JP7239630B2 - エンジン - Google Patents

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Description

本願発明は、VVT装置(可変バルブタイミング装置)を備えたエンジンに関するものである。
ガソリンエンジンやディーゼルエンジンにおいて、吸気バルブや排気バルブの開閉タイミングをVVT装置によって変えることは広く行われている。VVT装置の構造や配置態様は様々であり、その例として特許文献1,2には、電動式VVT装置を備えたエンジンにおいて、タイミングチェーンを覆うチェーンカバーに、シリンダヘッドの上面よりも高くはみ出た上支持部を設けて、この上支持部にVVT装置を固定することが開示されている。
正確に述べると、チェーンカバーの上支持部は、VVT装置における本体ケースの後ろ向き突部が前側から嵌入する位置決め穴を設けて、本体ケースをチェーンカバーに正確に位置決めした状態で、本体ケースの露出部をボルトでチェーンカバーの上支持部に固定している。
他方、ヘッドカバーの前端部はチェーンカバーに上から重なっているが、チェーンカバーに上支持部を設けると、チェーンカバーにおける上支持部の上面は上向きに膨れたアーチ形状になるため、ヘッドカバーの前端部は、シリンダヘッドの上面から上向きにせり上がりつつ上向きに凹んだアーチ形状になり、これらアーチ形状の部分を上下に重ねた状態で両者がボルトで締結されている。
ヘッドカバーは、シリンダヘッドの上面とチェーンカバーの上面とに重なるが、アーチ形状での重ね合わせは形状が複雑化してシール性が悪化する問題がある。そこで、例えば特許文献3,4のように、アーチ形状を前提としてシール性を確保するための技術が提案されている。
特開2017-044075号公報 特開2017-218923号公報 特開2015-031183号公報 特開2011-127455号公報
VVT装置のスプロケットはカム軸と同心に保持する必要があり、従って、VVT装置をチェーンカバーの上支持部で位置決めすることは必要である。しかし、特許文献1,2のようにVVT装置をチェーンカバーの上支持部に固定した構造では、既述のとおり、ヘッドカバーの前端部をシリンダヘッドの上面から上向きにせり上げねばならず、すると、せり上がり部とアーチ部とをスムースに繋げるためにはアーチ状部の左右両端に平坦部が必要であり、この平坦部の分だけヘッドカバーとチェーンカバーとが幅広になってしまうおそれがある。
つまり、アーチ状部の左右幅は、他の部材との関係で詰められないため、アーチ状部の左右外側に余分に平坦部を形成して、ヘッドカバーとシリンダヘッドとチェーンカバーとを滑らかに連続させねばならず、その結果、エンジンの前部の左右幅が必要以上に拡大してしまうおそれがあった。
そして、VVT装置をチェーンカバーの上支持部で位置決めすることは必要であるが、従来は、VVT装置の位置決めの必要性からヘッドカバー等がアーチ形状になってシール性を確保し難いのであり、VVT装置の位置決めの確実性とヘッドカバーとチェーンカバーとの間のシール性の確保とを両立し難かった。
本願発明は、このような現状を改善しようとするものである。
本願発明は、
「シリンダヘッドより高い位置にカムハウジングを介して回転自在に保持されたカム軸と、
クランク軸線方向から見て前記シリンダヘッドの前側に配置されてクランク軸の回転を前記カム軸に伝達するタイミングチェーンと、
前記タイミングチェーンを覆って前記シリンダヘッドの前面に重ね固定されたチェーンカバーと、
前記カム軸を覆って前記シリンダヘッドの上面に固定されたヘッドカバーと、
前記クランク軸の回転に対する前記カム軸の回転位相を変えるVVT装置とを備えており、
前記VVT装置は、前記カム軸と同心に配置されて前記タイミングチェーンが巻き掛けられたスプロケットと、前記スプロケットを回転自在に保持する本体ケースとを備えている」
という基本構成になっている。
そして、上記基本構成において、
「前記チェーンカバーは、前記スプロケットの前側に位置した上支持部を有し、前記上支持部に、前記VVT装置における本体ケースの後ろ向き突部が前側からずれ不能に嵌入する位置決め穴を形成している一方、
前記ヘッドカバーには、前記チェーンカバーにおける上支持部の前側に位置した前壁が形成されており、前記前壁に、前記VVT装置の本体ケースにおける後ろ向き突部がクリアランスを持って嵌入するVVT取付け穴が形成されて、前記VVT装置が前記ヘッドカバーにおける前壁の前面にボルトで固定されており、
かつ、前記ヘッドカバーにおける前壁の下面は、前記チェーンカバーに設けた前向きフランジにシール材を介して密接している」
という構成が付加されている。
ヘッドカバーにおける前壁の下端面は、シリンダヘッドの上面と同一面を成した一直線に形成されているのが理想的であるが、VVT装置との干渉などがあるため、クランク軸線方向から見て多少は下向きに膨れた形状にならざるを得ない場合もある。この場合も、前壁の左右端部の下端面はシリンダヘッドの上面と同一面に設定されるため、ヘッドカバーの側壁の下端面と前壁の下端面とを滑らかに連続させて、チェーンカバーのフランジとの重合面を滑らかに変化させることができる。
本願発明では、VVT装置の本体ケースはチェーンカバーの上支持部に形成された位置決め穴に密嵌しているため、スプロケットとカム軸とが同心になるように正確に位置決めできる。従って、カム軸の位相の制御(バルブの開閉タイミングの制御)を高い精度で円滑に行える。
ヘッドカバーの前端には前壁が形成されていることから、特許文献1,2のような複雑なアーチ形状の部分は存在しておらず、前壁の左右端部の下端面はシリンダヘッドの上面と同一面に設定できるため、前壁が一直線でなくて下向きに膨れた形状であっても形状の変化は緩やかであり、従って、シール材を使用してしっかりとシールできる。
そして、アーチ形状の部分が存在しないため、ヘッドカバーでは、側壁の下端面と前壁の下端面とが滑らかに連続している。従って、ヘッドカバーの前壁とチェーンカバーの上支持部とを左右外側に張り出す必要はないのであり、これにより、エンジンの前部が幅広になることを防止できる。
そして、VVT装置の本体ケースはヘッドカバーの前壁に固定されているが、本体ケースは、前壁に設けた取付け穴にクリアランスをもって嵌入しているため、シール材の圧縮量のバラツキによってヘッドカバーの高さが多少変化しても、その変化を吸収してしっかりと固定できる。
従って、本願発明では、VVT装置を正確に位置決めすることと、高いシール性を確保しつつVVT装置をしっかりと固定することとを同時に達成できると共に、エンジンの大型化防止にも貢献できる。
(A)は実施形態の正面図、(B)は(A)のB-B視断面図である。 ヘッドカバーとチェーンカバーとを分離した正面図である。 部分平面図である。 図1の IV-IV視断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車用ガソリンエンジンに適用している。本願では方向を特定するため前後・左右の文言を使用しているが、請求項でも定義しているように、前後方向はクランク軸線方向で、左右方向はクランク軸線及びシリンダボア軸線と直交した方向である。前と後ろは、タイミングチェーンが配置されている側を前、ミッションケースが配置されている側を後ろとしている。
(1).基本構造
図1に示すように、エンジンは、シリンダブロック1とその上面に固定されたシリンダヘッド2、シリンダブロック1及びシリンダヘッド2の前面に固定されたチェーンカバー(フロントカバー)3、シリンダヘッド2の上面に重ね固定されたヘッドカバー4を備えている。
図1に点線で示すように、シリンダヘッド2よりも高い位置に、吸気弁用カム軸5と排気弁用カム軸6とが配置されている。また、図4に一部だけを示すように、ヘッドカバー4で囲われた内部にカムハウジング7が配置されており、カムハウジング7に形成した軸受け部8とその下面にボルトで重ね固定されたカムキャップ9とにより、カム軸5,6が回転自在に保持されている。
図示は省略するが、カムハウジング7は複数対の足部を有しており、足部がシリンダヘッド2の底面に容設したホス体が固定されている。前端に位置した軸受け部8及びカムキャップ9の前面は、シリンダヘッド2の前面に揃えられている。図1に示すように、チェーンカバー3の左右側部には、シリンダヘッド2及びシリンダブロック1に固定するためのボルト挿通穴10が、上下方向に飛び飛びで多数形成されている。
敢えて述べるまでもないが、シリンダヘッド2には、吸気弁の対と排気弁の対とがスライド自在に保持されており、吸気弁及び排気弁は、カム軸5,6に形成されたカム部によって直接に又はロッカアームを介して開閉される。
図2に明示するように、チェーンカバー3には、シリンダヘッド2よりも上に突出した上支持部12が形成されており、この上支持部12に、吸気弁用カム軸5と同心のVVT位置決め穴13と、排気弁用カム軸6と同心のカム角度センサ位置決め穴14とが開口している。
他方、ヘッドカバー4は下向きに開口したトレー状に形成されており、従って、図1(A)や図2に示すように、ヘッドカバー4は、シリンダヘッド2の上面に重なる左右の側壁15と、左右の側壁の後端に連続した後ろ壁(図示せず)と、左右側壁15及び天板の前端に一体に繋がった前壁16とを備えており、前壁16はチェーンカバー3の上支持部12の前面に重なっている(前壁16と上支持部12の間に隙間があってもよい。)。
ヘッドカバー4の前壁16には、チェーンカバー3の上支持部12に対応して、VVT取付け穴17が吸気弁用カム軸5と同心に開口していると共に、OCV一体型油圧VVT装置取付け穴18が排気用カム軸6と同心に空いている。そして、ヘッドカバー4の前壁16に、電動式VVT装置19とOCV一体型油圧VVT装置20とがボルト21,22で固定されている。
(2).VVT装置
図4に示すように、電動式VVT装置19は、タイミングチェーン23が巻き掛けられたスプロケット24を有するロータ25と、ロータ25の前半部が回転自在に嵌まった中継軸26と、モータで制御される可変機構部27が内蔵された本体ケース28とを備えている。
本体ケース28は、ヘッドカバー4の下向き前壁16及びチェーンカバー3の上支持部12に嵌入した後ろ向き突部(小径部)28aと、前壁16の前面に重なる露出部(大径部)28bとを有している。後ろ向き突部28aは円形であり、上支持部12のVVT位置決め穴13には密嵌して、前壁16のVVT取付け穴17には若干のクリアランスを持って嵌まっている(遊嵌している。)。他方、露出部28bは、周方向に離れた3か所においてボルト21によってヘッドカバー4の前壁16に固定されている。
ヘッドカバー4のうち上端部と側端部とには、ボルト21が螺合する雌ねじを形成するための内向きボス部29が形成されて、前壁16の下端部には、下端に位置したボルト21が螺合する雌ねじを形成するための前向きボス部30が形成されている。図1,3に示すように、本体ケース28の露出部28bの斜め上部には、ケーブルを接続するためのコネクタ受け部31を設けている。
図4に示すように、ロータ25の後半部には、吸気弁用カム軸5の前端部が駆動部32を介して吸気弁用カム軸5の前端部が嵌入して、ロータ25の前半部には既述の中継軸26が嵌入している。中継軸26は、所定の角度だけ回転するように、ロッド33を介して可変機構部27に取付けられている。
駆動部32は複数の部材からなっていて、ロータ25及び吸気弁用カム軸5と一緒に回転しつつ、中継軸26の回転操作により、駆動部32を介して吸気弁用カム軸5がロータ25に対して相対回転し得る。従って、中継軸26を介して可変機構部27によって駆動部32を操作すると、吸気弁用カム軸5がクランク軸に対して進角したり遅角したりして、吸気バルブの開閉タイミングが変化する。ロータ25の前端部は、オイルシール34を介して本体ケース28の小径部28aに回転自在に保持されている。
(2).まとめ
ヘッドカバー4の側壁15と後ろ壁とはボルト(図示せず)の群によってシリンダヘッド2の上面に固定されている。他方、ヘッドカバー4の前壁16は、図1(B)に示すように、チェーンカバー3の上支持部12から前向きに突設されたフランジ35の上面にシール材36を介して当接している。ヘッドカバー4の下面には、シール材36が充填される環状溝37を全周に亙って形成している。シール材36は、液状のものをディスペンサーで塗布してから固まらせて形成されているが、Oリング等の軟質材よりなるリング体も使用できる。
ヘッドカバー4のフランジ35は、VVT装置19を回避するように形成されているため、VVT装置19の下方部で最も低くなるように正面視で下向きに膨れた形状になっている。従って、ヘッドカバー4における前壁16の下端も、下向きに膨れた形状になっている。
そして、フランジ35の左右両端部35aはシリンダヘッド2の上面と同じ高さの平坦部になっているが、電動式VVT装置19の大部分はシリンダヘッド2よりも高い位置に配置されているため、ヘッドカバー4の前壁16がシリンダヘッド2よりも下方に膨れた量は、シリンダヘッド2からヘッドカバー4の上端までの高さ寸法に比べて遥かに小さい。従って、前壁16の下端とチェーンカバー3のフランジ35とが下向きに膨れてはいるものの、その膨れ量は従来のアーチ形状に比べて僅かであり、このため、シール材36をフランジ35に均等に当てて、高いシール性を確保できる。
また、フランジ35の左右両端部35aはシリンダヘッド2の上面2aと同じ高さになっているため、フランジ35とシリンダヘッド2とヘッドカバー4との三者の間のシール性も確保できる。また、ヘッドカバー4に前壁16が存在することにより、ヘッドカバー4の剛性が格段に向上するため、前壁16とフランジ35をボルトで固定しなくても高いシール性を確保できる(但し、ボルトで締結することは排除しない。)。
さて、チェーンカバー3の上支持部12に電動式VVT装置19を固定して、上支持部12の上面にヘッドカバー4の天板を重ねる構成であると、図1(A)に一点鎖線で示すように、ヘッドカバー4の側端部4aと上支持部12の側端部12aとをシリンダヘッド2の上面からせり上げねばならず、すると、シリンダヘッド2の側端部4aと上支持部12の側端部12aとを左右外側に張り出すことにより、それら側端部4a,12aを平坦状に形成して安定して連続したシール面を形成せねばならず、このため、エンジンの前端部が必要以上に広がってエンジンが大型化するおそれがある。
これに対して本実施形態では、ヘッドカバー4における前壁16の側端部16aの下面とフランジ35の側端部35aの上面とはシリンダヘッド2の上面と同じ高さであるため、側端部16a,35aを左右外側に張り出さなくても、側端部16a,35aを平坦に形成しつつ、前壁16とフランジ35とを下向きに膨らんだ形状に形成して、スムースに連続するシール面を形成できる。従って、エンジンの前部が必要以上に幅広になることを防止できる。
そして、電動式VVT装置19を構成する本体ケース28の小径部28aが、チェーンカバー3における上支持部12のVVT位置決め穴13によって正確に位置決めされた状態で、本体ケース28の露出部28bがヘッドカバー4の前壁16に固定されているが、本体ケース28の小径部28aは前壁16のVVT取付け穴17に遊嵌しているため、シール材36の潰し量の違いによってヘッドカバー4の高さに多少の誤差が生じても、その誤差を吸収した状態で固定できる。
従って本実施形態では、ヘッドカバー4とチェーンカバー3及びシリンダヘッド2とのシール性を確保しつつ、電動式VVT装置19を高い精度で固定することができ、かつ、エンジンの大型化も防止できる。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、位置決め穴やVVT取付け穴の大きさは、VVT装置の種類に応じて任意に設定できる。カム角度センサをヘッドカバーの天板に配置することも可能であり、この場合は、フランジはVVT装置の箇所のみで下向きに膨れた形状になる。実施形態では、排気側のVVT装置は油圧式に構成したが、排気側のVVT装置も電動式を採用して本願発明を適用することは可能である。
本願発明は、VVT装置を備えたエンジンに具体化できる。従って、産業上利用できる。
2 シリンダヘッド
3 チェーンカバー
4 ヘッドカバー
5 吸気弁用カム軸
6 排気弁用カム軸
7 カムハウジング
9 カムキャップ
12 チェーンカバーの上支持部
13 VVT位置決め穴
16 ヘッドカバーの前壁
17 VVT取付け穴
19 電動式VVT装置
21 VVT装置を締結するボルト
23 タイミングチェーン
24 スプロケット
25 ロータ
28 本体ケース
28a 後ろ向き突部(小径部)
28b 露出部(大径部)
35 フランジ
36 シール材
37 環状溝

Claims (1)

  1. シリンダヘッドより高い位置にカムハウジングを介して回転自在に保持されたカム軸と、
    クランク軸線方向から見て前記シリンダヘッドの前側に配置されてクランク軸の回転を前記カム軸に伝達するタイミングチェーンと、
    前記タイミングチェーンを覆って前記シリンダヘッドの前面に重ね固定されたチェーンカバーと、
    前記カム軸を覆って前記シリンダヘッドの上面に固定されたヘッドカバーと、
    前記クランク軸の回転に対する前記カム軸の回転位相を変えるVVT装置とを備えており、
    前記VVT装置は、前記カム軸と同心に配置されて前記タイミングチェーンが巻き掛けられたスプロケットと、前記スプロケットを回転自在に保持する本体ケースとを備えている構成であって、
    前記チェーンカバーは、前記スプロケットの前側に位置した上支持部を有し、前記上支持部に、前記VVT装置における本体ケースの後ろ向き突部が前側からずれ不能に嵌入する位置決め穴を形成している一方、
    前記ヘッドカバーには、前記チェーンカバーにおける上支持部の前側に位置した前壁が形成されており、前記前壁に、前記VVT装置の本体ケースにおける後ろ向き突部がクリアランスを持って嵌入するVVT取付け穴が形成されて、前記VVT装置が前記ヘッドカバーにおける前壁の前面にボルトで固定されており、
    かつ、前記ヘッドカバーにおける前壁の下面は、前記チェーンカバーに設けた前向きフランジにシール材を介して密接している、
    エンジン。
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