JP7236754B2 - 美顔支援システム、美顔支援方法、及び美顔支援プログラム - Google Patents

美顔支援システム、美顔支援方法、及び美顔支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、美顔支援システム、美顔支援方法、及び美顔支援プログラムに関する。
従来、例えば使用者の顔面に物理的な刺激を与えて、使用者の頬を鍛錬する美顔器具が知られている(特許文献1参照)。美顔器具はEMS(Electrical Muscle Stimulation)等と称される電気的な刺激を生成して低周波シグナルを筋肉に直接与えて筋肉を収縮・弛緩させる筋肉運動を行う器具である。
使用者は当該美顔器具を使用して頬等の弛み等の改善が可能となっている。ここで、当該美容器具は、器具単独または器具の制御のためにスマートフォン等の機器を用いる構成である。この場合、使用者は美顔器具を使用してマッサージ等を行った場合の効果は、具体的ないし客観的に使用者に表示されていない。そこで、使用者は効果の程度を把握することが難しく、使用者は美顔器具を使用することの動機付けを得にくい。
国際公開WO2020/012754号公報
このように、発明者は、美顔器具の単独での使用では、使用者の顔面美容の効果の把握、状態の追跡が十分ではないことに限界を感じていた。特に、使用者自身が顔面の変化を体感できないという点において限界を感じていた。使用者が、美顔器を使い続ける動機として、使用者自身が顔面の変化を体感できるということが理由として挙げられる。顔面の変化を体感できるようになると、美顔器を使い続けることができ、その結果、より良好な効果、結果を得ることができるようになる。また、美顔器具を使用する間の使用者への意識付けが必要である。
本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、美顔器具に各種端末の備える情報入力及び処理の機能を組み合わせることにより、美顔器具単独の機能を補完して使用者の顔面美容の効果の把握、使用者自身の機器使用の意識付けに資することのできる美顔支援システム、美顔支援方法、及び美顔支援プログラムを提供する。
すなわち、美顔支援システムは、使用者の顔面に所定の刺激条件に基づいた刺激を付与する刺激付与部と、刺激条件を送信する器具送信部とを備える美顔器具と、使用者の顔面を映す鏡面部と、使用者の顔面を撮像する撮像部と、撮像された使用者の顔面の画像を送信する送信部と、映像を表示する映像表示部とを備える鏡体型撮像部と、刺激条件と、使用者の顔面の画像を受信する受信部と、使用者から顔面の様子に関する顔面情報を受け付ける顔面情報受付部と、顔面情報及び使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具の刺激条件を変更する第1変更情報を生成する第1変更情報生成部と、第1変更情報を美顔器具に送信する制御送信部とを備える美顔制御機器と、を有することを特徴とする。
さらに、美顔器具は、使用者の顔面の皮膚または筋肉のいずれかもしくは両方の顔面状態を測定部により測定して顔面状態情報を生成する状態情報生成部とを備え、器具送信部は顔面状態情報を美顔制御機器に送信し、美顔制御機器は、顔面状態情報及び使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具の刺激条件を変更する第2変更情報を生成する第2変更情報生成部とを備え、制御送信部は第2変更情報を前記美顔器具に送信することとしてもよい。
美顔制御機器は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する制御記憶部と、経時変化を表示する表示部とを備えることとしてもよい。
鏡体型撮像部は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する鏡体記憶部を備え、経時変化を前記映像表示部に表示することとしてもよい。
鏡体型撮像部は、撮像部が撮像した使用者の顔面の画像情報を取得する取得部と、画像情報と、予め取得した使用者の画像情報または使用者以外の他人の顔面の画像情報とを比較した比較情報を生成する比較部とを備え、映像表示部は比較情報を表示し、送信部は、比較情報を美顔制御機器に送信することとしてもよい。
美顔制御機器は、比較情報に基づいた使用者への顔面美容の提案を提示する提案提示部と、顔面美容の提案を鏡体型撮像部へ送信する提案送信部とを備え、鏡体型撮像部は、顔面美容の提案を前記映像表示部に表示することとしてもよい。
美顔制御機器は、比較情報に基づいて美顔器具の刺激条件を変更する第3変更情報を生成する第3変更情報生成部を備え、制御送信部は第3変更情報を美顔器具に送信することとしてもよい。
美顔器具は、使用者の顔面に装着されるとともに、使用者の頬部及びその周辺に当接して被覆する左右一対のパッド部と、左右一対のパッド部同士を連結する連結部とを備え、左右一対のパッド部の少なくとも一方に測定部が設けられていることとしてもよい。
本発明の美顔支援システムは、使用者の顔面に所定の刺激条件に基づいた刺激を付与する刺激付与部と、刺激条件を送信する器具送信部とを備える美顔器具と、使用者の顔面を映す鏡面部と、使用者の顔面を撮像する撮像部と、撮像された使用者の顔面の画像を送信する送信部と、映像を表示する映像表示部とを備える鏡体型撮像部と、刺激条件と、使用者の顔面の画像を受信する受信部と、使用者から顔面の様子に関する顔面情報を受け付ける顔面情報受付部と、顔面情報及び使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具の刺激条件を変更する第1変更情報を生成する第1変更情報生成部と、第1変更情報を美顔器具に送信する制御送信部とを備える美顔制御機器とを有するため、美顔器具に各種端末の備える情報入力及び処理の機能を組み合わせることにより、美顔器具単独の機能を補完して使用者自身の機器使用の意識付けに資することができる。
実施形態の美顔支援システムの構成を示す概略構成図である。 美顔器具の斜視図である。 美顔器具の正面図である。 美顔器具の右側面図である。 (a)パッド部の側面視形状を示す図、(b)パッド部の底面視形状を示す図である。 美顔器具の使用態様の一例を示す図である。 美顔器具の構成例を示すブロック図である。 鏡体型撮像部の構成例を示すブロック図である。 美顔制御機器の構成例を示すブロック図である。 鏡体型撮像部の使用状態を示す第1模式図である。 鏡体型撮像部の使用状態を示す第2模式図である。 美顔器具の動作例を示すフローチャートである。 鏡体型撮像部の動作例を示すフローチャートである。 美顔制御機器の動作例を示すフローチャートである。
図1の概略構成図は、実施形態の美顔支援システム1Sを構成する主要な部材を示す。美顔支援システム1Sは、使用者Uが自身の顔面等に使用する美顔器具1と、使用者が自信の顔面を映し出す鏡体型撮像部40と、美顔器具1及び鏡体型撮像部40からのデータの送受信、演算等を実行する美顔制御機器70とを有する。美顔器具1、鏡体型撮像部40、及び美顔制御機器70は、有線もしくは無線により相互に接続される。実施形態では、無線LAN(Wi-Fi)またはBluetooth(登録商標)等により相互に接続されている。鏡体型撮像部40は、いわゆるスマートミラー等と称される機器である。また、美顔制御機器70は、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等の通信、演算実行等可能な機器である。実施形態の美顔制御機器70はスマートフォンを採用している。
実施形態の美顔支援システム1Sでは、美顔器具1は、図1の概略構成図に加えて図2の斜視図に示されるように、ヘッドフォンを模した形状である。むろん、当該ヘッドフォン形状以外の形状の美顔器具を用いることは可能である。以降の説明では、ヘッドフォン形状の美顔器具1の構造を説明する。美顔器具1は、左右に一対設けられたパッド部10と、一対のパッド部10を連結する連結部11と、を備えている。連結部11には、電源部16が設けられている。連結部11は、使用者が使用する際に、使用者の頭部又は首部を覆うように湾曲して延びるバンド部材である。
<美顔器具1の構成>
図2の斜視図に示すように、実施形態の美顔器具1は、連結部11は、使用者の頭部を覆うヘッドバンド12と、ヘッドバンド12の両端部から延びる一対のスライダーバンド13と、スライダーバンド13と連結された一対のハウジング14とを備えている。なお、使用者の頭部を覆うヘッドバンド12に代えて、使用者の首部の後側を覆うネックバンドを採用してもよい。また、パッド部10を、当接する箇所に対して帖着することができるように構成した場合には、各パッド部10と電源部16とを接続できれば、ヘッドバンド12は省略可能である。
以下の説明では、美顔器具1を使用する使用者の向きを基準にして、前後方向、左右方向、上下方向を定義する。
図3の正面図のように、ヘッドバンド12の左右方向の厚み寸法は、ヘッドバンド12の位置により異なっている。ヘッドバンド12の厚み寸法は、中央部から両端部に向かうに従い漸次、大きくなっている。ヘッドバンド12の両端部に、電源部16及び器具送信部17(通信部)がそれぞれ内蔵されている。なお、ヘッドバンド12の厚み寸法は均一に構成されてもよい。
図4の右側面図のように、ヘッドバンド12の前後方向の幅寸法は、ヘッドバンド12の全域において均一になっている。ただし、これに限定するものではなく、例えば、頭頂部に当接する付近で最も厚くなり、パッド部10に近いほど細くなるようにしてもよい。
図2に示すように、スライダーバンド13の左右方向の厚み寸法は、ヘッドバンド12の厚み寸法よりも小さく、スライダーバンド13の全域において均一になっている。図3に示すように、スライダーバンド13の前後方向の幅寸法は、ヘッドバンド12の幅寸法よりも小さく、スライダーバンド13の全域において均一になっている。
スライダーバンド13はヘッドバンド12の内部に収容可能に配置され、使用者が選択するパッド部10の位置に従って、ヘッドバンド12から引き出されることで長さを調整可能となっている。スライダーバンド13の長さが調整可能となっていることで、使用者の好みの位置にパッド部10を接触させることができる。
図2に示すように、ハウジング14は、スライダーバンド13の下端部に連結されている。ハウジング14は、スライダーバンド13の下端部を収容するとともにパッド部10を保持する。図2及び図3に示すようにハウジング14にはパッド部10が支持軸15を介して連結されている。支持軸15は、パッド部10を連結部11の両端部であるハウジング14に対して回転可能に支持しており、ハウジング14の内部に設けられている。図3では、ハウジング14は矩形状を呈しているがハウジング14は、支持軸15を内包し、スライダーバンド13の下端部を収容していればその形状は矩形状に限定するものではない。
図5に示すようにパッド部10は矩形状をなしている。図5(a)はパッド部の側面視形状を示す図、(b)パッド部の底面視形状を示す図である。なお、ここでは、パッド部10を矩形状としているが、パッド部10の形状はこれに限定するものではなく、例えば、円形であってもよい。パッド部10は4辺のうちの2辺が湾曲している。パッド部10の周縁部のうち、前方に位置する前縁部は、上下方向の中央部が後方に向けて突となる曲線状に形成されている。パッド部10の周縁部のうち、後方に位置する後縁部は、上下方向の中央部が後方に向けて突となる曲線状に形成されている。パッド部10には複数の電極20が設けられている。
図5(a)に示す複数の電極20は、正極(+)および負極(-)が、パッド部10にそれぞれ2組設けられている。図示の例では、パッド部10の前側に、正極および負極が1組設けられ、パッド部10の後側に、正極および負極が1組設けられている。なお、電極20の配置状態は任意に変更することができる。例えば、電極20は正極(+)および負極(-)が1組だけ配置されてもよいし、3組以上配置されてもよい。
電極20は、使用者の皮膚に電気的な刺激を付与するため刺激付与部である。さらに、電極20の動作は、所定の刺激条件に基づいて実行される。刺激条件は、後出の器具制御部27の制御下の電流、電圧の状態である。刺激条件(電流、電圧の状態)は刺激の高低に応じて予め複数種類用意され器具記憶部26に格納されているほか、事後的に美顔制御機器70から送信されて新しい刺激条件が追加されてもよい。
また、美顔器具1のパッド部10には、使用者の顔面の皮膚または筋肉のいずれかもしくは両方の顔面状態を測定する測定部25(図2参照)が設けられている。顔面状態とは、使用者の皮膚についての水分、皮脂、筋肉についての弾力、血流量の状態である。実施形態では、測定部25は左右一対のパッド部10の両方に設けられている。むろん、測定部25は片側としても良い。
皮膚の水分の測定に際しては、公知の皮膚用の電気伝導度計が使用される。皮脂の測定には光透過度による間接的な測定が用いられる。顔面の筋肉の弾力測定には、公知のプローブが進退して荷重から顔面の筋肉の硬さを測定する硬度計が用いられる。顔面の筋肉の血流量測定には血中のヘモグロビン量を赤外線の反射量により測定する公知の赤外線測定のセンサ類が用いられる。
使用者の皮膚についての水分、皮脂、筋肉についての弾力、血流量の状態(顔面状態)は、測定部25を通じて測定された後、後出の器具制御部27(状態情報生成部28)が個々の顔面状態から顔面状態情報(いわゆる数値データ)を生成する。具体的には、皮膚水分量aaa、皮膚皮脂量bbb、皮膚弾力ccc、皮膚血流量ddd等の数値データである。これらの顔面状態情報は美顔器具1から美顔制御機器70(図1参照)に送信される。
図6は美顔器具1の使用態様の一例を示す図である。図6に示すように、スライダーバンド13を伸ばすとともに、支持軸15回りに、スライダーバンド13に対してパッド部10を回転させる。これにより、パッド部10のうち、電極20が設けられた部分は、使用者の顔面のうち、眼の中心よりも左右方向における顔面の内側に位置する部分に接触する。
このとき、パッド部10は、眼輪筋、大頬骨筋、頬筋だけでなく、口輪筋、上唇挙筋の少なくとも一部を覆うようにして美顔器具1を使用することができる。これにより、より一層広範囲にわたって、電極20からの刺激を顔面に与えることができる。この結果、使用者の顔面の筋肉を引き締め(パンプアップさせ)、頬の弛み等を解消することができるとともに、小顔効果を期待することができる。
図7は美顔器具1の構成例を示すブロック図である。図7に示すように、美顔器具1は、器具制御部27と、器具記憶部26と、電極20と、電源部16と、を備える。美顔器具1は、通信部17(器具送信部)と、入力部18と、測定部25を備えてもよい。美顔器具1の各部は、器具制御部27による制御を受ける。
通信部17(器具送信部)は、美顔制御機器70等の外部の装置と通信する機能を有する。通信部17が送信する情報は、刺激条件(電流、電圧の状態)、顔面状態情報等である。また、通信部17は、美顔制御機器70等の外部の装置から、美顔器具1を制御するための制御コマンドを受信することとしてよい。通信部17は、外部の装置から受信した制御コマンドを器具制御部27に伝達する。
入力部18は、美顔器具1の使用者からの入力を受け付ける。入力部18は、例えば、ヘッドバンド12にハードキーまたはソフトキーとして設けられてよく、パッド部10に印加される電圧の周波数、電圧強度等の刺激条件が指定できたり、動作モードが指定できたりする。入力部18は、入力された内容を器具制御部27に伝達する。また、入力部18には美顔器具1を起動/終了するための電源ボタンが含まれてもよい。なお、通信部17を備えて、美顔制御機器70等の外部の装置からの操作を受け付ける場合には、入力部18は省略可能である。
器具制御部27は、美顔器具1の各部を制御する機能を有するプロセッサ(CPU等)である。器具制御部27は、器具記憶部26(ROM、RAM、SSD等)に記憶される各種プログラムを実行することで、美顔器具1として果たすべき機能を実現する。
器具制御部27は、機能部として状態情報生成部28を含む。状態情報生成部28は、測定部25を通じて測定された使用者の皮膚についての水分、皮脂、筋肉についての弾力、血流量の状態(顔面状態)から、各種数値の顔面状態情報を生成する。
器具記憶部26は、美顔器具1の各部を制御するための各種プログラム及びデータを記憶する機能を有する記憶媒体である。具体的には、電極20に供給する電流及び電圧の状態を時系列で変化させる刺激条件、測定部25に対する動作条件等である。器具記憶部26は、一例として、フラッシュメモリにより実現することができるが、これに限定するものではない。
電源部16は、一次電池であっても、二次電池であってもよい。二次電池である場合には、美顔器具1には電源部16に充電可能な充電端子を備えることとしてもよい。
<鏡体型撮像部40の構成>
鏡体型撮像部40は、例えば、スマートミラー等と称され、図1から理解されるよう、使用者の顔面を映す鏡面部41と、使用者の顔面を撮像する撮像部42と、撮像された使用者の顔面の画像を送信する通信部43(送信部)(図8参照)、映像を表示する映像表示部44とを備える。その他、電源系、入力系等のスイッチが設けられていても良い。
鏡面部41は、鏡として機能するとともに、映像表示部44の表示を実現させるため、部分的にマジックミラーが取り入れられている。
撮像部42には公知のカメラが実装され、CCDカメラ、CMOSイメージセンサ等が用いられる。撮像部42は使用者の顔面の動画または静止画を撮像する。
映像表示部44は鏡面部41の一部に形成され、液晶または有機EL等を用いた画像表示装置である。
図8は鏡体型撮像部40の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、鏡体型撮像部40は、撮像部42と、通信部43(送信部)と、映像表示部44と、鏡体制御部45と、鏡体記憶部48等を備える。撮像部42、通信部43(送信部)、映像表示部44、鏡体記憶部48等は鏡体制御部45により制御される。鏡体型撮像部40には、電源(図示せず)も適宜備えられる。
鏡体制御部45は、鏡体型撮像部40の各部を制御する機能を有するプロセッサ(CPU等)である。鏡体制御部45は、鏡体記憶部48(ROM、RAM、SSD等)に記憶される各種プログラムを実行することで、鏡体型撮像部40として果たすべき機能を実現する。さらに、鏡体制御部45は、機能部として、取得部46と比較部47を備える。
取得部46は、撮像部42が撮像した使用者の顔面の画像情報を取得する。図10の模式図のように、使用者の顔面が撮像部42を通じて撮像され、使用者の顔面の画像は画像情報として、鏡体記憶部48に記憶される。
比較部47は、画像情報と、予め取得した使用者の画像情報または前記使用者以外の他人の顔面の画像情報とを比較した比較情報を生成する。
例えば、図11の模式図のように、当該使用者の以前の顔面の画像(以前の画像情報)が紙面右側に、今回取得した使用者の顔面の画像(今回の画像情報)が紙面左側に対比して表示される。このような、比較の結果が比較情報である。図示の例は同一人物としている。これに変えて使用者が参考にしたい他人の顔面の画像(図示省略)を生じさせるようにしても良い。そして、比較の結果である比較情報は映像表示部44により表示される。
通信部43(送信部)は比較の結果である比較情報を美顔制御機器70に送信する。
また、図11の模式図の映像表示部44による表示画像では、使用者に対する提案内容も含まれている。左右比較より、現在の使用者の顔面はやや膨れた印象を受ける。そこで、以前の顔面に復帰するためには、むくみの除去、頬の筋力強化等が必要と考えられる。そこで、例えば、図11の模式図では、今回取得した使用者の顔面の画像(今回の画像情報)と、以前の顔面の画像(以前の画像情報)の下方に、それぞれ逆三角形の斜線領域A1,A2が表示されている。これは、顔面美容の行う際の顔面における美容重点領域等の明示する表示である。これらの情報は、美容制御機器70から送信される。
つまり、鏡体型撮像部40は、可視化した顔面美容の提案を映像表示部44に表示する。このことにより、使用者へどの部位に対して、美顔器具1を重点的に用いれば良いのかの情報を的確に提案することができる。
<美顔制御機器70の構成>
実施形態の美顔制御機器70は、一般にスマートフォン等と称され、図1から理解されるよう、機器の片面側に表示部71が備えられ、各種情報、画像、動画等が表示可能とされ、また、使用者による指示は表示部71から入力可能とされている。表示部71は液晶または有機EL等を用いた画像表示装置である。また、タッチパネルと兼用している。
図9は美顔制御機器70の構成例を示すブロック図である。図9に示すように、美顔制御機器70は、表示部71と、通信部72(受信部)と、制御部73と、記憶部74(制御記憶部)等を備える。表示部71と、通信部72(受信部)と、記憶部74(制御記憶部)は制御部73により制御される。美顔制御機器70には、電源(図示せず)も適宜備えられる。
通信部72は、美顔器具1から送信される刺激条件と、鏡体型撮像部40から送信される使用者の顔面の画像を受信することから受信部となる。
制御部73は、美顔制御機器70の各部を制御する機能を有するプロセッサ(CPU等)である。制御部73は、記憶部74(制御記憶部)(ROM、RAM、SSD等)に記憶される各種プログラムを実行することで、美顔制御機器70として果たすべき機能を実現する。さらに、制御部73は、機能部として、顔面情報受付部80と、第1変更情報生成部81、第2変更情報生成部82、第3変更情報生成部83、提案提示部84、提案送信部85等を備える。
顔面情報受付部80は、使用者から顔面の様子に関する顔面情報を受け付ける。この時点で受け付ける顔面情報は、使用者の自己申告による顔面の様子であり、表示部71に選択形式により項目表示される。例えば、頬のむくみ、瞼の腫れ、顎の弛み等であり、各項目は3ないし5段階により程度が表示される。そこで、使用者は表示部71を通じて選択形式により回答することができる。
第1変更情報生成部81は、使用者から入力される顔面情報及び鏡体型撮像部40から送信される使用者の実際の顔面の画像に基づいて美顔器具1の刺激条件を変更する第1変更情報を生成する。
当初の美顔器具1の刺激条件が緩やかに頬を電気刺激する条件である場合において、顔面情報に頬のむくみが大きくなったと入力されたとき、頬への刺激を強めてむくみを解消するように、刺激条件を当初の緩やかから刺激を高めた中程度に変更される。このような刺激条件の変更に関する情報が第1変更情報である。
第2変更情報生成部82は、美顔器具1から送信される顔面状態情報及び鏡体型撮像部40から送信される使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具の刺激条件を変更する第2変更情報を生成する。
第2変更情報の場合、変更の要因となる情報は美顔器具1の測定部25による測定値と使用者の実際の顔面の画像の組み合わせにより構成される。例えば、使用者本人では自覚できないような筋肉の硬直、血流量の変化を踏まえて刺激条件の変更が行われる。そのため、使用者が単にむくみと自覚した頬のむくみは、実際は筋肉の硬直に起因していることも検出可能である。そうすると、刺激条件を当初の緩やかから、刺激を高めながらも刺激の増減の間隔を長くするように変更される。このような刺激条件の変更に関する情報が第2変更情報である。
第3変更情報生成部83は、鏡体型撮像部40において生成、送信されて来る比較情報に基づいて美顔器具1の刺激条件を変更する第3変更情報を生成する。
第3変更情報の場合、使用者自身の今と過去の顔面の比較情報、または、使用者自身の今の顔面と参考にしたい第三者の顔面との比較情報が変更の根拠とされる。そこで、図11の模式図のような比較に基づいてどの部位を集中的にマッサージ等すれば良いのかについて、自動的に美顔器具1の刺激条件が変更される。例えば、比較情報から目尻の皺へのマッサージ重点領域となる場合、刺激条件を当初の緩やかから、刺激を弱めて刺激の増減の間隔を長くするように変更される。このような刺激条件の変更に関する情報が第3変更情報である。
前出の第1変更情報、第2変更情報、及び第3変更情報はあくまでも例示に過ぎない。また、入力される条件と出力される刺激条件の変更に関する情報の組み合わせ方には、例えば、適宜のテーブル(図示省略)が用いられる。なお、組み合わせ方の探査に際しては、母集団を充実させて深層学習を用いることとしても良い。
また、通信部72は制御送信部として、第1変更情報、第2変更情報、及び第3変更情報を美顔器具1に送信する。
提案提示部84は、比較情報に基づいた使用者への顔面美容の提案を提示する。つまり、使用者の顔面のどの領域、部位に対して美顔器具1を用いて電気刺激を与えるべきか等の顔面美容の提案である。例えば、「耳下腺の辺りに刺激強めの設定で1回10分間当ててください。」等の内容である。
提案送信部85は、顔面美容の提案を鏡体型撮像部40へ送信する。当該送信を受信した鏡体型撮像部40は、映像表示部44に、例えば、「耳下腺の辺りに刺激強めの設定で1回10分間当ててください。」等の文字を表示する。
顔面美容の提案に際しては、測定部25における測定結果も加えられる。例えば、皮膚の水分量が少ない場合には、使用者の皮膚に対応する乳液(商品名)も同時に提案されるようにしても良い。また、別途マッサージの方法等も提案されるようにしても良い。
加えて、美顔支援システム1Sを使用する際の利点として、使用者に美顔器具1の使用、その他のマッサージ等の美容手法の実践の効果がわかりやすく表現されることである。
美顔制御機器70の記憶部74は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する。そのため、使用者が随時入力した顔面情報の項目の経時変化、または、顔面状態情報の経時変化が所定期間に亘り記憶される。この経時変化の記録は美顔制御機器70の表示部71に表示される。
あるいは、鏡体型撮像部40の鏡体記憶部48は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する。そのため、使用者が随時入力した顔面情報の項目の経時変化、または、顔面状態情報の経時変化が所定期間に亘り記憶される。この経時変化の記録は鏡体型撮像部40の映像表示部44に表示される。
表示部71または映像表示部44のいずれかもしくは両方に表示される経時変化の記録は、例えば、適宜の項目にまとめられた時系列のグラフ等である。このような経時変化の記録をグラフとして使用者は目視できるため、美顔器具1の効果をより体感しやすくなり、また、使用継続の励みとすることができる。
<使い方:提案例>
美顔支援システム1Sの結果の反映については、例えば、「(a)効果が出ている」と「(b)効果が出ていない」、「(c)機器を実際に使っている」と「(d)機器を使っていない」、「(e)始めてすぐ(1ヶ月以内)」と「(f)2ヶ月以降」等のように区分される。
「(a)効果が出ている」-「(c)機器を実際に使っている」-「(e)始めてすぐ(1ヶ月以内)」の場合
動画(鏡体型撮像部40からの使用継続の期待感もたせる動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
「(a)効果が出ている」-「(c)機器を実際に使っている」-「(f)2ヶ月以降」の場合
動画(鏡体型撮像部40からの他の美顔器具1の商品説明動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
「(a)効果が出ている」-「(d)機器を使っていない」-「(e)始めてすぐ(1ヶ月以内)」の場合
動画(鏡体型撮像部40から美顔器具1の商品説明動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
「(a)効果が出ている」-「(d)機器を使っていない」-「(f)2ヶ月以降」の場合
美顔器具1を勧めるべく店舗案内が鏡体型撮像部40等に表示される。
「(b)効果が出ていない」-「(c)機器を実際に使っている」-「(e)始めてすぐ(1ヶ月以内)」の場合
動画(鏡体型撮像部40からの使用継続の期待感もたせる動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
「(b)効果が出ていない」-「(c)機器を実際に使っている」-「(f)2ヶ月以降」の場合
別途商品案内、カウンセリング等のための店舗案内が鏡体型撮像部40等に表示される。
「(b)効果が出ていない」-「(d)機器を使っていない」-「(e)始めてすぐ(1ヶ月以内)」の場合
動画(鏡体型撮像部40からの使用継続の期待感もたせる動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
「(b)効果が出ていない」-「(d)機器を使っていない」-「(f)2ヶ月以降」の場合
動画(鏡体型撮像部40からの他の美顔器具1の商品説明動画)が使用者への顔面美容の提案として提示される。
<使用例>
ここで、美顔支援システム1Sの使用例を説明する。
始めに使用者は図10のとおり、自己の顔面を、鏡体型撮像部40を通じて撮像する。
そして、撮像画像に基づいて図11のとおり、データベースとの比較、基準値との比較、実数時系列推移比較等が実行される。図示の例では、今回取得した使用者の顔面の画像(今回の画像情報)と、以前の顔面の画像(以前の画像情報)の比較である。そこで、これから使用者が目指す目標(以前の自己)が設定される。
また、必要に応じて、顔面中の美容の重点箇所に対しての数値情報、毎日または1週間毎の記録の蓄積とその変化等が映像表示部44に表示されるようにしても良い。表示形態は時系列のグラフ形式も併せて表示するようにしても良い。
次に、比較の結果に基づいた美容の解決プログラム(マッサージの動画、商品等の提案)が鏡体型撮像部40を通じて行われる。
具体的には、前出の「使い方:提案例」にて述べた表示等である。経時的な変化と解決プログラムの両方が合わさることにより、使用者は続けることに意義を見いだしやすくなり、途中で止めてしまったり、漫然と続けたりする等の意欲の減退が回避される。
さらには、比較の結果に基づいた美顔器具1の電気刺激の強弱、周波数等の刺激条件の更新も行われる。
こうして、各機器の連携のもと、使用者の効果的な顔面美容が達成可能となる。
これより、図12ないし図14のフローチャートを用い、美顔支援システム1Sにおける美顔支援方法と美顔支援プログラムをともに説明する。美顔支援方法は、美顔支援プログラムに基づいて、美顔器具1の器具制御部27、鏡体型撮像部40の鏡体制御部45、美顔制御機器70の制御部73により実行される。
美顔支援プログラムは、美顔器具1に対し、測定機能、状態情報生成機能、送信機能を実現させ、鏡体型撮像部40に対し、取得機能、比較機能、制御記憶機能、表示機能、送信機能を実現させ、美顔制御機器70に対し、受信機能、顔面情報受付機能、第1変更条件生成機能、第2変更条件生成機能、第3変更条件生成機能、提案提示機能、提案送信機能、制御送信機能、記憶機能、表示機能等の各種機能を実現させる。
図12のフローチャートは美顔器具1の主要な処理であり、測定ステップ(S110)、状態情報生成ステップ(S120)、送信ステップ(S130)を備える。測定機能は、使用者の顔面の皮膚または筋肉のいずれかもしくは両方の顔面状態を測定する(S110;測定ステップ)。状態情報生成機能は、測定部による測定から顔面状態情報を生成する(S120;状態情報生成ステップ)。送信機能は、美顔器具1から美顔制御機器70に対して各種の情報等を送信する(S130;送信ステップ)。
図13のフローチャートは鏡体型撮像部40の主要な処理であり、取得ステップ(S410)、比較ステップ(S420)、制御記憶ステップ(S430)、表示ステップ(S440)、送信ステップ(S450)を備える。取得機能は、撮像部が撮像した前記使用者の顔面の画像情報、その他使用者からの指示を取得する(S410;取得ステップ)。比較機能は、予め取得した前記使用者の画像情報または前記使用者以外の他人の顔面の画像情報を比較した比較情報を生成する(S420;比較ステップ)。制御記憶機能は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する(S430;制御記憶ステップ)。表示機能は、経時変化を表示する(S440;表示ステップ)。送信機能は、鏡体型撮像部40から美顔制御機器70に対して各種の情報等を送信する(S450;送信ステップ)。
図14のフローチャートは美顔制御機器70の主要な処理であり、受信ステップ(S710)、顔面情報受付ステップ(S720)、第1変更条件生成ステップ・第2変更条件生成ステップ・第3変更条件生成ステップ(S730)、提案提示ステップ(S740)、送信ステップ(S750)、記憶ステップ(S760)、表示ステップ(S770)を備える。むろん、美顔支援システム1S自体の可動に必要な各種ステップは当然に含まれる。
受信機能は、刺激条件と、使用者の顔面の画像を受信する(S710;受信ステップ)。顔面情報受付機能は、使用者から前記顔面の様子に関する顔面情報を受け付ける(S720;顔面情報受付ステップ)。第1変更条件生成機能,第2変更条件生成機能,第3変更条件生成機能では、顔面情報及び使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具1の刺激条件を変更する第1変更情報を生成し、または、顔面状態情報及び使用者の顔面の画像に基づいて美顔器具1の刺激条件を変更する第2変更情報を生成し、または、比較情報に基づいて美顔器具1の刺激条件を変更する第3変更情報を生成する(S730;第1変更条件生成ステップ・第2変更条件生成ステップ・第3変更条件生成ステップ)。提案提示機能は、比較情報に基づいた前記使用者への顔面美容の提案を提示する(S740;提案提示ステップ)。送信機能は、第1変更情報、または、第2変更情報、または、第3変更情報を美顔器具1に送信する(S750)。記憶機能は、顔面情報または顔面状態情報の経時変化を記憶する(S760;記憶ステップ)。表示機能は、経時変化を前記映像表示部に表示する(S770;表示ステップ)。
なお、上記実施の形態においては、美顔器具1における電圧を制御する手法として、装置のプロセッサが制御プログラム等を実行することにより、電圧を制御することとしているが、これは美顔器具1に集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、上記制御プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記制御プログラムは、当該制御プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。本発明は、上記制御プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記制御プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できるが、これらに限定するものではない。
1S 美顔支援システム
1 美顔器具
10 パッド部
11 連結部
12 ヘッドバンド
17 通信部(器具送信部)
20 電極
25 測定部
26 記憶部
27 器具制御部
28 状態情報生成部
40 鏡体型撮像部
41 鏡面部
42 撮像部
43 通信部(送信部)
44 映像表示部
45 鏡体制御部
46 取得部
47 比較部
48 鏡体記憶部
70 美容制御機器
71 表示部
72 通信部(受信部)
73 制御部
74 記憶部
80 顔面情報受付部
81 第1変更情報生成部
82 第2変更情報生成部
83 第3変更情報生成部
84 提案提示部
85 提案送信部
U 使用者

Claims (6)

  1. 使用者の顔面に所定の刺激条件に基づいた刺激を付与する刺激付与部と、
    前記刺激条件を送信する器具送信部と、
    を備える美顔器具と、
    前記使用者の顔面を映す鏡面部と、
    前記使用者の顔面を撮像する撮像部と、
    撮像された前記使用者の顔面の画像を送信する送信部と、
    映像を表示する映像表示部と、
    を備える鏡体型撮像部と、
    前記刺激条件と、前記使用者の顔面の画像を受信する受信部と、
    前記使用者から前記顔面の様子に関する顔面情報を受け付ける顔面情報受付部と、
    前記顔面情報及び前記使用者の顔面の画像に基づいて前記美顔器具の前記刺激条件を変更する第1変更情報を生成する第1変更情報生成部と、
    前記第1変更情報を前記美顔器具に送信する制御送信部と、
    を備える美顔制御機器と、を有する
    ことを特徴とする美顔支援システム。
  2. 前記鏡体型撮像部は、
    前記撮像部が撮像した前記使用者の顔面の画像情報を取得する取得部と、
    前記画像情報と、予め取得した前記使用者の画像情報または前記使用者以外の他人の顔面の画像情報とを比較した比較情報を生成する比較部と、を備え、
    前記映像表示部は前記比較情報を表示し、
    前記送信部は、前記比較情報を前記美顔制御機器に送信する
    請求項1に記載の美顔支援システム。
  3. 前記美顔制御機器は、
    前記比較情報に基づいた前記使用者への顔面美容の提案を提示する提案提示部と、
    前記顔面美容の提案を鏡体型撮像部へ送信する提案送信部と、を備え、
    前記鏡体型撮像部は、前記顔面美容の提案を前記映像表示部に表示する
    請求項に記載の美顔支援システム。
  4. 前記美顔器具は、
    前記使用者の顔面に装着されるとともに、前記使用者の頬部及びその周辺に当接して被覆する左右一対のパッド部と、
    前記左右一対のパッド部同士を連結する連結部と、を備え、
    前記左右一対のパッド部の少なくとも一方に、前記使用者の顔面の皮膚または筋肉のいずれかもしくは両方の顔面状態を測定する測定部が設けられている
    請求項に記載の美顔支援システム。
  5. 使用者の顔面に所定の刺激条件に基づいた刺激を付与する刺激付与部と、
    前記刺激条件を送信する器具送信部と、を備える美顔器具と、
    前記使用者の顔面を映す鏡面部と、
    前記使用者の顔面を撮像する撮像部と、
    撮像された前記使用者の顔面の画像を送信する送信部と、
    映像を表示する映像表示部と、を備える鏡体型撮像部と、
    前記刺激条件と、前記使用者の顔面の画像を受信する受信部を備える美顔制御機器と、を有する美顔支援システムにおける美顔支援方法であって、
    前記美顔制御機器は、
    前記刺激条件と、前記使用者の顔面の画像を受信する受信ステップと、
    前記使用者から前記顔面に関する顔面情報を受け付ける顔面情報受付ステップと、
    前記顔面情報及び前記使用者の顔面の画像に基づいて前記美顔器具の前記刺激条件を変更する第1変更情報を生成する第1変更情報生成ステップと、
    前記第1変更情報を前記美顔器具に送信する制御送信ステップと、を実行する
    ことを特徴とする美顔支援方法。
  6. 使用者の顔面に所定の刺激条件に基づいた刺激を付与する刺激付与部と、
    前記刺激条件を送信する器具送信部と、を備える美顔器具と、
    前記使用者の顔面を映す鏡面部と、
    前記使用者の顔面を撮像する撮像部と、
    撮像された前記使用者の顔面の画像を送信する送信部と、
    映像を表示する映像表示部と、を備える鏡体型撮像部と、
    前記刺激条件と、前記使用者の顔面の画像を受信する受信部を備える美顔制御機器と、を有する美顔支援システムにおける美顔支援プログラムであって、
    前記美顔制御機器に、
    前記刺激条件と、前記使用者の顔面の画像を受信する受信機能と、
    前記使用者から前記顔面に関する顔面情報を受け付ける顔面情報受付機能と、
    前記顔面情報及び前記使用者の顔面の画像に基づいて前記美顔器具の前記刺激条件を変更する第1変更情報を生成する第1変更情報生成機能と、
    前記第1変更情報を前記美顔器具に送信する制御送信機能と、を実現させる
    ことを特徴とする美顔支援プログラム。
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