JP7242530B2 - 観察システム及び情報管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、観察システム及び情報管理方法に関する。
多くの生物関連実験において、細胞培養が行われている。細胞培養は、通常決められた手順(プロトコール)に基づいて実施されるが、培養過程で細胞に変化が生じることはしばしば起きる。そのため、細胞の状態を常に的確に把握することが細胞の品質を維持するためには重要である。そのため細胞培養を行っている作業者は、日々顕微鏡で培養している細胞を観察し、細胞の状態を確認している。このような細胞の状態を観察する作業は、ルーチン作業となっている。また、このような作業において、細胞の状態の把握を含む培養に関する各種判断等は、作業者の経験又はノウハウに基づくことが多い。細胞培養は常に行われているため、作業者が、細胞の状態を常に撮影し、画像データとして保存することはまれである。また、撮影を行ったとしても画像数が膨大となるため、それら画像を適切に整理して管理することは、作業者にとって負担が大きい。また、これら画像を印刷して実験ノートに貼付しつつ、当該実験ノートに作業者の意見等を記載することがあるが、このような記録の仕方は、作業者にとっての負担をさらに大きくする。このため、上述の培養に関する各種判断等が作業者の経験又はノウハウに基づくことにさらに拍車がかかる。
インキュベータ内で培養している細胞の状態を遠隔的に観察、記録することができる観察装置付き培養装置に係る技術が例えば日本国特開2002-85054号公報に開示されている。この装置では、培養装置内のスキャナを用いて培養装置内のシャーレの状態を記録することができる。この装置は、予め設定したスケジュールに従って連続的又は定期的に記録を行うことができる。この観察装置付き培養装置は、コロニーの数や状態等を記録することができる。
日本国特開2002-85054号公報に開示されている装置では、画像データやコロニーの数等のデータは取得可能である。一方で、作業者の判断や意見を記録することについては、考慮されていない。
本発明は、観察結果に係るユーザの見解を適切に記録できる観察システム及び情報管理方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、観察システムは、培養中の生体試料について時系列に沿って取得された複数の画像を管理する画像管理部と、ユーザの指示に基づいて前記画像と関連付けてコメント及びROIを記録するコメント管理部と、前記培養中に行われた作業の記録を管理する情報管理部と、前記時系列を示すタイムバーと、前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバーの選択時間表示と、前記時系列中の選択された時点に対応する画像を表示させる前記タイムバーの選択時間表示と、前記タイムバーに前記作業が行われたタイミングを示す作業表示と前記コメントが付されている時点を示すコメント表示を表示装置に表示させる表示制御部と備え、前記コメント管理部は、ユーザの指示に基づいて前記コメントと関連付けてさらに異なるコメント及びROIを記録し、前記情報管理部は、前記作業の記録と前記画像を関連付け、前記作業表示に基づいて選択された時点に対応する画像が表示される。
本発明の一態様によれば、情報管理方法は、観察システムの画像管理部が、培養中の生体試料について時系列に沿って取得された複数の画像を管理することと、前記観察システムのコメント管理部が、ユーザの指示に基づいて前記画像と関連付けてコメント及びROIを記録することと、前記観察システムの情報管理部が、前記培養中に行われた作業の記録を管理することと、前記観察システムの表示制御部が、前記時系列を示すタイムバーと、前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバーの選択時間表示と、前記時系列中の選択された時点に対応する画像を表示させる前記タイムバーの選択時間表示と、前記タイムバーに前記作業が行われたタイミングを示す作業表示と前記コメントが付されている時点を示すコメント表示を表示装置に表示させることと、前記コメント管理部が、ユーザの指示に基づいて前記コメントと関連付けてさらに異なるコメント及びROIを記録することと、前記情報管理部が、前記作業の記録と前記画像を関連付けることとを含み、
前記作業表示に基づいて選択された時点に対応する画像が表示される。
本発明によれば、観察結果に係るユーザの見解を適切に記録できる観察システム及び情報管理方法を提供できる。
図1は、観察システムの構成例の概要を示す図である。 図2は、観察システムの構成例の概要を示すブロック図である。 図3は、観察システムで扱われる観察データの構成例の概要を示す図である。 図4は、観察装置で行われる記録処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図5は、観察システムで行われる観察データ管理処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図6は、表示装置に表示されるメイン画面の一例の概要を示す図である。 図7は、観察システムで行われる画像選択処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図8は、観察システムで行われる画像コメント付与処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図9は、表示装置に表示されるコメント画面の一例の概要を示す図である。 図10は、表示装置に表示されるRoI設定画面の一例の概要を示す図である。 図11は、観察システムで行われるグラフ時間選択処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図12は、観察システムで行われるグラフコメント付与処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図13は、表示装置に表示されるコメント画面の一例の概要を示す図である。 図14は、観察システムで行われるコメント確認処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図15は、表示装置に表示されるコメント概要表示画面の一例の概要を示す図である。 図16は、観察システムで行われる詳細確認処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図17は、表示装置に表示されるコメント詳細画面の一例の概要を示す図である。 図18は、観察システムで行われる動画再生処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図19は、観察システムで行われる関連画像の選択の一例について説明するための図である。 図20は、観察システムで行われる画面情報送信処理の一例の概要を示すフローチャートである。 図21は、観察システムで行われるコメントリスト処理の一例の概要を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、例えば細胞といった生体試料の培養中の様子の観察に用いられる観察システムに関する。この観察システムは、例えばインキュベータ内の生体試料を撮影することができる。観察対象の細胞等は、どのような生物に由来するものでも、どのような方法で培養するものでもよい。また、この観察システムでは、撮影により得られた画像は、サーバ上に保存され、複数の端末から閲覧され得る。また、この観察システムでは、画像にテキストやRegion of Interest(RoI)等の画像に係るコメント等を付すことができる。複数の端末から、画像にコメント等を付したり、付されたコメント付きの画像を閲覧したりすることができるので、複数のユーザで画像についての情報を共有したり、意見交換を行ったりできる。
[撮影システムの構成]
本実施形態に係る観察システム1の構成例の概略を図1及び図2に示す。観察システム1は、観察装置110を備える。観察装置110は、図1に示すようにおおよそ直方体の外形を有する装置である。観察装置110の上面には、透明板111が設けられており、観察対象である生体試料190は、この透明板111の上に配置される。透明板の下には、撮影レンズ及び撮像素子等を有して透明板111側を撮影する撮像ユニット112と、撮像ユニット112を透明板111と平行な平面内で移動させる移動機構114とが配置されている。撮像ユニット112が1回の撮影で画像を取得できる範囲は狭い。移動機構114が撮像ユニット112を移動させながら撮像ユニット112が繰り返し撮影を行うことで、観察装置110は生体試料190の広い範囲の画像を取得することができる。
図2に示すように、観察装置110は、撮像ユニット112及び移動機構114を含む各部の動作を制御するための制御回路116を備える。制御回路116は、例えば1つ又は複数のCentral Processing Unit(CPU)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、又はField Programmable Gate Array(FPGA)等を含む。また、観察装置110は、撮影により得られた画像等が記録される記憶装置118を備える。また、制御回路116で用いられるプログラム、各種パラメータ等は、記憶装置118又は制御回路116の記憶領域等に記憶されている。また、観察装置110には、ユーザが観察の開始又は終了等を入力するために用いる入力装置120が設けられている。
観察装置110は、例えばインキュベータ内に配置され、インキュベータ内で培養中の生体試料190の様子を、例えば予め設定した条件で、例えば定期的或いは不定期に撮影する。観察システム1は、観察装置110に接続され、観察装置110の各種動作の制御、観察装置110が取得した画像の管理、取得した画像に基づく各種解析等を行うコントローラ130を備える。コントローラ130は、インキュベータの外部に配置される。観察装置110とコントローラ130との接続は、有線であっても無線であってもよい。コントローラ130には、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等が用いられ得る。
コントローラ130は、例えば一般的なPCであるので、図2に示すように、例えばCPUといったプロセッサ132、例えばDRAMといったメモリ134、例えばハードディスク又はフラッシュメモリ等といった記憶装置136、例えば液晶ディスプレイといった表示装置138、及び例えばキーボード、マウス、タッチパネル等といった入力装置140等を備える。
コントローラ130は、ネットワーク180に接続されている。観察システム1は、ネットワーク180を介して互いに接続された、閲覧装置160と、サーバ200とをさらに含む。図1に示すように、サーバ200は、プロセッサ202、メモリ204、記憶装置206等を含む。サーバ200には、観察装置110で取得された生体試料190の画像等が、コントローラ130を介してアップロードされ、記憶装置206に記録される。
図1には、閲覧装置160の一例としての第1のPC152と第2のPC154とが描かれている。閲覧装置160としての端末は、PCに限らずタブレット型の情報端末等でもよい。また、閲覧装置160としての端末は、いくつであってもよい。閲覧装置160は、例えばPCであるので、図2に示すように、プロセッサ162、メモリ164、記憶装置166、表示装置168、入力装置170等を含む。閲覧装置160は、サーバ200の記憶装置206に記録された生体試料190の画像等を閲覧するために用いられる。また、コントローラ130又は閲覧装置160等は、サーバ200にアクセスして、記憶装置206に記録された画像等に関するコメントを登録することができる。登録されるコメントは、テキスト及び図形等、各種の形態を含み得る。
図2に示すように、サーバ200は、プロセッサ202等によって実現される演算部210としての機能を有する。演算部210は、観察装置110によって取得された生体試料190の画像、コントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されたコメント等の情報を統合的に管理する情報管理部212としての機能を有する。また、演算部210は、画像情報を管理する画像管理部214としての機能を有する。また、演算部210は、例えば画像に基づいて行われる各種解析の結果を管理する解析結果管理部215としての機能を有する。また、演算部210は、コメント等の情報を管理するコメント管理部216としての機能を有する。また、演算部210は、例えば画像に基づく各種解析を行うデータ解析部218としての機能を有する。また、演算部210は、サーバ200にアクセスしたコントローラ130又は閲覧装置160等に表示させる画面を作成等する表示制御部220としての機能を有する。
サーバ200の記憶装置206には、演算部210で行われ各種演算に係る制御プログラム242等が記録されている。また、サーバ200の記憶装置206には、データベース244が記録されている。このデータベース244には、生体試料190に係る画像、コメント及び解析結果等を含む観察データ300が含まれる。また、データベース244には、コントローラ130又は閲覧装置160等に表示される画面に係る情報である表示データ250が含まれる。
[観察データの構成]
観察データ300は、例えば一連の観察毎に作成される。ここで、一連の観察には、観察装置110の透明板111上に配置された生体試料190について行われる複数の位置における撮影と、時間経過に伴って順次に行われる複数のタイミングで行われる撮影とが含まれる。観察データ300の構成例を図3に示す。観察データ300は、撮影情報310と、画像ファイル群330と、コメントファイル群360と、解析情報390とを含む。
撮影情報310は、観察装置110を用いて行われる複数回の撮影を含む一連の観察に関する情報を有する。撮影情報310は、容器情報311、撮影位置情報312、撮影時間情報313、コメント314、特定情報315、作業情報317等を含む。容器情報311は、観察対象である生体試料190の容器に係る情報を含む。容器は、例えば、シャーレ、各種サイズの培養フラスコ、各種ウェル数を有するマルチウェルディッシュ等であり得る。撮影位置情報312は、移動機構114によって移動させられる撮像ユニット112の撮影時の位置といった撮影位置に係る情報を含む。生体試料190の広い範囲の画像を取得するためには、複数の撮影位置で撮影が行われる。撮影時間情報313は、例えば定期的になど間隔をあけて繰り返される撮像ユニット112によって行われる撮影の開始時刻といった撮影時間に係る情報を含む。撮影のタイミングは、任意に設定され得る。コメント314は、例えばコントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されるコメントに係る情報を含む。コメント314は、例えば、登録されたコメントのうち撮影情報310に関係するコメント内容、後述するコメントファイルのうち撮影情報310に関係するコメントファイルを特定する情報等を含み得る。特定情報315は、撮影位置(例えば図3のp1,p2,…,pn)と撮影時間(例えば図3のt1,t2,…,tn)との関係によって特定される1回の撮影を示す情報(例えば図3のI11,I12,…,Inm)を含む。作業情報317は、一連の観察中に行われる生体試料190に関する培地交換、継代作業、試薬を添加する作業等といった各種作業内容に関する情報を含む。作業情報317において、各作業に関する情報は、その作業が行われた時間と関連付けられている。
画像ファイル群330は、撮像ユニット112によって行われる撮影毎に作成される複数の画像ファイル331を含む。各々の画像ファイル331は、ID341、画像データ342、サムネイル画像データ343、特定情報344、撮影位置345、撮影時間346、撮影条件347、コメント348等を含む。ID341は、画像ファイル331毎に付されるID情報を含む。画像データ342は、撮像ユニット112によって取得された画像データを含む。サムネイル画像データ343は、画像データ342に基づいて作成された、サムネイル画像のデータを含む。サムネイル画像データ343は、例えばコントローラ130又は閲覧装置160等によって表示される表示画面に含まれる撮影画像の一覧表示等に用いられ得る。特定情報344は、撮影情報310に含まれる特定情報315によって管理されている、当該画像データ342が取得された際の撮影を示す情報(Inm等)を含む。この情報と、撮影情報310に含まれる特定情報315とを用いれば、当該画像データ342が取得された際の撮影位置と撮影時間とを特定できる。撮影位置345は、当該画像データ342が取得された際の撮影位置の情報を含む。撮影時間346は、当該画像データ342が取得された際の撮影時間の情報を含む。特定情報344と、撮影位置345及び撮影時間346とは、最終的に得られる情報が共通するので、一方のみが画像ファイル331に記録されても、両方が記録されてもよい。両方記録されていれば、用途に応じて便利な方を使用することができる。撮影条件347は、当該画像データ342が取得された際の撮像ユニット112の設定など撮影条件の情報を含む。撮影条件347は、例えば、撮影レンズの焦点距離、合焦位置、絞り、露光時間、照明条件、フィルタ条件等の情報を含む。コメント348は、例えばコントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されるコメントに係る情報を含む。コメント348は、例えば、登録されたコメントのうち画像ファイル331に関係するコメント内容、後述するコメントファイルのうち画像ファイル331に関係するコメントファイルを特定する情報等を含み得る。
コメントファイル群360は、コントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されるコメントに係る複数のコメントファイル361を含む。各々のコメントファイル361は、ID371、コメント種類372、コメントデータ373、RoIデータ374、コメントユーザ375、コメント時間376、特定情報377、撮影位置378、撮影時間379等を含む。ID371は、コメントファイル361毎に付されるID情報を含む。コメント種類372は、後述するように、画像について登録されたコメントであるか、解析結果を示すグラフについて登録されたコメントであるか、タイムバーについて登録されたコメントであるか、コメントに対するリプライとして登録されたコメントであるか等といった情報を含む。コメントデータ373は、コントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されたコメントの例えばテキスト情報を含む。RoIデータ374は、コントローラ130又は閲覧装置160等によって登録された例えばRoI等といった図形、文字、それらの位置及び大きさ等に係る情報を含む。コメントユーザ375は、コメントを登録したユーザを特定する情報を含む。ユーザを特定する情報は、例えばコメントを登録するコントローラ130又は閲覧装置160等の操作時に認証されるログイン情報等に基づき得る。コメント時間376は、コントローラ130又は閲覧装置160等によってコメントが登録された日時情報等を含む。特定情報377は、撮影情報310に含まれる特定情報315によって管理されている、コメントが付された画像データ342が取得された際の撮影を示す情報(Inm等)を含み得る。この情報と、撮影情報310に含まれる特定情報315とを用いれば、当該画像データ342が取得された際の撮影位置と撮影時間とを特定できる。また、特定情報377は、撮影情報310に含まれる特定情報315によって管理されている、グラフやタイムバーにおいてコメントが付された撮影時間(tm等)を示す情報を含み得る。撮影位置378は、コメントが付された画像データ342が取得された際の撮影位置の情報を含む。撮影時間379は、コメントが付された撮影時間の情報を含む。
解析情報390は、画像データ342等に基づいて行われた解析結果に係る情報を含む。解析情報390は、細胞数・密度情報391と、コロニーサイズ・位置情報394と、コメント397とを含む。細胞数・密度情報391は、例えば生体試料190の容器のウェル毎に、また撮影時間毎に、画像データ342に基づいて求められた細胞数と密度との情報を含む。また、細胞数・密度情報391は、細胞数及び密度を求める際に使用された画像を示す特定情報を含む。また、コロニーサイズ・位置情報394は、撮影位置及び撮影時間毎に、すなわち画像データ342毎に求められる当該画像に含まれるコロニーのサイズ、コロニーの位置等の情報を含む。コメント397は、例えばコントローラ130又は閲覧装置160等によって登録されるコメントに係る情報を含む。
[観察装置の動作]
観察装置110の動作について説明する。観察装置110は、例えばコントローラ130を用いてユーザによって予め設定されたスケジュールに従って、繰り返し生体試料190の撮影を行う。繰り返し撮影が行われる期間は、例えば数日から数週間又は数か月であってもよい。各撮影タイミングにおいて、生体試料190のどの位置の撮影を行うかについても、例えばコントローラ130を用いてユーザによって予め設定される。また、長期にわたって生体試料190の撮影が行われるとき、生体試料190について、培地交換、継代作業等の作業が行われる。これらの作業が行われるとき、ユーザは、観察装置110の入力装置120、又は、コントローラ130を用いて、作業を行う旨の情報を入力する。
観察装置110で行われる記録処理に係る動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。ステップS101において、観察装置110の制御回路116は、撮影を行うタイミングであるか否かを判定する。例えば予め定められたスケジュールに基づいて、撮影を行うタイミングであるか否かが判定される。また、観察装置110の入力装置120又はコントローラ130を介して入力され得るユーザの撮影指示に基づいて、撮影を行うタイミングであると判定されてもよい。撮影を行うタイミングであるとき、処理はステップS102に進む。このとき、撮像ユニット112を用いた生体試料190の撮影が行われる。すなわち、ステップS102において、制御回路116は、移動機構114に指令して、撮像ユニット112を撮影位置に移動させる。ステップS103において、制御回路116は、撮影位置に移動した撮像ユニット112に指令して、撮影動作を行わせる。制御回路116は、撮影により得られた画像に各種処理を施し、観察装置110の記憶装置118に記録させる。ステップS104において、制御回路116は、予め設定された撮影範囲内の撮影が全て完了したか否かを判定する。撮影が全て完了していないとき、処理はステップS102に戻る。すなわち、撮像ユニット112の移動、撮影動作、撮影結果の記録が、設定された撮影位置の全てで終わるまで繰り返し実行される。ステップS104において、撮影が全て完了したと判定されたとき、処理はステップS107に進む。
ステップS101で撮影を行うタイミングでないと判定されたとき、処理はステップS105に進む。ステップS105において、制御回路116は、作業履歴を記録するか否かを判定する。例えば、生体試料190の培地交換、継代作業等が行われ、観察装置110の入力装置120等が操作されたとき、作業履歴を記録すると判定される。作業履歴を記録するとき、処理はステップS106に進む。ステップS106において、制御回路116は、作業履歴を記憶装置118に記録させる。この作業履歴は、サーバ200に記録される観察データ300の、作業時間と作業内容とを含む作業情報317の元データとなる。その後、処理はステップS107に進む。ステップS105において、作業履歴を記録しないと判定されたとき、処理はステップS107に進む。
ステップS107において、制御回路116は、スケジュールされた一連の撮影が終了したか否かを判定する。一連の撮影が終了していないと判定されたとき、処理はステップS101に戻る。すなわち、スケジュールされた撮影が終わるまで、撮影タイミングになれば撮影とその結果の記録が行われ、作業履歴を記録する旨の指示が入力されたとき作業履歴が記憶装置118に記録される。撮影タイミングでも作業履歴を記録するときでもないとき、上述の処理が繰り返される。
ステップS107において、スケジュールされた一連の撮影が終了したと判定されたとき、当該処理は終了する。
観察装置110の記憶装置118に記録された撮影画像、作業履歴等に係るデータは、コントローラ130によって読み出され、必要な処理が行われた後、ネットワーク180を介して、サーバ200の記憶装置206に観察データ300として記録される。すなわち、画像データ342を含み必要な情報が付加された画像ファイル331が作成される。このような画像ファイルが複数集まることで画像ファイル群330が生成される。また、撮影のスケジュールの情報、作業履歴等に基づいて、撮影情報310が生成される。撮影情報310、画像ファイル群330等の作成は、コントローラ130で行われてもよいし、サーバ200の演算部210で行われてもよい。
さらに、画像ファイル群330に含まれる画像データ342に基づいて、各種解析が行われる。その結果、細胞数・密度情報391と、コロニーサイズ・位置情報394とを含む解析情報390が作成される。これらの解析は、コントローラ130で行われてもよいし、サーバ200の演算部210で行われてもよい。作成された解析情報390も、観察データ300の一部として記録される。
[観察データの管理]
サーバ200の記憶装置206にデータベース244として記録された観察データ300の閲覧及びコメントの登録などの観察データ300の管理について説明する。図5は、サーバ200の演算部210によって行われる観察データ管理処理の概略を示すフローチャートである。これらの処理は、ユーザがコントローラ130又は閲覧装置160といった端末を用いてサーバ200にアクセスし、当該端末からサーバ200へと行われる指示に対して、サーバ200が応答することで行われる。
ステップS201において、演算部210は、サーバ200にアクセスしているコントローラ130又は閲覧装置160といった端末に対してメイン画面の情報を送信し、当該端末の表示装置にメイン画面を表示させる。メイン画面の情報を受信したコントローラ130又は閲覧装置160といった端末は、その表示装置にメイン画面を表示する。また、端末は、例えばマウスといった入力装置によって、当該メイン画面上において、ユーザが選択した点を受け付ける。端末は、ユーザが選択したメイン画面上の点に係る情報をサーバ200に送信する。サーバ200の演算部210は、端末から取得したユーザが選択した点に基づいて、各種処理を行う。
メイン画面500の一例を図6に示す。メイン画面500は、画像表示エリア510と、試料情報表示エリア530と、作業情報表示エリア540と、タイムバー550と、動画操作アイコン560と、解析結果表示エリア570とを含む。
画像表示エリア510には、例えば観察装置110で取得された画像のサムネイル画像511が一覧表示される。例えば、一覧表示される各サムネイル画像は、異なる撮影位置で得られた画像であり、各サムネイル画像は、同一とみなせる撮影時間に取得された画像のサムネイル画像であり得る。後述するタイムバー550を操作することなどによって、指定された撮影時間が変更されたとき、画像表示エリア510に表示される画像も変更され得る。また、特定の画像が選択されたとき、選択された画像が画像表示エリア510に大きく表示される。
また、複数あるサムネイル画像のうち何れかがユーザによって選択されたとき、選択された画像は、強調表示523が施される。強調表示523は、例えば、後述する試料情報表示エリア530に表示された撮影位置534が選択されることでも、該当する撮影位置に対応するサムネイル画像に対して付され得る。
また、画像表示エリア510に表示された複数のサムネイル画像が示す画像のうち、コメントが付与された画像が存在するとき、該当する画像のサムネイル画像511には、コメント有アイコン524が重畳表示される。また、画像表示エリア510には、新たなコメントを付与するときにユーザが選択するコメント付与アイコン525が配置されている。
試料情報表示エリア530には、生体試料190の容器の種類を示す容器表示531が含まれる。図6の例は、6ウェルディッシュにおいて観察が行われた場合を示している。この容器表示531は、観察データ300の撮影情報310に含まれる容器情報311に基づく。容器がマルチウェルディッシュの場合等には、試料情報表示エリア530には、ウェル表示532が含まれ得る。図6に示す例では、6ウェルディッシュの模式図がウェル表示532として表示されることで、6ウェルディッシュが用いられたことが示されている。さらに、ウェル表示532は、現在選択されているウェルの表示を他のウェルの表示と異ならせることで、現在選択されているウェルを示す。図6に示す例では、ウェル表示532は、破線で表すことで、右下のウェルが選択されていることを示す。
試料情報表示エリア530は、容器マップ533を含む。容器マップ533は、現在選択されているウェル等における撮影位置534を示す。図6に示す例では、6ウェルディッシュの右下のウェルにおいて設定された複数の撮影位置534を示す。撮影位置534は、撮影情報310に含まれる撮影位置情報312に基づいて表示される。複数ある撮影位置534の何れかが選択されたとき、選択された撮影位置に該当する画像表示エリア510のサムネイル画像は、選択画像として強調表示523が施される。
また、容器マップ533には、画像に基づく解析結果として得られたコロニーの位置及びコロニーのサイズが、図として模式的に示される。このコロニーの位置及びコロニーのサイズの表示は、解析情報390に含まれるコロニーサイズ・位置情報394に基づく。
作業情報表示エリア540は、作業情報の一覧を表示する。この一覧は、撮影情報310に含まれる作業情報317に基づいて表示される。表示される作業情報には、培地交換情報541、継代作業情報542等が含まれる。各情報について、例えば作業が行われた日時の情報、当該作業に要した時間等が表示される。
タイムバー550は、一連の観察スケジュールをバー形式で表示する。タイムバー550は、左から右に向けて時系列を示す。タイムバー550には、現在選択されている時間を示す選択時間表示553が含まれる。現在選択されている時間は、画像表示エリア510に表示されているサムネイル画像511に対応する画像が撮影された撮影時間に対応する。例えばユーザは、タイムバー550上の点を選択することで、時間を選択することができる。ユーザによって時間が選択されたとき、選択された時間は選択時間表示553によって示される。また、選択された時間に該当する撮影時間に得られた画像に係るサムネイル画像が、画像表示エリア510に表示される。
タイムバー550には、作業情報が表示される。例えば、タイムバー550には、培地交換のタイミングを示す培地交換表示551、継代作業のタイミングを示す継代作業表示552が付される。試薬添加等のタイミングを示す試薬添加表示等が付されてもよい。培地交換表示551、継代作業表示552、試薬添加表示等は、撮影情報310の作業情報317に基づいて表示される。さらに、タイムバー550には、コメントが付されている時点を示すコメント表示554が付される。コメント表示554は、撮影情報310のコメント314に基づいて表示される。
動画操作アイコン560は、ユーザが画像表示エリア510に表示された画像を変更する際に用いられるアイコンを含む。動画操作アイコン560は、再生アイコン561、最古画像選択アイコン562、最新画像選択アイコン563、過去選択アイコン564、未来選択アイコン565等を含む。再生アイコン561が選択されたとき、画像表示エリア510に表示された画像は、現在選択されている時点から開始して時系列順に順次画像が表示されるタイムラプス動画の再生が行われる。最古画像選択アイコン562が選択されたとき、一連の画像のうち、最古に取得された画像が選択され、画像表示エリア510に表示される。最新画像選択アイコン563が選択されたとき、一連の画像のうち、最新に取得された画像が選択され、画像表示エリア510に表示される。過去選択アイコン564が選択されたとき、現在選択されている画像よりも過去の画像が順次選択され、画像表示エリア510に順次表示される。未来選択アイコン565が選択されたとき、現在選択されている画像よりも未来の画像が順次選択され、画像表示エリア510に順次表示される。その時々に選択されている時刻に応じて、タイムバー550の選択時間表示553は移動する。
解析結果表示エリア570は、解析情報390の細胞数・密度情報391に含まれる情報をグラフ形式で表示する。このグラフには、細胞密度571が示されている。また、グラフ中には、現在選択されている時間を示す選択時間表示573が含まれている。選択時間表示573が示す時間は、タイムバー550の選択時間表示553に対応する。また、解析結果表示エリア570には、グラフにコメントが付与されているとき、コメントが付与されている時間を示す位置にコメント有アイコン574が表示される。また、解析結果表示エリア570には、新たなコメントを付与するときにユーザが選択するコメント付与アイコン575が配置されている。なお、グラフには、細胞密度に代えて、又は、細胞密度と共に、細胞数が示されてもよい。
また、メイン画面500は、後述するシェアアイコン582と、コメントリストアイコン584と、ログアウトアイコン586とを含む。
図5に戻って観察データ管理処理の説明を続ける。ステップS202において、演算部210は、ユーザによって画像が選択されたか否かを判定する。例えば、画像表示エリア510内のサムネイル画像の何れかがユーザによって選択されたとき、画像が選択されたと判定される。画像が選択されていないとき、処理はステップS204に進む。一方、画像が選択されたとき、処理はステップS203に進む。ステップS203において、演算部210は、画像選択処理を行う。
画像選択処理について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS301において、演算部210は、画像が選択された際のクリックの種類はシングルクリックであったかダブルクリックであったかを判定する。シングルクリックであったとき、処理はステップS302に進む。ステップS302において、演算部210は、例えば図6に示すように、選択された画像に強調表示523が施された画面を表示装置に表示させる。その後、処理はステップS304に進む。
ステップS301において、ダブルクリックがされたと判定されたとき、処理はステップS303に進む。ステップS303において、演算部210は、選択された画像の大画像を例えば画像表示エリア510いっぱいに表示させる。その後、処理はステップS304に進む。
ステップS304の処理を実行するときには、何れかの画像が選択されており、その画像が強調表示523又は大きく表示されている場合である。ステップS304において、演算部210は、画像表示エリア510のコメント付与アイコン525が選択されたか否かを判定する。コメント付与アイコン525が選択されていないとき、処理はステップS306に進む。コメント付与アイコン525が選択されたとき、処理はステップS305に進む。ステップS305において、演算部210は、画像にコメントを付与する画像コメント付与処理を行う。その後、処理はステップS306に進む。
ステップS306において、演算部210は、コメント付与アイコン525以外の位置がクリックされるなど、画像選択処理を終了して処理が観察データ管理処理に戻るべきか否かを判定する。観察データ管理処理に戻らないとき、処理はステップS304に戻り、コメント付与アイコン525の選択を待つ。一方、観察データ管理処理に戻るときには、画像選択処理を終了して、処理は観察データ管理処理に戻る。
コメント付与アイコン525が選択されたときにステップS305で行われる画像コメント付与処理について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS401において、演算部210は、表示装置に画像にコメントを付与するためのコメント画面を表示させる。コメント画面の一例を図9に示す。図9に示すように、コメント画面610は、コメント欄611と、OKアイコン612と、RoI設定アイコン613とを含む。また、コメント画面610には、現在操作を行っているユーザ、すなわち、画像コメントを登録しようとしているユーザの名前又はIDなどユーザを特定する情報がユーザ名表示欄618に表示される。ユーザの名前又はIDなどの情報は、サーバ200にアクセスするときに行われるユーザ認証等によってサーバ200が取得する。また、コメント画面610には、ユーザがコメントを付与しようとする日時、すなわち現在の日時が日時表示欄619に表示される。
ステップS402において、演算部210は、コメント欄611が選択されたか否かを判定する。コメント欄611が選択されていないとき、処理はステップS404に進む。一方、コメント欄611が選択されたとき、処理はステップS403に進む。ステップS403において、演算部210は、ユーザがコメント欄611に例えばテキスト情報のコメントを記載するコメント記入処理を実行する。その後、処理はステップS404に進む。ここで記入されるコメントは、ユーザが自由に入力してもよいし、定型文を選択するものであってもよいし、予め設定された記号・サイン等から選択するものであってもよい。
ステップS404において、演算部210は、RoI設定アイコン613が選択されたか否かを判定する。RoI設定アイコン613が選択されていないとき、処理はステップS407に進む。一方、RoI設定アイコン613が選択されたとき、処理はステップS405に進む。ステップS405において、演算部210は、RoI設定処理を行う。
RoI設定処理では、図10に示すようなRoI設定画面620が表示装置に表示される。RoI設定画面620は、画像表示エリア621と、RoIツール622と、OKアイコン623とを含む。画像表示エリア621には、現在選択されている画像が表示される。RoIツール622としては、例えば図10に示すように、矢印6221、円6222、四角6223、テキスト6224が用意されている。RoIツール622の矢印6221が選択された状態で、画像表示エリア621内の点が選択されたとき、図10の矢印表示6261のように、画像表示エリア621内に矢印が表示される。ユーザは、ドラッグ操作等することで、矢印表示6261の位置、向き等を変更することができる。また、RoIツール622のテキスト6224が選択された状態で、画像表示エリア621内の点が選択されたとき、図10のテキスト表示6264のように、ユーザは画像表示エリア621内に任意のテキストを記入することができる。また、RoIツール622の円6222が選択された状態で、画像表示エリア621内の点が選択されたとき、図10の円表示6262のように、画像表示エリア621内にRoIを表す円が表示される。ユーザは、ドラッグ操作等することで、円表示6262の位置、大きさ等を変更することができる。同様に、RoIツール622の四角6223が選択された状態で、画像表示エリア621内の点が選択されたとき、画像表示エリア621内にRoIを表す四角が表示される。
ユーザは、RoIツール622を選択しながら、画像に対してRoI等を設定することができる。
ステップS406において、演算部210は、RoI設定画面620のOKアイコン623が選択されたか否かを判定する。OKアイコン623が選択されていなければ、処理はステップS405に戻り、RoI設定処理を継続する。OKアイコン623が選択されたとき、RoI設定画面620を閉じて、処理はステップS407に進む。
ステップS407において、表示装置にはコメント画面610が表示されている。ステップS407において、演算部210は、コメント画面610のOKアイコン612が選択されたか否かを判定する。OKアイコン612が選択されていないとき、処理はステップS402に戻り、コメントの記入又はRoIの設定が行われるのを待つ。一方、OKアイコン612が選択されたとき、処理はステップS408に進む。
ステップS408において、演算部210は、上述のとおり記入・設定されたテキスト・図形等を含むコメント等に基づいてコメントファイル361を作成し、観察データ300に記録する。また、ステップS409において、演算部210は、当該コメントに関する必要な情報を、該当する画像に係る画像ファイル331のコメント348に記録する。同様に、演算部210は、当該コメントに関する必要な情報を、解析結果表示エリア570に表示されるグラフの元データとなる解析情報390のコメント397に記録する。また、演算部210は、当該コメントに関する必要な情報を、タイムバー550のコメント表示554の元となる撮影情報310のコメント314に記録する。ここで記録されるコメントに関する必要な情報は、コメントの内容の全て等であってもよいし、コメントファイル361を特定するための情報などであってもよい。以上で画像コメント付与処理は終了し、処理は図7を参照して説明した画像選択処理に戻る。画像コメント付与処理が終了すると、図6に示すように、選択画像にコメント有アイコン524が表示されるようになる。
画像コメント付与処理によれば、ユーザが観察装置110を用いて得られた画像について、注目した箇所に目印をつけて記録することができるし、注目した箇所についてのユーザの意見をコメントとして付与して記録することができる。
図5に示す観察データ管理処理の説明に戻る。ステップS203の画像選択処理の後、処理はステップS204に進む。観察データ管理処理のステップS204において、演算部210は、ユーザによって解析結果表示エリア570のグラフ内の何れかの時点が選択されたか否かを判定する。グラフ内の時点が選択されていないとき、処理はステップS206に進む。一方、グラフ内の時点が選択されたとき、処理はステップS205に進む。ステップS205において、演算部210は、グラフ時間選択処理を行う。
グラフ時間選択処理について、図11に示すフローチャートを参照して説明する。ステップS501において、演算部210は、メイン画面500の解析結果表示エリア570のグラフに選択時間表示573を示す。
ステップS502において、演算部210は、解析結果表示エリア570のコメント付与アイコン575が選択されたか否かを判定する。コメント付与アイコン575が選択されていないとき、処理はステップS504に進む。一方、コメント付与アイコン575が選択されたとき、処理はステップS503に進む。ステップS503において、演算部210は、グラフにコメントを付与するグラフコメント付与処理を実行する。その後、処理はステップS504に進む。
ステップS504において、演算部210は、コメント付与アイコン575以外の位置がクリックされるなど、グラフ時間選択処理を終了して処理が観察データ管理処理に戻るべきか否かを判定する。観察データ管理処理に戻らないとき、処理はステップS502に戻り、コメント付与アイコン575の選択を待つ。一方、観察データ管理処理に戻るときには、グラフ時間選択処理を終了して、処理は観察データ管理処理に戻る。
コメント付与アイコン575が選択されたときにステップS503で行われるグラフコメント付与処理について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS601において、演算部210は、表示装置にグラフにコメントを付与するためのコメント画面を表示させる。コメント画面の一例を図13に示す。図13に示すように、コメント画面630は、コメント欄631と、OKアイコン632とを含む。また、コメント画面630には、現在操作を行っているユーザ、すなわち、グラフコメントを登録しようとしているユーザの名前又はIDなどユーザを特定する情報がユーザ名表示欄638に表示される。また、コメント画面630には、ユーザがコメントを付与しようとする現在の日時が日時表示欄639に表示される。
ステップS602において、演算部210は、コメント欄631が選択されたか否かを判定する。コメント欄631が選択されていないとき、処理はステップS604に進む。一方、コメント欄631が選択されたとき、処理はステップS603に進む。ステップS603において、演算部210は、ユーザがコメント欄631に例えばテキスト情報であるコメントを記載するコメント記入処理を実行する。その後、処理はステップS604に進む。
ステップS604において、演算部210は、コメント画面630のOKアイコン632が選択されたか否かを判定する。OKアイコン632が選択されていないとき、処理はステップS602に戻り、コメントの記入が行われるのを待つ。一方、OKアイコン632が選択されたとき、処理はステップS605に進む。
ステップS605において、演算部210は、上述のとおり記入・設定されたコメント等に基づいてコメントファイル361を作成し、観察データ300に記録する。また、ステップS606において、演算部210は、当該コメントに関する必要な情報を、該当する画像に係る画像ファイル331のコメント348、解析情報390のコメント397、撮影情報310のコメント314に記録する。ここで記録されるコメントに関する必要な情報は、コメントの内容の全て等であってもよいし、コメントファイル361を特定するための情報などであってもよい。以上でグラフコメント付与処理は終了し、処理は図11を参照して説明したグラフ時間選択処理に戻る。
グラフコメント付与処理によれば、ユーザが観察装置110を用いて得られた画像に基づく解析結果について、注目した時点に目印をつけて記録することができるし、注目した時点についてのユーザの意見をコメントとして付与して記録することができる。
上述の例では、グラフ中で選択された時点についてコメントが付与される例を示したが、ユーザが指定した幅を有する時間帯に対してコメントが付与されてもよい。この時間帯は、例えば作業情報317に基づいて、培地交換、継代作業等の作業と作業との間といった、作業に関連付けられた時間帯であってもよい。
図5に示す観察データ管理処理の説明に戻る。ステップS205のグラフ時間選択処理の後、処理はステップS206に進む。観察データ管理処理のステップS206において、演算部210は、ユーザによって、画像表示エリア510のコメント有アイコン524、タイムバー550のコメント表示554、又は解析結果表示エリアのコメント有アイコン574が選択されたか否かを判定する。コメントが選択されていないとき、処理はステップS208に進む。一方、コメントが選択されたとき、処理はステップS207に進む。ステップS207において、演算部210は、コメント確認処理を実行する。
コメント確認処理について図14に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS701において、演算部210は、表示装置にコメントの概要をポップアップ表示させる。この表示の一例を図15に示す。図15は、画像表示エリア510のコメント有アイコン524が選択された場合の例を示すが、タイムバー550のコメント表示554又は解析結果表示エリア570のコメント有アイコン574が選択された場合も表示される位置が異なるが同様の表示がなされる。以降、画像表示エリアのコメント有アイコン524が選択された場合の例を説明する。図15に示すように、コメント概要表示画面640は、コメント欄641と、ユーザ名表示欄648と、日時表示欄649と、リプライアイコン642と、シェアアイコン643と、詳細アイコン644とを含む。選択されたコメントを登録したユーザの情報がユーザ名表示欄648に表示され、当該コメントが登録された時間が日時表示欄649に表示される。当該コメントのテキスト情報がコメント欄641に表示される。これらの内容は、コメントファイル361等の内容に基づいて表示される。コメント概要表示画面640の文字等の色は、例えばコメントを登録したユーザによって異なるものとし、誰のコメントなのかが分かりやすいようにしてもよい。色に限らず、フォント等の違いによってユーザの差異が表現されてもよい。
ステップS702において、演算部210は、リプライアイコン642が選択されたか否かを判定する。リプライアイコン642が選択されていないとき、処理はステップS704に進む。一方、リプライアイコン642が選択されたとき、処理はステップS703に進む。ステップS703において、演算部210は、図8を参照して説明した画像コメント付与処理を実行する。すなわち、あるコメントと関連付けて、そのコメントを登録したユーザ又は異なるユーザがさらにコメントを登録することができる。追加されたコメント・RoI等の表示においては、登録ごと或いは登録したユーザ毎に例えば色が異なるように表示されるなどしてもよい。画像コメント付与処理の後、処理はステップS704に進む。
ステップS704において、演算部210は、詳細アイコン644が選択されたか否かを判定する。詳細アイコン644が選択されていないとき、処理はステップS706に進む。一方、詳細アイコン644が選択されたとき、処理はステップS705に進む。
ステップS705において、演算部210は、詳細確認処理を実行する。詳細確認処理について、図16に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS801において、演算部210は、表示装置にコメント詳細画面を表示させる。コメント詳細画面の一例を図17に示す。コメント詳細画面650は、画像表示エリア651を含む。画像表示エリア651には、現在選択されている画像が表示される。また、画像には、当該画像に付与されたRoI等が表示される。すなわち、例えば、円表示6512、矢印表示6513、テキスト表示6514等が、画像に重畳表示される。また、コメント詳細画面650は、コメント欄652と、ユーザ名表示欄658と、日時表示欄659とを含む。コメント欄652には付与されたテキスト情報の全文が表示され、ユーザ名表示欄648にはコメント・RoI等を登録したユーザの情報が表示され、日時表示欄649にはコメント・RoI等が登録された日時が表示される。さらに、コメント詳細画面650は、コメントアイコン653と、RoI設定アイコン654と、クローズアイコン655と、動画再生アイコン656とを含む。コメント詳細画面650の文字・図形等の色は、例えばコメントを登録したユーザによって異なるものとし、誰のコメント等なのかが分かりやすいようにしてもよい。色に限らず、フォント等の違いによってユーザの差異が表現されてもよい。
ステップS802において、演算部210は、コメントアイコン653が選択されたか否かを判定する。コメントアイコン653が選択されていないとき、処理はステップS804に進む。一方、コメントアイコン653が選択されたとき、処理はステップS803に進む。ステップS803において、演算部210は、ユーザが新たに表示されたコメント欄にコメントを記載するコメント記入処理を実行する。その後、処理はステップS804に進む。
ステップS804において、演算部210は、RoI設定アイコン654が選択されたか否かを判定する。RoI設定アイコン654が選択されていないとき、処理はステップS807に進む。一方、RoI設定アイコン654が選択されたとき、処理はステップS805に進む。ステップS805において、演算部210は、図10を参照して説明した処理と同様のRoI設定画面620を用いたRoI設定処理を行う。ステップS806において、演算部210は、RoI設定画面620のOKアイコン623が選択されたか否かを判定する。OKアイコン623が選択されていなければ、処理はステップS805に戻り、RoI設定処理を継続する。OKアイコン623が選択されたとき、RoI設定画面620を閉じて、処理はステップS807に進む。
ステップS807において、演算部210は、動画再生アイコン656が選択されたか否かを判定する。動画再生アイコン656が選択されていないとき、処理はステップS809に進む。一方、動画再生アイコン656が選択されたとき、処理はステップS808に進む。ステップS808において、演算部210は、現在選択されているコメントが付された画像と関連する画像を撮影順に順次表示する動画再生処理を行う。
動画再生処理について図18に示すフローチャートを参照して説明する。ステップS901において、演算部210は、現在選択されているコメントが付された画像と関連する画像を選択する。
図19に時間経過に沿って撮影された複数の画像を模式的に示す。図19において1つの四角は1枚の画像を示す。上述のとおり1つの撮影位置について、設定されたタイミングに応じて複数の画像が撮影によって得られるので、時系列に沿った画像群700が存在する。一般に観察時間は長いので、画像群に含まれる画像は、多数になり得る。例えば、1時間毎に撮影が行われる場合、30日間で720枚の画像が取得されることになる。本実施形態では、これらの大量の画像の中から現在選択されている画像と関連する一連の画像を選択する。例えば、現在選択されている画像を選択画像701とする。このとき、選択画像701より前の継代作業を行った直後の画像を開始画像702として選択する。また、選択画像701より後の継代作業を行った直前の画像を終了画像703として選択する。開始画像702から終了画像703までの一連の画像を選択画像704として選択する。開始画像702及び終了画像703は、継代作業に関連するものでなく、培地交換と関連するものでもよいし、試薬添加などその他の作業に関連するものでもよいし、その他観察と関連する何れかの基準で選択されるものでもよい。また、開始画像702は、一連の観察の最初に撮られた画像であってもよい。また、終了画像703は、一連の観察の最後に撮られた最新の画像であってもよい。開始画像702及び終了画像703は、目的に応じて適宜に選択され得る。
ステップS902において、演算部210は、表示装置に、ステップS901で選択された選択画像704を時間順に順次に表示させる動画再生を行わせる。すなわち、演算部210は、表示装置にタイムラプス動画を再生させる。以上で動画再生処理は終了し、処理は詳細確認処理に戻る。詳細確認処理において、ステップS808の動画再生処理の後、処理はステップS809に進む。
ステップS809において、演算部210は、コメント詳細画面650のクローズアイコン655が選択されたか否かを判定する。クローズアイコン655が選択されていないとき、処理はステップS802に戻って上述の処理を繰り返す。一方、クローズアイコン655が選択されたとき、処理はステップS810に進む。
ステップS810において、演算部210は、演算部210は、上述のとおり記入・設定されたコメント等に基づいてコメントファイル361を作成し、観察データ300に記録する。このとき、コメントファイル361に記録されるコメント種類372には、コメントに対するリプライである旨、元のコメントを示す情報等も記録される。また、ステップS811において、演算部210は、当該コメントに関する必要な情報を、該当する画像に係る画像ファイル331のコメント348、解析情報390のコメント397、撮影情報310のコメント314等に記録する。
以上で詳細確認処理は終了し、処理は図14を参照して説明しているコメント確認処理に戻る。コメント確認処理のステップS705の詳細確認処理の後、処理はステップS706に進む。
ステップS706において、演算部210は、シェアアイコン643が選択されたか否かを判定する。シェアアイコン643が選択されていないとき、処理はステップS708に進む。一方、シェアアイコン643が選択されたとき、処理はステップS707に進む。ステップS707において、演算部210は、画面情報送信処理を行う。画面情報送信処理は、現在表示されている画面と同じ画面を他のユーザに見てもらうため、他のユーザに当該画面に関する情報を送信する処理である。画面情報送信処理について、図20に示すフローチャートを参照して説明する。
演算部210は、URLによって表示画面を特定することができるように構成されている。ステップS1001において、演算部210は、現在表示されている画面を特定するURLを作成する。ステップS1002において、演算部210は、画面を共有すべき相手をユーザの指示に基づいて選択する。ステップS1003において、演算部210は、ユーザが操作している端末に、電子メールソフトウェアを起動させ、電子メールの送信画面を立ち上げさせる。ステップS1004において、演算部210は、送信メールの宛先にステップS1002で選択した共有者の電子メールアドレスを貼付する。ステップS1005において、演算部210は、送信メールの内容にステップS1001で作成したURLを貼付する。
ユーザは、作成された電子メールに適宜に文章等を追加し、電子メールソフトウェアを用いて電子メールを共有者宛に送信する。この電子メールを受信した共有者は、電子メールに記載されたURLを選択することで、当該電子メールの送信者が閲覧を希望した画面を見ることができる。以上で画面情報送信処理は終了し、処理はコメント確認処理に戻る。
ここでは、電子メールを用いて閲覧画面の情報を共有する方法を一例として示したが、電子メールを用いなくてもよい。例えば、ウェブブラウザ、又は専用の情報共有アプリケーション等を用いて閲覧すべき画面を共有してもよい。
図14に示すコメント確認処理について説明を続ける。ステップS707の画面情報送信処理の後、処理はステップS708に進む。
ステップS708において、演算部210は、例えばユーザがコメント概要表示画面640以外の領域をクリックする等によって行われる、コメント確認処理の完了を指示を行ったか否かを判定する。コメント確認処理の完了が指示されていないとき、処理はステップS702に戻り、上述の処理を繰り返す。一方、コメント確認処理の完了が指示されたとき、コメント確認処理は終了し、処理は図5を参照して説明している観察データ管理処理に戻る。
図5に戻って観察データ管理処理の説明を続ける。ステップS207のコメント確認処理の後、処理はステップS208に進む。ステップS208において、演算部210は、動画操作アイコン560の再生アイコン561が選択される等、動画再生が選択されたか否かを判定する。動画再生が選択されていないとき、処理はステップS210に進む。一方、動画再生が選択されたとき、処理はステップS209に進む。
ステップS209において、演算部210は、図18を参照して説明した動画再生処理を行う。すなわち、現在選択されている時点と関連する画像が選択され、選択された画像がタイムラプス動画として再生される。例えば図6に示すように画像表示エリア510に複数のサムネイル画像が並べて表示されているとき、それぞれのサムネイル画像がタイムラプス動画として順次切り替わっていく表示がなされる。動画再生処理の後、処理はステップS210に進む。
ステップS210において、演算部210は、タイムバー550で時間が選択されたか否かを判定する。時間が選択されていないとき、処理はステップS212に進む。一方、時間が選択されたとき、処理はステップS211に進む。
ステップS211において、演算部210は、選択された時間に応じて画像表示エリア510に表示された画像を更新する。すなわち、選択された時間に取得された画像を画像表示エリア510に表示させる。その後、処理はステップS212に進む。
ステップS212において、演算部210は、メイン画面500内のシェアアイコン582が選択されたか否かを判定する。シェアアイコン582が選択されていないとき、処理はステップS214に進む。一方、シェアアイコン582が選択されたとき、処理はステップS213に進む。
ステップS213において、演算部210は、図20を参照して説明した画面情報送信処理を行う。すなわち、演算部210は、現在表示されている画面を表すURLを、ユーザが選択した共有者宛に例えば電子メール等で送信することに係る処理を行う。画面情報送信処理の後、処理はステップS214に進む。
ステップS214において、演算部210は、メイン画面500のコメントリストアイコン584が選択されたか否かを判定する。コメントリストアイコン584が選択されていないとき、処理はステップS216に進む。一方、コメントリストアイコン584が選択されたとき、処理はステップS215に進む。ステップS215において、演算部210は、コメントリスト処理を行う。
コメントリスト処理について、図21に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1101において、演算部210は、表示装置にコメントリストを表示させる。コメントリストは、観察データ300に含まれるコメントファイル361のコメントを一覧表示するものである。また、このコメントリストにおいて、閲覧しているユーザが既に確認しているコメントと未確認のコメントとが区別され得るように、例えば表示色又は文字色等が異なるように表示されてもよい。
ステップS1102において、演算部210は、コメントリストの中の何れかのコメントが選択されたか否かを判定する。コメントが選択されていないとき、処理はステップS1104に進む。一方、コメントが選択されたとき、処理はステップS1103に進む。ステップS1103において、演算部210は、図16を参照して説明した詳細確認処理を行う。すなわち、選択されたコメントについて、例えば図17に示したコメント詳細画面650が表示装置に表示され、コメントの詳細が閲覧されたり、コメントに関する各種処理が行われたりする。詳細確認処理の後、処理はステップS1104に進む。
ステップS1104において、演算部210は、コメント検索の指示がされたか否かを判定する。コメント検索の指示がされていないとき、処理はステップS1106に進む。一方、コメント検索の指示がされたとき、処理はステップS1105に進む。ステップS1105において、演算部210は、コメント検索処理を行う。すなわち、演算部210は、例えばユーザによって入力された、コメントに含まれるキーワード、コメントが付された画像の撮影時間、コメントを付したユーザの情報、コメントが登録された時間等に基づいて、コメントファイル群360に含まれるコメントファイル361から該当するコメントを選択する。演算部210は、該当するコメントを表示装置に一覧表示させ、ユーザによって選択されたら選択されたコメントについてコメント詳細画面650を表示させる。コメント検索処理の後、処理はステップS1106に進む。
ステップS1106において、演算部210は、コメントリスト処理を終了させて観察データ管理処理に戻るか否かを判定する。コメントリスト処理を終了しないとき、処理はステップS1102に戻り、上述の処理が繰り返される。一方、コメントリスト処理を終了する時には、処理は観察データ管理処理に戻る。
図5に示す観察データ管理処理のステップS215のコメントリスト処理の後、処理はステップS216に進む。ステップS216において、演算部210は、ログアウトアイコン586が選択されたか否かを判定する。ログアウトアイコン586が選択されていないとき、処理はステップS202に戻り、上述の処理が繰り返される。一方、ログアウトアイコン586が選択されたとき、観察データ管理処理は終了する。
[観察システムの特長]
本実施形態に係る観察システム1の特長の一部を説明する。本実施形態に係る観察システム1によれば、ユーザは、観察装置110で得られた画像、その画像に基づいて得られた解析結果等に、関心のある領域、時点、内容、判断、意見等に関するコメントを付与することができる。観察システム1によれば、これらのコメントが画像、解析結果等の事実と関連付けられて記録される。したがって、このようなコメントが適切に有意義に整理されながら記録される。また、この記録に係る手間は、ノートに記録するなどの従来の手法に比べて少ない。細胞培養は例えば数週間など長期にわたることがある。長期にわたって撮影を繰り返したり、コメントを記録したりすると、画像及びコメントは大量になる。本実施形態に係る観察システム1によれば、ユーザにとって記録する手間も、記録を整理する手間もわずかでよい。また、観察システム1によれば、画像及びコメントが整理されて表示されるので、ユーザにとって画像及びコメントの閲覧が容易である。
また、観察システム1によれば、これらのコメントを、コメントを付与したユーザ以外のユーザが閲覧することができる。このため、付与されたコメントは、多数のユーザによって容易に共有され得る。また、この際、時系列に沿って適切に整理された状態でコメントが記録されているので、培養作業を行っていないユーザにとっても、培養の過程を確認しながら、当該コメントを確認することができる。付与されたコメントが培養過程に基づいてなされたコメントであっても、コメントを付与したユーザの主観に基づくコメントであっても、他のユーザにとって内容を把握しやすい。
また、観察システム1では、ユーザは、他者が付与したコメントに関連付けてさらにコメントを付与することができるので、培養細胞に関する報告、相談、議論、指示等のコミュニケーションを円滑に行うことができる。このように、観察システム1によれば、従来口頭で交わされ記録に残りにくかったコメントが、適切に整理された形で容易に記録され得る。また、観察システム1によれば、これらのコミュニケーションは、場所・時間を同一にすることなく行われ得る。
また、観察システム1では、複数の画像が連続的に表示されるタイムラプス動画再生において、多くの蓄積された画像の中から例えばコメントなどに関連する画像のみが選択されて再生される。このため、ユーザは、培養細胞の状態をより的確に把握することができるし、不要な情報の閲覧の手間を省くことができる。
なお、上述の実施形態では、観察データ管理処理がサーバ200で行われる例を示したが、これに限らない。例えばコントローラ130はネットワークに接続されておらず、上述の一連の観察データ管理処理がコントローラ130で行われてもよい。
上述の実施形態に示した複数のデータ、処理のうち一部が無くても、他のものが追加されてもよい。例えば、観察データ300において、例えば撮影位置、撮影時間、特定情報及びコメント等は、重複して保持されている例を示したが、これらのうち一部は省略され得る。また、例えば図5に示した観察データ管理処理は、種々の処理を含む例を示したが、ここで示した処理のうち、一部の処理は削除され得るし、他の処理が追加されてもよいし、処理の順序は適宜に変更され得る。
また、上述の処理、各種判断等には、人工知能に係る技術が活用されてもよい。

Claims (16)

  1. 培養中の生体試料について時系列に沿って取得された複数の画像を管理する画像管理部と、
    ユーザの指示に基づいて前記画像と関連付けてコメント及びROIを記録するコメント管理部と、
    前記培養中に行われた作業の記録を管理する情報管理部と、
    前記時系列を示すタイムバーと、
    前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバーの選択時間表示と、
    前記時系列中の選択された時点に対応する画像を表示させる前記タイムバーの選択時間表示と、
    前記タイムバーに前記作業が行われたタイミングを示す作業表示と前記コメントが付されている時点を示すコメント表示
    を表示装置に表示させる表示制御部と
    備え、
    前記コメント管理部は、ユーザの指示に基づいて前記コメントと関連付けてさらに異なるコメント及びROIを記録し、
    前記情報管理部は、前記作業の記録と前記画像を関連付け、
    前記作業表示に基づいて選択された時点に対応する画像が表示される
    観察システム。
  2. 前記画像に基づいて得られた解析結果を管理する解析結果管理部をさらに備え、
    前記コメント管理部は、ユーザの指示に基づいて前記解析結果と関連付けてさらにコメントを記録する、
    請求項1に記載の観察システム。
  3. 前記コメント管理部は、前記画像と関連付けて記録されたコメントと、前記解析結果と関連付けて記録されたコメントとを、互いに関連付ける、請求項2に記載の観察システム。
  4. 前記コメント管理部は、前記コメントの記録を指示したユーザを特定する情報を前記コメントと関連付けて記録する、請求項1乃至のうち何れか1項に記載の観察システム。
  5. 記表示制御部は、異なるユーザの指示に基づいて記録されたコメントは異なる色で前記表示装置に表示させる、
    請求項に記載の観察システム。
  6. 記録されたコメントのうちユーザによって選択されたコメントと前記作業の記録とに基づいて前記複数の画像のうちの一部である複数の画像を選択し、選択された前記複数の画像を順次連続的に表示装置に表示させる表示制御部をさらに備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の観察システム。
  7. 前記画像管理部が管理する前記画像と、前記コメント管理部が管理する前記コメントとに、アクセス可能な複数の端末を備える、請求項1乃至のうち何れか1項に記載の観察システム。
  8. 前記複数の端末のうち一の端末である第1の端末の指示に基づいて、前記複数の端末のうち他の端末である第2の端末に、前記第1の端末が指定した前記画像及び前記コメントを特定する情報を送信する表示制御部をさらに備える、請求項7に記載の観察システム。
  9. 前記時系列を示すタイムバーと、
    前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバー上の選択時間表示と、
    前記複数の画像の中から前記選択された時点に対応する画像と
    を表示装置に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記コメント管理部は、前記選択された時点に対応する画像と関連付けて前記コメントを記録する、
    請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の観察システム。
  10. 前記画像管理部は、前記生体試料の異なる位置で撮影された複数の前記画像を管理し、
    撮影が行われた前記生体試料の異なる位置を示す容器マップと、
    前記時系列の中で同一とみなせるタイミングで前記生体試料の異なる位置で撮影された前記複数の画像と、
    前記複数の画像の中から前記容器マップ中で選択された位置に対応する画像を示す強調表示と
    を表示装置に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記コメント管理部は、前記選択された位置に対応する画像と関連付けて前記コメントを記録する、
    請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の観察システム。
  11. 前記画像管理部は、前記生体試料の異なる位置で撮影された複数の前記画像を管理し、
    前記時系列を示すタイムバーと、
    前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバー上の選択時間表示と、
    前記複数の画像の中から選択された、前記選択された時点と同一とみなせるタイミングで前記生体試料の異なる位置で撮影された前記複数の画像と、
    前記画像と関連付けて記録された前記コメントがあるとき、当該画像と関連付けて表示されるコメント有アイコンと
    を表示装置に表示させる表示制御部をさらに備える、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の観察システム。
  12. 前記時系列に沿った前記解析結果を示すグラフと、前記時系列中の選択された時点を示す選択時間表示とを表示装置に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記コメント管理部は、前記選択された時点に対応する前記解析結果と関連付けてコメントを記録する、
    請求項2又は3に記載の観察システム。
  13. 前記時系列に沿った前記解析結果を示すグラフと、前記解析結果と関連付けて記録された前記コメントがあるとき、当該解析結果と関連付けて表示されるコメント有アイコンとを表示装置に表示させる表示制御部をさらに備える、請求項2又は3に記載の観察システム。
  14. 前記表示制御部は、前記コメント有アイコンが選択されたとき、前記コメントの内容を前記表示装置に表示させる、請求項11又は13に記載の観察システム。
  15. 前記作業は、培地交換、継代培養、試薬の添加を含む、請求項1乃至1のうち何れか1項に記載の観察システム。
  16. 観察システムの画像管理部が、培養中の生体試料について時系列に沿って取得された複数の画像を管理することと、
    前記観察システムのコメント管理部が、ユーザの指示に基づいて前記画像と関連付けてコメント及びROIを記録することと、
    前記観察システムの情報管理部が、前記培養中に行われた作業の記録を管理することと、
    前記観察システムの表示制御部が、
    前記時系列を示すタイムバーと、
    前記時系列中の選択された時点を示す前記タイムバーの選択時間表示と、
    前記時系列中の選択された時点に対応する画像を表示させる前記タイムバーの選択時間表示と、
    前記タイムバーに前記作業が行われたタイミングを示す作業表示と前記コメントが付されている時点を示すコメント表示
    を表示装置に表示させることと、
    前記コメント管理部が、ユーザの指示に基づいて前記コメントと関連付けてさらに異なるコメント及びROIを記録することと、
    前記情報管理部が、前記作業の記録と前記画像を関連付けることと
    を含み、
    前記作業表示に基づいて選択された時点に対応する画像が表示される
    情報管理方法。
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