JP7240074B2 - 車両後部構造 - Google Patents

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本発明は、車両後方にスロープ装置を備える車両後部構造に関する。
車椅子に座っている乗員を乗降する際等に利用されるスロープ装置を備える車両がある(例、特許文献1)。このスロープ装置は、代表的には、車両後方に設けられており、バックドアが開かれた状態で車両後方の開口部から車外に展開されて、上記開口部と地面との間に架け渡される。
特許文献1は、回動式のスロープ装置であって、車両の前後方向にスライド可能なものを開示する。スロープ装置とバックドアのロア部(装飾パネル)とは、主ヒンジ機構によって一体に回動される下開き構造である。このスロープ装置は、以下のようにして利用される。まず、バックドアのうち、上開き式のアッパー部を開く。次に、スロープ装置とロア部とを下方に向かって回動して、スロープ装置を車外に展開する。その後、スロープ装置の可動板を引き出す。引き出された可動板の端部は地面に接触される(特許文献1の図2,図9)。
特開2013-141856号公報
上述の回動式のスロープ装置を備える車両において、スロープ装置に過度な荷重が加わった場合でも、荷重を安定して支持できることが望まれる。
例えば、スロープ装置が上述のスライド可能な構造である場合、スロープ装置の使用状態として、可動板が十分に引き出されておらず、固定板に重ね合わされた状態(以下、イレギュラー状態と呼ぶ)が考えられる。イレギュラー状態では、可動板が適切に引き出された状態(以下、レギュラー状態と呼ぶ)に比較して、スロープ長さが短く、可動板の端部が地面から離れることがある。可動板の端部を地面に接触させるためにスロープ装置を無理やり下方に押し付ける等して、想定される所定値を超える荷重がスロープ装置に加えられることが考えられる。この場合、スロープ装置が荷重を安定して支持できないことが考えられる。また、上述の押し付け等によって、想定される所定値を超える荷重が主ヒンジ機構といった回動部材に加えられて変形し、この変形によって、スロープ装置の支持状態が不安定になることも考えられる。
更に、イレギュラー状態では、バックドアのロア部における地面までの距離hがレギュラー状態における距離hよりも小さい(後述の図3参照)。そのため、ロア部の意匠面が地面に擦れる等してキズついたり、最悪の場合、割れたりすることが考えられる。上述の変形や擦れ等といった構成部材の損傷も防止できることが望まれる。
上述のレギュラー状態であっても、想定される設定値を超える荷重がスロープ装置に加えられる場合には、上述のように回動部材に過度な荷重が加えられたり、構成部材が損傷したりすることが考えられる。
そこで、本発明の目的の一つは、スロープ装置に加えられる荷重を安定して支持できる車両後部構造を提供することにある。
本発明の一態様に係る車両後部構造は、
車両の後方に設けられた開口部を開閉するバックドアと、
前記バックドアが開かれた状態で、前記開口部と地面との間に架け渡される回動式のスロープ装置とを備える車両後部構造であって、
前記バックドアは、
前記開口部の上部を開閉するアッパー部と、
前記開口部の下方を開閉する下開き式のロア部とを備え、
前記ロア部は、車外側の意匠面に突起部を備え、
前記突起部は、前記開口部と前記地面との間に架け渡された前記スロープ装置に所定値を超える荷重が加えられた際に、前記スロープ装置の後端部と共に前記地面に接触する。
上記の車両後部構造では、スロープ装置に所定値を超える荷重が加えられると、ロア部の突起部とスロープ装置の後端部とが地面に接触する。ロア部の突起部とスロープ装置の後端部との複数点で上記荷重を支持できるため、上記の車両後部構造は、スロープ装置に加えられる荷重を安定して支持できる。
また、突起部が地面に接触することで、スロープ装置等の回動部材に加えられる荷重が小さくなったり、ロア部の意匠面が地面に擦れたりすること等が防止される。そのため、上記の車両後部構造は、構成部材の損傷を効果的に抑制できる。
実施形態1に係る車両後部構造において、バックドアのアッパー部を開いた状態を示す概略斜視図である。 実施形態1に係る車両後部構造において、スロープ装置の使用状態がレギュラー状態である場合を示す概略側面図である。 実施形態1に係る車両後部構造において、スロープ装置の使用状態がイレギュラー状態である場合を示す概略側面図である。
以下、図面を参照して、本発明の車両後部構造を具体的に説明する。
図中、同一符号は同一名称物を示す。
図中の「FR」は車両の前方、「RR」は車両の後方、「UP」は車両の上方、「LWR」は車両の下方、「RH」は車両の右方、「LH」は車両の左方を示す。以下、単に、前方、後方、上方、下方、右方、左方と呼ぶことがある。
[実施形態1]
図1~図3を参照して、実施形態1に係る車両後部構造1を説明する。
図2,図3は、車両後部構造1を備える車両100において、車両後方の領域を車幅方向の左方から見た側面図である。車幅方向は、車両100の左右方向である。
(概要)
実施形態1の車両後部構造1は、バックドア2と、回動式のスロープ装置3とを備える車両100に利用される。スロープ装置3は、バックドア2が開かれた状態で回動されることで、車両100の後方の開口部101から車外に展開され、開口部101と地面Gとの間に架け渡される(図2)。スロープ装置3は、代表的には、車椅子Wに座っている乗員(図示せず)を着座状態で乗降する際等に利用される。このような車両100は、福祉車両と呼ばれている。
特に、実施形態1の車両後部構造1は、スロープ装置3の使用時に過度な荷重が加えられた場合でも、荷重を安定して支持可能な構成を備える。この構成の一つとして、バックドア2のロア部22は、車外側の意匠面20に突起部4を備える。
以下、車両100の概略、バックドア2、スロープ装置3、突起部4を順に説明する。
(車両)
本例の車両100は、ワンボックス車である。この車両100の車体の後方には、開口部101が設けられている。バックドア2は、この開口部101を開閉する。
車両100の車室のうち、バックドア2に近い後方の領域は、収容・収納空間として利用される。具体的には、不使用時のスロープ装置3(図2では二点鎖線参照)やその他の荷物等(図示せず)が収納されたり、車椅子Wに座った乗員が収容されたりする。
車室のフロア102には、車幅方向に沿ってクロスメンバが設けられている。本例では、フロア102の後端に配置されるエンドクロスメンバ103に、バックドア2のロア部22及びスロープ装置3を回動する部材(回動部23)が取り付けられる(図2)。
(バックドア)
バックドア2は、上下に分割された構造であり、アッパー部21と、ロア部22とを備える。
アッパー部21は、開口部101の上部を開閉する。本例のアッパー部21は、開口部101の大部分を開閉可能な大きさを有する上開き式のドアである(図1)。なお、アッパー部21は横開き式のドアでもよい。横開き式のドアは、片開き型、両開き型のいずれでもよい。
ロア部22は、開口部101の下部を開閉する下開き式のドアである。本例では、車体における開口部101の下端側に位置するエンドクロスメンバ103に、ロア部22の回動部23が設けられている(図2)。回動部23は、公知のヒンジ機構等を利用できる。
本例では、ロア部22にスロープ装置3の一部が固定されている。詳しくは、スロープ装置3が車外に展開された状態(以下、展開状態と呼ぶ)において、ロア部22がスロープ装置3よりも下方に位置するように、ロア部22とスロープ装置3の一部とが重ね合わされている(図2、図3)。そのため、本例の回動部23は、ロア部22とスロープ装置3とを一体に回動する。
本例では、ロア部22の車外側の意匠面20は、ロア部22が閉じられた状態において後方に向いた後端面(展開状態では下端面)と、上方を向いた上面と、後端面と上面との角部220とを有する(図2)。本例のロア部22は、角部220に突起部4を備える。
(スロープ装置)
以下、主に図2、図3を参照して、スロープ装置3を説明する。
スロープ装置3は、上述のように回動式である。本例のスロープ装置3は、上述のように回動部23によって、バックドア2のロア部22と共に回動可能に構成される。また、本例のスロープ装置3は、スライド可能な構造である。具体的には、スロープ装置3は、二段式スロープであり、固定板部31と、可動板部32とを備える。固定板部31及び可動板部32は、スロープ本体を構成する。
〈固定板部〉
本例では、固定板部31における一端側の領域(展開状態では前方領域)は、ロア部22に重ね合わされて固定される。この一端側の領域は、展開状態ではロア部22の上に位置する。
本例の固定板部31は、他端部(展開状態では後端部)に脚部36を備える。脚部36は、展開状態において、固定板部31における地面Gに対向する面(下面)から地面Gに向かって突出するように設けられる。
〈可動板部〉
可動板部32は、展開状態において、車両100の前後方向にスライド可能に設けられる。可動板部32の一端部(展開状態では前端部)は、固定板部31の上に重ね合わされて固定板部31に支持される。
可動板部32は、他端部(展開状態では後端部)に脚部35を備える。脚部35は、スロープ装置3の使用時、通常、地面Gに接触させて、地面Gに対する支持点として利用される。
その他、本例の可動板部32は、他端部に取っ手38を備える。取っ手38は、可動板部32を回動する際や引き出す際、戻す際等に利用される。
〈フラッパ〉
本例のスロープ装置3は更にフラッパ33を備える。フラッパ33は、展開状態において、車体とバックドア2のロア部22との間に生じる隙間を覆う。フラッパ33の端部に固定板部31が連結されている。本例のフラッパ33は、前後方向に移動可能であり、かつ一部が屈曲可能に設けられている。
なお、バックドア2及びスロープ装置3の回動部23やスロープ装置3のスライド構造に関する基本的な構成、材料等は、公知の構成、材料等を参照することができる。
(突起部)
突起部4は、開口部101と地面Gとの間に架け渡されたスロープ装置3に所定値を超える荷重が加えられた際に、スロープ装置3の後端部(ここでは脚部35又は36)と共に地面Gに接触するように、突出高さ、形成位置が調整されている。このような突起部4は、スロープ装置3の使用時に所定値を超える荷重が加えられた際に、スロープ装置3の後端部と共に、地面Gに対する支持点として利用される。また、このような突起部4は、スロープ装置3の使用時において、ロア部22の最下箇所を構成するといえる。なお、突起部4の突出高さは、展開状態において、ロア部22の意匠面20(ここでは上述の後端面)から最下箇所までの距離とする。
本例の突起部4の仕様は、以下の通りである。突起部4の仕様は、所定値を超える荷重が加えられた際に地面Gに接触する範囲で適宜変更可能である(後述の変形例参照)。
(1)突起部4は、車幅方向に連続する一本の突条である。また、突起部4は、ロア部22が閉じられた状態においてロア部22の上下方向に沿った大きさよりも十分に細い線条体である(図1)。
(2)突起部4における車幅方向に沿った長さは、ロア部22の車幅方向に沿った長さに実質的に等しい(図1)。
(3)突起部4は、ロア部22の上端側に設けられる(図1)。また、突起部4は、スロープ装置3の展開状態において角部220よりも下方に突出するように設けられる(図2)。
(4)突起部4は、ロア部22とは独立した部材であり、ロア部22に対して着脱可能である。
(5)突起部4は、樹脂成形体である。
次に、スロープ装置3の不使用状態と、使用状態とを順に説明する。
(不使用状態)
スロープ装置3を使用しない場合、固定板部31と可動板部32とは重ね合わされると共に、フロア102に対して起立した状態で、車室におけるバックドア2の近傍に収納される(図2の二点鎖線参照)。本例では、フラッパ33の一部が中折れ状に屈曲することで、上述の起立状態が構築される。
(使用状態)
使用状態のうち、レギュラー状態の説明は、主に図2を参照して行う。イレギュラー状態の説明は、主に図3を参照して行う。
〈レギュラー状態〉
スロープ装置3を使用する場合、まず、バックドア2のうち、アッパー部21を開く(図1)。
次に、図示しないロック機構を解除して、バックドア2のロア部22を回動可能な状態にする。
次に、ロア部22及びスロープ装置3を回動する。また、可動板部32を所定の長さに引き出す。本例では、取っ手38を掴んで、スロープ装置3の自由端(図2の二点鎖線では上端)を上方から下方に向かって倒しつつ、取っ手38を引っ張ることで可動板部32を引き出す。
スロープ装置3の後端部、ここでは引き出された可動板部32の後端部に設けられた脚部35を地面Gに接触させる。
その結果、車両後方の開口部101の下端から地面Gに向かって、フラッパ33、固定板部31、可動板部32が順に並んだスロープが設けられる。
このスロープは、地面Gに対する傾斜角度がθである。また、このスロープにおけるロア部22の意匠面20と地面Gとの間の距離はhである。傾斜角度θ,距離hは、通常、上記スロープに加えられる荷重が想定される所定値以内である場合、意匠面20が地面Gに接触しないように設定される。
〈イレギュラー状態〉
次に、可動板部32が十分に引き出されずに、固定板部31と可動板部32とが重ね合わされた状態で、スロープ装置3が利用される場合を説明する。
この場合、地面Gに対する傾斜角度θがレギュラー状態の傾斜角度θ(図2)よりも大きく(θ<θ)、距離hがレギュラー状態の距離hよりも小さく(h<h)、スロープ長さがレギュラー状態よりも短い、というスロープが構築される。このスロープでは、スロープ装置3の後端部(ここでは脚部35)が地面Gから離れることがあり、車椅子W等によってスロープ装置3を更に押し下げて、上記後端部を地面Gに接触させることが考えられる。この場合、スロープ装置3には、想定される所定値を超える荷重が加えられることが考えられる。図3の二点鎖線は、主として、上記所定値を超える荷重が加えられて、スロープ装置3が撓んだ状態を仮想的に示す。また、図3は、レギュラー状態の距離hを説明するために、実線で示す突起部4よりも上方に、突起部4の一部のみを二点鎖線で仮想的に示す。なお、図3は、図2よりもスロープ装置3を拡大して示す。
(主な作用)
実施形態1の車両後部構造1では、上述の所定値を超える荷重がスロープ装置3に加えられた際、スロープ本体が押し下げられた状態で、スロープ装置3の後端部(ここでは脚部35又は36)と共に突起部4が地面Gに接触する。そのため、上記後端部と突起部4との二点で上記荷重を支持することができる。
レギュラー状態であっても、上述の所定値を超える荷重がスロープ装置3に加えられた場合には、スロープ本体が下方に押し下げられることで、突起部4が地面Gに接触する。そのため、この場合も、スロープ装置3の後端部と突起部4との二点で上記荷重を支持することができる。
(主な効果)
実施形態1の車両後部構造1は、開口部101と地面Gとの間に架け渡されたスロープ装置3に所定値を超える荷重が加えられた際に、上記荷重を複数点で支持できる。そのため、車両後部構造1は、スロープ装置3に加えられる荷重を安定して支持できる。
また、上述の複数点での支持状態では、回動部23、スロープ本体に加えられる荷重が小さくなり易い。そのため、上述の所定値を超える荷重に起因して、回動部23やスロープ本体が変形する等も防止できる。この点からも、車両後部構造1は、スロープ装置3に加えられる荷重を安定して支持できる。
更に、ロア部22の突起部4が地面Gに接触することで、意匠面20が地面Gに擦れてキズついたり、割れたりすることが防止される。特に、イレギュラー状態や、レギュラー状態において過度の荷重が加えられた場合では、ロア部22の意匠面20における地面Gまでの距離が上述の所定値以内の荷重(適正な荷重)が作用するレギュラー状態よりも短い。しかし、これらの場合でも、突起部4が意匠面20よりも地面Gに近接して配置される。そのため、意匠面20の損傷、ひいてはロア部22の損傷が効果的に防止される。また、地面Gが局所的に盛り上がっている際に、ロア部22を不用意に回動させた場合等でも、突起部4が意匠面20よりも地面Gの***箇所に接触し易いため、意匠面20等の損傷が防止される。
更に、本例の車両後部構造1は、以下の効果も奏する。
(A)突起部4の個数が一つである。そのため、突起部4の装着、交換等が行い易い。また、部品点数が少ない。
(B)突起部4がロア部22の全幅にわたって設けられている。そのため、突起部4は、荷重の支持を良好に行える。
(C)突起部4がロア部22の上端側の角部220に設けられている。そのため、キズがつき易い角部220の損傷が防止され易い上に、意匠性に優れる。
(D)突起部4が樹脂製である。そのため、突起部4は、所定の形状に容易に成形できて、製造性に優れる上に、軽量である。
(E)ロア部22とスロープ装置3とが一体に回動される。そのため、乗員は、スロープ装置3の展開、引き出し、収納を容易に行える。また、部品点数が少ない。
本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、実施形態1に対して、以下の変形が可能である。
(変形例1)突起部4は、ロア部22と一体に成形されている。この場合、例えば、ロア部22は、局所的に肉厚に成形することが挙げられる。
(変形例2)突起部4の突出高さが、イレギュラー状態であって、所定値以内の荷重が作用する状態において、地面Gに接触する大きさである。即ち、突起部4の突出高さは距離hと同程度でもよい。この場合、突起部4は、支持点としてより確実に機能する。
(変形例3)突起部4は、ロア部22の車幅方向に離間して並ぶ複数の突起群である。
(変形例4)スロープ装置3は、固定板部に対して1枚以上の可動板部が折り畳まれる折り畳み式である。
1 車両後部構造
2 バックドア、20 意匠面、21 アッパー部、22 ロア部、23 回動部
220 角部
3 スロープ装置、31 固定板部、32 可動板部、33 フラッパ
35,36 脚部、38 取っ手
4 突起部
100 車両、101 開口部、102 フロア、103 エンドクロスメンバ
G 地面、W 車椅子

Claims (1)

  1. 車両の後方に設けられた開口部を開閉するバックドアと、
    前記バックドアが開かれた状態で、前記開口部と地面との間に架け渡される回動式のスロープ装置とを備える車両後部構造であって、
    前記バックドアは、
    前記開口部の上部を開閉するアッパー部と、
    前記開口部の下方を開閉する下開き式のロア部とを備え、
    前記ロア部は、車外側の意匠面に突起部を備え、
    前記突起部は、前記開口部と前記地面との間に架け渡された前記スロープ装置に所定値を超える荷重が加えられた際に、前記スロープ装置の後端部と共に前記地面に接触する、
    車両後部構造。
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