JP7234842B2 - 空調機システム - Google Patents

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Description

本発明は、エアコンとサーバーとを含む空調機システムにおいて、サーバーに蓄積されたあるエアコンの運転に関するデータを他のエアコンの運転データとして使用することができる空調機システムに関する。
近年、AI(Artificial Intelligence)を用いたエアコンの自動運転を行う空調機システムが提案されている。この空調機システムは、通信機能を備えたエアコンとサーバーが通信ネットワークを介して接続されている。このエアコンは例えば運転情報(操作履歴や運転時の温度情報など)をサーバーへ送信して記憶(蓄積)させる。この運転情報を受信したサーバーは、これらの運転情報からユーザーが快適と感じる運転条件を学習し、この運転条件を実現するためのデータ(推奨制御データ)を生成する。エアコンはこの推奨制御データに従って運転する(例えば特許文献1参照。)。
このサーバーには複数のエアコンが通信ネットワークを介して接続されている。各エアコンには、各エアコンを通信ネットワーク上で区別する通信アドレスと、サーバー上での記憶エリアを区別する固有のID(識別子)が与えられている。各エアコンは、このIDと通信アドレスを運転情報に付してサーバーへ送信する。サーバーは各エアコンから送信される運転情報に付加されたIDを用いて、この運転情報を各エアコン用の記憶エリアに関連づけて記憶する。また、サーバーは運転情報に基づいて生成した推奨制御データをこのIDで関連付けされる通信アドレスを持つエアコンへ送信する。なお、製品出荷時にエアコン本体(ハードウェア)にIDを記憶させておくとユーザーでのID入力の手間が省けて効率的である。
一方、これらのエアコンを新しいエアコンに交換する場合、前述したIDは個々のエアコンに付与されたユニークな符号である。このため、交換によって新しいエアコンを設置した場合、交換前のエアコンに関して蓄積した運転情報を交換後の新しいエアコンでは使用できなくなることが想定される。
特開2014-16095号公報(段落番号0073~0077)
本発明は以上述べた問題点を解決し、エアコンとサーバーとを含む空調機システムにおいて、サーバーに蓄積されたあるエアコンの運転に関するデータを他のエアコンの運転データとして使用することができる空調機システムを提供する。
本発明は上述の課題を解決するため、
通信ネットワークと、前記通信ネットワークに接続された第1空気調和機とサーバーを備え、
前記第1空気調和機は、前記サーバーが蓄積する前記第1空気調和機の運転に関わる第1運転情報を識別する第1識別子が記憶された第1ID記憶部と、他の機器と近距離無線通信を行う第1近距離無線通信部と、前記第1識別子と共に前記第1運転情報を前記サーバーに送信する第1空調機通信部とを備え、
前記サーバーは、前記第1識別子に関連付けて前記第1運転情報を第1個別情報として蓄積する蓄積部を備えた空調機システムであって、
前記第1近距離無線通信部と近距離無線通信を行う第2近距離無線通信部と前記サーバーと通信を行う第2空調機通信部とを備えた第2空気調和機が前記第1空気調和機に代替して前記空調機システムに組み込まれた場合、
前記第2空気調和機は、前記第1近距離無線通信部と前記第2近距離無線通信部とが近距離無線通信することで受信した前記第1識別子を前記サーバーに送信し、
前記第1識別子を受信した前記サーバーは、前記第1識別子に関わる前記第1個別情報を前記第2空気調和機に関連付けて使用することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明によれば、空気調和機とサーバーとを含む空調機システムにおいて、サーバーに蓄積されたある空気調和機の運転に関する個別情報を他の空気調和機の個別情報として使用することができる。
本発明による空調機システムの実施例を示すブロック図である。 本発明による室内機を示すブロック図である。 本発明によるリモコンを示すブロック図である。 本発明による別の空調機システムの実施例を示すブロック図である。 本発明による別の室内機制御ユニットを示すブロック図である。 本発明による別のリモコンを示すブロック図である。 本発明による識別子の決定と決定後の各機器の動作を説明する説明図である。空気調和機を始めて設置する場合を示している。 本発明による識別子の決定と決定後の各機器の別の動作を説明する説明図である。空気調和機を交換した後、交換前の空気調和機の識別子に関わるデータを交換後の空気調和機の識別子で使用する場合を示している。 本発明による識別子の決定と決定後の各機器のさらに別の動作を説明する説明図である。空気調和機を交換した後、交換前の空気調和機の識別子をそのまま交換後の空気調和機で使用する場合を示している。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、室内機や室外機のブロック図には本願と直接関係のない冷媒回路やファンモータ、電子膨張弁などの図示と説明を省略している。
<空調機システムの説明>
図1は本発明による空調機システム230の実施例を示すブロック図である。
空調機システム230は、通信ネットワーク3と、この通信ネットワーク3に通信接続され、内部にサーバー記憶部(蓄積部)41aを備えたサーバー41と、通信ネットワーク3に通信接続されて、家屋内に設置されたルーター機能付きの無線LAN(Local Area Network)装置6と、無線LAN装置6と電波により通信接続され室内に設置された第1室内機200と家屋外に設置された第1室外機202と第1室内機200を操作する操作端末である第1リモコン7を備えた第1空気調和機201とを備えている。
また、サーバー41や無線LAN装置6や第1空気調和機201は、通信ネットワーク3上でそれぞれの機器を識別する通信アドレスを記憶している。各機器は通信するデータと共に、宛先通信アドレスや自身の送信元通信アドレスを同時に送信する。従って各機器は受信時にこの通信アドレスを確認することでどの機器から送られたデータかを知ることができる。
第1リモコン7は縦長の直方体である。第1リモコン7の上面には表示部や操作キーを備えた第1操作・表示部71が配置されている。また、第1リモコン7の内部には第1NFCユニット72が内蔵されている。第1NFCユニット72は近距離無線通信を行うユニットであり、電波により他のNFCユニットと通信することが出来る。
ユーザーは第1空気調和機201を空調運転させる場合、この第1リモコン7を操作する。このユーザーの操作に対応して第1リモコン7から操作信号(電波)が第1室内機200へ出力される。第1室内機200は内蔵された第1室内機無線通信部222でこの操作信号を受信し、この操作信号による指示に従って第1空気調和機201の制御を行う。
一方、第1室内機200は、受信した操作信号で示される操作情報や室温・湿度・外気温などの運転情報と、サーバー41上で第1室内機200の運転情報を識別する第1識別子と、自身の通信アドレス(例えば#1)を第1空調機通信部221から無線LAN装置6と通信ネットワーク3を介してサーバー41へ送信する。サーバー41は、サーバー記憶部41aの各識別子と対応するエリアにこの運転情報を個別情報として蓄積する。
ここで、識別子(第1識別子)は背景技術で説明した識別子(ID)であり、サーバー41上で空気調和機毎に運転情報を蓄積した個別情報を識別するものである。一方、通信アドレスは通信ネットワーク3に接続された機器を区別するものである。
<学習モデルの説明>
この説明においてユーザーとは、第1室内機200を使用しているユーザーを示す。
サーバー41は識別子毎(空気調和機毎)に前述した個別情報に基づいてユーザーに最適な「学習モデル」を生成する。例えばサーバー41は、第1室内機200を使用しているユーザーに最適な「学習モデル」を生成してこれを第1室内機200へ送信する。第1室内機200はこの「学習モデル」で得られる推奨制御データに基づいて空調運転することでユーザーに心地よい空調環境を提供する。
この学習モデルというのは、サーバー上で動作するAIが空気調和機1台ずつに対して作成した、快適な空調環境を予測するための情報のことである。また、この学習モデルは、季節や時間帯などに応じて、ユーザーが快適だと感じるように温度などを調節したり、空気調和機が運転を開始するまでの時間を予測することに利用され、空気調和機はこれを用いて運転を実行する。
空気調和機は学習モデルを利用することで、サーバー側と大量のデータを通信せずに空気調和機の運転に必要な設定温度や風量などの推奨制御データを算出できるので処理速度のアップが図れる。これにより、空気調和機はユーザーに心地よい空調環境を提供できる。(高レスポンス)
しかしながら、空気調和機はデータ容量やメモリが少ないので、計算可能な量に限りがある。サーバーはほぼこの逆であり、豊富なデータ容量とメモリ容量で、大規模な計算をすることができるため、高精度な学習モデルを生成できる。これらの役割分担を最適化して空気調和機とサーバーを連携させることで、ユーザーに心地よい空調環境の生成に関して高レスポンスと高精度を実現できる。
この学習モデルを生成するために収集される運転情報は、例えば、ユーザーによる空気調和機の設定情報や操作履歴、室内機に搭載されたセンサーによる温湿度、室外機に搭載されたセンサーによる外気温、室内機に搭載された人感センサーによる在室・不在などが含まれる。さらに運転情報には、空気調和機が設置された部屋の広さや室内機の取付位置も含まれる。サーバーはこれらの収集した運転情報を各空気調和機特有の個別情報として蓄積し、「学習モデル」を生成する。
<第1室内機200の説明>
図2は本発明による第1室内機200を示すブロック図である。
第1室内機200は、無線LAN装置6と電波を介して通信を行う第1空調機通信部221と、第1リモコン7と微弱電波を用いて通信を行う第1室内機無線通信部222と、図示しないファンモータや電子膨張弁などを駆動する第1室内機駆動部223と、各種のデータを記憶する第1室内機記憶部224と、これらを制御する第1室内機制御部225を備えている。なお、第1室内機記憶部224は、第1室内機200の工場出荷時に第1識別子が記憶されている。また、第1室内機記憶部224は、通信ネットワーク3を介して通信する時に必要な通信アドレスを後述する第1空気調和機201の初期設定時に記憶する。
<第1リモコン7の説明>
図3は本発明による第1リモコン7を示すブロック図である。
第1リモコン7は、第1ID記憶部73と第1近距離無線通信部74を備えた第1NFCユニット72と、第1室内機200と通信を行う第1リモコン無線通信部77と、各種のデータを記憶する第1リモコン記憶部76と、操作キーや表示部を備えた第1操作・表示部71と、これらを制御する第1リモコン制御部75を備えている。第1ID記憶部73は、サーバー41上で第1空気調和機201の個別情報を識別する識別子を、第1空気調和機201の初期設定時に記憶する。
なお、第1NFCユニット72として、例えば国内の電子マネーなどで利用されるNFC規格の一つであるType-F規格を利用したユニットや、免許証などで利用されるTypeBの規格を利用したユニットなどが利用できる。
<本発明の概要>
例えば第1空気調和機201を設置してから経年変化により第1室内機200に故障が発生し、このため第1空気調和機201を新しい空気調和機に交換(代替)する場合がある。この時、新しい空気調和機は、サーバー41に記憶されている第1空気調和機201に関わる個別情報のデータを移行して利用できない。このためユーザーは、空気調和機の交換直後に学習モデルを利用した空調環境が利用できないため、空気調和機の交換前に比べて不快となることがある。
例えばこの個別情報のデータ移行ができない場合、新しい空気調和機の新しい識別子に基づいて新規に個別情報の蓄積が必要になる。つまり、新しくユーザーの好みなどを時間をかけてAIにより再学習させることで新たに個別情報を蓄積する必要があり、この蓄積を行っている間、ユーザーに不快な思いをかけることになる。
この不快な思いが発生しないようにすることが本発明の目的である。このため、まず個別情報を識別する識別子を空気調和機のリモコン内に記憶させる。そして、次に交換前の空気調和機のリモコンに記憶された識別子を読み出して交換後の空気調和機のリモコンに記憶させる。この交換後の空気調和機のリモコンに記憶させた識別子を用いて交換前の空気調和機用としてサーバーに蓄積されていた個別情報を交換後の空気調和機用の個別情報として使用する。この方法を次に説明する。
<新しい空気調和機の説明>
図4は空調機システム1を示すブロック図である。この図4は図1の第1空気調和機201に代替して新しい空気調和機である第2空気調和機101を空調機システム1に組み込んだ場合を示している。
空調機システム1は、通信ネットワーク3と、この通信ネットワーク3に通信接続されたサーバー41と、家屋内に設置された無線LAN装置6と、無線LAN装置6と電波により通信接続され室内に設置された第2室内機2と家屋外に設置された第2室外機12と第2室内機2操作する操作端末である第2リモコン5を備えた第2空気調和機101を備えている。なお、第2空気調和機101が図1と異なる。
なお、第1識別子を読み出すために必要な第1リモコン7を図4に記載しているが、第1識別子が第2空気調和機101で利用可能になれば第1リモコン7は不要となる。また、第2空気調和機101と第2リモコン5に関しては第1空気調和機201と第1リモコン7と概略機能が同じであるが、区別して説明するため再度説明する。また、通信ネットワーク3と、サーバー41と、無線LAN装置6については説明を省略する。
図4において、第2リモコン5は円柱状であり、その上面には表示部や操作キーを備えた第2操作・表示部51が配置されている。また、第2リモコン5の内部には第2NFCユニット52が内蔵されている。第2NFCユニット52は近距離無線通信を行うユニットであり、電波により他のリモコン、例えば第1リモコン7の第1NFCユニット72と通信することが出来る。
ユーザーは第2空気調和機101を空調運転させる場合、この第2リモコン5を操作する。このユーザーの操作に対応して操作信号(電波)が第2室内機2へ出力される。第2室内機2は、内蔵された第2室内機無線通信部22でこの操作信号を受信し、この操作信号による指示に従って空調制御を行う。
<第2室内機2の説明>
図5は本発明による第2室内機2を示すブロック図である。
第2室内機2は、無線LAN装置6と電波を介して通信を行う第2空調機通信部21と、第2リモコン5と微弱電波を用いて通信を行う第2室内機無線通信部22と、図示しないファンモータや電子膨張弁などを駆動する第2室内機駆動部23と、各種のデータを記憶する第2室内機記憶部24と、これらを制御する第2室内機制御部25を備えている。なお、第2室内機記憶部24は、第2室内機2の工場出荷時に記憶された第2識別子と、後述する初期設定データ作成時に決定される自身の通信アドレス(#2)が記憶される。
<第2リモコン5の説明>
図6は本発明による第2リモコン5を示すブロック図である。
第2リモコン5は、第2ID記憶部53と第2近距離無線通信部54を備えた第2NFCユニット52と、第2室内機2と通信を行う第2リモコン無線通信部57と、各種のデータを記憶する第2リモコン記憶部56と、操作キーや表示部を備えた第2操作・表示部51と、これらを制御する第2リモコン制御部55を備えている。なお、第2ID記憶部53は、サーバー41上で第1空気調和機11の個別情報を識別する識別子を、後述する第2空気調和機101の初期設定時に記憶する。
<空調機システムの動作を説明する図について>
次に図7から図9を用いて本実施例における識別子の決定と決定後の各機器の動作を説明する。図7から図9において、横軸は左から順に、第1リモコン7、第1室内機200、サーバー41、第2室内機2、第2リモコン5を示している。また、縦軸は各図の上から下に向かって時間の経過を示している。なお、各図内のID1は第1識別子を、ID2は第2識別子を、#1と#2はそれぞれ通信アドレスを示している。また、本文及び各図におけるかっこ内の数字は動作の順番(ステップ)を示している。
<空気調和機の新設>
次に図1と図7を用いて第1空気調和機201を新設する場合を説明する。
前述した第1空気調和機201が新規に設置された時、ユーザーは、日時や、部屋における第1室内機200の取付位置(部屋の左右や中央など)や、無線LAN設定(通信アドレスの設定方法など)、ID選択「新」(新規のIDを選択)などの情報をメニュー操作により第1リモコン7へ入力する。(1)第1操作・表示部71はこの操作を受け付けて、初期設定データとして第1リモコン制御部75へ出力する。(2)第1リモコン制御部75は、この初期設定データを第1室内機200へ送信する。
(3)第1室内機200の第1室内機制御部225は、この初期設定データを受信して第1室内機記憶部224へ記憶する。(4)第1室内機制御部225は、初期設定データにおける「無線LAN設定」の項目のデータにより第1空気調和機201の通信アドレスを(#1)に決定する。具体的には次の方法のうちいずれかで決定される。第1室内機制御部225は、無線LAN装置6に搭載されているアドレスの自動割り当て機能により通信アドレスの割り当てを受け、これを第1室内機記憶部224に記憶する。又は、第1室内機制御部225は、初期設定データにおける無線LAN設定によりユーザーが指示した固定アドレスを第1空気調和機201の通信アドレスとして第1室内機記憶部224に記憶する。そしてこれ以降、第1室内機制御部225はこの記憶した通信アドレスを使用する。
(5)第1室内機制御部225は、第1室内機記憶部224内に記憶された初期設定データの内容におけるID選択の設定が「新」であり、かつ、第1室内機記憶部224内に第1識別子のみ存在するため、第1識別子を第1空気調和機201の識別子に決定する。
(6)第1室内機制御部225は、この第1識別子と通信アドレス(#1)をサーバー41へ送信する。(7)サーバー41は受信した第1識別子と通信アドレス(#1)と対応する個別情報の記憶エリアをサーバー記憶部41a上に新たに確保し、第1識別子と通信アドレス(#1)をここに記憶する。
(8)第1室内機制御部225は第1識別子を第1リモコン7へ送信する。(9)これを受信した第1リモコン7の第1リモコン制御部75は、第1識別子を第1ID記憶部73に記憶する。第1ID記憶部73は第1NFCユニット72内に有るため、第1近距離無線通信部74が第1識別子を任意に読み出して第1識別子を他の機器に送信することができる。
<新設された空気調和機の運用>
前述のように第1空気調和機201は初期設定が完了しているため、ユーザーは第1リモコン7を用いて空調運転を行う。例えばユーザーが冷房運転、設定温度27度で運転開始の操作を行う。(11)第1リモコン7はこの操作を受け付ける。(12)第1リモコン7は、この操作を操作信号として第1室内機200へ送信する。(13)第1室内機200は受信したこの操作信号で示される操作情報と共に、室温と外気温などの温度情報、第1空気調和機201の第1識別子及び通信アドレス(#1)などを含む運転情報をサーバー41へ送信する。
(14)サーバー41は受信した運転情報の中の第1識別子を抽出し、(7)のステップで確保したサーバー記憶部41a上の個別情報のエリア(第1識別子と対応)に受信した運転情報を蓄積する。(15)サーバー41は蓄積された個別情報に基づいて学習モデルを生成し、これを第1室内機200へ送信する。(16)第1室内機200はこの受信した学習モデルから第1空気調和機201を動作させるための推奨制御データを算出し、この推奨制御データを用いて第1空気調和機201を空調運転する。なお、ユーザーの操作が発生する都度、(11)から(16)のステップが繰り返される。
<空気調和機の交換による設定~新IDに個別情報データを移行>
次に図4と図8を用いて第1空気調和機201を第2空気調和機101へ交換した場合の設定動作を説明する。図8において第1リモコン7は図7で説明したように第1識別子を記憶している。また、第2室内機2の第2室内機記憶部24には工場出荷時に第2識別子が記憶されている。
ユーザーはまず最初に第1リモコン7に記憶された第1空気調和機201の識別子を第2リモコン5に読み出す操作を行う。このためユーザーは第2操作・表示部51を用いた初期設定のメニュー操作により、「識別子読込開始」項目を選択する。
(31)第2操作・表示部51はこの操作を受け付けて選択された項目データを第2リモコン制御部55へ出力する。これを受信した第2リモコン制御部55は、第2近距離無線通信部54へ識別子読込コマンドを出力する。(32)第2近距離無線通信部54はこのコマンドが入力されると「識別子の送信指示」のデータを所定間隔で繰り返して送信する。本実施例ではこのデータ送信は最大10秒間繰り返される。
ユーザーは前述したデータ送信が繰り返されている間に、新しい第2空気調和機101の第2リモコン5に交換前の古い第1空気調和機201の第1リモコン7を近づける。第2リモコン5に第1リモコン7を近づけることで、それぞれのリモコンのNFCユニットが接近すると、第2リモコン5が送信する「識別子の送信指示」の送信データが第1リモコン7の第1NFCユニット72に到達する。
(33)「識別子の送信指示」のデータを受信した第1リモコン7の第1近距離無線通信部74は第1ID記憶部73から第1識別子を読み出し、これを第2リモコン5の第2近距離無線通信部54へ送信する。(34)第2近距離無線通信部54は、受信した第1識別子を第2リモコン制御部55へ出力する。第2リモコン制御部55はこの第1識別子を第2リモコン無線通信部57を介して第2室内機2へ送信する。(35)第2室内機無線通信部22を介してこれを受信した第2室内機制御部25は、第2室内機記憶部24へ第1識別子を一時的に記憶する。
次にユーザーは、日時や、部屋における第2室内機2の取付位置や、無線LAN設定、ID選択「新」などの情報を操作により第2リモコン5へ入力する。(36)第2操作・表示部51はこの操作を受け付けて、初期設定データとして第2リモコン制御部55へ出力する。(37)第2リモコン制御部55は、この初期設定データを第2室内機2へ送信する。
(38)第2室内機2の第2室内機制御部25は、この初期設定データを受信して第2室内機記憶部24へ記憶する。(39)第2室内機制御部25は、初期設定データにおける「無線LAN設定」の項目のデータに基づいて第2空気調和機101の通信アドレスを前述した方法により、例えば(#2)に決定してこれを第2室内機記憶部24に記憶する。
(40)第2室内機制御部25は、第2室内機記憶部24内に記憶された初期設定データの内容におけるID選択の設定が「新」であるため、第2識別子を第2空気調和機101の識別子に決定する。
(41)第2室内機制御部25は、第1室内機記憶部224内に工場出荷時に記憶された第2識別子だけでなく第1識別子も存在するため、サーバー41に対して第2識別子に第1識別子の個別情報を関連させるため、第2識別子と第1識別子と通信アドレス(#2)をサーバー41に送信する。
(42)サーバー41は受信した第2識別子を用いた個別情報の蓄積を過去に行っていないため、受信した第2識別子と通信アドレス(#2)と対応する個別情報記憶エリアをサーバー記憶部41a上に新たに確保し、第2別子と通信アドレス(#2)をここに記憶する。
(43)サーバー41は第1識別子を用いて識別していた個別情報がすでに存在するため、第2識別子を用いて個別情報を識別する場合、第1識別子を用いて識別していた個別情報を第2識別子に関連付けて用いる。つまり、サーバー41は、第2識別子用に確保した個別情報記憶エリアに第2空気調和機101の運転情報を蓄積する。そして、第2識別子用の個別情報を参照する場合、第2識別子用に確保した個別情報記憶エリアと第1識別子用の個別情報記憶エリアを両方参照する。
(44)第2室内機制御部25は第2識別子を第2リモコン5へ送信する。(45)これを受信した第2リモコン5の第2リモコン制御部55は、第2識別子を第2ID記憶部53に記憶する。第2ID記憶部53は第2NFCユニット52内に有るため、第2近距離無線通信部54が第2ID記憶部53から任意に読み出して第2識別子を他の機器に送信することができる。
<交換された空気調和機の運用~新IDを使用する場合>
前述のように空気調和機11は初期設定が完了しているため、ユーザーは第2リモコン5を用いて空調運転を行う。例えばユーザーが冷房運転、設定温度27度で運転開始の操作を行う。(46)第2リモコン5はこの操作を受け付け、この操作を操作信号として第2室内機2へ送信する。(47)第2室内機2は受信したこの操作信号で示される操作情報と共に、室温と外気温などの温度情報、第2空気調和機101の第2識別子及び通信アドレス(#2)などを含む運転情報をサーバー41へ送信する。
(48)サーバー41は受信した運転情報の中の第2識別子を抽出し、(43)のステップで確保したサーバー記憶部41a上の第2識別子と対応する個別情報のエリアに受信した運転情報を蓄積する。(49)サーバー41は蓄積された第1識別子と第2識別子に関わる個別情報に基づいて学習モデルを生成し、これを第2室内機2へ送信する。(50)第2室内機2はこの受信した学習モデルから第2空気調和機101を動作させるための推奨制御データを算出し、この推奨制御データを用いて第2空気調和機101を空調運転する。なお、ユーザーの操作が発生する都度、(46)から(50)のステップが繰り返される。
<空気調和機の交換による設定~旧IDを第2空気調和機101で利用>
次に図4と図9を用いて第1空気調和機201を第2空気調和機101へ交換した場合で、かつ、第1空気調和機201で使用していた第1識別子をそのまま用いる場合の設定動作を説明する。図9において第1リモコン7は図7で説明したように第1識別子を記憶している。また、第2室内機2の第2室内機記憶部24には工場出荷時に第2識別子が記憶されている。第1識別子をそのまま用いる場合として例えば室内機のみを交換する場合がある。
なお、基本的な操作において「初期設定操作」でID選択を(新)ではなく、(旧)で選択することが図8の説明と異なる。この操作の違いによりデータの取り扱いが図8の説明と異なるためこの相違点を中心に説明し、同じデータの取り扱いについては説明を簡略化する。
ユーザーはまず最初に第1リモコン7に記憶された第1空気調和機201の識別子を第2リモコン5に読み出す操作を行う。このためユーザーは第2操作・表示部51を用いた初期設定のメニュー操作により、「識別子読込開始」項目を選択する。
(51)第2操作・表示部51はこの操作を受け付けて選択された項目データを第2リモコン制御部55へ出力する。これを受信した第2リモコン制御部55は、第2近距離無線通信部54へ識別子読込コマンドを出力する。(52)第2近距離無線通信部54はこのコマンドが入力されると「識別子の送信指示」のデータを所定間隔で繰り返して送信する。本実施例ではこのデータ送信は最大10秒間繰り返される。
ユーザーは前述したデータ送信が繰り返されている間に、新しい第2空気調和機101の第2リモコン5に交換前の古い第1空気調和機201の第1リモコン7を近づける。第2リモコン5に第1リモコン7を近づけることで、それぞれのリモコンのNFCユニットが接近すると、第2リモコン5が送信する「識別子の送信指示」の送信データが第1リモコン7の第1NFCユニット72に到達する。
(53)「識別子の送信指示」のデータを受信した第1リモコン7の第1近距離無線通信部74は第1ID記憶部73から第1識別子を読み出し、これを第2リモコン5の第2近距離無線通信部54へ送信する。(54)第2近距離無線通信部54は、受信した第1識別子を第2リモコン制御部55へ出力する。第2リモコン制御部55はこの第1識別子を第2リモコン無線通信部57を介して第2室内機2へ送信する。(55)第2室内機無線通信部22を介してこれを受信した第2室内機制御部25は、第2室内機記憶部24へ第1識別子を一時的に記憶する。
次にユーザーは、日時や、部屋における第2室内機2の取付位置や、無線LAN設定、ID選択「旧」(交換前の空気調和機の識別子)などの情報を操作により第2リモコン5へ入力する。(56)第2操作・表示部51はこの操作を受け付けて、初期設定データとして第2リモコン制御部55へ出力する。(57)第2リモコン制御部55は、この初期設定データを第2室内機2へ送信する。
(58)第2室内機2の第2室内機制御部25は、この初期設定データを受信して第2室内機記憶部24へ記憶する。(59)第2室内機制御部25は、初期設定データにおける「無線LAN設定」の項目のデータに基づいて第2空気調和機101の通信アドレスを前述した方法により、例えば(#2)に決定してこれを第2室内機記憶部24に記憶する。
(60)第2室内機制御部25は、第2室内機記憶部24内に記憶された初期設定データの内容におけるID選択の設定が「旧」であるため、第1リモコン7に記憶されていた第1識別子を第2空気調和機101の識別子と決定する。
(61)第2室内機制御部25は、第1室内機記憶部224内に工場出荷時に記憶された第2識別子が存在していても、ID選択の設定が「旧」であるため、サーバー41に対して第1識別子と通信アドレス(#2)をサーバー41に送信する。
(62)サーバー41は第1識別子と通信アドレス(#2)を受信して一時的に記憶する。(63)サーバー41は第1識別子と対応する個別情報記憶エリアをサーバー記憶部41aから検索し、すでに存在する識別子であれば、この検索された個別情報記憶エリアに記憶されていた通信アドレス(#1)に代替して通信アドレス(#2)を記憶する。つまり、サーバー41はID選択の設定が「旧」であれば、過去に使用していた第1識別子で管理していた個別情報に対して、対応する空気調和機の通信アドレスのみを変更する。
(64)第2室内機制御部25は第1識別子を第2リモコン5へ送信する。(65)これを受信した第2リモコン5の第2リモコン制御部55は、第1識別子を第2ID記憶部53に記憶する。第2ID記憶部53は第2NFCユニット52内に有るため、第2近距離無線通信部54が第2ID記憶部53から任意に読み出して第1識別子を他の機器に送信することができる。
<交換された空気調和機の運用~旧IDを使用する場合>
前述のように第2空気調和機101は初期設定が完了しているため、ユーザーは第2リモコン5を用いて空調運転を行う。(66)第2リモコン5はこの操作を受け付け、この操作を操作信号として第2室内機2へ送信する。(67)第2室内機2は受信したこの操作信号で示される操作情報と共に、室温と外気温などの温度情報、第2空気調和機101の第1識別子及び通信アドレス(#2)などを含む運転情報をサーバー41へ送信する。
(68)サーバー41は受信した運転情報の中の第1識別子を抽出し、(63)のステップで検索したサーバー記憶部41a上の第1識別子と対応する個別情報のエリアに受信した運転情報を蓄積する。(69)サーバー41は第1識別子と対応して蓄積された個別情報に基づいて学習モデルを生成し、これを第2室内機2へ送信する。(70)第2室内機2はこの受信した学習モデルから第2空気調和機101を動作させるための推奨制御データを算出し、この推奨制御データを用いて第2空気調和機101を空調運転する。なお、ユーザーの操作が発生する都度、(66)から(70)のステップが繰り返される。
以上説明したように、サーバー41で管理されている第1空気調和機201に割り当てられた第1識別子に関わる個別情報をユーザーによる操作を介して第2空気調和機101で使用することが出来る。
また、サーバー41は、識別子に関連する個別情報のデータの移行において第1識別子と第2識別子を受信した場合、受信した第1識別子に関わる第1個別情報を、受信した第2識別子に関連付ける。これにより、第1識別子に関わる第1個別情報を第2空気調和機101に関連付けて使用することができる。
また、第1リモコン(第1操作端末)7に第1ID記憶部73と第1近距離無線通信部74とが備えられている。また、第2リモコン(第2操作端末)5に第2ID記憶部53と第2近距離無線通信部21とが備えられている。
このため、ユーザーはIDの内容を知らなくても2つのリモコンを近づける簡単な操作だけでIDに関わる個別情報のデータを2つの空気調和機の間で移行することができる。また、リモコンは空気調和機本体の周辺で用いられ、また、空気調和機本体に比較して小型であるためIDの保管場所として適している。
また、識別子1や識別子2はリモコン内や室内機内に記憶されており、ユーザーは勝手に書き換えることが出来ない。このため、イタズラ目的などで他人のエアコンのデータを勝手に変更できないためセキュリティ対策として有効である。
本実施例ではNFCユニットを内蔵しているリモコンを説明しているが、これに限るものでなく、リモコンの代わりに専用のアプリケーションソフトウェアとNFCユニットを内蔵したスマートフォンなどの操作端末であってもよい。
また、本実施例ではリモコンと室内機の間で電波を用いた無線通信方式によりデータを送受信しているが、これに限るものでなく、赤外線を用いた双方向の無線通信方式など、どのような方式であってもよい。
また、本実施例ではID記憶部や通信部を各リモコンに内蔵しているが、これに限るものでなく、空気調和機内のいずれかの場所に内蔵されていればよい。
また、室内機の交換原因として故障時を想定した説明を行っているが、これに限るものでなく、一時的な交換など理由を限定するものではない。
さらに、本実施例で用いられるNFCユニットは、このユニットが内蔵される機器、つまり、リモコンから電源を供給して動作するものであるが、当然のことながら他のリモコンから電波による電源供給を受けて動作するものであってもよい。
また、本実施例では学習モデルを用いた算出を空気調和機側で行っているが、これに限るものでなく、サーバー側で算出してその結果を推奨制御データとして空気調和機側に送信してもよい。
また、本実施例では、交換前の古い空気調和機の識別子(第1識別子)をそのまま用いるのか、交換後の新しい空気調和機の識別子(第2識別子)を用いるのか、初期設定時にユーザーに選択させるようになっているが、仕様によりいずれかの設定を固定にしておき、ユーザーの設定操作を省略するようにしてもよい。
また、本実施例では、交換前の第1空気調和機の第1リモコンから受信した第1識別子を、第2空気調和機の第2リモコンで受信し、これを第2室内機経由でサーバーへ送信しているが、これに限るものでなく、交換前の第1空気調和機の第1リモコンから近距離無線通信を用いてスマートフォンで受信した第1識別子を、近距離無線通信を用いて第2リモコンの第2ID記憶部に記憶させる。一方、第1識別子を第2空気調和機経由、または、スマートフォンから直接サーバーへ送信するようにしてもよい。スマートフォンから直接サーバーへ送信する場合、第1識別子と共に送信する第2空気調和機用の通信アドレスは、事前に第2室内機から受信しておくとよい。
また、本実施例では、サーバーへ今後使用する識別子を送信する時に、対応する空気調和機の通信アドレスも同時に送信しているが、これに限るものでなく、識別子を送信した伝送フォーマットに含まれる送信元の通信アドレスを用いてもよい。この場合、識別子と、これに対応する空気調和機が自動的に関係づけられるのでサーバーでの管理が容易になる。
また、本実施例では、各空気調和機の工場出荷時に、各室内機の室内機記憶部に識別子を記憶させる例を説明しているが、これに限るものでなく、室内機記憶部の代わりに各リモコンのID記憶部に記憶させるようにしてもよい。この場合、出荷時にリモコンと室内機をペアで管理して梱包する手間がかかるが、初期設定の終了後に室内機からリモコンへ識別子を送信してID記憶部に記憶する必要がない。
この室内機からリモコンへ識別子を送信する処理の代わりにリモコンから室内機へ初期設定のデータを送信する時に、同時に他のリモコンから受信した識別子(第1識別子)、及び自身のリモコンに記憶している識別子(第2識別子)を送信すればよい。このため、本実施例で説明している双方向通信が可能なリモコンでなく、従来から用いられている赤外線を用いた一方向通信のリモコンを使用してコストを低下させることができる。
1 空調機システム
2 第2室内機
3 通信ネットワーク
5 第2リモコン(操作端末)
6 無線LAN装置
7 第1リモコン(操作端末)
12 第2室外機
21 第2空調機通信部
22 第2室内機無線通信部
23 第2室内機駆動部
24 第2室内機記憶部
25 第2室内機制御部
41 サーバー
41a サーバー記憶部(蓄積部)
51 第2操作・表示部
52 第2NFCユニット
53 第2ID記憶部
54 第2近距離無線通信部
55 第2リモコン制御部
56 第2リモコン記憶部
57 第2リモコン無線通信部
71 第1操作・表示部
72 第1NFCユニット
73 第1ID記憶部
74 第1近距離無線通信部
75 第1リモコン制御部
76 第1リモコン記憶部
77 第1リモコン無線通信部
101 第2空気調和機
200 第1室内機
201 第1空気調和機
202 第1室外機
221 第1空調機通信部
222 第1室内機無線通信部
223 第1室内機駆動部
224 第1室内機記憶部
225 第1室内機制御部
230 空調機システム

Claims (3)

  1. 通信ネットワークと、前記通信ネットワークに接続された第1空気調和機とサーバーを備え、
    前記第1空気調和機は、前記サーバーが蓄積する前記第1空気調和機の運転に関わる第1運転情報を識別する第1識別子が記憶された第1ID記憶部と、他の機器と近距離無線通信を行う第1近距離無線通信部と、前記第1識別子と共に前記第1運転情報を前記サーバーに送信する第1空調機通信部とを備え、
    前記サーバーは、前記第1識別子に関連付けて前記第1運転情報を第1個別情報として蓄積する蓄積部を備えた空調機システムであって、
    前記第1近距離無線通信部と近距離無線通信を行う第2近距離無線通信部と前記サーバーと通信を行う第2空調機通信部とを備えた第2空気調和機が前記第1空気調和機に代替して前記空調機システムに組み込まれた場合、
    前記第2空気調和機は、前記第1近距離無線通信部と前記第2近距離無線通信部とが近距離無線通信することで受信した前記第1識別子を前記サーバーに送信し、
    前記第1識別子を受信した前記サーバーは、前記第1識別子に関わる前記第1個別情報を前記第2空気調和機に関連付けて使用することを特徴とする空調機システム。
  2. 前記第2空気調和機は、前記サーバー上で自身を識別する前記第2識別子を記憶した第2ID記憶部を備え、
    前記第2空気調和機は、前記第1空気調和機から受信した前記第1識別子と、前記第2識別子とを前記サーバーに送信し、
    前記サーバーは、受信した前記第1識別子に関わる前記第1個別情報を、受信した前記第2識別子に関連付けることで前記第1個別情報を前記第2空気調和機に関連付けて使用することを特徴とする請求項1記載の空調機システム。
  3. 前記第1ID記憶部と前記第1近距離無線通信部とが、前記第1空気調和機に通信接続されて前記第1空気調和機を操作する第1操作端末に備えられているか、もしくは、前記第2ID記憶部と前記第2近距離無線通信部とが、前記第2空気調和機に通信接続されて前記第2空気調和機を操作する第2操作端末に備えられていることを特徴とする請求項2記載の空調機システム。
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