JP7237624B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成する装置および方法に関するものである。
被検体(生体)の断層画像を取得することができる放射線断層撮影装置として、PET(Positron Emission Tomography)装置およびSPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)装置が挙げられる。
PET装置は、被検体が置かれる測定空間の周囲に配列された多数の小型の放射線検出器を有する検出部を備えている。PET装置は、陽電子放出アイソトープ(RI線源)が投入された被検体内における電子・陽電子の対消滅に伴って発生するエネルギ511keVの光子対を検出部により同時計数法で検出し、この同時計数情報を収集する。そして、この収集した多数の同時計数情報に基づいて、測定空間における光子対の発生頻度の空間分布(すなわち、RI線源の空間分布)を表す断層画像を再構成することができる。このとき、PET装置により収集された同時計数情報を時系列に並べたリストデータを収集順に複数のフレームに分割し、そのリストデータのうち各フレームに含まれるデータ群を用いて画像再構成処理を行うことで、複数のフレームの断層画像からなる動態PET画像を得ることができる。このPET装置は核医学分野等で重要な役割を果たしており、これを用いて例えば生体機能や脳の高次機能の研究を行うことができる。
このようにして再構成された断層画像は、ノイズを多く含んでいるので、画像フィルタによるノイズ除去処理が必要である。ノイズ除去の為に用いられる画像フィルタとしては、ガウシアン・フィルタ(Gaussian Filter)およびガイディド・フィルタ(Guided Filter)が挙げられる。従来からガウシアン・フィルタが用いられている。これに対して、ガイディド・フィルタは、近年になって開発されたものであって、ガウシアン・フィルタと比べると画像中の濃淡の境界をよく保存することができるという特徴がある。
特許文献1および非特許文献1,2には、ガイディド・フィルタにより動態PET画像のノイズを除去する技術が記載されている。特許文献1および非特許文献1に記載された技術は、ガイディド・フィルタによるノイズ除去処理に際して、複数のフレームの断層画像からなる動態PET画像を積算して得られる画像をガイダンス画像として用いている。また、非特許文献2に記載された技術は、より適切なガイダンス画像を用いることで、より効果的なノイズ除去を可能としている。
非特許文献3には、深層ニューラルネットワーク(DNN: Deep Neural Network)の一種である畳み込みニューラルネットワーク(CNN: Convolutional Neural Network)を用いた Deep Image Prior技術(非特許文献4)によりPET画像のノイズを除去する技術が記載されている。
中国特許出願公開第103955899号明細書
Lijun Lu, et al. "DynamicPET Denoising Incorporating a Composite Image Guided Filter," IEEE NuclearScience Symposium and Medical Imaging Conference (NSS/MIC), 2014. F. Hashimoto, et al. "Denoising of Dynamic Sinogram by Image Guided Filteringfor Positron Emission Tomography," IEEE Transactionson Radiation and Plasma Medical Sciences, Vol.2, No.6, November2018. Kuang Gong, et al. "PET Image Reconstruction Using Deep Image Prior," IEEE Transactions on Medical Imaging, December 2018. Dmitry Ulyanov, et al. "DeepImage Prior," arXiv preprint arXiv:1711.10925 (2017).
特許文献1および非特許文献1~3に記載された技術によるPET画像に対するノイズ除去処理は、ガウシアン・フィルタを用いる場合と比べるとノイズ除去性能が優れている。しかし、PET画像およびSPECT画像に対して更なるノイズ除去性能の向上が望まれている。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいて高性能にノイズ除去された断層画像を作成することができる装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成するための装置であって、(1) リストデータを収集順に複数のフレームに分割し、複数のフレームそれぞれについてリストデータのうち該フレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って該フレームの第1断層画像を作成する第1画像作成部と、(2) リストデータのうち第1画像作成部において各フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像を作成する第2画像作成部と、(3) 複数のフレームそれぞれについて、畳み込みニューラルネットワークに第2断層画像を入力させて畳み込みニューラルネットワークから出力断層画像を出力させ、この出力断層画像と第1断層画像との比較に基づいて畳み込みニューラルネットワークを学習させることを繰り返して、複数の出力断層画像を生成するCNN処理部と、を備える。
本発明の画像処理装置は、複数のフレームそれぞれについて複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像をノイズ除去処理後の断層画像として選択する画像選択部を更に備えるのが好適である。この画像選択部は、複数のフレームそれぞれについて出力断層画像と第断層画像との比較に基づいて複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像を選択するのが好適である。
本発明の画像処理装置においては、第2画像作成部は、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、第1画像作成部において該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群を含むデータ群を用いるのが好適である。第2画像作成部は、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、第1画像作成部において該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群の前後のデータ群を用いるのも好適である。
本発明の放射線断層撮影システムは、被検体の断層画像を再構成するためのリストデータを収集する放射線断層撮影装置と、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成する上記の本発明の画像処理装置と、を備える。
本発明の画像処理方法は、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成するための方法であって、(1) リストデータを収集順に複数のフレームに分割し、複数のフレームそれぞれについてリストデータのうち該フレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って該フレームの第1断層画像を作成する第1画像作成ステップと、(2) リストデータのうち第1画像作成ステップにおいて各フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像を作成する第2画像作成ステップと、(3) 複数のフレームそれぞれについて、畳み込みニューラルネットワークに第2断層画像を入力させて畳み込みニューラルネットワークから出力断層画像を出力させ、この出力断層画像と第1断層画像との比較に基づいて畳み込みニューラルネットワークを学習させることを繰り返して、複数の出力断層画像を生成するCNN処理ステップと、を備える。
本発明の画像処理方法は、複数のフレームそれぞれについて複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像をノイズ除去処理後の断層画像として選択する画像選択ステップを更に備えるのが好適である。この画像選択ステップにおいて、複数のフレームそれぞれについて出力断層画像と第断層画像との比較に基づいて複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像を選択するのが好適である。
本発明の画像処理方法は、第2画像作成ステップにおいて、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、第1画像作成ステップにおいて該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群を含むデータ群を用いるのが好適である。第2画像作成ステップにおいて、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、第1画像作成ステップにおいて該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群の前後のデータ群を用いるのも好適である。
本発明によれば、放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいて高性能にノイズ除去された断層画像を作成することができる。
図1は、放射線断層撮影システム1の構成を示す図である。 図2は、CNN処理部13を説明する図である。 図3は、画像処理方法を説明するフローチャートである。 図4は、CNN処理部13の動作およびCNN処理ステップS13を説明するフローチャートである。 図5は、リストデータ、フレーム、第1断層画像Dおよび第2断層画像Sを説明する図である。 図6は、RI線源が投入された被検体における同時計数情報の取得頻度の時間変化を示すグラフである。 図7は、シミュレーション方法を説明する図である。図7(a)は数値ファントムを示す。図7(b)はサイノグラムを示す。図7(c)はノイズ付加サイノグラムを示す。図7(d)は再構成画像を示す。 図8は、シミュレーションにおいて用いた白質部(WM)および灰白質部(GM)それぞれのアクティビティの時間変化のモデルを示すグラフである。 図9は、数値ファントム画像を示す図である。 図10は、第6フレームの第1断層画像を示す図である。 図11は、図10の第1断層画像に対して比較例1のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。 図12は、図10の第1断層画像に対して比較例2のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。 図13は、図10の第1断層画像に対して本実施形態のCNN処理をして選択された出力断層画像を示す図である。 図14は、シミュレーションにおいて得られた比較例1、比較例2および本実施形態それぞれの場合の再構成画像のPSNRの時間変化を示すグラフである。 図15は、シミュレーションにおいて得られた比較例1、比較例2および本実施形態それぞれの場合の再構成画像のSSIMの時間変化を示すグラフである。 図16は、リストデータの全体を用いて作成された第2断層画像を示す図である。 図17は、第6フレームの第1断層画像を示す図である。 図18は、図17の第1断層画像に対して比較例1のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。 図19は、図17の第1断層画像に対して比較例2のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。 図20は、図17の第1断層画像に対し実施例のCNN処理をして選択された出力断層画像(n=30)を示す図である。 図21は、図17の第1断層画像に対し実施例のCNN処理をして選択された出力断層画像(n=100)を示す図である。 図22は、図17の第1断層画像に対し実施例のCNN処理をして選択された出力断層画像(n=200)を示す図である。 図23は、図17の第1断層画像に対し実施例のCNN処理をして選択された出力断層画像(n=300)を示す図である。 図24は、白質(WM)におけるTACを示す図である。 図25は、灰白質(GM)におけるTACを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。本発明は、これらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、放射線断層撮影システム1の構成を示す図である。放射線断層撮影システム1は、放射線断層撮影装置2および画像処理装置10を備える。画像処理装置10は、第1画像作成部11、第2画像作成部12、CNN処理部13、画像選択部14および記憶部15を備える。画像処理装置10として、CPU、RAM、ROMおよびハードディスクドライブ等を有するコンピュータが用いられる。また、画像処理装置10は、操作者の入力を受け付ける入力部(例えばキーボードやマウス)を備え、画像等を表示する表示部(例えば液晶ディスプレイ)を備える。
放射線断層撮影装置2は、被検体の断層画像を再構成するためのリストデータを収集する装置である。放射線断層撮影装置2として、PET装置およびSPECT装置が挙げられる。以下では、放射線断層撮影装置2がPET装置であるとして説明をする。
放射線断層撮影装置2は、被検体が置かれる測定空間の周囲に配列された多数の小型の放射線検出器を有する検出部を備えている。放射線断層撮影装置2は、陽電子放出アイソトープ(RI線源)が投入された被検体内における電子・陽電子の対消滅に伴って発生するエネルギ511keVの光子対を検出部により同時計数法で検出し、この同時計数情報を蓄積する。そして、放射線断層撮影装置2は、この蓄積した多数の同時計数情報を時系列に並べたものをリストデータとして画像処理装置10へ出力する。
リストデータは、光子対を同時計数した1対の放射線検出器の識別情報および検出時刻情報を含む。リストデータは、さらに、各放射線検出器が検出した光子のエネルギ情報、および、1対の放射線検出器の検出時間差情報をも含んでいてもよい。
画像処理装置10は、リストデータに基づいて断層画像を再構成する。リストデータに基づいて断層画像を再構成する技術としては、ML-EM(maximum likelihood expectationmaximization)法、および、これを改良したブロック反復法による逐次近似的画像再構成技術が知られている。また、ブロック反復法による逐次近似的画像再構成技術としては、OSEM(ordered subset ML-EM)法、RAMLA(row-action maximum likelihood algorithm)法およびDRAMA(dynamic RAMLA)法などが知られている。また、画像処理装置10は、畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いてノイズ除去処理後の断層画像を作成する。
第1画像作成部11は、リストデータを収集順に複数のフレーム(第1~第Mのフレーム)に分割し、複数のフレームそれぞれについて、リストデータのうち第mフレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って、第mフレームの第1断層画像Dを作成する。第1断層画像D~Dは、動態PET画像である。
第2画像作成部12は、リストデータのうち第1画像作成部11において第mフレームの第1断層画像Dを作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像Sを作成する。第2断層画像Sは静態PET画像であってよい。第2断層画像は、フレーム毎に作成されてもよいが、全フレームに対して共通に作成されてもよく、また、幾つかのフレームに対して共通に作成されてもよい。
第1画像作成部11および第2画像作成部12は、共通のものであってもよいし、別個に設けられてもよい。
CNN処理部13は、図2に示されるように、第1~第Mのフレームそれぞれについて、CNNに第2断層画像Sを入力させて、CNNから出力断層画像Oを出力させる。CNN処理部13は、この出力断層画像Oと第1断層画像Dとを比較し、その比較結果に基づいてCNNを学習させる。CNN処理部13は、この学習動作を繰り返し行い、学習の度に出力断層画像Om,nを生成する。出力断層画像Om,nは、第mフレームについて第1断層画像Dおよび第2断層画像Sを用いたCNNの(n-1)回の学習の後にCNNから出力された出力断層画像である。出力断層画像Om, は、一度も学習を行っていない状態でCNNから出力された出力断層画像である。
画像選択部14は、第1~第Mのフレームそれぞれについて、複数の出力断層画像Om,1~Om,Nのうちから何れかの出力断層画像を、ノイズ除去処理後の断層画像として選択する。好適には、画像選択部14は、出力断層画像Om,nと第2断層画像Sとの比較に基づいて、複数の出力断層画像Om,1~Om,Nのうちから何れかの出力断層画像を選択する。例えば、出力断層画像Om,nと第2断層画像Sとの間の誤差が最小となる出力断層画像を選択してもよいし、出力断層画像Om,nと第2断層画像Sとの間の誤差が閾値以下となる1または2以上の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像を選択してもよい。なお、医師や技師などが、複数の出力断層画像Om,1~Om,Nのうちから何れかの出力断層画像を選択してもよい。
記憶部15は、リストデータを記憶し、各フレームの第1断層画像Dおよび第2断層画像Sを記憶する。また、記憶部15は、各フレームの複数の出力断層画像Om,1~Om,Nを記憶し、これらのうちから選択された出力断層画像を記憶する。
図3は、画像処理方法を説明するフローチャートである。この画像処理方法は、放射線断層撮影装置2により収集されたリストデータを取得するリストデータ取得ステップS10と、第1画像作成部11が行う第1画像作成ステップS11と、第2画像作成部12が行う第2画像作成ステップS12と、CNN処理部13が行うCNN処理ステップS13と、画像選択部14が行う画像選択ステップS14と、を備える。
リストデータ取得ステップS10では、放射線断層撮影装置2により収集されたリストデータを取得する。第1画像作成ステップS11では、リストデータを収集順に複数のフレーム(第1~第Mのフレーム)に分割し、複数のフレームそれぞれについて、リストデータのうち第mフレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って、第mフレームの第1断層画像Dを作成する。第2画像作成ステップS12では、リストデータのうち第1画像作成部11において第mフレームの第1断層画像Dを作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像Sを作成する。第1画像作成ステップS11および第2画像作成ステップS12は、任意の順に行われてもよいし、並列的に行なわれてもよい。
CNN処理ステップS13では、第1~第Mのフレームそれぞれについて、CNNに第2断層画像Sを入力させて、CNNから出力断層画像Oを出力させる。この出力断層画像Oと第1断層画像Dとの比較に基づいてCNNを学習させる。そして、この学習動作を繰り返して行い、学習の度に出力断層画像Om,nを生成する。画像選択ステップS14では、第1~第Mのフレームそれぞれについて、複数の出力断層画像Om,1~Om,Nのうちから何れかの出力断層画像を、ノイズ除去処理後の断層画像として選択する。
図4は、CNN処理部13の動作およびCNN処理ステップS13を説明するフローチャートである。この例では、第1~第Mのフレームそれぞれについて、CNNをN回繰り返して学習させてN個の出力断層画像Om,1~Om,Nを保存する。出力断層画像Om,nを得る度に該出力断層画像Om,nと第2断層画像Sとを比較して、両者間の誤差が所定の閾値以下となった時点でCNN処理ステップS13を終了して、最後に得られた出力断層画像をノイズ除去処理後の断層画像としてもよい。
図5は、リストデータ、フレーム、第1断層画像Dおよび第2断層画像Sを説明する図である。この図において横軸はリストデータを収集した時間を表し、その時間軸が複数のフレームに分割されている。第mフレームの第1断層画像Dは、リストデータのうち第mフレームに含まれるデータ群を用いて再構成された断層画像である。第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、リストデータのうち第mフレームに含まれるデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成された断層画像である。
第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、第mフレームのデータ群の2倍以上のデータ数のデータ群を用いて作成されるのが好適である。第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、第mフレームのデータ群を含むデータ群を用いて作成されてもよいし、第mフレームのデータ群の前後のデータ群を用いて作成されてもよい。
図6は、RI線源が投入された被検体における同時計数情報の取得頻度の時間変化を示すグラフである。一般に、RI線源が投入された被検体内における電子・陽電子の対消滅の頻度(同時計数情報の取得頻度)は、図6に示されるように、RI線源投入直後から時間の経過とともに次第に高くなっていき、やがて或る時刻Tpでピークに達し、そのピークの後は緩やかに次第に低くなっていく。このことから、RI線源投入直後から同時計数情報の取得の頻度が高い期間においては各フレームの期間は相対的に短く設定され、その後の同時計数情報の取得の頻度が緩やかに低くなっていく期間においては各フレームの期間は相対的に長く設定される。また、RI線源投入直後から同時計数情報の取得の頻度がピークに達するまでの期間(時刻Tp以前)と、そのピークの後の期間(時刻Tp以降)とでは、断層画像が大きく相違していることが知られている。
そこで、第mフレームが図6において時刻Tp以前(血流依存領域)である場合には、第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、リストデータのうち時刻Tp以前のデータ群を用いて作成されるのが好適である。第mフレームが図6において時刻Tp以降(PETリガンド動態依存領域)である場合には、第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、リストデータのうち時刻Tp以降のデータ群を用いて作成されるのが好適である。第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、リストデータの全体を用いて作成されてもよい。
第2画像作成部12(第2画像作成ステップS12)において、第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sは、第2断層画像Sの最大画素値が第1断層画像Dの最大画素値と等しくなるよう正規化を行って作成されるのが好適である。すなわち、下記(1)式で表される正規化第2断層画像S'を用いるのが好適である。MaxDは、第mフレームの第1断層画像Dの最大画素値である。MaxSは、第mフレームの第1断層画像Dに対応する第2断層画像Sの最大画素値である。
Figure 0007237624000001
次に、シミュレーション結果について説明する。図7は、シミュレーション方法を説明する図である。先ず数値ファントム(図7(a))を用意した。この数値ファントムは、18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)を投入したサルの脳の断層画像を模擬したものである。この数値ファントムには、脳の白質部(white matter、WM)および灰白質部(gray matter、GM)が含まれている。図8は、シミュレーションにおいて用いた白質部(WM)および灰白質部(GM)それぞれのアクティビティの時間変化のモデルを示すグラフである。アクティビティの時間変化(TAC: Time-Activity Curve)は、一般に、RI線源投入直後から時間の経過とともに次第に高くなっていき、やがて或る時刻でピークに達し、そのピークの後は緩やかに次第に低くなっていく。総カウント数(同時計数情報の数)を1500万とした。
この数値ファントムに基づいて各フレームのサイノグラム(図7(b))を作成した。サイノグラムは、放射線断層撮影装置2の放射線検出器の対ごとに同時計数情報をヒストグラム化したものである。第1~第4のフレームの各期間を20秒(小計80秒)とし、第5~第8のフレームの各期間を40秒(小計160秒)とし、第9~第12のフレームの各期間を60秒(小計240秒)とし、第13~第16のフレームの各期間を180秒(小計720秒)とし、第17~第30のフレームの各期間を00秒(小計4200秒)として、全体のリストデータの収集時間を5400秒(=90分)とした。
各フレームのサイノグラムに対して、該フレームのカウント数に応じたポアソンノイズを与えて、ノイズ付加サイノグラム(図7(c))を作成した。このノイズ付加サイノグラムに基づいてML-EM法により再構成画像(図7(d))を作成した。ML-EM法における反復回数は40回であった。
図9は、数値ファントム画像を示す図である。図10は、第6フレームの第1断層画像を示す図である。図11は、図10の第1断層画像に対して比較例1のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。比較例1のノイズ除去処理は、ガウシアン・フィルタによる処理である。図12は、図10の第1断層画像に対して比較例2のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。比較例2のノイズ除去処理は、非特許文献2に記載された処理である。図13は、図10の第1断層画像に対して本実施形態のCNN処理をして選択された出力断層画像を示す図である。ここでは、リストデータの全体を用いて作成された正規化第2断層画像S'を用いた。これらの図の対比から分かるように、比較例1,2のノイズ除去処理と比べて、本実施形態のノイズ除去処理では、画像中の濃淡の境界がよく保存された上でノイズがよく除去されており、しかも、処理画像の不自然さが低減されている。
図14は、シミュレーションにおいて得られた比較例1、比較例2および本実施形態それぞれの場合の再構成画像のPSNRの時間変化を示すグラフである。PSNR(Peak Signal to Noise Ratio)は、画像の品質をデシベル(dB)で表したものであり、値が高いほど良好な画質であることを意味する。図15は、シミュレーションにおいて得られた比較例1、比較例2および本実施形態それぞれの場合の再構成画像のSSIMの時間変化を示すグラフである。SSIM(Structural Similarity Index)は、画像の輝度およびコントラストならびに構造の変化を定量化する指標であり、値が高いほど良好な画質であることを意味する。PSNRおよびSSIMの何れの指標も、比較例1,2のノイズ除去処理と比べて本実施形態のノイズ除去処理の場合の方が性能が優れていることを示している。他のフレームについても、本実施形態のノイズ除去処理の場合の方が性能が優れている。
次に、実施例について説明する。実施例では、被検体として、18F-FDGを投入したアカゲサルの脳を用いた。PET装置として、浜松ホトニクス株式会社製の動物用PET装置(SHR-38000)を用いた。トランスミッション計測を30分間に亘って行い、また、エミッション計測を90分間に亘って行って、トランスミッション計測結果に基づいてエミッション計測結果に対して吸収補正を行った。リストデータを第1~第30のフレームに分割した。各フレームの再構成画像をDRAMA法により作成した。
図16は、リストデータの全体を用いて作成された第2断層画像を示す図である。図17は、第6フレームの第1断層画像を示す図である。図18は、図17の第1断層画像に対して比較例1のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。図19は、図17の第1断層画像に対して比較例2のノイズ除去処理をして得られた画像を示す図である。図20~図23は、図17の第1断層画像に対し実施例のCNN処理をして選択された出力断層画像を示す図である。図20は、n=30の場合の出力断層画像を示す。図21は、n=100の場合の出力断層画像を示す。図22は、n=200の場合の出力断層画像を示す。図23は、n=300の場合の出力断層画像を示す。
この実施例からも、比較例1,2のノイズ除去処理と比べて本実施例のノイズ除去処理の場合の方が性能が優れていることが分かる。また、本実施例の出力断層画像を示す図20~図23のうち図22の出力断層画像(n=100)が、最も自然な画像であり、図16の第2断層画像との誤差が近い。すなわち、学習回数nを適切に選択することで、より自然な出力断層画像を取得することが可能であることが分かる。
図24は、白質(WM)におけるTACを示す図である。図25は、灰白質(GM)におけるTACを示す図である。白質および灰白質の何れにおいても、比較例1,2のノイズ除去処理と比べて本実施例のノイズ除去処理の場合の方が、TACが時間的に緩やかに変化している。このことからも、本実施形態のノイズ除去処理の場合の方が性能が優れていることが分かる。このTACを用いることで統計解析やモデル解析を行うことができ、TACの時間的変動が大きいと定量値に大きな誤差が生じる場合がある。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、放射線断層撮影装置2は、上記の実施形態ではPET装置であるとしたが、SPECT装置であってもよい。
1…放射線断層撮影システム、2…放射線断層撮影装置、10…画像処理装置、11…第1画像作成部、12…第2画像作成部、13…CNN処理部、14…画像選択部、15…記憶部。

Claims (11)

  1. 放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成するための装置であって、
    前記リストデータを収集順に複数のフレームに分割し、前記複数のフレームそれぞれについて前記リストデータのうち該フレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って該フレームの第1断層画像を作成する第1画像作成部と、
    前記リストデータのうち前記第1画像作成部において各フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像を作成する第2画像作成部と、
    前記複数のフレームそれぞれについて、畳み込みニューラルネットワークに前記第2断層画像を入力させて前記畳み込みニューラルネットワークから出力断層画像を出力させ、この出力断層画像と前記第1断層画像との比較に基づいて前記畳み込みニューラルネットワークを学習させることを繰り返して、複数の出力断層画像を生成するCNN処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記複数のフレームそれぞれについて前記複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像をノイズ除去処理後の断層画像として選択する画像選択部を更に備える、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像選択部は、前記複数のフレームそれぞれについて前記出力断層画像と前記第断層画像との比較に基づいて前記複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像を選択する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2画像作成部は、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、前記第1画像作成部において該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群を含むデータ群を用いる、
    請求項1~3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2画像作成部は、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、前記第1画像作成部において該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群の前後のデータ群を用いる、
    請求項1~4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 被検体の断層画像を再構成するためのリストデータを収集する放射線断層撮影装置と、
    前記放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成する請求項1~5の何れか1項に記載の画像処理装置と、
    を備える放射線断層撮影システム。
  7. 放射線断層撮影装置により収集されたリストデータに基づいてノイズ除去処理後の断層画像を作成するための方法であって、
    前記リストデータを収集順に複数のフレームに分割し、前記複数のフレームそれぞれについて前記リストデータのうち該フレームに含まれるデータ群を用いて再構成処理を行って該フレームの第1断層画像を作成する第1画像作成ステップと、
    前記リストデータのうち前記第1画像作成ステップにおいて各フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群より多いデータ数のデータ群を用いて再構成処理を行って第2断層画像を作成する第2画像作成ステップと、
    前記複数のフレームそれぞれについて、畳み込みニューラルネットワークに前記第2断層画像を入力させて前記畳み込みニューラルネットワークから出力断層画像を出力させ、この出力断層画像と前記第1断層画像との比較に基づいて前記畳み込みニューラルネットワークを学習させることを繰り返して、複数の出力断層画像を生成するCNN処理ステップと、
    を備える画像処理方法。
  8. 前記複数のフレームそれぞれについて前記複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像をノイズ除去処理後の断層画像として選択する画像選択ステップを更に備える、
    請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記画像選択ステップにおいて、前記複数のフレームそれぞれについて前記出力断層画像と前記第断層画像との比較に基づいて前記複数の出力断層画像のうちから何れかの出力断層画像を選択する、
    請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記第2画像作成ステップにおいて、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、前記第1画像作成ステップにおいて該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群を含むデータ群を用いる、
    請求項7~9の何れか1項に記載の画像処理方法。
  11. 前記第2画像作成ステップにおいて、各フレームの第1断層画像に対応する第2断層画像を作成する際に、前記第1画像作成ステップにおいて該フレームの第1断層画像を作成する際に用いたデータ群の前後のデータ群を用いる、
    請求項7~10の何れか1項に記載の画像処理方法。
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