JP7226365B2 - 燃料タンク支持装置および貨物用燃料電池車両 - Google Patents
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Description
この形態の燃料タンク支持装置によれば、複数の燃料タンクを、貨物用燃料電池車両に搭載する際に、燃料タンクが外力を受けることがあっても、燃料タンクの損傷を抑えることができる。すなわち、キャビンの上端よりも上方にはみ出して配置される支持部材が外力を受ける場合には、支持部材の上端側の第1支持部分が、脱離構造において、第1支持部分に支持される第1燃料タンクごと第2支持部分から外れるため、第1燃料タンクに加えられる荷重を低減して、第1燃料タンクの損傷を抑えることができる。
(2)上記形態の燃料タンク支持装置において、前記支持部材は、前記支持部材における前記進行方向の後方部において、前記第1支持部分と前記第2支持部分とを接続する第1接続部を備え、前記脱離構造は、前記第1接続部よりも前記進行方向の前方で、前記第1支持部分と前記第2支持部分とを、前記第1接続部における接続強度よりも小さい接続強度で接続する第2接続部であることとしてもよい。この形態の燃料タンク支持装置によれば、貨物用燃料電池車両の進行方向前方から、支持部材におけるキャビンの上端よりも上方にはみ出した部分に対して荷重が加えられて、脱離構造において第1支持部分が第2支持部分から外れるときには、第2接続部を支点として第1支持部分が回転し、進行方向後方に移動し得る。そのため、第1燃料タンクを支持する第1支持部分が、望ましくない不測の方向に移動するのを抑えることができる。
(3)上記形態の燃料タンク支持装置において、前記第1支持体は、前記第1支持体に固定される前記第1燃料タンクを個別に収納する収納空間を内部に有する枠組み構造を備えることとしてもよい。この形態の燃料タンク支持装置によれば、支持部材の第1支持部分に荷重が加えられるときに、荷重の一部を枠組み構造によって吸収することにより、第1燃料タンクが受ける荷重を和らげると共に、第1支持体を軽量化することができる。
本開示は、燃料タンク支持装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料タンク支持装置を搭載する貨物用燃料電池車両、燃料タンクの支持方法、等の形態で実現することができる。
(A-1)トラックの全体構成:
図1は、本開示の第1実施形態の車両10の外観の概略を表わす側面図である。図1には、互いに直行するX方向、Y方向、および、Z方向を示す矢印が図示されている。X方向は、車両10の幅方向に相当し、+X方向が車両10の右向きを示し、-X方向が車両の左向きを示す。また、Y方向は、車両10の前後方向に相当し、+Y方向が車両の進行方向前向きを示し、-Y方向が車両の進行方向後ろ向きを示す。また、Z方向は車両10の高さ方向に相当し、+Z方向が上向きを示し、-Z方向が下向きを示す。これらの方向は、後述する図2~図7においても同様に図示されている。
図2は、複数の燃料タンク32が燃料タンク支持装置50によって支持される様子を表わす説明図であり、トラクターヘッド11を+X方向に見たときの概略側面図である。図2では、収納部35を一点鎖線で示している。
第1実施形態では、第1接触部52aに設けられた接続部54a~54dは、同等の接続強度を有することとしたが、異なる構成としてもよい。以下では、第1接触部52aにおける接続強度が不均一である構成の一例を、第2実施形態として説明する。第2実施形態において、第1実施形態と共通する部分には、同じ参照番号を付す。
(C1)第1支持部分に含まれる枠体の変形:
上記各実施形態では、キャビン13の上端よりも上方にはみ出して配置されるのは、燃料タンク32aを収納する枠体36aのみとしたが、異なる構成としてもよい。燃料タンクが固定された2以上の枠体が、キャビン13の上端よりも上方にはみ出して配置されてもよい。また、キャビン13の上端よりも上方にはみ出して配置される枠体は、当該枠体全体がキャビン13の上端よりも上方にはみ出して配置される必要はなく、一部のみが上方にはみ出して配置されてもよい。この場合には、支持部材55におけるキャビン13の上端よりも上方にはみ出した部分に対して、進行方向前方から荷重が加えられたときに、少なくとも一部がキャビン13の上端よりも上方にはみ出す枠体のすべてが脱離可能となる位置に、脱離構造を設ければよい。
上記各実施形態では、枠体間を接続する接続部を、ボルトを用いた締結部として形成したが、異なる構成としてもよい。例えば、枠体間を溶接により接続してもよい。この場合には、例えば、溶接箇所の数を異ならせることにより、枠体間の接続強度を調節することができる。あるいは、個々の溶接箇所の大きさを異ならせることにより、枠体間の接続強度を調節してもよい。また、枠体間を接続する接続部は、例えば、リベットによって構成してもよい。この場合には、リベットの径やリベットによる接続箇所の数を異ならせることにより、枠体間の接続強度を調節することができる。支持部材55において、キャビン13の上端よりも上方にはみ出して配置される部分を含む第1支持部分31と、第1支持部分31の下方に配置される第2支持部分34との間に、既述した脱離の動作が可能な脱離構造が設けられていれば、実施形態と同様の効果が得られる。
上記各実施形態では、支持部材55が備える第1支持体および第2支持体は、四角柱の各辺に対応する形状を有する枠組み構造である枠体36a~36dによって構成したが、異なる構成としてもよい。例えば、四角柱以外の多角柱の各辺に対応する形状を有する枠組み構造である多角柱状枠体を組み合わせて第1支持体および第2支持体を構成してもよい。この場合には、複数の多角柱状枠体を組み合わせた第1支持体および第2支持体において、第1燃料タンクを収納する第1支持体の最も下方に位置する多角柱状枠体と、第2支持体の最も上方に位置する多角柱状枠体との間に、上記各実施形態と同様の脱離構造を設ければよい。なお、上記した多角柱状枠体は、枠組み構造の一部、具体的には多角柱の各辺のうちの一部に対応する部分が、湾曲しているものを含む。
上記各実施形態では、図3に示すように、個々の燃料タンク32は、燃料タンク32の両端に設けられた一対の口金部33を介して第1支持体および第2支持体に固定されているが、異なる構成としてもよい。
上記各実施形態では、支持部材55は、キャビン13とコンテナ22との間において、キャビン13の背面に近接して、キャビン13の背面に沿って配置されているが、異なる構成としてもよい。支持部材55は、キャビン13の後方に配置されていればよく、例えば、キャビン13と支持部材55との間に、さらに他の部材が存在してもよい。支持部材55が備える第1支持部分31の上端の方がキャビン13の上端よりも上方に位置するように配置されるならば、同様の効果が得られる。ただし、支持部材55の配置は、キャビン13の背面に近いほど、貨物の積載を妨げないため望ましい。
上記各実施形態では、車両10は、いわゆるセミトレーラとして構成されることとしたが、異なる構成としてもよい。車両10は、燃料電池を電源として備え、キャビンの後方に貨物が積載される積載スペースを有する貨物用燃料電池車両であればよい。このような車両10において、実施形態と同様の燃料タンク支持装置50を、キャビンの後方に配置するならば、実施形態と同様の効果が得られる。
Claims (4)
- 燃料電池を備える貨物用燃料電池車両に搭載されて、前記燃料電池に供給するための燃料ガスを貯蔵する複数の燃料タンクを支持する燃料タンク支持装置であって、
前記複数の燃料タンクのうちの少なくとも1つの燃料タンクである第1燃料タンクと、前記第1燃料タンクが固定される第1支持体と、を有する第1支持部分と、前記第1支持部分より下方に配置されて前記貨物用燃料電池車両に固定されると共に、前記複数の燃料タンクのうちの前記第1燃料タンクとは異なる少なくとも1つの燃料タンクである第2燃料タンクを有し、前記第2燃料タンクを支持する第2支持部分と、を備え、前記貨物用燃料電池車両のキャビンの後方において、前記第1支持部分の上端の方が前記キャビンの上端よりも上方に位置するように配置される支持部材と、
前記第1支持部分と前記第2支持部分とを接続すると共に、前記第1支持部分に対して、前記貨物用燃料電池車両の進行方向に平行に、前記進行方向の前方から、前記燃料タンクの耐荷重よりも小さい予め定められた大きさの荷重が加えられたときに、前記第1支持部分が前記第2支持部分から外れる脱離構造と、
を備える
燃料タンク支持装置。 - 請求項1に記載の燃料タンク支持装置であって、
前記支持部材は、前記支持部材における前記進行方向の後方部において、前記第1支持部分と前記第2支持部分とを接続する第1接続部を備え、
前記脱離構造は、前記第1接続部よりも前記進行方向の前方で、前記第1支持部分と前記第2支持部分とを、前記第1接続部における接続強度よりも小さい接続強度で接続する第2接続部である
燃料タンク支持装置。 - 請求項1または請求項2に記載の燃料タンク支持装置であって、
前記第1支持体は、前記第1支持体に固定される前記第1燃料タンクを個別に収納する収納空間を内部に有する枠組み構造を備える
燃料タンク支持装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の燃料タンク支持装置を搭載する貨物用燃料電池車両。
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