JP7248822B2 - 原子力発電所のための脱気システムおよび原子炉冷却材の流れを脱ガスする方法 - Google Patents

原子力発電所のための脱気システムおよび原子炉冷却材の流れを脱ガスする方法 Download PDF

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Description

本発明は、原子炉および、特に水ベースのまたは水に類似する(例えば軽水または重水)原子炉冷却材を格納する原子炉冷却材回路を含み、さらに原子炉冷却材用の脱気システムを含む原子力発電所に関する。本発明はまた、原子炉の原子炉冷却材を脱ガスする応分の方法にも関する。
原子力発電所は、原子炉と、内部を原子炉冷却材が循環する付随する原子炉冷却材回路とを含む。さまざまな理由から、液体原子炉冷却材から溶存気体を除去することが必要であり得る。このプロセスは「脱気」または「脱ガス」と呼ばれる。1つの理由は、包囲するラインまたは配管システム内の腐食を回避するための酸素の除去にあり得る。別の理由は、原子炉容器開放限界に達するために放射性核種の量を最低限とするのに必要な形でメンテナンスに向けて原子炉を準備することにあり得る。
請求項1の前文によると、先行技術文献である欧州特許出願公開第2109114号明細書は、原子炉冷却材用の脱気システムを伴う原子力発電所を開示している。前記脱気システムは、(ストリッピングガスが適用された状態での)蒸発に基づいている。
米国特許第4647425号明細書は、真空脱ガス装置を伴う原子力発電所を開示している。
米国特許出願公開第2016/225470号明細書は、膜ベースの脱ガス装置を伴う原子力発電所を開示している。
原子力発電所内のこれらの既存の脱気システムは、高価で、エネルギを大量消費し、効率が悪く、大きなスペースを必要とするものであると考えられている。
欧州特許出願公開第2109114号明細書 米国特許第4647425号明細書 米国特許出願公開第2016/225470号明細書
したがって、本発明の基礎を成す目的は、小さなスペースしか必要とせずに周囲のシステム内に容易に統合され得、既存の発電所の場合において様々なニーズに適応させることができ、そして確実かつ効率的に機能する脱気システムを伴う原子力発電所を提供することにある。さらに本発明は、原子炉の原子炉冷却材の流れを脱ガスするための応分の方法を提供するものである。
本発明によると、装置に関連する目的は、請求項1の特徴を伴う原子力発電所によって達成される。
したがって、本発明は原子炉および、原子炉冷却材を格納する原子炉冷却材回路を含み、さらに原子炉冷却材のための脱気システムを含む原子力発電所において、脱気システムが、原子炉冷却材回路のライン内または原子炉冷却材回路に流体連通されているライン内に配設された少なくとも1つのソノトロードを伴うソノトロードクラスタを含み、好ましくは原子炉冷却材の連続する脱気を可能にする超音波脱気システムである、原子力発電所を提案している。
超音波脱気システムにおいて、液体中に溶解した気体は、エネルギの超音波適用に起因した小さいキャビテーション気泡を形成する。分離容器またはタンク内で、微小気泡は集合してより大きい気泡となり、液体の表面まで上昇し、こうして分離された気体の抽出が可能になる。超音波発振器は、ソノトロードとも呼ばれる。
本発明は、市販され、他の産業部門において証明、試験済みであるこの公知の技術に基づいており、この技術を原子力発電所の原子炉冷却材を脱ガスするための好適な応用へと変換する。とりわけ利点は、費用およびエネルギ効率が良いこと、省スペースであること、低保守であること、設置および操作が容易であること、モジュール設計であり、要望に応じて拡張可能(スケーラブル)であることである。
好ましい実施形態において、ソノトロードクラスタは、並流構成で複数のソノトロードを含んでいる。好ましくは、フライスルー(活動状態の)ソノトロードの数は、応分の制御バルブを用いて調整可能である。
連続的動作のため、各ソノトロードは、好ましくは、フロースルー動作に好適である任意のコンテナ、パイプまたはタンクであり得るフロースルーセルの内部に配設されている。
原則として、内部で気体分離が発生するのと同じ容器、タンクまたはパイプ内に前記ソノトロードを置くことが可能であるものの、ここで説明されている利用分野のためには、ソノトロードクラスタの下流側に分離容器が存在するような形で、超音波サブシステムおよび分離サブシステムを互いに空間的に分離させることが有利である。
好ましくは、分離容器は、抽出された気体流用の吸気ラインが連結されている気体空間を含んでいる。したがって、動作中、気体空間は好ましくは、大気との関係において負圧下に保たれる。気体分離はまた、分離容器を介してパージガスによっても達成または支援され得る。
好ましい実施形態においては、好ましくは、冷却用の開ループまたは閉ループの内部を循環する流体伝熱媒体または冷却材を伴うソノトロード冷却システムが存在する。付加的または代替的に、特により大規模なソノトロードクラスタの場合には、ソノトロードを離れる液体流を冷却するため、好ましくは同種類の流れ冷却システムが存在する。
特に有利な実施形態は、加圧水型原子炉(PWR)を伴いかつ一次原子炉冷却材回路および二次原子炉冷却材回路を伴う原子力発電所において、脱気すべき原子炉冷却材が一次原子炉冷却材回路の一次原子炉冷却材である、原子力発電所に関する。しかしながら、二次原子炉冷却材回路の二次原子炉冷却材の脱ガスもまた可能である。これに関連して、「加圧水型原子炉」なる用語は、欧州加圧(水)型原子炉(EPR)またはドイツの「Druckwasserreaktor」(DWR)などの軽水原子炉のみならず、CANDUなどの重水原子炉をも含めた広義で理解すべきものである。Canada Deuterium Uraniumの略であるCANDUは、周知のカナダ式加圧重水型原子炉設計である。
通常、一次原子炉冷却材回路の一次原子炉冷却材へのアクセスは、レットダウンラインおよび体積制御タンクを含む付随する原子炉化学体積制御系(CVCS)を介して可能である。好ましくは、CVCS制御システムを通る流れの分流が超音波サブシステムによって処理されるような形で、供給ラインがレットダウンラインからソノトロードクラスタまで通じている。
この場合、体積制御タンクが、ソノトロードクラスタを離れる一次原子炉冷却材の流れのための分離容器として作用するように配設されていることが極めて有用である。
より一般的には、例えば循環する原子炉冷却材内に注入する前のホウ酸および/または脱塩水など、原子力発電所内部のあらゆる液体が、ここで説明されている種類の超音波脱気システムによって脱気され得る。
方法に関しては、本発明は、原子炉の原子炉冷却材の流れを脱ガスする方法において:
(a) 少なくとも1つのソノトロードを用いて流れに対して超音波振動を適用するステップと、次に
(b) 分離容器内に流れを誘導するステップであって、気体流が液相から分離されるステップと、
を含む方法を提案している。
好ましくは、ステップ(a)および(b)が連続して実行される。
以上の装置関連の所見は、方法にも同様にあてはまる。
要約すると、本発明に係るシステムは、原子炉冷却材回路に連結された補助システム内部の原子炉冷却材の流れの脱気を目的とし、そのために好適なものである。スケーラビリティおよびモジュール性をより良くするためには、並流構成の複数のソノトロードの一群が、主流ラインへと切換えられる。さらなる任意の構成要素としては、ソノトロードおよび/または主流のための冷却装置、およびソノトロード配設の下流側の減圧気体分離器が含まれる。ソノトロード配設全体は、可動コンテナの内部に位置設定され得る。
続いて、本発明の例示的実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
気体含有液体用の脱気システムの概略図を示す。 加圧水型原子炉の一次原子炉冷却材を脱ガスするための、原子力発電所内部での図1に係る脱気システムの第1の具体的応用を示す。 図1に係る脱気システムの第2の具体的応用を示す。 図1に係る脱気システムの第3の具体的応用、この場合は可動型応用を示す。 一次冷却材回路および関連する補助システムを伴う加圧水型原子炉(PWR)の概要を示す。
図面全体を通して、類似の技術的要素には同じ参照番号が割当てられている。
図1は、溶存気体または蒸気を含有する液体のための脱気システム2の概略図を示す。脱気すべき液体の流入物4または細流は、補給ラインまたはパイプまたは供給ライン6を介して、一群のソノトロード10、つまりソノトロードクラスタ11を含む超音波サブシステム8の中に入る。より厳密には、供給ライン6は、多数の並列の分岐ライン12または分岐へと枝分かれし、動作中に液体流入物4が相応して部分流または細流に分割されるようになっている。各分岐ライン12は、ソノトロード10を含む超音波フロースルーセル14を含む。これに関連して、「セル」なる用語は、広義に意図され、フロースルー動作に好適である、あらゆるコンテナまたは容器またはタンクまたはパイプを含む。
一般に、ソノトロードは、超音波振動を創出し、気体、液体、固体または組織に対して振動エネルギを適用する装置である。ソノトロードは通常、テーパの付いた金属ロッドに取付けられた圧電トランスジューサのスタックで構成されている。ロッドの端部は、作動材料に適用される。超音波周波数で揺動する交流電流が、別個の電源ユニットにより圧電トランスジューサに印加される。電流は、圧電トランスジューサを拡張および収縮させる。有利には、電流の周波数は工具の共振周波数となるように選択され、したがって、ソノトロード全体が、その共振周波数で定在波を伴って長手方向に振動する半波長共振器として作用することになる。超音波ソノトロードで使用される標準周波数は、20kHz~70kHzの範囲内である。通常、振動の振幅は小さく、約13~130マイクロメートルである。
本発明に関連して、各ソノトロード10は、応分のフロースルーセル14を通って流れる液体に対し、振動エネルギを適用する。これにより、液体中の急速な圧力変化が局所的蒸発ひいては蒸気が充満した小さなキャビティの形成をもたらす現象であるキャビテーションが導かれる。換言すると、溶存気体は微細気泡中に捕捉された状態になり、この微細気泡は、好ましくは下流側の分離容器16内で液体から容易に分離可能である。
このために、フロースルーセル14の下流側の分岐ライン12は、連結ライン20またはパイプを介して分離サブシステム22へと導く共通の収集ライン18またはパイプの形に統合される。分離サブシステム22は、フロースルー動作中に連結ライン20から進入する液体23が、所与の設計充填レベル24まで充填されるように設計されている分離容器16またはタンクを含む。液体23の上方には、動作中好ましくは負圧(大気圧未満)に保たれる気体空間26が存在する。これは、気体空間26の領域内の分離容器16に取付けられた抽出ラインまたは吸気ライン28を介して達成される(応分の吸引ポンプはここでは示されていない)。このようにして、液体23中に含まれた気泡は、液体23の表面30まで上昇し、気体空間26内に入り、ここで収集された気体は、気体流31として吸気ライン28を介して吸引により引き抜かれる。したがって、分離容器16は、上流側ソノトロードクラスタ11内で先に処理された液体のための気体分離器として作用する。脱気された液体は、液体流出物34または細流として放出ライン32を介して分離容器16から放出される。
連結ライン20は、好ましくは気体空間26の下方の領域内で分離容器16に入り、中に集められた液体23に放出する。高い分離効率を支援するため、分離容器16内への入口開口部36は好ましくは、接線方向の内向き流を支援するように設計される。同様に、放出ライン32内への出口開口部38は、好ましくは、接線方向の外向き流を支援する。
負圧によって誘発される吸引に加えてまたはその代替として、液相の上方の気体空間26内に集合する分離された気体は、取付けられたパージガスライン42を介して(ここではパージガス供給は図示せず)気体空間26に入るパージガス流40によって、分離容器16から引き出され得る。
動作条件および動作目的に応じて、ソノトロード10のいくつかを、オフに切換えて非活動状態にすることができる。超音波サブシステム8の応分の分岐ライン12内で遮断バルブまたは制御バルブ44を用いてそれぞれのフロースルーセル14を通る液体流を遮断または制御することもまた望ましい可能性がある。好ましくは、制御バルブ44は、ソノトロード10を含むフロースルーセル14の上流側に配設される。
システムの仕様および動作条件に応じて、ソノトロード10のための冷却を提供することが有利である場合がある。好ましい実施形態においては、超音波サブシステム8内に統合され、かつソノトロード10、詳細には流動する冷却材としての水と熱的接触状態にある冷却ライン46のシステムが存在する。冷却材は、冷却材流入物50として冷却材入口48で提供され、ソノトロード10の廃熱によって加熱された後、冷却材流出物54として冷却材出口52で放出される。冷却材の再冷却は、好ましくは、動作中閉冷却回路が存在するような形で、外部の再冷却システム(ここでは図示せず)によって提供される。冷却回路内の冷却材は好ましくは、超音波サブシステム8内に統合され得るかまたは代替的には外部に位置設定されている冷却材ポンプによって駆動される。
前記ソノトロード冷却システム56に加えてまたはその代替として、ソノトロード10を離れる液体流のための流れ冷却システム58が存在してもよい。この流れ冷却システム58は、好ましくは、前段落で説明したソノトロード冷却システム56と全く同じように、循環する液体冷却材を伴う冷却回路として実現される。好ましくは、冷却回路は、収集ライン18と熱的接触状態にある熱交換器を含む。代替的または付加的に、この回路は、ソノトロード10の下流側の個別の分岐ライン12のいくつかまたは全てと熱的接触状態にあってよい。詳細には、ソノトロード10からの液体外向き流のための流れ冷却システム58は、ソノトロード冷却システム56の一部もしくは一分岐であってよく、またはソノトロード冷却システム56と共通の構成要素を共用することができる。
要約すると、脱気システム2の動作中、溶存気体成分を担持する液体の細流または流入物4が供給ライン6を介して超音波サブシステム8に入り、次に並列の分岐ライン12内に迂回または分配され、フロースルーセル14を通って導かれ、ここでソノトロード10は、液体内の小さな気泡の形成をひき起こす。異なる分岐ライン12からのこのように処理された液体は、次に収集ライン18内で収集される。結果としての液体流は、連結ライン20を介して分離サブシステム22まで導かれ、ここで、分離容器16内に注入される。分離容器16の内部で、液相は気相から分離される。気相は、吸気ライン28または別の好適な抽出ラインを介して吸引によって、またはパージガス流40を用いて、分離容器26から気体流31として引き出される。脱気された液体流出物34は液体放出ライン32を介して分離容器16を離れる。
動作中、ソノトロード10および/またはソノトロード10由来の液体流は好ましくは、冷却材好ましくは水の流れにより冷却される。
システム全体および応分のプロセスは好ましくは、気体含有液体の連続的流入物ならびに気体および脱気済み液体の連続的流出物と連続的に動作するように設計される。液体の輸送は好ましくは、超音波サブシステム8内に統合され得るおよび/または液体を誘導するラインシステム内の他の場所に設置され得る多くのポンプによって達成される。
モジュール式構成は、フロースルーセル14およびソノトロード10、応分の分岐および接合部を伴う分岐ライン12そして(存在する場合には)内部冷却ライン46を包囲するハウジング60内に超音波サブシステム8を統合することによって達成される。脱気システム2の外部構成要素および装置に対するインタフェースには、気体含有液体の流入物、脱気済み液体の流出物のためのラインコネクタ、そして(該当する場合には)冷却材の流入物および流出物用のラインコネクタが含まれる。代替的には、(各々少なくとも1つのソノトロード10そして該当する場合には応分の冷却システムを含む)個別のフロースルーセル14のみが、個別のハウジングの内側に置かれ、一方、対応するライン分岐および接合部は、これらの個別のハウジングの外側に位置設定される。
超音波サブシステム8全体を、例えば輸送ローラ62を伴う可動装置として設計することが可能であるが、地震荷重などに対する適格性を考慮すると、不動の設備が有利であり得る。
分離容器16を伴う分離サブシステム22は、好ましくは、超音波サブシステム8の外側の外部施設として配設される。詳細には、分離容器16は、既存の技術的施設の既存の構成要素であり得る。超音波サブシステム8を分離サブシステム22に連結するためには、単純な連結ライン20(例えばホースまたはパイプ)が必要とされる。ライン連結は、例えば、プラグおよび/またはクランプ手段によって、取外し可能な連結として、または例えば溶接によって永久連結として実現され得る。
分離容器16内に入る前にソノトロード10からの気泡が液体流出物中に再び溶解するのを回避するため、連結ライン20の長さは好ましくは、主要パイプの公称直径および流量に基づいて、可能なかぎり短かくなるように選択される。ソノトロード10から分離容器16内への移送時間は、最大でおおよそ2~3秒であるものとする。
超音波サブシステム8内の分岐ライン12および応分のソノトロード10の数は、実際の利用分野の要望に応じて選択される。特殊な事例においては、単一のソノトロード10で十分であり得る(すなわち、「ソノトロードクラスタ」なる用語は、分岐ライン1本のみを下限として含めるように意図されている)が、概して、大量の流れを取り扱うためには、多数の並列分岐ラインおよび応分のソノトロード10が必要とされる可能性がある。液体ライン内の関連する圧力降下は無視できる程度のものであり、大部分の場合において実用上の懸念事項では全くない。
上述の超音波サブシステム8のいくつかを並列に配設して、並列ソノトロード分岐の数を相応して増大させることもまた可能である。同様にして、対応するライン分岐および接合部が具備される場合、分離容器16のいくつかを並列に配設することが可能である。
詳細には異なるタイプの既存の脱気システムとの関係における冗長性および/または性能の強化もまた、好適なライン分岐および接合部を単純に具備することによって達成可能である。
対応する制御システムは、個別のソノトロード10(詳細には液体流の中に導入される超音波出力)、活動状態の分岐の数(遮断バルブまたは制御バルブ44を介して)、冷却能力(冷却材、例えば冷却水の流れを介して)、および/または分離容器16内の液体レベルを制御することができる。
図2は、原子力発電所内部での上述の概念の第1の具体的応用を示す。
加圧水型原子炉は、一次原子炉冷却材を搬送する一次原子炉冷却材回路90を含む。一次原子炉冷却材回路90は、原子炉圧力容器(RPV)92、加圧器94、蒸気発生器96および一次冷却材ポンプ98を含む。蒸気発生器96は、二次冷却材回路への熱的連結を提供する。循環する一次原子炉冷却材の体積、化学組成、および他の物理的特性は、一次原子炉冷却材回路90に流体連通されている原子炉化学体積制御系(CVCS)70によって制御可能である。このことは、図5に概略的に示されている。
図2に戻ると、原子炉化学体積制御系(CVCS)70は、一次原子炉冷却材回路内に一次原子炉冷却材を再注入するための高圧チャージングポンプ74に通じる一次原子炉冷却材用のレットダウンライン72を含む。体積制御タンク(VCT)76は、三方ライン分岐78においてチャージングポンプ74の上流側のライン区分内でレットダウンライン72に流体連通されている。
一次原子炉冷却材の分岐細流の脱気を支援するためには、上述の種類のソノトロードクラスタ11を伴う超音波サブシステム8が使用される。超音波サブシステム8のための供給ライン6は、入口側でレットダウンライン72に流体連通されている。応分の三方ライン分岐80は、VCT76をレットダウンライン72に連結するライン分岐78の上流側に配設されている。また、全流れをこの分岐を介して送ることもできる。出口側では、超音波サブシステム8は、連結ライン20を介してVCT76に流体連通されている。連結ライン20は、動作中通常は一次原子炉冷却材の液相を格納するVCT76の下部領域内に放出する。液相の上方には、吸気ライン28が連結されている気体空間26が存在する。動作中負圧下に保たれている吸気ライン28は、排気システム(図示せず)に通じている。さらに、VCT76の気体空間26内に放出するパージガスライン42が存在していてよく、これが窒素または別の好適なストリッピングガスを格納するVCT76にストリッピングガス細流を提供する。
したがって、レットダウンライン72を通って走る一次原子炉冷却材細流の部分細流または全細流が、超音波サブシステム8へと迂回させられ、その後、上述の意味合いおよび形で分離容器16として作用するVCT76内に導かれる。VCT76から、脱気済み体積は、放出ライン32として作用するラインおよび三方分岐78を介して再びレットダウンライン72内へと導かれる。したがって、超音波サブシステム8およびVCT76は、一次原子炉冷却材細流の分岐細流、またはニーズに応じて全細流をも連続的に脱気することのできる原子炉化学体積制御系70の内部の脱気システム2を構成する。
既存の発電所内にこのような脱気システム2を取り付けるには、原則として、超音波サブシステム8そして必要な場合には吸気ライン28およびパージガスライン42のための連結を具備することしか必要ではない。したがって、超音波サブシステム8は、計画段階中「ブラックボックス」システムとして扱うことができる。
真空蒸発に基づく従来の脱気システム(72m/時の体積流量について2MW超の電力)とは対照的に、本発明に係る脱気システムは、はるかにエネルギ効率が良い(72m/時の体積流量について0.1MWの電力)。
図3は、原子力発電所内部での上述の概念の第2の具体的応用を示す。この図は、体積制御タンク76の上流側の主要細流内のクラスタとして超音波サブシステム8を示している。全流れは、超音波サブシステム8を介して送られ、システムは固定システム部品として組み入れられる。この応用は、例えば、体積制御タンク76の内側での水素化を含む旧式のドイツまたはフランスの発電所群に適している。配管の取り付けは必要でないと思われ、主流は、容器頭部を介してストリッピング気体流内に噴霧されることになる。しかしながら、この場合については、一次冷却材中のストリッピングガスの濃度が著しく上昇する可能性が高いと思われる。論理的帰結として、このような効果を最小限に抑えるために容器内の流体表面の下方における追加の連結で分離容器16をバックフィットすることが推測される。
図4は、超音波サブシステム8の可動バージョンが要望に応じて使用される、原子力発電所内での上述の概念の第3の具体的応用を示す。この応用は、機器を意のままに容易に連結および連結解除できるという点を除いて、図3のものと同じ形で機能するように意図されている。
以上の説明は原子力部門での応用に焦点があてられているものの、提案されている脱気システムおよび応分の方法またはプロセスは、従来の(非原子力)発電所または工場においても、液体を脱気する必要がある場合には利用可能である。特に、図4の可動式応用は、大きな修正無くこのような利用分野にも直ちに好適である。
2 脱気システム
4 液体流入物
6 供給ライン
8 超音波サブシステム
10 ソノトロード
11 ソノトロードクラスタ
12 分岐ライン
14 フロースルーセル
16 分離容器
18 収集ライン
20 連結ライン
22 分離サブシステム
23 液体
24 充填レベル
26 気体空間
28 吸気ライン
30 表面
31 気体流
32 放出ライン
34 液体流出物
36 入口開口部
38 出口開口部
40 パージガス流
42 パージガスライン
44 制御バルブ
46 冷却ライン
48 冷却材入口
50 冷却材流入物
52 冷却材出口
54 冷却材流出物
56 ソノトロード冷却システム
58 流れ冷却システム
60 ハウジング
62 輸送ローラ
70 原子炉化学体積制御系(CVCS)
72 レットダウンライン
74 チャージングポンプ
76 体積制御タンク(VCT)
78 ライン分岐
80 ライン分岐
90 一次原子炉冷却材回路
92 原子炉圧力容器(RPV)
94 加圧器
96 蒸気発生器
98 一次冷却材ポンプ

Claims (14)

  1. 原子炉および原子炉冷却材回路を含み、さらに前記原子炉冷却材回路中を循環する原子炉冷却材のための脱気システム(2)を含む原子力発電所において、前記脱気システム(2)が、前記原子炉冷却材回路のライン内または前記原子炉冷却材回路に流体連通されているライン内に配設された少なくとも1つのソノトロード(10)を伴うソノトロードクラスタ(11)を含む超音波脱気システムであり、前記ソノトロードクラスタ(11)の下流側に分離容器(16)が存在することを特徴とする原子力発電所。
  2. 前記ソノトロードクラスタ(11)が、並流構成で複数のソノトロード(10)を含んでいる、請求項1に記載の原子力発電所。
  3. フライスルーソノトロード(10)の数が、応分の制御バルブ(44)を用いて調整可能である、請求項2に記載の原子力発電所。
  4. 各ソノトロード(10)が、フロースルーセル(14)の内部に配設されている、請求項1から3のいずれか一つに記載の原子力発電所。
  5. 前記分離容器(16)が、抽出された気体流(31)用の吸気ライン(28)が連結されている気体空間(26)を含む、請求項4に記載の原子力発電所。
  6. ソノトロード冷却システム(56)が存在する、請求項1からのいずれか一つに記載の原子力発電所。
  7. 前記ソノトロード(10)を離れる原子炉冷却材の流れのための流れ冷却システム(58)が存在する、請求項1からのいずれか一つに記載の原子力発電所。
  8. 前記ソノトロードクラスタ(11)が可動装置として設計されている、請求項1からのいずれか一つに記載の原子力発電所。
  9. 前記原子炉が、一次原子炉冷却材回路および二次原子炉冷却材回路を伴う加圧水型原子炉またはCANDU原子炉であり、脱気すべき原子炉冷却材が一次原子炉冷却材回路の一次原子炉冷却材である、請求項1からのいずれか一つに記載の原子力発電所。
  10. レットダウンライン(72)および体積制御タンク(76)を伴う原子炉化学体積制御系(70)が存在し、供給ライン(6)が前記レットダウンライン(72)から前記ソノトロードクラスタ(11)まで通じている、請求項に記載の原子力発電所。
  11. 前記体積制御タンク(76)が、前記ソノトロードクラスタ(11)を離れる一次原子炉冷却材の流れのための分離容器(16)として作用するように配設されている、請求項10に記載の原子力発電所。
  12. 前記原子炉が、一次原子炉冷却材回路および二次原子炉冷却材回路を伴う加圧水型原子炉またはCANDU原子炉であり、脱気すべき原子炉冷却材が二次原子炉冷却材回路の二次原子炉冷却材である、請求項1からのいずれか一つに記載の原子力発電所。
  13. 原子炉の原子炉冷却材の流れを脱ガスする方法において、
    (a) 少なくとも1つのソノトロード(10)を用いて前記流れに対して超音波振動を適用するステップと、次に、
    (b) ソノトロードクラスタ(11)の下流側に存在する分離容器(16)内に前記流れを誘導するステップであって、気体流が液相から分離されるステップと、
    を含む方法。
  14. 前記ステップ(a)および(b)が連続して実行される、請求項13に記載の方法。
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