JP7268541B2 - 回転電機用配線部材及びその固定構造 - Google Patents

回転電機用配線部材及びその固定構造 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機用配線部材及びその固定構造に関する。
回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材が知られている。このような回転電機用配線部材として、複数の導電線と、複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、複数の導電線を保持する保持部と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-164378号公報
特許文献1に記載の回転電機用配線部材では、保持部が周囲の部材に固定されていないために、振動が加わると、保持部が揺動して導電線とコイルエンドとの接続部分が損傷したり、保持部がステータコア等に繰り返し衝突して保持部が損傷したりするおそれがあった。特に車両に搭載される回転電機に用いられる回転電機用配線部材では、端子台の電極に接続されるケーブルの振動と回転電機の振動の両方の影響を受けてしまうため、振動による損傷を抑制可能な振動対策を施すことが求められる。
そこで、本発明は、振動による損傷を抑制可能な回転電機用配線部材及びその固定構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材であって、前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、前記保持部は、前記複数の導電線を保持する本体部と、前記保持部を被固定部材に取り付けるための取付部を一体に有し、前記取付部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の間に設けられている、回転電機用配線部材を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材を、被固定部材に固定する固定構造であって、前記回転電機用配線部材は、前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、前記保持部は、前記複数の導電線を保持する本体部と、前記保持部を前記被固定部材に取り付けるための取付部を一体に有し、前記取付部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の間に設けられており、前記取付部を前記被固定部材に取り付けることで、前記保持部を前記被固定部材に固定する、回転電機用配線部材の固定構造を提供する。
本発明によれば、振動による損傷を抑制可能な回転電機用配線部材及びその固定構造を提供できる。
本発明の実施の形態に係る回転電機用配線部材の固定構造を備えた回転電機の構成例を示し、(a)は全体図、(b)は(a)の部分拡大図である。 回転電機用配線部材、端子台、及びステータコアを軸方向から見た構成図である。 4つのコイル片が組み合わされたコイルユニットを示す斜視図である。 回転電機用配線部材の一部を、ステータコアに取り付けられた複数のコイル片のうち一部のコイル片の直線部と共に示す斜視図である。 回転電機用配線部材を示し、(a)は軸方向視図、(b)は周方向視図、(c)は斜視図である。 回転電機用配線部材の要部を拡大した斜視図である。 (a)は、回転電機用配線部材をステータコアに固定した際の断面図であり、(b)はそのB部拡大図である。 (a)は、本発明の一変形例において回転電機用配線部材をステータコアに固定した際の断面図であり、(b)~(d)は固定ピンの変形例を示す図である。 (a)は、本発明の一変形例において回転電機用配線部材をステータコアに固定した際の断面図であり、(b)は緩衝部材の平面図である。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る回転電機用配線部材の固定構造を備えた回転電機の構成例を示し、(a)は全体図、(b)は(a)の部分拡大図である。
この回転電機1は、回転電機用配線部材2と、端子台3と、中心部にシャフト11が挿通されたロータ(回転子)4と、ロータ4を囲うように配置されたステータ(固定子)5とを備えている。ロータ4は、軟磁性金属からなるロータコア41に複数の磁石42が埋め込まれており、シャフト11と共に回転する。ステータ5は、軟磁性金属からなるステータコア51と、複数のコイル片52とを有している。
回転電機1は、電気自動車や所謂ハイブリッド車等の電力によって駆動される車両に搭載される。以下の説明では、回転電機1が電動機として用いられる場合について説明するが、回転電機1を発電機として用いることも可能である。また、以下の説明では、シャフト11の回転軸線Oに平行な方向を軸方向といい、回転軸線Oを通りかつ回転軸線Oに対して垂直な方向を径方向といい、軸方向及び径方向に対して垂直な方向を周方向という。
図2は、回転電機用配線部材2、端子台3、及びステータコア51を軸方向から見た構成図である。図3は、4つのコイル片52が組み合わされたコイルユニット50を示す斜視図である。なお、以下の説明では、説明の便宜上、ステータコア51の軸方向両側のうち、回転電機用配線部材2及び端子台3が配置された側を上側といい、その反対側を下側という。ただし、この上側及び下側は、車両に搭載された状態における鉛直方向の上下を特定するものではない。
端子台3は、樹脂からなる基台30と、第1乃至第3の電極31~33とを有している。基台30は、ステータ5を収容する図略のハウジングに固定され、第1乃至第3の電極31~33には、コントローラから三相交流電流が供給される。
ステータコア51は、円筒状のバックヨーク511と、バックヨーク511から径方向内方に向かって突出した複数のティース512とを一体に有している。本実施の形態では、72個のティース512が周方向等間隔に設けられており、周方向に隣り合うティース512の間にスロット510が形成されている。
それぞれのコイル片52は、ステータコア51のスロット510に収容される一対の直線状の本体部521と、スロット510から突出してステータコア51の上側に配置される一対の傾斜部522と、それぞれの傾斜部522における上側の端部からさらに上方に向かって軸方向に延在する一対の直線部523と、一対の本体部521をステータコア51の下側で接続する接続部524とを有している。傾斜部522は、本体部521に対して鈍角をなすように傾斜している。
また、コイル片52は、銅やアルミニウム等の良導電性を有する導電性金属52Mと、導電性金属52Mの表面を被覆する電気絶縁性の被覆層52Iからなる。本実施の形態では、導電性金属52Mが断面矩形状の平角単線であり、被覆層52Iがエナメル被覆からなる。直線部523の上方の端部であるコイルエンド520では、被覆層52Iが除去されて導電性金属52Mが露出している。
また、本実施の形態では、288個のコイル片52がステータコア51に取り付けられ、各スロット510には、8本の本体部521が収容される。288個のコイル片52は、コイルエンド520同士が溶接されて2組の三相(U相,V相,及びW相)固定子巻線を構成する。また、2組の三相固定子巻線のうち、第1組の三相固定子巻線と、第2組の三相固定子巻線とは、電気角の位相が所定角度ずれている。第1組の三相固定子巻線は、第2組の三相固定子巻線よりもステータコア51の外周側に形成されている。なお、コイルエンド520同士の溶接部分は、樹脂によってコーティングしてもよい。
図4は、回転電機用配線部材2の一部を、ステータコア51に取り付けられた複数のコイル片52のうち一部のコイル片52の直線部523と共に示す斜視図である。図5は、回転電機用配線部材2を示し、(a)は軸方向視図、(b)は周方向視図、(c)は斜視図である。
回転電機用配線部材2は、6本の導電線と3つの端子とを有し、端子台3の第1乃至第3の電極31~33と各相のコイル片52のコイルエンド520とをそれぞれ接続する。回転電機用の配線部材としては、導電線が環状に形成された所謂バスリングが知られているが、本実施の形態に係る回転電機用配線部材2は、バスリングとは異なり、導電線が環状に形成されていない非環状の配線部材である。また、6本の導電線は、自身の形状を保持できる程度に剛性が高い。
6本の導電線は、第1及び第2のU相リード線21,22と、第1及び第2のV相リード線23,24と、第1及び第2のW相リード線25,26からなる。3つの端子は、U相端子27、V相端子28、及びW相端子29からなる。U相端子27は、端子台3の第1の電極31に接続される板部271と、第1及び第2のU相リード線21,22が共に加締められる加締め部272とを有している。板部271には、ボルト挿通孔270が形成されており、ボルト挿通孔270に挿通されるボルト34(図2参照)によって板部271が第1の電極31に接続される。
同様に、V相端子28は、端子台3の第2の電極32に接続される板部281と、第1及び第2のV相リード線23,24が共に加締められる加締め部282とを有している。板部281には、ボルト挿通孔280が形成されており、ボルト挿通孔280に挿通されるボルト35(図2参照)によって板部281が第2の電極32に接続される。また同様に、W相端子29は、端子台3の第3の電極33に接続される板部291と、第1及び第2のW相リード線25,26が共に加締められる加締め部292とを有している。板部291には、ボルト挿通孔290が形成されており、ボルト挿通孔290に挿通されるボルト36(図2参照)によって板部291が第3の電極33に接続される。
第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、各相の端子27,28,29と第1組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520とを電気的に接続する。第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、各相の端子27,28,29と第2組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520とを電気的に接続する。
第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26は、それぞれが導電性金属からなる導電体2Mの表面が電気絶縁性の被覆層2Iに被覆されている。導電性金属としては、例えば銅あるいは銅合金を好適に用いることができる。被覆層2Iとしては、エナメル被膜を好適に用いることができる。導電体2Mは、単線(撚線ではない単一の金属導体)であり、本実施の形態では、断面円形状の丸単線がプレス加工により所定の形状に成形されている。ただし、断面矩形状の平角単線により導電体2Mを形成してもよい。
また、回転電機用配線部材2は、第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26は、第1の保持部201に保持されている。第1の保持部201は、本発明の保持部の一態様であり、第1及び第2のU相リード線21,22、第1及び第2のV相リード線23,24、ならびに第1及び第2のW相リード線25,26を一括して覆うように樹脂をモールドしてなる。また、第2のV相リード線24及び第1のW相リード線25は、第2の保持部202に保持されている。またさらに、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第2のW相リード線26は、第3の保持部203に保持されている。第1乃至第3の保持部201~203は互いに離間して形成されており、第1の保持部201と第2の保持部202とは、連結部204によって連結され、第1の保持部201と第3の保持部203とは、連結部205によって連結されている。第1乃至第3の保持部201~203ならびに連結部204,205は、射出成型により一体に成形された樹脂からなる。第1乃至第3の保持部201~203及び連結部204,205は、導電線を保持するために剛性を有することが望ましく、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)からなるものを用いることができる。第1の保持部201の詳細な形状等については後述する。
第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、第1の保持部201から軸方向に延出されて各相の端子27,28,29にそれぞれ接続される延出部211,231,251と、第1の保持部201から延出されて軸方向に対して垂直な方向に延びる延伸部212,232,252と、延伸部212,232,252の端部から上方に向かって軸方向に延在する軸方向延在部213,233,253と、コイル片52のコイルエンド520に溶接される接続部214,234,254とを有している。
接続部214,234,254は、軸方向延在部213,233,253の上側の端部からさらに上方に向かって軸方向に延在し、ステータコア51から軸方向に突出した第1組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520にそれぞれ溶接される。また、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25は、接続部214,234,254を含む所定の長さ範囲にわたって被覆層2Iが除去され、導電体2Mが露出している。
第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、第1の保持部201から軸方向に延出されて各相の端子27,28,29にそれぞれ接続される延出部221,241,261と、第1の保持部201から延出されて軸方向に対して垂直な方向に延びる延伸部222,242,262と、延伸部222,242,262の端部から上方に向かって軸方向に延在する軸方向延在部223,243,263と、軸方向延在部223,243,263の端部からさらに径方向に延在してステータコア51の内方に向かう径方向延在部224,244,264と、ステータコア51の周方向に沿うように径方向に対して屈曲されてコイル片52のコイルエンド520に溶接される接続部225,245,265とを有している。
接続部225,245,265は、径方向延在部224,244,264の径方向内方の端部から周方向に延在し、ステータコア51から軸方向に突出した第2組の三相固定子巻線のU相,V相,及びW相の各固定子巻線の端部にあたるコイル片52のコイルエンド520にそれぞれ溶接される。また、第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26は、接続部225,245,265を含む所定の長さ範囲にわたって被覆層2Iが除去され、導電体2Mが露出している。接続部225,245,265は、径方向延在部224,244,264における径方向内側の端部からステータコア51の周方向に屈曲され、周方向に沿って延在している。
第2のU相リード線22、第2のV相リード線24、及び第2のW相リード線26の接続部225,245,265は、第1のU相リード線21、第1のV相リード線23、及び第1のW相リード線25の接続部214,234,254よりもステータコア51の径方向内側でコイルエンド520に接続される。接続部214,225,234,245,254,265におけるコイルエンド520との対向面は、プレス加工により平面状とされている。
本実施の形態では、接続部214,225,234,245,254,265とコイル片52のコイルエンド520との溶接が、不活性ガスを用いたアーク放電による溶接方法の一種であるTIG(Tungsten Inert Gas)溶接により行われる。TIG溶接の際には、コイルエンド520がステータコア51から鉛直方向の上方に向かって突出するようにステータ5が治具に固定され、溶接トーチの電極がコイルエンド520と軸方向に向かい合わされる。
第2のU相リード線22及び第1のW相リード線25を例にとって図4に示すように、TIG溶接の際、コイルエンド520は、接続部225,254よりも長く軸方向に突出しており、接続部225,254よりも軸方向に突出した部分のコイルエンド520が放電による熱によって溶けて接続部225,254に溶接される。コイルエンド520の先端部が溶融した溶融金属は、流下して第2のU相リード線22の接続部226の上側の側面225aや、第1のW相リード線25の接続部254の上面255aに接する。ただし、これに限らず、コイルエンド520の先端面と、接続部225の上側の側面225a及び接続部254の上面254aとの軸方向の位置が同一でもよい。すなわち、コイルエンド520は、接続部225,254よりも軸方向に突出していなくともよい。
(第1の保持部201の詳細)
図6は、回転電機用配線部材2の要部を拡大した斜視図である。図7(a)は、回転電機用配線部材をステータコアに固定した際の断面図であり、図7(b)はそのB部拡大図である。
図5乃至図7に示すように、第1の保持部201は、6本の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、6本の導電線を保持する。本実施の形態に係る回転電機用配線部材2では、第1の保持部201は、6本の導電線を保持する本体部201aと、第1の保持部201を被固定部材としてのステータコア51に取り付けるための取付部201bと、を一体に有している。なお、ここでは被固定部材がステータコア51である場合について説明するが、これに限らず、被固定部材がステータコア51を収容するハウジングであってもよい。また、被固定部材は、ステータコア51に配置された絶縁板や金属板であってもよい。
本実施の形態では、取付部201bには、当該取付部201bを被固定部材としてのステータコア51に締結固定するためのボルト53が挿通される貫通孔201cが形成されている。ボルト53を貫通孔201cに通してステータコア51に形成されたネジ穴51aに螺合させることで、取付部201bがステータコア51に締結固定され、第1の保持部201を含む回転電機用配線部材2がステータコア51に固定される。すなわち、本実施の形態に係る回転電機用配線部材の固定構造は、取付部201bの貫通孔201cに挿通したボルト53を被固定部材としてのステータコア51に締結固定することで、取付部201bをステータコア51に取り付ける構造である。このように構成することにより、振動により回転電機用配線部材2が揺動してしまうことが抑制されるため、第1の保持部201が揺動して導電線とコイルエンド520との接続部分が損傷したり、第1の保持部201がステータコア51に繰り返し衝突して第1の保持部201が損傷したりすることが抑制される。なお、被固定部材として、ステータコア51に配置された絶縁板や金属板を用いる場合、当該絶縁板や金属板にボルト53を螺合するネジ穴を形成すればよく、この場合ステータコア51のネジ穴51aは省略可能である。
本実施の形態では、取付部201bは、本体部201aからコイルエンド520側に延出される導電線の間に設けられている。ここでは、第2のV相リード線24及び第1のW相リード線25と、第2のU相リード線22との間に、取付部201bが設けられている。取付部201bは、本体部201aから軸方向に対して垂直な方向で、かつステータコア51の中心側へと突出するように、本体部201aと一体に設けられている。例えば、コイルエンド520側に延出される導電線とは反対側に取付部201bが設けられている場合、取付部201bの突出により回転電機用配線部材2が大型化し、狭いスペースに回転電機用配線部材2を配置することが困難となるおそれがある。本実施の形態のように、本体部201aからコイルエンド520側に延出される導電線の間に取付部201bを設けることで、回転電機用配線部材2をコンパクトに維持し、狭いスペースにおいても回転電機用配線部材2を配置することが可能になる。
本実施の形態では、取付部201bの貫通孔201cへのボルト53の挿通方向と、各相の端子27,28,29のボルト挿通孔270,280,290へのボルト34,35,36の挿通方向が、同じ方向(軸方向と平行な方向)とされている。これにより、各ボルト34,35,36,53を同じ方向に締め込むように締結作業を行えるようになり、ボルト34,35,36,53の締結作業を容易に行うことが可能になる。
また、第1の保持部201は、本体部201aからコイルエンド520側に延出される導電線(延伸部212,222,232,242,252,262)の周囲を覆うように、本体部201から突出して設けられた複数の突出部201d~201fを有している。本実施の形態では、延伸部222の本体部201aから延出部分の周囲を覆うように第1の突出部201dが設けられている。また、延伸部242,252の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第2の突出部201eが設けられている。さらに、延伸部212,232,262の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第3の突出部201fが設けられている。各突出部201d~201fは、本体部201aから軸方向に対して垂直な方向に突出するように、本体部201aと一体に設けられている。
本実施の形態では、取付部201bは、隣り合う突出部を連結するように設けられている。ここでは、第1の突出部201dと第2の突出部201eとを連結するように取付部201bを設けている。第1の突出部201dは1本、第2の突出部201eは2本の導電線を覆うように形成されているため、3本の導電線を覆うように形成させている第3の突出部201fと比べて小型で強度が低い。これら強度が低い第1及び第2の突出部201d,201eを連結するように取付部201bを設けることで、第1及び第2の突出部201d,201eを補強することができ、取付部201b自身の強度も向上する。なお、これに限らず、第2及び第3の突出部201e,201fを連結するように取付部201bが設けられていてもよい。
また、第1の保持部201は、本体部201aから各相の端子27,28,29側に伸びる導電線(延出部211,221,231,241,251,261)の周囲を覆うように、本体部201から突出して設けられた複数の端子側突出部201g~201iを有している。本実施の形態では、延出部211,221の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第1の端子側突出部201gが設けられている。また、延出部231,241の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第2の端子側突出部201hが設けられている。さらに、延出部251,261の本体部201aからの延出部分の周囲を一括して覆うように第3の端子側突出部201iが設けられている。各端子側突出部201g~201iは、本体部201aから軸方向に突出するように、本体部201aと一体に設けられている。
取付部201bの厚さhは、本体部201aの厚さHよりも薄い。これにより、ボルト53により取付部201bを締結固定した際にボルト53が上方に大きく突出することが抑制され、狭いスペースに回転電機用配線部材2を設けることが可能になる。なお、取付部201bの厚さhは、各突出部201d~201fの厚さよりも薄く、各端子側突出部201g~201iの厚さよりも薄い。取付部201bの厚さhは、第1の保持部201に用いる樹脂の材質を考慮し、使用時の振動に対抗して十分な固定強度が得られる程度の厚さとすればよい。締結固定時のクリープ変形を抑制するために、貫通孔201cの内周面に金属等からなるリング状の部材を設けてもよい。
回転電機用配線部材2のステータコア51に取り付ける際には、まず、接続部214,225,234,245,254,265とコイル片52のコイルエンド520とをTIG溶接により溶接し、その後、取付部201bをボルト53によりステータコア51に締結固定する。接続部214,225,234,245,254,265を溶接する際に多少の位置ずれが生じてもボルト53を貫通孔201cを介してネジ穴51aに螺合できるように、貫通孔201cは、ネジ穴51aよりも大きめに形成されていることが望ましい。溶接後に第1の保持部201がステータコア51と当接していない場合であっても、取付部201bをステータコア51に締結固定することにより、第1の保持部201がステータコア51の上面へと押し付けられ、固定されることになる。
(変形例)
本実施の形態では、取付部201bをボルト53によりステータコア51に締結固定する場合について説明したが、これに限らず、図8(a)に示すように、ステータコア51に突設された固定ピン51bを取付部201bの貫通孔201cに挿通させることで、取付部201bをステータコア51に取り付けるようにしてもよい。固定ピン51bは、ステータコア51の上面に上方に突出するように設けられている。これにより、固定ピン51bを貫通孔201cに押し込むのみで回転電機用配線部材2をステータコア51に取り付けることが可能となり、回転電機用配線部材2のステータコア51への取り付け作業が容易になる。
固定ピン51bは、略円柱状に形成されており、貫通孔201cへの挿入が容易となるように、その上面の角部には丸め加工が施されている。なお、固定ピン51bの形状はこれに限定されず、図8(b)に示すように、先端部が小径、基端部が大径となるように階段状に形成されていてもよいし、図8(c)に示すように、先端ほど小径となるようにテーパ状に形成されていてもよい。また、図8(d)に示すように、先端部に径方向外方に突出する爪部51cを設け、爪部51cが貫通孔201cの周縁の取付部201bに干渉することで、固定ピン51bから取付部201bが脱落しにくくなるように構成してもよい。
さらに、図9(a),(b)に示すように、第1の保持部201の底面とステータコア51の上面との間に、弾性体からなる緩衝部材101を備えてもよい。緩衝部材101を備えることで、第1の保持部201の底面とステータコア51の上面とが干渉部材101を介して隙間なく密着し、振動により第1の保持部201がステータコア51に繰り返し衝突し破損することが抑制される。緩衝部材101は、弾力性を有するシート状の部材からなってもよいし、二色成形により第1の保持部201と一体に成形されていてもよい。緩衝部材101としてシート状の部材を用いる場合、緩衝部材101は、第1の保持部201とステータコア51の少なくとも一方に固定されているとよい。例えば、第1の保持部201の底面に緩衝部材101の一方の面(上面)を接着固定しておき、回転電機用配線部材2の取り付け時に緩衝部材101の他方の面(下面)をステータコア51の上面に接着固定するように構成してもよい。また、ステータコア51の上面に予め緩衝部材101を接着固定しておき、回転電機用配線部材2の取り付け時に第1の保持部201と緩衝部材101とを接着固定してもよい。
ボルト53による締結固定時に隙間や傾きが生じることを抑制するため、緩衝部材101は、少なくとも、本体部201aの底面を覆う本体部保護部101aと、取付部201bの底面を覆う取付部保護部101bと、を有することが望ましい。取付部保護部101bには、ボルト53を挿通する貫通孔101cが形成されている。本実施の形態では、緩衝部材101は、第1乃至第3の突出部201d~201fの底面を覆う第1乃至第3の突出部保護部101d~101fを有しており、第1の保護部201の底面全体を覆うように形成されている。なお、緩衝部材101は一体となっておらずともよく、例えば、本体部保護部101aと取付部保護部101bとが別体となっていてもよい。
また、本実施の形態では、第1の保護部201が取付部201bを1つ有する場合について説明したが、これに限らず、第1の保持部201が複数の取付部201bを有していてもよい。また、第1の保持部201が取付部201bを1つ有する場合、第1の保護部201をバランスよく固定するために、本体部201aの長手方向(延出部211,221,231,241,251,261の配列方向、図5(a)の上下方向)における略中央部に取付部201aを設けてもよい。
また、本実施の形態では、第2の保持部202及び第3の保持部203は、ステータコア51の上面に当接しておらず、ステータコア51から離間して設けられているが、振動により第2の保持部202及び第3の保持部203がステータコア51に衝突して破損することを抑制するために、第2の保持部202及び第3の保持部203をステータコア51の上面に当接するように設けてもよい。さらに、第2の保護部202や第3の保護部203にも、取付部が別途設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では言及しなかったが、被固定部材としてのステータコア51、コイル片52、及び回転電機用配線部材2の一部を覆うように、さらに樹脂モールドを設けてもよい。本実施の形態では、第1の保持部201が、被固定部材としてのステータコア51に締結固定されているため、この樹脂モールドの際の樹脂圧により回転電機用配線部材2の位置ずれが生じることを抑制することができる。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る回転電機用配線部材2では、第1の保持部201は、複数の導電線を保持する本体部201aと、第1の保持部201を被固定部材としてのステータコア51に取り付けるための取付部201bを一体に有し、取付部201bは、本体部201aからコイルエンド520側に延出される導電線の間に設けられている。
これにより、回転電機用配線部材2をコンパクトに維持しつつも、取付部201bを介して第1の保持部201をステータコア51に取り付けることができ、第1の保持部201が揺動して導電線とコイルエンド520との接続部分が損傷したり、第1の保持部201がステータコア51に繰り返し衝突して第1の保持部201が損傷したりすることが抑制される。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]複数の導電線(21~26)を有し、回転電機(1)におけるステータ(5)のコイルエンド(520)と端子台(3)の電極(31~33)とを接続する回転電機用配線部材(2)であって、前記複数の導電線(21~26)を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線(21~26)を保持する保持部(201)を備え、前記保持部(201)は、前記複数の導電線(21~26)を保持する本体部(201a)と、前記保持部(201)を被固定部材に取り付けるための取付部(201b)を一体に有し、前記取付部(201b)は、前記本体部(201a)から前記コイルエンド(520)側に延出される前記導電線(21~26)の間に設けられている、回転電機用配線部材(2)。
[2]前記保持部(201)は、前記本体部(201a)から前記コイルエンド(520)側に延出される前記導電線(21~26)の周囲を覆うように、前記本体部(201a)から突出して設けられた複数の突出部(201d~201f)を有し、前記取付部(201b)は、隣り合う前記突出部(201d~201f)を連結するように設けられている、[1]に記載の回転電機用配線部材(2)。
[3]前記取付部(201b)には、当該取付部(201b)を前記被固定部材に締結固定するためのボルト(53)が挿通される貫通孔(201c)が形成されている、[1]または[2]に記載の回転電機用配線部材(2)。
[4]前記本体部(201a)から前記端子台(3)側に延出される前記導電線(21~26)の端部には、前記端子台(3)の前記電極(31~33)に接続される端子(27~29)が設けられており、前記端子(27~29)には、当該端子(27~29)を前記端子台(3)の前記電極(31~33)に締結固定するためのボルト(34~36)が挿通されるボルト挿通孔(270,280,290)が形成されており、前記取付部(201b)の前記貫通孔(201c)への前記ボルト(53)の挿通方向と、前記端子(27~29)の前記ボルト挿通孔(270,280,290)への前記ボルト(34~36)の挿通方向が同じ方向とされている、[3]に記載の回転電機用配線部材(2)。
[5]前記取付部(201b)の厚さが、前記本体部(201a)の厚さよりも薄い、[1]乃至[4]の何れか1項に記載の回転電機用配線部材(2)。
[6]複数の導電線(21~26)を有し、回転電機(1)におけるステータ(5)のコイルエンド(520)と端子台(3)の電極(31~33)とを接続する回転電機用配線部材(2)を、被固定部材に固定する固定構造であって、前記回転電機用配線部材(2)は、前記複数の導電線(21~26)を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線(21~26)を保持する保持部(201)を備え、前記保持部(201)は、前記複数の導電線(21~26)を保持する本体部(201a)と、前記保持部(201)を前記被固定部材に取り付けるための取付部(201b)を一体に有し、前記取付部(201b)は、前記本体部(201a)から前記コイルエンド(520)側に延出される前記導電線(21~26)の間に設けられており、前記取付部(201b)を前記被固定部材に取り付けることで、前記保持部(201)を前記被固定部材に固定する、回転電機用配線部材の固定構造。
[7]前記取付部(201b)には貫通孔(201c)が形成されており、当該貫通孔(201c)に挿通したボルト(53)を前記被固定部材に締結固定することで、前記取付部(201b)を前記被固定部材に取り付ける、[6]に記載の回転電機用配線部材の固定構造。
[8]前記取付部(201b)には貫通孔(201c)が形成されており、前記被固定部材に突設された固定ピン(51b)を前記貫通孔(201c)に挿通させることで、前記取付部(201b)を前記被固定部材に取り付ける、[6]に記載の回転電機用配線部材の固定構造
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
1…回転電機
100…回転電機用配線部材の固定構造
101…緩衝部材
2…回転電機用配線部材
21…第1のU相リード線(導電線)
22…第2のU相リード線(導電線)
23…第1のV相リード線(導電線)
24…第2のV相リード線(導電線)
25…第1のW相リード線(導電線)
26…第2のW相リード線(導電線)
201…第1の保持部(保持部)
201a…本体部
201b…取付部
201c…貫通孔
201d…第1の突出部(突出部)
201e…第2の突出部(突出部)
201f…第3の突出部(突出部)
202…第2の保持部
203…第3の保持部
27…U相端子(端子)
270…ボルト挿通孔
28…V相端子(端子)
280…ボルト挿通孔
29…W相端子(端子)
290…ボルト挿通孔
3…端子台
31…第1の電極(電極)
32…第2の電極(電極)
33…第3の電極(電極)
34~36…ボルト
5…ステータ
51…ステータコア
520…コイルエンド
53…ボルト

Claims (7)

  1. 複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材であって、
    前記複数の導電線は、それぞれ前記コイルエンドに接触する接続部を有し、
    前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、
    前記保持部は、前記複数の導電線を保持する本体部と、前記保持部を被固定部材に取り付けるための取付部を一体に有し、
    前記取付部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の間に設けられおり
    前記保持部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の周囲を覆うように、前記本体部から前記接続部側に突出して設けられた複数の突出部を有し、
    前記取付部は、隣り合う前記突出部を連結するように設けられており、前記本体部から前記接続部側に突出して設けられている
    回転電機用配線部材。
  2. 前記取付部には、当該取付部を前記被固定部材に締結固定するためのボルトが挿通される貫通孔が形成されている、
    請求項1に記載の回転電機用配線部材。
  3. 前記本体部から前記端子台側に延出される前記導電線の端部には、前記端子台の前記電極に接続される端子が設けられており、
    前記端子には、当該端子を前記端子台の前記電極に締結固定するためのボルトが挿通されるボルト挿通孔が形成されており、
    前記取付部の前記貫通孔への前記ボルトの挿通方向と、前記端子の前記ボルト挿通孔への前記ボルトの挿通方向が同じ方向とされている、
    請求項2に記載の回転電機用配線部材。
  4. 前記取付部の厚さが、前記本体部の厚さよりも薄い、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の回転電機用配線部材。
  5. 複数の導電線を有し、回転電機におけるステータのコイルエンドと端子台の電極とを接続する回転電機用配線部材を、被固定部材に固定する固定構造であって、
    前記複数の導電線は、それぞれ前記コイルエンドに接触する接続部を有し、
    前記回転電機用配線部材は、前記複数の導電線を一括して覆うように樹脂をモールドしてなり、前記複数の導電線を保持する保持部を備え、
    前記保持部は、前記複数の導電線を保持する本体部と、前記保持部を前記被固定部材に取り付けるための取付部を一体に有し、
    前記取付部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の間に設けられており、
    前記取付部を前記被固定部材に取り付けることで、前記保持部を前記被固定部材に固定し、
    前記保持部は、前記本体部から前記コイルエンド側に延出される前記導電線の周囲を覆うように、前記本体部から前記接続部側に突出して設けられた複数の突出部を有し、
    前記取付部は、隣り合う前記突出部を連結するように設けられており、前記本体部から前記接続部側に突出して設けられている
    回転電機用配線部材の固定構造。
  6. 前記取付部には貫通孔が形成されており、当該貫通孔に挿通したボルトを前記被固定部材に締結固定することで、前記取付部を前記被固定部材に取り付ける、
    請求項5に記載の回転電機用配線部材の固定構造。
  7. 前記取付部には貫通孔が形成されており、前記被固定部材に突設された固定ピンを前記貫通孔に挿通させることで、前記取付部を前記被固定部材に取り付ける、
    請求項5に記載の回転電機用配線部材の固定構造。
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