JP7263749B2 - マルチピースソリッドゴルフボール - Google Patents
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Description
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
を満足するようにマルチピースソリッドゴルフボールを作製したところ、ドライバー(W#1)ショット時のスピン量を抑制し、高い実打初速が得られることにより良好な飛距離が得られると共に、ショートゲームにおけるアプローチショット時のスピン量を適正化してコントロール性能が高くなり、上記のドライバー(W#1)ショット時の打感が硬すぎない良好な打感となることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
1.コア、包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアは基材ゴムを主材として形成され、上記包囲層,中間層及びカバーの各層は、樹脂材料により形成され、上記包囲層は内側層及び外側層の2層に形成されると共に、上記コアの中心硬度及び表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
の関係を満たし、且つ、上記コアの硬度分布において、コアの中心のショアC硬度をCc、コアの表面のショアC硬度をCs、コアの中心と表面との中点MのショアC硬度をC M 、中点Mからコア表面側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、C M+2.5 、C M+5.0 及びC M+7.5 とし、中点Mからコア中心側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、C M-2.5 、C M-5.0 及びC M-7.5 としたとき、下記の面積A~F
・面積A:1/2×2.5×(C M-5.0 -C M-7.5 )、
・面積B:1/2×2.5×(C M-2.5 -C M-5.0 )、
・面積C:1/2×2.5×(C M -C M-2.5 )、
・面積D:1/2×2.5×(C M+2.5 -C M )、
・面積E:1/2×2.5×(C M+5 -C M+2.5 )、及び
・面積F:1/2×2.5×(C M+7.5 -C M+5 )
について、(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)≧3 を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
2.コア、包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアは基材ゴムを主材として形成され、上記包囲層,中間層及びカバーの各層は、樹脂材料により形成され、上記包囲層は内側層及び外側層の2層に形成されると共に、上記コアの中心硬度及び表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
の関係を満たし、且つ、上記包囲層,中間層及びカバーの各層の厚さについて、下記の式
[内側包囲層と外側包囲層との合計厚さ(mm)]-[中間層とカバーとの合計厚さ(mm)]≧0.1
を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
3.上記コア硬度分布の面積A~Eについて、(面積D+面積E)-(面積A+面積B+面積C)≧0 を満たす上記1記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
4.上記コア硬度分布の面積A~Fについて、0.15≦〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)≦0.6 を満たす上記1又は3記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
5.上記コア硬度分布の面積B~Eについて、面積B<面積C≦面積D<面積E を満たす上記1、3又は4記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
6.上記包囲層の厚さについて、内側包囲層の厚さ≧外側包囲層の厚さ を満たす上記1~5のいずれかに記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
7.上記外側包囲層及び中間層の厚さについて、中間層の厚さ≧外側包囲層の厚さ を満たす上記1~6のいずれかに記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
8.上記カバー表面には塗膜層が形成され、該塗膜層の硬度がショアC硬度で40~80である上記1~7のいずれかに記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
9.上記塗膜層のショアC硬度をHcとするとき、上記コアの中心と表面との中点MのショアC硬度CMとHcとの差(CM-Hc)が-10以上10以下である上記8記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
10.コア、内側包囲層、外側包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアの表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア表面硬度<内側包囲層被覆球体,外側包囲層被覆球体及び中間層被覆球体の各球体の表面硬度>ボール表面硬度
(但し、外側包囲層被覆球体の表面硬度がショアD硬度で60以下であり、中間層被覆球体の表面硬度がショアD硬度で66以上である。)
の関係を満たすと共に、上記コアの硬度分布において、コアの中心のショアC硬度をCc、コアの表面のショアC硬度をCs、コアの中心と表面との中点MのショアC硬度をCM、中点Mからコア表面側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、CM+2.5、CM+5.0及びCM+7.5とし、中点Mからコア中心側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、CM-2.5、CM-5.0及びCM-7.5としたとき、下記の面積A~F
・面積A:1/2×2.5×(CM-5.0-CM-7.5)、
・面積B:1/2×2.5×(CM-2.5-CM-5.0)、
・面積C:1/2×2.5×(CM-CM-2.5)、
・面積D:1/2×2.5×(CM+2.5-CM)、
・面積E:1/2×2.5×(CM+5-CM+2.5)、及び
・面積F:1/2×2.5×(CM+7.5-CM+5)
について、(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)≧6 を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。
11.上記コア硬度分布の面積A~Fについて、0.15≦〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)≦0.6 を満たす上記10記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
12.上記カバー表面には塗膜層が形成され、該塗膜層のショアC硬度をHcとするとき、上記コアの中心と表面との中点MのショアC硬度CMとHcとの差(CM-Hc)が-10以上10以下である上記10又は11記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
本発明のマルチピースソリッドゴルフボールは、図1に示されているように、コア1と、該コアを被覆する内側包囲層2a及び外側包囲層2bと、該包囲層を被覆する中間層3と、該中間層を被覆するカバー4とを有する4層又はそれ以上の多層を有するゴルフボールGである。上記カバー4の表面には、通常、ディンプルDが多数形成される。また、カバー4の表面には、特に図示していないが、通常、塗装による塗膜層が形成される。上記カバー4は、塗膜層を除き、ゴルフボールの層構造での最外層に位置するものである。上記コア1、中間層3及びカバー4は、それぞれ単層に限られず2層以上の複数層に形成することができる。
・面積A:1/2×2.5×(CM-5.0-CM-7.5)、
・面積B:1/2×2.5×(CM-2.5-CM-5.0)、
・面積C:1/2×2.5×(CM-CM-2.5)、
・面積D:1/2×2.5×(CM+2.5-CM)、
・面積E:1/2×2.5×(CM+5-CM+2.5)、及び
・面積F:1/2×2.5×(CM+7.5-CM+5)
について、(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)が後述する特定範囲を満たすことが好適である。なお、図2には、実施例1のコア硬度分布データを用いて面積A~Fを説明した概略図を示す。このように面積A~Fは、各特定距離の差を底辺とし、各位置硬度の差を高さに持つ各三角形の面積である。
0.15≦〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)≦0.60 を満たすことが好適であり、この値の下限値として、より好ましくは0.20以上、さらに好ましくは0.25以上であり、上限としては、より好ましくは0.50以下、さらに好ましくは0.40以下である。上記の値が小さすぎると、ドライバー(W#1)打撃時の低スピン効果が足りずに飛距離が出なくなることがある。上記の値が大きすぎると、実打初速が低くなり飛距離が出なくなったり、繰り返し打撃の際の割れ耐久性が悪くなることがある。
-2≦(面積D+面積E)-(面積A+面積B+面積C)≦8
を満たすことが好適であり、この値の下限値として、より好ましくは0以上であり、さらに好ましくは1以上である。上限値としては、より好ましくは6以下、さらに好ましくは4以下である。上記の値が小さすぎると、ドライバー(W#1)打撃時の低スピン効果が足りずに飛距離が出なくなることがある。上記の値が大きすぎると、実打初速が低くなり飛距離が出なくなったり、繰り返し打撃の際の割れ耐久性が悪くなることがある。
本発明では、包囲層は、内側層及び外側層の2層に形成される。以下、それぞれ内側包囲層及び外側包囲層と呼ぶ。
(a-1)オレフィン-不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体及び/又はオレフィン-不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体の金属イオン中和物と、
(a-2)オレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体及び/又はオレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体の金属イオン中和物とを
質量比で100:0~0:100になるように配合した(A)ベース樹脂と、
(B)非アイオノマー熱可塑性エラストマーとを質量比で100:0~50:50になるように配合した樹脂成分100質量部に対して、
(C)分子量が228~1500の脂肪酸及び/又はその誘導体 5~120質量部と、
(D)上記(A)成分及び(C)成分中の未中和の酸基を中和できる塩基性無機金属化合
物 0.1~17質量部
とを必須成分として配合してなる樹脂組成物を例示することができる。
中間層の材料硬度は、特に制限はないが、ショアD硬度で、好ましくは60以上、より好ましくは63以上、さらに好ましくは65以上であり、上限値として、好ましくは72以下、より好ましくは70以下、さらに好ましくは68以下である。また、上記外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度は、ショアD硬度で、好ましくは66以上、より好ましくは69以上、さらに好ましくは71以上であり、上限値としては、好ましくは78以下、より好ましくは76以下、さらに好ましくは74以下である。これらの中間層の材料硬度及び表面硬度が上記範囲よりも軟らかすぎると、フルショット時のボールの反発性が足りなかったりスピン量が増えすぎて飛距離が出なくなることがある。上記の材料硬度及び表面硬度が硬すぎると、繰り返し打撃による割れ耐久性が悪くなり、あるいは打感が硬くなりすぎることがある。
カバーの材料硬度は、特に制限はないが、ショアD硬度で、好ましくは35以上、より好ましくは40以上であり、上限値として、好ましくは55以下、より好ましくは53以下、さらに好ましくは50以下である。また、中間層被覆球体をカバーで被覆した球体(ボール被覆球体)の表面硬度は、ショアD硬度で、好ましくは50以上、より好ましくは55以上、さらに好ましくは58以上であり、上限値としては、好ましくは66以下、より好ましくは64以下、さらに好ましくは63以下である。これらのカバーの材料硬度及びボール表面硬度が上記範囲よりも軟らかすぎると、ドライバー(W#1)打撃時にスピン量が増加し、飛距離が出なくなることがある。上記の材料硬度及び表面硬度が硬すぎると、ショートゲームにおけるコントロール性が悪くなり、あるいは耐擦擦過傷性が悪くなることがある。
本発明では、上記コアの中心硬度及び表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
を満たすことが好適である。上記の硬度関係を満たさないと、ドライバー(W#1)ショット時の飛び性能が十分に得られず、或いは、その際の打感が硬くなるおそれがあり、さらには、アプローチショット時のスピン量が小さくなり、コントロール性能が悪くなるおそれがある。
本発明では、飛びとショートゲームにおけるコントロール性との両立の点から、(内側・外側)包囲層の厚さについては、(内側包囲層の厚さ)≧(外側包囲層の厚さ)を満たすことが好適であり、特に、内側包囲層が外側包囲層よりも厚くなることが好ましく、さらには内側包囲層が中間層よりも厚くなることが好ましい。
コアの形成
表1に示した各実施例及び比較例のゴム組成物を調製した後、155℃、15分の加硫条件により加硫成形することによりソリッドコアを作製した。
・ポリブタジエンA:JSR社製、商品名「BR01」
・ポリブタジエンB:JSR社製、商品名「BR51」
・ポリブタジエンC:JSR社製、商品名「BR730」
・アクリル酸亜鉛:「ZN-DA85S」(日本触媒社製)
・有機過酸化物(1):ジクミルパーオキサイド、商品名「パークミルD」(日油社製)
・有機過酸化物(2):1,1-ジ(t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサンとシリカとの混合物、商品名「パーヘキサC-40」(日油社製)
・水:純水(正起薬品工業株式会社製)
・老化防止剤:2,2-メチレンビス(4-メチル-6-ブチルフェノール)、商品名ノクラックNS-6(大内新興化学工業社製)
・硫酸バリウム:ヒ性硫酸バリウム バリコ#100(白水化学工業社製)
・酸化亜鉛:商品名「三種酸化亜鉛」(堺化学工業社製)
・ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩:和光純薬工業社製
次に、比較例6を除く各実施例及び各比較例については、コアの周囲に、表2に示したNo.1又はNo.4の配合の内側包囲層材料を用いて射出成形法により内側包囲層を形成し、その後に、同表に示したNo.2,No.3,No.5,No.6又はNo.7の配合の外側包囲層材料を用いて射出成形法により外側包囲層を形成した。比較例6については、表2のNo.2の配合の材料を用いて、射出成形法によりコアの周囲に単層の包囲層(外側包囲層)を形成した。
次に、全ての実施例及び比較例については、上記で得た包囲層被覆球体の周囲に、表2に示した配合のNo.8,No.9又はNo.10の配合の中間層材料を用いて射出成形法により中間層を形成した。次いで、上記の各例の中間層被覆球体の周囲に、表2に示した配合のNo.11,No.12又はNo.13の配合のカバー材料を用いて射出成形法によりカバー(最外層)を形成した。この際、カバー表面には、全ての実施例及び比較例に共通する所定の多数のディンプルを形成した。
「HPF1000」Dupont HPF(商標)1000
「HPF2000」Dupont HPF(商標)2000
「ハイミラン」三井デュポンポリケミカル社製のアイオノマー
「サーリン」デュポン社製のアイオノマー
「ハイトレル」東レ・デュポン社製の熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマー
「トリメチロールプロパン」(TMP)東京化成工業社製
「ポリテールH」三菱化成(株)製、ポリヒドロキシ炭化水素系重合体
「T-8295,T-8290,T-8283」ディーアイシーコベストロポリマー社製、MDI-PTMGタイプ熱可塑性ポリウレタン
「ポリエチレンワックス」三洋化成社製「サンワックス161P」
「イソシアネート化合物」4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート
塗膜層(コーティング層)の形成
次に、全ての実施例及び比較例に共通する塗料組成物として、下記表3に示す塗料組成物Iを使用し、多数形成されたカバー(最外層)表面に、エアースプレーガンにより上記塗料を塗装し、厚み15μmの塗膜層を形成したゴルフボールを作製した。
環流冷却管、滴下漏斗、ガス導入管及び温度計を備えた反応装置に、トリメチロールプロパン140質量部、エチレングリコール95質量部、アジピン酸157質量部、1,4-シクロヘキサンジメタノール58質量部を仕込み、撹拌しながら200~240℃まで昇温させ、5時間加熱(反応)させた。その後、酸価4,水酸基価170,重量平均分子量(Mw)28,000の「ポリエステルポリオール(A)」を得た。
次に、上記の合成したポリエステルポリオール(A)を酢酸ブチルで溶解させ、不揮発分70質量%のワニスを調整した。
塗料の弾性仕事回復率の測定には、厚み50μmの塗膜シートを使用して測定する。測定装置は、エリオニクス社の超微小硬度計「ENT-2100」が用いられ、測定の条件は、以下の通りである。
・圧子:バーコビッチ圧子(材質:ダイヤモンド、角度α:65.03°)
・荷重F:0.2mN
・荷重時間:10秒
・保持時間:1秒
・除荷時間:10秒
塗膜の戻り変形による押し込み仕事量Welast(Nm)と機械的な押し込み仕事量
Wtotal(Nm)とに基づいて、下記数式によって弾性仕事回復率が算出される。
弾性仕事回復率=Welast / Wtotal × 100(%)
上記表3のショアC硬度及びショアM硬度は、厚さ2mmのシートを作成し、3枚重ねて試験片としてASTM D2240規格に準拠したショアC硬度計及びショアM硬度計を用いてそれぞれ計測した。
23.9±1℃の温度で、任意の表面5箇所を測定し、その平均値を1個の各球体の測定値とし、測定個数10個での平均値を求めた。
23.9±1℃の温度で、任意のディンプルのない部分を15箇所測定し、その平均値を1個のボールの測定値とし、測定個数10個のボールの平均値を求めた。
コア(球体)を硬板の上に置き、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)に負荷したときまでのたわみ量を計測した。なお、上記のたわみ量は23.9℃に温度調整した後の測定値である。
コアの表面は球面であるが、その球面に硬度計の針をほぼ垂直になるようにセットし、ASTM D2240に従ってショアC硬度でコア表面硬度を計測した。コアの中心及び各コアの所定位置における断面硬度については、コアを半球状にカットして断面を平面にして測定部分に硬度計の針を垂直に押し当てて測定した。ショアC硬度の値で示される。
また、コアの中心硬度Cc、コアの表面硬度をCs、コアの中心と表面との中点硬度CM、中点Mからコア表面側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度CM+2.5、CM+5.0及びCM+7.5、中点Mからコア中心側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置硬度CM-2.5、CM-5.0及びCM-7.5については、下記の面積A~F・面積A:1/2×2.5×(CM-5.0-CM-7.5)、
・面積B:1/2×2.5×(CM-2.5-CM-5.0)、
・面積C:1/2×2.5×(CM-CM-2.5)、
・面積D:1/2×2.5×(CM+2.5-CM)、
・面積E:1/2×2.5×(CM+5-CM+2.5)、及び
・面積F:1/2×2.5×(CM+7.5-CM+5)
を計算し、下記の3個の数式の値を求めた。
・(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)
・(面積D+面積E)-(面積A+面積B+面積C)
・〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)
なお、コア硬度分布の面積A~Fの説明として、実施例1のコア硬度分布データを用いて面積A~Fを表した概略図を図2に示す。
各層の樹脂材料を厚さ2mmのシート状に成形し、2週間以上放置した。その後、ショアD硬度はASTM D2240規格に準拠して計測した。
各球体の表面に対して針を垂直になるように押し当てて計測した。なお、ボール(カバー)の表面硬度は、ボール表面においてディンプルが形成されていない陸部における測定値である。ショアD硬度はASTM D2240規格に準拠したタイプDデュロメータによって計測した。
ゴルフ打撃ロボットにドライバー(W#1)をつけて、ヘッドスピード45m/sにて打撃した時の飛距離を測定し、下記の基準で判定した。クラブは、ブリヂストンスポーツ社製の「TourStage X-Drive709 D430ドライバー/2013モデル」(ロフト角9.5°)を使用した。また、スピン量は同様に打撃した直後のボールを初期条件計測装置により測定した。
〈判定基準〉
トータル飛距離230.0m以上 … ○
トータル飛距離230.0m未満 … ×
ゴルフ打撃ロボットにサンドウエッジをつけてヘッドスピード22m/sにて打撃した時のスピンの量で判断した。スピン量は同様に打撃した直後のボールを初期条件計測装置により測定した。サンドウエッジは、ブリヂストンスポーツ社製の「TOUR B XW-1 2018モデル」(ロフト角56°)を使用した。
〈判定基準〉
スピン量が6200rpm以上 … ○
スピン量が6200rpm未満 … ×
ドライバー(W#1)によるヘッドスピードが40~50m/sの上級者ユーザーによる実打における官能評価を行い、下記の基準で判定した。
〈判定基準〉
10人中8人以上が良い打感と評価 … ○
良い打感と評価した人10人中5~7人 … △
良い打感と評価した人10人中4人以下 … ×
ノンメッキのピッチングサンドウェッジを打撃ロボットにセットし、ヘッドスピード35m/sにて1回打撃し、ボール表面の状態を目視にて観察し、下記基準にて評価した。
○:まだ使える
×:もう使用に耐えない
比較例1は、コア表面硬度よりも外側包囲層の表面硬度が軟らかくなり、その結果、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣る。
比較例2は、内側包囲層の表面硬度がコア表面硬度と同硬度以下であり、且つ、包囲層表面硬度がコア表面硬度より軟らかくなり、その結果、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣る。
比較例3は、内側包囲層の表面硬度よりも外側包囲層の表面硬度が硬くなり、その結果、打感が硬すぎる。
比較例4は、外側包囲層の表面硬度よりも中間層表面硬度が軟らかくなり、その結果、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣る。
比較例5は、中間層表面硬度よりボール表面硬度が硬くなり、その結果、アプローチでのスピン量が少なくなり、ショートゲームでのコントロール性が劣るとともに、耐擦過傷性も劣る。
比較例6は、包囲層が1層のフォーピース(4P)ソリッドゴルフボールであり、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣る。
比較例7は、コアの硬度分布が(面積:D+E+F)-(面積:A+B+C)の値が3未満であり、その結果、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣るとともに、内側包囲層の表面硬度よりも外側包囲層の表面硬度が硬くなり、打感が硬すぎる。
比較例8は、コアの硬度分布が(面積:D+E+F)-(面積:A+B+C)の値が3未満であり、その結果、ドライバー(W#1)でのスピン量が増加してしまい、飛距離が劣るとともに、内側包囲層の表面硬度よりも外側包囲層の表面硬度が硬くなり、打感が硬すぎる。
Claims (12)
- コア、包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアは基材ゴムを主材として形成され、上記包囲層,中間層及びカバーの各層は、樹脂材料により形成され、上記包囲層は内側層及び外側層の2層に形成されると共に、上記コアの中心硬度及び表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
の関係を満たし、且つ、上記コアの硬度分布において、コアの中心のショアC硬度をCc、コアの表面のショアC硬度をCs、コアの中心と表面との中点MのショアC硬度をC M 、中点Mからコア表面側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、C M+2.5 、C M+5.0 及びC M+7.5 とし、中点Mからコア中心側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、C M-2.5 、C M-5.0 及びC M-7.5 としたとき、下記の面積A~F
・面積A:1/2×2.5×(C M-5.0 -C M-7.5 )、
・面積B:1/2×2.5×(C M-2.5 -C M-5.0 )、
・面積C:1/2×2.5×(C M -C M-2.5 )、
・面積D:1/2×2.5×(C M+2.5 -C M )、
・面積E:1/2×2.5×(C M+5 -C M+2.5 )、及び
・面積F:1/2×2.5×(C M+7.5 -C M+5 )
について、(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)≧3 を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。 - コア、包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアは基材ゴムを主材として形成され、上記包囲層,中間層及びカバーの各層は、樹脂材料により形成され、上記包囲層は内側層及び外側層の2層に形成されると共に、上記コアの中心硬度及び表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア中心硬度<コア表面硬度<内側包囲層被覆球体の表面硬度>外側包囲層被覆球体の表面硬度<中間層被覆球体の表面硬度>ボール表面硬度
の関係を満たし、且つ、上記包囲層,中間層及びカバーの各層の厚さについて、下記の式
[内側包囲層と外側包囲層との合計厚さ(mm)]-[中間層とカバーとの合計厚さ(mm)]≧0.1
を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。 - 上記コア硬度分布の面積A~Eについて、(面積D+面積E)-(面積A+面積B+面積C)≧0 を満たす請求項1記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記コア硬度分布の面積A~Fについて、0.15≦〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)≦0.6 を満たす請求項1又は3記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記コア硬度分布の面積B~Eについて、面積B<面積C≦面積D<面積E を満たす請求項1、3又は4記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記包囲層の厚さについて、内側包囲層の厚さ≧外側包囲層の厚さ を満たす請求項1~5のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記外側包囲層及び中間層の厚さについて、中間層の厚さ≧外側包囲層の厚さ を満たす請求項1~6のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記カバー表面には塗膜層が形成され、該塗膜層の硬度がショアC硬度で40~80である請求項1~7のいずれか1項記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記塗膜層のショアC硬度をHcとするとき、上記コアの中心と表面との中点MのショアC硬度CMとHcとの差(CM-Hc)が-10以上10以下である請求項8記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- コア、内側包囲層、外側包囲層、中間層及びカバーを具備するマルチピースソリッドゴルフボールであって、上記コアの表面硬度と、該コアを内側包囲層で被覆した球体(内側包囲層被覆球体)の表面硬度と、該内側包囲層被覆球体を外側包囲層で被覆した球体(外側包囲層被覆球体)と、該外側包囲層被覆球体を中間層で被覆した球体(中間層被覆球体)の表面硬度と、ボールの表面硬度とが、下記式
コア表面硬度<内側包囲層被覆球体,外側包囲層被覆球体及び中間層被覆球体の各球体の表面硬度>ボール表面硬度
(但し、外側包囲層被覆球体の表面硬度がショアD硬度で60以下であり、中間層被覆球体の表面硬度がショアD硬度で66以上である。)
の関係を満たすと共に、上記コアの硬度分布において、コアの中心のショアC硬度をCc、コアの表面のショアC硬度をCs、コアの中心と表面との中点MのショアC硬度をCM、中点Mからコア表面側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、CM+2.5、CM+5.0及びCM+7.5とし、中点Mからコア中心側に2.5mm、5.0mm及び7.5mmの位置のショアC硬度をそれぞれ、CM-2.5、CM-5.0及びCM-7.5としたとき、下記の面積A~F
・面積A:1/2×2.5×(CM-5.0-CM-7.5)、
・面積B:1/2×2.5×(CM-2.5-CM-5.0)、
・面積C:1/2×2.5×(CM-CM-2.5)、
・面積D:1/2×2.5×(CM+2.5-CM)、
・面積E:1/2×2.5×(CM+5-CM+2.5) 、及び
・面積F:1/2×2.5×(CM+7.5-CM+5)
について、(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)≧6 を満たすことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール。 - 上記コア硬度分布の面積A~Fについて、0.15≦〔(面積D+面積E+面積F)-(面積A+面積B+面積C)〕/(Cs-Cc)≦0.6 を満たす請求項10記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
- 上記カバー表面には塗膜層が形成され、該塗膜層のショアC硬度をHcとするとき、上記コアの中心と表面との中点MのショアC硬度CMとHcとの差(CM-Hc)が-10以上10以下である請求項10又は11記載のマルチピースソリッドゴルフボール。
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