JP7228996B2 - コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ再生装置に関する。
車室内でコンテンツを再生するコンテンツ再生装置が知られている。例えば特許文献1に、コンテンツ再生装置の具体的構成が記載されている。
特許文献1に記載のコンテンツ再生装置は、車室内に設置された撮影装置によって車室内全体を撮影し、撮影によって得られた画像データから乗員の位置(運転席、助手席、後部座席)を特定し、特定された乗員の位置に応じたコンテンツを選択し、選択されたコンテンツを車室内で再生するように構成されている。特許文献1では、例えば、乗員が後部座席に座ったことが検知されると、リアディスプレイで再生するコンテンツとしてDVD(Digital Versatile Disc)やTV(Television)の映像が選択され、選択された映像がリアディスプレイで再生される。
特開2010-13054号公報
特許文献1では、例えば後部座席に座った乗員が眠った後も、リアディスプレイの映像を視ることができる乗員がいないにも拘わらず、この映像がリアディスプレイで再生され続け且つその音声がスピーカから出力され続けてしまう。このような状況になると、他の乗員(運転手や助手席に座った乗員等)が映像(及びその音声)の再生を停止させたりスピーカから出力される音声を他の乗員が希望する楽曲等に切り替えたりすることがある。映像の再生停止や楽曲の切替を行うに際し、例えば助手席に座った乗員がコンテンツ再生装置を操作したり運転手が停車中にコンテンツ再生装置を操作したりする必要がある。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状況に応じてコンテンツを自動的に変更することが可能なコンテンツ再生装置を提供することである。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生装置は、車両に設けられており、コンテンツを再生することが可能な装置であり、車両に乗車した複数の乗員の各々に優先度を示す値を設定する設定部と、優先度を示す値が設定された複数の乗員の各々の、睡眠に関する段階的な状態を監視する監視部と、監視部により監視される睡眠に関する段階的な状態の変化に基づいて車両に乗車中の少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少させる変更部と、変更部によって少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少した後の、複数の乗員の各々の優先度を示す値に基づいて、再生中のコンテンツを変更する制御部とを備える。
このように構成されたコンテンツ再生装置によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状況に応じてコンテンツを自動的に変更することが可能となる。
コンテンツ再生装置は、車両に乗車する各乗員に対して優先度を示す値を関連付けて記憶する記憶部を更に備える構成としてもよい。この場合、設定部は、車両に乗車した複数の乗員の各々を判別し、判別の結果に基づいて記憶部から複数の乗員の各々の優先度を示す値を読み出し、読み出された優先度を示す値を複数の乗員の各々に設定する。
このような構成によれば、車両に乗車した各乗員に対して優先度が自動で設定される。
設定部は、判別できない乗員については、規定の優先度を示す値であって、判別可能な乗員よりも低い値を設定することができる。
このような構成によれば、例えば設定部で判別可能な乗員が好むコンテンツが再生されやすくなる。
コンテンツ再生装置は、車両の車室内を撮影可能な撮影装置と接続されていてもよい。この場合、設定部は、撮影装置より出力される撮影画像データに基づいて複数の乗員の各々を判別する。
このような構成によれば、画像認識技術を用いて各乗員を判別することができる。
コンテンツ再生装置は、複数の乗員の各々の、睡眠に関する段階的な状態を検知するためのセンサと接続されていてもよい。この場合、監視部は、センサの出力を監視することより、複数の乗員の各々の睡眠に関する状態を監視する。
このような構成によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の睡眠に関する状態に応じてコンテンツを自動的に変更することが可能となる。
監視部は、複数の乗員の各々の睡眠に関する状態を、覚醒状態、入眠の兆候が見られる入眠兆候状態、入眠状態及び睡眠状態の4つの段階に区別する。制御部は、車両の運転手の入眠の兆候、入眠又は睡眠が監視部によって検知されると、複数の乗員の各々の優先度を示す値に拘わらず、所定の警告音を出力する構成としてもよい。
このような構成によれば、警告音によって運転手を覚醒状態に戻すことが可能となる。
コンテンツ再生装置は、車両の車室内の夫々異なる位置に設定された複数のスピーカと接続されていてもよい。この場合、コンテンツは、少なくとも音声を含むコンテンツであり、コンテンツの音声は、複数のスピーカの各々から出力される。また、制御部は、変更部によって少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少された後の、複数の乗員の各々の優先度を示す値に基づいて、再生中のコンテンツを変更すると共に複数のスピーカ間の音量比率を変更する。
このような構成によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状態に応じてコンテンツを自動的に変更すると共にスピーカ間の音量比率を自動的に変更することが可能となる。
制御部は、再生中のコンテンツを、車両に乗車中の複数の乗員のうち優先度を示す値が示す値が最も高い乗員に応じたコンテンツに変更する構成としてもよい。
このような構成によれば、再生中のコンテンツを、現状で最も優先すべき乗員に応じたコンテンツに変更することが可能となる。
制御部は、例えば、再生中のコンテンツの変更後、一定期間が経過するまでは、変更部によって少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少した場合にも、コンテンツの変更を行わない。
このような構成によれば、少なくとも一定期間はコンテンツが変更されないため、コンテンツが頻繁に変更されることによる不快感を乗員が覚えることがない。
本発明の一実施形態によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状況に応じてコンテンツを自動的に変更することが可能なコンテンツ再生装置が提供される。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システムが設置された車両を模式的に示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システムが備えるコンテンツ再生装置のシステムコントローラが実行する処理であって、各乗員の優先度の情報を登録する優先度登録処理のフローチャートを示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生装置のメモリに記憶された優先度テーブルを示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生装置のシステムコントローラが実行する処理であって、各乗員の優先度の情報に基づいて再生中のコンテンツを変更するコンテンツ変更処理のフローチャートを示す図である。 図5のコンテンツ変更処理を実行するシステムコントローラの構成を、機能ブロックで概念的に表現した図である。
以下、本発明の実施形態に係るコンテンツ再生システムについて図面を参照しながら説明する。本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システムは、車両に設置されたシステムであり、車室内でコンテンツを再生するように構成されている。
本実施形態において「コンテンツ」は、ネットワーク経由で伝送される又はローカルに格納された、少なくとも音声を含む情報である。例示的には、放送局が放送するTV番組、ラジオ番組、記録メディアに格納された映像コンテンツや楽曲、ストリーミング配信される映像コンテンツや楽曲等が挙げられる。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システム1が設置された車両Aを模式的に示す図である。図1では、車両Aの車室内に設置されたコンテンツ再生システム1が見えるように、車両Aのボディの一部を透明体にして示す。
図1に示されるように、コンテンツ再生システム1は、コンテンツ再生装置10、撮影装置20及びスピーカSPFR、SPFL、SPRR、SPRLを有している。
撮影装置20は、例えば運転席及び助手席の前方であって車両Aの車室内の中心線を通る位置(コンテンツ再生装置10付近やルームミラー、ルームミラー付近等)に設置された、少なくとも車室内の各座席に座る全ての乗員を画角内に収めることが可能な広角カメラであり、撮影画像データをコンテンツ再生装置10に出力する。
スピーカSPFR、SPFL、SPRR、SPRLは、コンテンツ再生装置10と接続されており、それぞれ、運転席側のドア部DFR、助手席側のドア部DFL、後部座席右側のドア部DRR、後部座席左側のドア部DRLに設置されている。
本実施形態では、スピーカSPが車室内の側面に設置されているが、スピーカSPは天井やヘッドレスト等に設置されてもよい。
なお、本実施形態では、便宜上、下付き文字(FRFLRRRL)が付された構成要素に関し、区別して説明する場合には例えば「スピーカSPFR、SPFL、SPRR、SPRL」のように下付き文字を付し、区別して説明しない場合には例えば「スピーカSP」のように下付き文字を付さないこととする。
コンテンツ再生装置10は、例えばダッシュボードに設置されており、例えばCD(Compact Disc)、SACD(Super Audio CD)等のディスクメディアや、HDD(Hard Disk Drive)、USB(Universal Serial Bus)等のストレージメディアに格納された楽曲や、ラジオ番組等のコンテンツをスピーカSPに出力する。これにより、楽曲やラジオ番組等のコンテンツが車室内で再生される。
図2は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ再生システム1の構成を示すブロック図である。図2に示されるように、コンテンツ再生装置10は、システムコントローラ102、信号処理部104、音量調節部106、パワーアンプ108、メモリ110、操作部112及び表示部114を備える。なお、図2では、本実施形態の説明に必要な主たる構成要素を図示しており、コンテンツ再生装置として一般的な構成要素である筐体など、一部の構成要素については、その図示を適宜省略している。
コンテンツ再生装置10には複数のソース機器30が接続される。ソース機器30として、例えば、ナビゲーション機器やオーディオ機器(CD、DVD、HDD、テレビチューナ、ラジオチューナ等)、タブレット、スマートフォン等の情報処理端末が挙げられる。コンテンツ再生装置10には、コンテンツ(ソース30機器から出力された音声ガイダンス、楽曲、電話音声、ラジオ放送、インターネット上の音声等)をなすオーディオ信号が入力される。
車両Aの乗員は、操作部112を操作して再生対象のコンテンツを指定することができる。コンテンツを指定する操作には、ソース機器30自体を指定する操作をはじめ、例えばオーディオ機器に対する楽曲の指定操作やラジオチューナに対する放送局の指定操作等が含まれる。このように、乗員は、操作部112を操作して聴きたいコンテンツを任意に選ぶことができる。
信号処理部104は、ソース機器30より入力されたオーディオ信号に対し、イコライジング処理、トーンコントロール処理等の各種信号処理を施して、音量調節回路106に出力する。
車両Aの乗員は、操作部112を操作して音量値の変更をシステムコントローラ102に指示することができる。システムコントローラ102は、操作部112による指示に応じて音量調節回路106に対して音量値の変更を指示する。音量調節回路106は、信号処理部104より入力されたオーディオ信号を、システムコントローラ102より指示された変更後の音量値に応じた増幅率で(この指示が無い場合は前回と同じ増幅率で)増幅して、パワーアンプ108に出力する。
パワーアンプ108は、音量調節回路106より入力されるオーディオ信号を、人が聞き取り可能な音としてスピーカSPが出力できるレベルまで電力増幅する。電力増幅されたオーディオ信号は、各スピーカSPに出力される。これにより、車両Aの乗員は、音声ガイダンス、楽曲、電話音声、ラジオ放送、インターネット上の音声等を聴くことができる。
表示部114には、例えばナビゲーション画面や他の各種情報(再生中の楽曲やラジオ番組の情報等)が表示される。
コンテンツ再生装置10は、車両Aの各乗員の状況を監視し、その監視結果に基づいて各乗員に関連付けられた優先度の情報を変更し、変更後の各乗員の優先度の情報に基づいて再生中のコンテンツを変更するように構成されている。図3に、各乗員の優先度の情報を登録する優先度登録処理のフローチャートを示す。この優先度登録処理は、システムコントローラ102による制御下で実行される。
コンテンツ再生装置10は、例えば車両Aの乗員によって操作部112に対する所定の操作が行われると、乗員の優先度の情報を登録する優先度登録モードに移行する。
撮影装置20は、コンテンツ再生システム1の起動中常時又は定期的に車両Aの車室内を撮影し、撮影によって得られた撮影画像データをシステムコントローラ102に出力している。システムコントローラ102は、優先度登録モードに移行すると、撮影装置20より入力される撮影画像データに含まれる乗員の判別データを生成する(ステップS11)。周知技術であるため詳細な説明は省略するが、例えば、撮影装置20より入力される撮影画像データを解析し、撮影画像データに含まれる乗員の特徴量を抽出し、抽出した特徴量をその乗員の判別データとする、一般的な画像認識技術が挙げられる。
システムコントローラ102は、撮影画像データの解析時に乗員が写る座標を特定し、特定した座標から乗員が座っている座席を推定し、推定した座席の一覧を表示部114に表示させる(ステップS12)。乗員は、操作部112を操作することにより、この一覧の中から座席(言い換えると、この座席に座っている乗員)を指定し、指定した座席(乗員)に対して優先度の情報(例えば0~255の数値)の割り当て及び優先的に再生するコンテンツの指定を行うことができる。
優先度の情報及び優先的に再生するコンテンツを確定する操作が行われると、システムコントローラ102は、確定した優先度の情報、優先的に再生するコンテンツ、これに対応する乗員の判別データ及び名称を関連付けて、メモリ110(優先度テーブル110A)に記憶させる(ステップS13)。乗員の名称は、乗員01、02、03・・・といった単純なものをシステムコントローラ102が自動的に決めてもよく、また、乗員が操作部102を操作して個別に決めてもよい。
すなわち、メモリ110(優先度テーブル110A)は、車両Aに乗車する各乗員に対して優先度の情報を関連付けて記憶する記憶部として動作する。
なお、乗員は、操作部112を操作することにより、優先度テーブル110Aに登録された各乗員のレコードを任意に編集することができる。
図4に、優先度テーブル110Aの一例を示す。図4中、乗員01~乗員05のレコードは、図3の優先度登録処理の実行の結果、優先度テーブル110Aに登録されたものである。また、車両Aには、優先度テーブル110Aに未登録の乗員が乗車する場合もある。図4に示されるように、優先度テーブル110Aには、未登録の乗員用にゲスト(子ども)のレコードとゲスト(大人)のレコードが予め登録されている。
優先度テーブル110Aには、優先的に再生するコンテンツとして、図4に示されるように、アニメソングや邦楽、洋楽、ラジオといったカテゴリー単位での登録が可能であるが、楽曲単位や放送局単位での登録も可能である。
図5に、車両Aに乗車中の各乗員の優先度の情報に基づいて再生中のコンテンツを変更するコンテンツ変更処理のフローチャートを示す。このコンテンツ変更処理は、システムコントローラ102による制御下で実行される。図6は、図5のコンテンツ変更処理を実行するシステムコントローラ102の構成を、機能ブロックで概念的に表現した図である。
システムコントローラ102は、何らかのコンテンツの再生が開始されると、図5のコンテンツ変更処理の実行を開始する。なお、図5のコンテンツ変更処理では、車両Aに乗車中の各乗員の優先度の情報に基づいて再生中のコンテンツを変更するが、最初に再生が開始されるコンテンツも、車両Aに乗車中の各乗員の優先度の情報に基づいて決められてもよい。
システムコントローラ102(図6の優先度設定部102A)は、撮影装置20より入力される撮影画像データと優先度テーブル110Aに記憶された各乗員の判別データとのマッチングを行い、車両Aに乗車中の各乗員を判別する(ステップS21)。なお、マッチングは一般的な画像認識技術であるため、マッチングの詳細な説明は省略する。
優先度設定部102Aは、ステップS21の判別処理で判別した乗員の優先度の情報を優先度テーブル110Aから読み出し、読み出された優先度の情報を乗員(言い換えると、判別した乗員が現在座っている座席)に対して設定する(ステップS22)。すなわち、優先度設定部102Aは、優先度テーブル110Aに登録された情報を用いて各乗員に対して優先度を自動で設定する。
ステップS21の判別処理において、優先度テーブル110Aに未登録の乗員はマッチングエラーとなる(判別不可となる)。このような判別できない乗員については、ステップS22の設定処理において、規定の優先度の情報(例えば図4に示されるゲストのレコードの優先度の情報)が設定される。
本実施形態では、優先度テーブル110Aに登録済みの乗員(判別可能な乗員)を優先度テーブル110Aに未登録の乗員(判別できない乗員)よりも優先させる(言い換えると、判別可能な乗員が好むコンテンツが再生されやすくする)ため、ゲストのレコードには極端に低い優先度の情報が割り当てられている。従って、ステップS22の設定処理では、ステップS21の判別処理で判別できない乗員については、規定の優先度の情報であって、判別可能な乗員よりも低い値の優先度の情報が設定される。
別の実施形態において、優先度テーブル110Aに未登録の乗員(判別できない乗員)を優先度テーブル110Aに登録済みの乗員(判別可能な乗員)よりも優先させる場合には、ゲストのレコードに高い値の優先度の情報が割り当てられてもよい。
本実施形態において、ゲストのレコードには、子ども用と大人用が登録されている。優先度設定部102Aは、撮影画像に写る乗員が、優先度テーブル110Aに未登録の乗員であっても、顔や体格等から子どもであるか大人であるかを区別することができる。そのため、ステップS22の設定処理では、優先度テーブル110Aに未登録の子どもの乗員にはゲスト(子ども)のレコードの優先度の情報が設定され、優先度テーブル110Aに未登録の大人の乗員にはゲスト(大人)のレコードの優先度の情報が設定される。
このように、優先度設定部102Aは、車両Aに乗車した各乗員に優先度の情報を設定する設定部として動作する。
なお、詳しくは後述するが、本実施形態では、乗員の睡眠に関する状態によってその乗員の優先度の情報が変更される。一例として、入眠状態の乗員の優先度の情報は、初期値(優先度テーブル110Aに記憶された値)よりも低い値に変更される。これと整合させるため、例えば子どもが入眠状態で乗車した場合、この子どもの優先度の情報は初期値でなく、入眠状態に応じた値(初期値よりも低い値)に設定される。
システムコントローラ102(図6の乗員監視部102B)は、ステップS22の設定処理後、撮影装置20より入力される撮影画像データ(動画データ)に基づいて、ステップS22の設定処理で優先度の情報が設定された各座席の乗員の睡眠に関する状態を判定する(ステップS23)。睡眠に関する状態とは、具体的には、覚醒状態、入眠の兆候が見られる入眠兆候状態、入眠状態、睡眠状態である。周知技術であるため詳細な説明は省略するが、例えば、撮影装置20より入力される撮影画像データを解析し、撮影画像データに含まれる乗員の眼の開き具合や身体の揺らぎ等から睡眠に関する状態を判定することができる。
すなわち、撮影装置20は、車両Aに乗車中の各乗員の睡眠に関する状態を検知するためのセンサとして動作する。乗員監視部102Bは、このセンサの出力を監視することより、車両Aに乗車中の各乗員の睡眠に関する状態を監視する監視部として動作する。
このようなセンサは、撮影装置20に限らない。例えば温度センサを座席に設け、これを、各乗員の睡眠に関する状態を検知するためのセンサとしてもよい。この場合、座席に座る乗員の体温が検知され、検知された乗員の体温の変化から睡眠に関する状態が判定される。また、光学式や電波式の脈拍センサを、各乗員の睡眠に関する状態を検知するためのセンサとしてもよい。この場合、座席に座る乗員の脈拍が検知され、検知された乗員の脈拍の変化から睡眠に関する状態が判定される。
全ての乗員の睡眠に関する状態の判定結果が前回の判定結果と同じ場合(ステップS24:前回と同じ)、乗員監視部102Bによる判定処理が再度実行される。これに対し、少なくとも1人の乗員の睡眠に関する状態の判定結果が前回の判定結果と異なる場合(ステップS24:前回と異なる)、本フローチャートの処理はステップS26に進む。
なお、システムコントローラ102(図6の制御部102D)は、運転手が入眠兆候状態、入眠状態又は睡眠状態であると判定した場合(ステップS24:運転手睡眠等)、前回と今回の判定結果の異同に拘わらず、メモリ110に記憶された警告音のデータを読み出し、この警告音を全スピーカSP(又は運転席側のスピーカSPFR)から強制的に出力させる(ステップS25)。警告音の音量は、例えば睡眠状態、入眠状態、入眠兆候状態の順に大きい。このような警告音を強制的に出力することにより、運転手を覚醒状態に戻すことが可能となる。
システムコントローラ102(図6の優先度変更部102C)は、ステップS23~S24の判定結果に基づいて乗員の優先度の情報を変更する(ステップS26)。具体的には、図6の優先度変更部102Cは、ステップS23~S24の判定結果から睡眠に関する状態に変化のあった乗員(例えば覚醒状態から入眠状態に移行した乗員)が検知されると、検知された乗員の優先度の情報を変更する。下記に、優先度の情報の変更例を示す。
[優先度の情報の変更例]
(1)乗員が覚醒状態から入眠兆候状態に移行
その乗員の優先度を値n1(値n1は自然数)下げる。
(2)乗員が入眠兆候状態から入眠状態に移行
その乗員の優先度を値n2(値n2は自然数)下げる。
(3)乗員が覚醒状態から入眠状態に移行
その乗員の優先度を値n3(=値n1+値n2)下げる。
(4)乗員が覚醒状態、入眠兆候状態又は入眠状態から睡眠状態に移行
その乗員の優先度をゼロにする。
(5)乗員が入眠兆候状態から覚醒状態に移行
その乗員の優先度を値n1上げる。
(6)乗員が入眠状態から入眠兆候状態に移行
その乗員の優先度を値n2上げる。
(7)乗員が入眠状態から覚醒状態に移行
その乗員の優先度を値n3上げる。
(8)乗員が睡眠状態から覚醒状態に移行
その乗員の優先度を初期値にリセットする。
(9)乗員が睡眠状態から入眠兆候状態に移行
その乗員の優先度を初期値から値n1引いた値に変更する。
(10)乗員が睡眠状態から入眠状態に移行
その乗員の優先度を初期値から値n3引いた値に変更する。
すなわち、優先度変更部102Cは、乗員監視部102Bによる監視結果(より詳細には各乗員の睡眠に関する状態の判定結果)に基づいて車両Aに乗車中の少なくとも1人の乗員の優先度の情報を変更させる変更部として動作する。
制御部102Dは、車両Aに乗車中の各乗員の優先度の情報に基づいて再生中のコンテンツを変更する(ステップS27)。具体的には、制御部102Dは、優先度変更部102Cによって少なくとも1人の乗員の優先度の情報が変更されると、各乗員の優先度の情報を比較し、再生中のコンテンツを、優先度の情報の値が最も高い乗員に応じたコンテンツに変更する(但し、優先度の情報の変更前後で、優先度の情報の値が最も高い乗員が変わらない場合は、再生中のコンテンツは変更されない。)。例えば、優先度の情報の値が最も高い乗員に関連付けられたコンテンツがアニメソングである場合、アニメソングのタグが付された楽曲データがランダムで再生される。このように、再生中のコンテンツが、現状で最も優先すべき乗員に応じたコンテンツに自動的に変更される。
すなわち、制御部102Dは、少なくとも1人の乗員の優先度の情報が変更した後の、各乗員の優先度の情報に基づいて、再生中のコンテンツを変更する制御部として動作する。
このように、本実施形態に係るコンテンツ再生装置10及びコンテンツ再生システム1によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状況(睡眠に関する状態)に応じてコンテンツを自動的に変更することが可能となる。
なお、再生中のコンテンツが短時間で頻繁に変更されると、乗員に却って不快感を与える虞がある。そこで、制御部102Dは、例えば、コンテンツを変更してから一定期間が経過するまでは、優先度変更部102Cによって少なくとも1人の乗員の優先度の情報が変更された場合にも、再生中のコンテンツの変更を行わない。少なくとも一定期間はコンテンツが変更されないため、コンテンツが頻繁に変更されることによる不快感を乗員が覚えることがなくなる。
制御部102Dは、車両Aに乗車中の各乗員の優先度の情報に基づいて、再生中のコンテンツを変更するだけでなく、スピーカSP間の音量比率を変更してもよい。
例えば後部座席に子どもが座っており、この子どもが睡眠に関する他の状態から覚醒状態となったことにより、優先度の情報の値が最も高くなった場合を考える。この場合、制御部102Dは、再生中のコンテンツを例えばアニメソングに変更すると共に、音量調節回路106を制御して、後部座席側のスピーカSPRR及びSPRLより出力されるアニメソングの音量を、運転席側、助手席側のスピーカSPFR、SPFLより出力されるアニメソングの音量よりも大きくする。これにより、後部座席に座る子どもはアニメソングがよく聴こえるようになり、また、運転席に座る運転手は例えばナビゲーション機器の音声ガイダンスが聞き取りやすくなる。
例えば後部座席に子どもが座っており、この子どもが覚醒状態から睡眠状態となったことにより、運転手の優先度の情報の値が最も高くなった場合を考える。この場合、制御部102Dは、再生中のコンテンツを例えば洋楽に変更すると共に、音量調節回路106を制御して、運転席側、助手席側のスピーカSPFR、SPFLより出力される洋楽の音量を、後部座席側のスピーカSPRR及びSPRLより出力される洋楽の音量よりも大きくする。後部座席側のスピーカSPRR及びSPRLより出力される洋楽の音量はゼロにしてもよい。これにより、後部座席に座る子どもは静かな環境で眠ることができ、また、運転手は好みの楽曲をよく聴くことができるようになる。また、運転手は、再生中のコンテンツの変更やスピーカSP間の音量比率の変更が発生したことから、後部座席の子どもが眠ったことに気付くことができる。
このような構成によれば、乗員に操作負担を強いることなく乗員の状態に応じてコンテンツを自動的に変更すると共にスピーカSP間の音量比率を自動的に変更することが可能となる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施例等又は自明な実施例等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
1 コンテンツ再生システム
10 コンテンツ再生装置
20 撮影装置
30 ソース機器
102 システムコントローラ
102A 優先度設定部
102B 乗員監視部
102C 優先度変更部
102D 制御部
104 信号処理部
106 音量調節部
108 パワーアンプ
110 メモリ
110A 優先度テーブル
112 操作部
114 表示部
SPFR、SPFL、SPRR、SPRL スピーカ

Claims (10)

  1. 車両に設けられており、コンテンツを再生することが可能なコンテンツ再生装置において、
    前記車両に乗車した複数の乗員の各々に優先度を示す値を設定する設定部と、
    前記優先度を示す値が設定された、前記複数の乗員の各々の、睡眠に関する段階的な状態を監視する監視部と、
    前記監視部により監視される前記睡眠に関する段階的な状態の変化に基づいて前記車両に乗車中の少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少させる変更部と、
    前記変更部によって前記少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少した後の、前記複数の乗員の各々の優先度を示す値に基づいて、再生中のコンテンツを変更する制御部と、
    を備える、
    コンテンツ再生装置。
  2. 前記車両に乗車する各乗員に対して前記優先度を示す値を関連付けて記憶する記憶部
    を更に備え、
    前記設定部は、
    前記車両に乗車した複数の乗員の各々を判別し、
    前記判別の結果に基づいて前記記憶部から前記複数の乗員の各々の優先度を示す値を読み出し、読み出された優先度を示す値を前記複数の乗員の各々に設定する、
    請求項1に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記設定部は、
    判別できない乗員については、規定の優先度を示す値であって、判別可能な乗員よりも低い値を設定する、
    請求項2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記コンテンツ再生装置は、
    前記車両の車室内を撮影可能な撮影装置と接続されており、
    前記設定部は、
    前記撮影装置より出力される撮影画像データに基づいて前記複数の乗員の各々を判別する、
    請求項2又は請求項3に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記コンテンツ再生装置は、
    前記複数の乗員の各々の、前記睡眠に関する段階的な状態を検知するためのセンサと接続されており、
    前記監視部は、
    前記センサの出力を監視することより、前記複数の乗員の各々の、前記睡眠に関する段階的な状態を監視する、
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記制御部は、
    前記車両の運転手の入眠の兆候、入眠又は睡眠が前記監視部によって検知されると、前記複数の乗員の各々の優先度を示す値に拘わらず、所定の警告音を出力する、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記コンテンツ再生装置は、
    前記車両の車室内の夫々異なる位置に設定された複数のスピーカと接続されており、
    前記コンテンツは、
    少なくとも音声を含むコンテンツであり、
    前記コンテンツの音声は、
    前記複数のスピーカの各々から出力され、
    前記制御部は、
    前記変更部によって前記少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少された後の、前記複数の乗員の各々の優先度を示す値に基づいて、再生中のコンテンツを変更すると共に前記複数のスピーカ間の音量比率を変更する、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記制御部は、
    再生中のコンテンツを、前記車両に乗車中の複数の乗員のうち前記優先度を示す値が示す値が最も高い乗員に応じたコンテンツに変更する、
    請求項1から請求項7の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  9. 前記制御部は、
    再生中のコンテンツの変更後、一定期間が経過するまでは、前記変更部によって前記少なくとも1人の乗員の優先度を示す値増加又は減少した場合にも、前記コンテンツの変更を行わない、
    請求項1から請求項8の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
  10. 前記監視部は、
    前記複数の乗員の各々の睡眠に関する状態を、覚醒状態、入眠の兆候が見られる入眠兆候状態、入眠状態及び睡眠状態の4つの段階に区別する、
    請求項1から請求項9の何れか一項に記載のコンテンツ再生装置。
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