JP7245002B2 - 水素ガス溶解装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気分解により発生させた水素ガスを水に溶解させるための水素ガス溶解装置に関する。
近年、電気分解により発生させた水素ガスを水道水に溶解させて、水素水を生成する水素ガス溶解装置が提案されている。例えば、特許文献1には、水素ガス及び水道水をガス分離中空糸膜を介して供給し、水素水を生成する装置が開示されている。上記特許文献1では、水温に応じて水素ガスの圧力を調整すると共に、水素ガスの圧力と水道水の圧力とを同圧にすることにより、所定濃度以上の水素水を供給可能であることが記載されている。
しかしながら、用途によって求められる溶存水素濃度は様々であり、溶存水素濃度が一定の水素水を安定的に供給するという観点からは、改善の余地がある。例えば、水の電気分解によって生成される水素ガスを水に加圧して水素水を生成する装置では、電気分解によって消費される水を電解槽に補給する際に、水素ガスの圧力が変動し、水素水の溶存水素濃度が変動することがあり、さらなる改良が望まれている。
特開2016-77987号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、溶存水素濃度が一定の水素水を安定的に供給することが可能な水素ガス溶解装置を提供することを主たる目的としている。
本発明の第1発明は、電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室及び前記電気分解により水素ガスを発生させる陰極室を有する電解槽と、前記陰極室から前記水素ガスを取り出すための水素取出管と、前記陽極室から前記酸素ガスを取り出すための酸素取出管と、前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を供給するための給水管と、前記水素取出管から分岐され、端部が開放された開放配管と、前記水素取出管に接続され、該水素取出管から供給された前記水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュールと、前記給水管に設けられた第1開閉弁と、前記酸素取出管及び前記開放配管のそれぞれに設けられた第2開閉弁と、前記分岐よりも水素溶解モジュール側の前記水素取出管に設けられた第3開閉弁と、前記電解槽、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁及び前記第3開閉弁を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を流入させるときに、前記第3開閉弁を閉じた状態で前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開放する、水素ガス溶解装置である。
前記水素ガス溶解装置において、前記水素取出管には、前記第3開閉弁よりも前記陰極室側での管内の第1圧力を検出する第1圧力センサーと、前記第3開閉弁よりも前記水素溶解モジュール側での管内の第2圧力を検知する第2圧力センサーが設けられ、前記制御手段は、前記電気分解のための水を流入させた後、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を閉じて前記電気分解を開始し、その後、前記第1圧力が前記第2圧力を超えるとき、前記第3開閉弁を開く、ことが望ましい。
本発明の第2発明は、電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室及び前記電気分解により水素ガスを発生させる陰極室を有する電解槽と、前記陰極室から前記水素ガスを取り出すための水素取出管と、前記陽極室から前記酸素ガスを取り出すための酸素取出管と、前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を供給するための給水管と、前記水素取出管から分岐され、端部が開放された開放配管と、前記水素取出管に接続され、該水素取出管から供給された前記水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュールと、前記分岐よりも水素溶解モジュール側の前記水素取出管に設けられた逆止弁と、前記給水管に設けられた第1開閉弁と、前記酸素取出管及び前記開放配管のそれぞれに設けられた第2開閉弁と、前記電解槽、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を流入させるときに、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開放する、水素ガス溶解装置である。
第2発明の前記水素ガス溶解装置において、前記制御手段は、前記電気分解のための水を流入させた後、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を閉じて前記電気分解を開始する、ことが望ましい。
第1発明又は第2発明の前記水素ガス溶解装置において、前記水素溶解モジュールに前記水を供給する給水手段をさらに備え、前記給水管と前記給水手段には、同系統の水源から前記水が供給される、ことが望ましい。
第1発明又は第2発明の前記水素ガス溶解装置において、前記水素溶解モジュールは、前記給水手段から供給された前記水を通すための管体を有し、前記管体は、前記水素ガスを透過する多孔質膜によって構成されている、ことが望ましい。
第1発明又は第2発明の前記水素ガス溶解装置において、前記多孔質膜は、中空糸膜である、ことが望ましい。
本発明では、陽極室及び陰極室に水を流入させるときに、第3開閉弁は閉じた状態であるため、端部が開放された開放配管に設けられた第2開閉弁を開いても、水素溶解モジュールの内部の圧力は影響がないため安定する。したがって、溶存水素濃度が一定の水素水を安定して供給することが可能となる。
本発明の水素ガス溶解装置の一実施形態の概略構成を示す図である。 同水素ガス溶解装置の電気的構成を示すブロック図である。 同水素ガス溶解装置の電解槽及びその周辺の構成を示す図である。 同水素ガス溶解装置の動作を示すフローチャートである。 図4に続くフローチャートである。 本発明の水素ガス溶解装置の別の実施形態の電解槽及びその周辺の構成を示す図である。 電気分解によって水素ガスを生成中の同水素ガス溶解装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の水素ガス溶解装置1の概略構成を示している。なお、同図において、ハッチングが施されている領域は、水が満たされている領域である(以下、図3及び6においても同様とする)。水素ガス溶解装置1は、電解槽4と水素溶解モジュール6とを備えている。
電解槽4は、電気分解により水素ガスを発生する。水素溶解モジュール6は、電解槽4から供給された水素ガスを、水に接触させて溶解させる。これにより、簡素な構成で、血液透析や飲み水として用いられる溶存水素水を生成することが可能となる。
電解槽4の内部には、電解室40が形成されている。電解室40には、陽極給電体41と、陰極給電体42と、隔膜43とが、配されている。電解室40は、隔膜43によって、陽極給電体41側の陽極室40aと、陰極給電体42側の陰極室40bとに区切られる。
隔膜43には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系樹脂からなる固体高分子材料等が適宜用いられている。電解槽4内で効率よく電気分解を行うために、隔膜43によって電解室40が陽極室40aと陰極室40bとに区切られるのが望ましい。
陽極室40a及び陰極室40bには、電気分解のための水が供給される。陽極給電体41及び陰極給電体42に電気分解のための直流電圧が印加されると、陽極室40a及び陰極室40bで水が電気分解され、陽極室40aにて酸素ガスが発生し、陰極室40bにて水素ガスが発生する。
本実施形態では、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を供給するための給水管3をさらに備えている。電気分解のための水は、後述する酸素取出管7及び水素取出管8から供給される構成であってもよい。給水管3は、分岐部3aにおいて、給水管31及び給水管32に分岐している。給水管31は、陽極室40aに接続され、給水管32は、陰極室40bに接続されている。分岐部3aよりも上流側の給水管3には、開閉弁91(第1開閉弁)が設けられている。
水素ガス溶解装置1は、水素溶解モジュール6に水を供給する給水手段をさらに備えている。給水手段は、給水管5を含んでいる。本実施形態では、給水管3は、給水管5から分岐している。従って、給水管3及び給水管5には、同系統の水源から水が供給される。これにより、水素ガス溶解装置1の構成が簡素化される。給水管3の水源と給水管5の水源とは、別々の系統であってもよい。
陰極室40bと水素溶解モジュール6とは、後述する水素取出管8によって接続されている。陰極室40bで生成された水素ガスは、水素取出管8を介して水素溶解モジュール6に供給される。
水素溶解モジュール6は、給水管5から供給された水を通すための管体61を有している。本実施形態では、複数の管体61が水素溶解モジュール6の内部に設けられている。管体61は、水平方向に延出されている。
管体61は、水素ガスを透過する多孔質膜によって構成されている。これにより、陰極室40bから供給された水素ガスが管体61を透過して管体61の内部の水と接触し、溶解する。
本実施形態では、管体61を構成する多孔質膜には、中空糸膜が適用されている。中空糸膜は、水素ガスを透過する微小孔を無数に有する。本実施形態では、陰極室40bにて発生する水素ガスによって、管体61の外圧が高められることにより、管体61の外側の水素ガスが内側に移動し、管内の水に溶解する。容易に溶存水素水が得られる。
図2は、水素ガス溶解装置1の電気的構成を示している。水素ガス溶解装置1は、陽極給電体41、陰極給電体42等の各部の制御を司る制御手段10を備えている。
制御手段10は、例えば、各種の演算処理、情報処理等を実行するCPU(Central Processing Unit)及びCPUの動作を司るプログラム及び各種の情報を記憶するメモリ等を有している。陽極給電体41と制御手段10との間の電流供給ラインには、電流検出手段44が設けられている。電流検出手段44は、陰極給電体42と制御手段10との間の電流供給ラインに設けられていてもよい。電流検出手段44は、陽極給電体41、陰極給電体42に供給する電解電流を検出し、その値に相当する電気信号を制御手段10に出力する。
制御手段10は、例えば、電流検出手段44から出力された電気信号に基づいて、陽極給電体41及び陰極給電体42に印加する直流電圧を制御する。より具体的には、制御手段10は、ユーザー等によって設定された溶存水素濃度に応じて、電流検出手段44によって検出される電解電流が所望の値となるように、陽極給電体41及び陰極給電体42に印加する直流電圧をフィードバック制御する。例えば、電解電流が過大である場合、制御手段10は、上記電圧を減少させ、電解電流が過小である場合、制御手段10は、上記電圧を増加させる。これにより、陽極給電体41及び陰極給電体42に供給する電解電流が適切に制御される。
本実施形態の水素ガス溶解装置1は、電解槽4の陽極室40aから酸素ガスを取り出すための酸素取出管7を備えている。酸素取出管7は、電解槽4の陽極室40a側の入口7aと、水素ガス溶解装置1内で開放された出口7bとを有している。
入口7aは、電解槽4の陽極室40aの上部に配されているのが望ましい。これにより、陽極室40aで発生した水素ガスが、陽極室40a内の水圧により、入口7aから酸素取出管7に流出し易くなる。
出口7bは、酸素取出管7の先端部に設けられている。出口7bが水素ガス溶解装置1の外部で開放されるように、酸素取出管7が適宜延出されていてもよい。
水素ガス溶解装置1は、電解槽4から水素ガスを取り出すための水素取出管8を備えている。水素取出管8は、電解槽4の陰極室40bに接続された入口8aと、水素溶解モジュール6に接続された出口8bとを有している。水素取出管8によって、陰極室40bで発生した水素ガスが水素溶解モジュール6に供給される。
入口8aは、電解槽4の陰極室40bの上部に配されているのが望ましい。これにより、陰極室40bで発生した水素ガスが、陰極室40b内の水圧により、入口8aから水素取出管8に流れ込み易くなる。
出口8bは、水素溶解モジュール6の下部に接続され、開放されているのが望ましい。これにより、陰極室40bから水素取出管8に流入した比重の小さい水素ガスが、上昇して水素溶解モジュール6に流れ込み易くなる。
水素取出管8には、分岐部81aで水素取出管8から分岐され、端部81bが開放された開放配管81が接続されている。端部81bが水素ガス溶解装置1の外部で開放されるように、開放配管81が適宜延出されていてもよい。
陽極室40aに接続された酸素取出管7の出口7bの近傍には開閉弁92(第2開閉弁)が、陰極室40bに接続された水素取出管8から分岐する開放配管81の端部81bの近傍には開閉弁93(第2開閉弁)が、それぞれ設けられている。開閉弁92は、酸素取出管7内の気体を排出するために設けられている。開閉弁93は、水素取出管8内の気体を排出するために設けられている。
水素ガスを発生させるための電気分解が進行すると、電解室40の水が消費される。このとき、開閉弁91、92、93を開放すると、給水管3と酸素取出管7及び水素取出管8の内部圧力の差により、給水管3から電解室40に水が補給される。電解室40に電気分解のための水を補給する際、開閉弁93が開放されると、水素取出管8の内部圧力は低下する傾向にある。このような水素取出管8の内圧の変動は、水素溶解モジュール6にて生成される水素水の溶存水素濃度に影響を及ぼすおそれがある。すなわち、水素水の溶存水素濃度は、水素ガス溶解装置1の運転状態等に応じて変動するおそれがある。
このため、本水素ガス溶解装置1では、水素取出管8から水素溶解モジュール6に至る経路の内圧の変動を抑制するため、水素取出管8には、開閉弁98(第3開閉弁)が設けられている。
図3は、電解槽4及びその周辺部の構成を示している。電解槽4で効率よく電気分解がなされるためには、陽極室40a及び陰極室40bは常に満水状態に維持されるのが望ましい。このため、本実施形態では、電気分解に先だって、給水管3から陽極室40a及び陰極室40bに水が補給される。本実施形態では、給水管31と給水管32とが分岐部3aで連通しているので、酸素取出管7内の水位と水素取出管8内の水位とが等しくなる。
開閉弁91、92、93及び98は、例えば、電磁弁によって構成され、制御手段10によって互いに連携するように制御される。例えば、制御手段10は、開閉弁91及び93を開放することにより、給水管31から供給される水の水圧によって、水素取出管8から気体が排出され、水素取出管8の水位が上昇する。これにより、電気分解によって低下する陰極室40bから水素取出管8に至る経路の水位を、予め高めておくことが可能となる。
このとき、開放配管81に設けられた開閉弁93が開放されることにより、水素取出管8の内圧は、大気圧と同等に低下する。そこで、本水素ガス溶解装置1では、制御手段10は、開閉弁93を開放する前に開閉弁98を閉じる。すなわち、制御手段10は、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を流入させるときに、開閉弁98を閉じた状態で開閉弁91、92及び93を開放する。これにより、陽極室40a及び陰極室40bに水を流入させるときに、開閉弁98は閉じた状態であるため、端部81bが開放された開放配管81に設けられた開閉弁93を開いても、水素溶解モジュール6の内部の圧力には影響がないため安定し、水素溶解モジュール6での水素ガスの溶解は良好に継続される。したがって、溶存水素濃度が一定の水素水を安定して供給することが可能となる。
さらに、制御手段10は、開閉弁91、92、93を閉じた後、陽極給電体41及び陰極給電体42に電気分解のための直流電圧を印加して電気分解を開始する。すなわち、開閉弁91、92、93が閉じられた状態で、電解室40で電気分解が進行し、陰極室40bで水素ガスが発生する。これに伴い、開閉弁98に対して陰極室40b側の水素取出管8内の第1圧力が上昇する。そして、第1圧力が開閉弁98よりも水素溶解モジュール6側の水素取出管8内の第2圧力を超えると、制御手段10は、開閉弁98を開放する。これにより、水素取出管8にポンプ等の複雑な構成を設けることなく、第2圧力、すなわち、水素溶解モジュール6の内部の圧力(上述した水素溶解モジュール6の内部に設けられた管体61の外圧)が安定し、溶存水素濃度が一定の水素水を安定して供給することが可能となる。
本水素ガス溶解装置1では、水素取出管8には、第1圧力センサーP1及び第2圧力センサーP2が設けられている。第1圧力センサーP1は、開閉弁98よりも陰極室40b側の水素取出管8に設けられている。第1圧力センサーP1は、開閉弁98よりも陰極室40b側での管内の第1圧力を検知して、対応する電気信号を制御手段10に出力する。第2圧力センサーP2は、開閉弁98よりも水素溶解モジュール6側の水素取出管8に設けられている。第2圧力センサーP2は、開閉弁98よりも水素溶解モジュール6側での管内の第2圧力を検知して、対応する電気信号を制御手段10に出力する。
制御手段10は、第1圧力センサーP1及び第2圧力センサーP2から入力された電気信号に基づいて、上記第1圧力及び第2圧力を取得する。そして、制御手段10は、第1圧力と第2圧力とを比較して、開閉弁98を制御する。
制御手段10は、電気分解の進行により陰極室40bで水素ガスが生成され、第1圧力が第2圧力を超えるとき、開閉弁98を開く。これにより、電気分解によって生成された水素ガスが水素溶解モジュール6に供給され、溶存水素濃度の高い水素水が生成される。
上述した、制御手段10による開閉弁98の制御は、水素ガス溶解装置1の運転中は常時実行可能であり、電解室40への水の補給時に限られない。
本実施形態では、陽極室40aの上端部から上方に延びる酸素取出管7の一部及び陰極室40bの上端部から上方に延びる水素取出管8の一部まで、水位が保たれた状態で、運用可能となるように構成されている。
酸素取出管7内の水位及び水素取出管8内の水位を適切に維持するための構成として、本実施形態の水素ガス溶解装置1は、水位センサー(水位検出手段)S1,S2,S3,S4及びS5と上記開閉弁91,92及び93とを備えている。
水位センサーS1及びS2は、酸素取出管7の上下に適宜の間隔を隔てて並設されている。水位センサーS5は、水位センサーS1と水位センサーS2との間に設けられている。水位センサーS1,S2及びS5は、光学的手法又は浮力により管内の水を検出し、対応する電気信号を制御手段10に出力する。制御手段10は、水位センサーS1,S2及びS5から入力された電気信号に基づいて、酸素取出管7内の水位を知得する。
同様に、水位センサーS3及びS4は、水素取出管8の上下に適宜の間隔を隔てて並設されている。水位センサーS3及びS4は、光学的手法又は浮力により管内の水を検出し、対応する電気信号を制御手段10に出力する。制御手段10は、水位センサーS3及びS4から入力された電気信号に基づいて、水素取出管8内の水位を知得する。
水位センサーS1とS3は、同じ高さに配されている。水位センサーS2とS4は、同じ高さに配されている。水位センサーS5は、水素取出管8に設けられていてもよい。この場合、水位センサーS5は、水位センサーS3と水位センサーS4との間に設けられる。
水位センサーS4は、分岐部81aよりも下方に配される。これにより、陰極室40bに電気分解のための水を供給する際に、分岐部81aよりも水素溶解モジュール6側の水素取出管8に水が浸入することが抑制される。
制御手段10は、水位センサーS1乃至S5から入力された電気信号に基づいて、酸素取出管7内の水位及び水素取出管8内の水位を知得し、開閉弁91、92、93及び98を制御する。
図4、5は、水素ガス溶解装置1の制御手段10の動作を示している。同図は、電解槽4に水が無い初期状態からの動作を示し、#8から#17の処理は、水の消費に伴い繰り返し継続される。なお、初期状態では、開閉弁91、92、93及び98は、閉栓されている。
制御手段10は、まず初期状態から開閉弁92、93を開放し、陽極室40a及び陰極室40b内の空気を抜くための通路を確保した後(#1)、開閉弁91を開放する(#2)。これにより、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水が供給される。なお、制御手段10は、#1及び#2の処理を同時に実行してもよく、先に#2の処理を実行した後、#1の処理を実行してもよい。
開閉弁91、92、93の開放により、酸素取出管7内の水位及び水素取出管8内の水位は、同じ高さを維持しつつ上昇する。水位センサーS5から出力された電気信号によって、酸素取出管7内の水位が適正に(水位センサーS5の高さまで)上昇したことが検出されると(#3)、制御手段10は、開閉弁91を閉栓し(#4)、開閉弁92、93を閉栓する(#5)。これにより、電解槽4への水の補給が完了する。なお、制御手段10は、#4及び#5の処理を同時に実行してもよく、先に#5の処理を実行した後、#4の処理を実行してもよい。
その後、制御手段10は、開閉弁98を開放する(#6)。これにより、電解槽4から水素溶解モジュール6に至る水素ガスの通路が連通され、電気分解の準備が完了する。
制御手段10は、陽極給電体41及び陰極給電体42に電解電圧を印加し、電気分解が開始すると(#7)、陽極室40aで酸素ガスが陰極室40bで水素ガスが生成され、電解槽4の内圧が上昇する。これに伴い、水素取出管8を介して水素溶解モジュール6に水素ガスが供給され、水素溶解モジュール6の内部が加圧される。これにより、水素ガスが水素溶解モジュール6の管体61を透過して管体61の内部の水と接触し、溶解する。
電気分解の進行に伴い、酸素取出管7内の水位と水素取出管8内の水位とは、異なる高さで推移する。そして、水位センサーS1乃至S4から出力された電気信号によって水位の低下又は上昇が検出されると(#8)、制御手段10は、陽極給電体41及び陰極給電体42への電解電圧の印加を停止する(#9)。すなわち、水位センサーS1から出力された電気信号によって酸素取出管7内の水位の低下、又は、水位センサーS2から出力された電気信号によって酸素取出管7内の水位の上昇が検出されると、制御手段10は、電気分解を停止させる。また、水位センサーS3から出力された電気信号によって水素取出管8内の水位の低下、又は、水位センサーS4から出力された電気信号によって水素取出管8内の水位の上昇が検出されると、制御手段10は、電気分解を停止させる。
そして、制御手段10は、開閉弁98を閉じることにより(#10)、開閉弁98よりも水素溶解モジュール6側での管内の圧力が保持される。これにより、水素溶解モジュール6の内部の圧力が維持されるので、電気分解の停止中にあっても、水素ガスの溶解が継続される。
さらに制御手段10は、開閉弁92及び93を開放する(#11)。これにより、陽極室40a及び陰極室40bの圧力は、大気圧と同等となり、酸素取出管7内の水位と水素取出管8内の水位とが等しくなる。そして、水位センサーS5から出力された電気信号によって酸素取出管7内の水位の低下が検出されると(#12においてY)、開閉弁91を開放して水を補給し、開閉弁91を閉栓する(#13)。酸素取出管7内の水位の低下が検出されなかった場合(#12においてN)、#13はスキップされる。
さらに制御手段10は、開閉弁92及び93を閉栓し(#14)、電気分解の再開の準備が完了する。そして、制御手段10は、陽極給電体41及び陰極給電体42に電解電圧を印加し、電気分解が再開すると(#15)、#7と同様に、陽極室40aで酸素ガスが陰極室40bで水素ガスがそれぞれ生成され、電解槽4の内圧が上昇する。
電気分解の再開当初は、第1圧力<第2圧力であるが(#16においてN)、陰極室40bで水素ガスが生成されるに従い、第1圧力>第2圧力となると(#16においてY)、制御手段10は、開閉弁98を開放し(#17)、水素溶解モジュール6への水素ガスの供給を再開する。そして、#8に戻る。#8乃至#17の処理は、水素ガス溶解装置1が連続的に動作する限り、繰り返しループされる。なお、#16において第1圧力=第2圧力である場合、#17に移行し、制御手段10は、開閉弁98を開放してもよい。
本水素ガス溶解装置1では、#10の処理を実行した後#17の処理を実行するまでの間、開閉弁98が閉栓されているため、水素溶解モジュール6の内部の圧力が維持されるので、水素ガスの溶解が継続される。これにより、溶存水素濃度が一定の水素水を安定して供給することが可能となる。
制御手段10による開閉弁91,92及び93の制御によって、水素取出管8内の水位は、出口8bよりも低く保たれているのが望ましい。これにより、給水管32から供給された水が水素溶解モジュール6に流入することが防止される。
ところで、開閉弁91、92及び93が開放されたとき、給水管3から電解室40に勢いよく水が流入し、出口7b及び端部81bから流出するおそれがある。
そこで、本水素ガス溶解装置1では、給水管3において、開閉弁91と分岐部3aとの間には、給水管3を流れる水量を制限する絞り弁94(第3絞り弁)が設けられるのが望ましい。絞り弁94は、電解室40に供給された水が出口7b及び端部81bから流出することを抑制する。
本水素ガス溶解装置1では、電解室40及び水素取出管8に水が補給される際に、#10にて開閉弁98が閉栓されるため、給水管32から供給された水が水素溶解モジュール6に流入することが防止される。
また、本水素ガス溶解装置1では、酸素取出管7において、開閉弁92と出口7bとの間には、酸素取出管7を流れる水量を制限する絞り弁95(第2絞り弁)が設けられるのが望ましい。同様に、水素取出管8において、開閉弁93と端部81bとの間には、水素取出管8を流れる水量を制限する絞り弁96(第1絞り弁)が設けられるのが望ましい。絞り弁95、96は、電解室40に供給された水が出口7b及び端部81bから流出することを抑制する。なお、絞り弁94のみによって、出口7b及び端部81bからの水の流出が十分に抑制できる場合は、絞り弁95、96は、省略されていてもよい。
水素ガス溶解装置1によって生成された溶存水素水を血液透析に使用する場合、給水管5には、逆浸透膜処理装置(図示せず)によって処理された逆浸透水が供給される。そして、水素溶解モジュール6において逆浸透水に水素ガスが溶解されることにより、透析液調製用水が生成され、透析液供給装置に供給される。
以上、本発明の水素ガス溶解装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、水素ガス溶解装置1は、少なくとも、電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室40a及び電気分解により水素ガスを発生させる陰極室40bを有する電解槽4と、陰極室40bから水素ガスを取り出すための水素取出管8と、陽極室40aから酸素ガスを取り出すための酸素取出管7と、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を供給するための給水管3と、水素取出管8から分岐され、端部81bが開放された開放配管81と、水素取出管8に接続され、水素取出管8から供給された水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュール6と、給水管3に設けられた開閉弁91と、酸素取出管7に設けられた開閉弁92と開放配管81に設けられた開閉弁93と、分岐部81aよりも水素溶解モジュール6側の水素取出管8に設けられた開閉弁98と、電解槽4、開閉弁91、92、93及び98を制御する制御手段10とを備え、制御手段10は、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を流入させるときに、開閉弁98を閉じた状態で開閉弁91、92、93を開放する、ように構成されていればよい。
図6は、本発明の別の実施形態である水素ガス溶解装置1Aを示している。水素ガス溶解装置1Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述した水素ガス溶解装置1の構成が採用されうる。
水素ガス溶解装置1Aでは、水素取出管8に、図1に示される開閉弁98に替えて、逆止弁99が設けられている点で水素ガス溶解装置1とは異なっている。給水管3に開閉弁91(第1開閉弁)、酸素取出管7に開閉弁92(第2開閉弁)、開放配管81に開閉弁93(第2開閉弁)が設けられている点は、水素ガス溶解装置1と同様である。
逆止弁99は、逆止弁99よりも水素溶解モジュール6側の気体が、陰極室40b側に逆流することを防止する。すなわち、逆止弁99は、陰極室40b側の第1圧力>水素溶解モジュール6側の第2圧力のとき開いて水素取出管8を介して水素溶解モジュール6と陰極室40bとを連通させ、第1圧力<第2圧力のとき閉じて、水素ガスの逆流を防止する。
水素ガス溶解装置1Aでは、第1圧力センサーP1及び第2圧力センサーP2が不要となるため、装置の構成が簡素化される。また、制御手段10のプログラムが簡素化される。
図7は、水素ガス溶解装置1Aの動作を示している。逆止弁99は、制御手段10からの制御を受けることなく、第1圧力と第2圧力との大小関係に応じて、能動的に動作する。従って、水素ガス溶解装置1Aの動作では、図4における制御手段10による開閉弁98の制御処理である#6,#10,#16及び#17は、不要とされる。
以上、本発明の水素ガス溶解装置1Aが詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、水素ガス溶解装置1Aは、少なくとも、電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室40a及び電気分解により水素ガスを発生させる陰極室40bを有する電解槽4と、陰極室40bから水素ガスを取り出すための水素取出管8と、陽極室40aから酸素ガスを取り出すための酸素取出管7と、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を供給するための給水管3と、水素取出管8から分岐され、端部81bが開放された開放配管81と、水素取出管8に接続され、水素取出管8から供給された水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュール6と、分岐部81aよりも水素溶解モジュール6側の水素取出管8に設けられた逆止弁99と、給水管3に設けられた開閉弁91と、酸素取出管7に設けられた開閉弁92及び開放配管81に設けられた開閉弁93と、電解槽4、開閉弁91、92及び93を制御する制御手段10とを備え、制御手段10は、陽極室40a及び陰極室40bに電気分解のための水を流入させるときに、開閉弁91、92及び93を開放する、ように構成されていればよい。
1 :水素ガス溶解装置
1A :水素ガス溶解装置
3 :給水管
4 :電解槽
5 :給水管(給水手段)
6 :水素溶解モジュール
7 :酸素取出管
8 :水素取出管
81 :開放配管
81b :端部
10 :制御手段
40a :陽極室
40b :陰極室
61 :管体
91 :開閉弁(第1開閉弁)
92 :開閉弁(第2開閉弁)
93 :開閉弁(第2開閉弁)
98 :開閉弁(第3開閉弁)
99 :逆止弁
P1 :第1圧力センサー
P2 :第2圧力センサー

Claims (6)

  1. 電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室及び前記電気分解により水素ガスを発生させる陰極室を有する電解槽と、
    前記陰極室から前記水素ガスを取り出すための水素取出管と、
    前記陽極室から前記酸素ガスを取り出すための酸素取出管と、
    前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を供給するための給水管と、
    前記水素取出管から分岐され、端部が開放された開放配管と、
    前記水素取出管に接続され、該水素取出管から供給された前記水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュールと、
    前記水素溶解モジュールに前記水を供給する給水手段と、
    前記給水管に設けられた第1開閉弁と、
    前記酸素取出管及び前記開放配管のそれぞれに設けられた第2開閉弁と、
    前記分岐よりも水素溶解モジュール側の前記水素取出管に設けられた第3開閉弁と、
    前記電解槽、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁及び前記第3開閉弁を制御する制御手段とを備え、
    前記給水管と前記給水手段に同系統の水源から前記水が供給されることにより、前記陽極室、前記陰極室及び前記水素溶解モジュールに同系統の水源から前記水が供給され、
    前記制御手段は、
    前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を流入させるときに、前記第3開閉弁を閉じた状態で前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開放する、
    水素ガス溶解装置。
  2. 前記水素取出管には、前記第3開閉弁よりも前記陰極室側での管内の第1圧力を検出する第1圧力センサーと、前記第3開閉弁よりも前記水素溶解モジュール側での管内の第2圧力を検知する第2圧力センサーが設けられ、
    前記制御手段は、前記電気分解のための水を流入させた後、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を閉じて前記電気分解を開始し、その後、前記第1圧力が前記第2圧力を超えるとき、前記第3開閉弁を開く、請求項1に記載の水素ガス溶解装置。
  3. 電気分解により酸素ガスを発生させる陽極室及び前記電気分解により水素ガスを発生させる陰極室を有する電解槽と、
    前記陰極室から前記水素ガスを取り出すための水素取出管と、
    前記陽極室から前記酸素ガスを取り出すための酸素取出管と、
    前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を供給するための給水管と、
    前記水素取出管から分岐され、端部が開放された開放配管と、
    前記水素取出管に接続され、該水素取出管から供給された前記水素ガスを、水に接触させて溶解させるための水素溶解モジュールと、
    前記水素溶解モジュールに前記水を供給する給水手段と、
    前記分岐よりも水素溶解モジュール側の前記水素取出管に設けられた逆止弁と、
    前記給水管に設けられた第1開閉弁と、
    前記酸素取出管及び前記開放配管のそれぞれに設けられた第2開閉弁と、
    前記電解槽、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を制御する制御手段とを備え、
    前記給水管と前記給水手段に同系統の水源から前記水が供給されることにより、前記陽極室、前記陰極室及び前記水素溶解モジュールに同系統の水源から前記水が供給され、
    前記制御手段は、
    前記陽極室及び前記陰極室に前記電気分解のための水を流入させるときに、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を開放する、
    水素ガス溶解装置。
  4. 前記制御手段は、前記電気分解のための水を流入させた後、前記第1開閉弁及び前記第2開閉弁を閉じて前記電気分解を開始する、請求項3に記載の水素ガス溶解装置。
  5. 前記水素溶解モジュールは、前記給水手段から供給された前記水を通すための管体を有し、
    前記管体は、前記水素ガスを透過する多孔質膜によって構成されている、請求項1記載の水素ガス溶解装置。
  6. 前記多孔質膜は、中空糸膜である、請求項5記載の水素ガス溶解装置。
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