサーバー部121は、受信した手書き情報を一時的に蓄積してもよい。
判定条件文字認識トリガーが発動した場合804は、任意の条件が満たされることによって、文字認識の実行トリガーが発動したかどうかを判定する。
判定条件文字認識トリガーが発動した場合804が成立する場合、組込ウェブサーバー通信部117は、文字認識指示805を組込ウェブサーバー部121に送信する。
組込ウェブサーバー部121は、文字認識指示806を文字認識部120に送信する。
文字認識部120は、文字認識処理807を実行し、手書き情報送信803によって受信した手書き情報を、任意の長さの文字列に変換する。
また、文字認識部120が文字認識を実行する際の認識機能は、文字認識部120に備えられた認識機能、またはサードパーティ製のアプリケーションから提供される認識機能、またはOSが備えるAPIから提供される認識機能、またはその他の任意の認識機能でありうる。
また、文字認識部120は、文字認識結果送信808を実行し、変換した文字列を文字認識結果として、組込ウェブサーバー部121に送信する。
組込ウェブサーバー部121は、文字認識結果送信809を実行し、受信した文字認識結果を組込ウェブサーバー通信部117に送信する。
組込ウェブサーバー通信部117は、文字認識結果設定810を実行し、受信した文字認識結果を、ページ要素115に文字認識結果124として設定する。
さらに文字認識結果設定810は、ページ要素115に文字認識結果124を設定すると共に、ページ要素115から文字認識結果124と対応する手書き情報116を削除し、手書き情報を文字認識結果によって得られた文字列に置き換えても良い。
当業者は以上の通り構成することによって、ウェブブラウザの種類によらず、手書き情報を文字認識する機能を実装することができる。
101 端末
102 CPU
103 メモリ
104 画面
105 記憶装置
106 ネットワークインターフェース
107 ループバックインターフェース
111 入力手段
112 手書き入力
113 ウェブブラウザ部
114 HTMLコンテンツ部
115 ページ要素
116 手書き情報
117 組込ウェブサーバー通信部
118 ローカルループバック接続
119 プログラム部
120 文字認識部
121 組込ウェブサーバー部
122 ペン認識部
123 メッセージフック
124 文字認識結果
201 工程ローカルループバック接続を待ち受け
202 工程ウェブブラウザ部と通信を確立
203 工程手書き情報を受信
204 工程文字認識
205 工程ウェブブラウザ部に文字認識結果を送信
301 工程ローカルループバック接続を待ち受け
302 工程ウェブブラウザ部と通信を確立
303 工程メッセージフックによりウェブブラウザ部に処理挿入
304 工程挿入した処理により情報受信
305 工程ウェブブラウザ部に情報送信
400 ペン情報取得
401 メッセージフック指示
402 ペン詳細情報
403 ペン詳細情報
404 ペン詳細情報
405 JavaScriptペン情報
501 ペン位置情報
502 タッチ位置情報
503 判定条件タッチがペン範囲内の場合
504 手書き情報作成
601 ペン部位情報
603 判定条件ペン部位が消しゴムを表す場合
604 削除処理
701 ペンホバー情報
702 判定条件ペンが認識範囲外の場合
703 文字認識指示
704 文字認識トリガー発動
801 手書き情報取得
802 手書き情報送信
803 手書き情報送信
804 判定条件文字認識トリガーが発動した場合
805 文字認識指示
806 文字認識指示
807 文字認識処理
808 文字認識結果送信
809 文字認識結果送信
810 文字認識結果設定

Claims (1)

  1. 端末が、CPUと、メモリと、画面と、記憶装置と、ループバックインターフェースと、ウェブブラウザ部を備え、前記画面がタッチ入力を入力手段として受け付け、前記タッチ入力によって、前記ウェブブラウザ部が手書き情報を作成し、前記端末によって実行されるプログラムであって、前記プログラムは前記ウェブブラウザ部と別のプロセスで実行され、前記ループバックインターフェース上の所定のポートでローカルループバック接続を待ち受けする工程と、前記プログラムと同じ前記端末上で実行される前記ウェブブラウザ部と前記ローカルループバック接続によって通信を確立する工程と、前記ウェブブラウザ部が前記ローカルループバック接続を通して送信した前記手書き情報を受信する工程と、前記プログラムが前記ウェブブラウザ部にメッセージフックを行い処理を挿入する工程と、前記メッセージフックが前記ウェブブラウザ部に挿入する処理により、前記ウェブブラウザ部が前記プログラムに送信した任意の情報を受信する工程と、前記プログラムが受信した前記手書き情報および前記任意の情報を元に文字認識し、文字認識結果を作成する工程と、前記プログラムが前記ローカルループバック接続を通して前記ウェブブラウザ部に前記文字認識結果を送信する工程を、前記端末に実行させることを特徴とする、プログラム。
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