JP7253859B1 - 電動昇降椅子 - Google Patents
電動昇降椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7253859B1 JP7253859B1 JP2022209488A JP2022209488A JP7253859B1 JP 7253859 B1 JP7253859 B1 JP 7253859B1 JP 2022209488 A JP2022209488 A JP 2022209488A JP 2022209488 A JP2022209488 A JP 2022209488A JP 7253859 B1 JP7253859 B1 JP 7253859B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- base frame
- rotating disk
- auxiliary
- turntable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 9
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Abstract
Description
また、座部を昇降させる昇降リンク機構の一部に向き変更機構(回転盤)を付設し、座部が床面の近くまで下降すると、上記向き変更機構(回転盤)が床面に接地し、座部が鉛直状軸心廻りに回転可能とした電動昇降椅子も公知である(特許文献2参照)。
また、特許文献2に記載の発明は、椅子の最下降状態における座面の(床面からの)高さ寸法が大きく、老人等の身体弱者が床面から座面へ移乗することが困難であり、また、座面から床面へ降りることも容易ではないという問題があった。
また、上記回転盤を、複数の所定回転停止位置に停止させるためのロック装置を備えている。
また、上記ベース枠体の上記左右連結部材の左右各端部には、上記回転盤の上記鉛直状軸心廻りの上記ベース枠体の回転運動を補助する回転補助副車輪が、配設されている。
また、上記回転補助副車輪の回転軸心の延長線は、平面視において、上記回転盤の軸心点を通るように、配設され;上記回転補助副車輪は、平面視において、上記回転盤の上記軸心点を中心とする小円形軌跡に沿って走行するよう構成した。
また、上記回転補助主車輪は、人体への接触の危険を回避する保護カバーにて、包囲され、該保護カバーから上記主車輪の下端部を突出状とした。
さらに、その後の、床からの立ち上りや、床面への座り込みも、容易となる。
図1,図2に於て、10は椅子本体であって、座部1と背部2と肘掛け3,3と、これ等を後方で保持する支持枠4を、有する。
このようにして、椅子昇降構造体13は、回転盤9によって、鉛直状軸心L9 廻りに回転自在として、床面15上に設置される。
言い換えれば、ベース枠体8は、図5に示した如く、平面視で、前方へ開口するように空域ゾーンZが形成される。
即ち、ベース枠体8は、図5~図7、及び、図2,図4に示したように、左右一対のベース脚17,17と、各ベース脚17の後端から上方かつ前方へ起立させた起立部18と、から成っている。
また、20は、一対の平行なベース脚17,17を(図5,図6に示したように)後方寄りにおいて連結する左右連結部材である。
そして、この左右連結部材20の下面に、回転盤9に取着される。
但し、図5,図6に示したように、回転盤9が大型(大径)である場合には、空域ゾーンZは、この回転盤9の前端部分を除外すると定義する。
しかも、この回転補助主車輪25,25は、ベース脚17,17の左右側外方位置に配設され、上方位置から降下してくる座部1に全く干渉せずに済み、座部1が床面15にスムーズに接地できる。さらに、座部1に座った身体弱者の人体が主車輪25,25に接触する危険を防止(回避)することができる。さらに、(図例のように、)主車輪25に保護カバー26を被覆状として、付設するのが、望ましい。
なお、図1~図7の図例では、ベース脚17,17を丸パイプをもって構成した場合を例示しているが、これを角パイプや、I型やコ字型等の他の断面形状の部材をもって、構成することも自由である(図示省略)。
上記大円形軌跡M9 の半径寸法は、回転盤9の(外形の)半径寸法の2.0 倍~4.0 倍とする。特に、2.5 倍~3.2 倍が好ましい。即ち、鉛直状軸心L9 を平面から見た軸心点O9 から、十分に離れた位置にて、回転補助主車輪25,25が、電動昇降椅子の前方及び側方への倒れを防いで、安定姿勢で回転運動するように、支持している。
この回転補助副車輪28の回転軸心L28の延長線が、図5に示す平面視(及び図6に示す底面視)に於て、回転盤9の軸心点O9 を通るように、回転補助副車輪28が配設されている。
この小円形軌跡M9 ´の半径寸法は、回転盤9の(外形の)半径寸法の1.05倍~1.3 倍とする。特に、1.1 倍~1.2 倍が好ましい。即ち、鉛直状軸心L9 を平面から見た軸心点O9 から、十分に近い位置であって、回転盤9の外周端縁の近傍に、回転補助副車輪28が配設され上方からの大きな荷重を受けている回転盤9を、確実に補助して、この大きな荷重を分担している。
なお、図2に示した符号6は、電動昇降椅子全体を、移動させるための移動用車輪であり、電動昇降椅子全体を後方へ傾けて床面15上を転動させる。
このロック装置30は、回転盤9の略円形の上板9Aに、所定の中心角度(例えば、45°)をもって配設された打抜孔31と、この打抜孔31に係合離脱自在に係止するロックブロック片32と、ロックブロック片32を矢印Nのように軸心点O34周りに揺動させる揺動部材34と、連結部材20の一部に固着されたコの字型の保持片35とを、有する。さらに、上記揺動部材34には小孔付き突片36が一体状に形成されている。
連結部材20には、電磁弁等のON-OFF用駆動機器22が固着され、その往復作動杆22Aの先端と、上記突片36とは、連動連結片37にて連結されて、矢印Nのように、ロックブロック片32を揺動させて、打抜孔31へ係止・離脱自在として、回転盤9を、複数の所定回転停止位置に、停止できるロック装置30が構成されている。
このように、先端部位3Aは僅かに高い位置として、上面をハンド当接部(乗せ部)とすると共に、下面には小さな凹所3Bが形成され、この凹所3Bに手動操作部39を、配設している。言い換えれば、身体弱者等の使用者の「手元」に、手動操作部39を配設している。なお、この凹所3Bに於て、(既に説明した)昇降レバー42も配設されており、この昇降レバー42及び(回転ON-OFF用の)手動操作部39が、近接配置されている。
図3,図4を図1,図2と対比すると明らかなように、座部1の厚さ寸法T1 が相違している。但し、座部1が、最下降状態下で床面15に当接する部位40を下端面とし、座部1の上面1Aとこの下端面(当接する部位40)との上下寸法を、本発明では、厚さ寸法T1 と呼ぶこととする。
そして、図1,図2では、床面当接栓体41を有するために厚さ寸法T1 がやや大であるのに対して、図3,図4では、(上記栓体41を省略して)厚さ寸法T1 を極めて小さく設定している。
しかも、座部1の床面15からの高さを容易に調整できるのみならず、座部1の向きも回転盤9によって容易に変更できて、身体弱者にとって使い易く、快適な生活を提供できる。
また、ベース枠体8は、後方寄りに左右連結部材20とそれに取着の後方寄りの回転盤9を備えているので、(図2,図4に仮想線をもって示した)上昇した座部1をも、鉛直状軸心L9 廻りに、スムーズかつ安定姿勢で、回転させることができる。
2 背部
3 肘掛け
3A 先端部位
8 ベース枠体
9 回転盤
10 椅子本体
11 起立枠
13 椅子昇降構造体
15 床面
17 ベース脚
20 連結部材
21 連結部材の端部
25 回転補助主車輪
26 保護カバー
28 回転補助副車輪
30 ロック装置
39 手動操作部
L9 鉛直状軸心
L25 回転軸心
L28 回転軸心
M9 大円形軌跡
M9 ´ 小円形軌跡
O9 軸心点
T1 厚さ寸法
Y 昇降手段
Z 空域ゾーン
Claims (8)
- 座部(1)と背部(2)を有する椅子本体(10)と、該椅子本体(10)を昇降可能に保持する略鉛直状起立枠(11)と、上記椅子本体(10)を上記起立枠(11)に沿って昇降させる昇降手段(Y)とを、具備した椅子昇降構造体(13)が、下方に配設したベース枠体(8)の上に載置状として、取着され、
上記ベース枠体(8)には、鉛直状軸心(L9 )廻りに回転自在な回転盤(9)が取着され、
上記椅子昇降構造体(13)は、上記回転盤(9)にて、回転自在に支持され、
しかも、昇降自在な上記座部(1)が最下降状態下では床面(15)に接触するように、上記ベース枠体(8)は、座部(1)への干渉逃げ用空域ゾーン(Z)が、形成されていることを、
特徴とする電動昇降椅子。 - 上記ベース枠体(8)は、左右一対のベース脚(17)(17)と、一対の上記ベース脚(17)(17)を後方寄りにおいて連結する左右連結部材(20)とを、有し、
上記回転盤(9)は上記左右連結部材(20)に取着され、
上記左右連結部材(20)と、左右一対の上記ベース脚(17)(17)の前半部によって、上記空域ゾーン(Z)が、形成され、
さらに、一対の上記ベース脚(17)(17)の先端には、上記回転盤(9)の上記鉛直状軸心(L9 )廻りの上記ベース枠体(8)の回転運動を補助する回転補助主車輪(25)(25)が付設されている
請求項1記載の電動昇降椅子。 - 上記回転盤(9)を、複数の所定回転停止位置に停止させるためのロック装置(30)を備えている請求項1記載の電動昇降椅子。
- 上記椅子本体(10)は肘掛け(3)を前方突出状として有し、かつ、上記ロック装置(30)をON-OFF操作するための手動操作部(39)が、上記肘掛け(3)の先端部位(3A)に、付設されている請求項3記載の電動昇降椅子。
- 上記ベース枠体(8)の上記左右連結部材(20)の左右各端部(21)には、上記回転盤(9)の上記鉛直状軸心(L9 )廻りの上記ベース枠体(8)の回転運動を補助する回転補助副車輪(28)が、配設されている
請求項2記載の電動昇降椅子。 - 上記回転補助主車輪(25)の回転軸心(L25)の延長線は、平面視において、上記回転盤(9)の軸心点(O9 )を通るように、配設され、
上記回転補助主車輪(25)は、平面視において、上記回転盤(9)の上記軸心点(O9 )を中心とする大円形軌跡(M9 )に沿って走行するように構成した請求項2記載の電動昇降椅子。 - 上記回転補助副車輪(28)の回転軸心(L28)の延長線は、平面視において、上記回転盤(9)の軸心点(O9 )を通るように、配設され、
上記回転補助副車輪(28)は、平面視において、上記回転盤(9)の上記軸心点(O9 )を中心とする小円形軌跡(M9 ´)に沿って走行するよう構成した請求項5記載の電動昇降椅子。 - 上記回転補助主車輪(25)は、人体への接触の危険を回避する保護カバー(26)にて、包囲され、該保護カバー(26)から上記主車輪(25)の下端部を突出状とした請求項2記載の電動昇降椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022209488A JP7253859B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 電動昇降椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022209488A JP7253859B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 電動昇降椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7253859B1 true JP7253859B1 (ja) | 2023-04-07 |
JP2024093240A JP2024093240A (ja) | 2024-07-09 |
Family
ID=85795591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022209488A Active JP7253859B1 (ja) | 2022-12-27 | 2022-12-27 | 電動昇降椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7253859B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005245808A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Komura Seisakusho:Kk | 椅子及び段差解消機 |
JP2006110270A (ja) * | 2004-10-10 | 2006-04-27 | Shikoku:Kk | 昇降椅子 |
JP2013111387A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Baba Kagu:Kk | 補助機構付き着座具 |
JP2018064680A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 株式会社日吉技術産業 | 昇降式座椅子 |
-
2022
- 2022-12-27 JP JP2022209488A patent/JP7253859B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005245808A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Komura Seisakusho:Kk | 椅子及び段差解消機 |
JP2006110270A (ja) * | 2004-10-10 | 2006-04-27 | Shikoku:Kk | 昇降椅子 |
JP2013111387A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Baba Kagu:Kk | 補助機構付き着座具 |
JP2018064680A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | 株式会社日吉技術産業 | 昇降式座椅子 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3123400A (en) | Invalid s chair | |
JP2003019055A (ja) | 昇降椅子 | |
KR102080917B1 (ko) | 전동 휠체어 | |
JP7253859B1 (ja) | 電動昇降椅子 | |
KR102150594B1 (ko) | 휠체어 | |
WO2014168080A1 (ja) | 補助機構付きチェアー | |
JP2004321630A (ja) | 電動車椅子 | |
JP2013060090A (ja) | 車両シート装置 | |
JP4529543B2 (ja) | 電動車椅子 | |
JP2024093240A (ja) | 電動昇降椅子 | |
CN208989411U (zh) | 一种姿态可调的电动轮椅 | |
US20200229999A1 (en) | Transport Apparatus for Weak Person | |
JPH0833679A (ja) | 車いす | |
JPS6159734B2 (ja) | ||
JP2013075049A (ja) | 車椅子 | |
JPH10181303A (ja) | 椅子用キャスタ | |
JP3202151B2 (ja) | 起立補助椅子 | |
JP6678419B2 (ja) | 昇降機能を備えた車椅子 | |
JPS5835243Y2 (ja) | 多目的ベッド | |
JP2004097451A (ja) | 車椅子 | |
CN214905271U (zh) | 一种办公座椅扶手结构 | |
JPH034809A (ja) | 寝台 | |
JP2018029796A (ja) | 車椅子のフットサポート | |
CN213759000U (zh) | 一种多功能椅子 | |
JP3185141B2 (ja) | 移動用座椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221227 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7253859 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |