JP7231730B2 - 車載システム、車載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載システム、および車載装置に関する。
車両の夜間の走行時には、周囲の安全を確認するために、ヘッドライトを車両の遠方まで照射することが望ましい。しかし他の車両にヘッドライトを照射すると、その車両の環境認識性能を低下させてしまうため、他の車両にはヘッドライトの光を照射しないことが望ましい。特許文献1には、点灯制御装置と当該点灯制御装置によって点灯制御される車両用前照灯とを含む車両用前照灯システムであって、前記点灯制御装置は、カメラによって自車両の前方を撮影して得られた画像に基づいて前記自車両の前方に存在する対象車両の位置に応じた遮光範囲を設定する遮光範囲設定部と、前記画像に基づいて前記対象車両の水平方向における移動方向を検出する移動方向検出部と、前記移動方向検出部によって検出された前記移動方向に基づいて、前記移動方向の側を拡げるように前記遮光範囲に補正量を付与すると共に前記移動方向と逆側を狭めるように前記遮光範囲に補正量を付与する遮光範囲補正部と、前記遮光範囲補正部による補正後の前記遮光範囲に基づいて前照灯を駆動する前照灯制御部、を含み、前記車両用前照灯は、各々を個別に点消灯させることが可能であり、少なくとも水平方向に配列された複数の発光素子を有する光源ユニットと、当該光源ユニットから放射される光を前記自車両の前方へ投影するレンズと、を含む、車両用前照灯システムが開示されている。
特開2016-27977号公報
特許文献1に記載されている発明では、ヘッドライトと車載カメラの相対位置のずれが考慮されていない。
本発明の第1の態様による車載システムは、設定された遮光範囲以外に光を照射する照射部と、前記照射部が照射した前記光の被照射範囲を含む範囲を撮影して撮影画像を取得する撮像部と、前記撮影画像から前記光を照射すべきでない対象外物体を検出する物体検出部と、前記撮影画像における前記対象外物体の位置、および補正情報に基づき前記遮光範囲を算出し、前記照射部に前記遮光範囲を設定する直射防止部と、前記照射部にあらかじめ定めた前記遮光範囲を設定する補正時遮光範囲設定部と、前記補正時遮光範囲設定部が前記照射部に前記遮光範囲を設定した際に、前記撮影画像に基づき前記補正情報を算出する補正算出部と、を備える、前記補正算出部は、算出した前記補正情報を前記撮像部に出力し、前記撮像部は、前記補正情報に基づき前記撮影画像として出力する範囲を決定する。
本発明によれば、ヘッドライトと車載カメラの相対位置のずれに対応できる。
車載システムのブロック図 画像処理部のハードウエア構成を示すブロック図 画像処理部の機能構成を示すブロック図 撮像部に備えられる受光素子の配列の一例を示す図 撮像部に備えられる受光素子の配列の別な一例を示す図 撮影画像の一例を示す図 直射防止機能が理想的に機能した場合を示す図 直射防止機能が正常に機能していない場合を示す図 補正処理を実行する際の様子を示す図 水平方向にずれがない場合の水平補正時の撮影画像を示す図 水平方向にずれがある場合の水平補正時の撮影画像を示す図 垂直方向にずれがない場合の垂直補正時の撮影画像を示す図 垂直方向にずれがある場合の垂直補正時の撮影画像を示す図 補正処理を示すフローチャート 直射防止処理を示すフローチャート 変形例2における補正時の遮光範囲を示す図 変形例4における補正時の遮光範囲を示す図 変形例7における画像処理部の機能構成を示すブロック図
―実施の形態―
以下、図1~図15を参照して、本発明に係る車載システムの実施の形態を説明する。
(構成)
図1は実施の形態における車載システムSのブロック図である。車載システムSは車両100に搭載される。車載システムSは、撮像部101と、画像処理部102と、記憶部103と、配光部104と、照射部105と、車両制御部106と、車両情報取得部107と、警報通知部108と、走行系制御部109とを備える。車載システムSを構成するそれぞれの装置は、デジタル通信やアナログ通信により情報を授受する。デジタル通信とは、たとえばController Area NetworkやIEEE802.3の通信規格に則った通信である。アナログ通信とは、電流や電圧の大きさで情報を伝達する通信である。
撮像部101と配光部104との位置関係はあらかじめ設計で定められている。撮像部101および配光部104は、あらかじめ定められた設定にしたがって車両100に固定される。しかし全くの誤差なく固定することは非常に困難なため、本実施の形態では多少の誤差を許容して取り付けを行い、後述するように撮像部101と配光部104との位置関係のずれをソフトウエアで補正する。この補正は後に詳述する。
撮像部101は、単眼カメラやステレオカメラ等である。撮像部101は、少なくとも車両100の前方を含む外界を撮像し、撮像して得られた撮影画像を画像処理部102に転送する。画像処理部102は、たとえばECU(Electronic Control Unit)である。画像処理部102は、撮像に関わる撮像タイミングや撮像時間等の設定情報を撮像部101に出力する。画像処理部102の詳細な構成は後述する。記憶部103は、不揮発性の記憶装置、たとえばフラッシュメモリである。記憶部103には、撮像部101が取得した撮影画像のうち、画像処理に必要な切出し位置などが格納される。
配光部104は、たとえばECUである。配光部104は、画像処理部102が車両等を検出した領域を除いて照射部105が証明を照射するように、照射部105に点灯すべきLEDを指定する。照射部105は車両100の前方を照射するヘッドライトである。照射部105は、複数のLED、すなわち発光ダイオードを備え、発光させるLEDを選択することにより光を照射する領域を制御できる。照射部105は、配光部104により指定されるLEDを点灯させることで照明を照射する。なお以下では、車両100の近傍を照射することを「ロービーム」と呼び、車両100の遠方を照射することを「ハイビーム」と呼ぶ。
車両制御部106、車両情報取得部107、警報通知部108、および走行系制御部109は、たとえばECUである。車両制御部106は、画像処理部102、車両情報取得部107、警報通知部108、および走行系制御部109から車両100の状態や情報を取得し、各部に適切な動作情報を提供する。たとえば車両制御部106は、撮像映像及び車両走行に関わる情報に基づいて、警告情報を警報通知部108に転送し、制動に関わる舵角や減速量等を走行系制御部109に転送する。
車両情報取得部107は、車両100の走行条件に関わる速度や舵角等の情報を取得し、車両制御部106に転送する。警報通知部108は、車両制御部106から車両100の走行状態に関わる警告を受信し、車両100のドライバに、液晶パネル等による映像表示、またはスピーカ等による音声・警告音発信により、注意喚起を促す。走行系制御部109は、車両制御部106より車両100の走行状態に関わる舵角や減速量等の情報に基づきステアリングやブレーキ制動等を行う。
なお、図1に示した構成は一例であり同様の機能を実現可能であればどのような構成でもよい。たとえば複数の構成が1つに統合されてもよいし、1つの構成を複数に分離してもよい。たとえば記憶部103が画像処理部102に含まれてもよいし、画像処理部102を複数の構成に分割してもよい。
(画像処理部)
図2は、画像処理部102のハードウエア構成を示すブロック図である。画像処理部102は、中央演算装置であるCPU201と、読み出し専用の記憶装置であるROM202と、読み書き可能な記憶装置であるRAM203と、撮像I/F205と、記憶I/F206と、配光I/F207と、車両I/F208とを備える。CPU201がROM202に格納されるプログラムをRAM203に展開して実行することで後述する機能を実現する。撮像I/F205、記憶I/F206、配光I/F207、および車両I/F208のそれぞれは、撮像部101、記憶部103、配光部104、および車両制御部106との通信インタフェースである。
図3は、画像処理部102の機能構成を示すブロック図である。画像処理部102はその機能として、取得部251と、補正部252と、物体検出部254と、直射防止部255とを備える。取得部251は、撮像部101から撮影画像を取得する。補正部252は、補正時遮光範囲設定部256と、補正算出部257とを備える。補正時遮光範囲設定部256は、照射部105にあらかじめ定めた遮光範囲を設定する。補正算出部257は、補正時遮光範囲設定部256が照射部105に遮光範囲を設定した際に、取得部251が取得した撮影画像に基づき補正情報を算出する。
物体検出部254は、撮影画像から光を照射すべきでない対象外物体を検出する。直射防止部255は、撮影画像における対象外物体の位置、および補正情報に基づき遮光範囲を算出し、照射部105に遮光範囲を設定する。なお以下では、直射防止部255が実現する機能を「直射防止機能」と呼び、補正算出部257が実現する機能を「補正機能」と呼ぶ。
(撮像部)
図4は、撮像部101に備えられる受光素子の配列の一例を示す図である。図4において、「R」は赤色の、「G」は緑色の、「B」は青色の、波長帯を検出する受光素子を示す。それぞれの受光素子にはフィルタが付されており、そのフィルタにより特定の波長帯のみを検出する。図4に示す配列は、カラー画像の取得に適している。図4に示す撮像素子の配列は、縦横それぞれ2素子、合計4素子で1組として扱われる。この1組の素子の各素子領域に投影されるRGBの各成分を再構成するために、撮像部101は補完処理を行う。最も単純な補完処理として、最接する各波長帯の成分の平均値を採用する。たとえば、図4のR素子のG成分は斜めに近接する4つのG素子の平均値とする。同様に、B成分は上下の2つのB素子の平均値とする。
図5は、撮像部101に備えられる受光素子の配列の別な一例を示す図である。図5に示す例は、色成分を厳密に切り分ける必要がない場合の例である。図5における「C」はフィルタが付されていないクリア画素を示す。クリア画素は色の制約がないため、全ての周波数成分を受光可能であり、カラー画素の受光素子に対して、補完処理等も最小限にできるためダイナミックレンジを改善できる可能性がある。なお赤色画素はテールライトの認識等に必要であり、個別に設けることが望ましい。
(直射防止機能)
本実施の形態では、画像処理部102は次に説明する直射防止機能を有する。直射防止機能とは、周囲の車両へのハイビームの照射を防止する機能である。直射防止機能は次の3つの処理から構成される。まず、第1処理として撮像部101が取得した撮影画像から車両を検出し、第2処理としてハイビームを照射しない遮光範囲を決定し、第3処理として遮光範囲以外を照射する。直射防止機能および補正の必要性を次の図6~図8を参照して説明する。
図6は撮影画像の一例を示す図、図7は直射防止機能が理想的に機能した場合を示す図、図8は直射防止機能が正常に機能していない場合を示す図である。図6では、車両100の前方に対向車両903が撮影されている。符号701で示す大きな四角は、撮影画像を示している。なお符号701で示す四角を四分割する破線は補助線として便宜的に記載している。符号802は後述する。対向車両903は、車両100の正面よりも少し右の位置に撮影されている。
図7において、符号901がハイビームを示し、符号902がロービームを示す。図7では、対向車両903の範囲にはハイビームが照射されておらず、直射防止機能が理想的に機能している。これは、撮像部101が取得した撮影画像から対向車両903の位置を検出し、検出した対向車量903の付近を遮光範囲として照射部105がハイビームを照射しているからである。しかし撮像部101と照射部105の取り付け位置が設計と異なる場合に、何ら対策を講じなければ次に説明する問題が生じる。
すなわち、図8に示すように対向車両903の存在位置と遮光範囲とが合致せず、対向車量903にハイビームが照射される問題が生じうる。この原因は、端的には撮像部101の撮影範囲の中心位置と、照射部105の照射範囲の中心位置にずれがあるからである。そのため本実施の形態では、両者のずれをあらかじめ補正情報として算出し、遮光範囲の算出においてこの補正情報を用いる。なお補正情報は複数の形態をとりうるが、本実施の形態では補正情報は、撮影画像における認識範囲の座標系の設定として扱う。
(補正処理)
図9~図13を参照して補正処理を説明する。補正処理は、水平方向のずれを補正する水平補正と、垂直方向のズレを補正する垂直補正の2つに分かれている。図9は補正処理を実行する際の様子を示す図である。図9に示すように、補正処理は壁950の正面に車両100を停車させて実行する。また図9では補正処理の水平補正を実行している様子を示しており、車両100の正面20度を除く範囲にハイビームを照射している。
図10は水平方向にずれがない場合の水平補正時の撮影画像を示す図であり、図11は水平方向にずれがある場合の水平補正時の撮影画像を示す図である。水平補正では、車両100の正面の垂直軸を中心とした所定の角度、たとえばプラスマイナス10度の範囲が遮光範囲に設定される。この場合に、撮像部101と配光部104との位置関係が設計値どおりであれば図10に示す撮影画像が得られ、設計値から水平方向にずれていると図11に示す撮影画像が得られる。図10および図11に示す符号701は図6などと同様に撮影画像を示し、符号702は認識範囲を示す。認識範囲702も、符号701と同様に説明の便宜上、4分割する補助線を追加している。
撮像部101と配光部104との水平方向のずれがない場合には、図10に示すように、ハイビーム901の照射領域は撮影画像701の中心の垂直軸に対して線対称に表れる。具体的には、撮影画像701の左側に検出される照射領域のエッジE401から中心E402までの距離L403と、撮影画像701の右側に検出される照射領域のエッジE404から中心E402までの距離L405とが等しい。この場合には補正部252は、水平方向の補正量はゼロとする。
その一方で、撮像部101と配光部104との水平方向のずれがある場合には、図11に示すように、ハイビーム901の照射領域は撮影画像701の中心からずれた位置に対して線対称に表れる。具体的には、撮影画像701の左側に検出される照射領域のエッジE411から中心E412までの距離L413と、撮影画像701の右側に検出される照射領域のエッジE414から中心E412までの距離L415とが等しくない。この場合には補正部252は、L413とL415の差の半分を水平方向の補正量とする。次に垂直補正を説明する。
図12は垂直方向にずれがない場合の垂直補正時の撮影画像を示す図であり、図13は垂直方向にずれがある場合の垂直補正時の撮影画像を示す図である。垂直補正では、車両100の正面の水平軸を中心とした所定の角度、たとえばプラスマイナス10度の範囲が遮光範囲に設定される。この場合に、撮像部101と配光部104との位置関係が設計値どおりであれば図12に示す撮影画像が得られ、設計値から垂直方向にずれていると図13に示す撮影画像が得られる。
撮像部101と配光部104との垂直方向のずれがない場合には、図12に示すように、ハイビーム901の照射領域とロービーム902の照射領域は撮影画像701の中心の水平軸に対して線対称に表れる。具体的には、撮影画像701の上部に検出される照射領域のエッジE421から中心E422までの距離L423と、撮影画像701の下側に検出される照射領域のエッジE424から中心E422までの距離L425とが等しい。この場合には補正部252は、垂直方向の補正量はゼロとする。
その一方で、撮像部101と配光部104との垂直方向のずれがある場合には、図13に示すように、ハイビーム901の照射領域とロービーム902の照射領域は撮影画像701の中心からずれた位置に対して線対称に表れる。具体的には、撮影画像701の上側に検出される照射領域のエッジE431から中心E432までの距離L433と、撮影画像701の下側に検出される照射領域のエッジE434から中心E432までの距離L435とが等しくない。この場合には補正部252は、L433とL435の差の半分を垂直方向の補正量とする。
なお、図10~図13に示す例では模式図なので照射領域と非照射領域の判別が容易であったが、実際には撮影画像における各画素の輝度と閾値の大小関係により照射領域と非照射領域とを区別する。この際に、周囲環境の明るさが変化することで撮影画像の明るさも変化し、閾値を超える画像上の位置が変化することが考えられる。しかし本実施の形態では非照射領域が対称に設定されているので、閾値を超える画像上の位置が変化する場合にも対称に変化するので影響を相殺できる。具体的には周囲の明るさの変化により、図11に示したL413とL415が同様に増減するので、(L415-L413)の値は変化せず、実質的に周囲の明るさの変化の影響を受けない。
(補正処理のフローチャート)
図14は、補正処理を示すフローチャートである。補正処理はたとえば、車両100の工場出荷時やディーラーでの点検時に実行される。ただし図14に示すフローチャートは一方向、たとえば横方向の補正処理のみを示している。実際には、画像処理部102は、横方向と縦方向の両方の補正を行う。
まず画像処理部102は、車両100の正面前方におけるプラスマイナス10度の範囲を遮光範囲に設定し、この遮光範囲の情報を配光部104に転送する(S501)。次に配光部104は、左右10度の遮光範囲に従い、照射パターンを作成して照射部105に転送する(S502)。照射部105は、配光部104により作成された照射パターンに従い、照明を点灯する(S503)。このS503が実行された状況を車両100の上部から見たのが図9である。
次に撮像部101は、撮影画像を取得する(S504)。このときの撮影画像は、図10や図11に示すものである。画像処理部102は、撮像画像から輝度が大きく変化する輝度のエッジ、たとえば図11のE411およびE414を算出する(S505)。輝度エッジの算出には明部、暗部の輝度差分から閾値による判定を用いてもよいし、輝度エッジ部分の輝度勾配を利用して、パターンマッチングによる判定を用いてもよい。最後に画像処理部102は、算出した輝度エッジから補正情報を算出し、記憶部103に格納する(S506)。以上が補正処理の説明である。
(直射防止処理のフローチャート)
図15は、直射防止処理を示すフローチャートである。この処理は車両100のヘッドライトがオンになっている場合は常に、たとえば100msごとに実行される。はじめに、画像処理部102は記憶部103に格納されている補正情報を読み出す(S601)。
次に画像処理部102は、撮像部101から撮影画像を取得する(S602)。次に画像処理部102は、補正情報に基づき撮影画像から認識範囲を切り出す(S603)。たとえば画像処理部102は、撮影画像の中心から補正情報で示された量だけ中心をずらして所定のサイズで切り出す。
次に画像処理部102は、認識範囲から輝度値に基づき車両の光点を検出することで車両を検出する(S604)。ただし輝度値だけでは、信号や電光掲示板等と車両との区別が困難なため、光点サイズや、光点移動方向などにより車両とそれ以外とを判別する。そして検出した車両の光点を中心とした所定の範囲を車両の存在領域とみなす。
次に画像処理部102は、S604において検出した車両の存在領域の座標を配光部104に出力する(S605)。なおこの座標は認識範囲により定義されるものであり、前述のとおり認識範囲は補正情報を用いて定義されるので、配光部104に出力される車両の座標は補正情報が反映されている。
次に配光部104は、画像処理部102から出力された車両の座標に基づき照射パターンを設定する(S606)。照射部105は、配光部104が設定した照射パターンに従いハイビームを照射する(S607)。以上が直射防止処理の説明である。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)車載システムSは、設定された遮光範囲以外に光を照射する照射部105と、照射部105が照射した光の被照射範囲を含む範囲を撮影して撮影画像を取得する撮像部101と、撮影画像から光を照射すべきでない対象外物体を検出する物体検出部254と、撮影画像における対象外物体の位置、および補正情報に基づき遮光範囲を算出し、照射部105に遮光範囲を設定する直射防止部255と、照射部にあらかじめ定めた遮光範囲を設定する補正時遮光範囲設定部256と、補正時遮光範囲設定部256が照射部105に遮光範囲を設定した際に、取得部が取得した撮影画像に基づき補正情報を算出する補正算出部257と、を備える。
そのため、ヘッドライトである照射部105と、車載カメラである撮像部101の相対位置のずれに対応できる。具体的には、照射部105と撮像部101との相対位置が設計値からずれていても、そのずれ量を補正算出部257が補正情報として算出し、直射防止部255は補正情報を参照して照射位置を調整することができる。端的には、照射部105と撮像部101との相対位置、というハードウエアのずれの問題を、ソフトウエア処理により解決することができる。なお本実施の形態では、補正時遮光範囲設定部256と照射部105との間には配光部104が介在しているが、配光部104は補正時遮光範囲設定部256から指定された遮光範囲以外を照射するように照射部105に指示するだけなので、実質的には補正時遮光範囲設定部256が照射部105に遮光範囲を設定していると言える。
(2)補正算出部257は、算出した補正情報を記憶部103を介して直射防止部255に出力する。そのため直射防止部255は、補正算出部257が算出した補正情報を利用できる。
(3)直射防止部255は、補正情報に基づき撮影画像から認識範囲を切り出し、認識範囲における対象外物体の位置に基づき遮光範囲を設定する。
(4)補正時遮光範囲設定部256は、照射部105の正面であって、水平方向に対称な領域、または垂直方向に対称な領域を遮光範囲として設定する。そのため、周囲の明るさの変化に影響を受けずに補正情報を算出できる。
(5)補正装置、すなわち画像処理部102は、設定された遮光範囲以外に光を照射する照射部105と、照射部105が照射した光の被照射範囲を含む範囲を撮影して撮影画像を取得する撮像部101と、を備える車両100に搭載される。画像処理部102は、撮像部101から撮影画像を取得する取得部251と、照射部105にあらかじめ定めた遮光範囲を設定する補正時遮光範囲設定部256と、補正時遮光範囲設定部256が照射部105に遮光範囲を設定した際に、取得部251が取得した撮影画像に基づき補正情報を算出する補正算出部257とを備える。
(変形例1)
上述した実施の形態では、画像処理部102が補正情報を利用した。しかし撮像部101が補正情報を利用してもよい。たとえば算出した補正情報を撮像部101に保存し、撮像部101は補正情報に基づいて認識範囲702のみを撮影して撮影画像として画像処理部102に出力してもよい。この場合には画像処理部102は、実施の形態において補正情報が縦および横ともにゼロとして処理する。
本変形例によれば次の作用効果が得られる。
(6)補正算出部257は、算出した補正情報を撮像部101に出力する。撮像部101は、補正情報に基づき撮影画像として出力する範囲を決定する。そのため、撮像部101の撮影範囲が狭まるので撮影および撮影画像の転送に要する時間を短縮できる。また本変形例では画像処理部102の処理を低減できる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、補正部252は垂直方向と水平方向を別々に補正した。しかし補正部252は、垂直方向と水平方向を共通の遮光範囲を用いて補正してもよい。
図16は本変形例における補正時の遮光範囲を示す図である。本変形例における遮光範囲は、図10と図12に示した形状を重ね合わせたような、プラス記号である「+」に似た形状を有する。
本変形例によれば次の作用効果が得られる。
(7)補正時遮光範囲設定部256は、照射部105の正面であって、水平方向および垂直方向に対称な領域を遮光範囲として設定する。そのため、本形状を用いることで、垂直方向と水平方向の補正を一度に行うことができる。
(変形例3)
上述した実施の形態では、画像処理部102は直射防止処理において、補正情報に基づき認識範囲を切り出した。しかし画像処理部102は、認識範囲を切り出さなくてもよい。この場合には画像処理部102は、撮影画像における座標系を用いて車両の座標を算出し、その後に補正情報を用いて車両の座標を補正し、配光部104に出力する。
本変形例によれば次の作用効果が得られる。
(8)直射防止部255は、撮影画像における対象外物体の座標を補正情報に基づき補正することで遮光範囲を設定する。そのため画像処理部102は、認識範囲を切り出す処理を省略できる。
(変形例4)
補正時遮光範囲設定部256が設定する遮光範囲は、照射部105の正面における水平軸や垂直軸に対して対称でなくてもよい。すなわち補正時遮光範囲設定部256は、左右非対称や上下非対称の遮光範囲を設定して正情報を算出してもよい。この場合であっても補正算出部257は、遮光範囲が既知であれば撮影画像に基づき補正情報を算出できる。
図17は、本変形例における補正時の遮光範囲を示す図である。図17では水平補正時の遮光範囲を示しており、垂直軸に対称でない遮光範囲、すなわち左右非対称な遮光範囲が示されている。図17に示す例では、水平方向にずれがない場合に、撮影画像701の左側に検出される照射領域のエッジE401から中心E402までの距離L403aと、撮影画像701の右側に検出される照射領域のエッジE404から中心E402までの距離L405との比が、1:2になるように遮光範囲が設定される。なお図17に示した例は水平補正時の遮光範囲であるが、垂直補正時の遮光範囲も同様に上下非対称としてもよい。
さらに、車両100に搭載される左右のヘッドライトのうち片方のみのヘッドライトだけを対象に補正を行ってもよいし、ロービームとハイビームのうちハイビームだけを対象に補正を行ってもよい。この場合は、既知である撮像部101の撮影範囲、すなわち視野角を利用することで、実施の形態と同様に補正情報を算出できる。
(変形例5)
配光部104は照射部105と一体に構成されてもよい。
(変形例6)
物体検出部254は、パターンマッチングなどの既知の手法を用いて車両以外の物体、たとえば歩行者や自転車などを検出してもよい。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。たとえば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
(変形例7)
画像処理部は、物体検出部254および直射防止部255を備えなくてもよい。この場合はたとえば、配光部104が取得部251、物体検出部254、および直射防止部255をさらに備える。そして配光部104は、図15に示した処理を実行する。図18は、本変形例における画像処理部102Aの機能構成を示すブロック図である。図18では、図3に比べて物体検出部254および直射防止部255が削除されている。
本変形例によれば次の作用効果を奏する。
(9)補正装置である画像処理部102Aは、照射部105と、撮像部101と、を備える車両100に搭載される。画像処理部102Aは、撮像部101から撮影画像を取得する取得部251を備える。車両100は、物体検出部254と直射防止部255とを含む配光部104をさらに備える。補正装置である画像処理部102Aは、補正時遮光範囲設定部256と、補正算出部257とをさらに備える。そのため、補正装置である画像処理部102Aの機能を限定して安価に製造できる。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、たとえば集積回路で設計する等によりハードウエアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、SDカード等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
上述した実施の形態および変形例において、機能ブロックの構成は一例に過ぎない。別々の機能ブロックとして示したいくつかの機能構成を一体に構成してもよいし、1つの機能ブロック図で表した構成を2以上の機能に分割してもよい。また各機能ブロックが有する機能の一部を他の機能ブロックが備える構成としてもよい。
上述した各実施の形態および変形例において、プログラムはROM203に格納されるとしたが、プログラムは記憶部103に格納されていてもよい。また、画像処理部102が不図示の入出力インタフェースを備え、必要なときに入出力インタフェースと画像処理部102が利用可能な媒体を介して、他の装置からプログラムが読み込まれてもよい。ここで媒体とは、たとえば入出力インタフェースに着脱可能な記憶媒体、または通信媒体、すなわち有線、無線、光などのネットワーク、または当該ネットワークを伝搬する搬送波やデジタル信号、を指す。また、プログラムにより実現される機能の一部または全部がハードウエア回路やFPGAにより実現されてもよい。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
100…車両
101…撮像部
102…画像処理部
103…記憶部
104…配光部
105…照射部
106…車両制御部
107…車両情報取得部
108…警報通知部
109…走行系制御部
251…取得部
252…補正部
254…物体検出部
255…直射防止部
256…補正時遮光範囲設定部
257…補正算出部

Claims (1)

  1. 設定された遮光範囲以外に光を照射する照射部と、
    前記照射部が照射した前記光の被照射範囲を含む範囲を撮影して撮影画像を取得する撮像部と、
    前記撮影画像から前記光を照射すべきでない対象外物体を検出する物体検出部と、
    前記撮影画像における前記対象外物体の位置、および補正情報に基づき前記遮光範囲を算出し、前記照射部に前記遮光範囲を設定する直射防止部と、
    前記照射部にあらかじめ定めた前記遮光範囲を設定する補正時遮光範囲設定部と、
    前記補正時遮光範囲設定部が前記照射部に前記遮光範囲を設定した際に、前記撮影画像に基づき前記補正情報を算出する補正算出部と、を備え
    前記補正情報とは、前記照射部の照射範囲と前記撮像部の撮影範囲の基準位置とのずれであり、
    前記補正算出部は、算出した前記補正情報を前記撮像部に出力し、
    前記撮像部は、前記補正情報に基づき前記撮影画像として出力する範囲を決定する車載システム。
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