JP7229780B2 - impact tool - Google Patents
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Description
本発明は、インパクトドライバやインパクトレンチ等のインパクト工具に関する。 The present invention relates to impact tools such as impact drivers and impact wrenches.
インパクトドライバやインパクトレンチ等の電動工具は、モータと、スピンドルやアンビル等の出力軸とを備え、モータの駆動に伴って回転する出力軸によってネジ締めやナット締め等の作業が可能となっている。
また、電動工具では、特許文献1に開示されるように、モータや出力軸を収容するケースの前端には、サイドハンドルが装着可能となっており、作業者は、一方の手でケースから下方に延設されるハンドルを把持し、他方の手でサイドハンドルを把持して電動工具を安定支持可能となっている。
Electric power tools such as impact drivers and impact wrenches are equipped with a motor and an output shaft such as a spindle or anvil. The output shaft rotates as the motor drives, enabling operations such as screw tightening and nut tightening. .
Further, in electric power tools, as disclosed in
このような電動工具において、ケースの前端には、サイドハンドルを装着しない状態では被加工材との当接による被加工材の損傷等を防止するために、ゴム製のバンパが装着される。このため、サイドハンドルを着脱する際には、バンパもケースから着脱する手間が必要となって組立性が悪くなる。また、サイドハンドルを装着した際には取り外したバンパを紛失してしまうおそれもある。 In such an electric power tool, a rubber bumper is attached to the front end of the case in order to prevent damage to the workpiece due to contact with the workpiece when the side handle is not attached. Therefore, when the side handle is attached and detached, it is necessary to attach and detach the bumper from the case, resulting in poor assembly. Also, when the side handle is attached, there is a risk that the removed bumper will be lost.
そこで、本発明は、サイドハンドルの組立性を良好とすると共に、部品の紛失のおそれもなくサイドハンドルを使用できるインパクト工具を提供することを目的としたものである。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide an impact tool in which the side handle can be easily assembled and the side handle can be used without fear of losing parts.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータと、
モータにより駆動し、モータの前方に配置される打撃機構と、
打撃機構により駆動し、打撃機構の前方に配置されるアンビルと、
打撃機構及び、アンビルの少なくとも一部を収容し、打撃機構の外周側を覆う筒状の胴体部と、胴体部よりも小径でアンビルの外周側を覆う前筒部と、胴体部と前筒部とを繋ぐテーパ部と、を有するケースと、
胴体部へ回転不能に外装される第1カバーと、
前筒部へ回転不能に外装され、複数部材から形成される第2カバーと、
第2カバーへ凹凸同士の係合により取付可能とされるサイドハンドルと、を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、アンビルはケースから前方へ突出し、第1カバーはゴム製で、第2カバーは、第1カバーの前側に配置される樹脂製であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、第1カバー及び第2カバーは、ケースの外面に突設した位置決め部に係合して位置決めされることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、第2カバーは、左右一対の半割リングに分割されて、各半割リング同士は、外側から巻回されるリングスプリングによって組み合わされていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、ケースへの外装状態で第1カバーは、前端が第2カバーの後端に当接して前方へ抜け止めされることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
a striking mechanism driven by a motor and arranged in front of the motor;
an anvil driven by the striking mechanism and positioned in front of the striking mechanism;
A cylindrical body part that houses the striking mechanism and at least a part of the anvil and covers the outer peripheral side of the striking mechanism, a front cylindrical part that has a smaller diameter than the body part and covers the outer peripheral side of the anvil, the body part and the front cylindrical part a case having a tapered portion connecting the
a first cover unrotatably attached to the body ;
a second cover that is non-rotatably mounted on the front cylindrical portion and formed from a plurality of members ;
a side handle attachable to the second cover by engagement of the protrusions and recesses .
According to a second aspect of the invention, in the structure of
The invention according to
According to a fourth aspect of the invention, in the configuration of any one of the first to third aspects, the second cover is divided into a pair of left and right half rings, and the half rings are wound from the outside. It is characterized by being combined by a ring spring .
According to a fifth aspect of the present invention, in the configuration of any one of the first to fourth aspects , the front end of the first cover abuts the rear end of the second cover to prevent it from slipping forward when the first cover is attached to the case. It is characterized by
本発明によれば、第2カバーにサイドハンドルを取付可能としたことで、サイドハンドルの着脱の際に第2カバーを着脱する必要がなくなる。よって、サイドハンドルの組立性が良好となると共に、第2カバーを紛失するおそれもなくなる。 According to the present invention, since the side handle can be attached to the second cover, there is no need to attach or detach the second cover when attaching or detaching the side handle. Therefore, the side handle can be easily assembled, and the risk of losing the second cover is eliminated.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例であるインパクトレンチとカバーとサイドハンドルとの分解斜視図、図2はインパクトレンチの中央縦断面図である。
このインパクトレンチ1は、前後方向に延びる本体2に、ハンドル3を下向きに形成した側面視T字状を有し、本体2の先端からは出力軸となるアンビル4が突出し、ハンドル3の下端に設けたバッテリー装着部5には、電源となるバッテリーパック6が装着されている。
本体2のハウジングは、ブラシレスモータ8を収容する後方部分にハンドル3を延設した合成樹脂製の本体ハウジング7と、本体ハウジング7の前方に組み付けられてスピンドル10及び打撃機構11を収容する金属製のハンマーケース9とからなる。本体ハウジング7は、左右一対の半割ハウジング7a,7bを左右方向のネジ12,12・・によって組み付けて形成される。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an exploded perspective view of an impact wrench, which is an example of an electric power tool, a cover, and a side handle, and FIG. 2 is a central longitudinal sectional view of the impact wrench.
This
The housing of the
本体ハウジング7内でハンマーケース9の後方には、ハンマーケース9の後端に嵌合する金属製で後方へ凸状となるギヤケース13が配置されている。このギヤケース13の外周で上下左右の4箇所には、ギヤケース13の周方向に沿ってリブ14,14・・が突設されている。このリブ14の後方で本体ハウジング7の前端外周には、後ボス15,15・・が形成されており、リブ14の前方でハンマーケース9の後端外周には、前ボス16,16・・が形成されている。ここでは図1及び図4に示すように、後方から各後ボス15とリブ14とを貫通させたボルト17,17・・を前ボス16にねじ込むことで、本体ハウジング7とギヤケース13とハンマーケース9とが一体化される。このように金属製のハンマーケース9に対してボルト17をねじ込むことで、本体ハウジング7とハンマーケース9とが強固に結合され、耐久性も向上する。
Behind the
ハンマーケース9は、後端から前方へ行くに従って徐々に小径となる胴体部20と、胴体部20の前側に連設され、胴体部20よりもさらに大きい傾斜で徐々に小径となる先細りのテーパ部21と、テーパ部21の前側に連設され、前後に等径となる小径の前筒部22とからなる筒状体となっている。テーパ部21の外周には、リング状の2つの後ストッパ23A,23Bが、同心円上で突設されると共に、正面視でテーパ部21の半径方向に延びる4つの縦リブ24,24・・が、後ストッパ23A,23Bよりも大きい高さで周方向に等間隔で突設されている。
さらに、前筒部22の外周で前後方向の中央部には、リング状の前ストッパ25が突設されている。
The
Further, a ring-
このハンマーケース9には、カバー26が前方から外装されている。このカバー26は、後側の第1カバー27と前側の第2カバー28とに2分割されている。
まず、第1カバー27は、胴体部20の前端からテーパ部21の後半部分にかけて外装されるゴム製で、図3にも示すように、前端内周には、後ストッパ23Aに係合するリング状の係合溝29が形成されている。また、第1カバー27の内周には、係合溝29と前端が連通し、テーパ部21の各縦リブ24に係合する4つの後縦溝30,30・・が形成されている。第1カバー27の下面には、ハンドル3に設けた後述する延設部48との干渉を防ぐための切欠31が形成されている。
第2カバー28は、左右に分割される一対の半割リング28a,28bを後述するリングスプリング38で組み合わせて、テーパ部21の前半部分から前筒部22にかけて外装される樹脂製で、後端内周には、後ストッパ23Bに係合するリング状の後位置決め溝32が形成されている。また、その前方には、前筒部22の前ストッパ25に係合するリング状の前位置決め溝33が形成されている。第2カバー28の内周には、両位置決め溝32,33と連通し、テーパ部21の各縦リブ24に係合する4つの前縦溝34,34・・が形成されている。さらに、第2カバー28の外周には、サイドハンドル40の取付部となる嵌合溝35が凹設されると共に、嵌合溝35には、リング状の凹溝36と、周方向に等間隔で4つの凹み部37,37・・とが形成されて、凹溝36にリングスプリング38が外装されている。
A
First, the
The
このカバー26は、第1カバー27を、切欠31を下側にして後縦溝30をテーパ部21の縦リブ24に合わせて、胴体部20とテーパ部21の後半部分とに外装すると、係合溝29が後ストッパ23Aに係合して位置決めされる。
次に、第2カバー28を、リングスプリング38の付勢に抗して半割リング28a,28bを左右に広げた状態で、テーパ部21の前半部分と前筒部22とに外装し、再びリングスプリング38によって半割リング28a,28bを組み付け状態とする。そして、前縦溝34を縦リブ24に合わせると、後位置決め溝32が後ストッパ23Bに、前位置決め溝33が前ストッパ25にそれぞれ係合して位置決めされ、第2カバー28は前筒部22に固定される。この状態で第1カバー27の前端は、第2カバー28の後端に当接して前方への抜け止めがなされる。
When the
Next, the
ここでは、前筒部22にサイドハンドル40が着脱可能となっているが、第2カバー28を装着した状態でサイドハンドル40は装着される。このサイドハンドル40は、直線状のグリップ部41と、グリップ部41の延長上に突出して拡縮操作可能なリング状の帯板からなるクランプ部42とを備えている。クランプ部42の内面には、第2カバー28の凹み部37に対応して内側へ突出する凸部43,43が形成されている。
よって、拡開させたクランプ部42を第2カバー28の嵌合溝35に外装させ、凸部43を凹み部37に合わせてクランプ部42を収縮させると、クランプ部42が第2カバー28越しに前筒部22をクランプし、グリップ部41が前筒部22から側方へ突出した状態で装着される。
このように第2カバー28を装着したままサイドハンドル40が装着できるので、第2カバー28を取り外す手間が不要となる。
Here, the side handle 40 is attachable to and detachable from the front
Therefore, when the
Since the side handle 40 can be attached while the
一方、ハンドル3の上部では、トリガ46を前方へ突出させたスイッチ45が設けられると共に、ブラシレスモータ8の回転の正逆切替ボタン47が設けられている。トリガ46の上方で本体ハウジング7には、ハンマーケース9の下面を覆ってトリガ46よりも前方へ突出する延設部48が形成されて、延設部48の先端に、アンビル4の前方を照射するLEDを備えたライト49が設けられている。
また、バッテリー装着部5には、ブラシレスモータ8の制御用のスイッチング素子やマイコン等を搭載した制御回路基板51を備えたコントローラ50が収容されている。制御回路基板51には、打撃力の切替ボタンやバッテリの残容量表示ランプ等を有するスイッチパネル52が設けられて、バッテリー装着部5の前部上面に露出している。スイッチパネル52の前方でバッテリー装着部5の前端には、LEDを備えた第2のライト53を上向きに収容する突起部54が設けられている。
On the other hand, on the upper part of the
Further, the
ハンドル3の下部とバッテリー装着部5とは、ハンドル3の下端に突設した連結部55にバッテリー装着部5を形成する左右の半割部5a,5bを組み付けてネジ固定することで連結される。連結部55とバッテリー装着部5との間には弾性材56が介在されて、ハンドル3からバッテリー装着部5へ伝わる衝撃や振動を緩和可能としている。
バッテリーパック6は、バッテリー装着部5に対して前方からスライドさせることでレール同士の嵌合とフック57の係合とで結合される構造で、結合と共にコントローラ50の下方でバッテリー装着部5に設けた端子台58の端子がバッテリーパック6側の端子と電気的に接続される。バッテリーパック6の取り外し時にフック57を解除するための解除ボタン59は、突起部54の下方に配置される。
The lower part of the
The
そして、本体2では、後方からブラシレスモータ8、スピンドル10、打撃機構11、アンビル4の順に配置されている。
まず、ブラシレスモータ8は、ステータ60とその内側のロータ61とからなるインナロータ型である。ステータ60は、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア62と、ステータコア62の軸方向前後の端面にそれぞれ設けられる前インシュレータ63及び後インシュレータ64と、前後インシュレータ63,64を介してステータコア62に巻回される6つのコイル65,65・・とを有する。後インシュレータ64には、ロータ61に設けた永久磁石72の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子(図示略)を搭載したセンサ回路基板66と、コイル65,65間の巻線にヒュージングされるヒュージング端子を対角同士で短絡する3つの板金部材68,68・・をインサート成形した短絡部材67とが取り付けられている。この短絡部材67によって6つのコイル65はパラ巻きでデルタ結線される。
In the
First, the
ここでのステータ60は、本体ハウジング7の半割ハウジング7a,7bの内面へそれぞれ周方向に突設した支持リブ69,69によって外周が保持されると共に、半割ハウジング7a,7bの内面に突設された図示しない突起が、後インシュレータ64の側面に形成した図示しない凹部にそれぞれ嵌合する。
一方、ロータ61は、軸心に位置する回転軸70と、回転軸70の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア71と、ロータコア71の内部に固定される4つの板状の永久磁石72,72・・とを有する。回転軸70の後端は、本体ハウジング7の後部に保持された軸受73に軸支され、前端は、ギヤケース13の軸受保持部74に保持された軸受75に軸支されて、サンギヤ76が形成された前端をギヤケース13の前方へ突出している。回転軸70における軸受75の後方部位には、遠心ファン77が取り付けられて、遠心ファン77の位置で本体ハウジング7の左右の側面には排気口78,78・・が形成されている。また、図4に示すように、本体ハウジング7の後面には吸気口79,79・・が形成されている。
The
On the other hand, the
そして、ハンマーケース9とギヤケース13とで囲まれる空間内には、スピンドル10及び打撃機構11が収容されている。スピンドル10は、後部に後述する4つのプラネタリギヤ82,83・・を支持ピン84を介してそれぞれ保持するキャリア部81を一体に有し、後端軸心には有底孔85が形成され、先端には小径部86が形成されている。
キャリア部81は、図7に示すように、円盤状の前板87と、前板87の後方で平行に配置される後板88と、前板87と後板88とを接続する4つの接続部89,89・・とを有し、前板87と後板88との間に前後両端が支持された支持ピン84によってプラネタリギヤ82,83を保持している。ここで、後板88の外周には、ギヤケース13の軸受保持部74の外周よりも大径の外側支持部90が後向きに突設されて、スピンドル10の径方向で軸受保持部74とオーバーラップしている。この外側支持部90と軸受保持部74との間に軸受91が配置されて、スピンドル10の後端が内側から軸支されている。この状態で軸受91は軸受75の外側に位置して軸受91,75同士が径方向でオーバーラップしている。
こうしてスピンドル10の後端が軸受91によって支持される状態で、回転軸70のサンギヤ76は有底孔85に後方から挿入している。一方、スピンドル10の前端は、小径部86がアンビル4の軸心に設けた挿入孔108に同軸で挿入されることで支持される。
A space surrounded by the
As shown in FIG. 7, the
With the rear end of the
また、ここでのプラネタリギヤ82,83は、図5,6に示すように、スピンドル10の軸心を中心とする大小2つの同心円のうち、内側の同心円上に位置する2つのプラネタリギヤ82,82と、外側の同心円上に位置する2つのプラネタリギヤ83,83とに分かれている。このうち内側のプラネタリギヤ82は、回転軸70のサンギヤ76と噛合している。
外側のプラネタリギヤ83は、内側のプラネタリギヤ82と噛合する前側の大径部83aと、大径部83aと同軸でその後側に形成され、大径部83aより小径の小径部83bとを有する二段形状となっている。ここでは大径部83aがプラネタリギヤ82よりも大径且つ多い歯数となってプラネタリギヤ82と噛合し、小径部83bが、プラネタリギヤ82よりも小径且つ少ない歯数となって、ギヤケース13内に保持されたインターナルギヤ92に噛合している。このようにサンギヤ76と噛合するプラネタリギヤ82と、インターナルギヤ92と噛合するプラネタリギヤ83とに分けたことで、1つのインターナルギヤ92内で二段階に減速が可能となり、インターナルギヤ92が同じサイズでもギヤ比を大きく設定することができる。
5 and 6, the
The outer
インターナルギヤ92は、ギヤケース13との間で周方向へ等間隔に介在された前後方向の8本のピン93A,93B・・を介して回転規制されている。このうち4本のピン93Aはゴム製の円柱状、残りの4本のピン93Bは鉄製(例えばSUJ(高炭素クロム軸受鋼鋼材))の円柱状で、図6に示すように、ピン93Aとピン93Bとが周方向へ交互に配置されて、インターナルギヤ92の外面に形成した横断面半円状の第1の凹部94と、ギヤケース13の内面に形成した横断面半円状の第2の凹部95とに跨がって嵌合している。
但し、各ピン93Bの嵌合部分では、第1の凹部94の横断面は半円よりも小さい円弧で形成され、第2の凹部95の横断面は半円よりも大きい円弧で形成されて、ピン93Bは第2の凹部95によって保持されている。また、各ピン93Bが嵌合する4つの第1の凹部94は、ピン93Bの外径よりも大径の円弧で形成されて、第2の凹部95に保持されるピン93Bとの間に隙間Sを設定している。
よって、インターナルギヤ92は、4本のゴム製のピン93Aが弾性変形することで、4本の鉄製のピン93Bが第1の凹部94に当接する範囲で周方向に微動可能となっている。また、ピン93Aが剪断(破損)しても、ピン93Bが第1の凹部94に当接することで、インターナルギヤ92の回り止めは維持されるようになっている。
Rotation of the
However, at the fitting portion of each
Therefore, the
打撃機構11は、スピンドル10の前部に外装されたハンマー100と、そのハンマー100とスピンドル10との間に設けたボール101,101と、ハンマー100を前方へ付勢するコイルバネ102とから構成される。ハンマー100は、前面に一対の爪(図示略)を備えてアンビル4の後端に設けた一対のアーム103,103に回転方向で係合可能となっており、ボール101,101は、スピンドル10の外周面とハンマー100の内周面とに設けたカム溝104,104の間に跨がって嵌合されて、スピンドル10とハンマー100とを回転方向で一体化させる。コイルバネ102は、スピンドル10に外装されて前端をハンマー100の後面に設けたリング溝105に挿入させる一方、後端をキャリア部81の前面に当接させて、常態ではハンマー100を、爪がアーム103と係合する前進位置に付勢している。
The
アンビル4は、前筒部22に保持される軸受メタル106によってスピンドル10と同軸で軸支されて、前筒部22とアーム103との間に設けた規制リング107によって前方への位置決めがなされている。アンビル4の後端軸心には、スピンドル10の小径部86が挿入される挿入孔108が形成されている。
また、軸受メタル106の前方で前筒部22とアンビル4との間にはシールリング109が設けられ、アンビル4の先端には、図示しないソケットが嵌着される横断面四角形状の取付部110が形成されている。
The
A
以上の如く構成されたインパクトレンチ1においては、前述のように第2カバー28越しに前筒部22にサイドハンドル40を装着すると、作業者は一方の手でハンドル3を把持し、他方の手でサイドハンドル40のグリップ部41を把持することでインパクトレンチ1が支持可能となる。なお、グリップ部41の向きは左右逆であっても同じで、グリップ部41を側方でなく上方や下方へ傾けた向きでも凸部43と凹み部37との嵌合で位置決めできる。
この状態でハンドル3を把持した手でトリガ46を押し込み操作すると、スイッチ45がONしてバッテリーパック6の電源によってブラシレスモータ8が駆動する。すなわち、制御回路基板51のマイコンが、センサ回路基板66の回転検出素子から出力されるロータ61の永久磁石72の位置を示す回転検出信号を得てロータ61の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各スイッチング素子のON/OFFを制御し、ステータ60の各コイル65に対し順番に電流を流すことでロータ61を回転させる。
In the
When the
よって、回転軸70が回転してキャリア部81のプラネタリギヤ82,82をサンギヤ76回りで遊星運動させると共に、これと噛合するプラネタリギヤ83,83をインターナルギヤ92内で遊星運動させる。これによりスピンドル10が減速回転し、ボール101を介してハンマー100を回転させるため、ハンマー100が係合するアンビル4が回転してソケットによるボルト等の締付が可能となる。また、スイッチ45のONによって制御回路基板51がライト49を点灯させてソケットの前方を照射すると共に、第2のライト53を点灯させてソケットを下方からも照射する。
締付が進んでアンビル4のトルクが高まると、ハンマー100がコイルバネ102の付勢に抗してボール101をカム溝104に沿って後方へ転動させながら後退し、爪がアーム103から外れると、コイルバネ102の付勢によってボール101をカム溝104に沿って前方へ転動させることでハンマー100は回転しながら前進し、爪をアーム103に再係合させてアンビル4に回転打撃力(インパクト)を発生させる。このインパクトを間欠的に繰り返すことでさらなる締付が行われる。
Accordingly, the
As the tightening progresses and the torque of the
ここで、異常打撃が発生してアンビル4に衝撃が加わり、ハンマー100がアンビル4からの反発力により、スピンドル10のカム溝104の後端へ衝撃的に後退すると、その衝撃がスピンドル10のプラネタリギヤ82,83やインターナルギヤ92に伝わることがあっても、インターナルギヤ92はゴム製のピン93Aによって保持されているため、ピン93Aが弾性変形することでインターナルギヤ92を周方向へ回転させて衝撃を吸収できる。よって、プラネタリギヤ82,83、インターナルギヤ92への衝撃を緩和することができる。
Here, when an abnormal blow occurs and an impact is applied to the
(第1、第2カバーとに係る発明の効果)
上記形態のインパクトレンチ1によれば、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8により駆動するアンビル4(出力軸)と、アンビル4の一部を収容するハンマーケース9(ケース)と、ハンマーケース9の一部を覆う第1カバー27と、ハンマーケース9の他の一部を覆う第2カバー28と、を含み、第2カバー28に、サイドハンドル40を取付可能としたことで、サイドハンドル40の着脱の際に第2カバー28を前筒部22に着脱する必要がなくなる。よって、サイドハンドル40の組立性が良好となると共に、第2カバー28を紛失するおそれもなくなる。
(Effects of the invention relating to the first and second covers)
According to the
特にここでは、第1カバー27をゴム製とし、第2カバー28を、第1カバー27の前側に配置される樹脂製としているので、ハンマーケース9に当接した被加工材の保護を第1カバー27及び第2カバー28によって確保しつつ、第2カバー28に取り付けられるサイドハンドル40のがたつきをなくして耐久性も得られる。
また、第1カバー27は、ハンマーケース9の外面に突設した後ストッパ23A(位置決め部)に係合して位置決めされ、第2カバー28は、ハンマーケース9の外面に突設した後ストッパ23B及び前ストッパ25(位置決め部)に係合して位置決めされるので、第1カバー27及び第2カバー28の組み付けが容易に行え、組み付け後のがたつきや位置ずれも抑えられる。
In particular, here, the
The
なお、第1、第2カバーに係る発明において、上記形態では第1カバーをゴム製、第2カバーを樹脂製としているが、両カバーをゴム製としたり、両カバーを樹脂製としたりしても差し支えない。
また、ハンマーケースに対する係合構造も、第1カバー側で位置決め部を増やしたり、第2カバー側で位置決め部を減らしたり等、適宜変更可能である。分割構造も上記形態に限らず、第1カバーを長くしたり、第2カバーを長くしたり、両カバーの端面同士を部分的に重合させたり等の設計変更が可能である。第1カバーでハンマーケースの後方側全体を覆うこともできる。
In the invention relating to the first and second covers, although the first cover is made of rubber and the second cover is made of resin in the above embodiment, both covers may be made of rubber or both covers may be made of resin. I don't mind.
Also, the engagement structure for the hammer case can be changed as appropriate, such as increasing the number of positioning portions on the first cover side or decreasing the number of positioning portions on the second cover side. The divided structure is not limited to the above-described form, and design changes such as lengthening the first cover, lengthening the second cover, partially overlapping the end surfaces of both covers, and the like are possible. The first cover can also cover the entire rear side of the hammer case.
(樹脂製の第2カバーを弾性部材で固定する発明に係る効果)
上記形態のインパクトレンチ1によれば、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8により駆動するアンビル4(出力軸)と、アンビル4の一部を収容するハンマーケース9(ケース)と、ハンマーケース9の一部を覆い、樹脂により構成されてリングスプリング38(弾性部材)によって固定される第2カバー28(カバー)と、を含み、第2カバー28に、サイドハンドル40を取付可能としたことで、サイドハンドル40の着脱の際に第2カバー28を前筒部22に着脱する必要がなくなる。よって、サイドハンドル40の組立性が良好となると共に、第2カバー28を紛失するおそれもなくなる。また、リングスプリング38で第2カバー28を固定するので、装着したサイドハンドル40のがたつきも抑えられる。
(Effect of the invention in which the second cover made of resin is fixed with an elastic member)
According to the
特にここでは、ハンマーケース9及び第2カバー28を筒状とし、弾性部材を、第2カバー28に外側から巻回されるリングスプリング38としているので、第2カバー28を樹脂製としてもリングスプリング38で確実に固定できる。
また、第2カバー28の後方でハンマーケース9の一部を、第1カバー27(ゴム製カバー)で覆うようにしているので、ハンマーケース9に当接した被加工材を第1カバー27及び第2カバー28によって保護できる。
In particular, here, the
In addition, since a part of the
なお、樹脂製の第2カバーを弾性部材で固定する発明において、リングスプリングの数を増やしたり、形状(前後幅や厚み)を変えたりしても差し支えない。第2カバーの中央でなく前後端にリングスプリングを配置することもできる。また、弾性部材としてはリングスプリングに限らず、コイルスプリングやサークリップ等も採用できる。 In addition, in the invention in which the resin-made second cover is fixed with an elastic member, the number of ring springs may be increased or the shape (front-to-rear width and thickness) may be changed. Ring springs can also be arranged at the front and rear ends of the second cover instead of at the center. Also, the elastic member is not limited to a ring spring, and a coil spring, a circlip, or the like can also be used.
(ギヤケースとスピンドルとを軸支する軸受に係る発明の効果)
上記形態のインパクトレンチ1によれば、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8により回転するサンギヤ76と、サンギヤ76と噛合するプラネタリギヤ82,83と、プラネタリギヤ83と噛合するインターナルギヤ92と、インターナルギヤ92を保持するギヤケース13と、プラネタリギヤ82,83を保持するスピンドル10と、ギヤケース13とスピンドル10との間に配置される軸受91と、を含み、軸受91は、外周側でスピンドル10を、内周側でギヤケース13をそれぞれ支持しているので、スピンドル10の後端を外周側から保持させずに済み、軸受91のサイズを小さくできる。よって、径方向でのコンパクト化を達成することができる。
(Effects of the Invention Relating to the Bearing that Supports the Gear Case and the Spindle)
According to the
特にここでは、ギヤケース13には、軸受91の内周側に支持される軸受保持部74(内側支持部)が形成され、スピンドル10には、軸受91の外周側に支持される外側支持部90が形成されて、軸受保持部74と外側支持部90とがスピンドル10の径方向でオーバーラップしているので、スピンドル10に外側支持部90を設けてもスピンドル10が前方へ長く延びることがなく、軸方向でのコンパクト化も維持できる。
また、ギヤケース13は、サンギヤ76を備えた回転軸70を軸支する軸受75(第2の軸受)を保持しており、軸受91は、軸受75よりも径方向外側に配置されて当該径方向で軸受75とオーバーラップしているので、インターナルギヤ92の後方に軸受91を配置してもスピンドル10の軸方向のサイズを抑えることができる。
Particularly here, the
Further, the
なお、ギヤケースとスピンドルとを軸支する軸受に係る発明において、軸受は上記形態のボールベアリングに限らず、ニードルベアリングや軸受メタル等の他の種類も採用できる。軸方向に軸受を複数配置することもできる。
また、スピンドルの外側支持部も上記形態に限らず、キャリア部よりも小径としたり、リング状でなく円弧状の壁を同心円上に配置したりする等、適宜変更可能である。
In addition, in the invention relating to the bearing that supports the gear case and the spindle, the bearing is not limited to the above-described ball bearing, and other types such as a needle bearing and a bearing metal can also be employed. A plurality of bearings can also be arranged in the axial direction.
Further, the outer supporting portion of the spindle is not limited to the above-described form, and may be appropriately modified such as having a diameter smaller than that of the carrier portion, or having an arc-shaped wall instead of a ring-shaped one arranged on a concentric circle.
図8は、ギヤケースとスピンドルとを軸受で軸支する他の構造を示すものであるが、上記形態と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明を省略し、異なる部分について説明する。
ここに示すインパクトレンチ1において、スピンドル10Aのキャリア部81には、後板及び接続部が設けられておらず、図9~11に示すように、前板87から後方へ突出する一対の突出部96,96が、同心円上且つスピンドル10Aの軸心を中心とした点対称位置で一体に設けられている。軸受91は、突出部96,96の後端内側に形成された保持凹部97,97によって保持されている。よって、ここでの支持ピン84は、前板87によって前端のみが片持ち支持されている。
FIG. 8 shows another structure in which the gear case and the spindle are supported by bearings. The same reference numerals are given to the same constituent parts as in the above embodiment, redundant explanations are omitted, and different parts will be explained. .
In the
(突出部の内側へ軸受を配置する発明に係る効果)
このインパクトレンチ1によれば、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8により回転するサンギヤ76と、サンギヤ76と噛合するプラネタリギヤ82,83と、プラネタリギヤ83と噛合するインターナルギヤ92と、インターナルギヤ92を保持するギヤケース13と、プラネタリギヤ82,83を保持するスピンドル10Aと、ギヤケース13とスピンドル10Aとの間に配置される軸受91と、を含み、スピンドル10Aは、軸受91側へ突出する一対の突出部96,96を有して、軸受91は突出部96,96の内側に配置されているので、スピンドル10Aの後端を外周側から保持させずに済み、軸受91のサイズを小さくできる。よって、径方向でのコンパクト化を達成することができる。
なお、突出部の数や形状は上記形態に限らず、適宜変更可能である。ギヤの仕様によっては突出部を3箇所以上設けることもできる。
(Effect of the Invention of Arranging the Bearing Inside the Projection)
The
Note that the number and shape of the projecting portions are not limited to those described above, and can be changed as appropriate. Three or more protruding portions may be provided depending on the specifications of the gear.
(インターナルギヤとギヤケースとの凹部間に嵌合するピンに係る発明の効果)
上記形態のインパクトレンチ1によれば、ブラシレスモータ8(モータ)と、ブラシレスモータ8により回転するサンギヤ76と、サンギヤ76と噛合するプラネタリギヤ82,83と、プラネタリギヤ83と噛合するインターナルギヤ92と、インターナルギヤ92を保持するギヤケース13と、プラネタリギヤ82,83を保持するスピンドル10と、を含み、インターナルギヤ92の外周に第1の凹部94が設けられ、ギヤケース13の内周に第2の凹部95が設けられて、第1の凹部94と第2の凹部95とに跨がって嵌合するピン93Aが配置されることで、異常打撃時のようにスピンドル10に衝撃が加わっても、その衝撃をピン93Aによって緩和できる。よって、プラネタリギヤ82,83及びインターナルギヤ92が損傷するおそれが低減され、減速機構の耐久性を向上させることができる。
(Effect of the invention related to the pin fitted between the recesses of the internal gear and the gear case)
According to the
特にここでは、鉄製のピン93Bが嵌合する4つの第1の凹部94は、ピン93Bの嵌合部分よりも広く形成されて、インターナルギヤ92に周方向へ移動可能な遊びを付与しているので、衝撃をインターナルギヤ92の周方向へ逃がすことができ、効果的な緩和が可能となる。
また、ピン93Aは弾性変形可能であるので、周方向の衝撃を効果的に緩和可能となる。
さらに、弾性変形可能なピン93Aと弾性変形不能なピン93Bとが混在しているので、ピン93Aが破損してもピン93Bによってインターナルギヤ92の回り止めは維持可能となる。
Particularly here, the four
In addition, since the
Furthermore, since the elastically
なお、ピンの数(第1、第2の凹部の数)は上記形態に限らず、適宜増減可能で、ピンの形状も円柱状以外が採用できる。また、上記形態では鉄製のピンをギヤケース側の第2の凹部に保持させているが、これと逆に、ピンをインターナルギヤ側の第1の凹部に保持させてもよい。この場合、隙間は第2の凹部側に設けられる。隙間もピンの一部(4本)でなく全部に設定してもよいが、鉄製のピンよりも先にゴム製のピンが凹部に当接する設定とする必要がある。但し、隙間は省略可能である。
さらに、ピンや凹部の形状によって衝撃の緩和が可能であれば、ピンはゴム等の弾性材料以外で形成することもできる。すなわち、全てのピンを鉄製等の弾性変形不能なピンとしたり、全てのピンを弾性変形可能なピンとしたりしてもよい。
The number of pins (the number of first and second recesses) is not limited to the above configuration, and can be increased or decreased as appropriate, and the shape of the pins can be other than cylindrical. Also, in the above embodiment, the iron pin is held in the second recess on the gear case side, but the pin may be held in the first recess on the internal gear side. In this case, the gap is provided on the side of the second recess. The gap may be set not only for some (four) of the pins but also for all of them, but it is necessary to set the rubber pin to contact the concave portion before the iron pin. However, the gap can be omitted.
Furthermore, if the shape of the pin or recess can mitigate the impact, the pin can be formed of a material other than elastic material such as rubber. That is, all the pins may be made of iron or the like that cannot be elastically deformed, or all the pins may be elastically deformable.
その他、カバーに係る発明では、電動工具はインパクトレンチに限らず、インパクトドライバやハンマ、ハンマドリル等にも採用可能である。
また、スピンドルの軸受に係る発明でも、電動工具はインパクトレンチに限らず、インパクトドライバやスクリュードライバ等にも採用可能である。
さらに、インターナルギヤのピンに係る発明でも、電動工具はインパクトレンチに限らず、プラネタリギヤを用いた減速機構を有するものであれば、インパクトドライバやスクリュードライバ等にも採用できる。減速機構は複数段でも各インターナルギヤに適用できる。
そして、各発明に共通して、プラネタリギヤは上記形態のように二段減速でなく、1つのキャリア部に支持されるプラネタリギヤを全てインターナルギヤに噛合させてもよい。また、モータがブラシレスでない電動工具や、交流電源を使用する電動工具でもよい。
In addition, in the invention relating to the cover, the electric power tool is not limited to the impact wrench, but can be applied to impact drivers, hammers, hammer drills, and the like.
Also, the invention relating to the bearing of the spindle is not limited to the impact wrench, but can be applied to an impact driver, a screwdriver, and the like.
Furthermore, the invention relating to the pin of the internal gear is not limited to the impact wrench, but can be applied to impact drivers, screwdrivers, etc., as long as they have a speed reduction mechanism using planetary gears. The reduction mechanism can be applied to each internal gear even if it has multiple stages.
Further, in common with each invention, the planetary gears may be all meshed with the internal gear instead of the two-stage reduction as in the above embodiment. Also, an electric tool with a non-brushless motor or an electric tool using an AC power supply may be used.
1・・インパクトレンチ、2・・本体、3・・ハンドル、4・・アンビル、5・・バッテリー装着部、6・・バッテリーパック、7・・本体ハウジング、8・・ブラシレスモータ、9・・ハンマーケース、10,10A・・スピンドル、11・・打撃機構、13・・ギヤケース、20・・胴体部、21・・テーパ部、22・・前筒部、23A,23B・・後ストッパ、25・・前ストッパ、26・・カバー、27・・第1カバー、28・・第2カバー、29・・係合溝、32・・後位置決め溝、33・・前位置決め溝、35・・嵌合溝、38・・リングスプリング、40・・サイドハンドル、41・・グリップ部、42・・クランプ部、45・・スイッチ、50・・コントローラ、60・・ステータ、61・・ロータ、70・・回転軸、74・・軸受保持部、73,75,91・・軸受、76・・サンギヤ、81・・キャリア部、82,83・・プラネタリギヤ、84・・支持ピン、90・・外側支持部、92・・インターナルギヤ、93A,93B・・ピン、94・・第1の凹部、95・・第2の凹部、96・・突出部、97・・保持凹部、100・・ハンマー、S・・隙間。
1
Claims (5)
前記モータにより駆動し、前記モータの前方に配置される打撃機構と、
前記打撃機構により駆動し、前記打撃機構の前方に配置されるアンビルと、
前記打撃機構及び、前記アンビルの少なくとも一部を収容し、前記打撃機構の外周側を覆う筒状の胴体部と、前記胴体部よりも小径で前記アンビルの外周側を覆う前筒部と、前記胴体部と前記前筒部とを繋ぐテーパ部と、を有するケースと、
前記胴体部へ回転不能に外装される第1カバーと、
前記前筒部へ回転不能に外装され、複数部材から形成される第2カバーと、
前記第2カバーへ凹凸同士の係合により取付可能とされるサイドハンドルと、を含むインパクト工具。 a motor;
a striking mechanism driven by the motor and arranged in front of the motor;
an anvil driven by the striking mechanism and arranged in front of the striking mechanism;
a cylindrical body portion that houses the striking mechanism and at least a portion of the anvil and covers the outer peripheral side of the striking mechanism; a front cylindrical portion that has a smaller diameter than the body portion and covers the outer peripheral side of the anvil; a case having a tapered portion connecting the body portion and the front cylinder portion ;
a first cover non-rotatably mounted on the body ;
a second cover non-rotatably mounted on the front cylindrical portion and formed of a plurality of members ;
a side handle attachable to the second cover by engagement of protrusions and recesses .
前記第1カバーはゴム製で、前記第2カバーは、前記第1カバーの前側に配置される樹脂製である請求項1に記載のインパクト工具。 the anvil projects forward from the case;
2. The impact tool according to claim 1, wherein said first cover is made of rubber, and said second cover is made of resin arranged in front of said first cover.
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