JP7247492B2 - 情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、コンピュータ・プロセッサに接続されたスキャナまたはデジタル・カメラなどの画像取り込み装置を含むシステムを使用して経費領収書を記憶し、処理する方法が提案されている。詳細には、コンピュータ・プロセッサ上で経費領収書の電子画像を受信する工程と、電子画像を処理して経費データを得る工程と、電子経費報告書に経費データを記入する工程と、電子経費報告書を表示する工程とを含む。
特許文献2には、コンピュータを、特定のユーザを示す特定のユーザIDと、領収書の画像を示す画像データと、画像データに含まれるキャラクタを示す領収情報データとを少なくとも含む経費データを、ネットワークを介して接続された端末装置から取得するデータ取得手段、データ取得手段によって取得された経費データに含まれる特定のユーザID、画像データ、及び領収情報データと、経費データを識別するための経費IDとを関連付けて、第一記憶装置に保存する第一保存手段、特定の業務手続に関する一連のデータ処理に用いられるサービス情報であって、サービス情報を識別するサービスIDとユーザIDとを少なくとも含むサービス情報を記憶する第二記憶装置から、第一記憶装置に保存されている特定のユーザIDに関連付けられているサービスIDを特定するサービス特定手段、及びサービス特定手段によって特定されたサービスIDを、特定のユーザIDと関連付けられている経費IDと関連付けて、第一記憶装置に保存する第二保存手段として機能させるデータ管理プログラムが提案されている。
特表2006-511896号公報 特開2015-162077号公報
領収書などの証憑の画像から抽出された証憑に関係する証憑情報を、予め登録されている証憑の報告内容を表す証憑報告情報に関連付ける際に、証憑によっては関連付けに必要な情報が不足する場合があり、関連付けができないことがあった。そこで、本発明は、関連付けに必要な情報が不足する場合であっても証憑の画像から抽出された証憑情報を登録されている証憑報告情報に関連付けが可能な情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の情報処理装置は、証憑を表す画像から抽出した証憑に関係する証憑情報、及び予め定めた申請単位で予め登録されている前記証憑毎に作成された報告内容を表す証憑報告情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記証憑報告情報と前記証憑情報との対応度を用いて、前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける関連付け部と、を含み、前記関連付け部は、前記証憑報告情報に対する対応度を表す対応関数を前記証憑情報から求め、当該対応関数が予め定めた閾値以上となる証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記対応関数は、前記証憑報告情報に含まれる証憑項目に対する、前記証憑情報の対応度を求めるための関数である。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記関連付け部は、前記対応度が予め定めた対応度よりも低い場合は、前記証憑報告情報を新たに作成し、新たに作成した前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記関連付け部は、前記証憑報告情報を新たに作成する場合は、前記証憑情報を用いて新たに作成する前記証憑報告情報の名称を決定する。
請求項に記載の発明は、請求項1~の何れか1項に記載の発明において、前記画像を受信する受信部と、前記受信部によって受信した前記画像から前記証憑情報を抽出する抽出部と、を更に備え、前記取得部は、前記抽出部によって抽出された前記証憑情報を取得する。
請求項に記載の発明は、請求項1~の何れか1項に記載の発明において、前記関連付け部によって前記証憑報告情報に関連付けされた前記証憑情報を当該証憑情報に対応する前記画像と共に、前記証憑報告情報を管理する管理装置へ送信する送信部を更に備える。
請求項に記載の情報処理システムは、証憑を表す画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部の読取結果から証憑に関係する証憑情報を抽出する抽出部と、証憑の報告内容を表す証憑報告情報を予め定めた申請単位で格納する格納部と、前記格納部に格納された前記証憑報告情報と前記抽出部によって抽出された前記証憑情報との対応度を用いて、前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける関連付け部と、を含む。
請求項に記載の情報処理プログラムは、コンピュータを、請求項1~の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させる。
請求項1に記載の情報処理装置によれば、関連付けに必要な情報が不足する場合であっても証憑の画像から抽出された証憑情報を登録されている証憑報告情報に関連付けが可能な情報処理装置を提供できる。
請求項に記載の発明によれば、証憑報告情報に対する証憑情報の対応度を求めることが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、対応度が低い証憑報告情報に証憑情報を誤って関連付けることを抑制できる。
請求項に記載の発明によれば、証憑報告情報を新たに作成する場合に、証憑情報に合わせた名称を付与することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、証憑報告情報に関連付ける証憑情報を画像から抽出することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、証憑報告情報に関連付けされた証憑情報と共に画像を管理装置に登録することが可能となる。
請求項に記載の情報処理システムによれば、関連付けに必要な情報が不足する場合であっても証憑の画像から抽出された証憑情報を登録されている証憑報告情報に関連付けが可能な情報処理システムを提供できる。
請求項に記載の情報処理プログラムによれば、関連付けに必要な情報が不足する場合であっても証憑の画像から抽出された証憑情報を登録されている証憑報告情報に関連付けが可能な情報処理プログラムを提供できる。
本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る中継サーバ、クラウドサーバ、及び情報処理端末装置の電気系の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムで行われるクラウドサービスを説明するための図である。 経費レポートの一例を示す図である。 経費エントリの情報の一例を示す図である。 経費エントリに対応付けられた領収書の画像例を示す。 本実施形態に係る画像形成装置、中継サーバ、及びクラウドサーバの各々が有する機能を表す機能ブロック図である。 日付、金額、費目、及び場所などの領収書に関する項目の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の領収書の読取りを開始する際の操作画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置で行われる具体的な処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、複数の画像形成装置、中継サーバ、及びクラウドサーバがネットワーク等の通信回線を介して各々接続された情報処理システムを一例として説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概略構成を示す図である。
本実施形態に係る情報処理システム10は、図1に示すように、画像形成装置12と、情報処理装置としての中継サーバ14と、クラウドサーバ16と、情報処理端末装置17とを備えている。なお、本実施形態では、画像形成装置12及び情報処理端末装置17を1つのみ示すが複数備えてもよい。また、本実施形態では、中継サーバ14及びクラウドサーバ16も、それぞれ1つ備える例を説明するが、少なくとも一方は複数でもよい。
各画像形成装置12、中継サーバ14、及びクラウドサーバ16は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、イントラネット等の通信回線18を介して各々接続されている。そして、画像形成装置12、中継サーバ14、及びクラウドサーバ16の各々は、通信回線18を介して各種データの送受信を相互に行うことが可能とされている。
本実施形態に係る情報処理システム10では、画像形成装置12で読み取った画像情報等の情報を予め指定したクラウドサーバ16へ転送する。また、画像形成装置12から情報をクラウドサーバ16に転送する際に、中継サーバ14を介して情報を転送する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置12の電気系の要部構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置12は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、及びRAM(Random Access Memory)20Cを含むコントロール・ユニット20を備えている。CPU20Aは、画像形成装置12の全体の動作を司る。RAM20Cは、CPU20Aによる各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。ROM20Bは、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶される。そして、画像形成装置12は、コントロール・ユニット20の各部がシステムバス42によって電気的に接続されている。
一方、本実施形態に係る画像形成装置12は、各種のデータやアプリケーション・プログラム等を記憶するHDD(hard disk drive)26を備えている。また、画像形成装置12は、ユーザインタフェース22に接続され、ユーザインタフェース22のディスプレイへの各種の操作画面等の表示を制御する表示制御部28を備えている。また、画像形成装置12は、ユーザインタフェース22に接続され、ユーザインタフェース22を介して入力される操作指示を検出する操作入力検出部30を備えている。そして、画像形成装置12では、HDD26、表示制御部28、及び操作入力検出部30がシステムバス42に電気的に接続されている。なお、本実施の形態に係る画像形成装置12では、HDD26を備える例を説明するが、これに限らず、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部を備えてもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置12は、原稿読取部46による光学的な画像の読み取り動作、及び原稿搬送部による原稿送り動作を制御する読取制御部32と、画像形成部24による画像形成処理、及び搬送部25による画像形成部24への用紙の搬送を制御する画像形成制御部34と、を備えている。また、画像形成装置12は、通信回線18に接続され、当該通信回線18に接続された中継サーバ14やクラウドサーバ16等の他の外部装置と通信データの送受信を行う通信回線インタフェース(通信回線I/F)部36、及び各種画像処理を行う画像処理部44を備えている。また、画像形成装置12は、図示しない電話回線に接続され、当該電話回線に接続されているファクシミリ装置とファクシミリデータの送受信を行うファクシミリインタフェース(ファクシミリI/F)部38を備えている。また、画像形成装置12は、ファクシミリインタフェース部38を介したファクシミリデータの送受信を制御する送受信制御部40を備えている。そして、画像形成装置12では、送受信制御部40、読取制御部32、画像形成制御部34、通信回線インタフェース部36、ファクシミリインタフェース部38、及び画像処理部44がシステムバス42に電気的に接続されている。
以上の構成により、本実施形態に係る画像形成装置12は、CPU20Aにより、RAM20C、ROM20B、及びHDD26へのアクセスを各々実行する。また、画像形成装置12は、CPU20Aにより、表示制御部28を介したユーザインタフェース22のディスプレイへの操作画面、各種のメッセージ等の情報の表示の制御を実行する。また、画像形成装置12は、CPU20Aにより、読取制御部32を介した原稿読取部46及び原稿搬送部の作動の制御を実行する。また、画像形成装置12は、CPU20Aにより、画像形成制御部34を介した画像形成部24及び搬送部25の作動の制御と、通信回線インタフェース部36を介した通信データの送受信の制御と、を各々実行する。また、画像形成装置12は、CPU20Aにより、送受信制御部40によるファクシミリインタフェース部38を介したファクシミリデータの送受信の制御を実行する。さらに、画像形成装置12は、CPU20Aにより、操作入力検出部30によって検出された操作情報に基づくユーザインタフェース22における操作内容の把握が行われ、この操作内容に基づく各種の制御を実行する。
続いて、本実施形態に係る中継サーバ14及びクラウドサーバ16の電気系の要部構成について説明する。図3は、本実施形態に係る中継サーバ14、クラウドサーバ16、及び情報処理端末装置17の電気系の要部構成を示すブロック図である。なお、中継サーバ14及びクラウドサーバ16は基本的には一般的なコンピュータの構成とされているので、中継サーバ14を代表して説明する。
本実施の形態に係る中継サーバ14は、図3に示すように、CPU14A、ROM14B、RAM14C、HDD14D、キーボード14E、ディスプレイ14F、及び通信回線インタフェース(I/F)部14Gを備えている。CPU14Aは、中継サーバ14の全体の動作を司る。ROM14Bは、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶される。RAM14Cは、CPU14Aによる各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。HDD14Dは、各種のデータやアプリケーション・プログラム等が記憶される。なお、HDD14Dは、クラウドサーバ16では情報を格納する格納部としてのストレージ16Dとして機能する。キーボード14Eは各種の情報を入力するために用いられる。ディスプレイ14Fは、各種の情報を表示するために用いられる。通信回線インタフェース部14Gは、通信回線18に接続され、当該通信回線18に接続された他の装置と各種データの送受信を行う。以上の中継サーバ14の各部はシステムバス14Hにより電気的に相互に接続されている。なお、本実施形態に係る中継サーバ14では、HDD14Dを備える例を説明するが、これに限らず、フラッシュメモリ等の他の不揮発性の記憶部を備えてもよい。
以上の構成により、本実施の形態に係る中継サーバ14は、CPU14Aにより、ROM14B、RAM14C、及びHDD14Dに対するアクセス、キーボード14Eを介した各種データの取得、ディスプレイ14Fに対する各種情報の表示を各々実行する。また、中継サーバ14は、CPU14Aにより、通信回線インタフェース部14Gを介した通信データの送受信の制御を実行する。
上述のように構成された本実施形態に係る情報処理システム10では、証憑としての領収書を読み取って電子化してクラウドサーバ16に保存し、予め定めた申請単位の経費精算レポートを作成する等の経費精算サービスをクラウドサービスとして提供する。図4は、本実施形態に係る情報処理システム10で行われるクラウドサービスを説明するための図である。
具体的には、クラウドサーバ16は、情報処理端末装置17などを利用者が操作することにより作成された経費の報告内容を表す経費レポートや経費エントリを格納する。なお、経費レポート及び経費エントリは証憑報告情報に対応し、経費レポートは、1回に申請する経費精算書を表し、例えば、図5に示すように、申請単位の一例として1ヶ月に1回作成する。図5は、経費レポートの一例を示し、図5の例では、2017年12月の経費レポートに含まれる経費タイプの一覧を示す。また、経費エントリは、図6に示すように、経費レポートに含まれる経費一つ一つの内容を表すものである。経費エントリは、領収書の画像を対応付けて格納可能とされている。図6は、経費エントリの情報の一例を示す図である。また、図7は、経費エントリに対応付けられた領収書の画像例を示す。
クラウドサーバ16に格納された経費レポートは、内容確認依頼や承認依頼が行われると、登録された経費レポートの承認が行われる。経費レポートの承認は、例えば、情報処理端末装置17等を操作して電子承認する。
また、画像形成装置12は、領収書を読み取って電子化した領収書情報を中継サーバ14へ送信する。
中継サーバ14では、自装置または他のサーバ等を利用して、領収用情報を文字認識処理(所謂、OCR(Optical Character Recognition/Reader)処理)を行い、証憑に関係する証憑情報として領収書の項目に関する項目情報を抽出する。例えば、日付、場所、品名、及び金額などの項目情報を抽出する。なお、以下では、文字認識処理は、他のサーバではなく、中継サーバ14が行うものとして説明する。
また、中継サーバ14は、領収書情報を対応付ける経費レポートまたは経費エントリを決定し、対応付けた経費エントリまたは経費レポートに領収書情報を登録する処理を行う。
続いて、経費精算サービスを実現するための情報処理システム10の機能構成について説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理システム10の機能構成を示す機能ブロック図である。
画像形成装置12は、コントロール・ユニット20のROM20Bに記憶されたプログラムをCPU20Aが実行することにより、画像読取部50及び送信部52の機能を実行する。
画像読取部50は、読取制御部32が原稿読取部46を制御して、領収書を読み取って領収書情報を生成する。
送信部52は、原稿読取部46が領収書を読み取ることにより生成した領収書情報を通信回線I/F部36を介して中継サーバ14へ送信する。
中継サーバ14は、CPU14AがROM14BまたはHDD14Dに記憶されたプログラムを実行することにより、受信部60、抽出部62、取得部64、及び関連付け部66の機能を実行する。
受信部60は、送信部52から送信された領収書情報を通信回線I/F部14Gを介して受信して、抽出部62に受信した領収書情報を出力する。
抽出部62は、受信部60が受信した領収書情報に対して文字認識処理を行って、領収書の項目に関する項目情報を抽出して取得部64に出力する。例えば、図9に示すように、日付、金額、費目、及び場所などの項目情報を抽出する。図9は、日付、金額、費目、及び場所などの領収書に関する項目情報の一例を示す図である。
取得部64は、クラウドサーバ16のストレージ16Dに格納された既存の経費レポートを取得して関連付け部66に既存の経費レポートを出力する。また、抽出部62によって抽出された領収書の項目に関する項目情報を取得して関連付け部66に出力する。
関連付け部66は、領収書情報を対応付ける経費レポートまたは経費エントリを決定してクラウドサーバ16に送信することにより、決定した経費レポートまたは経費エントリに領収書情報を登録する。
具体的には、関連付け部66は、領収証情報と既存の経費レポートとの対応度を算出する対応関数を設定する。対応関数は、例えば、対応関数={Max[既存経費エントリ(画像なし)との対応度]、Ave[既存経費エントリ(画像あり)との対応度]、レポート名との対応度}を設定する。また、対応度は、対応度=W1×S(期間)+W2×S(場所)+W3×S(費目)+W4×S(金額)を設定する。なお、W1~W4は重み係数を表し、レポートによっては0となる。
既存経費エントリ(画像なし)との対応度については、S(期間)、S(場所)、S(費目)、及びS(金額)の値は、期間、場所、費目、及び金額が合致していれば、1、これ以外は0として算出する。期間、場所、費目、及び金額が合致する既存の経費エントリ(画像なし)があれば、その対応度が高くなる。
既存経費エントリ(画像あり)との対応度については、共通している期間、場所、及び費目に対するS(期間)、S(場所)、及びS(費目)の値が高くなるようにする。これにより、領収書情報に類似する経費エントリ(画像あり)を多く含む経費レポートの対応度が高くなる(例えば、交通費の経費エントリを多く含む経費レポート、大阪を地名とする経費エントリを多く含む経費レポートなど)。
レポート名との対応度については、例えば、経費レポートのレポート名が、「経費精算レポート_2018年2月」の場合、期間が2018年2月1日~2018年2月28日であればS(期間)=1とする。また、レポート名が「大阪出張精算レポート」の場合、場所が大阪であればS(場所)=1とする。また、レポート名が「交通費精算レポート」の場合、費目が交通費であればS(費目)=1とする。
既存の経費レポートとの対応度の算出は、領収書情報から抽出した日付、場所、費目、及び金額などの値を用いて各経費レポートとの対応度を求める。
対応付ける経費レポートの決定は、対応度の最大値を算出して決定する。対応度の最大値が予め定めた閾値より高い場合は対応する経費レポートとして選択する。例えば、対応度の最大値が閾値以上でその対応度が既存の経費エントリ(画像なし)によるものであれば既存の経費エントリ(画像なし)を選択する。一方、対応度が既存の経費エントリ(画像なし)によるものでなければ、経費エントリを追加する。また、対応度の最大値が予め定めた閾値より低い場合は、経費レポートを新規作成して経費エントリを追加する。なお、経費レポートを新規作成する場合は、領収書の項目に関する項目情報を用いて新たに作成する経費レポートの名称を決定する。例えば、「×月×日の経費」のように領収書の項目に関する情報の日付を新たに作成する経費レポートの名称として決定する。
続いて、上述のように構成された本実施形態に係る情報処理システム10の各部で行われる処理について説明する。
画像形成装置12では、利用者が領収書を画像形成装置12の画像読取部50の読取位置にセットし、例えば、図10に示す画面を操作して領収書の読取りを開始する。図10の例では、レポート選択として自動選択を選択した例を示す。自動選択以外には、例えば、図10に示すように、手動で既存のレポートを指定可能にしてもよいし、新規作成可能にしてもよい。
読取開始が指示されていると、画像読取部50が、領収書の画像を読み取って、領収書情報を生成する。
そして、送信部52が、画像読取部50によって生成された領収書情報を中継サーバ14に送信する。
中継サーバ14では、画像形成装置12から領収書情報が送信されると、図11の処理が行われる。図11は、本実施形態に係る情報処理システム10の中継サーバ14で行われる具体的な処理の流れを示すフローチャートである。なお、図11の処理は、画像形成装置12から領収書情報が送信された場合に開始する。
ステップ100では、受信部60が、送信部52から送信された領収書情報を受信してステップ102へ移行する。
ステップ102では、抽出部62が、受信した領収書情報から文字認識処理を行ってステップ104へ移行する。
ステップ104では、抽出部62が、文字認識結果から領収書の項目に関する項目情報を抽出してステップ106へ移行する。
ステップ106では、取得部64が、クラウドサーバ16のストレージから既存の経費レポートを取得すると共に、抽出部62の抽出結果を取得してステップ108へ移行する。
ステップ108では、関連付け部66が、既存の経費レポートへの対応関数を設定してステップ110へ移行する。すなわち、対応関数={Max[既存経費エントリ(画像なし)との対応度]、Ave[既存経費エントリ(画像あり)との対応度]、レポート名との対応度}を設定する。
ステップ110では、関連付け部66が、設定した対応関数を用いて、対応度を算出してステップ112へ移行する。
ステップ112では、関連付け部66が、算出した対応度が予め定めた閾値以上の経費レポートがあるか否かを判定する。該判定が否定された場合にはステップ114へ移行し、肯定された場合にはステップ116へ移行する。
ステップ114では、関連付け部66が、新たな経費レポートを生成して、領収書情報を関連付けてステップ118へ移行する。新たな経費レポートの名称は、領収書の項目に関する項目情報を用いて決定する。例えば、「×月×日の経費」のように領収書の項目情報の日付を新たに作成する経費レポートの名称として決定する。
一方、ステップ116では、関連付け部66が、閾値以上の対応度の既存の経費レポートに領収書情報を関連付けてステップ118へ移行する。
ステップ118では、関連付け部66が、クラウドサーバ16に関連付けた経費レポートを返信することによりクラウドサーバ16に領収書情報を登録して一連の処理を終了する。
なお、上記の実施形態では、既存経費エントリ(画像なし)との対応度、既存経費エントリ(画像あり)との対応度、及びレポート名との対応度を用いて対応関数を設定したが、これに限るものではない。既存経費エントリ(画像なし)との対応度、既存経費エントリ(画像あり)との対応度、及びレポート名との対応度の少なくとも1つを用いた対応関数としてもよい。
また、上記の実施形態では、証憑として領収書を一例として説明したが、証憑は領収書に限るものではない。例えば、注文書、納品書、及び契約書等の証憑を適用してもよい。
また、上記の実施形態では、情報処理システム10として、画像形成装置12、中継サーバ14、及びクラウドサーバ16を備える例を説明したが、これに限るものではない。例えば、中継サーバ14の機能を画像形成装置12またはクラウドサーバ16に設けて、中継サーバ14を省略した構成としてもよい。
また、上記の実施形態に係る情報処理システム10の各部(画像形成装置12、中継サーバ14、及びクラウドサーバ16)で行われる処理は、ソフトウエアで行われる処理としてもよいし、ハードウエアで行われる処理としてもよいし、双方を組み合わせた処理としてもよい。また、情報処理システム10の各部で行われる処理は、プログラムとして記憶媒体に記憶して流通させるようにしてもよい。
また、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 情報処理システム
12 画像形成装置
14 中継サーバ
16 クラウドサーバ
16D ストレージ
50 画像読取部
62 抽出部
64 取得部
66 関連付け部

Claims (8)

  1. 証憑を表す画像から抽出した証憑に関係する証憑情報、及び予め定めた申請単位で予め登録されている前記証憑毎に作成された報告内容を表す証憑報告情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記証憑報告情報と前記証憑情報との対応度を用いて、前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける関連付け部と、
    を含み、
    前記関連付け部は、前記証憑報告情報に対する対応度を表す対応関数を前記証憑情報から求め、当該対応関数が予め定めた閾値以上となる証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける情報処理装置。
  2. 前記対応関数は、前記証憑報告情報に含まれる証憑項目に対する、前記証憑情報の対応度を求めるための関数である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記関連付け部は、前記対応度が予め定めた対応度よりも低い場合は、前記証憑報告情報を新たに作成し、新たに作成した前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記関連付け部は、前記証憑報告情報を新たに作成する場合は、前記証憑情報を用いて新たに作成する前記証憑報告情報の名称を決定する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記画像を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信した前記画像から前記証憑情報を抽出する抽出部と、
    を更に備え、
    前記取得部は、前記抽出部によって抽出された前記証憑情報を取得する請求項1~4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記関連付け部によって前記証憑報告情報に関連付けされた前記証憑情報を当該証憑情報に対応する前記画像と共に、前記証憑報告情報を管理する管理装置へ送信する送信部を更に備えた請求項1~の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 証憑を表す画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部の読取結果から証憑に関係する証憑情報を抽出する抽出部と、
    証憑の報告内容を表す証憑報告情報を予め定めた申請単位で格納する格納部と、
    前記格納部に格納された前記証憑報告情報と前記抽出部によって抽出された前記証憑情報との対応度を用いて、前記証憑報告情報に前記証憑情報を関連付ける関連付け部と、
    を含む情報処理システム。
  8. コンピュータを、請求項1~6の何れか1項に記載の情報処理装置の各部として機能させるための情報処理プログラム。
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