JP7211972B2 - ホースの管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、ホースの管理システムに関する。
非接触式の情報タグを用いた管理システムとしては、例えば、配管網を敷施する工事現場で、配管材料の識別情報と施工条件を含む工事情報とに対応付け可能な関連情報を読み取り、施工条件に従って配管工事を行いながら、GPS等を用いて自動的に現場位置を検知し、配管材料についての識別情報と、現場位置についての位置情報とを記憶して、配管網としてのデータベースを構築するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また非接触式の情報タグを備えたチューブとしては、RFID(Radio Frequency Identification)タグ又はNFC(Near field communication)タグに、チューブの保守点検データに加え、更にデータ群として、チューブの識別データ、製造データ、操作データのうち、少なくとも1つのデータを保存し、当該データを電子的に読み取り、書き込み、または、更新できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002-297707号公報 特表2016-538486号公報
一方、近年、従来の事後保全(壊れてから事後的に対応する方法)に対して、予防保全が注目されつつある。予防保全によれば、交換時期等の対応時期を予め設定し、当該対応時期になると強制的に部品交換等を行うことにより、使用中の故障率を低下させることができる。故障によるダウンタイムの影響が非常に大きいため、このような事が要望されているためである。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、配管マップの更新等の現場情報の収集を行うことを目的とし、予防保全を想定するものではない。しかも、特許文献1に記載の発明は、GPS等を用いて現場位置(PE管の設置位置)を検知するため、PE管が工場等の設備又は工作機械に設置されている場合、当該PE管の設置位置を検知することは困難である。
これに対し、特許文献2に記載の発明は、チューブの交換、新品チューブの発注を目的に、情報タグに必要な情報を記録しておくことができる。
しかしながら、特許文献2に記載の発明は、配管されたチューブと、当該チューブが配管された設備又は機械とを関係付けてデータベース化することは想定されてない。このため、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについての管理、例えば、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて予防保全を行うことが困難であった。
本発明の目的は、設備又は機械に配管された個別のホースに関し、当該ホースと、前記設備又は前記機械とが関係付けられた情報を有するデータベースを構築し、当該ホースと、前記設備又は前記機械との関係性に起因した様々な問題に対処可能な、ホースの管理システムを提供することである。なおここで言う「ホース」とはホース単体、ホースに取り付けられる継手単体だけでなく、ホースと継手を組み合わせたものも含む。
本発明に係る、ホースの管理システムは、設備又は機械に配管されたホースに取り付けられており、当該ホースの識別情報、当該ホースを前記設備又は前記機械と関係付ける関係付け情報、その他の情報の少なくともいずれか1つを含む、個別ホース情報が記憶された情報タグと、前記情報タグの前記個別ホース情報を非接触な方式によって読み取り又は書き込み可能であって、前記個別ホース情報を入出力可能な端末と、情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記情報タグの前記個別ホース情報が入力される入力部と、前記識別情報と、前記関係付け情報と、前記その他の情報とを情報とするデータベースが記憶されている記憶部と、前記入力部からの前記個別ホース情報に基づいて、前記データベースの前記情報を更新する制御部と、を有する。ここで、「設備」とは、屋内又は屋外に設置された設備をいい、例えば、工場内の配管設備が挙げられる。また「機械」とは、ホースが配管された機械をいい、例えば、加工を目的にした工作機械(例えば、産業ロボット)、土木・建築作業を目的とした建設機械が挙げられる。本発明に係る、ホースの管理システムによれば、設備又は機械に配管された個別のホースに関し、当該ホースと、前記設備又は前記機械とが関係付けられた情報を有するデータベースを構築し、当該ホースと、前記設備又は前記機械との関係性に起因した様々な問題に対処可能となる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記情報タグは、ICタグであり、前記端末は、リーダ・ライタであることが好ましい。この場合、当該複数の情報タグの前記個別ホース情報を、それぞれ、容易に更新することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記入力部には、前記情報タグの前記個別ホース情報と、ネットワークを介して接続された情報処理装置に記憶されている個別ホース情報とが突き合わされる。ここで、「突き合わされる」とは、前記情報タグの前記個別ホース情報と、前記情報処理装置に記憶されている個別ホース情報とを比較することをいう。この場合、他の情報処理装置からも前記個別ホース情報を前記制御部に入力することができるため、前記データベースの情報をより正確に更新することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記ネットワークには、他の情報処理装置が接続されており、前記情報処理装置は、顧客側情報処理装置と、販売店側情報処理装置と、メーカー側情報処理装置との3つの情報処理装置のうちのいずれか1つであり、前記他の情報処理装置は、前記3つの情報処理装置のうちの残り2つであり、前記データベースは、前記顧客側情報処理装置、前記販売店側情報処理装置及び前記メーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つと共用可能であることが好ましい。この場合、顧客、販売店及びメーカーの三者間で、発注等の情報交換をスムーズに行うことができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換回数及び交換サイクルの少なくともいずれか1つを算出することが好ましい。この場合、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースに応じた耐久性を把握することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換を行った前回の交換時期と、当該ホースの交換サイクルとを取得し、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前、又は経過した場合、前記端末、前記情報処理装置、顧客側情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに警告を発することが好ましい。この場合、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースに応じた故障頻度を把握できると共に、在庫不足を予め警告することにより、当該在庫不足を抑制することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記交換サイクルの情報から、前記設備又は前記機械に配管されている当該ホースの各々について、単位期間あたりの当該ホースの必要本数を算出することができる。この場合、以後の管理に対する選択肢を広げることができる。
また、本発明に係る、ホースの管理システムによれば、前記単位期間あたりの当該ホースの必要本数を元に当該ホースの適正在庫数量として計算をすることができる。例えば当該必要本数に予備本数を加えた総本数を、当該ホースの適正在庫数量とすることができる。この場合、前記設備又は前記機械に配管されている当該ホースの各々について、当該ホースの在庫を適正にする事ができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの在庫個数を取得し、当該在庫個数が一定数以下の個数である場合、前記端末、前記情報処理装置、顧客側情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに警告を発することが好ましい。この場合、設備又は機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの在庫不足を予め抑制することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記制御部は、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに対して、当該ホースの自動発注を行うことが好ましい。この場合、設備又は機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの在庫不足前に発注を行うことにより、当該在庫不足を抑制することができる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換が行われたことを前記情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに対して通知することが好ましい。この場合、設備又は機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの発注の重複を防止することができる。またホースの在庫をメーカー側や販売店側ではなく、顧客側に置いておく事もできる。ホースの交換が行われたことがメーカーや販売店側に通知されれば、追加補充をするタイミングが明確になるからである。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記入力部には、前記ホースの識別情報が入力され、前記制御部は、前記ホースの識別情報によって当該ホースの履歴が分かり、チェックした日時や前記ホースの個別情報を記録する。前記ホースの状態に異常があった場合もチェックした日時を記録するので、これによりその装置や機械に接続されたホースの交換サイクルが分かる。
本発明に係る、ホースの管理システムにおいて、前記端末及び前記情報処理装置が一体型であるものとすることができる。この場合、端末からの情報を遠隔送信することなく、当該端末の操作によって直接的に、当該情報を情報処理装置内で処理することができる。
本発明によれば、設備又は機械に配管された個別のホースに関し、当該ホースと、前記設備又は前記機械とが関係付けられた情報を有するデータベースを構築し、当該ホースと、前記設備又は前記機械との関係性に起因した様々な問題に対処可能な、ホースの管理システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る、ホースの管理システムの構成を概略的に示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成を概略的に示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置の交換情報取得動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の警告・発注動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の警告・発注動作の他の例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置の事前通知動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る情報処理装置3の通知動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る、ホースの管理システムについて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る、ホースの管理システム100の構成を概略的に示す図である。管理システム100は、設備又は機械に配管された個別のホース10に関し、当該ホース10と、前記設備又は前記機械とが関係付けられた情報を有するデータベースを構築し、当該ホース10と、前記設備又は前記機械との関係性に起因した様々な問題に対して対処可能にしたものである。
本実施形態では、ホース10は、顧客側の工場内の配管設備に配管される圧力ホースである。本実施形態では、ホース10は、ホース本体11と、2つの接続金具12とにより構成されている。接続金具12はそれぞれ、かしめ等の固定方法を用いることにより、ホース本体11の端部に対して固定されている。
管理システム100は、基本的に、情報タグ1と、端末2と、情報処理装置3と、を有している。本実施形態では、管理システム100は、更に、情報処理装置4、5及び6を有している。
情報タグ1は、顧客側のホース10に取り付けられており、個別ホース情報が記憶されている。前記個別ホース情報には、ホース10の識別情報と、当該ホース10を設備又は機械と関係付ける関係付け情報と、その他の情報とが含まれる。
ここで、「識別情報」とは、当該ホース10そのものを特定するための情報である。前記識別情報としては、製品ID番号が挙げられる。本実施形態では、製品ID番号は、品番、品名等の、製品を識別するための情報と関連付けられた番号である。また「関係付け情報」とは、設備又は機械に配管された個別のホース10について、当該ホース10を前記設備又は前記機械との関係で特定するための情報である。前記関係付け情報としては、例えば、前記設備又は前記機械の所定の部位の位置との関係で割り振られた、ホース10の設置位置を示す設置位置番号、設備又は機械の所定の位置から複数のホース10を順次配管したときの順番を示す番号、などが挙げられる。更に「その他の情報」とは、前記識別番号、前記関係付け情報、以外の情報である。前記その他の情報としては、例えば、ホース10の点検を行ったときの点検時期を示す点検時期情報、ホース10の設置を行ったときの設置時期を示す設置時期情報、ホース10の交換を行ったときの交換時期を示す交換時期情報、ホース10の在庫個数を認識するために割り振られた在庫番号、ホース10に関する情報が格納(保存)されたデータベースにアクセスし、当該データベースに格納されたホース10に関する情報を取り出すための情報などが挙げられる。
情報タグ1の前記個別ホース情報は、非接触な方式によって読み取ることができる。情報タグ1の具体例としては、バーコードタグ、QRコード(登録商標)タグその他の二次元タグ、ICタグ等が挙げられる。またICタグの具体例としては、RFIDタグ、NFCタグが挙げられる。本実施形態では、情報タグ1は、ICタグである。ICタグは、汚れが付着したときも、バーコードタグ等の他の情報タグに比べて、情報を読み取ることができる。例えば本実施形態では、情報タグ1は、通信距離の長いRFIDタグである。この場合、より遠い位置からの情報の読み取りが可能となる。またRFIDタグは、情報電波を発信するアクティブ型と、情報電波を発信しないパッシブ型とに分けられる。本実施形態では、情報タグ1は、電源を有しないパッシブ型のRFIDタグである。この場合、省電力化を図ることができる。なお通信距離の短いRFIDタグも採用する事ができる。この場合、QRコード(登録商標)のように汚れを気にすることもなく、また通信距離が長いRFIDタグだと周囲にあるホースの不要なデータも一度に読み取ってしまうおそれがあるため、そうした点を防ぐ事ができる。
端末2は、情報タグ1の前記個別ホース情報を非接触な方式によって読み取り又は書き込み可能であって、前記個別ホース情報を入出力可能な端末である。
端末2は、顧客側で使用される。端末2の具体例としては、バーコードタグリーダ、QRコードタグリーダ、ICタグリーダ、スマートフォン、タブレット端末等が挙げられる。またICタグリーダの具体例としては、RFIDリーダ、NFCリーダが挙げられる。本実施形態では、端末2は、RFIDリーダである。また本実施形態では、RFIDリーダは、情報タグ1の前記個別ホース情報の書き換えが可能な、RFIDリーダ・ライタ(リーダ・ライタ)である。RFIDリーダ・ライタは、自己の発信する電波によって、情報タグ1の前記個別ホース情報の読み取り及び書き換えを行うことができる。本実施形態では、端末2は、情報タグ1から読み取った前記個別ホース情報を表示する表示部2aと、情報タグ1の前記個別ホース情報を書き換えるための入力部2bとを有している。
本実施形態において、情報タグ1は、ICタグであり、端末2は、リーダ・ライタである。この場合、端末2を大きくかざすだけで、複数の情報タグ1の前記個別ホース情報を一度に読み取ることができる。
図2に示すように、情報処理装置3は、入力部3aと、記憶部3bと、制御部3cと、出力部3dと、表示部3eとを有している。
本実施形態では、情報処理装置3は、メーカー(本実施形態では、ホースメーカー)側で使用される。情報処理装置3の具体例としては、サーバ、パーソナルコンピュータ等の、コンピュータが挙げられる。本実施形態では、情報処理装置3は、サーバである。
入力部3aは、情報タグ1の前記個別ホース情報が入力される。
入力部3aは、情報タグ1から読み取られたデータ(前記個別ホース情報)を制御部3cに入出力する。入力部3aの具体例としては、入出力インターフェース及び主記憶装置(メインメモリ)である。出力部3dは、制御部3cにより処理された演算結果と、記憶部3bに格納されたデータとを外部に出力する。出力部3dの具体例としては、入出力インターフェース及び主記憶装置(メインメモリ)である。
記憶部3bには、データベースが記憶されている。前記データベースは、前記識別情報と、前記関係付け情報と、前記その他の情報とを情報とする。
記憶部3bの具体例としては、ハードディスク等の補助記憶装置である。記憶部3bは、記憶域の一部をデータベース記憶域とすることができる。
本実施形態では、記憶部3bは、前記関係付け情報に基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10に応じた個別のデータベースを有し、当該データベースにおいて、ホース10の前記識別情報及び前記その他の情報を個別管理している。また各データベースの情報は、それぞれ、前記関係付け情報に対応付けられた情報として、各データベースの間で共有することができる。
制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報に基づいて、前記データベースの前記情報を更新する。
制御部3cの具体例としては、CPUである。
本実施形態では、情報処理装置3は、入力部3aを介してネットワークに接続されている。前記ネットワークは、無線方式又は有線方式の通信網である。また図1に示すように、本実施形態では、前記ネットワークには、情報処理装置(他の情報処理装置)4及び情報処理装置(他の情報処理装置)5が接続されている。本実施形態では、情報処理装置4は、パーソナルコンピュータである。また本実施形態では、端末2からの入出力は、例えば、クラウド等を介して、情報処理装置3に入力される。これにより、情報タグ1の前記個別ホース情報は、端末2から情報処理装置3に入力させることができる。なお、端末2からの入出力は、情報処理装置4に入力させることができる。これにより、情報タグ1の前記個別ホース情報は、端末2から情報処理装置4を経て情報処理装置3に入力させることができる。
また本実施形態では、情報処理装置3の入力部3aは、前記ネットワークに接続された情報処理装置4を介して、情報タグ1の前記個別ホース情報と、情報処理装置4に記憶されている前記個別ホース情報とが突き合わされる。ここで、「突き合わされる」とは、情報タグ1の前記個別ホース情報と、情報処理装置4に記憶されている個別ホース情報とを比較することをいう。これにより、本実施形態では、情報タグ1の前記個別ホース情報と、情報処理装置4に入力された前記個別ホース情報とに基づいて、情報処理装置3に保存されている前記データベースの前記情報を更新することができる。この場合、情報処理装置4からも前記個別ホース情報を入力することができるため、前記データベースの情報をより正確に更新することができる。なお、本実施形態では、キーボード等を用いることにより、情報処理装置5からも前記個別ホース情報を入力することができる。
本実施形態では、情報処理装置3は、メーカー側情報処理装置である。但し、本発明によれば、情報処理装置3は、顧客側情報処理装置と、販売店側情報処理装置と、メーカー側情報処理装置との3つの情報処理装置のうちのいずれか1つとすることができる。また、情報処理装置4は、顧客側情報処理装置である。更に本実施形態において、前記ネットワークには、情報処理装置5が接続されている。本実施形態では、情報処理装置5は、パーソナルコンピュータである。また、情報処理装置5は、販売店側情報処理装置である。これにより、前記データベースは、顧客側情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つと共用可能である。この場合、顧客、販売店及びメーカーの三者間で、発注等の情報交換をスムーズに行うことができる。
また、本実施形態において、情報処理装置3の制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の交換回数及び交換サイクルの少なくともいずれか1つを算出することができる。この場合、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10に応じた耐久性を把握することができる。なお交換回数、交換サイクルを算出するためのホースの取り付け時期又は取り外し時期の入力は、端末2により書き込んでも、上述のとおり、キーボード等を用いることにより情報処理装置3に直接手入力してもよい。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置3の交換情報取得動作の一例を示すフローチャートである。図3の処理は、情報タグ1の前記個別ホース情報が情報処理装置3の入力部3aに入力されたことをトリガーに開始されるものとする。
制御部3cは、入力部3aから情報タグ1の個別ホース情報を取得する(ステップ101)。本実施形態では、前記個別ホース情報のうち、例えば、前記識別番号と、前記関係付け情報としての、ホース10の設置位置番号と、前記他の情報としての、交換時期情報とを取得する。
次いで、制御部3cは、記憶部3bから前記データベースからの情報を取得する(ステップ102)。本実施形態では、例えば、入力部3aから取得した前記関係付け情報を基に、当該関係付け情報に対応付けられたデータベースから、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の識別番号であって、当該ホース10に対応付けられた前記データベースに記憶された識別番号と、前回の交換時期情報であって、当該データベースに記憶された交換時期情報とを取得する。
その後、制御部3cは、入力部3aから取得した情報タグ1の個別ホース情報と、前記データベースから取得した前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の交換回数及び交換サイクルの少なくともいずれか1つを取得する(ステップ103)。
本実施形態では、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の交換の有無は、例えば、入力部3aから取得した前記識別番号と、当該ホース10に対応付けられた前記データベースから取得した前記識別番号とを比較することで判断することができる。或いは、入力部3aから取得した交換時期情報から判断することができる。入力部3aから取得した前記識別番号と、前記データベースから取得した前記識別番号とが一致しない場合、前記設備又は前記機械の同一の部位に異なるホース10が設置されたとして、当該部位に設置されたホース10が交換されたと判断する。ホース10の交換回数は、ホース10が交換されたとの判断の回数をカウントすることにより算出することができる。
本実施形態では、ホース10の交換サイクルは、ホース10が交換されたとの判断を前回の交換時期として前記データベースに記憶させておき、当該判断から、ホース10が新たに交換されたとの判断がされるまでの時間を計測することにより算出することができる。本実施形態では、ホース10の交換サイクルは、前記データベースの情報として、当該データベースに記憶させておくことができる。
また、本実施形態において、情報処理装置3の制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホース10について、当該ホース10の交換を行った前回の交換時期と、当該ホース10の交換サイクルとを取得し、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過した場合、端末2、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)、情報処理装置4(顧客側情報処理装置)及び情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに警告を発することができる。この場合、前記設備又は前記機械に配管された個別のホース10について、当該ホース10に応じた故障頻度を把握できると共に、在庫不足を予め警告することにより、当該在庫不足を抑制することができる。
図4は、本実施形態に係る情報処理装置3の警告・発注動作の一例を示すフローチャートである。図4の処理は、情報タグ1の前記個別ホース情報が情報処理装置3の入力部3aに入力されたことをトリガーに開始されるものとする。
制御部3cは、入力部3aから情報タグ1の個別ホース情報を取得する(ステップ201)。本実施形態では、前記個別ホース情報のうち、例えば、前記識別番号と、前記関係付け情報としての、ホース10の設置位置番号と、前記他の情報としての、交換時期情報とを取得する。
次いで、制御部3cは、記憶部3bから前記データベースからの情報を取得する(ステップ202)。本実施形態では、例えば、入力部3aから取得した前記関係付け情報を基に、当該関係付け情報に対応付けられたデータベースから、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の識別番号であって、当該ホース10に対応付けられた前記データベースに記憶された識別番号と、前回の交換時期情報であって、当該データベースに記憶された交換時期情報とを取得する。
その後、制御部3cは、入力部3aから取得した情報タグ1の個別ホース情報と、前記データベースから取得した前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10について、当該ホース10の交換を行った前回の交換時期と、当該ホース10の交換サイクルとを取得する(ステップ203)。本実施形態では、前回の交換時期及び交換サイクルは、図3のステップ102と同様に算出することができる。
更にその後、制御部3cは、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過したかどうかを判断する(ステップ204)。本実施形態では、前回の交換時期から前記交換サイクルを経過したかどうかは、例えば、入力部3aから取得した交換時期情報から算出した、前回の交換時期から、今回入力部3aからの情報の入力があった時点までの時間を計測し、当該時間と前記交換サイクルとを比較することにより判断することができる。この場合、当該時間が前記交換サイクルよりも長い場合は、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過したと判断する。
制御部3cは、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過したと判断した場合、端末2、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)、情報処理装置4(顧客側情報処理装置)、情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに警告を発する(ステップ205)。本実施形態では、制御部3cは、例えば、端末2、情報処理装置3、情報処理装置4、情報処理装置5の少なくともいずれか1つの表示部に対して、色彩による警告を表示させることができる。なお、本実施形態では、情報処理装置3の表示部3eは、当該情報処理装置3に接続されたパーソナルコンピュータ6の画像用ディスプレイである。また情報処理装置4、情報処理装置5の表示部も、それぞれの画像用ディスプレイである。
或いは、制御部3cは、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過したと判断した場合、前記警告と共に、又は、当該警告に代えて、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)及び情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の自動発注を行う(ステップ205)。この場合、設備又は機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の在庫不足前に発注を行うことにより、当該在庫不足を抑制することができる。なお、本実施形態において、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過していないと判断した場合、そのまま、情報処理装置3の警告・発注動作を終了する。
なお、本実施形態において、前記交換サイクルの情報から、前記設備又は前記機械に配管されている当該ホース10の各々について、単位期間あたりの当該ホース10の必要本数を算出することができる。この場合、以後の管理に対する選択肢を広げることができる。例えば、本実施形態では、前記単位期間あたりの当該ホース10の必要本数を元に当該ホースの適正在庫数量として計算をすることができる。例えば当該必要本数に予備本数を加えた総本数を、当該ホース10の適正在庫数量とすることができる。この場合、前記設備又は前記機械に配管されているホース10の各々について、当該ホース10の在庫本数を適正にする事ができる。
また、本実施形態において、情報処理装置3の制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の在庫個数を取得し、当該在庫個数が一定数以下の個数である場合、端末2、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)、情報処理装置4(顧客側情報処理装置)、情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに警告を発することができる。この場合、設備又は機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の在庫不足を予め抑制することができる。
図5は、本実施形態に係る情報処理装置3の警告・発注動作の他の例を示すフローチャートである。図5の処理は、情報タグ1の前記個別ホース情報が情報処理装置3の入力部3aに入力されたことをトリガーに開始されるものとする。
制御部3cは、入力部3aから情報タグ1の個別ホース情報を取得する(ステップ301)。本実施形態では、前記個別ホース情報のうち、例えば、前記識別番号と、前記関係付け情報としての、ホース10の設置位置番号と、前記他の情報としての、在庫番号とを取得する。
次いで、制御部3cは、記憶部3bから前記データベースからの情報を取得する(ステップ302)。本実施形態では、例えば、入力部3aから取得した前記関係付け情報を基に、当該関係付け情報に対応付けられたデータベースから、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の識別番号であって、当該ホース10に対応付けられた前記データベースに記憶された識別番号と、当該ホース10の在庫番号であって、当該ホース10に対応付けられた前記データベースに記憶された在庫番号とを取得する。
その後、制御部3cは、入力部3aから取得した情報タグ1の個別ホース情報と、前記データベースから取得した前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の前記部位に配管されたホース10について、当該ホース10の在庫個数を取得する(ステップ303)。本実施形態では、ホース10の在庫個数は、入力部3aから取得した前記在庫番号から算出することができる。そして設備又は機械に配置されるときは、在庫番号は消去され、配置場所毎による設置位置番号が割り振られ、データベース上で書き換えられる。
更にその後、制御部3cは、ホース10の在庫個数が一定数以下の個数であるかどうかを判断する(ステップ304)。本実施形態では、ホース10の在庫個数が一定数以下の個数であるかどうかは、入力部3aから取得した前記在庫番号と、前記データベースに予め記憶された所定の在庫番号とを比較することで判断することができる。
制御部3cは、在庫個数が一定数以下であると判断した場合、端末2、情報処理装置3、情報処理装置4、情報処理装置5の少なくともいずれか1つに警告を発する(ステップ305)。本実施形態では、制御部3cは、ステップ205と同様の警告を端末2、情報処理装置3、情報処理装置4、情報処理装置5の少なくともいずれか1つに対して発する。
或いは、制御部3cは、在庫個数が一定数以下であると判断した場合、前記警告と共に、又は、当該警告に代えて、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)及び情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10について、ステップ205と同様の自動発注を行う(ステップ305)。この場合、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の在庫不足前に発注を行うことにより、当該在庫不足を抑制することができる。なお、本実施形態において、在庫個数が一定数以下ではないと判断した場合、そのまま、情報処理装置3の警告・発注動作を終了する。
また、本実施形態において、情報処理装置3の制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の交換を行った前回の交換時期と、当該ホース10の交換サイクルとを取得し、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前に、予め交換が必要なホース10を判断し、端末2、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)、情報処理装置4(顧客側情報処理装置)、情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに対して事前通知することが好ましい。この場合、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10を交換する前に予め、修繕計画を策定することができる。
図6は、本実施形態に係る情報処理装置の事前通知動作の一例を示すフローチャートである。図6の処理は、情報タグ1の前記個別ホース情報が情報処理装置3の入力部3aに入力されたことをトリガーに開始されるものとする。
制御部3cは、入力部3aから情報タグ1の個別ホース情報を取得する(ステップ401)。本実施形態では、入力部3aからの個別ホース情報の取得は、図4のステップ201と同様である。
次いで、制御部3cは、前記データベースからの情報を取得する(ステップ402)。本実施形態では、前記データベースからの情報の取得は、図4のステップ202と同様である。
その後、制御部3cは、入力部3aから取得した情報タグ1の個別ホース情報と、前記データベースから取得した前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の前記部位に配管されたホース10について、当該ホース10の交換を行った前回の交換時期と、当該ホース10の交換サイクルとを取得する(ステップ403)。本実施形態では、前回の交換時期及び交換サイクルは、図4のステップ203と同様に算出することができる。
更にその後、制御部3cは、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前に、予め交換が必要なホース10を判断する(ステップ404)。本実施形態では、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前かどうかは、例えば、図4のステップ204と同様に、入力部3aから取得した交換時期情報から算出した、前回の交換時期から、今回入力部3aからの情報の入力があった時点までの時間を計測し、当該時間と前記交換サイクルとを比較することにより判断することができる。この場合、当該時間が前記交換サイクルよりも短い場合は、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前と判断する。なお、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前ではないと判断した場合、前記前回の交換時期から前記交換サイクルが経過したとして、端末2、情報処理装置3、情報処理装置4、情報処理装置5の少なくともいずれか1つに警告・自動発注を発する(ステップ407)。本実施形態では、警告・自動発注は、ステップ205と同様に行う。
次いで、制御部3cは、予め交換が必要なホース10を判断する(ステップ405)。本実施形態では、前記前回の交換時期から所定の時間を経過しているかどうかで判断する。前記前回の交換時期から所定の時間を経過していると判断した場合、ホース10の交換が予め必要であると判断する。前記所定の時間は、例えば、予め設定された前記交換サイクルよりも短い時間であって、適宜設定可能な時間とする。
制御部3cは、予め交換が必要なホース10を判断する場合、端末2、情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)、情報処理装置4(顧客側情報処理装置)、情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに対して事前通知する。また制御部3cは、予め交換が必要なホース10を判断しない場合、前記事前通知は行わない。
また、本実施形態において、情報処理装置3の制御部3cは、入力部3aからの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の交換が行われたことを情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)及び情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに対して通知することが好ましい。前記通知は、例えば、図4のステップ205と同様、例えば、情報処理装置3及び情報処理装置5の少なくともいずれか1つの表示部に対して、色彩を表示させることができる。この場合、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の発注の重複を防止することができる。
図7は、本実施形態に係る情報処理装置3の通知動作の一例を示すフローチャートである。図7の処理は、情報タグ1の前記個別ホース情報が情報処理装置3の入力部3aに入力されたことをトリガーに開始されるものとする。
制御部3cは、入力部3aから情報タグ1の個別ホース情報を取得する(ステップ501)。本実施形態では、前記個別ホース情報のうち、例えば、前記識別番号と、前記関係付け情報としての、ホース10の設置位置番号と、を取得する。
次いで、制御部3cは、記憶部3bから前記データベースからの情報を取得する(ステップ502)。本実施形態では、例えば、入力部3aから取得した前記関係付け情報を基に、当該関係付け情報に対応付けられたデータベースから、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管されたホース10の識別番号であって、当該ホース10に対応付けられた前記データベースに記憶された識別番号を取得する。
その後、制御部3cは、入力部3aから取得した情報タグ1の個別ホース情報と、前記データベースから取得した前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10について、当該ホース10の交換が行われたかどうかを判断する(ステップ503)。本実施形態では、ホース10の交換の有無は、例えば、図3のステップ102と同様に判断される。
制御部3cは、ホース10の交換が行われたと判断した場合、当該交換が行われたことを情報処理装置3(メーカー側情報処理装置)及び情報処理装置5(販売店側情報処理装置)の少なくともいずれか1つに対して通知する(ステッ504)。また制御部3cは、ホース10の交換が行われたと判断しない場合、そのまま通知動作を終了する。
上述のとおり、本発明によれば、前記設備又は前記機械の所定の部位に配管された個別のホース10に関し、当該ホース10と、前記設備又は前記機械とが関係付けられた情報を有するデータベースを構築し、当該ホース10と、前記設備又は前記機械との関係性に起因した様々な問題に対処可能な、ホース10の管理システムを提供することができる。
なお、本実施形態に係る、ホース10の管理システムにおいて、入力部3aには、ホース10の識別情報が入力され、制御部3cは、ホース10の識別情報によって当該ホース10の履歴が分かる。ホース10の状態情報の入力の具体例としては、例えば、顧客側で行った点検作業の結果を端末2の操作によって情報処理装置3に入力することが挙げられる。
また、本実施形態に係る、ホース10の管理システムにおいて、端末2及び情報処理装置3を一体型とすることができる。具体的には、端末2をスマートフォン、タブレットとする場合が挙げられる。この場合、端末2からの情報を遠隔送信することなく、当該端末2の操作によって直接的に、当該情報を情報処理装置3内で処理することができる。
上述したところは、本発明の一実施形態を開示したにすぎず、特許請求の範囲に従えば、様々な変更が可能となる。例えば、情報処理装置3に接続されたパーソナルコンピュータ6は省略することができる。また情報処理装置3は、パーソナルコンピュータに置き換えることができる。また情報処理装置4は、1つの情報処理装置として説明したが、ネットワークに接続された複数の情報処理装置4とすることもできる。このことは、情報処理装置5についても同様である。上述した各実施形態に採用された様々な構成は、互いに適宜、組み合わせることができ、また、置き換えることもできる。
1:情報タグ, 2:端末, 3:情報処理装置(メーカー側情報処理装置), 4:他の情報処理装置(顧客側情報処理装置), 5:更に他の情報処理装置(販売店側情報処理装置), 6:パーソナルコンピュータ, 10:ホース

Claims (12)

  1. 設備又は機械に配管されたホースに取り付けられており、当該ホースの識別情報当該ホースを前記設備又は前記機械における位置関係で特定する関係付け情報を含む、個別ホース情報が記憶された情報タグと、
    前記情報タグの前記個別ホース情報を非接触な方式によって読み取り又は書き込み可能であって、前記個別ホース情報を入出力可能な端末と、
    情報処理装置と、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記情報タグの前記個別ホース情報が入力される入力部と、
    前記識別情報と、前記関係付け情報と、を情報とするデータベースが記憶されている記憶部と、
    前記入力部からの前記個別ホース情報に基づいて、前記データベースの前記情報を更新する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換サイクルを算出するホースの管理システム。
  2. 前記情報タグは、ICタグであり、前記端末は、リーダ・ライタである、請求項1に記載の、ホースの管理システム。
  3. 前記入力部には、前記情報タグの前記個別ホース情報と、ネットワークを介して接続された情報処理装置に記憶されている前記個別ホース情報とが突き合わされる、請求項1又は2に記載の、ホースの管理システム。
  4. 前記ネットワークには、他の情報処理装置が接続されており、
    前記情報処理装置は、顧客側情報処理装置と、販売店側情報処理装置と、メーカー側情報処理装置との3つの情報処理装置のうちのいずれか1つであり、
    前記他の情報処理装置は、前記3つの情報処理装置のうちの残り2つであり、
    前記データベースは、前記顧客側情報処理装置、前記販売店側情報処理装置及び前記メーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つと共用可能である、請求項3に記載の、ホースの管理システム。
  5. 前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換回数を算出する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
  6. 前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換を行った前回の交換時期と、当該ホースの交換サイクルとを取得し、前記前回の交換時期から前記交換サイクルを経過する前、又は経過した場合、前記端末、前記情報処理装置、顧客側情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに警告を発する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
  7. 前記交換サイクルの情報から、前記設備又は前記機械に配管されている前記ホースの各々について、単位期間あたりの当該ホースの必要本数を算出する、請求項5又は6に記載のホースの管理システム。
  8. 前記単位期間あたりの当該ホースの必要本数を元に当該ホースの適正在庫数量として計算をする、請求項7に記載のホースの管理システム。
  9. 前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの在庫個数を取得し、当該在庫個数が一定数以下の個数である場合、前記端末、前記情報処理装置、顧客側情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに警告を発する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
  10. 前記制御部は、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに対して、当該ホースの自動発注を行う、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
  11. 前記制御部は、前記入力部からの前記個別ホース情報と、前記データベースの前記情報とに基づいて、前記設備又は前記機械に配管された個別のホースについて、当該ホースの交換が行われたことを前記情報処理装置、販売店側情報処理装置及びメーカー側情報処理装置の少なくともいずれか1つに対して通知する、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
  12. 前記端末及び前記情報処理装置が一体型である、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の、ホースの管理システム。
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