JP7225629B2 - 情報処理システム、情報処理装置、および、プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、文書情報について指定された第1の配信先候補群を取得し、開示範囲規定情報に関連づけて予め設定された第2の配信先候補群を取得し、第1の配信先候補群と第2の配信先候補群とに基づく論理演算により、文書情報の配信先を決定する処理が開示されている。
特許文献2には、操作ユーザの選択操作によってユーザリストの中から選択されたユーザに対して、電子ファイルへのアクセス権限を付与する処理が開示されている。
特許文献3には、開示を受ける権限を有する開示対象者と近接し、開示対象者を目視することにより相手方の正当性を確認する構成が開示されている。
特開2008-299374号公報 特開2018-5724号公報 WO08/90779
端末装置への情報の提供にあたり、情報を提供可能な端末装置の候補が多数であると、ユーザは、例えば、多数のこの候補から提供先を選択する必要が生じ、この場合、作業が煩雑となったり、誤送信が起きやすくなったりする。また、端末装置への情報の提供にあたり、情報の提供が可能な全ての端末装置へ情報が提供される構成では、本来情報が必要でない者にも情報が提供されてしまう。
本発明の目的は、情報の提供先を特定の一部の者に絞ることにある。
請求項1に記載の発明は、提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、提供される前記情報の送信指示を行う指示装置に、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての情報を表示する表示制御手段と、を備える情報処理システムである。
請求項2に記載の発明は、前記端末装置特定手段は、提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置と予め定められた位置関係にある端末装置であって、当該情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記端末装置特定手段は、前記指示装置から予め定められた距離内にある端末装置であって、前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置における、情報の提供先に関する表示を、前記端末装置特定手段による特定結果に応じて変化させる表示制御手段を更に備える請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記指示装置に表示される、情報の提供先の表示件数を、前記端末装置特定手段による特定結果に応じて変化させる請求項4に記載の情報処理システムである。
請求項6に記載の発明は、前記表示制御手段は、提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置に、前記端末装置特定手段により特定された端末装置に対応付けられたユーザについての情報を表示する請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての前記情報と、当該予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって当該開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示する請求項に記載の情報処理システムである。
請求項に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての前記情報を、指示者からの指示があった場合に表示する請求項に記載の情報処理システムである。
請求項に記載の発明は、提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、提供される前記情報の送信指示を行う指示装置に、前記予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属しないユーザについての情報を表示する表示制御手段と、を備える情報処理システムである。
請求項10に記載の発明は、前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属しないユーザについての前記情報と、当該予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって当該開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示する請求項に記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記端末装置特定手段は、予め定められたときに前記予め定められた箇所に位置する端末装置を、前記情報の提供先の端末装置として特定する請求項1に記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、前記予め定められたときについての情報、および、前記予め定められた箇所についての情報を、前記端末装置に出力する出力手段を更に備える請求項11に記載の情報処理システムである。
請求項13に記載の発明は、提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、を備え、前記情報の提供先の端末装置として特定され当該情報の提供を実際に受けた当該端末装置である情報受信済み端末装置の周囲に位置する他の端末装置へ、当該情報の送信が行われるように構成され、前記他の端末装置から予め定められた距離内に、予め定められた数を超える前記情報受信済み端末装置が位置する場合に、当該他の端末装置への前記情報の送信が行われる情報処理システムである。
請求項14に記載の発明は、送信される情報の選択を受け付ける受け付け手段と、情報を表示する表示部と、前記送信される情報の受信者についての情報を前記表示部に表示する表示制御手段であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該送信される情報の開示範囲内に属する受信者についての情報を表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所に位置しないが前記開示範囲内に属する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、送信される情報の選択を受け付ける受け付け手段と、情報を表示する表示部と、前記送信される情報の受信者についての情報を前記表示部に表示する表示制御手段であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該送信される情報の開示範囲内に属する受信者についての情報を表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記開示範囲内に属しないが前記予め定められた箇所に位置する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、送信される情報の選択を受け付ける受け付け機能と、前記情報の受信者についての情報を表示部に表示する表示制御機能であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該情報の開示範囲内に属する受信者を表示する表示制御機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、前記表示制御機能は、前記予め定められた箇所に位置しないが前記開示範囲内に属する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する、プログラムである。
請求項17に記載の発明は、送信される情報の選択を受け付ける受け付け機能と、前記情報の受信者についての情報を表示部に表示する表示制御機能であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該情報の開示範囲内に属する受信者を表示する表示制御機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、前記表示制御機能は、前記開示範囲内に属しないが前記予め定められた箇所に位置する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する、プログラムである。
請求項1の発明によれば、情報の提供先を特定の一部の者に絞ることができ、また、情報の送信指示を行う指示装置に、予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが情報の開示範囲内には属するユーザについての情報を表示できる。
請求項2の発明によれば、情報の提供先を、情報の送信指示を行う指示装置と予め定められた位置関係にある端末装置に絞ることができる。
請求項3の発明によれば、情報の提供先を、情報の送信指示を行う指示装置から予め定められた距離内にある端末装置に絞ることができる。
請求項4の発明によれば、情報の送信指示を行う指示装置における、情報の提供先に関する表示を変化させることができる。
請求項5の発明によれば、情報の送信指示を行う指示装置における、情報の提供先の表示件数を変化させることができる。
請求項6の発明によれば、情報の送信指示を行う指示装置に、情報の提供を受けるユーザについての情報を表示することができる。
請求項の発明によれば、予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが情報の開示範囲内には属するユーザについての情報と、予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって情報の開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示することができる。
請求項の発明によれば、指示者が希望する場合に、予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが情報の開示範囲内には属するユーザについての情報を表示することができる。
請求項の発明によれば、情報の提供先を特定の一部の者に絞ることができ、また、情報の送信指示を行う指示装置に、予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが情報の開示示範囲内には属しないユーザについての情報を表示することができる。
請求項10の発明によれば、予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが情報の開示範囲内には属しないユーザについての情報と、予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって情報の開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示することができる。
請求項11の発明によれば、予め定められたときに予め定められた箇所に位置する端末装置に対して、情報の提供を行うことができる。
請求項12の発明によれば、端末装置を操作する操作者に対し、予め定められたときについての情報、および、予め定められた箇所についての情報を通知できる。
請求項13の発明によれば、他の端末装置から予め定められた距離内に、予め定められた数よりも小さい数の情報受信端末装置が位置する場合でも、この他の端末装置への情報の送信が行われる場合に比べ、この他の端末装置への情報の送信を制限することができる。
請求項14、16の発明によれば、情報の提供先を特定の一部の者に絞ることができ、また、表示部に、予め定められた箇所に位置しないが情報の開示範囲内に属する受信者についての情報を表示することができる。
請求項15、17の発明によれば、情報の提供先を特定の一部の者に絞ることができ、また、表示部に、情報の開示範囲内に属しないが予め定められた箇所に位置する受信者についての情報を表示することができる。
情報処理システムの構成を示した図である。 (A)、(B)は、図1の符号1Dで示す処理が実行された後の、指示装置の表示画面を示した図である。 指示装置における他の表示例を示した図である。 文書サーバのハードウエアの構成を示した図である。 文書サーバが有する機能部を示した図である。 指示装置のハードウエアの構成を示した図である。 指示装置が有する機能部を示した図である。 情報処理システムにて実行される処理の流れを示した図である。 表示形式の変更処理を説明する図である。 文書の提供場所、提供時間についての情報を、相手側端末装置に出力した場合の、相手側端末装置の表示画面を示した図である。 (A)、(B)は、予め定められたときに予め定められた箇所で文書の提供を行う際の処理の流れを示した図である。 文書の提供形態の他の一例を説明する図である。 図12にて示した文書提供形態で文書の提供を行う際の処理の流れを示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示した図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理システム1には、文書(文書情報)を格納した文書サーバ10が設けられている。さらに、情報処理システム1には、情報処理装置の一例としての端末装置20が複数設けられている。
端末装置20の各々は、表示部21Bを備える。この表示部21Bは、例えば、タッチパネル方式のディスプレイ(表示装置)により構成され、操作者への情報の表示を行う。
本実施形態では、一の端末装置20(符号1Aで示す端末装置20)からの送信指示に応じて、文書サーバ10から、他の端末装置20(符号1Bで示す端末装置20)へ文書が送信(提供)される。
以下、本明細書では、文書の送信の指示を行う端末装置20を、指示装置21と称し、提供された文書を受信する端末装置20を、相手側端末装置22と称し、また、端末装置20の各々を特に区別しない場合には、端末装置20と称する。
指示装置21、相手側端末装置22の各々は、Bluetooth(登録商標)などの近距離通信方式を用い、相互に通信を行えるようになっている。
また、文書サーバ10から、相手側端末装置22へは、公知の無線通信方式が用いられることで、文書の送信が行われる。
文書サーバ10には、複数の文書(文書情報)が格納されている。さらに、文書サーバ10には、文書の各々を識別するための文書ID、文書の開示範囲(アクセス権限)についての情報が、各文書に対応付けられた状態で格納されている。
文書の作成時には、文書の作成者が、文書の開示範囲を設定するようになっており(文書の参照を許可する対象者の設定を行うようになっており)、本実施形態では、この開示範囲の情報も、文書サーバ10に格納される。
なお、文書の開示範囲の設定は、文書の作成時に限らず、作成時よりも後に行ってもよい。
さらに、文書サーバ10には、この情報処理システム1を利用するユーザについての情報が格納(登録)されている。
具体的には、文書サーバ10には、ユーザ名、ユーザの各々を識別するための識別情報であるユーザID、ユーザが有する端末装置20を識別するための識別情報である端末ID、ユーザが有する端末装置20のIPアドレスが格納されている。なお、これらの情報は、互いに関連付けられた状態で文書サーバ10に格納されている。
本実施形態の情報処理システム1の利用にあっては、各ユーザは、端末装置20を介して、ユーザIDを入力する。そして、本実施形態では、この端末装置20の端末IDおよび入力されたユーザIDが、文書サーバ10に送信される。
そして、文書サーバ10にて、文書サーバ10に送信されてきた端末IDおよびユーザIDと、文書サーバ10に格納されている端末IDおよびユーザIDとの照合がなされ、本人確認が行われる。
なお、文書サーバ10には、その他に、送信する文書を暗号化するための暗号化キーなどが格納されている。
本実施形態では、指示装置21からの指示に応じて、相手側端末装置22への文書の送信(提供)が行われるようになっており、以下、この文書の送信処理について説明する。
相手側端末装置22へ文書の送信にあたっては、まず、指示装置21を操作する操作者が、指示装置21を操作して、相手側端末装置22へ送信する文書を選択する。そして、指示装置21が、この選択を受け付ける。
そして、操作者は、例えば、OKボタンなどを押圧するなどして、選択した文書の送信指示を行う。
これにより、符号1Cで示すように、操作者が選択した文書を識別するための文書IDが文書サーバ10へ送信される。さらに、このとき、指示装置21から文書サーバ10へ、指示装置21の周囲に位置する相手側端末装置22の端末IDが送信される。
本実施形態では、指示装置21を含む端末装置20の各々は、近距離通信により相互に情報の送受信を行う。指示装置21は、近距離通信により、自身の周囲に位置する相手側端末装置22(自身の近くに位置する相手側端末装置22、自身から予め定められた距離内に位置する相手側端末装置22)の端末IDを取得する。そして、本実施形態では、この端末IDが、文書サーバ10へ送信される。
また、指示装置21から文書サーバ10へは、文書の送信指示が出力される。
指示装置21から文書サーバ10へ、装置ID、文書ID等が送信されると、文書サーバ10は、送信されてきた装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の各々に対応付けられたユーザが、文書IDに対応付けられている文書の開示範囲内に属するかを判断する。
そして、文書サーバ10は、開示範囲内に属するユーザを特定し、そして、特定したこのユーザに対応付けられた相手側端末装置22を特定する。そして、文書サーバ10は、特定したこの相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
ここで、文書サーバ10に送信されてくる装置IDは、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22の装置IDである。
この結果、本実施形態では、文書サーバ10は、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22であって、送信対象となる文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定することになる。
付言すると、本実施形態では、文書サーバ10は、指示装置21から送信されてくる装置IDを利用して、この装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置を検知する。
具体的には、文書サーバ10は、装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置が、指示装置21の近くであることを検知する。
そして、本実施形態では、文書サーバ10は、指示装置21の近くに位置するこの相手側端末装置22であって、送信対象となる文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
言い換えると、文書サーバ10は、予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22であって、送信対象となる文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
付言すると、文書サーバ10は、指示装置21と予め定められた位置関係にある相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。付言すると、文書サーバ10は、指示装置21から予め定められた距離内にある相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
その後、文書サーバ10は、文書の提供先の端末装置20として特定した相手側端末装置22に対応付けられたユーザを特定する。
そして、図1の符号1Dで示すように、文書サーバ10は、特定したこのユーザについての情報を、指示装置21へ送信する。
指示装置21では、文書サーバ10から送信されてきたこのユーザについての情報が表示される。言い換えると、指示装置21では、文書サーバ10により特定された相手側端末装置22に対応付けられたユーザについての情報が表示される。
そして、本実施形態では、操作者が指示装置21を操作して、文書の送信先となるユーザを選択する。付言すると、操作者は、指示装置21に表示された複数のユーザの中から、文書の送信先となるユーザを選択する。
次いで、本実施形態では、符号1Eで示すように、選択されたこのユーザについての情報が、文書サーバ10に送信される。
次いで、本実施形態では、符号1Fで示すように、文書サーバ10が、選択されたユーザに対応付けられた相手側端末装置22に対して、文書を送信する。
これにより、指示装置21における文書の選択から、相手側端末装置22への文書の送信の一連の処理が終了する。
図2(A)、(B)は、図1の符号1Dで示す処理が実行された後の、指示装置21の表示画面を示した図である。
本実施形態では、上記のとおり、文書サーバ10が、特定したユーザについての情報を指示装置21へ送信し、指示装置21では、図2(A)に示すように、文書サーバ10が特定したユーザについての情報が表示される。
付言すると、指示装置21では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に対応付けられたユーザであって、文書の開示範囲内に属するユーザについての情報が表示される。
図2(A)に示す表示例では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に対応付けられ且つ文書の開示範囲内に属しているユーザが、ユーザCである場合を例示しており、この場合は、図2(A)に示すように、文書の送信先の候補として、ユーザCが表示される。
付言すると、指示装置21の表示部21B(表示画面)には、ユーザCへの文書の送信が可能であることを示す表示が行われる。
図2(A)にて示す状態にて、操作者が、ユーザCを選択し、不図示のOKボタンなどを押圧すると、文書サーバ10から、ユーザCに対応付けられた相手側端末装置22へ、文書が送信される。
なお、上記では、文書が文書サーバ10に格納され、文書サーバ10から相手側端末装置22へ文書が送信される場合を説明したが、送信形態はこれに限られない。
その他に、例えば、指示装置21に格納されていた文書を、文書サーバ10へ一旦送り、文書サーバ10から、この文書が、相手側端末装置22へさらに送信されるようにしてもよい。
図2(A)では、文書の送信先の候補が、ユーザCの1名のみである場合を説明した。
但し、これに限らず、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22が複数であり、且つ、この複数の相手側端末装置22の各々に対応付けられたユーザが、文書の開示範囲内に属する場合には、指示装置21には、送信先の候補となるユーザが複数表示される。
より具体的には、この複数のユーザは、表示部21Bの上下方向に並べられ、リスト化された状態で表示される。
そして、この場合、指示装置21を操作する操作者によって、ユーザの選択が行われ、選択されたユーザに対応付けられた相手側端末装置22に対し、文書サーバ10から文書が送信される。
ここで、本実施形態の構成では、操作者が指示装置21を操作して文書の送信を行うにあたり、送信先の候補が絞られた形となり、送信先の指定が行いやすくなる。
これにより、文書の送信をより短い時間で行えるようになる。また、文書の誤送信が起きにくくなる。付言すると、本実施形態の構成では、文書の開示範囲内に属する全てのユーザが指示装置21に表示される場合に比べ、送信先の選択肢が減り、文書の送信をより速やかに行える。
なお、本実施形態では、上記のとおり、指示装置21に、文書の送信先の候補となるユーザについての情報を表示したが、この候補となるユーザが、既に、提供しようとしている文書を保持している場合も想定される。
この場合は、既に文書を保持していることを示す情報を指示装置21に表示したり、既に文書を保持しているユーザの、指示装置21における表示を省略したりしてもよい。
さらに、上記では、指示装置21の近くに位置し且つ開示範囲内に属するユーザ(以下、「条件満足ユーザ」と称する)についての情報を表示する場合を一例に説明したが、指示装置21に表示するユーザはこれに限られない。
例えば、図2(B)に示すように、文書の開示範囲内には属しないが指示装置21の近くに位置するユーザ(以下、「開示範囲外ユーザ」と称する)についての情報を指示装置21に表示してもよい。
言い換えると、開示範囲内には属しないユーザであるが、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に対応付けられたユーザについての情報を指示装置21に表示してもよい。
なお、この場合は、図2(B)に示すように、条件満足ユーザ(ユーザC)と、開示範囲外ユーザ(ユーザD)と区別して表示することが好ましい。
具体的には、図2(B)にて示す表示例では、条件満足ユーザのユーザ名(ユーザC)の色と、開示範囲外ユーザのユーザ名(ユーザD)の色とを異ならせている。
さらに、この表示例では、開示範囲外ユーザ(ユーザD)の表示箇所の横に、「開示範囲外」という文言を表示し、その一方で、条件満足ユーザ(ユーザC)の表示箇所の横には、「開示範囲外」という文言を表示しないようにして、条件満足ユーザと開示範囲外ユーザとを区別して表示している。
付言すると、図2(B)に示す表示例では、開示範囲外ユーザであるユーザDについては、開示範囲外であることを示す表示を行い、条件満足ユーザであるユーザCについては、開示範囲外であることを示す表示を行わないようにして、条件満足ユーザと開示範囲外ユーザとを区別して表示している。
ここで、図2(B)にて示す表示例にて、ユーザDが選択された場合は、文書サーバ10から、このユーザDに対応付けられた相手側端末装置22(ユーザDが有する相手側端末装置22)に対し文書が送信される。
なお、このように、開示範囲外ユーザに文書を送信する場合には、文書の参照が制限されるようにしてもよい。
具体的には、例えば、開示範囲外ユーザの相手側端末装置22が、特定の位置にある場合にのみ、この相手側端末装置22にて、文書が参照できるようにしてもよい。
より具体的には、例えば、指示装置21から予め定められた距離内に、相手側端末装置22がある場合にのみ、この相手側端末装置22にて、文書が参照できるようにしてもよい。
また、例えば、相手側端末装置22が、指示装置21との通信が範囲な範囲内にある場合にのみ、この相手側端末装置22にて、文書が参照できるようにしてもよい。
図3は、指示装置21における他の表示例を示した図である。
図3では、指示装置21から離れた箇所に位置するユーザであるが開示範囲内に属するユーザ(以下、「開示範囲内ユーザ」と称する)が表示される場合を説明する。
付言すると、図3では、指示装置21から離れた箇所に位置する相手側端末装置22に対応付けられたユーザであるが、開示範囲内に属するユーザである開示範囲内ユーザが表示される場合を説明する。
図3の符号3Aで示す表示画面は、指示装置21の当初の表示画面を示している。
この表示画面では、条件満足ユーザ(指示装置21の近くに位置し且つ開示範囲内に属するユーザ)である、ユーザC、ユーザDが表示されている。
そして、この表示例では、符号3Aで示す表示画面における符号3Xで示す部分(「<近くにいない人>」と表示されている部分)を操作者が選択すると、符号3Bで示す表示画面に切り替わる。
言い換えると、この表示例では、指示装置21を操作する操作者(指示者)からの指示が指示装置21に対してあった場合に、符号3Bで示す表示画面が切り替わる。
符号3Bで示すこの表示画面では、開示範囲内ユーザ(指示装置21から離れた箇所に位置するユーザであるが開示範囲内には属するユーザ)である、ユーザE、ユーザFがさらに表示される。
付言すると、この表示画面では、条件満足ユーザである、ユーザC、ユーザDに加え、開示範囲内ユーザである、ユーザE、ユーザFがさらに表示される。
言い換えると、符号3Bで示す表示画面では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に対応付けられたユーザではないが、開示範囲内には属するユーザについての情報が表示されている。
さらに、符号3Bで示すこの表示画面では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に対応付けられたユーザであって開示範囲内に属するユーザについての情報が表示されている。
ここで、符号3Bで示す表示画面では、条件満足ユーザと開示範囲内ユーザとは、区別して表示されている。
具体的には、この表示画面では、条件満足ユーザと開示範囲内ユーザとの間に、「近くにいない人」という文言(条件満足ユーザ、開示範囲内ユーザを示す画像以外の画像)が、表示されており、この文言により、条件満足ユーザと開示範囲内ユーザとが区別して表示されている。
なお、表示の区別は、これに限らず、条件満足ユーザを示す文字と、開示範囲内ユーザを示す文字とを異ならせることで行ってもよい。
具体的には、条件満足ユーザを示す文字と、開示範囲内ユーザを示す文字との間で、色、サイズ、フォントのうちの少なくとも1つを異ならせることで、条件満足ユーザを示す文字と、開示範囲内ユーザを示す文字とを異ならせ、これにより、条件満足ユーザと開示範囲内ユーザとを異ならせてもよい。
また、図3にて示す表示例では、当初、符号3Aで示すように、条件満足ユーザのみしか表示されていない。
そして、この表示例では、指示者からの指示があった場合に(指示装置21を操作する操作者からの指示が指示装置21に対してあった場合に)、符号3Bに示すように、開示範囲内ユーザがさらに表示される。
付言すると、本実施形態では、条件満足ユーザが、最初に表示され優先的に表示されるようになっており、操作者の指示に応じて、開示範囲内ユーザがさらに表示される。
さらに、本実施形態では、条件満足ユーザ、開示範囲内ユーザの両者を表示した後においても、符号3Bに示すように、条件満足ユーザが、開示範囲内ユーザよりも上位に表示され、条件満足ユーザ、開示範囲内ユーザの両者を表示した後においても、条件満足ユーザが優先的に表示される。
図4は、文書サーバ10のハードウエアの構成を示した図である。
文書サーバ10には、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203が設けられている。
また、文書サーバ10には、ハードディスクなどにより構成され情報を記憶する記憶装置204が設けられている。さらに、文書サーバ10には、外部との通信を行うための通信装置(通信I/F)205が設けられている。
ROM203、記憶装置204は、CPU201により実行されるプログラムを記憶する。CPU201は、ROM203や記憶装置204に記憶されているプログラムを読み出し、RAM202を作業エリアにしてプログラムを実行する。
CPU201により、ROM203や記憶装置204に格納されたプログラムが実行されることで、後述する各機能部が実現される。
ここで、CPU201によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、文書サーバ10へ提供しうる。また、CPU201によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて、文書サーバ10へ提供してもよい。
図5は、文書サーバ10が有する機能部を示した図である。
文書サーバ10は、位置検知部11、端末装置特定部12、出力部13、情報格納部14を備える。
ここで、位置検知部11、端末装置特定部12は、ROM203や記憶装置204に格納されたプログラムを実行するCPU201により実現される。
また、出力部13は、通信装置205、および、ROM203や記憶装置204に格納されたプログラムを実行するCPU201により実現される。
また、情報格納部14は、記憶装置204により実現される。
位置検知手段の一例としての位置検知部11は、相手側端末装置22の各々の位置を検知する。
具体的には、本実施形態の位置検知部11は、上記のとおり、指示装置21から送信されてくる装置IDを利用して、この装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置を検知する。
具体的には、位置検知部11は、装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置が、指示装置21の近くにあることを検知する。
言い換えると、位置検知部11は、装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置が、指示装置21から予め定められた距離内にあることを検知する。付言すると、位置検知部11は、装置IDに対応付けられた相手側端末装置22が、指示装置21と予め定められた位置関係にある位置にあることを検知する。
なお、本実施形態では、位置検知部11は、指示装置21から送信されてくる装置IDを利用して、この装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置を検知したが、相手側端末装置22の位置の検知方法はこれに限られない。
その他に、例えば、位置検知部11は、相手側端末装置22の各々に設けられたGPSにて得られた情報に基づき、相手側端末装置22の位置を検知してもよい。
端末装置特定手段の一例としての端末装置特定部12は、文書の送信先(提供先)となる相手側端末装置22を特定する。
具体的には、端末装置特定部12は、上記のとおり、予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22であって、提供される文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
付言すると、端末装置特定部12は、指示装置21と予め定められた位置関係にある相手側端末装置22であって、提供される文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
より具体的には、端末装置特定部12は、指示装置21から予め定められた距離内にある相手側端末装置22(指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22)であって、提供される文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
なお、ここでは、端末装置特定部12が、相手側端末装置22の位置、および、相手側端末装置22に対応付けられたユーザが文書の開示範囲内に属するか否かの2つの要素につき、文書の提供を行う相手側端末装置22を特定した。
但し、これに限らず、後述するように、時間の要素をさらに加えて、相手側端末装置22を特定してもよい。
具体的には、端末装置特定部12は、予め定められたときに予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22であって、文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の相手側端末装置22として特定してもよい。
出力手段の一例としての出力部13は、上記の予め定められたときについての情報、および、上記の予め定められた箇所についての情報を、相手側端末装置22の各々に送信する。
情報格納部14は、文書(文書情報)、文書ID、装置ID、ユーザについての情報など、各種の情報を保持する。
図6は、指示装置21のハードウエアの構成を示した図である。なお、相手側端末装置22についても、指示装置21と同様のハードウエアの構成を有する。
指示装置21には、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303が設けられている。
また、指示装置21には、フラシュメモリなどにより構成され情報を記憶する記憶装置304が設けられている。さらに、指示装置21には、外部との通信を行うための通信装置(通信I/F)305が設けられている。また、指示装置21には、情報の表示を行う表示装置306が設けられている。
ROM303、記憶装置304は、CPU301により実行されるプログラムを記憶する。CPU301は、ROM303や記憶装置304に記憶されているプログラムを読み出し、RAM302を作業エリアにしてプログラムを実行する。
CPU301により、ROM303や記憶装置304に格納されたプログラムが実行されることで、後述する各機能部が実現される。
ここで、CPU301によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で、指示装置21へ提供しうる。また、CPU301によって実行されるプログラムは、インターネットなどの通信手段を用いて、指示装置21へ提供してもよい。
図7は、指示装置21が有する機能部を示した図である。
指示装置21は、受け付け部21A、表示部21B、送受信部21C、表示制御部21Dを備える。
ここで、受け付け部21A、表示制御部21Dは、ROM303や記憶装置304に格納されたプログラムを実行するCPU301により実現される。
また、表示部21Bは、表示装置306により実現される。この表示装置306は、例えば、タッチパネル方式のディスプレイにより構成される。
また、送受信部21Cは、通信装置305、および、ROM303や記憶装置304に格納されたプログラムを実行するCPU301により実現される。
受け付け手段の一例としての受け付け部21Aは、相手側端末装置22へ送信される文書の選択を受け付ける。
具体的には、本実施形態では、操作者が、指示装置21の表示部21Bに対する操作を行って、相手側端末装置22へ送信される文書の選択を行うが、受け付け部21Aは、この文書の選択を受け付ける。
表示部21Bは、操作者への情報の表示を行う。具体的には、表示部21Bは、上記、条件満足ユーザ、開示範囲内ユーザ、開示範囲外ユーザなどの情報の表示を行う。
送受信部21Cは、文書サーバ10などの外部機器との間で、情報の送受信を行う。
具体的には、送受信部21Cは、操作者により行われた、文書の送信指示を、文書サーバ10へ送信する。また、送受信部21Cは、操作者により選択された文書の文書IDや、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22の装置IDなどを、文書サーバ10へ送信する。また、送受信部21Cは、文書サーバ10から送信されてくる、送信先の候補についての情報(条件満足ユーザなどの情報)を受信する。
表示制御手段の一例としての表示制御部21Dは、指示装置21の表示部21Bの表示制御を行う。
具体的には、表示制御部21Dは、表示部21Bにおける、文書の送信先に関する表示を、文書サーバ10に設けられた端末装置特定部12による特定結果に応じて変化させる。
より具体的には、表示制御部21Dは、表示部21Bに、端末装置特定部12により特定されたユーザについての情報(条件満足ユーザなどの情報)を表示する。また、表示制御部21Dは、端末装置特定部12により特定された端末装置20が他の端末装置20に変わった場合には、変わった後の端末装置20に対応付けられたユーザについての情報を表示する。
本実施形態では、端末装置特定部12が相手側端末装置22を特定すると、特定したこの相手側端末装置22の各々に対応付けられたユーザについての情報が、指示装置21に送信されてくる。
指示装置21の表示制御部21Dは、送信されてきたこのユーザについての情報を、表示部21Bに表示する。また、表示制御部21Dは、ユーザについての情報が新たに送信されてきた場合には、表示部21Bの表示内容を変え、新たなユーザについての情報を表示する。
また、表示制御部21Dは、指示装置21に表示される、文書の送信先の表示件数を、端末装置特定部12による特定結果に応じて変化(増減)させる。
より具体的には、本実施形態では、図2、3にて示したように、指示装置21に、文書の送信先を示すユーザ名が表示される。
表示制御部21Dは、このユーザ名の表示件数を、端末装置特定部12による特定結果に応じて変化させる。付言すると、表示制御部21Dは、端末装置特定部12による特定結果が変化した場合、この変化に応じて、ユーザ名の表示件数を変化させる。
さらに、上記のとおり、表示制御部21Dは、図3の符号3Bにて示したように、指示装置21の表示部21Bに、開示範囲内ユーザについての情報を表示する。
付言すると、表示制御部21Dは、基本的に、指示装置21に、条件満足ユーザを表示するが、開示範囲内ユーザについての情報も表示するとの設定がなされている場合には、開示範囲内ユーザについての情報も表示する。
なお、開示範囲内ユーザの表示にあたっては、表示制御部21Dは、図3の符号3Bにて示したように、条件満足ユーザについての情報と、開示範囲内ユーザについての情報とを区別して表示する。
付言すると、本実施形態では、図3にて示したとおり、条件満足ユーザについての情報、開示範囲内ユーザについての情報の両者が表示されることがあるが、この2つの情報の表示にあたっては、この2つの情報の各々が異なるものであることが分かるように、区別して表示する。
さらに、表示制御部21Dは、図3にて示したとおり、開示範囲内ユーザについての情報を、指示者からの指示があった場合に表示する。
さらに、表示制御部21Dは、図2(B)にて示したように、指示装置21の表示部21Bに、開示範囲外ユーザ(指示装置21の近くに位置するユーザであるが、開示範囲外のユーザ)についての情報を表示する。
具体的には、表示制御部21Dは、開示範囲外ユーザの表示も行うとの設定がなされている場合に、指示装置21の表示部21Bに、開示範囲外ユーザについての情報を表示する。
また、表示制御部21Dは、開示範囲外ユーザについての情報の表示にあたっては、図2(B)にて示したように、開示範囲外ユーザについての情報と、条件満足ユーザについての情報とを、区別して表示する。
図8は、情報処理システム1にて実行される処理の流れを示した図である。
本実施形態では、まず、符号8Aで示すように、指示装置21を操作する操作者が、指示装置21に対する操作を行い、送信を行いたい文書を選択する。
これにより、指示装置21の受け付け部21Aが、操作者により行われた、この文書の選択を受け付ける。次いで、操作者が、指示装置21を介して、文書の送信指示を行う。
送信指示が行われると、符号8Bで示すように、選択された文書についての情報(文書ID)、および、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22の端末ID(相手側端末装置22についての情報)が、指示装置21から文書サーバ10へ送信される。
文書サーバ10では、位置検知部11が、指示装置21から送信されてきた装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置を検知する。具体的には、位置検知部11は、この装置IDに対応付けられた相手側端末装置22の位置が、指示装置21の近くであることを検知する。
なお、上記のとおり、相手側端末装置22の位置の検知は、これに限らず、例えば、相手側端末装置22の各々に設けられたGPSにより得られた位置情報に基づき行ってもよい。
次いで、端末装置特定部12が、文書の提供先とする端末装置20を特定する。
具体的には、端末装置特定部12は、上記のとおり、予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22であって、提供される文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
本例では、上記のとおり、端末装置特定部12は、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22であって、提供される文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定する。
その後、文書サーバ10が、端末装置特定部12が特定した端末装置20(相手側端末装置22)に対応付けられたユーザを特定し、符号8Cで示すように、特定したこのユーザについての情報を、指示装置21に送信する。
これより、指示装置21の表示部21Bには、例えば、図2(A)にて示したように、条件満足ユーザについての情報が表示される。
なお、設定によっては、端末装置特定部12は、指示装置21の近くにはない相手側端末装置22であるが、文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22も、文書の提供先の端末装置20として特定する。
この場合は、図3の符号3Bで示したように、指示装置21に、条件満足ユーザの他に、開示範囲内ユーザも表示される。
また、設定によっては、端末装置特定部12は、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22であるが、文書の開示範囲内に属しないユーザに対応付けられた相手側端末装置22も、文書の提供先の端末装置20として特定する。
この場合は、図2(B)にて示したように、指示装置21に、条件満足ユーザの他に、開示範囲外ユーザも表示される。
その後、この処理例では、図8の符号8Dで示すように、操作者が、指示装置21に対する操作を行って、指示装置21に表示されたユーザ(送信先の候補)の中から、文書の送信先とするユーザを選択する。
そして、符号8Eで示すように、選択されたユーザについての情報が、文書サーバ10へ送信される。そして、符号8Fで示すように、文書サーバ10は、選択されたユーザの各々に対応付けられた相手側端末装置22に、操作者が選択した文書を送信する。
なお、上記では説明を省略したが、本実施形態では、指示装置21における表示の形式を、操作者が選択できるようになっており、この選択に応じて、表示の形式が異なるようになる。
図9は、表示形式の変更処理を説明する図である。
本実施形態では、操作者が、指示装置21に対して予め定められた操作を行うと、表示形成を選択するための画面が表示される。言い換えると、送信先を絞った表示を行うかの問い合わせを行うための画面が表示される。
より具体的には、指示装置21の近くに位置するユーザに絞って送信先の候補を表示するかの問い合わせが行われる。そして、本実施形態では、操作者が、指示装置21に対する操作を行い、表示形式の選択を行う。
次いで、本実施形態では、ステップS101にて、指示装置21が、操作者による選択の内容に基づき、指示装置21の近くに位置するユーザに絞って表示(以下、「絞り表示」)を行うかの判断を行う。
そして、ステップ101にて、絞り表示を行うと判断された場合は、上記にて説明した処理(文書ID、装置IDの文書サーバ10への送信、文書の送信先となる相手側端末装置22の特定、文書の送信先となるユーザの特定、特定したユーザについての情報の指示装置21への送信)が行われる(ステップS102)。
これにより、指示装置21の表示部21Bでは、文書の送信先の候補(文書の送信先となるユーザ名)が絞られた形で表示される(ステップS103)。言い換えると、指示装置21の表示部21Bに、文書開示範囲内に属し且つ指示装置21の近くに位置するユーザが表示される。
一方、ステップS101にて、絞り表示を行うと判断されなかった場合は、文書の開示範囲内に属する全てのユーザが、送信先の候補とされる(ステップS104)。
この場合、この全てのユーザについての情報が、指示装置21の表示部21Bに表示される(ステップ105)。言い換えると、この場合、送信先の絞り込みは行われておらず、文書の開示範囲内に属する全てのユーザについての情報が、指示装置21の表示部21Bに表示される。
なお、上記では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22を、文書の送信先として特定する場合を一例に説明したが、文書の送信先としては、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22に限らない。
指示装置21の位置とは無関係の予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22を、文書の送信先の相手側端末装置22として特定してもよい。
具体的には、例えば、セミナー会場や会議室などに位置する相手側端末装置22であって、送信しようとする文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22を、文書の送信先の相手側端末装置22として特定してもよい。
ここで、例えば、セミナー会場や会議などにおいて、文書を、セミナーや会議の参加者であって文書の開示範囲内に属する参加者に対して提供したい場合がある。
この場合に、紙やUSBメモリなでを用いて文書を参加者に提供すると、作業が煩雑となる。さらに、遅刻者がいる場合には、会議等の途中でこの遅刻者への文書の提供を行う必要が生じ、作業がさらに煩雑となる。
これに対し、本実施形態の構成では、セミナー会場や会議室などに、相手側端末装置22が達した場合に、この相手側端末装置22に対して、自動で文書の提供を行えるようになり、文書の提供の手間が軽減される。
言い換えると、参加者がセミナー会場や会議室へ達する度にこの参加者に対応することが不要となり、文書の提供者の手間が軽減される。
なお、セミナー会場や会議室などの予め定められた箇所に、相手側端末装置22があるか否かは、例えば、上記の指示装置21に相当する装置を、この予め定められた箇所に設置することで行える。この場合、指示装置21にて、相手側端末装置22からの電波を検知したら、予め定められた箇所に、相手側端末装置22が位置することになる。
また、その他に、相手側端末装置22の各々に設置されたGPSからの信号に基づき、予め定められた箇所に相手側端末装置22があるか否かの検知を行ってもよい。
また、その他に、端末装置特定部12は、文書の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた相手側端末装置22であって、予め定められたときに予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定してもよい。
具体的には、例えば、端末装置特定部12は、セミナー会場や会議室などに、13:00~14:00の間に位置する相手側端末装置22を、文書の提供先の端末装置20として特定してもよい。
ここで、相手側端末装置22の位置のみに基づいて、相手側端末装置22へ文書を提供する構成では、相手側端末装置22の位置の検知精度が低いと、本来文書を提供すべき対象者以外に対して、文書が提供されてしまうおそれがある。
これに対し、上記のように、時間も考慮に入れて相手側端末装置22を特定すると、文書の提供が行われる相手側端末装置22がさらに絞られた形となり、相手側端末装置22の位置のみに基づいて相手側端末装置22を特定する場合に比べ、本来文書を提供すべき対象者以外に対して文書が提供されることが起きにくくなる。
さらに、時間も考慮に入れて相手側端末装置22を特定する場合においても、文書の提供先を、開示範囲内に属するユーザに絞るようにすれば、セミナー会場や会議室を偶然訪れた人に対して、文書が提供されることが防止される。
なお、この場合(セミナー会場や会議室などに位置する相手側端末装置22に対して文書を提供する場合)、文書の参照が制限されるようにしてもよい。
具体的には、例えば、セミナー会場や会議室などの予め定められた箇所に、相手側端末装置22がある場合にのみ、相手側端末装置22にて、文書が参照できるようにし、この予め定められた箇所から相手側端末装置22が外れた場合には、文章の参照が制限されるようにしてもよい。
上記のように、予め定められたときに、予め定められた箇所にて、相手側端末装置22への文書の提供を行う場合、本実施形態では、文書サーバ10の出力部13が、相手側端末装置22の各々に対し、この、予め定められたときについての情報、および、予め定められた箇所についての情報を出力(送信)する。
言い換えると、出力部13は、文書の提供場所、文書の提供時間についての情報を、相手側端末装置22の各々に出力する。
図10は、文書の提供場所、提供時間についての情報を、相手側端末装置22に出力した場合の、相手側端末装置22の表示画面を示した図である。
この表示画面では、地図が表示され、さらに、この地図の一部を指し示す表示が行われることで、文書の提供場所が示されている。さらに、この表示画面では、文書の提供時間が、13時から14時である旨の表示が行われている。
相手側端末装置22のユーザは、表示された提供時間内に表示された提供場所に行くことで、文書を受け取れる。
図11(A)、(B)は、予め定められたときに予め定められた箇所で文書の提供を行う際の処理の流れを示した図である。
この処理では、まず、操作者が、指示装置21を操作して、文書の提供場所、および、文書の提供時間を入力する(S201)。
そして、本実施形態では、入力されたこの情報が、指示装置21から文書サーバ10へ送信される。
文書サーバ10は、送信されてきたこの情報(文書の提供場所および文書の提供時間についての情報)を取得する。そして、文書サーバ10の出力部13が、取得したこの情報を、文書サーバ10に登録された相手側端末装置22の各々に送信する(ステップS301)。
その後、文書サーバ10は、文書の提供時間になると、相手側端末装置22の各々の位置を監視し(具体的には、例えば、文書の提供場所に設置された指示装置21からの出力を監視し)、文書の提供場所に、文書の開示範囲内に属するユーザの相手側端末装置22が来たか否かを判断する(ステップS302)。
そして、文書サーバ10は、文書の提供場所に、文書の開示範囲内に属するユーザの相手側端末装置22が来た場合、この相手側端末装置22に対して、文書を送信する(ステップS303)。
図12は、文書の提供形態の他の一例を説明する図である。
図12にて示す、文書提供形態では、指示装置21の近くに位置していない相手側端末装置22が存在する。この文書提供形態では、この近くに位置していない相手側端末装置22にも、文書が送信される。
具体的には、この文書提供形態では、相手側端末装置22D、22E、22F(ユーザD、E、Fに対応付けられた相手側端末装置22D、22E、22F)は、指示装置21の近くに位置していないが、この相手側端末装置22D、22E、22Fにも、文書が送信される。
より具体的には、この文書提供形態では、相手側端末装置22Dは、指示装置21の近くに位置していないが、相手側端末装置22Aおよび相手側端末装置22Bの2台の相手側端末装置22の近くに位置するため、この相手側端末装置22Dには、文書が送信される。
同様に、相手側端末装置22Eは、指示装置21の近くに位置していないが、相手側端末装置22A~22Cの3台の相手側端末装置22の近くに位置するため、この相手側端末装置22Eにも、文書が送信される。
また、相手側端末装置22Fも、指示装置21の近くに位置していないが、相手側端末装置22Bおよび相手側端末装置22Cの2台の相手側端末装置22の近くに位置するため、この相手側端末装置22Fにも、文書が送信される。
図12にて示すこの文書提供形態では、指示装置21の近くに位置する相手側端末装置22のみならず、文書の提供を既に(実際に)受けた相手側端末装置22(以下、「情報受信済み端末装置22X」と称する)の近くに位置する相手側端末装置22へも、文書の送信が行われる。
具体的には、この提供形態では、相手側端末装置22A、相手側端末装置22B、相手側端末装置22Cが、上記の情報受信済み端末装置22Xに該当する。
そして、この提供形態では、情報受信済み端末装置22Xである、相手側端末装置22A、相手側端末装置22B、相手側端末装置22Cの近くに位置する、相手側端末装置22D、22E、22Fに対しても、文書が送信される。
なお、この文書提供形態では、相手側端末装置22D、22E、22Fに、文書が、一律に送信されるのではなく、相手側端末装置22D、22E、22Fの各々から予め定められた距離内に、予め定められた数を超える情報受信済み端末装置22Xが位置する場合に、相手側端末装置22D、22E、22Fへの文書の送信が行われる。
具体的には、この構成例では、相手側端末装置22D、22E、22Fの各々から予め定められた距離内に、2つ以上の情報受信済み端末装置22Xが位置する場合に、相手側端末装置22D、22E、22Fへの文書の送信が行われる。
この例では、相手側端末装置22Dの周囲には、相手側端末装置22A、相手側端末装置22Bの2つの情報受信済み端末装置22Xが位置しており、相手側端末装置22Dへの文書の送信が行われる。
また、相手側端末装置22Eの周囲には、相手側端末装置22A~相手側端末装置22Cの3つの情報受信済み端末装置22Xが位置しており、相手側端末装置22Eにも文書の送信が行われる。
また、相手側端末装置22Fの周囲にも、相手側端末装置22B、相手側端末装置22Cの2つの情報受信済み端末装置22Xが位置しており、相手側端末装置22Fにも文書の送信が行われる。
図1等にて示した、文書提供形態では、相手側端末装置22D、22E、22Fについては、指示装置21から離れており、図1等にて示した文書提供形態では、相手側端末装置22D、22E、22Fには文書が送信されない。
これに対し、図12にて示した文書提供形態では、指示装置21から離れた相手側端末装置22にも、文書が送信されるようになり、より多くの相手側端末装置22に対して文書が提供される。
なお、相手側端末装置22D、22E、22Fの各々から予め定められた距離内に位置する情報受信済み端末装置22Xが1つであっても、相手側端末装置22D、22E、22Fへ文書が送信される文書提供形態も考えらえる。
ところで、この場合は、指示装置21から遠く離れた箇所に位置する相手側端末装置22にも情報が提供されやすくなってしまう。
これに対し、本実施形態では、上記のように、相手側端末装置22D、22E、22Fの各々から予め定められた距離内に位置する情報受信済み端末装置22Xが複数である場合に、相手側端末装置22D、22E、22Fに文書が提供される。
この場合、相手側端末装置22D、22E、22Fの各々から予め定められた距離内に位置する情報受信済み端末装置22Xが1つであっても、相手側端末装置22D、22E、22Fに文書が提供される場合に比べ、相手側端末装置22への文書の提供が制限される。
図13は、図12にて示した文書提供形態で文書の提供を行う際の処理の流れを示した図である。
なお、この図13では、まず、文書サーバ10から、相手側端末装置22A、22B(情報受信済み端末装置22X)へ文書が提供され、その後、相手側端末装置22Dへ文書が提供される場合の処理の流れを一例に説明する。
この処理例では、まず、上記にて説明した処理がなされ、符号13Xで示すように、文書サーバ10から、相手側端末装置22A、22B(情報受信済み端末装置22X)へ文書が提供される。
その後、相手側端末装置22A(情報受信済み端末装置22X)が、相手側端末装置22Dを検知すると、相手側端末装置22Aは、符号13Aで示すように、この相手側端末装置22Dの装置IDを文書サーバ10に送信する。
付言すると、相手側端末装置22Aは、自身の通信範囲内に、相手側端末装置22Dが位置する場合、この相手側端末装置22Dの装置IDを文書サーバ10に送信する。
同様に、相手側端末装置22B(情報受信済み端末装置22X)が、相手側端末装置22Dを検知すると、相手側端末装置22Bは、符号13Bに示すように、この相手側端末装置22Dの装置IDを文書サーバ10に送信する。
付言すると、相手側端末装置22Bは、自身の通信範囲内に、相手側端末装置22Dが位置する場合、この相手側端末装置22Dの装置IDを文書サーバ10に送信する。
そして、文書サーバ10は、2つの相手側端末装置22である(2つの情報受信済み端末装置22Xである)、相手側端末装置22A、22Bから、同じ装置IDを受信した場合、この装置IDに対応付けられた相手側端末装置22Dを特定する。
そして、文書サーバ10は、特定したこの相手側端末装置22Dに対応付けられたユーザが、提供しようとする文書の開示範囲に属する場合、この相手側端末装置22Dを、この文書の提供先の端末装置20として特定する。
そして、文書サーバ10は、符号13Cに示すように、特定したこの相手側端末装置22Dに対して、文書を送信する。
ところで、この文書提供形態では、文書の提供を新たに受けた相手側端末装置22D等が、新たな情報受信済み端末装置22Xとなり、この場合、この新たな情報受信済み端末装置22Xの近くに、新たな他の相手側端末装置22がさらに位置すると、この新たな他の相手側端末装置22に対しても文書が提供される。
さらに、この場合、この新たな他の相手側端末装置22が、新たな情報受信済み端末装置22Xとなり、この新たな情報受信済み端末装置22Xに近くに、新たな他の相手側端末装置22がさらに位置すると、この新たな他の相手側端末装置22へ文書がさらに提供される。
即ち、この文書提供形態では、新たな情報受信済み端末装置22Xの近くに位置する、新たな相手側端末装置22に対する文書の提供が繰り返し行われる。
ここで、文書の提供の上記繰り返しの回数に応じて、文書を提供するか否かの基準となる、情報受信済み端末装置22Xの上記数を変更するようにしてもよい。
具体的には、上記では、相手側端末装置22の近くに位置する情報受信済み端末装置22Xの数が、2以上であった場合に、この相手側端末装置22へ文書が提供されたが、この数を、上記の繰り返しの回数に応じて増加させてもよい。この場合、文書の提供が際限なく行われることが抑制される。
(その他)
上記では、予め定められた箇所に位置する相手側端末装置22に文書を提供する場合を一例に説明したが、予め定められた箇所に位置するこの相手側端末装置22への文書の提供にあたっては、この予め定められた箇所に、予め定められた時間を超えて留まっている相手側端末装置22に限定して、文書の提供を行うようにしてもよい。
この場合、予め定められた箇所を短時間で通過する相手側端末装置22へ文書が提供されることが抑制される。
1…情報処理システム、11…位置検知部、12…端末装置特定部、13…出力部、20…端末装置、22X…情報受信済み端末装置、21…指示装置、21A…受け付け部、21B…表示部、21D…表示制御部

Claims (17)

  1. 提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、
    予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、
    提供される前記情報の送信指示を行う指示装置に、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての情報を表示する表示制御手段と、
    を備える情報処理システム。
  2. 前記端末装置特定手段は、提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置と予め定められた位置関係にある端末装置であって、当該情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記端末装置特定手段は、前記指示装置から予め定められた距離内にある端末装置であって、前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置における、情報の提供先に関する表示を、前記端末装置特定手段による特定結果に応じて変化させる表示制御手段を更に備える請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記指示装置に表示される、情報の提供先の表示件数を、前記端末装置特定手段による特定結果に応じて変化させる請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記表示制御手段は、提供される前記情報の送信指示を行う前記指示装置に、前記端末装置特定手段により特定された端末装置に対応付けられたユーザについての情報を表示する請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての前記情報と、当該予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって当該開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示する請求項に記載の情報処理システム。
  8. 前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所には位置しない端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属するユーザについての前記情報を、指示者からの指示があった場合に表示する請求項に記載の情報処理システム。
  9. 提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、
    予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、
    提供される前記情報の送信指示を行う指示装置に、前記予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属しないユーザについての情報を表示する表示制御手段と、
    を備える情報処理システム。
  10. 前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであるが前記開示範囲内には属しないユーザについての前記情報と、当該予め定められた箇所に位置する端末装置に対応付けられたユーザであって当該開示範囲内に属するユーザについての情報とを、区別して表示する請求項に記載の情報処理システム。
  11. 前記端末装置特定手段は、予め定められたときに前記予め定められた箇所に位置する端末装置を、前記情報の提供先の端末装置として特定する請求項1に記載の情報処理システム。
  12. 前記予め定められたときについての情報、および、前記予め定められた箇所についての情報を、前記端末装置に出力する出力手段を更に備える請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 提供される情報の受信が可能な端末装置の位置を検知する位置検知手段と、
    予め定められた箇所に位置する前記端末装置であって、提供される前記情報の開示範囲内に属するユーザに対応付けられた当該端末装置を、当該情報の提供先の端末装置として特定する端末装置特定手段と、
    を備え
    前記情報の提供先の端末装置として特定され当該情報の提供を実際に受けた当該端末装置である情報受信済み端末装置の周囲に位置する他の端末装置へ、当該情報の送信が行われるように構成され、
    前記他の端末装置から予め定められた距離内に、予め定められた数を超える前記情報受信済み端末装置が位置する場合に、当該他の端末装置への前記情報の送信が行われる情報処理システム。
  14. 送信される情報の選択を受け付ける受け付け手段と、
    情報を表示する表示部と、
    前記送信される情報の受信者についての情報を前記表示部に表示する表示制御手段であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該送信される情報の開示範囲内に属する受信者についての情報を表示する表示制御手段と、
    を備え
    前記表示制御手段は、前記予め定められた箇所に位置しないが前記開示範囲内に属する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する情報処理装置。
  15. 送信される情報の選択を受け付ける受け付け手段と、
    情報を表示する表示部と、
    前記送信される情報の受信者についての情報を前記表示部に表示する表示制御手段であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該送信される情報の開示範囲内に属する受信者についての情報を表示する表示制御手段と、
    を備え
    前記表示制御手段は、前記開示範囲内に属しないが前記予め定められた箇所に位置する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する情報処理装置。
  16. 送信される情報の選択を受け付ける受け付け機能と、
    前記情報の受信者についての情報を表示部に表示する表示制御機能であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該情報の開示範囲内に属する受信者を表示する表示制御機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、
    前記表示制御機能は、前記予め定められた箇所に位置しないが前記開示範囲内に属する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する、
    プログラム
  17. 送信される情報の選択を受け付ける受け付け機能と、
    前記情報の受信者についての情報を表示部に表示する表示制御機能であって、予め定められた箇所に位置する受信者であって当該情報の開示範囲内に属する受信者を表示する表示制御機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラムであり、
    前記表示制御機能は、前記開示範囲内に属しないが前記予め定められた箇所に位置する受信者についての情報を前記表示部にさらに表示する、
    プログラム
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