JP7251131B2 - 一体型装置、ワークフロー実行制御システム、it処理装置、プログラム - Google Patents

一体型装置、ワークフロー実行制御システム、it処理装置、プログラム Download PDF

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Description

原稿画像についてのジョブを実行するMFP(Multifunction Peripheral)等の画像処理装置と、IT機器等であるIT処理装置とを一体にした一体型装置に関し、特に、画像処理装置と、IT処理装置とが、表示操作デバイスを共用する場合の改良に関する。
都心部のオフィスでは、MFPやIT機器といった機器の占有スペースの最小化が強く要請されている。そうした要請に応え得る機器として、IT機器を収容したラックに、MFPのキャビネットを積み重ねて一体的にした一体型装置が存在する。上記、一体型装置においてMFPは、スキャン、プリント等、紙面を対象とした機能に強みをもつ。一方、IT機器は、大量データの保存や、OCR、AI等の機能の提供に強みをもつ。
近年、MFPが強みをもつ機能、IT機器が強みをもつ機能を組み合わせたワークフローを、ネットワーク上のサーバー(ワークフローサーバーという)に事前に登録しておき、ネットワークを介して、かかるワークフローをMFP、IT機器に実行させるというサービスが提供されている。ワークフローの利用を前提にした従来のMFPは、サーバー機能を有しており、また、サーバーとの通信窓口を担うアプリケーション(MFPアプリケーション)がインストールされている。従来のMFPは、ワークフローの窓口処理を担うMFPアプリケーションを動作させることで、ワークフローサーバーと、MFPとの連携を図り、ワークフローを実行する。
また、MFPと、IT機器とを一体にした一体型装置の先行技術としては、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された一体型装置は、MFPが生成する画面と、IT機器が生成する画面とを共通の操作表示部で表示するように構成されている。特許文献1の一体型装置では、操作表示部に対してなされた手動操作に応じて、MFPの画面を表示するか、IT機器の画面を表示するかの切換えがなされる。
特開2018-93360号公報 特開平10-124760号公報
ところで、従来のMFPにおいて、ワークフローサーバーとの窓口処理を担うMFPアプリケーションは、ワークフローのUI(ユーザーインターフェイス)画面をMFPの操作パネルに表示し、ワークフローの実行に必要となる操作を受け付ける。つまり従来のワークフローサービスでは、ジョブの実行に必要な全てのUI画面をMFPが表示していた。
これに対し、上述した一体型装置では、ワークフローサービスの窓口となる処理を、IT機器にインストールされたアプリケーションに行わせることが検討されている。つまり、MFPと一体化されたIT機器にワークフローの窓口処理を担うアプリケーションをインストールしておき(このアプリケーションをIT機器アプリケーションと呼ぶ)、ワークフローの利用時には、このIT機器アプリケーションを起動して、MFP機能の起動に担わせる。このような態様であれば、MFPが提供する機能と、IT機器が提供する機能とを組み合わせたワークフローの自動実行が可能になる。
しかし仮に、MFPでなされる機能やUI画面を、IT機器アプリケーションで全て網羅するとなると、IT機器アプリケーションの開発工数が膨大になるという問題が浮上する。MFPは基本的な機能から、使用頻度が低いマイナーな機能まで、多岐にわたる機能を発揮することができ、各機能において様々な操作を受け付ける目的で、例えば4000枚ものUI画面を使用する。同数のUI画面をIT機器アプリケーションに実装して、デバックやテストといった一連のソフトウェア開発工程に供するとなると、MFPのメーカー企業は、MFPの開発費用に重ねて、多額の開発費用を、IT機器アプリケーションの製品開発に投じねばならない。こうした開発費の二重投資は、メーカー企業に大きな負担をもたらし、経営の苦境を招く恐れがある。
尚、装置外部から提供されたアプリケーションがMFPのエラーに対応していない場合、MFPのメーカーが作成したエラー画面で代用するとの考えは、特許文献2に見受けられる。特許文献2は、ベンダーアプリ(サードベンダーが開発したアプリケーション)の動作中に、MFPの動作異常が発生した場合、ベンダーアプリの画面から、メーカーアプリの画面への切り替えを実現するMFPを開示する。
しかし特許文献2において外部取得されたベンダーアプリは、メーカーアプリと共に、MFP上で動作するものであり、上記の一体型装置のように、MFPに代わって、ユーザーを相手側とした対話制御を行うものではない。特許文献2のベンダーアプリは、MFPの機能を網羅する訳ではないから、この特許文献2を参考にしたとしても、IT機器にワークフローサーバーの窓口としての機能を担わせる際に、当業者が直面する技術的課題が解決されることはない。
本発明の目的は、開発工数の増大を抑制しつつも、IT機器のアプリケーションによる対話制御を主体とした操作で、ジョブ実行を進行させることができる一体型装置を提供することである。
上記課題は、画像処理装置と、IT処理装置とを含み、前記画像処理装置で生成された第1画面と、前記IT処理装置で生成された第2画面とを共通の表示操作パネルに選択的に表示させる一体型装置であって、前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択手段と、前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置により実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御手段と、前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御手段と を備えることを特徴とする一体型装置。
ここで前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記画像処理装置がなすべきジョブの複数の処理過程のそれぞれに、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、前記機能属性は、対応する処理過程で発揮される機能が、前記第2画面によりサポートされているか否かを示し、前記表示操作パネルによる表示を、第1画面、及び、第2画面のどちらとするかは、前記画像処理装置がなすべきジョブの各処理過程に対応する機能属性に示される前記第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定してもよい。
前記画像処理装置は、前記画像処理装置がなすべきジョブの各処理内容に対応する複数タスクのそれぞれを起動するタスク制御部を備え、前記機能属性に対応する処理過程は、前記画像処理装置がなすべきジョブの処理過程で、起動されたタスクが取り得る、一のタスクの状態を示すタスク状態情報によって表現され、前記切替制御手段は、起動されたタスクの状態が遷移した際、遷移後のタスクの状態を示すタスク状態情報をネットワークを通じて前記画像処理装置から取得して、前記複数の機能属性のうち、取得したタスク状態情報に対応付けられているものに基づき、前記第1画面及び第2画面の何れを、前記表示操作パネルに表示させるかを定めてもよい。
前記第1画面は、ユーザーの発意による第2画面への切り替えを受け付けるための操作部材を含み、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達した場合、前記操作部材を前記第1画面から除去するか、又は、前記操作部材を無効化してもよい。
前記第1画面は、ユーザーの発意による第2画面への切り替えを受け付けるための操作部材を含み、前記切替制御手段は、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達した場合、前記第2画面への切替えを禁止するか、又は、前記操作部材の操作に従い、前記表示操作パネルの表示を一旦切り替えた後、前記第1画面の表示に戻してもよい。
前記IT処理装置は更に、機能属性が示されたテーブルのデータベースを格納した格納部を備え、前記データベースにおける各テーブルは、ジョブの種別による検索が可能となる情報体系で管理され、前記切替制御手段は、実行しようとするワークフローに示されるジョブの種別をキーワードとして用いて、前記データベースの検索を行い、キーワードとなる種別に合致するテーブルを格納部から読み出し、前記ジョブが進捗する度に、前記読み出されたテーブルに示される機能属性を参照して、現在のジョブの実行が、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達したかどうかの判定を行ってもよい。
前記IT処理装置は更に、前記機能属性を、ワークフローと共に登録サーバーから取得する取得手段を備え、前記切替制御手段は、前記ワークフローの処理が進行する度に、前記ワークフローと共に取得した機能属性を参照して、現在のジョブの実行が、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達したかどうかの判定を行ってもよい。
前記前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記ワークフローを処理するにあたって表示される複数の画面のそれぞれに、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、前記機能属性は、対応する画面の表示時に、前記画像処理装置で発揮される機能が、前記IT処理装置によりサポートされているか否かを示し、前記表示操作パネルの表示を、前記第1画面及び前記第2画面のどちらとするかは、各画面に対応する機能属性に示される第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定してもよい。
前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記ワークフローを処理するにあたって表示される複数の画面の何れかの表示状態に、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、前記機能属性は、前記画像処理装置の画面が対応する表示状態になった段階で発揮される機能が、前記第2画面によりサポートされているか否かを示し、前記表示操作パネルの表示を、前記第1画面及び前記第2画面のどちらとするかは、各表示状態に対応する機能属性に示される第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定してもよい。
前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、ユーザーに告知すべき告知内容であって、前記第2画面では提示されないものが、前記第1画面に存在するどうかを示してもよい。
前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、ユーザー操作を受け付ける操作部材であって、前記第2画面に存在しないものが、第1画面に存在するかどうかを示してもよい。
前記表示操作パネルは、ケーブルを介して前記画像処理装置のインターフェイス、及び、前記IT処理装置のインターフェイスと共通に接続され、第1及び第2画面の画像信号の入力元、及び、当該第1及び第2画面に対してなされた操作を示す操作信号の出力先を、何れかの一方のインターフェイスによる入出力に切り替えることができ、前記切替制御手段による第1画面、第2画面の切り替えは、前記画像信号の入力元、及び、前記操作信号の出力先を、ケーブルを介した前記IT処理装置のインターフェイスによる入出力、ケーブルを介した前記画像処理装置のインターフェイスによる入出力の何れかに設定することでなされてもよい。
上記課題は、事前登録されたワークフローを一体型装置に実行させるワークフロー実行制御システムであって、前記一体型装置は、画像処理装置で生成された第1画面と、IT処理装置で生成された第2画面とを表示操作パネルに選択的に表示させることができ、前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択手段と、前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置により実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御手段と、前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御手段とを備えることを特徴とするワークフロー実行制御システムによっても解決される。
上記課題は、画像処理装置と一体構成にされ、画面表示に共通の表示操作パネルを用いるコンピュータに、ワークフローに関する制御を実行させるプログラムであって、
前記表示操作パネルは、前記画像処理装置で生成された第1画面、前記コンピュータで生成された第2画面を選択的に表示することができ、前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択ステップと、前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置に実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御ステップと、前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムによっても解決される。




切替制御手段は、ワークフローを実行するにあたり、前記画像処理装置により発揮される機能に関する判定基準に従い、表示操作パネルによる表示を、第1画面及び第2画面の何れかに切換える。かかる構成において、IT処理装置は、基本的な機能のサポートさえ行えば、画像処理装置が発揮する機能の全てをサポートする必要はない。基本的な機能のサポートにより、ワークフローを進行させることができる。基本とはいえない機能、費用効果が低い機能については、画像処理装置が作成する画面の流用が可能になるから、開発工数の増大を抑制することができる。
ジョブ実行制御システムのネットワーク構成を示す構成図である。 IT機器1001、MFP1002、タッチパネルディスプレイ1003の内部構成を示す構成図である。 MFP1002の断面構成を示す。 図4(a)は、ローダー216によるタスクのロードを示す。図4(b)は、コマンドインタプリター217によるコマンドの解釈、タスクスケジューラー218によるタスク実行を示す。 図5(a)は、IT機器1001が起動した際、タッチパネルディスプレイ1003に表示されるデスクトップ画面の一例を示す。図5(b)は、ユーザー認証2001Aに用いられるログインメニューを示す。図5(c)は、ログインユーザーを対象として登録されているワークフローの一覧表示を示す。 図6(a)は、スキャンプレビューコマンドのジョブ種別に対応付けて作成された機能属性テーブルの一例を示す。図6(b)は、プレビュータスク203Pにより作成されるMFP画面であるプレビュー画面206Pを示す。 タスクスケジューラー218による制御手順を示すフローチャートである。 図8(a)は、スキャンタスク203Sの処理手順を示すフローチャートである。図8(b)は、プレビュータスク203Pの処理手順を示すフローチャートである。図8(c)は、送信タスク203Tでなされる処理手順を示すフローチャートである。 タッチパネルディスプレイ1003に表示されるIT機器画面、MFP画面の一例を示す。 切替制御部114の処理手順を示すフローチャートである。 スキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tの状態遷移モデル203Mと、タスクの状態遷移に伴う、タッチパネルディスプレイ1003の表示内容の変遷とを示す。 第1変形例にかかる機能属性テーブルの一例を示す。 第2変形例にかかる機能属性テーブルの一例を示す。 図14(a)は、切り替え操作ボタン206HによるMFP画面からIT機器画面への切り替えを示す。図14(b)は、グレーアウトされた状態の切り替え操作ボタン206Hを示す。 機能属性テーブルのデータベースの一例を示す。 ワークフロー記述のためのプログラミングGUIの一例を示す。 プログラミングGUIを用いて定義された、ワークフローの一例を示す。
(実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明に係るジョブ実行制御システムの実施形態について説明する。
[1]ワークフロー実行サービスの概要
図1は、ジョブ実行制御システムのネットワーク構成を示す構成図である。図1に示すように、ジョブ実行制御システムは、一体型装置1000、無線LAN親機1010、スマートフォン1011、タブレット1012、PC1020、ファイルサーバー1030、ワークフロー登録サーバー2001、クラウドストレージ3001により構成される。
1-1)ワークフロー登録サーバー2001
ワークフロー登録サーバー2001は、ワークフローサービスの提供主体となる外部サーバー機器であり、複数のワークフローの登録を受け付ける。ワークフローとは、ジョブ記述言語を用いて記述されたプログラムであり、1以上のジョブコマンドから構成される。ジョブコマンドには、画像収集を命じるもの(収集ジョブ)、収集した画像の加工を命じるもの(加工ジョブ)、加工された画像の配布を命じるもの(配布ジョブ)という3つの種別がある。
収集ジョブの収集方法としては、MFP1002による原稿紙面の読み取り、スマートフォン1011のストレージからのファイル転送、タブレット1012のストレージからのファイル転送、PC1020のストレージからのファイル転送といった複数の収集方法から1つ以上のものを選ぶことができる。また、配布ジョブの配布方法としては、クラウドストレージ3001へのファイル保存、ファイルサーバー1030のストレージへのファイル保存、MFP1002による紙面印刷の中から1つ以上のものを選ぶことができる。
図1では、スキャンプレビューコマンド2001C、OCRコマンド2001D、リネーム保存コマンド2001Eにより構成されるジョブ記述プログラムであるワークフロー2001Pが、ワークフロー登録サーバー2001に登録される。
スキャンプレビューコマンド2001Cは、MFP1002による原稿紙面スキャンと、スキャンで得られた画像データのリアルタイムプレビューとを組み合わせたジョブをMFP1002に命じるコマンドである。
OCRコマンド2001Dは、スキャンプレビューコマンド2001Cにより得られた画像データのOCR処理をワークフロー登録サーバー2001に命じる。
リネーム保存コマンド2001Eは、OCR処理で得られたテキスト文字列をファイル名としたリネームをクラウドストレージ3001、ファイルサーバ1030に命じた上、これらクラウドストレージ3001、ファイルサーバ1030のストレージに、リネームされたファイルを格納させるコマンドである。こうしたコマンドからなるワークフロー2001Pを、ワークフロー登録サーバー2001に登録することで、MFP1002の原稿紙面スキャンで得られた画像データは、OCR処理により得られたテキスト文字列のファイル名で、クラウドストレージ3001に保存される。複数のジョブからなる処理手順を、ワークフロー登録サーバー2001に登録しておくことで、資料保管等に係る作業の自動化が可能になる。
[2]IT機器1001の構成
一体型装置1000は、IT機器1001を収容したラック1001Lの上部に、MFP1002を積載した一体機である。一体機である一体型装置1000は、共通のGUI機器であるタッチパネルディスプレイ1003を通じて、MFP1002としての機能、IT機器1001としての機能の双方を提供する。図2は、IT機器1001、MFP1002、タッチパネルディスプレイ1003の内部構成を示す構成図である。
IT機器1001は、ワークフローサービスの窓口としての役割を担う機器であり、コンピュータシステムの一般的なアーキテクチャのハードウェア要素、ソフトウェア要素により構成される。具体的にいうと、IT機器1001は、HDD101(OS101F、アプリケーション101A、ブラウザ101B、WFクライアントアプリケーション111を含む)、ブートROM102、RAM103、CPU104、ネットワークIF105、IT機器画面フレームメモリ106、信号出力部107、操作入力部108、コネクター109、WFクライアントアプリケーション111、IT機器画面コンテンツ112、機能属性テーブルストレージ113、切替制御部114により構成される。尚、MFP1002を対象としたジョブとして、スキャンプレビューコマンドを一例として以降の説明を進める。
2-1)HDD101
HDD101は、OS101Fや、OS101F上で動作する複数のアプリケーション101Aがインストールされた組込メディアである。複数のアプリケーション101Aの1つとして、HDD101には、WFクライアントアプリケーション111がインストールされている。IT機器1001は、OS101Fを起動した後、WFクライアントアプリケーション111を起動することで、ワークフローサービスに必要な窓口処理を実行する。
2-2)ブートROM102
ブートROM102には、HDD101からのブートストラップを実行させるためのブートプログラムが格納される。
2-3)RAM103
RAM103には、IT機器画面コンテンツ112やHDD101から読み出されたOS101F、複数アプリケーション101Aを構成するプログラムコードがロードされる。
2-4)CPU104
CPU104は、RAM103に読み出されたアプリケーション101Aを構成するプログラムコードをフェッチし、デコードして、実行する。
2-5)ネットワークIF(図2におけるNIF)105
ネットワークIF105は、ネットワークインターフェイスカードを含み、物理層、データリンク層、TCP/UDP層等によるプロトコルスタックを通じて、MFP1002と、IT機器1001と、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)による論理的なコネクションを確立する。ネットワークインターフェイス105によるコネクション確立や伝送制御は、このHTTPに基づいてなされる。こうしたコネクションの経由によるアプリケーション間通信を実行することで、タッチパネルディスプレイ1003の入出力がIT機器1001側に切り替えられている状況でも、必要な処理をMFP1002に命じることができる。MFP1002との通信だけでなく、ワークフロー登録サーバー2001とのコネクションや伝送制御も、このHTTPに従ってなされる。
2-6)IT機器画面フレームメモリ106
IT機器画面フレームメモリ106には、OS101Fのデスクトップ画面や、WFクライアントアプリケーション111の操作画面であるIT機器画面106Iを構成する1画面分の画素データが格納される。
2-7)信号出力部107
信号出力部107は、水平同期信号、垂直同期信号を生成し、これらの信号に同期して、IT機器画面フレームメモリ106に格納された画素を読み出すことで、映像信号を作成する。そうして作成した映像信号を、コネクター109、VGAケーブル311を介して、タッチパネルディスプレイ1003に出力する。
2-8)操作入力部108
操作入力部108は、VGAケーブル311、入出力系統切替器305を介して、タッチパネルディスプレイ1003から出力される操作信号を入力して、その操作内容を示す割込み信号を、タッチパネルディスプレイ1003に対してなされたユーザ操作を示す操作信号としてCPU104に出力する。
2-9)コネクター109
コネクター109は、IT機器1001のインターフェイス109iの中核部分であり、VGAケーブル311による結線と、信号出力部107の信号出力、操作入力部108の信号入力の双方を担う。
以上が、IT機器1001の主たるハードウェア要素についての説明である。尚、WFクライアントアプリケーション111、IT機器画面コンテンツ112、機能属性テーブルストレージ113、切替制御部114については、後段で詳しく説明するものとする。
[3]MFP1002
MFP(Multifunction Peripheral)1002は、ワークフロー登録サーバー2001に登録されているワークフロー(ジョブ記述プログラム)に示される複数のジョブのうち、原稿画像の読み取りに関するジョブ、及び、原稿画像の印刷に関するジョブを実行する。
MFP1002は、IT機器1001と同様、コンピュータシステムの一般的なアーキテクチャのハードウェア要素(HDD201、ブートROM202、RAM203、CPU204、ネットワークIF205、MFP画面フレームメモリ206、信号出力部207、操作入力部208、コネクター209)を構成要素にしている。これらのハードウェア要素に加え、原稿読み取りのための構成要素として、駆動モーター211、駆動モーター212、載置センサー213、載置センサー214、ラインセンサー215を含む。
駆動モーター211、駆動モーター212、載置センサー213、214、ラインセンサー215は、図3に示すMFP1002の断面構成において、原稿の載置や、原稿の搬送、スキャンユニット10の移動などを行わせる。以下、図3を参照しながら、駆動モーター211、駆動モーター212、載置センサー213、載置センサー214、ラインセンサー215について説明する。
3-1)駆動モーター211
駆動モーター211は、タイミングプーリー72、74により水平方向に張架されたタイミングベルト73を周回駆動する。この周回駆動により、タイミングベルト73に取着されたスキャンユニット10を図3の左右方向(副走査方向)に移動させる。
3-2)駆動モーター212
駆動モーター212は、ADF(Automatic Document Feeder:自動原稿搬送装置)60の原稿トレイ61上に載置された原稿を、1枚ずつ搬送経路64に沿って搬送して、帯板状のスリッドガラス75上を通過させる。
3-3)載置センサー213
載置センサー213は、ADF60の原稿トレイ61における原稿の載置を検出する。
3-4)載置センサー214
載置センサー214は、平板状のプラテンガラス12における原稿の載置を検出する。
3-5)ラインセンサー215
ラインセンサー215は、タイミングベルト73に取着されたスキャンユニット10、ADF60のスキャンユニット65に含まれるセンサー要素であり、LED光源15による光が原稿に照射された際、平面ミラー16、平面ミラー17により導かれた原稿からの反射光を受光して、読取信号を出力する。
これらのモーター、センサーの他、また、MFP1002のHDD(HDD201)には、原稿読み取り及び印刷のための複数の機能プログラムがインストールされており、RAM203には、これらの機能プログラムをマルチタスクの実行環境に供する常駐ソフトウェアがロードされる。そうした、マルチタスク実行環境のための常駐ソフトウェアとしては、ローダー216、コマンドインタプリター217、タスクスケジューラー218、状態通知部219がある。
3-6)ローダー216
ローダー216は、MFP1002が起動された際、HDD201に形成されたスキャン用ディレクトリ201S、プレビュー用ディレクトリ201P、送信用ディレクトリ201Tから、スキャン用の機能プログラム、プレビュー用の機能プログラム、送信用の機能プログラムをロードして、これらの制御プログラムに対応するタスクをRAM203に生成する。尚、機能プログラムがロードされた段階において、生成されたタスクは何れも停止状態になっている。タスクスケジューラー218により起動されない限り、これらのタスクが動作することはない。
タスクは、アプリケーションであり、HDD201のスキャン用ディレクトリ201S、プレビュー用ディレクトリ201P、送信用ディレクトリ201Tのそれぞれにまとめて格納される一群の機能プログラム、機能プログラムから参照される画面データからなる(尚、タスクスケジューラー218の管理対象であることを明示するため、MFP1002側のアプリケーションをあえてタスクと命名している。)。
3-7)コマンドインタプリター217
コマンドインタプリター217は、ジョブコマンドに示されるジョブを解読して、解読されたジョブに対応するタスクを実行するよう、タスクスケジューラー218に指示する。
3-8)タスクスケジューラー218
タスクスケジューラー218は、RAM203にロードされた複数のタスクのうち、ジョブコマンドにより指定されるものを待ち行列に配し、CPU204によるシーケンシャルな実行に供する。シーケンシャルな実行において、タスクスケジューラー218は、待ち行列の先頭順位に位置するタスクを順次起動して、CPU204による実行に供する。タスクの実行が完了すると、当該タスクを停止状態にして、待ち行列の次順位のタスクを起動する。以下、ジョブを構成する全てのタスクについて、同様の処理を繰り返す。またタスクスケジューラー218は、画像処理装置で発生する複数のイベントに応じて、起動中のタスクにおける機能プログラムを動作させることで、タスクの状態を遷移させる。
3-9)状態通知部219
状態通知部219は、ジョブに対応する複数タスクのそれぞれが、停止→開始→動作中→完了→停止という状態遷移をなす度に、プッシュ式の進捗情報の通知を行う。進捗情報は、タスクによるジョブの処理が、どの進捗段階にまで到達したかを示すもので、状態遷移に係るタスクの識別子と、遷移先のタスク状態の識別子とを含む。かかる進捗情報の通知は、IT機器1001の切替制御部114(後述する)に対してなされる。ネットワークインターフェイス105によりHTTPのコネクションが確立されるるため、状態通知部219はWebAPI(Web Application Programming Interface)を用いたアプリケーション間通信を実行する。WebAPIでは、異なるプログラミング言語で開発されたアプリケーションを連携させることが可能であり、状態通知部219は様々なアプリケーションに、タスクの実行状況を通知することができる。
[4]タッチパネルディスプレイ1003
タッチパネルディスプレイ1003は、バックライトモジュール301、TFT-LCD302、タッチパネルデジタイザー303、IFコネクター304、入出力系統切替器305、VGAケーブル311のコネクター306、ディスプレイポートケーブル312のコネクター307から構成される。
入出力系統切替器305を介した、IFコネクター304と、コネクター306、307との接続は択一的であり、IFコネクター304による接続の相手側を、コネクター306、307の何れかに切り替えることで、TFT-LCD302に対する画素供給源は、IT機器画面フレームメモリ106、MFP画面フレームメモリ206の何れかに切り替わる。入出力系統切替器305による接続相手の切り替えは、後述する切替制御部114(IT機器1001の構成要素)の制御に従ってなされる。
[5]画面切り替えに係るIT機器1001の構成要素
続いて、IT機器1001の画面制御にかかる構成要素(WFクライアントアプリケーション111、IT機器画面コンテンツ112、機能属性テーブルストレージ113、切替制御部114)について説明する。
5-1)WFクライアントアプリケーション111
WFクライアントアプリケーション111は、ワークフローサービスでワークプレスハブ1000を利用するにあたって窓口となるプログラムであり、ワークフロー登録サーバー2001によるジョブ記述プログラムの実行に先立ち、ワークフロー登録サーバー2001からIT機器画面コンテンツ112をダウンロードする。
またWFクライアントアプリケーション111は、タスクスケジューラー218により起動されているタスクを相手側としたアプリケーション同期を行う。具体的にいうと、WFクライアントアプリケーション111には、同期制御のためのマネージコードが実装されており、同期セッションを使って、MFP1002で発生したさまざまなイベントについての通知を受ける。そのためWFクライアントアプリケーション111は、積載センサー214、214による用紙検出を知得することができ、駆動モーター211、212に対して駆動制御を命じることができる。また、IT機器画面コンテンツ112に対してなされたユーザー操作をタスクスケジューラー218の制御下で動作するタスクに、通知することができる。
5-2)IT機器画面コンテンツ112
IT機器画面コンテンツ112は、スクリプト112Sが組み込まれ、ページ記述言語、マークアップ言語を用いて作成される。WFクライアントアプリケーション111とのアプリケーション同期を可能にするため、IT機器画面コンテンツ112、MFP1002のタスクにより作成されるUI画面と同数のUI画面を含み、また、一部を除きMFP1002のタスクにより作成されるUI画面の操作部材と、同数の操作部材を含む。スクリプト112Sは、ページの切り替えや、UI画面に対する操作受け付けを、OS101Fのブラウザ101Bに実行させる。またスクリプト112Sは、ワークフローサービスで登録されたジョブをMFP1002に実行させるにあたって、タスクを適切に動作させるためのサポート処理を実行する。サポート処理とは、MFP1002のタスクにより作成されるMFP画面206Iと等価な内容のIT機器画面106Iの画素データを、IT機器画面フレームメモリ106に書き込んで、MFP1002のMFP画面206Iと同様の操作の入力をユーザーに促す処理である。こうしたIT機器画面106Iに対し、ユーザー操作がなされると、スクリプト112Sは、有線LAN1009において確立されたコネクションを通じて、ユーザー操作を示すイベントをMFP1002に送信する。タッチパネルディスプレイ1003からの操作入力に代わり、有線LAN1009を通じて操作イベントを送信することで、アプリケーション同期が可能になり、タスクスケジューラー218は、タッチパネルディスプレイ1003から直接、操作を受けるのと変わりなく、タッチパネルディスプレイ1003の操作に応じて、MFP1002における各タスクの状態を変化させることができる。
IT機器画面コンテンツ112により表示に供されるIT機器画面106IはUX(User Experience)デザイン画面である。UXデザイン画面は、機器を使用した経験を印象付けさせるよう、絵柄やレイアウトに工夫を凝らした画面である。UXデザイン画面を表示させる、IT機器画面コンテンツ112は、定期的にアップデートされ、ワークフロー登録サーバー2001による配布に供される。
5-3)機能属性テーブルストレージ113
機能属性テーブルストレージ113は、ワークフローの複数種別に対応付けて、機能属性テーブルを記憶する。機能属性テーブルは、ジョブを構成する複数タスクのそれぞれの状態について、機能属性を対応付けて示す。機能属性は、1ビットのフラグであり、「0」のビット値に設定されることで、対応するタスク状態で発揮される機能は、IT機器画面コンテンツ112でサポートされておりIT機器画面106Iの表示中は、画面切替えが不要になる旨を示す。「1」のビット値に設定されることで、対応するタスク状態で発揮される機能は、IT機器画面コンテンツ112でサポートされておらず、IT機器画面106Iの表示中において、MFP画面206Iへの切替えが必要になる旨を示す。
5-4)切替制御部114
切替制御部114は、一連のタスクの状態遷移が、有線LAN1009を通じて通知された際、通知された遷移後の状態に対応する機能属性を、機能属性テーブルから読み出し、その機能属性の内容に従った入出力の切り替えをタッチパネルディスプレイ1003の入出力系統切替器305に命じる。
MFP1002のタスクを構成するとして、ローダー216によりRAM203にロードされる機能プログラムには、基本的な機能を発揮するためのものと、それ以外のもの(マイナー機能を発揮させるもの)とがある。基本的な機能とは、多数の機種に共通して搭載され、今後とも搭載される可能性が高いものをいう。逆にマイナーな機能とは、一部の機種にのみ搭載され、今後の機種で搭載される可能性が不明なもの、搭載することの費用対効果が不明なものをいう。MFP画面206Iは、マイナー機能に固有なメッセージ(図2のMu)やマイナー機能に固有な操作部材(図2のGu)を含むものがある。マイナー機能に固有なメッセージMuは、IT機器画面コンテンツ112により表示されるIT機器画面112Iでは提示されないメッセージ等であって、ユーザーに知らしめるべきものをいう。また、マイナー機能に固有な操作部材Guは、IT機器画面コンテンツ112により表示されるIT機器画面112Iでは受け付けられないユーザー操作であって、マイナー機能の利用に必要なるものの入力を受け付けるUI部品をいう。こうした操作部材は、IT機器画面コンテンツ112のIT機器画面には存在しないので、WFクライアントアプリケーション111によるアプリケーション同期の妨げになる。IT機器画面コンテンツ112に存在しない操作部材を対象とした操作イベントは、WFクライアントアプリケーション111によるアプリケーション同期を妨げるからである。
そこで切替制御部114は、マイナー機能に対応するタスク状態の機能属性がサポート不能に設定されている場合、タスク実行が、そのタスク状態に進行した段階で、IFコネクター304の接続先を、MFP1002のコネクター307に切り替えるよう、タッチパネルディスプレイ1003の入出力系統切替器305に指示する。こうすることで、マイナー機能に固有なメッセージMuやマイナー機能に固有な操作部材Guを含むMFP画面206Iがタッチパネルディスプレイ1003に表示されることになる。以上のような切り替えを行うことで、機能属性がサポート可能/サポート不能の何れを示す場合であっても、タスクスケジューラー218によるタスク実行を円滑に進めることができる。
尚、ジョブの終了時については、機能属性の設定にかかわらず、切替制御部114はタッチパネルディスプレイ1003のIT機器画面に設定する。こうしたジョブ終了には、ジョブ中にエラーが発生して、ジョブが削除されたことによるジョブの終了、ジョブキャンセルによる終了、機能サポートがないタスクの終了がある。
[6]動作説明
以上のように構成されたワークプレスハブ1000の動作を説明する。
6-1)各タスクのロード及び起動
以下、図4(a)(b)を参照しながら、ローダー216によるタスクのロード、コマンドインタプリター217によるコマンドの解釈、タスクスケジューラー218によるタスク実行について説明する。図4(a)に示すように、ローダー216によるタスクロードは、MFP1002の起動後、ワークフロー登録サーバー2001によるユーザー認証2001Aに先立ちなされる。
MFP1002が起動されると、図4(a)に示すように、ローダー216は、HDD101のスキャン用ディレクトリ201S、プレビュー用ディレクトリ201P、送信用ディレクトリ201Tから、プログラムコードやデータを読み出しRAM203にロードする。これにより、スキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tが、RAM203に得られる。
一方、コマンドインタプリター217によるコマンド解釈や、タスクスケジューラー218によるタスク起動は、ユーザー認証2001Aからワークフローの選択1001Sまでの過程を経た後になされる。図4(b)は、ワークフロー選択までの処理過程を示す処理シーケンスを示す。図4(b)のシーケンスにおいて、IT機器画面コンテンツ112の送信2001Uがなされた後、ユーザー認証2001Aがなされる。ユーザー認証2001Aは、WFクライアントアプリケーション111からワークフロー登録サーバー2001へのアクセス要求の送信1001A、当該要求に対する応答であるログイン要求の送信2001L、ログイン要求に対するユーザー名、パスワードの送信1001Pからなる。
かかるユーザー認証で、ユーザーの正当性が確認された後、ワークフロー一覧表示の送信2001W、WFクライアントアプリケーション111によるワークフローの選択1001Sを経て、実行すべきワークフローが特定される。
こうして、実行すべきワークフローが特定されることで、ワークフローのうち、MFP1002に処理を命じるコマンド(スキャンプレビューコマンド)がMFP1002に発行される(2001J参照)。
スキャンプレビューコマンドが発行されると、コマンドインタプリター217は、スキャンプレビューコマンドを解釈して、当該コマンドに対応するタスクとして、スキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tを特定する。タスクスケジューラー218は、スキャンプレビューコマンドに対応するタスクとして特定された、スキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tを、MFP1002によるCPU204の実行に供する。タスクスケジューラー218によるタスクの実行は、状態遷移モデル213Mにより表現される。状態遷移モデル213Mは、スキャンタスク203Sを第1順位、プレビュータスク203Pを第2順位、送信タスク203Tを第3順位とした実行順序で、CPU204による実行に供する。
図4(b)で起動されるスキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tについて説明する。
スキャンタスク203Sは、載置センサー213、214による原稿載置の検出に応じて、駆動モーター211、搬送ローラー212の駆動を開始する。また、ラインセンサー215による読取信号から、原稿画像を作成して符号化を行い、圧縮画像データを得て、圧縮画像データを含むファイルをHDD201に書き込む。
プレビュータスク203Pは、HDD201に書き込まれた圧縮画像データファイルを読み出して、プレビュー画像を作成し、濃度変更、サイズ変更、回転設定、集約設定についてのユーザー操作を受け付ける。プレビュータスク203Pは、変更された濃度、サイズや、設定された回転角度に応じて、画像データの調整を行う。そうして、調整がなされた画像データを再度圧縮して、HDD201に書き込む。
送信タスク203Tは、FTP(File Transfer Protocol)やSMB(Server Message Block)を用いて、HDD201に格納された、圧縮画像データファイルをワークフロー登録サーバー2001に転送する。これらスキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tは、ジョブの実行進捗にあわせて、UI画面(図2におけるMFP画面206I)を作成してその画素データをMFP画面フレームメモリ206に書き込む。かかるMFP画面をタッチパネルディスプレイ1003による表示に供することで、タスクの進行に必要なメッセージ表示やユーザー操作の受け付けを行う。
6-2)WFクライアントアプリケーション111の起動及び動作
IT機器1001が起動すると、タッチパネルディスプレイ1003の表示内容は、図5(a)に示すデスクトップ画面1003Dとなる。かかるデスクトップ画面で、ワークフロー登録サーバー2001のアイコン2001iをタッチしWFクライアントアプリケーション111を起動する。起動したWFクライアントアプリケーション111は、ワークフロー登録サーバー2001のwebサイトにアクセス要求を発する。
このアクセス要求の送信により、図4(b)に示したユーザー認証2001Aが開始される。図5(b)は、ユーザー認証2001Aに用いられるログインメニューを示す。ログインメニュー1003Mは、ユーザー名の入力欄1003Uやパスワード入力欄1003Pを含み、ユーザー名(図中のUser1)やパスワード入力(図中の××××××)を受け付ける。
受け付けたユーザー名やパスーワードにより、ユーザーカウントが確認され、ログインがなされると、ワークフロー登録サーバー2001は、図5(c)に示すようにログインユーザーを対象として登録されているワークフローの一覧表示を行う。図5(c)の一例において、ワークフロー一覧表示画面1003Lは、紙面資料保管1~6という6つのワークフローを提示し、何れかのワークフローの選択を受け付ける。このワークフロー一覧表示画面を通じて、1つのワークフローが選択され、スキャンプレビューコマンドが発行されたとする。
6-3)機能属性テーブルの設定例
スキャンプレビューコマンドのジョブ種別に対応付けて作成された機能属性テーブルの一例を図6(a)に示す。図6(a)の一例の機能属性テーブルは、ジョブの開始状態J1、スキャンタスク203Sの開始状態S1及び完了状態C1、プレビュータスク203Pの開始状態S2及び完了状態C2、送信タスク203Tの開始状態S3及び完了状態C3、ジョブの完了状態J2のそれぞれに、「0」、「1」を示す機能属性を対応付けて示す。
かかる内容の機能属性テーブルにおいて、プレビュータスク203Pの開始状態S2及び完了状態C2には、「1」を示す機能属性が対応付けられている。これ以外(ジョブの開始状態J1、スキャンタスク203Sの開始状態S1及び完了状態C1、送信タスク203Tの開始状態S3、完了状態C3、ジョブの完了状態J2)は何れも、「0」を示す機能属性が対応付けられている。
プレビュータスク203Pの開始状態S2、完了状態C2において、機能属性をサポート不能に設定しているのは、プレビュータスク203Pが、リアルタイムプレビュー機能を発揮するとの理由による。リアルタイムプレビュー機能を発揮する際、MFP1002は、図6(b)に示すようなMFP画面(プレビュー画面206P)の画素データをMFP画面フレームメモリ206に書き込む。リアルタイムプレビュー機能は、スキャン に得られた読取信号の画像化が完成して、プレビュー表示を行う際、濃度変更GUI206D、サイズ変更GUI206S、回転設定GUI206R、Nin1の集約設定GUI206Xを表示し、これらに対してなされた変更入力、設定入力に従い、画像データに調整を加える。リアルタイムプレビュー機能により、画像データの調整が開始され、何等かのユーザー入力を待つ場合、IT機器画面コンテンツ112による操作では、制御が及ばなくなる場合がある。つまり、何等かのマイナーな機能が起動され、当該マイナー機能の進行に必要となるユーザー操作の操作待ちになった場合、マイナー機能の操作待ちが原因で、ジョブ全体の進行が滞ってしまう恐れがある。
そのような危惧が存在するので、上記の図6(a)の機能属性テーブルの一例では、プレビュータスク203Pの開始状態S2、完了状態C2に対応する機能属性を「1:サポート不能」としている。
6-4)タスクスケジューラー218によるジョブ遂行
タスクスケジューラー218による制御手順は、図7のフローチャートに示すものとなる。
本フローチャートの変数iは、タスクスケジューラー218の待ち行列に供された複数のタスクのうち、現在の処理順位(カレントタスク)を示す変数である。図7では先ず変数iを1に設定し(ステップS100)、タスクiを開始状態に設定して(ステップS101)、WebAPIのコールにより、状態通知部219によるタスク状態の通知を行う(ステップS102)。以降、タスクiの機能プログラムのプログラムコードの実行を開始する(ステップS103)。タスクiを動作中状態にし(ステップS104)、WebAPIをコールすることでタスク状態の通知を行う(ステップS105)。
以降、遷移条件となるイベントが発生するかどうか(ステップS106)、タスクiの機能プログラムを構成するプログラムコードの実行が完了したか(ステップS107)の判定待ちとなる。
タスクを構成するプログラムコードの実行が完了すると(ステップS107でYes)、タスクiを完了状態とし(ステップS108)、WebAPIのコールにより、タスク状態の通知を行って(ステップS109)、タスクスケジューラー218における次順位のタスクをタスクiとする(ステップS110)。その後、ステップS101に戻る。
遷移条件となるイベントが発生すると(ステップS106でYes)、タスクiを完了状態とし(ステップS111)、タスク状態の通知を行う(ステップS112)。その後、イベントに応じたタスクをタスクiとして(ステップS113)、ステップS101に戻る。
6-5) 各タスクの処理内容
図8(a)は、スキャンタスク203Sの処理手順を示すフローチャートである。スキャンプレビューコマンドに対応するジョブが開始されると、IT機器画面コンテンツ112は、図9のジョブ選択画面106Jの画素をIT機器画面フレームメモリ106に書き込む。ジョブ選択画面106Jは、ADF60に原稿をセットするか、MFP1002のプラテンガラス12に、原稿をセットする旨を示す。原稿がセットされると、図9に示すスキャン中メッセージ表示画面106Sの画素をIT機器画面フレームメモリ106に書き込む(ステップS21)。スキャン中メッセージ表示画面106Sは、ADF60にセットされた原稿が、一枚ずつ給紙されてゆく様子を示す。その後、ADF60又はスキャンユニット10の駆動を開始する(ステップS22)。以下、ADF60又はスキャンユニット10の駆動が停止するのを待つ(ステップS23)。ユーザーがセットした全ての原稿が読み取られ、ADF60又はスキャンユニット10の駆動が停止すると(ステップS23でNo)、駆動により得られた光学信号の画像化を行い、非圧縮の画像データを得る(ステップS24)。続いて、画像データのエンコードを行い、圧縮形式の画像データを得て(ステップS25)、IT機器画面コンテンツ112は圧縮形式の画像データを含むファイルをHDD201に書き込み(ステップS26)、スキャン完了画面106EをIT機器画面フレームメモリ106に書き込む。スキャン完了画面106Eは、ADF60にセットされた原稿が全て繰り出され、ADF60が空になった状態を示す。この段階でIT機器画面コンテンツ112は、図9に示す連続読込み終了ボタン106Cを表示する。この連続読込み終了ボタン106Cは連続読込を行うか、読込みを終了して、次のタスクに処理を進めるかの確認を求めるものである(ステップS27)。連続読込み終了ボタン106Cが押下されることなく、次の原稿がADF60又はプラテンガラス12にセットされると(ステップS27でNo)、ステップS21に戻って、連続読み込みを実行する。
次の原稿のセットがなされず、連続読込み終了ボタン106Cが押下されると(ステップS27でYes)、スキャンタスク203Sの実行を完了する。
図8(b)は、プレビュータスク203Pの処理手順を示すフローチャートである。本フローチャートでは初めに、プレビュータスク203Pが図6(b)に示したプレビュー画面206Pを作成してMFP1002のMFP画面フレームメモリ206に書き込む(ステップS41)。プレビュー画面206Pは、上述したGUIの他、送信実行を受け付ける送信実行ボタン206T、ジョブ中止を受け付ける中止ボタン206C、次読み込みを受け付ける次文書読込ボタン206Nを含む。そして、濃度変更GUI206D、サイズ変更GUI206S、回転設定GUI206R、集約設定GUI206Xの操作(ステップS42)、次文書読込ボタン206Nの押下(ステップS43)、送信実行ボタン206Tの押下(ステップS44)の何れかがなされるのを待つ(ステップS42~S44)。濃度変更、サイズ変更、回転設定、集約設定について操作がなされると(ステップS42でYes)、変更、設定に応じて、生成した画像データを調整し(ステップS45)、ステップS42~S44のループに戻る。次文書読込ボタン206Nが押下されると(ステップS43でYes)、プレビュータスク203Pの動作を完了又は一時停止する。その後、スキャンタスク203Sを再度起動する。
図8(c)は、送信タスク203Tでなされる処理手順を示すフローチャートである。ワークフロー登録サーバー2001とのコネクション接続を行い(ステップS61)、圧縮画像データを格納したファイルを送信する(ステップS62)。この際、図9の送信中画面106Tを表示する。送信中画面106Tは、ワークフローサーバーイコン2001i、MFPアイコン1002iを示し、MFP1002からワークフロー登録サーバー2001への送信がなされる旨を示す。
その後、ワークフロー登録サーバー2001からの受信応答待ちとなり(ステップS63)、受信応答があると、ワークフロー登録サーバー2001とのコネクション切断を行う(ステップS64)。
6-6)切替制御部114による画面切替え
原稿読取ジョブが開始されると、切替制御部114は、図10のフローチャートに示す処理手順を実行する。図10のステップS208、ステップS209からなるループは、ジョブが終了したか(ステップS208)、MFP1002の状態通知部219から、タスク状態の遷移が通知されたか(ステップS209)の判定待ちを行う。タスク状態の遷移が通知されれば(ステップS209でYes)、通知された遷移後の状態に対応する機能属性を特定して(ステップS210)、以下、ステップS211、ステップS211の判定を行う。
ステップS211において切替制御部114は、タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源はIT機器画面フレームメモリ106であり、かつ、特定された機能属性はサポート不能を示すか否かを判定する。
ステップS212において切替制御部114は、タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源がMFP画面フレームメモリ206であり、かつ、タスク状態に対応するとして特定された機能属性はサポート可能を示すか否かを判定する。
以下、スキャンタスク203S、プレビュータスク203P、送信タスク203Tを対象とした、切替制御部114の制御内容について説明する。
スキャンタスク203Sの開始状態及び完了状態には、サポート可能を示す機能属性が対応付けられている。タッチパネルディスプレイ1003の映像信号の入力元は、IT機器1001側に切り替えられているので、スキャンタスク203Sが開始状態、完了状態になった旨のイベントが通知されたとしても、ステップS211がNo、S212がNoになり、図11の216A、Bに示すように、タッチパネルディスプレイ1003の表示内容は維持され、画素供給源は切り替えられない。そのため、IT機器画面コンテンツ112により図9に示したジョブ選択画面106J、スキャン中メッセージ表示画面106S、スキャン完了画面106EがIT機器画面フレームメモリ106に書き込まれると、これらの画面が、タッチパネルディスプレイ1003による表示に供される。プレビュータスク203Pの開始状態には、サポート不能を示す機能属性が対応付けられており、タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源はIT機器画面フレームメモリ106に切り替えられているので(ステップS211でYes)、タッチパネルディスプレイ1003に対する画素供給の供給源をMFP1002のMFP画面フレームメモリ206に切り替える(ステップS213)。その後、タッチパネルディスプレイ1003からの操作イベントの転送先をMFP1002に切り替える(ステップS214)。
これにより、タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源は、図11の216Cに示すように、MFP1002のMFP画面フレームメモリ206に切り替えられるから、スキャンタスク203SによりMFP画面フレームメモリ206に書き込まれた図9のプレビュー画面206Pがタッチパネルディスプレイ1003による表示に供される。
プレビュータスク203Pの完了状態においては、MFP画面が表示されており、かつ、図6(b)に示すように、プレビュータスク203Pの完了状態は、サポート不能を示す機能属性が対応付けられているから、ステップS211、S212がNoになり、ステップS208~ステップS209のループに戻る。これにより、タッチパネルディスプレイ1003は、図11の216Dに示すように、MFP1002のMFP画面フレームメモリ206の画面内容を維持する。
機能属性テーブルのうち、送信タスク203Tの開始状態には、図6(a)に示すように、サポート可能を示す機能属性が対応付けられており、タッチパネルディスプレイ1003の画面内容はプレビュー画面206Pに切り替えられているので、送信タスク203Tが開始状態になった旨のイベントが通知された場合、ステップS211がNo、ステップS212がYesになり、タッチパネルディスプレイ1003に対する画素供給の供給源をIT機器1001のIT機器画面フレームメモリ106に切り替える(ステップS215)。その後、タッチパネルディスプレイ1003からの操作イベントの転送先をIT機器1001に切り替える(ステップS216)。タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源は、図11の216Eに示すように、IT機器1001のIT機器画面フレームメモリ106の画面内容に切り替えられるから、IT機器画面コンテンツ112が、図9の送信中画面106TをIT機器画面フレームメモリ106に書き込むと、送信中画面106Tが、タッチパネルディスプレイ1003による表示に供される。
尚、図11の矢印R1に示すように通信タスク203Tからプレビュータスク203Pに戻すようなユーザ操作がなされた際、機能属性に基づき切替制御部114は、IT機器画面からMFP画面への切り替えを行う。
[7]まとめ
以上のように本実施形態によれば、現在のタスク状態に対応付けられた機能属性が、サポート可能を示す場合、タスクが作成したUI画面と等価なUI画面が、IT機器画面コンテンツ112のスクリプト112Sにより作成され、IT機器画面フレームメモリ106に書き込まれる。また、この等価なUI画面に対し、ユーザー操作がなされると、ネットワークIF105が確立したコネクションを通じて、そのユーザー操作を示すイベントが、タスクスケジューラー218に送信される。タスクスケジューラー218の制御下にあるタスクは、当該イベントにより、動作を進行することができる。
現在のタスク状態に対応付けられた機能属性がサポート不能を示す場合、入出力系統切替器305は、IFコネクター304を、コネクター307に接続し、TFT-LCD302の画素供給源として、MFP画面フレームメモリ206を選択する。こうすることで、タスクがMFP画面フレームメモリ206に書き込んだUI画面が、タッチパネルディスプレイ1003による表示に供される。またIFコネクター304を、コネクター307に接続することで、タッチパネルデジタイザー303が検出したタッチ座標を示す操作信号は、MFP1002の操作入力部208に出力される。こうすることで、タスクの実行を進行させるためのイベントが、タスクに供給される。
こうした画面切り替えにより、画像処理装置のマイナー機能の作動のために必要な表示や操作のための入出力が、過不足なくなされるから、マイナー機能の作動により、ジョブ進行が遮られることはなくなる。また、画像理装置1002の入出力が有効になるのは、機能属性がサポート不能に設定された進捗段階から、機能属性がサポート可能に設定された進捗段階までの局所的な期間に限られるから、緊急の案件を抱えたユーザーが割り込んできて、ジョブ停止などの操作を行い、ジョブ記述プログラムの実行を遮ってしまうことはなくなる。そのため、MFP1002を利用しようとする者の錯誤を回避し、MFP1002を用いたワークフローサービスを円滑に進行させることができる。
[8]その他の変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが本発明は上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり以下の変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、一個のジョブの複数状態にIDを割り当て、状態毎の切替先画面を規定することにした。これに対し、第1変形例は、MFP画面の画面内容の遷移に応じて、切替制御部114が画面切替を行う。
タスクスケジューラー218の制御下で動作する場合、各タスクを構成する機能プログラムは、ジョブに係る処理を進行させるにあたって、必要となるUI画面の作成を行う。その際、第1変形例に係る状態通知部219は、ジョブの進行に応じて機能プログラムにより作成されたUI画面がどれであるかを示す進捗情報を、有線LAN1009のコネクションを通じて、切替制御部114に出力する。
第1の変形例にかかる機能属性テーブルの一例を図12に示す。図12に示すように、MFP画面には、ジョブ選択画面、スキャン読取画面、プレビュー画面、送信中画面という4つのものがある。これらジョブ選択画面、スキャン読取画面、プレビュー画面、送信中画面のそれぞれに、機能属性を対応付けることで、切替制御部114に、タッチパネルディスプレイ1003に対する画素供給源の切り替えを行わせる。図9に示したMFP画面の何れかが表示され、MFP画面の切り替えが発生した際、その変化後の画面に係る機能属性を機能属性テーブルから取り出し、かかる機能属性に基づき、タッチパネルディスプレイ1003の入出力系統切替器305に、IFコネクター304の接続相手の変更を行わせる。かかる変更により、TFT-LCD302への画素供給源が、IT機器画面フレームメモリ106、MFP画面フレームメモリ206の何れかに切り替わるから、上記実施形態と同様の、画面切り替えを実現することができる。
(2)第1変形例では、MFP画面に複数の画面状態が定義されていて、各画面状態において、切替制御部114による切替先を規定するようにした。これに対して第2変形例は、MFP画面の表示状態のそれぞれに、1つ以上の画面内状態を定義する。そして、機能属性テーブルは、表示状態を切替単位として、IT機器画面、MFP画面への画面切替えを行う。
タスクスケジューラー218の制御下で動作する場合、各タスクを構成する機能プログラムは、ジョブに係る処理を進行させるにあたって、必要となるUI画面の作成を行い、且つ、ジョブに係る処理の進行に応じて、画面の表示状態を変化させる。第2変形例において、状態通知部219がIT機器1001の切替制御部114に出力する進捗情報は、タスクにより作成されたUI画面が、現在、どのような表示状態であるかを示す。
図13は、第2の変形例に係る機能属性テーブルの1例を示す。本変形例にかかる機能属性テーブルは、ジョブ選択画面、スキャン読込画面、プレビュー画面、送信中画面という4つの画面を示し、また個々の画面に、1以上の画面内状態を対応付けている。具体的にいうと、ジョブ選択画面は、ジョブ開始メッセージを表示している表示状態D11により特定される。スキャン読込画面は、スキャン中メッセージの表示状態D21、連続読込確認ボタンの表示状態D22により特定される。プレビュー画面は、プレビュー画面作成中メッセージを表示する表示状態D31と、送信実行ボタン、ジョブキャンセルボタンを表示している表示状態D32とで特定される。送信中画面は、送信中表示メッセージの表示状態D41により定義される。そして、変形例2に係る機能属性テーブルでは、これらの表示状態のそれぞれに、機能属性を対応付けている。
図9に示した複数の画面の何れか表示され、その画面内表示状態が変化した際、その変化後の画面内表示状態に係る機能属性を機能属性テーブルから取り出し、かかる機能属性に基づき、タッチパネルディスプレイ1003の入出力系統切替器305に、IFコネクター304の接続相手の変更を行わせる。かかる変更により、TFT-LCD302への画素供給源が、IT機器画面フレームメモリ106、MFP画面フレームメモリ206の何れかに切り替わるから、上記実施形態と同様の、画面切り替えを実現することができる。
(3)状態属性をワークフロー(ジョブ記述プログラム)に設けて、状態属性に応じて、タッチパネルディスプレイ1003をMFP画面に切り替えるべきか、IT機器画面に切り替えるべきかの判断を行ってもよい。状態属性は、機能属性テーブルと同様の構成になっていて、複数のタスク状態のそれぞれに、機能属性を対応付けて示す。ワークフロー登録サーバー2001からのワークフローの取得時に、この機能属性を併せて取得して、タッチパネルディスプレイ1003をMFP画面に切り替えるべきか、IT機器画面に切り替えるべきかの判断を行う。
また、MFP1002で生成したMFP画面206Iを、IT機器1001に送信しIT機器1001が表示するように構成してもよい。上記実施形態では、IT機器画面コンテンツ112のスクリプト112SがMFP1002の機能をサポートするとしたが、これに限らない。IT機器1001にインストールされる他のアプリケーションがMFP1002の機能をサポートしてもよい。スクリプト112Sが組み込まれたIT機器画面コンテンツ112を、IT機器1001に予めインストールしておいてもよい。
また、IT機器1001が具備する構成要素の何れかが、MFP1002の機能のサポートを実行してもよい。更に、ワークフローはワークフロー登録サーバー2001に登録されるとしたがこれに限らない。IT機器1001自体に登録されてもよい。
(4)サービスプロバイダー(ワークフローサービスの供給主体)を、外部ネットワークに存在するサーバー機器であるワークフロー登録サーバー2001としたが、これに限らない。クラウドサーバーにインストールされるアプリケーションであってもよい。
(5)上記実施形態において切替制御部114は、カレント状態が遷移する度に、カレント状態の画面として、MFP画面が適正であるか、IT機器画面が適正であるかの判定を行った。しかしこれに限られない。手動操作による画面切り替えがなされる度に、切替制御部114は、MFP画面が適正であるか、IT機器画面が適正であるかの判定を行ってもよい。図14(a)は、切り替え操作ボタン206HによるMFP画面からIT機器画面への切り替えを示す。図14(a)におけるMFP画面(プレビュー画面206P)は、IT機器画面への切り替え操作を受け付けるためのボタン206Hを含む。切替ボタン206Hは、タッチパネルディスプレイ1003の画素供給源を、MFP1002のMFP画面フレームメモリ206から、IT機器1001のIT機器画面フレームメモリ106に切り替えるとの切り替え指示を受け付けるものである。
切替ボタン206Hの押下が通知された場合、切替制御部114は、このボタンの押下時において、矢印301Aに示すように、タッチパネルディスプレイ1003の内容を、IT機器画面に一旦切り替え、これに併せて切替制御部114は、現在のタスク状態の機能属性が、サポート可能を示すか否かを判定する。図5(a)の一例において、プレビュータスク203Pの開始状態については、サポート不能を示す機能属性が対応付けられているので、図14(a)の矢印301Bに示すように、MFP画面に戻す。
(6)切替制御部114に命じる旨の切替ボタン206Hを、MFP画面に含ませるかどうかを、機能プログラムに決定させてもよい。
機能サポートが存在する旨の機能属性が付された進捗段階にまで到達した場合、当該進捗段階の処理を行う機能プログラムは、図14(a)に示すよう切替ボタン206Hを含むUI画面の画素データをMFP画面フレームメモリ206に書き込む。この切替ボタン206Hは、画面の切替指示の発行を、切替制御部114に命じる旨のユーザー操作を受け付けるものである。そして、このボタン押下が検出された場合、機能プログラムは、切替制御部114に画素供給源の切り替え指示を発する。
一方、機能サポートが無い旨の機能属性が付された進捗段階にまで到達した場合、機能プログラムは、操作部材をUI画面に含ませないか、図14(b)に示すように、切替ボタン206Hをグレーアウトして無効化する。
(7)図2に示した機能属性ストレージ113において、ワークフロー種別による検索が可能な情報体系のデータベースを構築してもよい。図15は、機能属性テーブルのデータベースの一例を示す。
本図のデータベースは、機能属性の設定が異なる機能属性テーブル113a、113b、113cを含む。これらの機能属性テーブルには、対応するワークフローの種別を示すインデックス113i、j、kが対応付けられている。これらのうち、インデックス113iに対応する機能属性テーブルは、実施形態に示した機能属性テーブルと同様、プレビュータスク203Pの開始状態、完了状態について、サポート不能である旨を示す。インデックス113j、kに対応する機能属性テーブルは、プレビュータスク203Pの開始状態、完了状態について、サポート可能である旨を示す。ワークフロー種別を示すインデックスに対応つけて、機能属性テーブルを格納することで、機能属性テーブルに示される機能属性の内容を、そのワークフローの種別に応じた異なる内容のものに定めることができる。
(8)リアルタイムプレビュー機能をサポート不能なマイナー機能としたがこれは一例に過ぎない。リアルタイムプレビューに対応するメッセージを表示することができ、また、リアルタイムプレビューに必要なイベントを出力し得る場合、リアルタイムプレビューに対応するタスク状態の機能属性を、サポート可能に設定してもよい。更に、リアルタイムプレビューに限らず、スキャンタスク203Sや、送信タスク203Tの動作時に、発揮される他の機能について、機能属性を設定してもよい。こうした機能には、以下のものがある。
・宛先入力
スキャンプレビュージョブの実行時に有効となる宛先入力には、事前登録された宛先から選択入力、ソフトキーボードからの直接入力、送信履歴からの選択入力、宛先検索による入力といった様々な手法がある。これらの入力手法のそれぞれについて機能属性を設定して、IT機器画面コンテンツ112におけるサポートの可否を定義してもよい。
・原稿画質の設定機能
原稿画質の設定機能では、文字、文字/写真(印刷写真)、写真(印刷写真)、薄文字原稿、コピー原稿の何れかの設定を受け付ける。これらの設定項目のそれぞれについて機能属性を設定して、IT機器画面コンテンツ112におけるサポートの可否を定義してもよい。
・紙面調整
スキャンにおいては、裏写りや黄ばみ除去の要否を設定することができる。裏写り除去や黄ばみ除去のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
・カラー指定
カラー指定機能としては、カラー、オートカラー、フルカラー、グレースケール、白黒2値の何れかの設定が可能である。これらの設定項目のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
・ファイル形式指定
ファイル形式指定としては、PDF、コンパクトPDF、PPTX、TIFF、JPEG、XPS、コンパクトXPSの何れかの設定が可能である。これらの設定項目のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。ファイル形式として、PDFを選択した場合、暗号化の有無や署名の有無、アウトラインPDFの要否、スタンプ合成の要否を選択することができる。スタンプ合成を用いる場合、画像のスタンプを用いるか、文字のスタンプを用いるかの選択が可能となる。これらの選択項目、設定項目のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
・ページ設定
ページ設定機能としては、複数ページ一括、ページ分割、全ファイル一括送付の何れかの設定が可能である。これらの設定項目のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。また、付随項目として、メールによる送信、ファイルによる送信を指定してもよい。
・日付/時刻、ページ番号、スタンプの合成
原稿のスキャンにより得られた画像データについては、日付/時刻、ページ番号、スタンプの合成が可能となる。日付/時刻、ページ番号、スタンプの合成の可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
原稿からの出力指定として、片面→片面、片面→両面、両面→片面、両面→両面、見開き方向の何れかについての指定が可能である。これらの出力指定のそれぞれについて機能属性を設定して、IT機器画面コンテンツ112におけるサポートの可否を定義してもよい。
・読み込むべき原稿の指定
読み込むべき原稿については、薄紙原稿、Z折れ原稿、同幅混載、異幅混載、長尺原稿、ブック原稿といった種別の指定を受け付ける。これらの原稿種別のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
原稿種別として、ブック原稿の選択された場合、見開き、分割、表裏のカバー、原稿外除去、センタリング、枠消し、開き方向原稿、折り目消しのそれぞれについて、サポートの可否を明示してもよいし、原稿サイズの設定において、A系、B系、インチ系の指定や、8×13、8K、16K、はがきのそれぞれについてのサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
更に、ページ連写の指定、インデックス原稿の指定、連続読込の可否、自動回転、文字再現の要否のそれぞれについてのサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
(9)ワークフローサービスに登録されたジョブにおいて、収集法として原稿スキャンが指定されている場合のジョブについて機能属性テーブルを適用したがこれに限らない。配布法として紙面印刷が指定されている場合のMFP1002のジョブにおいて、機能属性テーブルを適用してもよい。
配信法として用紙への印刷が指定されている場合、MFP1002は、図3に示したプリント部90に、用紙への印刷出力を実行させる。具体的にいうと、ジョブコマンドにおいて、用紙への印刷出力が指定された画像データに基づいて、記録シートS上に画像を形成する。
図3に示すプリント部90は、水平方向に張架され、周回移動する中間転写ベルト82と、中間転写ベルト82における下側の周回移動域に対向し、当該周回移動方向に沿って列設された画像形成ユニット83Y、83M、83C、83Kを備えている。
画像形成ユニット83Y、83M、83C、83Kは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する。これらの画像形成ユニット83Y、83M、83C、83Kは、何れも同様の構成になっているので、ここでは、画像形成ユニット83Kの構成についてのみ説明し、他の画像形成ユニット83Y、83M、83Cの構成の説明を省略する。
画像形成ユニット83Kは、感光体ドラム84K、帯電器85K、露光器86K、現像器87Kを備えている。感光体ドラム84Kの外周面は、帯電器85Kによって、均一に帯電される。
露光器86Kは、スキャンユニット10により読み取られた原稿の画像データ等に基づく駆動信号により変調された光ビームを発して、帯電された感光体ドラム84Kの外周面を露光走査し、静電潜像を形成する。
感光体ドラム84Kの外周面上に形成された静電潜像は、現像器87Kによりトナーで現像される。
画像形成ユニット83Kの上方には、中間転写ベルト82を挟んで感光体ドラム84Kに対向する位置に、1次転写ローラ88Kが設けられている。1次転写ローラ88Kは、感光体ドラム84Kの外周面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト82上に静電転写させる。
他の画像形成ユニット83Y、83M、83Cによっても同様に中間転写ベルト82上に対応する現像色の画像が形成される。これらの画像形成ユニット83Y、83M、83C、83Kによる各色の画像は、中間転写ベルト82上の同じ位置に多重転写されるようにタイミングをずらして形成される。
中間転写ベルト82と2次転写ローラ81との間に、記録シートが通過する2次転写ニップが形成されている。2次転写ニップへは、給紙部92の給紙カセット91から記録シートSが1枚ずつ給送される。
2次転写ローラ81は、中間転写ベルト82上のトナー画像を、2次転写ニップを通過する記録シートS上に静電転写する。トナー画像が転写された記録シートSは、定着装置89へ搬送される。定着装置89は、加熱及び加圧により、記録シートS上にトナー画像を定着させ、定着後の記録シートSは、排紙トレイ80a上に排出される。
図3に示すプリント部90において場合、仕上げページ毎のグルーピング、一部毎のソート、仕分けといった仕上げ機能のサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。また、ステープル、パンチ、2つ折りについてのサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。ステープル、パンチについては、紙面のコーナを対象とするか、2穴とするかの指定について、機能属性を設定してもよい。
綴じしろの指定機能について機能属性を設定してもよい。左開き綴じ、右開き綴じ、上開き綴じ、自動といった指定項目のそれぞれについてのサポート可否を、機能属性テーブルにおいて、機能属性により明示してもよい。
(10)各タスクの状態遷移をMFP1002に通知させるというプッシュ方式の状態通知を行ったがこれに限らない。いわゆるポーリング方式の状態取得を行ってもよい。この場合、HDDのファイルシステム構造における特定の共有ディレクトリや、ソケット接続によりアクセスが可能となる特定のポートに、カレントタスク変数を格納する。カレントタスク変数は、ジョブを構成する複数のタスクのうち、現在実行されているものの状態を示す。タスクスケジューラー218は、実行対象となるタスクが遷移する度に、かかるカレントタスク変数を更新する。切替制御部114は、ソケット接続や共有領域のアクセスにより、かかるカレントタスク変数を読み出し、上記実施形態に示した制御手順を行うことで、MFP画面、IT機器画面、の何れかへの切り替えを行う。
(11)WFクライアントアプリケーション111は、図16に示すようなプログラムGUIを介した対話操作により、ワークフローの記述を受け付けてもよい。図16のプログラミングGUIは、DPシステムに属する個々の機器を固有のアイコン(ワークプレスハブ1000のアイコン1001i、ファイルサーバー1030のアイコン1030i、スマートフォン1011のアイコン1011i、タブレット1012のアイコン1012i、ファイルサーバー1030のアイコン1030i、クラウドストレージ3001のアイコン3001i、MFP1002のアイコン1002i)で提示する。ユーザーは、スタイラス1007を用いて何れかのアイコンを選択することができる。
また、このプログラミングGUIは、処理法として、OCR processingE1(OCR処理)、File renamingE2(ファイルリネーム)、Barcode scanningE3(バーコードスキャニング)、Format conversionE4(ファイル変換)、AnnotationE5(注釈付与)、File transferE6(ファイル転送)、Document printingE7(文書印刷)を提示する。これらの中から選んだ処理法により、収集した原稿画像に加工を施すことができる。
図17は、プログラミングGUIを用いて定義された、ワークフローの一例を示す。MFP1002を抽象化したアイコン1002iと、ワークフロー登録サーバー2001を抽象化したアイコン2001i、ファイルサーバー1030を抽象化したアイコン1030iが、画面上に配置され、これらの間を結ぶリンク図形が配置されている。そして、ワークフロー登録サーバー2001による処理として、OCR processingE1、File renamingE2が選択されている。これらのアイコン、リンク図形によりワークフローが定義されると、作成されたワークフローを示すジョブ記述プログラムをワークフロー登録サーバー2001を登録する。尚、こうして作成されるワークフローは、環境変数に応じた条件分岐や繰り返し構造を含んでいてもよい。
(12)機能属性テーブルは、IT機器画面コンテンツ112によるサポートの可否を示したが、ユーザーによる機能属性テーブルのカスタマイズを実行してもよい。つまり、タッチパネルディスプレイ1003において、ユーザーから編集操作を受け付けて、この編集操作に従い、機能属性テーブルに示されるタスク状態のサポートの可否を更新してもよい。MFP画面を長年使用していて、様々なマイナー機能の存在を掌握しているようなユーザーは、IT機器画面よりもMFP画面による操作を希望することがある。こうしたユーザーのためにカスタマイズ用の編集画面を提示し、ジョブに対応する複数のタスク状態のそれぞれを、タッチパネルディスプレイ1003に表示させ、各タスク状態の画面表示を、MFP画面とするか、IT機器画面とするかの編集操作を受け付ける。そしてそのユーザーの次回のログイン時において、こうしたカスタマイズされた機能属性テーブルの機能属性に基づき、タッチパネルディスプレイ1003の表示内容の切り替えを行う。
(13)MFP画面の表示のため、MFP1002が具備している画面データを対象として、自動認識を行い、自動認識の結果に従い、機能属性テーブルを生成するテーブル自動生成機能をIT機器1001にもたせてもよい。
(14)機能属性テーブルに示される機能属性に従い、MFP画面をタッチパネルディスプレイ1003に表示に供する場合、ワークフローの実行中である旨を示すロゴを合成するような表示加工を行ってもよい。また、タッチパネルディスプレイ1003に表示枠を設けて、その枠内にMFP画面を嵌め込んで表示してもよい。更に、MFP画面の輝度や色相を変化させて表示に供してもよい。
MFP画面と、IT機器画面とのレイヤ合成をタッチパネルディスプレイ1003に行わせ、表示に供してもよい。
(15)タッチパネルディスプレイ1003のように、操作デバイス、表示デバイスが一体化した機器を対象として説明を行ったがこれに限らない。操作デバイス、表示デバイスとが分離してなる機器を表示操作デバイスとしてもよい。またIT機器1001、MFP1002の組込メディアは、HDD101、201であるとして説明したが、内蔵型メディアであれば、SSDであってもよい。
(16)図9に示したMFP画面、IT機器画面は、様々なウィジェット(Widget)を組み合わせて構築されたGUIの一例に過ぎない。各実施形態の画面イメージは、ジョブに関連する操作を受け付けるものならば、どのようなものでもよい。
ジョブの何等かの選択を受け付けたい場合、IT機器画面コンテンツ112や各タスクを構成する機能プログラムは、「トグルボタン」、「ラジオボタン」、「リストボックス」、「スライダー」、「チェックボックス」、「スピンボタン(ドロップダウンリスト)」、「ツールバー」、「コンボボックス」、「アイコン」、「ツリービュー」といったウィジェットをUI画面の構成に用いる。
UI画面の表示にあたって、ユーザーの操作を誘導したい場合、「タブ」、「スクロールバー」といったウィジェットをUI画面の構成に用いる。
テキスト入力をユーザーから受け付けたい場合、「テキストボックス」、「コンボボックス」といったウィジェットをUI画面の構成に用いる。
UI画面の表示にあたって、ユーザー操作に対する応答をユーザーにフィードバックする場合、「ラベル」、「ツールチップ」、「バルーンヘルプ」、「プログレスバー」、「インフォバー」等のウィジェットをUI画面の構成に用いる。その他、IT機器画面コンテンツ112では、HTML、XML形式のデータとして、「モーダルウィンドウ」、「パレットウィンドウ」等のウィジェットを画面作成に用いることができる。
(17)WFクライアントアプリケーション111は、アプリケーション同期のライブラリィとして、Microsoft Sync Framework等のプログラムライブラリィを利用してもよい。また、同期セッションの相手側となる同期プロバイダとして、ワークフロー登録サーバー2001を利用してもよい。
本発明では、タッチパネルディスプレイ1003を対象とした操作により、原稿画像の収集、加工、配信からなる一連の作業の自動化が可能になるので、OA機器の産業分野を始め、不動産業、流通業、金融業等、多量の原稿の保管を必要とする産業分野において広く利用される可能性を有する。
60 ADF
101 HDD
102 ブートROM
103 RAM
104 CPU
105 ネットワークIF
106 IT機器画面フレームメモリ
107 信号出力部
108 操作入力部
109 コネクター
111 WFクライアントアプリケーション
112 IT機器画面コンテンツ
113 機能属性テーブルストレージ
114 切替制御部
201 HDD
202 ブートROM
203 RAM
204 CPU
205 ネットワークIF
206 MFP画面フレームメモリ
207 信号出力部
208 操作入力部
209 コネクター
211 駆動モーター
212 駆動モーター
213 載置センサー
214 載置センサー
215 ラインセンサー
216 ローダー
217 コマンドインタプリター
218 タスクスケジューラー
219 状態通知部
301 バックライトモジュール
302 LCD
303 タッチパネルデジタイザー
304 IFコネクタ
305 入出力系統切替器
306、307 コネクター
311 VGAケーブル
312 ディスプレイポートケーブル
1000 一体型装置
1001 IT機器
1001L ラック
1002 MFP
1003 タッチパネルディスプレイ
1007 スタイラス
1009 有線LAN
1010 無線LAN親機
1011 スマートフォン
1012 タブレット
1012i アイコン
1020 PC
1030 ファイルサーバー
2001 ワークフロー登録サーバー
3001 クラウドストレージ

Claims (14)

  1. 画像処理装置と、IT処理装置とを含み、前記画像処理装置で生成された第1画面と、前記IT処理装置で生成された第2画面とを共通の表示操作パネルに選択的に表示させる一体型装置であって、
    前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択手段と、
    前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置により実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御手段と、
    前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御手段と
    を備えることを特徴とする一体型装置。
  2. 前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記画像処理装置がなすべきジョブの複数の処理過程のそれぞれに、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、
    前記機能属性は、対応する処理過程で発揮される機能が、前記第2画面によりサポートされているか否かを示し、
    前記表示操作パネルによる表示を、第1画面、及び、第2画面のどちらとするかは、前記画像処理装置がなすべきジョブの各処理過程に対応する機能属性に示される前記第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型装置。
  3. 前記画像処理装置は、前記画像処理装置がなすべきジョブの各処理内容に対応する複数タスクのそれぞれを起動するタスク制御部を備え、
    前記機能属性に対応する処理過程は、前記画像処理装置がなすべきジョブの処理過程で、起動されたタスクが取り得る、一のタスクの状態を示すタスク状態情報によって表現され、
    前記切替制御手段は、起動されたタスクの状態が遷移した際、遷移後のタスクの状態を示すタスク状態情報をネットワークを通じて前記画像処理装置から取得して、前記複数の機能属性のうち、取得したタスク状態情報に対応付けられているものに基づき、前記第1画面及び第2画面の何れを、前記表示操作パネルに表示させるかを定める
    ことを特徴とする請求項2に記載の一体型装置。
  4. 前記第1画面は、ユーザーの発意による第2画面への切り替えを受け付けるための操作部材を含み、
    前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達した場合、前記操作部材を前記第1画面から除去するか、又は、前記操作部材を無効化する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の一体型装置。
  5. 前記第1画面は、ユーザーの発意による第2画面への切り替えを受け付けるための操作部材を含み、
    前記切替制御手段は、
    前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達した場合、前記第2画面への切替えを禁止するか、又は、前記操作部材の操作に従い、前記表示操作パネルの表示を一旦切り替えた後、前記第1画面の表示に戻す
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の一体型装置。
  6. 前記IT処理装置は更に、機能属性が示されたテーブルのデータベースを格納した格納部を備え、前記データベースにおける各テーブルは、ジョブの種別による検索が可能となる情報体系で管理され、
    前記切替制御手段は、実行しようとするワークフローに示されるジョブの種別をキーワードとして用いて、前記データベースの検索を行い、キーワードとなる種別に合致するテーブルを格納部から読み出し、
    前記ジョブが進捗する度に、前記読み出されたテーブルに示される機能属性を参照して、現在のジョブの実行が、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達したかどうかの判定を行う
    ことを特徴とする請求項2~5の何れかに記載の一体型装置。
  7. 前記IT処理装置は更に、前記機能属性を、ワークフローと共に登録サーバーから取得する取得手段を備え、
    前記切替制御手段は、前記ワークフローの処理が進行する度に、前記ワークフローと共に取得した機能属性を参照して、現在のジョブの実行が、前記第2画面によるサポートが無い旨の機能属性が付された処理過程にまで到達したかどうかの判定を行う
    ことを特徴とする請求項2~5の何れかに記載の一体型装置。
  8. 前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記ワークフローを処理するにあたって表示される複数の画面のそれぞれに、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、前記機能属性は、対応する画面の表示時に、前記画像処理装置で発揮される機能が、前記第2画面によりサポートされているか否かを示し、
    前記表示操作パネルの表示を、前記第1画面及び前記第2画面のどちらとするかは、各画面に対応する機能属性に示される第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型装置。
  9. 前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、前記ワークフローを処理するにあたって表示される複数の画面の何れかの表示状態に、機能属性を対応付けて示すテーブルであり、前記機能属性は、前記画像処理装置の画面が対応する表示状態になった段階で発揮される機能が、前記第2画面によりサポートされているか否かを示し、
    前記表示操作パネルの表示を、前記第1画面及び前記第2画面のどちらとするかは、各表示状態に対応する機能属性に示される第2画面によるサポートの有無に基づき、前記切替制御手段が決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型装置。
  10. 前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、ユーザーに告知すべき告知内容であって、前記第2画面では提示されないものが、前記第1画面に存在するどうかを示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型装置。
  11. 前記機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報は、ユーザー操作を受け付ける操作部材であって、前記第2画面に存在しないものが、第1画面に存在するかどうかを示す
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型装置。
  12. 前記表示操作パネルは、
    ケーブルを介して前記画像処理装置のインターフェイス、及び、前記IT処理装置のインターフェイスと共通に接続され、第1及び第2画面の画像信号の入力元、及び、当該第1及び第2画面に対してなされた操作を示す操作信号の出力先を、何れかの一方のインターフェイスによる入出力に切り替えることができ、
    前記切替制御手段による第1画面、第2画面の切り替えは、
    前記画像信号の入力元、及び、前記操作信号の出力先を、ケーブルを介した前記IT処理装置のインターフェイスによる入出力、ケーブルを介した前記画像処理装置のインター
    フェイスによる入出力の何れかに設定することでなされる
    ことを特徴とする請求項1~11の何れかに記載の一体型装置。
  13. 事前登録されたワークフローを一体型装置に実行させるワークフロー実行制御システムであって、
    前記一体型装置は、画像処理装置で生成された第1画面と、IT処理装置で生成された第2画面とを表示操作パネルに選択的に表示させることができ、
    前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択手段と、
    前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置に実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御手段と、
    前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御手段と
    を備えることを特徴とするワークフロー実行制御システム。
  14. 画像処理装置と一体構成にされ、画面表示に共通の表示操作パネルを用いるコンピュータに、ワークフローに関する制御を実行させるプログラムであって、
    前記表示操作パネルは、前記画像処理装置で生成された第1画面、前記コンピュータで生成された第2画面を選択的に表示することができ、
    前記画像処理装置により実行されるジョブを含む複数のジョブを示すワークフローを選択する選択ステップと、
    前記ワークフローによる制御のためのアプリケーションを起動して、前記画像処理装置に実行されるジョブを前記画像処理装置実行させるアプリケーション制御ステップと、
    前記画像処理装置により発揮される機能が前記第2画面によりサポートされているか否かを示す情報に従い、前記ワークフローのうち、前記画像処理装置がなすべきジョブが実行される際の前記表示操作パネルによる表示を、前記第1画面及び第2画面の何れかに切換える切替制御ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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