JP7245726B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、オートブレーキ装置を備えた作業車両に関する。
作業車両のオートブレーキ装置は、ステアリングの操舵角が設定操舵角を超えたとき、左右の後輪の伝動系にそれぞれ独立して作動可能に設けられている一対のブレーキ装置のうち、旋回内側のブレーキ装置を自動的に制動する。これにより、機体の旋回半径を小さくしている。
そして、上述のオートブレーキ装置としては、特許文献1,2に開示されているオートブレーキ装置が存在する。
特許文献1のオートブレーキ装置では、ミッションケースの左右両側に設けられたリアアクスルケースに、左右のブレーキペダルの踏圧に連動して両リアアクスルケース内のブレーキ装置を作動させるブレーキアームと、左右のブレーキアームを各別に制動側に作動させるオートブレーキ装置の油圧シリンダと、が配設されている。両リアアクスルケースに形成されたシリンダ取付座には、油圧シリンダを取付けるシリンダブラケットがボルト締めされている。左右のブレーキアームの先端部には、それに対応する油圧シリンダのピストンロッドの先端部で制動側に押圧される***作部としての接当部が設けられている。
特許文献2のオートブレーキ装置では、ミッションケースの左右両側に設けられたリアアクスルケースに、左右のブレーキペダルの踏圧に連動して両リアアクスルケース内のブレーキ装置を作動させるブレーキアームと、左右のブレーキアームを各別に制動側に作動させるオートブレーキ装置の油圧シリンダと、が配設されている。左右の油圧シリンダは、両リアアクスルケースに形成されたシリンダ取付座にボルト締めされている。左右のブレーキアームの先端部に形成された***作部としての連結片には、油圧シリンダのピストンロッドの先端部が枢支連結されている。
特開平8-104212号公報 特開平8-156778号公報
従来の両オートブレーキ装置のいずれも、左右のリアアクスルケースの各々に、油圧シリンダを取付けるための専用のシリンダ取付座を形成する必要がある。そのため、リアアクスルケースが大きくなって重量化するとともに、リアアクスルケースの加工工数、組付け工数が増加する不都合がある。しかも、オートブレーキ装置付きの仕様の作業車両とオートブレーキ装置のない仕様の作業車両との部品の共用化については、あまり配慮が払われていない。そのため、左右のリアアクスルケース等の個々の部品は別々に製造され、作業車両全体の部品点数が増大していた。この面でのコストダウンが要望されている。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、油圧シリンダの取付け構造の合理的な工夫により、リアアクスルケースの重量化を回避しながら、加工工数、組付け工数の軽減化と部品の共用化を図ることのできる作業車両を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、オートブレーキ装置を備えた作業車両であって、
オートブレーキ装置の油圧シリンダが取付けられるシリンダブラケットは、ミッションケースに対してリアアクスルケースと共締め固定され、
前記油圧シリンダには、前記ミッションケースに設けられた回動自在なブレーキアームの***作部を制動側に押圧可能なピストンロッドが備えられている点にある。
上記構成によれば、ミッションケースにリアアクスルケースを固定するためのボルト連結構造を利用して、オートブレーキ装置の油圧シリンダが取付けられるシリンダブラケットを、リアアクスルケースと一緒にミッションケースに共締め固定することができるので、左右のリアアクスルケースに専用のシリンダ取付座を形成する必要がない。これにより、左右のリアアクスルケースの重量化を回避しながら、加工工数、組付け工数の軽減化を図ることができる。
しかも、オートブレーキ装置のない作業車両に仕様変更する場合、シリンダブラケットを取外し、ブレーキアームを取り換えるだけで済む。そのため、オートブレーキ装置付きの仕様の作業車両とオートブレーキ装置のない仕様の作業車両とを製作する場合でも、左右のリアアクスルケース等の部品の共用化を促進して、作業車両全体の部品点数の削減によってコストダウンを図ることができる。
本発明の第2特徴構成は、前記シリンダブラケットは、前記油圧シリンダが先に組付けられた状態で、前記ミッションケースに対して前記リアアクスルケースと共締め固定されている点にある。
上記構成によれば、シリンダブラケットに油圧シリンダを先に組付けてユニット化し、このユニット化されたシリンダブラケットを、ミッションケースに対してリアアクスルケースと共締め固定するので、組付け作業の容易化、能率化を図ることができる。
本発明の第3特徴構成は、前記油圧シリンダのシリンダチューブは、油圧配管が接続されるシリンダポートを有し、前記シリンダブラケットに対して、前記シリンダチューブを前記シリンダポートと同心上で回動可能に支持する回動支点部が備えられている点にある。
上記構成によれば、シリンダブラケットに対して、油圧シリンダを回動支点部で回動すると、ブレーキアームの***作部に対する油圧シリンダのピストンロッドの押圧位置が変動し、油圧シリンダに供給される油圧を一定圧に維持した状態でブレーキ力を調整することができる、このとき、シリンダチューブを回動可能に支持する回動支点部が、シリンダチューブのシリンダポートと同心上に配置されているため、油圧シリンダを回動させても、シリンダチューブのシリンダポートが常に一定位置に維持される。これにより、シリンダチューブのシリンダポートに、油圧ホースよりも耐久性、配設作業性の良い油圧配管(鉄配管等)を接続することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記ブレーキアームの前記***作部は、前記回動支点部を中心とする前記油圧シリンダの移動範囲で前記ピストンロッドの先端と当接可能な長さを有する点にある。
上記構成によれば、回動支点部を中心とする油圧シリンダの全移動範囲において、ピストンロッドの先端部がブレーキアームの***作部と当接するので、油圧シリンダに供給される油圧を一定圧に維持した状態でのブレーキ力の調整範囲を拡大することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記ブレーキアームを復帰付勢する弾性付勢体が設けられ、前記弾性付勢体の弾性付勢力が、前記ブレーキアームの前記***作部を介して前記ピストンロッドに戻し力として作用する構成にしてある点にある。
上記構成によれば、ブレーキアームを復帰付勢するための弾性付勢体を利用して、この弾性付勢体の弾性付勢力を、ブレーキアームの***作部を介してピストンロッドに戻し力として作用させるので、油圧シリンダのシリンダチューブ内に戻しバネを設ける必要がない。それ故に、ブレーキアームを復帰付勢する弾性付勢体の共用によって油圧シリンダのコストダウンを図ることができる。
本発明の第6特徴構成は、フロントアクスルケースと、前記フロントアクスルケースの左右の端部に連結され、キングピンを回動自在に支持するフロントギアケースと、前記各フロントギアケースの下部に回動可能に支持され、且つ、前記キングピンに連動する前車軸を介して前輪を回動自在に支持するフロントギアボックスと、前記前輪の操舵方向と設定角の操舵を検出する操舵検出装置と、が備えられ、前記操舵検出装置は、前記両フロントギアケース内において、前記フロントギアボックスに連動して前記キングピンと同軸心周りで回動するカムと、一方の前記カムが左旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したときにオン作動する左旋回用ステアリングスイッチと、他方の前記カムが右旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したときにオン作動する右旋回用ステアリングスイッチと、を有する点にある。
上記構成によれば、前輪の操舵方向と設定角の操舵を検出する操舵検出装置を構成するにあたって、両フロントギアケース内の各々に、フロントギアボックスに連動してキングピンと同軸心周りで回動するカムを配置する。一方のカムが左旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したことを、一方のフロントギアケースに設けた左旋回用ステアリングスイッチがカムによってオン作動することにより検出する。他方のカムが右旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したことを、他方のフロントギアケースに設けた右旋回用ステアリングスイッチがカムによってオン作動することにより検出する。これにより、左旋回用ステアリングスイッチ及び右旋回用ステアリングスイッチにそれぞれ接続されるハーネスは、一方のフロントギアケースに集中しないため、左右のフロントギアケースに配設されるハーネスは細くて曲がり易く、ハーネスの取り回しが容易となる。しかも、フロントギアケースは左右で共用できるため、同一機種及びオートブレーキ装置のない仕様との共用度を高めることができる。
作業車両の一例であるトラクタの全体側面図 トラクタのHST仕様の油圧回路図 トラクタのメカ仕様の油圧回路図 ブレーキ操作系統を示す側面図 ブレーキ操作系統の要部の拡大側面図 オートブレーキシリンダの取付け構造を示す分解斜視図 油圧シリンダの取付け構造の分解斜視図 油圧シリンダの取付け構造の斜視図 トラクタのフロントアクスル機構の斜視図 フロントアクスル機構の半断面図 フロントアクスル機構の操舵検出装置の平面図
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、オートブレーキ装置30を備えた作業車両の一例としてのトラクタ1を示す。トラクタ1は、エンジンフレーム2にフロントアクスルケース3(図9参照)を介して左右一対の前輪4が支持されている。エンジンフレーム2の上部にはエンジン5が載置され、該エンジン5はボンネット6内に収納されている。ボンネット6の後方には、ステアリングハンドル7、操縦座席8等を備えた運転部9が構成されている。エンジン5の後部にはクラッチハウジング10が連結され、該クラッチハウジング10の後部にミッションケース11が連結されている。ミッションケース11の左右の両側面には、左右一対の後輪12を支持する後車軸13を備えたリアアクスルケース14(図4参照)が連結されている。
ミッションケース11の後部には、ロータリ耕耘装置等の作業装置(図示省略)を昇降するための油圧式の昇降機構17が取り付けられている。昇降機構17は、左右一対のロワーリンク17Aとトップリンク17B(図4参照)とを備える。ミッションケース11の後面には、作業装置にPTO駆動力を伝達するためのPTO軸15(図4参照)が後ろ向きに突設されている。
運転部9の操縦コラム16の右側方には、図1、図4に示すように、左右のリアアクスルケース14内に配置されたブレーキ装置20を各別に操作可能な左右一対のブレーキペダル21が配設されている。左右のブレーキペダル21は、左右のブレーキ装置20のブレーキカム軸22の外端部に取付けられたブレーキアーム23にブレーキ操作連係機構24を介して各別に連係されている。ブレーキ操作連係機構24は、ブレーキペダル21に枢支連結された上下方向に沿う連結ロッド24Aと、ブレーキアーム23に枢支連結された前後方向に沿うブレーキロッド24Cと、ブレーキペダル21の踏圧操作に伴う連結ロッド24Aの上方動をブレーキロッド24Cの前方動に変換する変換シャフト24Bと、を備える。
ブレーキ装置20は、ミッションケース11内の差動機構から後車軸13に動力を伝達するリダクション軸にスプライン嵌合した複数の摩擦板と、リアアクスルケース14側に嵌合した複数の摩擦板と、を交互に配置した状態で備える。そして、ブレーキペダル21の踏圧操作によるブレーキアーム23の前方への揺動によってブレーキカム軸22が回動し、摩擦板同士が圧接されて後輪12に制動力が付与される。
運転部9には、主変速装置である油圧無断変速装置(HST)90(図2参照)を操作する主変速レバーや副変速レバー、PTOレバー、昇降レバー、四輪駆動入切スイッチ、倍速・自動ブレーキ入切スイッチが配設されている。四輪駆動入切スイッチにより、後輪12のみを駆動する二輪駆動状態と、前輪4と後輪12との両方を駆動する四輪駆動状態とに切換可能に構成されている。また、倍速・自動ブレーキ入切スイッチにより、旋回時に旋回内側の後輪12を自動的に制動するオートブレーキ装置30(図2、図4~図8参照)及び旋回時に前輪4の駆動回転を増速させる前輪倍速装置50(図2参照)の作動状態を切換可能に構成されている。
図2は、トラクタ1のHST仕様の油圧回路25を示す。この油圧回路25には、パワーステアリング装置60のパワーステアリング用油圧回路61、前輪倍速装置50の四駆・倍速切換用油圧回路51、オートブレーキ装置30の自動ブレーキ用油圧回路31、油圧無断変速装置の油圧無断変速用油圧回路91が接続されている。エンジン5によって駆動される油圧ポンプからの作動油は、その全量がパワーステアリング用油圧回路61のコントロール弁機構62の入力ポート62aに供給され、パワーステアリングシリンダ63に対する作動油の給排制御が行われる。パワーステアリング用油圧回路61のコントロール弁機構62の出力ポート62bから排出される作動油は二系統に分かれる。一方はさらに二系統に分かれて四駆・倍速切換用油圧回路51と自動ブレーキ用油圧回路31に作動油が供給される。他方は油圧無断変速用油圧回路91に作動油が供給される。
四駆・倍速切換用油圧回路51には、図2に示すように、四駆ソレノイド52及び倍速ソレノイド53によって3位置に切り換えられる四駆・倍速切換弁54と、該四駆・倍速切換弁54の倍速ソレノイド53が通電されたときにパイロット圧によって作動する2位置切換弁55と、が備えられ、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57に接続されている。
2位置切換弁55は、四駆油圧クラッチ56に作動油を供給する四駆位置と、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57に作動油を供給する四駆・倍速位置とに切り換え可能で、四駆位置に付勢されている。
そのため、四駆・倍速切換弁54の四駆ソレノイド52が通電されると、四駆位置にある2位置切換弁55を経由して四駆油圧クラッチ56に作動油が供給され、四駆油圧クラッチ56が接続状態になる。また、四駆・倍速切換弁54の倍速ソレノイド53が通電されると、2位置切換弁55が四駆・倍速位置に切り換えられ、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57に作動油が供給され、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57が共に接続状態になる。
自動ブレーキ用油圧回路31には、図2に示すように、左ブレーキソレノイド32及び右ブレーキソレノイド33によって3位置に切り換えられるブレーキ切換弁34が備えられ、左側のブレーキ装置20のブレーキアーム23を制動側に押圧可能な左ブレーキ用油圧シリンダ35Lと、右側のブレーキ装置20のブレーキアーム23を制動側に押圧可能な右ブレーキ用油圧シリンダ35Rに接続されている。
そして、ブレーキ切換弁34の左ブレーキソレノイド32が通電されると、左ブレーキ用油圧シリンダ35Lに作動油が供給され、左ブレーキ用油圧シリンダ35Lのピストンロッド42が伸長し、ピストンロッド42の先端部で左側ブレーキアーム23の先端側の***作部を構成する当接板23Aを制動側に押圧する(図8参照)。ブレーキ切換弁34の右ブレーキソレノイド33が通電されると、右ブレーキ用油圧シリンダ35Rに作動油が供給され、右ブレーキ用油圧シリンダ35Rのピストンロッド42が伸長し、ピストンロッド42の先端部で右側ブレーキアーム23の先端側の***作部を構成する当接板23Aを制動側に押圧する(図8参照)。
油圧無断変速用油圧回路91には、図2に示すように、ポンプ斜板を有する油圧ポンプ92、油圧モータ93、リリーフ弁94等を備える。リリーフ弁94は、四駆・倍速切換用油圧回路51と自動ブレーキ用油圧回路31と共用する。
尚、上述のHST仕様の油圧回路25に代えて、図3に示すメカ仕様の油圧回路26を採用してもよい。このメカ仕様の油圧回路26は、油圧無断変速用油圧回路91が存在しないだけで、パワーステアリング用油圧回路61、四駆・倍速切換用油圧回路51、自動ブレーキ用油圧回路31は、HST仕様の油圧回路25と同一に構成されている。
次に、二輪駆動状態と四輪駆動状態との切換機構、及びオートブレーキ装置30と前輪倍速装置50との作動機構について、図2のHST仕様の油圧回路25又は図3のメカ仕様の油圧回路26を参照しながら説明する。
まず、二輪駆動状態にあるトラクタ1を四輪駆動状態へ切り換える場合、四輪駆動入切スイッチをオン操作すると、四輪駆動リレーが作動して四駆・倍速切換弁54の四駆ソレノイド52に電流が流れる。これにより、四駆・倍速切換弁54が四駆駆動側に切り換え作動し、四駆位置にある2位置切換弁55を経由して四駆油圧クラッチ56に作動油が供給され、四駆油圧クラッチ56が接続状態になる。
また、四輪駆動入切スイッチがオン操作された四輪駆動状態にあるとき、倍速・自動ブレーキ入切スイッチがオン操作されると、オートブレーキ装置30及び前輪倍速装置50が作動可能になる。
そして、オートブレーキ装置30及び前輪倍速装置50が作動可能になっている状態で、例えば、ステアリングハンドル7を操向操作して左旋回する場合、前輪4の操舵角が設定操舵角になると、前輪4の操舵方向と設定角の操舵を検出する操舵検出装置85の後述する左旋回用ステアリングスイッチ86がオン作動する。このオン作動によってリレーが作動して四駆・倍速切換弁54の倍速ソレノイド53に電流が流れる。これにより、四駆・倍速切換弁54が倍速側に切り換え作動され、これに伴って2位置切換弁55が四駆・倍速位置に切り換え作動する。すると、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57に作動油が供給され、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57が共に接続状態になる。この状態が前輪倍速装置50の作動状態になり、前輪4の駆動回転が増速される。同時に、左旋回用ステアリングスイッチ86がオン作動されると、リレーが作動してブレーキ切換弁34の左ブレーキソレノイド32に電流が流れる。これにより、ブレーキ切換弁34が左ブレーキ作動側に切り換え作動され、左ブレーキ用油圧シリンダ35Lに作動油が供給される。すると、図8に示すように、左ブレーキ用油圧シリンダ35Lのピストンロッド42が伸長し、ピストンロッド42の先端部で左側ブレーキアーム23の当接板23Aを制動側に押圧する。この状態がオートブレーキ装置30の作動状態になり、左側のブレーキ装置20が作動して旋回内側の左側後輪12が制動される。
また、ステアリングハンドル7を操向操作して右旋回する場合、前輪4の操舵角が設定操舵角になると、操舵検出装置85の後述する右旋回用ステアリングスイッチ87がオン作動する。このオン作動によってリレーが作動して四駆・倍速切換弁54の倍速ソレノイド53に電流が流れる。これにより、四駆・倍速切換弁54が倍速側に切り換え作動され、これに伴って2位置切換弁55が四駆・倍速位置に切り換え作動する。すると、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57に作動油が供給され、四駆油圧クラッチ56及び倍速油圧クラッチ57が共に接続状態になる。この状態が前輪倍速装置50の作動状態になり、前輪4の駆動回転が増速される。同時に、右旋回用ステアリングスイッチ87がオン作動されると、リレーが作動してブレーキ切換弁34の右ブレーキソレノイド33に電流が流れる。これにより、ブレーキ切換弁34が右ブレーキ作動側に切り換え作動され、右ブレーキ用油圧シリンダ35Rに作動油が供給される。すると、図8に示すように、右ブレーキ用油圧シリンダ35Rのピストンロッド42が伸長し、ピストンロッド42の先端部で右側ブレーキアーム23の当接板23Aを制動側に押圧する。この状態がオートブレーキ装置30の作動状態になり、右側のブレーキ装置20が作動して旋回内側の右側後輪12が制動される。
次に、ブレーキ用油圧シリンダ35の取付け構造について説明する。
図4~図8は、右側のブレーキ用油圧シリンダ35の取付け構造を示しているが、左側のブレーキ用油圧シリンダ35の取付け構造も左右対称の同一形状に構成されている。
図6に示すように、ミッションケース11の側面11aにおける環状のアクスルケース取付け部位11bには、環状方向に所定間隔をおいてネジ孔11cを有する複数のボルト締結用ボス11dが形成されている。リアアクスルケース14の外周縁部には、ミッションケース11の各ボルト締結用ボス11dに対応する部位にボルト挿通孔14aを有するボルト締結用ボス14bが形成されている。図4に示すように、リアアクスルケース14の各ボルト締結用ボス14bに挿通したボルト36をミッションケース11の各ボルト締結用ボス11dに螺合し、ミッションケース11の側面11aにリアアクスルケース14を締結固定してある。
そして、本発明では、図6に示すように、ブレーキ用油圧シリンダ35が取付けられる金属板製のシリンダブラケット37を、ミッションケース11に対して、二本の長尺ボルト36Aでリアアクスルケース14と共締め固定してある。具体的には、図6の一点鎖線にて示すように、ミッションケース11の複数のボルト締結用ボス11d、及びリアアクスルケース14の複数のボルト締結用ボス14bのうち、ミッションケース11の二つのボルト締結用ボス11dとリアアクスルケース14の二つのボルト締結用ボス14bとを利用する。利用する二つのボルト締結用ボス11dと二つのボルト締結用ボス14bとは、ブレーキ装置20のブレーキカム軸22(図5参照)の下方側に位置している。そのため、シリンダブラケット37には、図6及び図7に示すように、リアアクスルケース14の二つのボルト締結用ボス14bのボルト挿通孔14aに対応する部位にボルト挿通孔37aが形成されている。
また、図6に示すように、共締め固定されるシリンダブラケット37とリアアクスルケース14との間のボルト挿通部位には筒状の金属製のスペーサ38が介装されている。
そして、上述のように、ミッションケース11の側面11aにリアアクスルケース14を固定するためのボルト連結構造を利用して、ブレーキ用油圧シリンダ35が取付けられるシリンダブラケット37を、リアアクスルケース14と一緒にミッションケース11に共締め固定することにより、リアアクスルケース14に専用のシリンダ取付座を形成する必要がない。これにより、左右のリアアクスルケース14の重量化を回避しながら、加工工数、組付け工数の軽減化を図ることができる。
しかも、オートブレーキ装置30のない仕様のトラクタ1に仕様変更する場合、シリンダブラケット37を取外し、ブレーキアーム23を取り換えるだけで済む。そのため、オートブレーキ装置30付きの仕様のトラクタ1とオートブレーキ装置30のない仕様のトラクタ1とを製作する場合でも、左右のリアアクスルケース14等の部品の共用化を促進して、トラクタ1全体の部品点数の削減によってコストダウンを図ることができる。
図5及び図7に示すように、ブレーキ用油圧シリンダ35のシリンダチューブ39の中央部には、シリンダ中心線に対して直交する方向に延出される脚部39Aが一体形成されている。この脚部39Aの両端部には、シリンダブラケット37にボルト40で締結するための一対の取付け孔39aが形成されている。シリンダチューブ39の底部側には、油圧配管43が接続されるシリンダポート39Cが設けられている。図7及び図8に示すように、脚部39Aの中央部には、シリンダ中心線に沿って底部側に延出される取付け片39Bが一体形成されている。この取付け片39Bとシリンダブラケット37との間には、シリンダポート39Cの左右方向に沿うポート中心線と同心上(図8の一点鎖線を参照)でシリンダチューブ39を回動可能に支持する回動支点部41が設けられている。回動支点部41は、図7に示すように、シリンダチューブ39の取付け片39Bに形成した第1ピン孔41aと、シリンダブラケット37に形成した第2ピン孔41bと、両ピン孔41a,41bに亘って嵌合される回動支点ピン41cと、を備える。
脚部39Aの両取付け孔39aは、図5及び図7に示すように、回動支点部41を中心とするブレーキ用油圧シリンダ35の回動を一定範囲内で可能にする長孔に構成されている。
そして、図4、図5に示すように、シリンダチューブ39の脚部39Aの両取付け孔39aに挿通したボルト40をシリンダブラケット37のネジ孔37b(図7参照)に螺合固定した状態では、ブレーキ用油圧シリンダ35のシリンダ中心線が後方上方に向かう傾斜姿勢で取付けられる。この取付け状態では、図8に示すように、ブレーキ用油圧シリンダ35のピストンロッド42の先端は、ブレーキアーム23の先端側の***作部を構成する当接板23Aと対面する。ブレーキアーム23の当接板23Aは、回動支点部41を中心とするブレーキ用油圧シリンダ35の移動範囲でピストンロッド42の先端と当接可能な長さを有する。
ブレーキ用油圧シリンダ35を回動支点部41を中心にして回動すると、ブレーキアーム23の当接板23Aに対するピストンロッド42の当接位置が、ブレーキアーム23の回動半径方向に変化する。これにより、ピストンロッド42の当接位置からブレーキアーム23の回動中心(ブレーキカム軸22の軸心)までの距離を調節することができるので、ブレーキカム軸22の回動トルクを変更して、ブレーキ装置20による後輪12の制動度合(ブレーキ力)を調整することが可能となる。
また、図8に示すように、ブレーキ用油圧シリンダ35の回動支点部41とシリンダチューブ39のシリンダポート39Cとが同心上に位置するため、ブレーキ用油圧シリンダ35が回動支点部41を中心にして回動しても、油圧配管43が接続されるシリンダポート39Cは常に一定位置に維持される。これにより、シリンダチューブ39のシリンダポート39Cに、油圧ホースよりも耐久性、配設作業性の良い油圧配管(鉄配管等)43を接続することができる。
図7及び図8に示すように、シリンダチューブ39の脚部39Aの両端部のうち、前方上方側に位置する端部の半円弧状側面の中央位置には、左右方向に沿う一本の指針溝39dが形成されている。この指針溝39dに近接するシリンダブラケット37の後方上がりの側辺には、ブレーキ用油圧シリンダ35が回動支点部41周りでブレーキカム軸22から最も離間するブレーキ力最大調整位置に回動させたとき(図8参照)、指針溝39dと合致するブレーキ力最大表示溝37cと、ブレーキ用油圧シリンダ35が回動支点部41周りでブレーキカム軸22に最も近接するブレーキ力最小調整位置に回動させたとき、指針溝39dと合致するブレーキ力最小表示溝37dと、が形成されている。
そして、ブレーキ用油圧シリンダ35側の指針溝39dとシリンダブラケット37側のブレーキ力最大表示溝37c及びブレーキ力最小表示溝37dとにより、ブレーキ用油圧シリンダ35の回動位置を容易に目視確認できるので、ブレーキ力の調整を容易に行うことができる。
図5に示すように、ブレーキ用油圧シリンダ35のシリンダチューブ39の先端側には、バネ掛止孔44aを備えたバネ掛止部材44を2本のボルト45で固定するためのバネ取付座39E(図7参照)が一体形成されている。図5に示すように、ブレーキアーム23にはバネ掛止ピン23Bが設けられている。ブレーキ用油圧シリンダ35のバネ取付座39Eに固定されたバネ掛止部材44のバネ掛止孔44aとブレーキアーム23のバネ掛止ピン23Bとに亘って、ブレーキアーム23を復帰付勢する弾性付勢体の一例である引張コイルバネ46が張設されている。この引張コイルバネ46は、ブレーキカム軸22よりも機体後方側に配置され、引張コイルバネ46の弾性付勢力により、図8に示すように、ブレーキアーム23の当接板23Aでブレーキ用油圧シリンダ35のピストンロッド42の先端を常時押圧する。換言すれば、引張コイルバネ46の弾性付勢力は、ブレーキアーム23の当接板23Aを介してピストンロッド42に戻し力として作用する構成にしてある。これにより、ブレーキ用油圧シリンダ35のシリンダチューブ39内に戻しバネを設ける必要がない。それ故に、ブレーキアーム23を復帰付勢する引張コイルバネ46の共用によってブレーキ用油圧シリンダ35のコストダウンを図ることができる
また、図4に示すように、ミッションケース11の右側面におけるブレーキ用油圧シリンダ35の機体前方側には、四駆・倍速切換弁54と2位置切換弁55及びブレーキ切換弁34をユニット化したバルブユニット47が配設されている。このバルブユニット47と左右のブレーキ用油圧シリンダ35とに亘って2本の油圧配管43が接続されている。
シリンダブラケット37の前端部には、図7に示すように、配管ブラケット49のボルト挿通孔(図示省略)に挿通されたボルト28が螺合固定されるネジ孔37eが形成されている。配管ブラケット49は、シリンダブラケット37の前端部にボルト止めされる第1板部49Aと、この第1板部49Aの前端から機体内方側に直角に折り曲げられる第2板部49Bと、第2板部49Bの先端から機体前方側に直角に折り曲げられる第3板部49Cと、を備える。配管ブラケット49の第3板部49Cには、バルブユニット47から導出された2本の油圧配管43の途中をそれぞれ支持する第1配管支持金具48A及び第2配管支持金具48Bがボルト29で固定されている。
第1配管支持金具48Aに支持された一方の油圧配管43は、図5に示すように、右側のシリンダブラケット37の後方側を迂回して右側のブレーキ用油圧シリンダ35のシリンダポート39Cに接続されている。
また、配管ブラケット49の第2板部49Bには、第2配管支持金具48Bに支持され、且つ、ミッションケース11の下部を左右方向に横断する状態で左側のブレーキ用油圧シリンダ35に導出される油圧配管43を支持する第3配管支持金具48C(図7参照)がボルト29で固定されている。第3配管支持金具48Cは、左右の第3配管支持金具48Cに亘って架設されている。
図6に示すように、シリンダブラケット37を、リアアクスルケース14と一緒にミッションケース11に共締め固定する場合、本実施形態では、シリンダブラケット37にブレーキ用油圧シリンダ35を先に組付けてユニット化する。このユニット化されたシリンダブラケット37を、ミッションケース11に対してリアアクスルケース14と共締め固定する。これにより、組付け作業の容易化、能率化を図ることができる。
尚、シリンダブラケット37を、リアアクスルケース14と共にミッションケース11に共締め固定したのち、シリンダブラケット37にブレーキ用油圧シリンダ35を組付けても良い。
次に、フロントアクスルケース3及び操舵検出装置85について説明する。
フロントアクスルケース3の左右の端部には、図10に示すように、キングピン65を回動自在に支持するフロントギアケース66が連結されている。各フロントギアケース66の下部には、キングピン65に連動する前車軸67を介して前輪4を回動自在に支持するフロントギアボックス68が、キングピン65の軸心周り回動自在に連結されている。各フロントギアケース66内には、フロントアクスルケース3内の差動機構69に連動する差動軸70の端部が配置され、この差動軸70の端部に設けたベベルギア71とキングピン65の上端部に設けたベベルギア72とが噛合する。キングピン65の下端部に設けたベベルギア73と前車軸67に設けたベベルギア74とが噛合する。
左右のフロントギアボックス68には、図9、図11に示すように、ナックルアーム75が固定されている。両ナックルアーム75は左右方向に沿う伝達ロッド76で連動連結されている。右側のフロントギアボックス68に設けたシリンダ支持アーム77とフロントアクスルケース3に設けたシリンダ支持部材78に亘って、パワーステアリングシリンダ63が架設されている。
各フロントギアケース66の上部に設けたカバー部材79には、図10に示すように、キングピン65の延長軸心上で回転自在な回転軸80が支承されている。各回転軸80の上端部には、図9~図11に示すように、フロントギアボックス68と一体的にキングピン65の軸心周り回動するセンサアーム81の上端部が一体回転状態で取付けられている。各フロントギアケース66の上側内部空間内に突出する回転軸80の下端部には、図10、図11に示すように、周方向の一部が径方向外方側に突出するスイッチ作動部82aを備えたカム82が一体回転状態で取付けられている。左右のカム82は同一形状に構成されている。図11の左側に示すように、左側のフロントギアケース66内の上部には、左側のフロントギアボックス68に連動するカム82が左旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したとき、カム82のスイッチ作動部82aでオン作動される左旋回用ステアリングスイッチ86が設けられている。図11の右側に示すように、右側のフロントギアケース66内の上部には、右側のフロントギアボックス68に連動するカム82が右旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したとき、カム82のスイッチ作動部82aでオン作動される右旋回用ステアリングスイッチ87が設けられている。
そして、左旋回用ステアリングスイッチ86及び右旋回用ステアリングスイッチ87にそれぞれ接続されるハーネスは、一方のフロントギアケース66に集中しないため、左右のフロントギアケース66に配設されるハーネスは細くて曲がり易く、ハーネスの取り回しが容易となる。しかも、フロントギアケース66は左右で共用できるため、同一機種及びオートブレーキ装置30のない仕様との共用度を高めることができる。
〔その他の実施形態〕
上述の実施形態では作業車両としてトラクタ1を例に説明するが、作業車両としては、トラクタの他、田植機、コンバイン、土木・建築作業装置、除雪車等、乗用型作業車両等が含まれる。
3 フロントアクスルケース
4 前輪
11 ミッションケース
14 リアアクスルケース
23 ブレーキアーム
23A ***作部(当接板)
30 オートブレーキ装置
35 油圧シリンダ(ブレーキ用油圧シリンダ)
37 シリンダブラケット
39 シリンダチューブ
39C シリンダポート
41 回動支点部
42 ピストンロッド
43 油圧配管
46 弾性付勢体
65 キングピン
66 フロントギアケース
67 前車軸
68 フロントギアボックス
85 操舵検出装置
86 左旋回用ステアリングスイッチ
87 右旋回用ステアリングスイッチ

Claims (5)

  1. オートブレーキ装置を備えた作業車両であって、
    オートブレーキ装置の油圧シリンダが取付けられるシリンダブラケットは、ミッションケースに対してリアアクスルケースと共締め固定され、
    前記油圧シリンダには、前記ミッションケースに設けられた回動自在なブレーキアームの***作部を制動側に押圧可能なピストンロッドが備えられており、
    前記ブレーキアームの前記***作部は、回動支点部を中心とする前記油圧シリンダの移動範囲で前記ピストンロッドの先端と当接可能な長さを有する作業車両。
  2. 前記シリンダブラケットは、前記油圧シリンダが先に組付けられた状態で、前記ミッションケースに対して前記リアアクスルケースと共締め固定されている請求項1記載の作業車両。
  3. 前記油圧シリンダのシリンダチューブは、油圧配管が接続されるシリンダポートを有し、
    前記回動支点部は、前記シリンダブラケットに対して、前記シリンダチューブを前記シリンダポートと同心上で回動可能に支持する請求項1又は2記載の作業車両。
  4. 前記ブレーキアームを復帰付勢する弾性付勢体が設けられ、前記弾性付勢体の弾性付勢力が、前記ブレーキアームの前記***作部を介して前記ピストンロッドに戻し力として作用する構成にしてある請求項1~3のいずれか1項に記載の作業車両。
  5. フロントアクスルケースと、前記フロントアクスルケースの左右の端部に連結され、キングピンを回動自在に支持するフロントギアケースと、前記各フロントギアケースの下部に回動可能に支持され、且つ、前記キングピンに連動する前車軸を介して前輪を回動自在に支持するフロントギアボックスと、前記前輪の操舵方向と設定角の操舵を検出する操舵検出装置と、が備えられ、前記操舵検出装置は、前記両フロントギアケース内において、前記フロントギアボックスに連動して前記キングピンと同軸心周りで回動するカムと、一方の前記カムが左旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したときにオン作動する左旋回用ステアリングスイッチと、他方の前記カムが右旋回方向の設定操舵角に相当する角度以上に回動したときにオン作動する右旋回用ステアリングスイッチと、を有する請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両。
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