JP7252787B2 - 機械学習モデル運用管理システム及び機械学習モデル運用管理方法 - Google Patents

機械学習モデル運用管理システム及び機械学習モデル運用管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、主として、機械学習モデルの運用管理システムに関する。
従来から、ロボットの作業動作に関するモデルを構築することができる機械学習装置を備えたロボット制御装置が知られている。特許文献1は、この種のロボット制御装置を開示する。
特許文献1のロボットシステムは、乱雑に置かれたワークを取り出すときのロボットの最適な動作を人間の介在無しに学習できる機械学習装置を備える。特許文献1には、ワークの取り出し動作を学習する学習モデルを機械学習装置が有すること、及び、複数のロボットで学習モデルを共有できることが記載されている。
特開2017-30135号公報
ところで、ロボットに学習させるためにセンサによって状況を詳細に記録した学習データ、及び、当該学習データにより構築された学習モデルのデータは、セキュリティの観点で重要な価値を有すると考えられる。しかし、特許文献1では、これらの情報をどのように管理するかについて言及されていない。従って、特許文献1では、例えば学習モデルのデータが不正にコピーされて用いられることによるビジネス機会の喪失等のおそれがあり、改善が望まれていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、重要な情報についてセキュリティを確保しながら、機械学習済モデルの運用管理を適切に行うことにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の機械学習モデル運用管理システムが提供される。即ち、この機械学習モデル運用管理システムは、モデル構築サーバと、運用サーバと、を備える。前記モデル構築サーバは、ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築する。前記運用サーバは、ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を受信する。ロボットコントローラは、自身に保存された機械学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該機械学習済モデルを一意に識別するモデル識別情報を送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に当該機械学習済モデルを使用可能な状態とする。前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶する。前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶される。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成の機械学習モデル運用管理システムが提供される。即ち、この機械学習モデル運用管理システムは、モデル構築サーバと、運用サーバと、管理サーバと、を備える。前記モデル構築サーバは、ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築する。前記運用サーバは、ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を受信する。前記管理サーバは、ロボットコントローラと通信可能である。前記管理サーバ及び前記運用サーバのうち少なくとも何れかは、ロボットコントローラが機械学習済モデルに対する使用権限を有するか否かを判定し、使用権限を有するロボットコントローラに対して当該機械学習済モデルの使用を許可する。前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶する。前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶される。
本発明の第3の観点によれば、以下の機械学習モデル運用管理方法が提供される。即ち、この機械学習モデル運用管理方法は、モデル構築工程と、準備工程と、運用情報受信工程と、を含む。前記モデル構築工程では、モデル構築サーバが、ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築する。前記準備工程では、ロボットコントローラが、自身に保存された機械学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該機械学習済モデルを一意に識別する情報であるモデル識別情報を送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に当該機械学習済モデルを使用可能な状態とする。前記運用情報受信工程では、ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を運用サーバが受信する。前記運用情報受信工程で、前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶する。前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶される。
これにより、モデル構築サーバをユーザが信頼できる場所で運用することで、ユーザが安心して学習用データをモデル構築サーバに送信して機械学習済モデルを構築させることができる。一方、運用サーバにおいては機械学習済モデルのデータを保存せず、当該モデルを一意に特定する情報を用いるだけである。また、運用サーバで記憶される運用情報に、機密性の高い情報を含めないようにすることで、運用サーバをセキュリティ上厳重な場所に配置する必要性が小さくなる。この結果、システムの構築コスト及びランニングコストを低減することができる。
本発明によれば、重要な情報についてセキュリティを確保しながら、機械学習済モデルの運用管理を適切に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る機械学習モデル運用管理の全体的な構成を示す模式図。 学習済モデルを構築する場合の処理について説明する模式図。 構築した学習済モデルをロボットシステムで運用する場合の処理について説明する模式図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る機械学習モデル運用管理システム1の全体的な構成を示す模式図である。図2は、学習済モデルを構築する場合の処理について説明する模式図である。図3は、構築した学習済モデルをロボットシステム10で運用する場合の処理について説明する模式図である。
図1に示す機械学習モデル運用管理システム1は、ロボットシステム10における機械学習モデルの運用を管理する。機械学習モデル運用管理システム1は、モデル構築サーバ20と、運用サーバ30と、管理サーバ40と、を備える。
ロボットシステム10は、ロボット11を用いて作業を行うシステムである。ロボット11に行わせる作業としては様々であるが、例えば、組立て、加工、塗装、洗浄等がある。
詳細は後述するが、ロボット11は、データを機械学習することで構築されたモデルを用いて制御される。そのため、ロボットシステム10は、基本的にはユーザの補助を必要とせず、作業を自律的に行うことができる。また、ロボット11は、自律的に作業を行うだけでなく、ユーザの操作に応じて作業を行うこともできる。
以下の説明では、機械学習することで構築されたモデルを、学習済モデル(機械学習済モデル)と呼ぶことがある。また、ロボット11が作業を自律的に行うことを自律運転と呼び、ユーザの操作に応じてロボット11が作業を行うことを手動運転と呼ぶことがある。
最初に、ロボットシステム10について説明する。
図1に示すように、ロボットシステム10は、ロボット11と、ロボットコントローラ12と、操作部13と、を備える。ロボット11及び操作部13のそれぞれは、ロボットコントローラ12に対して有線又は無線により互いに接続されており、信号の送受信を行うことができる。
ロボットシステム10(具体的には、ロボットコントローラ12)は、インターネット等の通信ネットワークを介して、後述のモデル構築サーバ20及び管理サーバ40のそれぞれと通信可能に構成されている。
ロボット11の種類は限定しないが、本実施形態では、ロボット11は、公知のマスタスレーブ式の多関節型ロボットである。ロボット11は、台座に取り付けられたアーム部を備える。アーム部は複数の関節を有しており、各関節にはアクチュエータが備えられている。アーム部の先端には、作業内容に応じて選択されたエンドエフェクタが取り付けられている。エンドエフェクタにはアクチュエータが備えられている。ロボット11は、ロボットコントローラ12から入力された制御信号に基づいて、アーム部及びエンドエフェクタのアクチュエータを動作させる。これにより、ロボット11に作業を行わせることができる。
図示しないが、ロボット11には、ロボット11の動作及び周囲環境等を検出するためのセンサが取り付けられている。センサは、例えば、動作センサ、力センサ、カメラ等とすることができる。動作センサは、ロボット11のアーム部の各関節の回転角度又は角速度を検出することができる。力センサは、ロボットの動作時に、ロボットが受けた力(例えば、作業対象であるワークからの反力)を検出することができる。カメラは、ロボット11又は周辺の状況を撮像することができる。ただし、上記のセンサの説明は例示であって、一部のセンサを省略したり、他のセンサを付加したりすることができる。
動作センサは、ロボット11の動作を検出する。力センサ及びカメラが検出するデータは、ロボット11の周囲の環境を検出する。以下の説明では、これらのセンサが検出した情報を総合したものを状態情報と呼ぶことがある。状態情報は、ロボット11及びその周囲の状態を示すものである。
ロボットシステム10は、操作部13を備える。操作部13は、ロボット11を手動で操作するために用いられる。操作部13は、ロボット11の近くに配置されても良いし、ロボット11から十分に隔離された場所に配置されても良い。操作部13の構成は様々に考えられるが、例えばレバー、ペダル等を備える構成とすることができる。
図示しないが、操作部13には操作検出センサが備えられている。操作検出センサの構成は任意であるが、例えば、操作部13の操作位置を検出するセンサ、操作力を検出するセンサ、加速度を検出するセンサ等とすることが考えられる。操作検出センサは、検出結果をロボットコントローラ12に出力する。
ロボットコントローラ12は、CPU及び記憶装置を備える公知のコンピュータである。記憶装置は、主記憶装置と補助記憶装置に分けることができる。主記憶装置は、例えばRAMとすることができる。主記憶装置は、CPUのメインバス等に接続されており、高速で読込/書込を行うことができる。補助記憶装置は、例えばHDD、SSDとすることができる。補助記憶装置は、CPUの外部バスに接続されており、主記憶装置と比較して読込/書込は低速であるが、大容量の記憶を実現することができる。
補助記憶装置には、ロボット制御プログラム、データ収集プログラム、通信プログラム、使用管理プログラム等の各種ソフトウェアが記憶される。更に、補助記憶装置には、学習済モデルのデータを記憶することができる。
ロボット11が手動運転で動作する場合、ユーザによる操作部13の操作が操作検出センサによって検出される。ロボットコントローラ12は、操作検出センサの検出結果に応じて、ロボット11を動作させる制御信号を生成する。これにより、ロボット11を手動で操作することができる。以下の説明では、操作検出センサの検出結果を操作情報と呼ぶことがある。操作情報は、ユーザの操作を示すものである。
ロボットコントローラ12は、ロボット11の手動運転により作業を行うときに、ロボット11及びその周囲の状態を示す状態情報と、ユーザの操作を示す操作情報と、を収集して、学習用データを生成することができる。この学習用データは、ロボットコントローラ12において動作する学習済モデルを構築するために用いられる。学習済モデルの構築は、後述のモデル構築サーバ20において行われる。
ロボット11が自律運転で動作する場合、ロボットコントローラ12には、モデル構築サーバ20において構築された学習済モデルのデータが事前に読み込まれる。学習済モデルは、推論フェーズで動作することで、入力と出力の関係を推定し、状況に応じてロボットの動作を決定することができる。本実施形態では、入力は状態情報であり、推定される出力は操作情報である。
自律運転時において、ロボットコントローラ12は状態情報を学習済モデルに入力し、当該学習済モデルが出力する操作情報の推定結果に基づいて、ロボット11を動作させる制御信号を生成する。これにより、ロボット11を自律的に動作させることができる。
詳細は後述するが、ロボットコントローラ12は、学習済モデルをモデル構築サーバ20から暗号化された状態で取得し、ロボットコントローラ12の補助記憶装置に保存する。暗号化された学習済モデルを復号するために、所定の使用管理プログラムが、ロボットコントローラ12に予めインストールされている。
使用管理プログラムをロボットコントローラ12にインストールする作業の過程で、ロボットコントローラ12のユーザは、管理サーバ40に対して、ユーザ識別情報及びコントローラ識別情報を予め登録する必要がある。ユーザ識別情報は、ユーザを一意に識別するための情報である。ユーザ識別情報としては、例えば、メールアドレス、又は、ユーザ登録番号等とすることが考えられる。コントローラ識別情報は、ロボットコントローラ12を一意に識別するための情報である。コントローラ識別情報としては、例えば、ネットワークアダプタのMACアドレス、又は、上述の補助記憶装置のボリュームシリアル番号等とすることが考えられる。
次に、モデル構築サーバ20について説明する。
モデル構築サーバ20は、CPU、ROM、RAM、HDD等を備えるコンピュータである。コンピュータはGPUを備えると、後述の学習を短時間で行うことができ、好ましい。
本実施形態において、モデル構築サーバ20は、互いに通信しながら連携して動作する複数のコンピュータによって実現されている。モデル構築サーバ20は、ロボットシステム10のメーカが運営するデータセンターに設置されている。ただし、モデル構築サーバ20は、1つのコンピュータによって実現されても良い。モデル構築サーバ20は、ロボットシステム10が稼動する工場等の設備に設置されても良いし、ロボットシステム10のユーザが運営するデータセンターに設置されても良い。
モデル構築サーバ20は、インターネット等の通信ネットワークを介して、ロボットシステム10(具体的には、ロボットコントローラ12)及び運用サーバ30のそれぞれと通信可能に構成されている。
モデル構築サーバ20は、ロボットコントローラ12から受信した学習用データを用いて、学習済モデルを構築する。学習済モデルの構築は、機械学習の学習フェーズに相当する。
具体的に説明すると、図2のシーケンス番号[1]に示すように、ユーザは、ロボットシステム10において手動運転を行って作業を行ったときの状態情報と操作情報をロボットコントローラ12に収集させ、学習用データを作成する。その後、シーケンス番号[2]に示すように、ユーザはロボットコントローラ12を操作して学習用データをモデル構築サーバ20に送信し、学習済モデルの構築を指示する。このとき、学習用データを送信したユーザを特定する情報が、ロボットコントローラ12からモデル構築サーバ20に送信される。ユーザを特定する情報としては、例えば上記のユーザ識別情報とすることが考えられる。このユーザが、学習済モデルのデータの作成者として扱われる。
機械学習モデルの形式は限定しないが、例えば、一般的な構成のニューラルネットワークを用いたモデルとすることが考えられる。この場合、機械学習モデルは、入力層と、隠れ層と、出力層と、を有する。それぞれの層には、脳細胞を模擬した複数のユニットが配置されている。入力層と出力層との間には隠れ層が配置され、この隠れ層は適宜の数の中間ユニットによって構成される。情報は、入力層、隠れ層、出力層の順に流れる。隠れ層の数は適宜定められる。
各入力ユニットと各中間ユニットとは、情報が流れる経路によって結合され、各中間ユニットと各出力ユニットとは、情報が流れる経路によって結合される。それぞれの経路において、上流側のユニットの情報が下流側のユニットの情報に与える影響(重み)が設定されている。
モデル構築サーバ20は、シーケンス番号[3]に示すように、学習済モデルを構築する。具体的に説明すると、モデル構築サーバ20は、ロボットコントローラ12から受信した学習用データに含まれる状態情報をモデルに入力し、当該モデルから出力された操作情報を、学習用データに含まれる操作情報と比較する(教師あり学習)。モデル構築サーバ20は、2つの操作情報の間の誤差が小さくなるように、公知のアルゴリズムである誤差逆伝播法によって上記の重みを更新する。以上の処理を継続的に行うことにより、学習を実現することができる。
一般的に、学習フェーズには膨大な計算量が必要になる。従って、学習済モデルの構築をロボットコントローラ12自身で仮に行う場合、現実的な時間で完了させることが難しい。この点、本実施形態では、モデル構築サーバ20を例えば機械学習に特化した大規模なコンピュータ資源とすることで、学習済モデルの構築を短時間で行うことができる。従って、学習済モデルの構築及び運用を機動的に行うことができる。
学習が完了すると、モデル構築サーバ20は、学習済モデルに対し、当該学習済モデルを一意に識別するIDを自動的に付与する。以下では、このIDをモデルIDと呼ぶことがある。その後、モデル構築サーバ20は、シーケンス番号[4]に示すように、モデルIDとともに、学習済モデルのデータをロボットコントローラ12に送信する。本実施形態において、学習済モデルのデータは、実質的には、ニューラルネットワークの各ユニット間の重みを示すデータである。ロボットコントローラ12は、シーケンス番号[5]に示すように、モデル構築サーバ20から受信した学習済モデルのデータを補助記憶装置に保存する。
シーケンス番号[4]で、モデル構築サーバ20は、学習済モデルのデータを適宜暗号化してから、ロボットコントローラ12に送信する。従って、ロボットコントローラ12は、シーケンス番号[5]で学習済モデルのデータを保存しても、当該データに対して復号処理を行わない限り、学習済モデルを使用することができない。暗号化にあたっては、例えばAES256等の公知の暗号化アルゴリズムを用いることができる。暗号化は非対称鍵暗号を用いて行われ、暗号鍵と復号鍵の鍵ペアは、学習済モデル毎に異なるように、モデル構築サーバ20において例えばランダムに生成される。従って、暗号化された学習済モデルのデータを復号するための復号鍵は、学習済モデル毎に異なる。
シーケンス番号[5]で、学習済モデルのデータは、ロボットコントローラ12の補助記憶装置に1又は複数のファイルとして保存される。従って、ユーザは、学習済モデルのデータが保存されたファイルを、リムーバブル記憶媒体に保存して他のロボットコントローラ12にコピーしたり、例えば電子メールの添付ファイル等の手段で他のコンピュータに送信したりすることができる。しかし、学習済モデルは、上述の使用管理プログラムがインストールされたロボットコントローラ12に保存され、かつ、ユーザが正当な使用権限を有していないと、復号できず、実質的に使用することができない。
次に、運用サーバ30について説明する。
図1に示す運用サーバ30は、CPU、ROM、RAM、補助記憶装置等を備えるコンピュータである。運用サーバ30は、インターネット等の通信ネットワークを介して、モデル構築サーバ20及び管理サーバ40のそれぞれと通信可能に構成されている。
モデル構築サーバ20は、学習済モデルを構築すると、運用サーバ30に対して、上述のモデルIDと、学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と、暗号化された学習済モデルを復号するための復号鍵の情報と、を送信する。運用サーバ30は、受信した情報をデータベースに保存する。
運用サーバ30は、学習済モデルの使用権限を発行する機能を有する。具体的に説明すると、モデル構築サーバ20が学習済モデルの構築を完了すると、学習済モデルの作成者であるユーザは、適宜のクライアントコンピュータを利用して運用サーバ30にアクセスすることで、構築された学習済モデルの使用条件を指定することができる。使用条件は様々であり、例えば、使用を許可するユーザ、使用を許可するロボットコントローラ12、使用期間の制限、使用回数の制限等を挙げることができる。使用を許可するユーザの指定は、上述のユーザ識別情報を用いて行うことができる。使用条件には、同時に使用できるロボットコントローラ12の上限数等の他の条件が含まれても良い。
運用サーバ30は、学習済モデルの作成者であるユーザが指定した使用条件に基づいて、図3のシーケンス番号[6]に示すように、当該モデルの使用権限を示す情報を発行する。この情報は使用権限を一意に識別する情報であるため、使用IDということもできる。運用サーバ30は、シーケンス番号[7]に示すように、使用権限情報を管理サーバ40へ送信する。この使用権限情報には、モデルID、使用が許可されるユーザを示すユーザ識別情報、使用が許可されるロボットコントローラを示すコントローラ識別情報、使用が許可される期間、使用が許可される回数、及び復号鍵等が含まれる。
運用サーバ30は、使用権限情報を発行する機能のほか、モデル構築サーバ20において構築された学習済モデルに関し、運用状況を管理する機能を有している。この機能の詳細は後述する。
次に、管理サーバ40について説明する。
管理サーバ40は、CPU、ROM、RAM、HDD等を備えるコンピュータである。管理サーバ40は、インターネット等の通信ネットワークを介して、ロボットシステム10(ロボットコントローラ12)及び運用サーバ30のそれぞれと通信可能に構成されている。
管理サーバ40は、モデル構築サーバ20において構築された学習済モデルに関し、ロボットシステム10が当該学習済モデルを使用可能か否かについて、運用サーバ30から受信した使用権限情報に基づいて判定する。
以下、例を示して具体的に説明する。あるユーザが、ロボットコントローラ12に保存されている学習済モデルを使ってロボット11を自律運転させたいと希望したとする。図に示す例では、学習済モデルの使用を希望するユーザと、当該学習済モデルの作成者であるユーザと、が同一であるが、勿論異なっていても良い。
使用を希望するユーザは、ロボットコントローラ12を適宜操作して、暗号化されている学習済モデルのデータを指定する。すると、シーケンス番号[8]に示すように、ロボットコントローラ12の使用管理プログラムが自動的に管理サーバ40にアクセスし、ユーザ識別情報及びコントローラ識別情報と、対象の学習済モデルのモデルIDと、を送信して、使用権限があるか否かを問い合わせる。この問合せに用いるユーザ識別情報及びコントローラ識別情報としては、ロボットコントローラ12に使用管理プログラムをインストールしたときに登録されたものが用いられる。
管理サーバ40は、ロボットコントローラ12からの問合せを受信すると、シーケンス番号[9]に示すように、正当な使用権限を有しているか否かを判定する。正当な使用権限を有していると判断した場合は、管理サーバ40は、シーケンス番号[10]に示すように、使用を許可する旨をロボットコントローラ12に送信するとともに、学習済モデルの復号鍵を送信する。復号鍵を受信したロボットコントローラ12は、シーケンス番号[11]に示すように、当該復号鍵を用いて学習済モデルのデータを復号し、復号後のデータをロボットコントローラ12の主記憶装置に展開する。これにより、学習済モデルによるロボット11の自律運転が可能な状態になる。
このように、本実施形態では、学習済モデルのデータが、ロボットコントローラ12の主記憶装置に展開される。従って、入出力処理のボトルネックが殆どないので、学習済モデルの推論フェーズでの動作が極めて高速であり、ロボット11の制御のような実時間性が必要なシステムに好適である。
通常は、ロボットコントローラ12が使用管理プログラムにより管理サーバ40から取得する方法以外に、復号鍵を得る方法はない。また、復号鍵による学習済モデルのデータの復号は使用管理プログラムによって内部的に行われるので、ユーザが使用を許可されたとしても、当該ユーザが復号鍵を見ることはできない。従って、ロボットコントローラ12の補助記憶装置に記憶されている学習済モデルのデータが仮に他のロボットコントローラ12に複製されても、正当な権限外で学習済モデルを使用することはできない。この結果、学習済モデルの不正コピーによるビジネス機会の喪失、及び、学習済モデルの不適切な転用による信頼性の低下等を防止することができる。
ロボットシステム10の自律運転のために学習済モデルが指定されたこと、ロボット11が自律運転を開始/停止したこと等は、ロボットコントローラ12から管理サーバ40に対して、シーケンス番号[12]に示すように随時送信される。この送信は、ロボットコントローラ12の使用管理プログラムにより自動的に行われる。自律運転を行うロボット11が作業に失敗した場合は、作業に失敗した旨と、そのときのセンサ情報等を含む失敗ログ(作業ログ情報)が、ロボットコントローラ12から管理サーバ40に送信される。ただし、失敗ログの内容は、上述の学習データほど詳細な情報を記述したものではないので、学習データと比較して機密性は高くない。
以下では、ロボットコントローラ12から管理サーバ40に送信される、学習済モデルの運用状況を示す情報を、運用情報と呼ぶことがある。運用情報としては、上述したとおり、例えば、学習済モデルが指定された日時、自律運転の開始/停止の日時、作業の成功の日時、作業の失敗の日時及び失敗ログ等を挙げることができる。ただし、運用情報はこれらに限定されず、ロボットコントローラ12から管理サーバ40に様々な情報を送信することができる。
ロボットコントローラ12が生成して送信する運用情報には、運用状況を管理するための各種の情報が含まれる。運用状況を管理するための情報としては、例えば、学習済モデルが用いられたロボットシステム10において自律運転を行ったときの作業成功率、ロボットシステム10の自律運転の稼動状況等を挙げることができる。上述した自律運転の開始/停止の日時は、自律運転の稼動状況の情報を示す情報の一例である。
管理サーバ40は、ロボットコントローラ12から受信した運用情報を、シーケンス番号[13]に示すように、ユーザ識別情報及びコントローラ識別情報を対応付けた形で運用サーバ30に転送する。運用サーバ30は、シーケンス番号[14]に示すように、運用情報を保存する。具体的には、運用サーバ30は、運用情報をモデルIDに関連付けた形でデータベースに記憶する。
以上のように構成することで、運用サーバ30は様々な情報を収集することができる。従って、例えば、学習済モデルの所有者であるユーザは、適宜のクライアントコンピュータを用いて運用サーバ30にアクセスすることで、当該学習済モデルがどのユーザのどのロボットシステム10(ロボットコントローラ12)によって使用されたか等の情報を知ることができる。
学習済モデルの所有者であるユーザは、運用サーバ30にアクセスして適宜操作することで、学習済モデルについて既に発行した使用権限の内容を変更することもできる。使用権限の変更には、使用権限の取消も含まれる。使用権限が変更されると、運用サーバ30は使用権限情報を再発行して管理サーバ40に送信する。管理サーバ40は、新しい使用権限情報に基づいて、学習済モデルの使用の可否を判定する。
学習済モデルの所有者であるユーザは、運用サーバ30にアクセスして適宜操作することで、学習済モデルのデータの消去を遠隔で指示することもできる。データ消去の指示は、運用サーバ30から管理サーバ40に送信される。それ以後は、管理サーバ40は、該当の学習済モデルの使用可否に関する問合せをロボットコントローラ12から受信した場合には、使用不可である旨とともに、学習済モデルのデータを削除する指示をロボットコントローラ12に送信する。これを受信したロボットコントローラ12の使用管理プログラムは、該当の学習済モデルのデータが保存されたファイルを、補助記憶装置から自動的に削除する。これにより、セキュリティ性を大幅に高めることができる。
次に、運用サーバ30が有するモニタリング機能について説明する。
具体的には、運用サーバ30は、運用状況を管理するための各種の情報を、図3のシーケンス番号[15]に示すように出力する。運用情報を管理するための情報は、ロボットコントローラ12が作成し、ロボットコントローラ12から管理サーバ40を介して運用サーバ30に送信される。
運用状況を管理するための情報としては、上述したとおり、例えば、学習済モデルが用いられたロボットシステム10において自律運転を行ったときの作業成功率、ロボットシステム10の自律運転の稼動状況等を挙げることができる。また、運用サーバ30は、ロボットシステム10の自律運転が失敗したときの失敗ログを出力することもできる。
特別な権限を有するユーザ(例えば、ロボットコントローラ12のメーカの担当者)は、適宜のクライアントコンピュータを利用して運用サーバ30に接続することで、上記の情報を閲覧することができる。この情報により、例えば、ある学習済モデルのパフォーマンスが以前と比較して良くなったり悪くなったりしている場合に、その変化に気付くことができる。従って、学習済モデルを用いたロボットシステム10のユーザに対して、学習済モデルの運用及び改善等に関して有用な助言を容易に行うことができる。特に、ロボットコントローラ12のメーカの担当者は、学習済モデルの再学習の必要性について、閲覧した情報に基づいて検討し、ロボットシステム10のユーザに助言することができる。上記の情報は、当該学習済モデルの所有者であるユーザ、又は、学習済モデルの使用を許可されたユーザが閲覧できるようにしても良い。
上記のように構成された機械学習モデル運用管理システム1では、学習済モデルの構築は、運用サーバ30及び管理サーバ40とは物理的に異なるサーバであるモデル構築サーバ20において行われる。学習済モデルの構築には学習データが必要になるが、学習データはセンサによって詳細に状況を記録したものであり、重要性及び機密性が高い情報が含まれている。学習済モデルのデータも同様に、セキュリティ上の価値が高い情報である。この点、モデル構築サーバ20を、ロボットシステム10のメーカが運営するサーバ、又は、学習済モデルを構築したいユーザ自身が運営するサーバとすることで、重要な情報が外部に流出する不安を和らげ、ユーザに安心感を与えることができる。一方、モデルID及び稼動状況の情報等、セキュリティ上の価値が相対的に低い情報は、モデル構築サーバ20とは異なる場所の運用サーバ30及び管理サーバ40において取り扱うことで、利便性を高めることができる。また、運用サーバ30及び管理サーバ40について、例えばクラウドコンピューティングサービスを利用して構築することで、全体のコストを低減することができる。
ところで、学習データは、ロボット11を実際に動作させ、当該ロボット11及び周辺の状態をセンサによって検出することで得られる。従って、当該学習データに基づいて構築された学習済モデルは、その時点でのロボット11のアクチュエータ及びセンサの性能を反映したものである。一方、長年の利用に伴って、アクチュエータ及びセンサの性能は多少変化する。従って、ある時点では良好な性能を示していた学習済モデルが、時間の経過によって当初の性能を達成できなくなる場合も考えられる。また、ロボット11で行うべき作業が変化することも考えられる。従って、学習済モデルを用いたロボットシステム10については、運用開始後も状況を適宜監視して必要な措置を行うことが、良好なパフォーマンスを継続的に発揮するために必要である。
この点、本実施形態では、例えばロボットシステム10のメーカのサービス担当者が運用サーバ30にアクセスすることで、学習済モデルを利用した自律運転によるロボット11の作業成功率、稼動状況、失敗ログ等を閲覧することができる。従って、ロボットシステム10のメーカは、学習済モデルの再学習及びそのタイミング、エンドエフェクタの交換、アクチュエータ及びセンサの交換等について、ユーザに対して適切に提案することができる。これにより、ユーザによるロボットシステム10の運用が容易になり、また、機械学習に関する負担を軽減することができる。
運用サーバ30及び管理サーバ40における使用権限及び情報等の管理は、学習済モデル毎(言い換えれば、モデルID毎)に行うことができる。従って、ユーザが複数の学習済モデルを構築した場合に、それぞれを適切に管理することができる。複数の学習済モデルを構築してストックしておけば、例えば、ロボット11に行わせたい作業に良く似た作業についてユーザが過去に学習済モデルを構築していた場合に、その学習済モデルを流用することができる。この場合、過去に作業を行った実績のある学習済モデルを用いることで、ユーザが安心してロボットシステム10を運用することができる。また、学習データを準備する手間を軽減できる。
学習済モデルのモデルIDは、所有者を示すユーザ識別情報と対応付けて、管理サーバ40のデータベースに記憶される。これにより、学習済モデルの所有者が誰かを把握することができる。また、モデルIDとユーザ識別情報との対応付けを変更することで、ユーザからユーザへ、学習済モデルの所有権を移転することができる。
このように、機械学習モデル運用管理システム1では、学習済モデルの所有権の移転をデータ上で実現することができる。従って、ユーザは、自身が作成した学習済モデルを他のユーザに譲渡する際に、収益の機会を得ることができる。このように、本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1は、AIコンテンツビジネスの基盤として活用するのに好適である。
管理サーバ40において保存される学習済モデルの稼動情報は、当該学習済モデルについてロボットシステム10での運用が開始された日時、及び、運用が終了した日時を含むようにすることができる。この情報は、学習済モデルの作成者であるユーザが、他のユーザに従量課金制(例えば、時間制)で使用を許可する場合の費用請求の根拠として用いることができる。使った分だけ支払う従量課金ビジネスモデルは、許可に基づいて使用する側の納得が得られ易い利点がある。本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1は、このような従量課金に好適に適用できるので、AIコンテンツを用いたユーザの収益の幅を良好に広げることができる。
以上に説明したように、本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1は、モデル構築サーバ20と、運用サーバ30と、管理サーバ40と、を備える。モデル構築サーバ20は、ロボット11の動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて学習済モデルを構築する。運用サーバ30は、ロボットコントローラ12に保存された学習済モデルがロボットの動作を決定するために(推論フェーズで)動作する場合に、ロボットコントローラ12が生成する運用情報を受信する。ロボットコントローラ12は、自身に保存された学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該学習済モデルを一意に識別するモデルIDを送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に当該学習済モデルを使用可能な状態とする。管理サーバ40は、ロボットコントローラ12と通信可能である。管理サーバ40は、ロボットコントローラ12が機械学習済モデルに対する使用権限を有するか否かを判定し、使用権限を有するロボットコントローラ12に対して機械学習済モデルの使用を許可する。運用サーバ30は、運用情報を、モデルIDと関連付けて記憶する。
これにより、モデル構築サーバ20をユーザが信頼できる場所で運用することで、ユーザが安心して学習用データをモデル構築サーバ20に送信して機械学習済モデルを構築させることができる。一方、運用サーバ30においては機械学習済モデルのデータを保存せず、当該モデルを一意に特定する情報を用いるだけである。また、運用サーバ30に記憶させるためにロボットコントローラ12から送信される運用情報に、機密性が高い情報を含めないようにすることで、運用サーバ30をセキュリティ上厳重な場所に配置する必要性が小さくなる。この結果、システムの構築コスト及びランニングコストを低減することができる。
また、本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1において、運用サーバ30は、学習済モデルにより運用したロボット11について、運用状況を管理するための情報を出力可能である。
これにより、例えば、ロボット11が自律運転を行ったときの作業成功率等を把握できるので、効果的なモニタリングを実現することができる。また、例えば時間の経過による作業成功率等の変化を見ることで、学習済モデルの運用を改善すべき状況に容易に気付くことができる。
また、本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1においては、ロボットコントローラ12が生成する運用情報には、機械学習済モデルにより運用したロボットの作業ログ情報が含まれる。運用サーバ30は、前記作業ログ情報(例えば、作業に失敗したときの失敗ログ)を出力可能である。
これにより、特定の状況を作業ログ情報によって分析できるので、学習済モデルの運用の改善のための具体的な方法を容易に検討することができる。
また、本実施形態の機械学習モデル運用管理システム1において、ロボットコントローラ12は、主記憶装置と、補助記憶装置と、を備える。ロボットコントローラ12は、補助記憶装置に保存された学習済モデルに対する使用権限を有しているかを問い合わせた結果、使用権限を有していた場合に、学習済モデルを主記憶装置に展開する。ロボットコントローラ12は、主記憶装置に展開された学習済モデルの出力に基づいてロボット11を動作させる。
これにより、学習済モデルの推論フェーズでの動作が極めて高速に行われるので、実時間性が要求されるロボット11の制御に好適である。
また、本実施形態においては、以下に示す方法で、学習済モデルの運用管理が行われている。即ち、この運用管理方法は、モデル構築工程と、準備工程と、運用情報受信工程と、を含む。モデル構築工程では、モデル構築サーバ20が、ロボット11の動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて学習済モデルを構築する。準備工程では、ロボットコントローラ12が、自身に保存された学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該学習済モデルを一意に識別する情報であるモデルIDを送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に学習済モデルを使用可能な状態とする。運用情報受信工程では、ロボットコントローラ12に保存された学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、ロボットコントローラ12が生成する運用情報を運用サーバ30が受信する。運用情報受信工程で、運用サーバ30は、運用情報を、学習済モデルを一意に特定する情報(モデルID)と関連付けて記憶する。
これにより、モデル構築サーバ20をユーザが信頼できる場所で運用することで、ユーザが安心して学習用データをモデル構築サーバ20に送信して機械学習済モデルを構築させることができる。一方、運用サーバ30においては機械学習済モデルのデータを保存せず、当該モデルを一意に特定する情報を用いるだけである。また、運用サーバ30に記憶させるためにロボットコントローラ12から送信される運用情報に、機密性が高い情報を含めないようにすることで、運用サーバ30をセキュリティ上厳重な場所に配置する必要性が小さくなる。この結果、システムの構築コスト及びランニングコストを低減することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
学習済モデルの所有者であるユーザが、使用権限の設定及び変更を、運用サーバ30の代わりに管理サーバ40に対して行うようにすることもできる。
ロボットコントローラ12は、運用情報を、運用サーバ30に直接送信しても良い。
ロボットコントローラ12が機械学習済モデルに対する使用権限を有するか否かの判定は、管理サーバ40の代わりに運用サーバ30が行っても良い。例えば、運用サーバ30がロボットコントローラ12と直接的に通信して、ロボットコントローラ12に対して機械学習済モデルの使用を許可することが考えられる。使用権限の判定及び使用の許可は、管理サーバ40及び運用サーバ30の両方が行うように構成しても良い。
運用サーバ30と管理サーバ40とを統合し、1つのサーバとすることもできる。
上記の実施形態において、ロボットコントローラ12が管理サーバ40に使用権限の有無を問い合わせる場合に、モデルIDが用いられている。しかし、学習済モデルを一意に識別するための情報として、モデル構築サーバ20が付与するモデルIDとは異なるものが用いられても良い。例えば、モデルIDの代わりに、学習済データを保存したファイルのハッシュ値を管理サーバ40に送信して、管理サーバ40に使用権限の有無を問い合わせることもできる。ハッシュ値は、公知のアルゴリズムを用いて計算することができる。ハッシュ値は、運用サーバ30において、学習済モデルを一意に特定するための情報として用いることもできる。
ロボットコントローラ12から管理サーバ40への作業ログ情報の送信は、ロボット11が作業に失敗した場合に限らず、成功した場合に行われても良い。
使用権限情報は、1つの使用権限情報(使用ID)毎に、学習済モデルの1回だけの使用を認めるように設定することができる。この場合、ユーザが使用したい回数分のチケットを購入するようなビジネスモデルを実現できる。
学習済モデルは、状態情報と操作情報との関係を推定する代わりに、状態情報とロボット11への制御信号との関係を推定しても良い。
1 機械学習モデル運用管理システム
11 ロボット
12 ロボットコントローラ
20 モデル構築サーバ
30 運用サーバ
40 管理サーバ

Claims (6)

  1. ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築するモデル構築サーバと、
    ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を受信する運用サーバと、
    を備え、
    ロボットコントローラは、自身に保存された機械学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該機械学習済モデルを一意に識別するモデル識別情報を送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に当該機械学習済モデルを使用可能な状態とし、
    前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶し、
    前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶されることを特徴とする機械学習モデル運用管理システム。
  2. ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築するモデル構築サーバと、
    ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を受信する運用サーバと、
    ロボットコントローラと通信可能な管理サーバと、
    を備え、
    前記管理サーバ及び前記運用サーバのうち少なくとも何れかは、ロボットコントローラが機械学習済モデルに対する使用権限を有するか否かを判定し、使用権限を有するロボットコントローラに対して当該機械学習済モデルの使用を許可し、
    前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶し、
    前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶されることを特徴とする機械学習モデル運用管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の機械学習モデル運用管理システムであって、
    前記運用サーバは、前記機械学習済モデルにより運用したロボットについて、運用状況を管理するための情報を出力可能であることを特徴とする機械学習モデル運用管理システム。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の機械学習モデル運用管理システムであって、
    前記運用情報には、前記機械学習済モデルにより運用したロボットの作業ログ情報が含まれ、
    前記運用サーバは、前記作業ログ情報を出力可能であることを特徴とする機械学習モデル運用管理システム。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の機械学習モデル運用管理システムであって、
    前記ロボットコントローラは、主記憶装置と、補助記憶装置と、を備え、
    前記ロボットコントローラは、前記補助記憶装置に保存された学習済モデルに対する使用権限を有しているかを問い合わせた結果、使用権限を有していた場合に、当該機械学習済モデルを主記憶装置に展開し、
    前記ロボットコントローラは、前記主記憶装置に展開された機械学習済モデルの出力に基づいて前記ロボットを動作させることを特徴とする機械学習モデル運用管理システム。
  6. モデル構築サーバが、ロボットの動作を機械学習モデルに学習させるためのデータである学習用データを受信して、当該学習用データに基づいて機械学習済モデルを構築するモデル構築工程と、
    ロボットコントローラが、自身に保存された機械学習済モデルに対する使用権限を有しているか否かを、当該機械学習済モデルを一意に識別する情報であるモデル識別情報を送信して問い合わせ、使用権限を有していた場合に当該機械学習済モデルを使用可能な状態とする準備工程と、
    ロボットコントローラに保存された前記機械学習済モデルがロボットの動作を決定するために動作する場合に、当該ロボットコントローラが生成する運用情報を運用サーバが受信する運用情報受信工程と、
    を含み、
    前記運用情報受信工程で、前記運用サーバは、前記運用情報を、前記機械学習済モデルを一意に特定する情報と関連付けて記憶し、
    前記機械学習済モデルを一意に特定する情報が、当該機械学習済モデルの所有者を示すユーザ識別情報と対応付けられて記憶されることを特徴とする機械学習モデル運用管理方法。
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