JP7246266B2 - 回転機の部分放電監視装置 - Google Patents

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Description

この出願は、回転機の部分放電監視装置、特に、回転機の固定子巻線の部分放電強度監視において、回転機の出力状況に応じて回転機内部の部分放電強度を検出する機能を備えた、回転機の部分放電監視装置に関するものである。
回転機の固定子巻線は、回転機の運転時のストレス等の要因によって、絶縁劣化が発生し、絶縁劣化が進行すると最終的に絶縁破壊になり、回転機自体の故障に至る。よって、固定子巻線の絶縁劣化の状況を把握する為の装置として、部分放電センサおよび部分放電遠隔監視装置等が開発されている(例えば、下記特許文献1および特許文献2参照)。
特開2006-138687号公報 特開2006-133073号公報
上記特許文献1および特許文献2に記載された部分放電遠隔監視装置では、回転機の電圧を検出して、電圧値がある一定の値であれば回転機が運転されていると判定し、回転機が運転しているときのみ部分放電を検出するようにして、回転機の部分放電遠隔監視装置による部分放電の監視コストを低減することを目的としているが、運転されていると判定した状況では常に部分放電を検出する仕組みとなっており、回転機の運転状況に応じて回転機の部分放電強度の検出を細かく制御することが出来ない。また、回転機が運転されていないと判定したときに発生した部分放電強度を検出する仕組みと判定する仕組みが無く、固定子の絶縁劣化の進行に伴う、部分放電強度の増加による固定子の寿命を判断する仕組みもない。
この出願は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行し、部分放電の監視作業を効率化することを目的とする。
この出願に開示される回転機の部分放電監視装置は、回転機の部分放電を検出する部分放電検出回路と、前記部分放電検出回路の作動を制御する制御回路と、前記回転機の固定子コイルに励磁電流としての直流電流を供給する励磁機と、前記励磁電流を検出する励磁電流検出回路を備え、前記制御回路は、前記回転機の電圧値と電流値とから導出される電力値を比較演算し前記電力値の検出程度に応じて前記部分放電検出回路の作動を実行あるいは停止させ、前記電力値が閾値を超えている場合に前記励磁電流検出回路の作動を実行させ、前記電力値が前記閾値を超えていない場合に前記励磁電流検出回路の作動を停止させるとともに、前記励磁電流検出回路の作動により取得した励磁電流値を前記部分放電検出回路により取得した部分放電強度とともに監視端末に送信することを特徴とする。
この出願に開示される回転機の部分放電監視装置によれば、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となる。
実施の形態1による回転機の部分放電監視装置におけるシステム構成図である。 実施の形態1による回転機の部分放電遠隔監視装置における処理フロー図である。 実施の形態2による励磁機を有する回転機の部分放電遠隔監視装置におけるシステム構成図である。 実施の形態2による励磁機を有する回転機の部分放電遠隔監視装置における処理フロー図である。 実施の形態3による回転機の部分放電遠隔監視装置におけるシステム構成図である。 実施の形態3による回転機の部分放電遠隔監視装置における処理フロー図である。 実施の形態3による回転機の部分放電遠隔監視装置における動作波形を示すイメージ図である。 実施の形態4による回転機の部分放電遠隔監視装置におけるシステム構成図である。 実施の形態4による回転機の部分放電遠隔監視装置における処理フロー図である。 実施の形態4による回転機の部分放電遠隔監視装置における動作波形を示すイメージ図である。
実施の形態1.
実施の形態1を図1および図2に基づいて説明する。図1は、実施の形態1による回転機の部分放電遠隔監視装置におけるシステム構成図である。図2は実施の形態1による回転機の部分放電遠隔監視装置における処理フロー図である。
図1に示す通り、3相同期発電機からなる回転機1に、回転機1内における固定子コイルの放電箇所において部分放電強度12を検出する部分放電センサ2が設置され、部分放電センサ2で検出した部分放電強度12は部分放電センサケーブル5を経由して部分放電検出回路9に入力される。部分放電検出回路9へ入力されたデータは主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。部分放電センサ2は回転機1における各相毎などの複数の放電箇所にそれぞれ設置されるものである。
回転機1内の回転機電圧を検出する回転機電圧センサ3が設置され、図2(a)に示すステップS001において回転機電圧センサ3で検出した電圧値13は回転機電圧検出センサケーブル6を経由して電圧検出回路10に入力される。電圧検出回路10へ入力されたデータはステップS002において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電流を検出する回転機電流センサ4が設置され、ステップS003において回転機電流センサ4で検出した電流値14は回転機電流検出センサケーブル7を経由して電流検出回路11に入力される。電流検出回路11へ入力されたデータはステップS004において制御回路15の主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
主メモリ16に電圧値13および電流値14が格納されると、計算部17は電圧値13と電流値14から回転機1の出力相当値としての電力値21を計算し(ステップS005)、主メモリ16に電力値21を格納する(ステップS006)。ステップS007において判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以上であれば、回転機が予め設定された規定値以上の出力で運転されている正常運転状態であると判断し、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“1”にする(ステップS008)。
CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、部分放電検出フラグ20が“1”であれば、部分放電検出回路9をON状態にして(ステップS009)、部分放電検出を開始し(ステップS010)、図2(b)に示す通り、部分放電センサ2から部分放電強度12を検出し(ステップS015)、主メモリ16に部分放電強度12を格納した後、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“0”にして(ステップS016)、部分放電検出を終了する(ステップS017)。
一方、判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以下であった場合は、回転機1が規定値未満の出力で運転されている弱運転状態か非運転状態であると判断し、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“0”にする(ステップS011)。CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、ステップS012において部分放電検出フラグ20が“0”であれば、部分放電検出回路9をOFF状態にして(ステップS013)、部分放電検出を停止する(ステップS014)。
回転機電圧センサ3および回転機電流センサ4で検出された電圧値13と電流値14から導出され主メモリ16に格納された電力値21は、制御回路15におけるCPU:19および判定部18により閾値22を参照して比較演算され、電力値21の検出程度に応じて部分放電検出フラグ20を“1”または“0”として、部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させるものである。
電力値21が閾値22以下である場合、回転機1が規定値未満の出力で運転されている弱運転状態であっても部分放電検出回路9の作動は停止される。回転機1の弱運転状態における部分放電発生の可能性は無視できる程度に小さいものであり、回転機1の弱運転状態において部分放電検出回路9の作動を停止しても、回転機1の部分放電遠隔監視動作は支障なく遂行できる。
電力値21の検出程度に応じて部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させ、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となる。
CPU:19には設定値23が格納されており、設定値23にはCPU:19が主メモリ16を参照する際の周期と判定部18で判定する際の閾値22が記載されている。設定値23は、監視端末26に設けられた監視ソフトウェア27の設定ファイル28で生成され、通信回路29およびネットワーク通信網25を通して通信回路24で受信し、通信回路24は受信した設定ファイル28をCPU:19内のメモリ31に書き込むことができ、遠隔地から任意に変更可能とする。これにより、回転機の部分放電遠隔監視装置における遠隔操作の適切な運用を行うことができる。
実施の形態1における回転機の部分放電監視装置は、図1および図2に示す通り、次の構成が適用されている。
3相発電機からなる回転機1の部分放電を検出する部分放電検出回路9と、前記部分放電検出回路9を予め設定された規定の周期で周期的に作動させる制御回路15とを備え、前記制御回路15は、前記回転機1の電圧値13と電流値14とから導出され検出される出力相当値としての電力値21に応じて前記部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させるものであって、前記回転機1の電圧値13を検出するための回転機電圧センサ3により電圧値13を取得する電圧検出回路10と、前記回転機1の電流値14を検出するための回転機電流センサ4により電流値14を取得する電流検出回路11とを備え、前記部分放電検出回路9は、前記回転機1における固定子コイルの部分放電を検出するための各相毎などに設けられた複数の部分放電センサ2により部分放電強度を取得するものであり、前記制御回路15は、前記電圧値13および前記電流値14ならびに前記部分放電強度12を保存するメモリ31と、前記電圧値13および前記電流値14から前記電力値21を計算する計算部17と、前記電力値21により前記回転機1の運転状態を判定する判定部18と、前記判定部18の判定結果に応じて前記部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させるCPU:19からなる演算部とを有するとともに、前記制御回路15は、前記電力値21が事前に設定された規定値である閾値を超えている場合に前記部分放電検出回路9の作動を実行させ、前記電力値21が前記閾値を超えていない場合に前記部分放電検出回路9の作動を停止させることを特徴とする。すなわち、前記制御回路15は、前記電力値21の有無ではなく、前記電力値21の検出値につき閾値を参照して比較演算し前記電力値21の検出程度に応じて前記部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させることを特徴とする。
この構成により、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となるものであって、部分放電監視装置の可用性を向上することができる。
すなわち、回転機の運転状況と連動して部分放電検出を制御できるので、低コストで監視でき、部分放電の異常値の検知による故障予測と、固定子の絶縁劣化の状況を部分放電強度の増減により判定することで、早期の固定子の交換と、メンテナンスにより固定子の故障を防止することが可能となる。
また、実施の形態1における回転機の部分放電遠隔監視装置は、図1および図2に示す通り、次の構成が適用されている。
前記制御回路15が前記部分放電検出回路9の作動により取得した部分放電強度を送信する通信回路24を有する部分放電/電圧・電流検出装置8からなる監視信号生成装置を備え、前記部分放電検出回路9の作動により取得した部分放電強度12を監視端末26に送信するものであり、前記監視端末26は前記通信回路24を介して前記監視信号生成装置との通信を行うものであって、前記監視端末26は、前記回転機1の部分放電強度を監視するための監視ソフトウェア27と、前記回転機1の部分放電強度12を格納するデータ格納部30と、前記回転機1の前記電力値21に応じて前記制御回路15により前記部分放電検出回路9を制御するための設定値を記載した設定ファイル28とを有することを特徴とする。
この構成により、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となるものであって、部分放電監視装置の可用性を向上することができるばかりでなく、監視要素および制御要素を具備する監視端末により部分放電遠隔監視作業を的確に遂行することができる。
実施の形態2.
実施の形態2を図3および図4に基づいて説明する。図3は、この出願に係る実施の形態2による励磁機を有する回転機の遠隔監視装置のシステム構成図である。図4はこの出願の実施の形態2による処理フロー図である。
図3に示す通り、3相同期発電機からなる回転機1に設けられた励磁機32に、励磁機32内の励磁電流を検出する励磁電流センサ33が設置され、励磁電流センサ33で検出した励磁電流値36は励磁機電流検出センサケーブル34を経由して励磁電流検出回路35に入力される。励磁電流検出回路35へ入力されたデータは主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電圧を検出する回転機電圧センサ3が設置され、図4(a)に示すステップS021において回転機電圧センサ3で検出した電圧値13は回転機電圧検出センサケーブル6を経由して電圧検出回路10に入力される。電圧検出回路10へ入力されたデータはステップS022において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電流を検出する回転機電流センサ4が設置され、ステップS023において回転機電流センサ4で検出した電流値14は回転機電流検出センサケーブル7を経由して電流検出回路11に入力される。電流検出回路11へ入力されたデータはステップS024において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
主メモリ16に電圧値13および電流値14が格納されると、計算部17は電圧値13と電流値14から電力値21を計算し(ステップS025)、主メモリ16に電力値21を格納する(ステップS026)。ステップS027において判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以上であれば、回転機が運転状態であると判断し、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“1”にする(ステップS028)。
CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、部分放電検出フラグ20が“1”であれば、部分放電検出回路9をON状態にして(ステップS029)、実施の形態1における図2(b)と同様の処理ステップで部分放電検出を開始し、部分放電センサ2から部分放電強度12を検出し、主メモリ16に部分放電強度12を格納し、部分放電検出を終了し、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“0”にする。
判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以上であれば、回転機が予め設定された規定値以上の出力相当値である電力値で運転されている正常運転状態であると判断し、主メモリ16内の励磁電流検出フラグ37を“1”にする(ステップS030)。CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、励磁電流検出フラグ37が“1”であれば、ステップS031において励磁電流検出回路35をON状態にして、励磁電流検出を開始し、励磁電流センサ33から励磁電流値36を検出し(ステップS035)、主メモリ16に励磁電流値36を格納し(ステップS036)、励磁電流検出を終了する。
判定部18は、主メモリ16内の励磁電流検出フラグ37を“0”にし、励磁電流検出を終了する(ステップS037)。励磁電流検出回路35へ入力されたデータは主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機電圧センサ3および回転機電流センサ4で検出された電圧値13と電流値14から導出され主メモリ16に格納された電力値21は、制御回路15におけるCPU:19および判定部18により閾値22を参照して比較演算され、電力値21の検出程度に応じて部分放電検出フラグ20および励磁電流検出フラグ37を“1”または“0”として、部分放電検出回路9および励磁電流検出回路35の作動を実行あるいは停止させる。
電力値21の検出程度に応じて部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させ、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となる。しかも、励磁電流値36を部分放電強度12とともに監視端末26へ送信することにより、部分放電遠隔監視作業の的確な遂行に万全を期すことができる。励磁電流値36と比較して部分放電強度12が相対的に大きいときは、部分放電につき異常状態が生じているとすることができるものであり、励磁電流値36と部分放電強度12とを比較検討することによって部分放電遠隔監視作業をより確実に行うことができるものである。
実施の形態2における回転機の部分放電遠隔監視装置は、図3および図4に示す通り、次の構成が適用されている。
3相同期発電機からなる回転機1の部分放電を検出する部分放電検出回路9と、前記部分放電検出回路9を周期的に作動させる制御回路15とを備え、前記制御回路15は、前記回転機1の電圧値13と電流値14とから導出される出力相当値としての電力値21に応じて前記部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させるものであって、前記回転機1の固定子コイルに励磁電流値36としての直流電流を供給する励磁機32と、前記励磁電流値36を励磁電流センサ33により検出する励磁電流検出回路35を備え、前記制御回路15は、前記電力値21が事前に設定された規定値である閾値を超えている場合に前記励磁電流検出回路35の作動を実行させ、前記電力値21が前記閾値を超えていない場合に前記励磁電流検出回路35の作動を停止させるとともに、前記励磁電流検出回路35の作動により取得した励磁電流値36を前記部分放電検出回路9により取得した部分放電強度12とともに通信回路24,29およびネットワーク通信網25を介して監視端末26に送信することを特徴とする
この構成により、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するものであって、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となるとともに、部分放電監視装置の可用性を向上することができるばかりでなく、励磁電流値を部分放電強度とともに監視端末へ送信することによって、励磁電流値と部分放電強度とを比較検討することにより部分放電遠隔監視作業の的確な遂行に万全を期すことができる。
実施の形態3.
実施の形態3を図5から図7までに基づいて説明する。図5は、この出願の実施の形態3による回転機の部分放電遠隔監視装置のシステム構成図である。図6はこの出願の実施の形態3による処理のフロー図であり、図7は実施の形態3による動作波形を示すイメージ図である。
図5に示す通り、3相同期発電機からなる回転機1に、回転機1内における固定子コイルの放電箇所において部分放電を検出する部分放電センサ2が設置され、部分放電センサ2で検出した部分放電強度12は部分放電センサケーブル5を経由して部分放電検出回路9に入力される。部分放電検出回路9へ入力されたデータは主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電圧を検出する回転機電圧センサ3が設置され、図6に示されるステップS041において回転機電圧センサ3で検出した電圧値13は回転機電圧検出センサケーブル6を経由して電圧検出回路10に入力される。電圧検出回路10へ入力されたデータはステップS042において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電流を検出する回転機電流センサ4が設置され、ステップS043において回転機電流センサ4で検出した電流値14は回転機電流検出センサケーブル7を経由して電流検出回路11に入力される。電流検出回路11へ入力されたデータはステップS044において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
主メモリ16に電圧値13と電流値14が格納されると、計算部17は電圧値13と電流値14から電力値21を計算し(ステップS045)、主メモリ16に電力値21を格納する(ステップS046)。部分放電センサ2から部分放電強度12を検出し(ステップS047)、主メモリ16に部分放電強度12を格納し(ステップS048)、部分放電検出を終了する。
判定部18はステップS049において主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以上であった場合は、CPU:19はメモリ31に、部分放電強度12と電力値21を格納し(ステップS050)、通信回路24、ネットワーク通信網25を通して通信回路29に電力値21と部分放電強度12を送信し(ステップS051)、通信回路29は監視端末26のデータ格納部30に電力値21と部分放電強度12を格納する(ステップS052)。
一方、図7の動作波形に示すように、電力値21が閾値22以下であり部分放電強度12が部分放電閾値38を超過して、一定波形で反復される正常波形21A,12Aと異なる異常波形21X,12Xで示されるような異常状態が生じる場合がある。判定部18は、このように主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以下であった場合は、ステップS053において部分放電強度12を部分放電強度閾値38と比較し、部分放電強度12が部分放電強度閾値38以上であった場合は、主メモリ16内の状態フラグ39を“1”にする(ステップS054)。
CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、状態フラグ39が“1”であれば、異常信号値と判定し、異常判定情報40を、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納し、状態フラグ39を“0”にクリアする(ステップS55)。
回転機電圧センサ3および回転機電流センサ4で検出された電圧値13と電流値14から導出され主メモリ16に格納された電力値21は、制御回路15におけるCPU:19および判定部18により閾値22を参照して比較演算され、電力値21の検出程度に応じて部分放電検出フラグ20および励磁電流検出フラグ37を“1”または“0”として、部分放電検出回路9および励磁電流検出回路35の作動を実行あるいは停止させる。そして、前記制御回路15は、前記電力値21が事前に設定された規定値である閾値を超えておらず、かつ前記部分放電検出回路9で検出される部分放電強度12が事前に設定された規定値である閾値を超えている場合には、異常状態と判定し、異常判定情報40としての異常情報を通信回路24,29およびネットワーク通信網25を介して監視端末へ送信する。
電力値21の検出程度に応じて部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させ、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となる。しかも、図7の動作波形に示すように、前記電力値21が事前に設定された規定値である閾値を超えておらず、かつ前記部分放電検出回路9で検出される部分放電強度12が事前に設定された規定値である閾値を超えている状態が生じている場合に生成され監視端末26へ送信される異常判定情報40からなる異常情報により部分放電に係る異常状態の把握を的確に行うことができるものである。
異常判定情報40は、図7に例示されている通り、測定日時、測定日時の回転機の発電量、測定対象のセンサ名、測定対象のセンサの部分放電強度で構成される。
部分放電強度閾値38は監視端末26の設定ファイル28で生成され、通信回路29、ネットワーク通信網25を通して通信回路24で受信し、通信回路24は受信した設定ファイル28をCPU内のメモリ31に書き込むことができ、遠隔地から任意に変更可能とする。
実施の形態3における回転機の部分放電遠隔監視装置は、図5から図7までに示す通り、実施の形態1または実施の形態2の構成において、次の構成が適用されている。
前記制御回路15は、前記電力値21が事前に設定された規定値である閾値を超えておらず、かつ前記部分放電検出回路9で検出される部分放電強度12が事前に設定された規定値である閾値を超えている場合には、異常状態と判定し、異常判定情報40からなる異常情報を通信回路24,29およびネットワーク通信網25を介して監視端末へ送信することを特徴とする
この構成により、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となるものであって、部分放電監視装置の可用性を向上することができるばかりでなく、部分放電に係る異常状態の把握を的確に行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態4を図8から図10までに基づいて説明する。図8はこの出願の実施の形態4による回転機の部分放電遠隔監視装置のシステム構成図である。図9はこの出願の実施の形態4による処理フロー図であり、図10は実施の形態4による動作波形を示すイメージ図である。
図8に示す通り、3相同期発電機からなる回転機1に、回転機1内における固定子コイルの放電箇所において部分放電を検出する部分放電センサ2が設置され、部分放電センサ2で検出した部分放電強度12は部分放電センサケーブル5を経由して部分放電検出回路9に入力される。部分放電検出回路9へ入力されたデータは主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電圧を検出する回転機電圧センサ3が設置され、図9に示すステップS061において回転機電圧センサ3で検出された電圧値13は回転機電圧検出センサケーブル6を経由して電圧検出回路10に入力される。電圧検出回路10へ入力されたデータはステップS062において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
回転機1内の回転機電流を検出する回転機電流センサ4が設置され、ステップS063において回転機電流センサ4で検出された電流値14は回転機電流検出センサケーブル7を経由して電流検出回路11に入力される。電流検出回路11へ入力されたデータはステップS064において主メモリ16に格納されたあと、CPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
主メモリ16に電圧値13および電流値14が格納されると、計算部17は電圧値13と電流値14から電力値21を計算し(ステップS065)、主メモリ16に電力値21を格納する(ステップS066)。部分放電センサ2から部分放電強度12を検出し(ステップS067)、主メモリ16に部分放電強度12を格納し(ステップS068)、部分放電検出を終了する。
ステップS069において判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22以上であった場合は、回転機が予め設定された規定値以上の出力相当値で動作中と判断する。判定部18は主メモリ16に格納された電力値21が閾値22未満であった場合は、回転機が運転されていないか予め設定された規定値以下の出力相当値で動作中と判断し、主メモリ16内の部分放電検出フラグ20を“0”にする。CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、部分放電検出フラグ20が“0”であれば、部分放電検出回路9をOFF状態にして、部分放電検出を停止する。
ステップS070において判定部18は、主メモリ16に格納された部分放電強度12と部分放電強度閾値38を比較し、部分放電強度12が部分放電強度閾値38未満であり、電力値21が閾値22以上であった場合は正常と判断し、部分放電強度12と電力値21をCPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
部分放電強度閾値38は監視端末26の設定ファイル28で生成され、通信回路29、ネットワーク通信網25を通して通信回路24で受信し、通信回路24は受信した設定ファイル28をCPU内のメモリ31に書き込むことができ、遠隔地から任意に変更可能とする。
ステップS070において判定部18は、主メモリ16に格納された部分放電強度12と部分放電強度閾値38を比較し、部分放電強度12が部分放電強度閾値38以上であり、電力値21が閾値22以上であった場合はステップS071へ移行する。
ステップS071において判定部18は、主メモリ16に格納された部分放電強度12と部分放電強度基準値41を比較し、部分放電強度12と部分放電強度基準値41の差異が、寿命判定値42以下であれば、正常寿命範囲内と判断し、部分放電強度12と電力値21をCPU:19がメモリ31に格納して、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される。
部分放電強度基準値41および寿命判定値42は、監視端末26の設定ファイル28で生成され、通信回路29、ネットワーク通信網25を通して通信回路24で受信し、通信回路24は受信した設定ファイル28をCPU内のメモリ31に書き込むことができ、遠隔地から任意に変更可能とする。
図10の動作波形に示すように、一定波形で反復される正常波形21A,12Aと異なる異常波形12Xで示されるような異常状態が生じる場合がある。ステップS071において判定部18は、主メモリ16に格納された部分放電強度12と部分放電強度基準値41を比較し、部分放電強度12が図10の動作波形における異常波形12Xに示す状態にあり、部分放電強度12と部分放電強度基準値41の差異が、寿命判定値42以上であれば、主メモリ16内の寿命判定フラグ43に“1”を加え“2”とする(ステップS072)。寿命判定フラグ43が“1”の場合は、ノイズによる検知を考慮し寿命判定は行わない。
CPU:19は主メモリ16を設定値23で規定された周期で参照しており、ステップS073において寿命判定フラグ43が“2”以上であれば、固定子の絶縁劣化進行に伴う機器の寿命と判定し、機器の寿命が限界状態にあるとして寿命判定情報44をCPU:19がメモリ31に格納し、通信回路24を通して、監視端末26のデータ格納部30に格納される(ステップS074)。
寿命判定情報44は、図10に例示されている通り、測定日時、測定日時の回転機の発電値、測定対象のセンサ名、測定対象のセンサの部分放電強度、部分放電強度基準値との差異で構成される、
電力値21の検出程度に応じて部分放電検出回路9の作動を実行あるいは停止させ、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となる。しかも、前記制御回路15は、前記電力値21が閾値を超えておらず、かつ前記部分放電検出回路9で検出される部分放電強度12が予め設定された規定値である閾値を超えており、しかも前記部分放電強度12と部分放電強度基準値41の差が予め設定された規定値である寿命判定値42を超えている場合は、絶縁劣化進行に伴う寿命限界状態と判定し、寿命判定情報44としての寿命限界情報を通信回路24,29およびネットワーク通信網25を介して監視端末26へ送信することにより、絶縁劣化進行に伴う寿命限界状態の把握を的確に行うことができるものである。
本実施の形態の遠隔監視システムは、発電機等の回転機を有するプラント等における回転機の部分放電を遠隔監視するのに有効に利用することができ、火力発電プラントだけでなく、各種の発電プラント(例えば、水力発電プラント、原子力発電プラント)に幅広く適応できる。
実施の形態4における回転機の部分放電遠隔監視装置は、図8から図10までに示す通り、実施の形態1から実施の形態3までの何れかの構成において、次の構成が適用されている。
制御回路15は、部分放電検出回路9で検出される部分放電強度12と部分放電強度基準値41の差が予め設定された規定値である寿命判定値42を超えている場合は、絶縁劣化進行に伴う寿命限界状態と判定し、寿命判定情報44としての寿命限界情報を通信回路24,29およびネットワーク通信網25を介して監視端末26へ送信することを特徴とする。
この構成により、回転機の運転状況に応じて部分放電の検出動作を実行することにより、部分放電の監視作業を効率化して監視コストを低減するとともに、部分放電の検出機器における経年劣化を軽減することが可能となるであって、部分放電監視装置の可用性を向上することができるばかりでなく、絶縁劣化進行に伴う寿命限界状態の把握を的確に行うことができる。
また、本願は上述した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本願の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
なお、この出願における技術思想としての開示事項は、その技術範囲内において、実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 回転機、
2 部分放電センサ、
3 回転機電圧センサ、
4 回転機電流センサ、
5 部分放電センサケーブル、
6 回転機電圧検出センサケーブル、
7 回転機電流検出センサケーブル、
8 部分放電/電圧・電流検出装置(監視信号生成装置)、
9 部分放電検出回路、
10 電圧検出回路、
11 電流検出回路、
12 部分放電強度、
13 電圧値、
14 電流値、
15 制御回路、
16 主メモリ、
17 計算部、
18 判定部、
19 CPU、
20 部分放電検出フラグ、
21 電力値、
22 閾値、
23 設定値、
24 通信回路、
25 ネットワーク通信網、
26 監視端末、
27 監視ソフトウェア、
28 設定ファイル、
29 通信回路、
30 データ格納部、
31 メモリ、
32 励磁機、
33 励磁電流センサ、
34 励磁機電流検出センサケーブル、
35 励磁電流検出回路、
36 励磁電流値、
37 励磁電流検出フラグ、
38 部分放電強度閾値、
39 状態フラグ、
40 異常判定情報、
41 部分放電強度基準値、
42 寿命判定値、
43 寿命判定フラグ、
44 寿命判定情報。

Claims (7)

  1. 回転機の部分放電を検出する部分放電検出回路と、前記部分放電検出回路の作動を制御する制御回路と、前記回転機の固定子コイルに励磁電流としての直流電流を供給する励磁機と、前記励磁電流を検出する励磁電流検出回路を備え、前記制御回路は、前記回転機の電圧値と電流値とから導出される電力値を比較演算し前記電力値の検出程度に応じて前記部分放電検出回路の作動を実行あるいは停止させ、前記電力値が閾値を超えている場合に前記励磁電流検出回路の作動を実行させ、前記電力値が前記閾値を超えていない場合に前記励磁電流検出回路の作動を停止させるとともに、前記励磁電流検出回路の作動により取得した励磁電流値を前記部分放電検出回路により取得した部分放電強度とともに監視端末に送信することを特徴とする回転機の部分放電監視装置。
  2. 回転機の部分放電を検出する部分放電検出回路と、前記部分放電検出回路の作動を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記回転機の電圧値と電流値とから導出される電力値を比較演算し前記電力値の検出程度に応じて前記部分放電検出回路の作動を実行あるいは停止させ、前記電力値が閾値を超えておらず、かつ前記部分放電検出回路で検出される部分放電強度が部分放電強度閾値を超えている場合には、異常状態と判定し、異常情報を監視端末へ送信することを特徴とする回転機の部分放電監視装置。
  3. 前記回転機の電圧値を検出するための電圧センサにより電圧値を取得する電圧検出回路と、前記回転機の電流値を検出するための電流センサにより電流値を取得する電流検出回路とを備え、前記部分放電検出回路は、前記回転機における固定子コイルの部分放電を検出するための部分放電センサにより部分放電強度を取得するものであり、前記制御回路は、前記電圧値および前記電流値ならびに前記部分放電強度を保存するメモリと、前記電圧値および前記電流値から前記電力値を計算する計算部と、前記電力値により前記回転機の運転状態を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じて前記部分放電検出回路の作動を実行あるいは停止させる演算部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の回転機の部分放電監視装置。
  4. 前記制御回路は、前記電力値が前記閾値を超えている場合に前記部分放電検出回路の作動を実行させ、前記電力値が前記閾値を超えていない場合に前記部分放電検出回路の作動を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回転機の部分放電監視装置。
  5. 前記部分放電検出回路の作動により取得した部分放電強度を監視端末に送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の回転機の部分放電監視装置。
  6. 前記制御回路が前記部分放電検出回路の作動により取得した部分放電強度を送信する通信回路を有する監視信号生成装置を備え、前記監視端末は前記通信回路を介して前記監視信号生成装置との通信を行うものであって、前記監視端末は、前記回転機の部分放電強度を監視するための監視ソフトウェアと、前記回転機の部分放電強度を格納するデータ格納部と、前記回転機の前記電力値に応じて前記制御回路により前記部分放電検出回路を制御するための設定値を記載した設定ファイルとを有することを特徴とする請求項に記載の回転機の部分放電監視装置。
  7. 前記制御回路は、前記部分放電検出回路で検出される部分放電強度と部分放電強度基準値の差が寿命判定値を超えている場合は、絶縁劣化進行に伴う寿命限界状態と判定し、寿命限界情報を監視端末へ送信することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の回転機の部分放電監視装置。
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