JP7222186B2 - ピロー包装袋 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば菓子や文具、医薬品、特に錠剤やカプセルなどを押し出すタイプの包装(PressThroughPack:以下PTP包装と略す)など、一定の形状を持った製品を包装する為の包装袋であって、容易に開封し、中身を取り出すことが可能なピロー包装袋に関する。
一定の形状を持った製品を包装する為の包装で、プラスチックフィルムを主体とする積層材料からなるピロー包装袋は、フィルムの左右両端を向かい合わせて融着して筒状とし、その上下をシールした包装袋である。1本のロール状フィルムから生産可能であり、安価な充填機で、生産性も高く、効率よく梱包できる包装形態として、近年、非常に多くの内容物を包装する用途として利用されている。
このピロー包装袋は、通常、トップシール部や底シール部の一端をつかんで、背シールの脇に沿って開封するが、開封には大きな力が必要であった。単に端部に切り欠きや切り込みなどの易開封開始点を付けても、開封しづらく、易開封開始点から袋を引き裂いて開封する際、内容物にぶつかったりすると直線状に開封せず、途中で曲がって部分的に開封して取出ししにくい、逆に大きく開封しすぎるなどの問題が生じていた。
このような問題に対して、開封しやすくする方法もあった。例えば、特許文献1では、背貼りを有する底シールタイプのガゼット袋において、開封用切り欠きを、包装袋の両端部のシール部分であって背貼りと側面最深部との間に設け、かつ、おもて面及び裏面と側面との境界から開封用切り欠きまでの間の位置にあるおもて面及び裏面に、背シールに平行な開封補助線を設けた事を特徴とする包装袋を提案している。
しかしながら、このような左右にガゼットを有するピロー包装袋では、上下両端の開封用切り欠き同士を結ぶ開封補助線は、収納部とシール部との境界においてクラックが生じやすく、特に高いバリア性を要求される内容物に使用する包装袋としては、問題があった。
特開2014-61942号公報
そこで、本発明は、シール部端部から引き裂いて開封する包装袋において、バリア層のクラックなどが生じにくく、かつ、開封しやすい包装袋を得ることが、本発明の課題である。
本発明のピロー包装袋は、背シール部を有するピロー包装袋において、
前記ピロー包装体の背シール部に平行な開封補助線が設けられており、
内容物によって前側に押し出されたおもて面の上端から傾斜してトップシール部に繋がる前天面と、内容物によって後側に押し出された裏面上端から傾斜してトップシール部に繋がる後天面とが形成されており、
おもて面下端から傾斜して底シール部に繋がる前底面と、裏面下端から傾斜して底シール部に繋がる後底面とが形成されており、
前記開封補助線がシール部に存在せず、前記前天面、前記後天面、前記前底面、前記後底面のいずれか一か所に、前記開封補助線の起点が形成されており、
前記開封補助線の起点は、内容物によって前側に押し出された前記おもて面および前記裏面には形成されておらず、
前記ピロー包装袋が、左右にガゼットを有するピロー包装袋であって、ガゼットの巻き込んだ最深部と背貼りとの間のみに、前記開封補助線を設けたことを特徴とするピロー包装袋である。
本発明のピロー包装袋は、バリア層にクラックが生じにくく、かつ、開封線がそれて、内容物を取り出す開封口が不完全な状態に開封することがなく、スムーズに取り出しやすい開封口を得ることができる。
本発明に係るピロー包装袋の第1実施形態例における斜視図で、おもて面側から見た図と裏面側から見た図である。 本発明に係る第1実施形態例のピロー包装袋を開封した状態を示す斜視図と、開封補助線の例を示す図である。 本発明に係る第2実施形態例のピロー包装袋を示す斜視図と、その縦方向と横方向の断面図である。
本発明のピロー包装袋の実施形態について、図で説明する。
図1は、本発明に係るピロー包装袋1の第1実施形態例に内容物を収納した斜視図で、図1-1がおもて面側から見た図、図1-2が裏面側から見た図である。
ピロー包装袋1に一定の形状を有する内容物が内部に収納されていると、中央の面が膨らんで、図1-1に示すように、おもて面21が前面側に飛び出し、トップシール部4とおもて面21との間に前天面22が形成され、底シール部5とおもて面21との間に前底面23が形成される。
同様に、裏面側も、図1-2に示すように、裏面31が後面側に飛び出し、トップシール部4と裏面31との間に後天面32が形成され、底シール部5と裏面31との間に後底面33が形成される。
特に、裏面側は、トップシール部4から底シール部5にかけて、中央に背シール6が形成されている。
ここで、図1-1に示すように、前面側において、内容物によって前側に押し出されたおもて面21上端とトップシール部4との間の前天面22に起点71を、おもて面21下端と底シール部5との間の前底面23に終点を設け、それらの起点71と終点との間に、背シール6に平行な、開封補助線7を設けている。
また、図1-2に示すように、後面側において、内容物によって後側に押し出された裏面31上端とトップシール部4との間の後天面32に起点71を、裏面31下端と底シール部5との間の後底面33に終点を設け、それらの起点71と終点との間に、背シール6に平行な、開封補助線7を設けている。前天面22および後天面32側を起点、前底面23および後底面33側を終点としたが、前底面23および後底面33側を起点、前天面22および後天面32側を終点としても良い。また、開封補助線7はおもて面側または裏面側の少なくとも一方に設けられていれば良いが、おもて面側と裏面側の両方に設けられていればより開封性が向上する。
開封補助線7の加工方法としては、金属刃を直接フィルムに押し当て加工する方法、または連続またはパルス発振形式を有する炭酸ガスレーザー、YAGレーザー、エキシマレーザーなどのレーザー機を使用して加工する方法が挙げられる。金属刃を用いた方法の場合は印刷と同時加工が望ましく、レーザーを使用した方法の場合はスリット時に導入することが望ましい。
開封補助線7の加工する加工深さは、基本的に外層フィルムの厚み以内であるが、積層体全体厚みの30%以上、90%未満、好ましくは40%~70%になるように加工する。
開封補助線7の加工する形状は、切り裂く時の振れが左右どちらに行きかけても、真直ぐに行き易いように、断続的な連続線であるミシン目であるIの字であっても良いが、その他、ハの字、Uの字、Vの字などの任意の形状を使用することができる。特に、ハの字やVの字形状が好ましい。
開封補助線7の線幅や本数に特に規定はないが、確実に開封できるように、2本以上とすることが好ましい。
開封補助線7の位置を明確に規定することにより、開封補助線7に沿って直線的に切り裂かれるか、内容物にぶつかり、外側の開封補助線7に裂け目が移りながら切り裂かれるようになる。
開封補助線7の延長線上には、開封用切り欠き41を、トップシール部4端部や底シール部5端部に設ける。
開封補助線7の形状は、図2-2に示すように、ハの字、Vの字、ノの字や、ノの字と反対向きの形状などが使用できる。
ノの字や、ノの字と反対向きの形状の場合、ハの字、Vの字の形状の場合には、開封用切り欠き41の位置は、上側または下側の両方に加工されていても良いが、一方だけに加工するようにして、開封可能な起点を明確にすることができる。
開封用切り欠き41の形状は、V字状であっても、レ字状であっても、あるいは、I字のような切り込み形状であってもかまわない。また、V字、ハの字、ノの字のような方向性のある開封補助線7でない場合には、トップシール部4の開封用切り欠き41と共に、底シール部5にも開封用切り欠きを設けることが望ましい。
図2-1は、本発明に係る第1実施形態例のピロー包装袋1を開封した状態を示す斜視図である。
第1実施形態例のピロー包装袋1を開封するには、開封用切り欠き41の左右をつかんで引き裂き、その裂け目が開封補助線7の起点71に到達すると、次々に破断を開始して、底シール部に到達するまで裂けていく。
このようにして、図では左側面部分が、他のピロー包装袋1部分から切り離され、縦方向に開かれた破断面が現れ、内容物9を取り出すことが容易に開封される。
図3は、本発明に係る第2実施形態例で、左右の側面にガゼット8を有するピロー包装袋である。図3-1はその外観を示す斜視図、図3-2はその横方向の断面図、図3-3は縦方向の断面図である。
開封用切り欠き41を、包装袋の上端シール部の背シール部6とガゼットの最深部81との間に設けることにより、開封開始する場所は積層体が2枚重なった部分になるため、より小さい力で開封が可能となるだけでなく、開封時に掴む面積を広く取ることが可能であることから開封しやすい包装袋を提供することが出来る。
第2実施形態例では、開封用切り欠き41をきっかけとし、側面のガゼット部8を全て取り去ることが出来ることから、開封口を広く設けることが可能となり内容物が取り出しやすいという利点が得られる。
このような左右にガゼットを有するピロー包装袋であれば、裏面側においては、ガゼット8の巻き込んだ最深部81と背シール部6との間に、開封補助線7を設ける。
また、開封用切り欠き41を、開封補助線7の延長線上だけではなく、その周縁に複数設けても良い。
本発明のピロー包装袋を構成する積層体は、外側から基材層、金属箔、ヒートシール性
樹脂から構成される。
基材層としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリアミドフィルムなどが挙げられるが、特に、ポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。また、これらのフィルムにアルミニウム蒸着層や酸化珪素などの酸化金属蒸着層を設けたものでもよい。
また、基材層には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層は、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂に各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加されてなるインキにより印刷された層である。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。
金属箔としては、例えば、アルミニウム箔、銅箔、錫箔、鉛箔、真鍮箔、金箔、銀箔、などを使用することができるが、特に加工性、価格、量産性から、アルミニウム箔が良い。また、金属箔を積層するには、接着層を介してドライラミネート法にて貼り合わせることができる。
金属箔は、水蒸気等のバリア性が高いだけでなく、引き裂き性も高く、金属箔が積層されるだけで、性能が高く向上する。
ヒートシール性樹脂としては、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・メタアクリル酸共重合体、エチレン・メチルメタアクリル酸共重合体、エチレン・メチルアクリレート酸共重合体、エチレン・エチルアクリレート酸共重合体、エチレン・ブチルアクリレート酸共重合体、アイオノマー樹脂などのポリオレフィン系樹脂が使用できる。これらの樹脂をTダイ、あるいはインフレーションなどの押出し機により製膜可能である。単層または複層でもよい。フィルムの厚みとしては、30~100μmの範囲であることが好ましい。
接着層としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能であるが、エキストルーダーラミネーション機で、シーラント層側を製膜しながら貼り合せてもかまわないし、サンドポリエチレン加工してもかまわない。
<実施例1>
積層フィルムとして、外側からポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/印刷層/サンドポリエチレン樹脂層(12μm)/アルミニウム箔(9μm)/接着層/直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層(40μm)からなる積層フィルムを使用した。
左右の側面を内側に折り込んでガゼットとし、裏面中央に背シール部6を設け、内容物としてPTP包装のシート6枚を入れ、図3に示す形状のピロー包装袋を作成した。
この時、開封補助線の起点を、おもて面側では前天面(図3-3で示すbの範囲)とし、裏面側では後天面(図3-3で示すdの範囲)とし、これらの範囲に入るようにした。
開封補助線の終点は、おもて面側では前底面、裏面側では後底面とした。
<実施例2>
開封補助線の起点を、おもて面では前天面(図3-3で示すbの範囲)とし、裏面では後
面(図3-3で示すeの範囲)とした。開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<実施例3>
開封補助線の起点を、おもて面ではおもて面の位置(図3-3で示すaの範囲)とし、裏面では後天面(図3-3で示すdの範囲)とした。開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例1>
開封補助線の起点を、おもて面では前天面(図3-3で示すbの範囲)とし、裏面ではトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とした。開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例2>
開封補助線の起点を、おもて面ではトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とし、裏面もトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とした。開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例3>
開封補助線の起点を、おもて面ではトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とし、裏面は後天面(図3-3で示すdの範囲)とした。
その他、開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例4>
開封補助線の起点を、おもて面ではトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とし、裏面は裏面(図3-3で示すeの範囲)とした。
開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例5>
開封補助線の起点を、おもて面ではおもて面の位置(図3-3で示すaの範囲)とし、裏面は裏面(図3-3で示すeの範囲)とした。
開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<比較例6>
開封補助線の起点を、おもて面ではおもて面の位置(図3-3で示すaの範囲)とし、裏面はトップシール部の位置(図3-3で示すcの範囲)とした。
開封補助線の終点、積層フィルムの構成、形状、内容物等は実施例1と同じピロー包装袋に作成した。
<評価方法>
ピロー包装袋をそれぞれ20袋ずつ作成し、10袋を開封性の評価、残りの10袋を金属箔のクラックの発生の確認評価を行った。
<側面開封性評価方法>
切り欠き部の左右を手でつかんで引き裂き、包装袋のトップシール部から底シール部まで縦方向に半分以上開封できたものが10袋の場合に◎とし、8袋以上の場合に○とし、6袋以上7袋以下の場合に△、5袋以下である場合には×として評価した。
<アルミニウム箔クラック評価方法>
ピロー包装袋を深さ20cmの水中に入れ、ピロー包装袋の外側から軽く押し、開封補助線部分等から泡が出てくるか、その泡発生の有無を確認した。
<評価結果>
実施例1~3で、側面開封性とアルミニウム箔クラック評価の両方で問題が発生せず良好な結果であった。その中でも実施例1の結果が非常に良好であった。
比較例1~4、比較例6について、開封性は良好であったものの、アルミニウム箔のクラックが生じ、バリア性が著しく低下する問題があった。
比較例5は、アルミニウム箔のクラックは生じなかったものの、開封線が開封補助線にのる前に内容物にぶつかる為、内容物に沿って外側にそれていってしまい、途中でちぎれてしまった。
Figure 0007222186000001
以上の結果から、金属箔のクラックを起こさず、かつ、確実に開封させるには、開封補助線の起点を、おもて面側では前天面、裏面側では後天面のいずれか一方に少なくとも形成することが必須の条件であり、同様に、底側から開封できるようにした場合には、開封補助線の終点も、おもて面側では前底面、裏面側では後底面のいずれか一方に少なくとも形成することが必要であると推察された。
本発明のピロー包装袋は、以上のようなもので、バリア性が高く、かつ、内容物の大きさに合わせて大きく開封可能な包装袋である。しかも、使用する積層フィルムが1巻だけでも包装袋を製造可能であり、生産性も高く、安価な包装設備で製造可能であるなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・ピロー包装袋
21・・・・・・・おもて面
22・・・・・・・前天面
23・・・・・・・前底面
31・・・・・・・裏面
32・・・・・・・後天面
33・・・・・・・後底面
4・・・・・・・・トップシール部
41・・・・・・・切り欠き(トップシール部)
5・・・・・・・・底シール部
6・・・・・・・・背シール部
7・・・・・・・・開封補助線
71・・・・・・・起点(開封補助線の起点)
8・・・・・・・・ガゼット部
81・・・・・・・最深部(ガゼットの最深部)
9・・・・・・・・内容物

Claims (7)

  1. 背シール部を有するピロー包装袋において、
    前記ピロー包装体の背シール部に平行な開封補助線が設けられており、
    内容物によって前側に押し出されたおもて面の上端から傾斜してトップシール部に繋がる前天面と、内容物によって後側に押し出された裏面上端から傾斜してトップシール部に繋がる後天面とが形成されており、
    おもて面下端から傾斜して底シール部に繋がる前底面と、裏面下端から傾斜して底シール部に繋がる後底面とが形成されており、
    前記開封補助線がシール部に存在せず、前記前天面、前記後天面、前記前底面、前記後底面のいずれか一か所に、前記開封補助線の起点が形成されており、
    前記開封補助線の起点は、内容物によって前側に押し出された前記おもて面および前記裏面には形成されておらず、
    前記ピロー包装袋が、左右にガゼットを有するピロー包装袋であって、ガゼットの巻き込んだ最深部と背貼りとの間のみに、前記開封補助線を設けたことを特徴とするピロー包装袋。
  2. 前記開封補助線が、背シール部に平行な複数の開封補助線からなる事を特徴とする請求項1に記載のピロー包装袋。
  3. ピロー包装袋を構成する積層体が、少なくとも基材層、金属箔、ヒートシール性樹脂からなり、開封補助線が、基材層に切り込んだ断続的な連続線からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のピロー包装袋。
  4. ピロー包装袋を構成する積層体が、基材層としてポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする請求項3に記載のピロー包装袋。
  5. ピロー包装袋を構成する積層体が、金属箔としてアルミニウム箔からなることを特徴とする請求項3又は4に記載のピロー包装袋。
  6. 開封補助線が断続的な連続線であるミシン目によって構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のピロー包装袋。
  7. 開封用切り欠きを、トップシール部端部や底シール部端部の前記開封補助線の延長線上
    に設けたことを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載のピロー包装袋。
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