JP7210934B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、センサを備えた情報処理装置が知られている。例えば、気圧センサや脈拍センサ等のセンサ、時刻情報を表示する機能、セグメント液晶と、セグメント液晶よりも消費電力が大きいカラー液晶を備え、通常動作時にはセンサ情報をカラー液晶で表示し、電力を抑制して動作させる低電力動作時には時刻情報をセグメント液晶で表示するウェアラブルな情報処理装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2016-59751号公報
しかしながら、特許文献1等に記載の一般的な技術では、ユーザは低電力動作時にセンサで取得された情報等の時計以外の情報を確認できなくなってしまうことになり、ユーザにとって利便性が十分なものではない場合があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、情報処理装置が低電力動作時であっても、ユーザにとって最適な情報表示を可能なものとすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
第1モードをオペレーティングシステムによって実行させる第1制御部と、
前記第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとのいずれかを前記第1モードの停止時に実行させる第2制御部と、
それぞれ異なるセンサ情報を取得する複数のセンサと、
を備え、
前記第1制御部は、
前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択し、
前記第2aモード又は前記第2bモードが選択された場合に、前記オペレーティングシステムの動作を停止させることによって前記第1モードを停止させるとともに、前記選択されたモードの動作指示を前記第2制御部に送信し、
前記第2制御部は、前記第1制御部から前記選択されたモードの動作指示を受け付けた場合に、当該選択されたモードにより処理された結果を表示させ、
前記第2制御部により表示される表示情報の種類は、前記第2aモードと前記第2bモードとで異なり、
前記選択されたモードの動作指示は、前記複数のセンサのうち、前記選択されたモードで機能するセンサを動作させるためのセンシング指示を含み、
前記第2制御部は、前記センシング指示により動作対象となったセンサから前記センサ情報を取得する一方で、前記複数のセンサのうち、前記センシング指示により動作対象とならなかったセンサに対しては給電を行わないよう制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置が低電力動作時であっても、ユーザにとって最適な情報表示を可能なものとすることが可能となる。
本発明の一実施形態である情報処理装置の概略図である。 図1の情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の情報処理装置の表示領域を示す模式図である。 図3AにおけるX-X’断面を示す模式図である。 図2の情報処理装置の機能的構成のうち、動作モードの切替処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置が実行する動作モードの切替処理の流れを説明するフローチャートである。 図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置が実行する動作モードの切替処理の流れを説明するフローチャートである。 図5の動作モードの切替処理によって表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。 図1の情報処理装置における画面遷移の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[外観構成]
図1は、本発明の一実施形態である情報処理装置1の概略図である。
図1に示すように、本実施形態の情報処理装置1は、所謂スマートウォッチと称される、腕時計型の装置として構成されている。この情報処理装置1は、後述する第1の表示部18及び第2の表示部27を備えており、第1の表示部18の上に第2の表示部27が積層された構成となっている。また、この第2の表示部27は、透過型の表示部であり、第1の表示部18の表示領域が視認可能になるような透過表示と、第1の表示部18の表示領域が視認しづらくなるような非透過表示の双方を行うことが出来る。
このため、情報処理装置1においては、第1の表示部18の少なくとも一部を透過表示とすることにより、第1の表示部18の表示と第2の表示部27の表示とを重ね合わせて表示することが可能となっている。
[ハードウェア構成]
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置1は、第1のCPU(Central Processing Unit)11と、第1のROM(Read Only Memory)12と、第1のRAM(Random Access Memory)13と、第1の記憶部14と、第1のRTC(Real Time Clock)部15と、ドライブ16と、ドライブ16に着脱可能なリムーバブルメディア51と、第1の入力部17と、第1の表示部18と、第2のCPU21と、第2のROM22と、第2のRAM23と、第2の記憶部24と、センサ部25と、第2の入力部26と、第2の表示部27と、電池残量計測IC29と、第2のRTC部30と、ブルートゥース(登録商標)アンテナ31と、ブルートゥースモジュール32と、無線LAN(Local Area Network)アンテナ33と、無線LANモジュール34と、GPS(Global Positioning System)アンテナ35と、GPSモジュール36と、を備えている。
メインマイコン10は、第1のCPU11と、第1のROM12と、第1のRAM13とを有する。サブマイコン20は、第2のCPU21と、第2のROM22と、第2のRAM23とを有する。
情報処理装置1は、第1のCPU11と、第2のCPU21の制御によって機能する。
具体的に、第1のCPU11は、OS(Operating System)と、OSの管理下で実行される各種プログラムとに基づいて各種演算処理を行い、演算処理の結果に基づいた各種の処理を実行することにより、情報処理装置1におけるスマートフォンに類する機能を実現する。本実施形態において、第1のCPU11は、ブルートゥースモジュール32或いは無線LANモジュール34を介して受信した電子メールの着信や気象情報に関するメッセージ等を第1の表示部18に表示させたりする。また、第1のCPU11は、第1の入力部17を介して入力される音声を認識したり、その他、スマートフォンに類する機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施形態において、第1のCPU11は、例えば、Android(登録商標)等の汎用のOSに基づいて演算処理を行う。
また、本実施形態において、第1のCPU11は、第1のRTC部15から所定のタイミングで時刻信号を取得する。
第2のCPU21は、組み込みプログラム等の、特定のプログラムに基づいて各種演算処理を行い、演算処理の結果に基づいた処理を実行することにより、第2の表示部27及び第1の表示部18に対する表示の指示を行ったり、各種センサの検出結果を取得したり、その他、腕時計の機能として実装された各種機能に係る処理を行ったりする。本実施形態において、第2のCPU21は、第2のRTC部30から入力された時刻信号を基準として、時刻を計算したり、時刻、曜日或いは日付等を第2の表示部27に表示させたりする。第2のCPU21が実行する特定のプログラムの処理(時刻の計算等)は、第1のCPU11が実行するOSの処理に比べて単純な動作であることから処理負荷が小さく、低消費電力で実行可能である。また、そのため、第2のCPU21に要求されるハードウェアのスペックは、第1のCPU11に比べて低いもので足りる。従って、腕時計の機能のみが要求される際は、第2のCPU21を動作させる一方で、第1のCPU11の機能の大部分を停止させ、所謂スリープ状態とすることにより、情報処理装置1全体の消費電力を低減させることができる。これにより、情報処理装置1を、情報処理装置1に内蔵する図示しない電池(例えば、充電可能なバッテリ)にて長時間駆動させることができる。
また、本実施形態において、第2のCPU21は、第2のRTC部30から所定のタイミングで時刻信号を取得する。
第1のROM12は、第1のCPU11からデータの読み出しが可能であり、第1のCPU11が実行する種々のプログラムや初期設定データを格納する。例えば、第1のROM12は、第1のCPU11が実行するOSのプログラムやOSの管理下で実行される各種プログラムを格納する。
第1のRAM13は、第1のCPU11からデータの読み出し及び書き込みが可能であり、第1のCPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する。例えば、第1のRAM13は、第1のCPU11がOS等を実行したり、後述の画像生成処理を実行する際のシステム領域やワークエリアを提供したりする。
第1の記憶部14は、メインマイコン10からデータの読み出し及び書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)である。第1の記憶部14には、第1のCPU11の制御にて実現されるスマートフォンに類する各種機能において生成された各種データ(各種設定内容のデータ等)が記憶される。
ドライブ16には、半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア51が適宜装着される。リムーバブルメディア51は、ドライブ16を介してメインマイコン10からデータの読み出し及び書き込みが可能であり、各種センサによって検出されたデータ等の各種データを記憶することができる。
第1の表示部18は、有機ELディスプレイによって構成され、第1のCPU11又は第2のCPU21の制御に従って、各種情報を表示画面に表示する。
第1の入力部17は、所謂物理ボタンを備えており、この物理ボタンを介してユーザの入力を受け付ける。或いは、第1の入力部17は、音声を電気信号に変換するマイクを備え、入力された音声(操作のための音声コマンド等)を示す信号を第1のCPU11に出力する。或いは、第1の表示部18の上部に設けるタッチパネルであってもよい。
なお、第1の入力部17は入力の内容を検知する入力検知機能を有してもよい。
ブルートゥースアンテナ31は、ブルートゥース(登録商標)の規格に基づく電磁波を送受信するアンテナであり、例えばモノポールアンテナ等によって構成される。ブルートゥースアンテナ31は、ブルートゥースモジュール32から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換してブルートゥースモジュール32に出力したりする。
ブルートゥースモジュール32は、第1のCPU11の指示に従って、ブルートゥースアンテナ31を介して他の装置に信号を送信する。また、ブルートゥースモジュール32は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
無線LANアンテナ33は、無線LANモジュール34によって利用される無線通信に対応した周波数の電波を受信可能なアンテナであり、例えばループアンテナやロッドアンテナによって構成される。無線LANアンテナ33は、無線LANモジュール34から入力された無線通信の電気信号を電磁波として送信したり、受信した電磁波を電気信号に変換して無線LANモジュール34に出力したりする。
無線LANモジュール34は、第1のCPU11の指示に従って、無線LANアンテナ33を介して他の装置に信号を送信する。また、無線LANモジュール34は、他の装置から送信された信号を受信し、受信した信号が示す情報を第1のCPU11に出力する。
GPSアンテナ35は、GPSにおける衛星から発信される電波を受信して電気信号に変換し、変換した電気信号(以下、「GPS信号」と称する。)をGPSモジュール36に出力する。
GPSモジュール36は、GPSアンテナ35から入力されたGPS信号に基づいて、情報処理装置1の位置(例えば、緯度、経度、及び高度)及びGPSによって示される現在時刻を検出する。また、GPSモジュール36は、検出した位置及び現在時刻を示す情報を第1のCPU11に出力する。第1のCPU11は、この現在時刻を示す情報を用いて、第1のRTC部15が計時する時刻を補正することが可能である。また、第2のCPU21は、第1のCPU11を介してGPSモジュール36から受信した現在時刻を示す情報を用いて、第2のRTC部30が計時する時刻を補正することが可能である。
第2のROM22は、第2のCPU21からデータの読み出しが可能であり、第2のCPU21が実行する特定のプログラムや初期設定データを格納する。例えば、第2のROM22は、腕時計の機能を実現する組み込み用プログラムと、後述の電力制御処理を行うための機能を実現するためのプログラムとを格納する。
第2のRAM23は、第2のCPU21からデータの読み出し及び書き込みが可能であり、第2のCPU21に作業用のメモリ空間を提供し、作業用のデータを一時的に記憶する。例えば、第2のRAM23は、第2のCPU21が組み込みプログラム等を実行する際の記憶領域を提供したりする。
第2の記憶部24は、サブマイコン20からデータの読み出し及び書き込みが可能な不揮発性のメモリであり、例えば、フラッシュメモリやEEPROMである。第2の記憶部24には、腕時計の機能等において生成された各種データ(各種設定内容のデータ等)、及び後述の画像生成処理において生成された画像が記憶される。
センサ部25は、種々の情報を測定する複数のセンサの集合である。センサ部25は、例えば、脈拍センサ、地磁気センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、気圧センサ、及び照度センサを含む。
脈拍センサは、情報処理装置1の裏面側(ユーザの腕に面する側)に設置され、情報処理装置1が装着されたユーザの脈拍を検出し、検出した脈拍を示す情報をサブマイコン20に出力する。
地磁気センサは、地磁気の方向を検出し、検出した地磁気の方向を示す情報をサブマイコン20に出力する。
加速度センサは、情報処理装置1における3軸方向の加速度を検出し、検出した加速度を示す情報をサブマイコン20に出力する。
ジャイロセンサは、情報処理装置1における3軸方向の角速度を検出し、検出した角速度を示す情報をサブマイコン20に出力する。
気圧センサは、情報処理装置1が現在位置する場所での気圧を検出し、検出した気圧を示す情報をサブマイコン20に出力する。
照度センサは、例えば、第1の表示部18の裏面側の所定箇所や、情報処理装置1のベゼル部分の所定箇所等に設置され、情報処理装置1の表示領域における明るさ(照度)を検出し、検出した明るさを示す情報をサブマイコン20に出力する。
第2のCPU21は、これら各種センサによって検出された情報を、必要に応じて第1のCPU11に対して出力する。第1のCPU11は、これら各種センサによって検出された情報を、例えばスマートフォンに類する機能により利用する。例えば、第1のCPU11は、照度センサが検出した明るさに基づいて、第1の表示部18の表示画面の輝度を調整する。
第2の入力部26は、各種ボタンで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
なお、第2の入力部26は入力の内容を検知する入力検知機能を有してもよい。
第2の表示部27は、部分的に又は全体的に光を透過可能なPN(Polymer Network)液晶ディスプレイから構成され、第2のCPU21の制御に従って、各種情報を表示画面に表示する。本実施形態における表示は、セグメント表示とする。
第2の表示部27と第1の表示部18の位置関係について、図3A及び図3Bを参照して説明をする。
図3Aは、情報処理装置1の表示領域を示す模式図である。また、図3Bは、図3AにおけるX-X’断面を示す模式図である。
図3Aに示すように、第1の表示部18の表示領域と、第2の表示部27の表示領域は、重畳して配置される。
また、図3Bに示すように、情報処理装置1の表示領域は、表面側からカバーガラスCG、第2の表示部27、第1の表示部18、黒色シートBS、メイン基板MBの順に積層された断面構造を有している。これらのうち、黒色シートBSは、第2の表示部27及び第1の表示部18を透過して視認した場合の発色を調整する部材であり、本実施形態では、黒色が視認される構成となっている。また、メイン基板MBには、図2を参照して説明した各ハードウェアが配置されると共に、各ハードウェア間を接続する信号線が配設される。
本実施形態において、第2の表示部27であるPN液晶ディスプレイは、図3Bに示すように、上述した第1の表示部18である有機ELディスプレイの表示画面上に積層されている。このPN液晶ディスプレイは、電位が掛けられていない部位では液晶分子が不規則に並び、光を反射するようになっている。つまり、この電位が掛けられていない部位において、PN液晶ディスプレイによる表示がなされることとなる。この場合、例えば、PN液晶ディスプレイの所定の表示領域において、乳白色の有色表示がなされる。換言すれば、この有色表示によって、有機ELディスプレイによる表示が所定の量だけ透けて見える状態となる。以下では、このようなPN液晶ディスプレイの表示領域における、光を反射するような状態を「非透過状態」と称する。
一方、電位が掛けられた部位では、液晶分子が表示画面に対して垂直に整列するので、光を透過可能となっている。つまり、この電位が掛けられた部位では、上述の有機ELディスプレイからの光を透過可能となるので、当該PN液晶ディスプレイを介して当該有機ELディスプレイによる表示を視認することができる。即ち、情報処理装置1の表示領域では、有機ELディスプレイによる表示にPN液晶ディスプレイによる表示を重ね合わせた状態で表示することができるようになっている。以下では、このようなPN液晶ディスプレイの表示領域における、光を透過するような状態を「透過状態」と称する。
第1の表示部18及びPN液晶ディスプレイの表示方向は、図3Bに示すように、各表示部からカバーガラスに向かう方向である。これは、図3Aにおける紙面の裏から表に向かう方向に相当する。
[機能的構成]
図4は、図2の情報処理装置1の機能的構成のうち、動作モード切替処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
動作モード切替処理とは、ユーザが、メインマイコン10とサブマイコン20とが協働して機能する第1モードと、メインマイコン10において第1モードを実行するOSの動作が停止し、サブマイコン20のみが機能する第2モードとで動作モードを切り替える一連の処理をいう。
ここで、第1モードではメインマイコン10とサブマイコン20との双方が機能する一方で、第2モードではサブマイコン20のみが機能するため、第2モードにおける消費電力は第1モードにおける消費電力よりも低い。
また、第2モードは複数種類の動作モード、例えば、第2aモードと第2bモードとを含み、ユーザは動作モードを第1モードから第2モードに切り替える際、第2aモード及び第2bモードのうちいずれかを選択して動作モードを切り替える。なお、第2モードは、第2aモード及び第2bモードの2種類の動作モードを含むとしたが、これはあくまで例示であり、任意個数の種類の動作モードを含むことが可能である。また、以降では説明の簡略化のため、第2モードは第2aモードと第2bモードとを含むとすることがあるが、これには限られない。
また、第2aモードと第2bモードのうち少なくとも一つは、センサ部25からセンサ情報を取得するモードである。
動作モード切替処理においては、図4に示すように、主として第1のプログラム処理部111と、第1の表示制御部112と、設定情報取得部113と、モード選択部114と、第1のモード切替部115と、第1のデータ送受信部116と、使用センサ設定部117と、第2のプログラム処理部211と、第2の表示制御部212と、第2のモード切替部213と、第2のデータ送受信部214とが機能する。
また、第1の記憶部14の一領域にはセンサ情報記憶部141が設定される。同様に、第2の記憶部24の一領域にはセンサ情報記憶部241及び設定情報記憶部242が設定される。
第1のプログラム処理部111は、メインマイコン10の全体の動作を制御する。例えば、第1のプログラム処理部111は、第1の表示制御部112と、設定情報取得部113と、モード選択部114と、第1のモード切替部115と、第1のデータ送受信部116と、使用センサ設定部117とを動作させる。
第1の表示制御部112は、第1の表示部18の表示を制御する。例えば、第1の表示制御部112は、第1の表示部18に、第1モードで処理された結果、例えばセンサ部25によってセンシングされたセンサ情報を表示する。また、第1の表示制御部112は、第1の表示部18に、地図情報や、所定の絵柄画像を表示してもよい。或いは、第1の表示制御部112は、第1の表示部18の発光を制御することにより、表示画像の輝度や色味を調整してもよい。
設定情報取得部113は、第1モードでの設定情報を取得する。この設定情報は、後述のモード選択部114が、第2モードとして第2aモード又は第2bモードを選択する際に用いる情報である。例えば、後述のようにユーザが情報処理装置1の表示画面から、第2aモード又は第2bモードを選択した場合には、このユーザによる選択結果が設定情報となる。
或いは、第1モードで機能するセンサの種類と数、及び第2モードで機能するセンサの種類と数に基づいて、第2モードへの切り替え時に、第2aモード又は第2bモードの何れに切り替わるかが定まる場合には、この第2aモード又は第2bモードの選択結果が設定情報となる。
具体的には、設定情報は、第2aモード及び第2bモードのうち、各々で機能するセンサの種類及び数が、第1モードで動作中のセンサの種類及び数により類似する方の動作モードを選択することを示す情報であってよい。例えば、第1モードで地磁気センサ及び加速度センサが動作中であると共に、第2aモードでは地磁気センサ及び加速度センサが機能し、第2bモードではジャイロセンサ及び照度センサが機能する場合に、設定情報は、第2モードとして第2aモードを選択することを示す情報となる。
或いは、第1モードの停止前に動作しているセンサが、第2aモードで機能するセンサである場合に、設定情報は、第2aモードを第2モードとして選択することを示す情報であってよい。例えば、第1モードで動作中のセンサが地磁気センサであり、第2aモードで地磁気センサが機能する場合に、設定情報は、第2aモードを第2モードとして選択することを示す情報となる。
或いは、第1モードでの動作中に使用しているセンサが、第2aモードで機能するセンサに含まれない場合には、設定情報は、第2モードとして第2bモードを選択することを示す情報であってもよい。例えば、第1モードで動作中のセンサが地磁気センサであり、第2aモードにおいて地磁気センサが機能しない場合には、設定情報は、第2モードとして第2bモードを選択することを示す情報となる。
モード選択部114は、設定情報取得部113によって取得された設定情報に基づいて、第2モードとして、第2aモード又は第2bモードを選択する。
第1のモード切替部115は、動作モードを第1モードから、モード選択部114によって選択された第2aモード又は第2bモードに切り替える。
より具体的には、第1のモード切替部115は、サブマイコン20に対し、第2aモード又は第2bモードでの動作指示を送信すると共に、第1モードでの動作を終了させる。なお、この動作指示には、第2aモード及び第2bモードのいずれが選択されたかを示す設定情報、及び、第2aモード又は第2bモードの各々で機能するセンサによるセンシング指示が含まれる。
また、第1のモード切替部115は、第1モードを実行するOSの動作が停止されることを契機として、第1モードを停止し第2モードを実行するようにモードを切り替えてもよい。
動作モードの切替処理の詳細についてはフローチャートを用いて後述する。
第1のデータ送受信部116は、サブマイコン20に対しデータを送信すると共に、サブマイコン20からデータを受信する。
具体的には、第1のデータ送受信部116は、サブマイコン20からセンサ部25によってセンシングされるセンサ情報を受信し、更に、受信したセンサ情報を逐次センサ情報記憶部141に格納する。
また、第1のデータ送受信部116は、センサ情報記憶部141に記憶されたセンサ情報をサブマイコン20に対し送信する。例えば、第1モードと第2モードの双方で、センサ情報を用いた歩数計機能を利用する場合、第1モードの停止にあたり、第1のデータ送受信部116は、第1モードにおける最新の歩数を示すセンサ情報を、センサ情報記憶部141から抽出すると共に、サブマイコン20に対して送信する。これにより、動作モードが第1モードから第2モードに切り替わっても歩数がリセットされることなく、継続して歩数をカウントすることが可能となる。
使用センサ設定部117は、第1モードでの動作中に使用しているセンサを、第2aモード又は第2bモードで使用するセンサとして設定する。例えば、第1モードでジャイロセンサが使用中である場合に、使用センサ設定部117は、第2aモードで使用するセンサとしてジャイロセンサを設定する。
第2のプログラム処理部211は、サブマイコン20の全体を制御する。例えば、第2のプログラム処理部211は、第2の表示制御部212と、第2のモード切替部213と、第2のデータ送受信部214と、センサ情報取得部215と、時刻情報取得部216とを動作させる。
第2の表示制御部212は、第1の表示部18と第2の表示部27との表示を制御する。例えば、第2の表示制御部212は、液晶ディスプレイである第2の表示部27に、時刻情報をセグメント表示する。また、第2の表示制御部212は、第1の表示部18に、第2モードで処理された結果、例えば、第2モードにおいて後述のセンサ情報取得部215によって取得された、センサ部25からのセンサ情報を表示する。また、第2の表示制御部212は、第1の表示部18に所定の画像を表示してもよい。所定の画像とは、例えば、背景画像である。更に、第2の表示制御部212は、第2の入力部26を介したユーザのボタン操作等に応じて、背景画像を他の画像に変更する。
第2のモード切替部213は、動作モードを第2aモード又は第2bモードから、第1モードに切り替える。より具体的には、第2のモード切替部213は、メインマイコン10に対し、第1モードでの動作指示を送信すると共に、第2aモード又は第2bモードでの動作を終了させる。なお、この動作指示には、第1モードで機能するセンサによるセンシング指示が含まれる。動作モードの切替処理の詳細についてはフローチャートを用いて後述する。
第2のデータ送受信部214は、メインマイコン10に対しデータを送信すると共に、メインマイコン10からデータを受信する。具体的には、第2のデータ送受信部214は、後述のセンサ情報取得部215によって取得された、センサ部25からのセンサ情報をメインマイコン10に送信する。
また、第2のデータ送受信部214は、センサ情報記憶部241に記憶されたセンサ情報をメインマイコン10に対し送信する。例えば、第1モードと第2モードの双方で、センサ情報を用いた歩数計機能を利用する場合、第2モードの停止にあたり、第2のデータ送受信部214は、第2モードにおける最新の歩数に係るセンサ情報を、センサ情報記憶部241から抽出すると共に、メインマイコン10に対して送信する。これにより、動作モードが第2モードから第1モードに切り替わっても、歩数がリセットされることなく、継続して歩数をカウントすることが可能となる。
また、第2のデータ送受信部214は、メインマイコン10から第2aモード又は第2bモードでの動作指示を受信し、動作指示に含まれる設定情報を、設定情報記憶部242に格納する。
センサ情報取得部215は、センサ部25からセンサ情報を取得する。とりわけ、センサ情報取得部215は、センサ部25から時刻情報以外の情報を取得する。また、センサ情報取得部215は、センサ部25から取得したセンサ情報を、センサ情報記憶部241に格納する。
時刻情報取得部216は、第2のRTC部30から時刻情報を取得する。
[動作モードの切替処理]
図5及び図6は、図4の機能的構成を有する図1の情報処理装置1が実行する動作モード切替処理の流れを説明するフローチャートである。
図5は、情報処理装置1が、第1モードから第2モードに動作モードを切り替える処理の流れの例を示す。
ステップS1において、メインマイコン10は、ユーザによる、第1モードから第2モードへの動作モード切替操作の入力を検知する。
ステップS2において、メインマイコン10の設定情報取得部113は、設定情報を取得する。
ステップS3において、メインマイコン10のモード選択部114は、設定情報取得部113によって取得された設定情報に基づいて、第2モードとして第2aモード又は第2bモードを選択する。
ステップS4において、メインマイコン10の第1のプログラム処理部111は、OSの動作を停止する。これに伴い、メインマイコン10での第1モードの動作は停止する。
ステップS5において、メインマイコン10の第1のデータ送受信部116は、第2aモード又は第2bモードで引き続き用いられるセンサ情報として、センサ情報記憶部141から最新のセンサ情報を読み出し、サブマイコン20に送信する。
ステップS6において、メインマイコン10の第1のモード切替部115は、サブマイコン20に対して、第2aモード又は第2bモードでの動作指示を送信する。なお、この動作指示には、設定情報、及び第2aモード又は第2bモードで機能するセンサによるセンシングの指示が含まれる。なお、この際、サブマイコン20は、メインマイコン10から受信した設定情報を、設定情報記憶部242に格納する。
ステップS7において、サブマイコン20の第2のプログラム処理部211は、メインマイコン10のOSが停止したことを受けて、設定情報記憶部242に格納された設定情報に基づいて、第2aモード又は第2bモードでの動作を開始する。
ステップS8において、サブマイコン20のセンサ情報取得部215は、センサ部25によってセンシングされたセンサ情報を取得する。
より具体的には、動作モードが例えば第2aモードである場合には、センサ情報取得部215は、第2aモードで機能するセンサからのみセンサ情報を取得する。この間、第2aモードでセンサ情報取得の対象とならないセンサには給電されない。
ステップS9において、サブマイコン20の第2の表示制御部212は、センサ情報取得部215によって取得されたセンサ情報を第1の表示部18に表示する。
なお、図5では図示しないが、ステップS9において、サブマイコン20の第2の表示制御部212は、時刻情報取得部216によって取得された時刻情報を第2の表示部27に表示してもよい。
図6は、情報処理装置1が、第2モードから第1モードに動作モードを切り替える処理の流れの例を示す。
ステップS11において、サブマイコン20は、ユーザによる、第2モードから第1モードへの動作モード切替操作の入力を検知する。
ステップS12において、サブマイコン20の第2のモード切替部213は、メインマイコン10に対して、第1モードでの動作指示を送信する。
なお、この動作指示には、第1モードで機能するセンサによるセンシングの指示が含まれる。
ステップS13において、メインマイコン10の第1のプログラム処理部111は、OSを起動する。
ステップS14において、サブマイコン20の第2のデータ送受信部214は、メインマイコン10に対して、第1モードで引き続き用いられるセンサ情報として、センサ情報記憶部241から最新のセンサ情報を読み出し、メインマイコン10に送信する。
ステップS15において、サブマイコン20の第2のプログラム処理部211は、サブマイコン20での第2モードの動作を停止する。
ステップS16において、メインマイコン10の第1のプログラム処理部111は、サブマイコン20での第2モードの動作が停止したことを受けて、第1モードでの動作を開始する。
ステップS17において、サブマイコン20のセンサ情報取得部215は、センサ部25によってセンシングされたセンサ情報を取得する。
ステップS18において、サブマイコン20の第2のデータ送受信部214は、センサ情報取得部215によって取得されたセンサ情報をメインマイコン10に送信する。
ステップS19において、メインマイコン10の第1の表示制御部112は、第1のデータ送受信部116によって受信したセンサ情報を第1の表示部18に表示する。
なお、図5及び図6では図示しないが、ユーザが動作モードを、例えば第2aモードから第2bモードに切り替えたい場合には、図6に示すフローチャートにより、動作モードを第2aモードから第1モードに切り替えた後、図5に示すフローチャートにより、動作モードを第1モードから第2bモードに切り替えることにより、動作モードを第2aモードから第2bモードに切り替えることが可能である。
[表示画面の例]
図7は、第2aモード及び第2bモードで表示される表示画面の例を示す。
図7の例においては、第2aモードとしてユーザがアウトドアで用いる「アウトドアスタイル」の画面例を示し、第2bモードとしてユーザが日常で用いる「日常スタイル」の画面例を示す。
図7の例で示すように、「アウトドアスタイル」においては、第1の表示部18に、コンパスリング271、気圧計272、時刻273、高度計274が表示される。
コンパスリング271は、方位を示すリングであり、当該方位は地磁気センサのセンサ情報を用いて算出される。図7の例においては、3つのフラグメントから構成される方向が北を示す。
気圧計272は、情報処理装置1の現在位置における気圧を示し、当該気圧は気圧センサのセンサ情報を用いて算出される。
時刻273は、基本的には現在位置における現在時刻を示すが、現在位置から所定距離以上離れた海外の時刻を表示してもよい。
高度計274は、情報処理装置1の現在位置の高度を示し、当該高度は、気圧センサのセンサ情報を用いて算出される。
一方、「日常スタイル」においては、第1の表示部18に、電池残量リング275、デイデイト276、時刻273、歩数277が表示される。
電池残量リング275は、電池の残量を示すリングであり、表示されているリングの長さが長いほど電池の残量が多いことを示す。
デイデイト276は、日にちと曜日の表示である。
歩数277は、歩数計機能によって計測される歩数の値であり、加速度センサ等のセンサ値から算出される。
「アウトドアスタイル」と「日常スタイル」とを比較すると、「日常スタイル」において利用可能な歩数計の表示は、他のセンサ情報の表示に比較して多くの電力を消費する。このため、通常、「日常スタイル」における目標寿命は、「アウトドアスタイル」における目標寿命よりも短い。例えば、ユーザは、各々のスタイルでの目標寿命を踏まえて、第2モードとして、「アウトドアスタイル」及び「日常スタイル」のいずれかを選択することが可能である。
[画面遷移]
図8は、第1モードでの動作中に、第2モードに含まれる第2aモード及び第2bモードとして、図7で例示した「アウトドアスタイル」及び「日常スタイル」に動作モードを切り替える際の画面遷移の例を示す。
ユーザは第1モードでの動作中に、動作モード切替処理のスタート画面として、情報処理装置1に「[A-0]アプリ一覧」の画面を表示させる。ユーザは、第1モードから第2モードに動作モードを切り替えるため、「[A-0]アプリ一覧」の画面中で「マルチタイムピース」の項目を選択する。
「マルチタイムピース」の選択により、情報処理装置1には「[A-1]起動ステータス」の画面が表示される。ユーザは、図7に例示した「アウトドアスタイル」の画面を表示させたい場合には、「[A-1]起動ステータス」の画面において、「アウトドアスタイル」を選択する。
「アウトドアスタイル」の選択により、情報処理装置1には「[A-2a]シャットダウン最終確認」の画面が表示される。ユーザはこの画面によって、情報処理装置1が第1モードでの動作を停止すると共に、動作モードを第2aモードである「アウトドアスタイル」に切り替えること、及び、第1モードの機能であるネットワーク通信や位置の保存が出来なくなることを最終確認する。
ユーザが「[A-2a]シャットダウン最終確認」の画面で「スタート」を選択することにより、情報処理装置1には、第2aモードである「アウトドアスタイル」の画面が表示される。
一方、情報処理装置1に「[A-1]起動ステータス」の画面が表示された際、ユーザが図7に例示した「日常スタイル」の画面を表示させたい場合には、「日常スタイル」を選択する。
「日常スタイル」の選択により、情報処理装置1には「[A-2b]シャットダウン最終確認」の画面が表示される。ユーザはこの画面によって、情報処理装置1が第1モードでの動作を停止すると共に、動作モードを第2bモードである「日常スタイル」に切り替えること、及び、第1モードの機能であるネットワーク通信や位置の保存が出来なくなることを最終確認する。
ユーザが「[A-2b]シャットダウン最終確認」の画面で「スタート」を選択することにより、情報処理装置1には、第2bモードである「日常スタイル」の画面が表示される。
なお、ユーザが「[A-1]起動ステータス」の画面で「設定」を選択した場合には、「[A-3]事前設定一覧」の画面が、「使い方」を選択した場合には、「[A-4]ヘルプ」の画面が表示される。一方、「[A-1]起動ステータス」の画面で「終了」を選択した場合には、アプリを終了する。
また、ユーザが「[A-2a]シャットダウン最終確認」の画面、及び「[A-2b]シャットダウン最終確認」の画面で、「キャンセル」を選択した場合にも、アプリを終了する。
以上のように構成される情報処理装置1は、第1モードと、第1モードの停止時に実行される、第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとを備える。また、情報処理装置1は、モード選択部114と、第1のモード切替部115と、表示部とを備える。
モード選択部114は、第2モードとして、第2aモード又は第2bモードを選択する。
第1のモード切替部115は、第1モードが実行されている場合に、第1モードを停止し、第2モードを実行するように動作モードを切り替える。
表示部は、選択されたモードにより処理された結果を示し、第2aモードと第2bモードとでは表示部による表示情報の種類が異なる。
これにより、情報処理装置1をより低消費電力で動作させ、ユーザにとって最適な情報表示を可能なものとする。
第1のモード切替部115は、第1モードが実行されている場合に、第1モードを停止し、選択された第2モードを実行するように動作モードを切り替える。
これにより、ユーザによって事前になされた複数の選択肢からの選択に基づいて、第1モードから移行する第2モードを設定することが可能となる。
第1のモード切替部115は、第1モードを実行するオペレーティングシステムの動作が停止されることを契機として、第1モードを停止し第2モードを実行するように動作モードを切り替える。
このように、情報処理装置1は、オペレーティングシステムの動作を必要としないため、低電力消費での動作が可能な第2モードを実行することが可能となる。
情報処理装置1は、第1モードの設定情報を取得する設定情報取得部113を更に有する。
モード選択部114は、設定情報取得部113により取得された第1モードでの設定情報に基づいて、第2モードとして第2aモード又は第2bモードを選択する。
このように、情報処理装置1は、第2モードとして、複数の動作モードから選択することが可能となる。
モード選択部114は、第2aモード及び第2bモードのうち、各々で機能するセンサの種類及び数が、第1モードで動作中のセンサの種類及び数に、より類似する動作モードを第2モードとして選択する。
これにより、第1モードから第2モードに動作モードを切り替えるにあたり、センシングしているセンサ情報の種類をあまり変えたくない場合に対応することが可能となる。
モード選択部114は、第1モードの停止前に動作しているセンサが、第2aモードで機能するセンサである場合に、第2aモードを前記第2モードとして選択する。
これにより、第1モードから第2モードに動作モードを切り替えるにあたり、センシングしているセンサ情報の種類をあまり変えたくない場合に対応することが可能となる。
モード選択部114は、第1モードの停止前に動作しているセンサが、第2aモードで機能するセンサに含まれない場合には、第2bモードを第2モードとして選択する。
これにより、第1モードから第2モードに動作モードを切り替えるにあたり、センシングしているセンサ情報の種類をあまり変えたくない場合に対応することが可能となる。
情報処理装置1は、使用センサ設定部117を更に備える。
使用センサ設定部117は、第1モードでの動作中に使用しているセンサを、第2aモードで使用するセンサとして設定する。
これにより、第1モードでの動作中に、第2aモードでのセンシングの対象を設定することが可能となる。
情報処理装置1は、センサ部25とセンサ情報取得部215を更に備える。
センサ情報取得部215は、センサ部25からセンサ情報を取得する。
また、第2モードのうち少なくとも一つは、センサ情報取得部215がセンサ部25からセンサ情報を取得するモードである。
これにより、センサ情報を取得する動作モードを低消費電力の動作モードとすることが可能となる。
情報処理装置1は、検出手段を備える。
検出手段は、第2モードの実行中にユーザによる所定の入力を検出する。
第1のモード切替部115及び第2のモード切替部213は、ユーザによる所定の入力を検出した場合に、実行中の第2モード(例えば第2aモード)に代わり、第1モードが停止されている場合に実行される動作モードのうちから第2モードとして選択されなかった他のモード(例えば第2bモード)を実行するように動作モードを切り替える。
これにより、動作モードを第2aモードと第2bモードとの間で切り替えることが可能となる。
情報処理装置1は、第1モードと第1モードの停止時に実行される第2モードを備える。また、情報処理装置1は、表示部として第1の表示部18及び第2の表示部27と、センサ情報取得部215とを備える。
表示部は、時刻情報に加えて時刻情報以外のセンサ情報を表示する。
センサ情報取得部215は、時刻情報以外のセンサ情報を取得する。
第2モードでは、センサ情報取得部215により時刻情報以外のセンサ情報を取得する。
情報処理装置1は、第1モードが実行されている場合に、第1モードが停止されることを契機として、時刻情報に加えて第2モードで取得された時刻情報以外のセンサ情報を前記表示手段に表示する。
これにより、情報処理装置1は、ユーザにとって使い勝手を犠牲にすることなくセンサ情報も表示することを可能なものとすることが可能となる。
情報処理装置1は、センサ部25を更に備える。
センサ情報取得部215は、センサ部25から時刻情報以外の情報を取得する。
これにより、情報処理装置1は、時刻情報以外の情報を表示することが可能となる。
情報処理装置1は、時刻情報取得部216を更に備える。
第2モードでは、時刻情報取得部216により時刻情報を取得する。
情報処理装置1は、第1モードが実行されている場合に、第1モードが停止されることを契機として、第2モードで取得された時刻情報と時刻情報以外の情報を、表示部としての第1の表示部18及び/又は第2の表示部27に表示する。
これにより、情報処理装置1は、時刻情報以外の情報と時刻情報との双方を表示することが可能となる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。以下では、上記した実施形態の変形例について説明する。
<変形例1>
上述の実施形態では、低消費電力動作時にメインマイコン1でOSを停止するとしたが、これに限られない。
他の変形例として、低消費電力動作時に第2の表示部27での表示をOFFとしてもよい。
また、これに関連して、上述の実施形態では、メインマイコン1でOSが停止されることを契機として、動作モードを第1モードから第2モードに切り替えるが、これに限られない。
他の変形例として、メインマイコン1による第2の表示部27での表示がOFFになることを契機として、動作モードを第1モードから第2モードに切り替えてもよい。
<変形例2>
上述の実施形態では、情報処理装置1に、第1の表示部18と第2の表示部27との2層からなる表示手段が備わり、第1の表示制御部112が第1の表示部18の表示を、第2の表示制御部212が第1の表示部18と第2の表示部27の表示を制御するとしたが、これに限られない。
他の変形例として、情報処理装置に第1の表示部18又は第2の表示部27のみの1層の表示手段が備わり、第1の表示制御部112と第2の表示制御部212との双方が、第1の表示部18又は第2の表示部27の表示を制御するとしてもよい。
<変形例3>
上述の実施形態では、動作モードは、第1モードから、モード選択部114によって選択された第2aモード又は第2bモードに移行するとしたが、これに限られない。
他の変形例として、動作モードは、ユーザによるボタン操作等の所定の入力により、トグル方式(例えば:第1モード→第2aモード→第2bモード→第1モード・・・以降は繰り返し)で移行するとしてもよい。これにより、移行する動作モードを事前に設定する必要なく、動作モードの移行が可能となる。
上述の実施形態では、動作モードを、例えば第2aモードから第2bモードに切り替える際、一旦第2aモードから第1モードに切り替えた後、第1モードから第2bモードに切り替えるが、これに限られない。
他の変形例として、第2のモード切替部213が、第2aモードと第2bモードとの間で、直接動作モードを切り替えてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、一つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア51により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア51は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2の第1のROM12や、第2のROM22等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
第1モードと、前記第1モードの停止時に実行される前記第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとを備える情報処理装置であって、
前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択する選択手段と、
前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードを停止し前記第2モードを実行するように動作モードを切り替える切替手段と、
前記選択されたモードにより処理された結果を表示する表示手段と、を備え、
前記第2aモードと前記第2bモードとでは前記表示手段による表示情報の種類が異なることを特徴とする情報処理装置。
[付記2]
前記切替手段は、前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードを停止し前記選択された第2モードを実行するように動作モードを切り替えることを特徴とする、付記1に記載の情報処理装置。
[付記3]
前記切替手段は、前記第1モードを実行するオペレーティングシステムの動作が停止されることを契機として、前記第1モードを停止し前記第2モードを実行するようにモードを切り替えることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
[付記4]
前記第1モードで設定情報を取得する第1の取得手段を更に備え、
前記選択手段は、前記第1の取得手段により取得された前記設定情報に基づいて、前記第2モードとして前記第2aモード又は前記第2bモードを選択する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一に記載の情報処理装置。
[付記5]
前記選択手段は、前記第2aモード及び前記第2bモードのうち、各々で機能するセンサの種類及び数が、前記第1モードで動作中のセンサの種類及び数に、より類似する動作モードを第2モードとして選択する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
[付記6]
前記選択手段は、前記第1モードの停止前に動作しているセンサが、前記第2aモードで機能するセンサである場合に、前記第2aモードを前記第2モードとして選択する、
ことを特徴とする付記4又は5に記載の情報処理装置。
[付記7]
前記選択手段は、前記第1モードの停止前に動作しているセンサが、前記第2aモードで機能するセンサに含まれない場合には、前記第2bモードを前記第2モードとして選択する、
ことを特徴とする付記4乃至6のいずれか一に記載の情報処理装置。
[付記8]
前記第1モードでの動作中に使用しているセンサを、前記第2aモードで使用するセンサとして設定する設定手段を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか一に記載の情報処理装置。
[付記9]
所定のセンサと、
前記所定のセンサから情報を取得する第2の取得手段と、を備え、
前記第2モードのうち少なくとも一つは前記第2の取得手段が前記所定のセンサから情報を取得するモードであることを含む、
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか一に記載の情報処理装置。
[付記10]
前記第2モードの実行中にユーザによる所定の入力を検出する検出手段を備え、
前記切替手段は、前記検出手段によりユーザによる所定の入力を検出した場合は、実行中の前記第2モードに代わり、前記第1モードが停止されている場合に実行される動作モードのうちから前記第2モードとして選択されなかった他のモードを実行するように動作モードを切り替える、
ことを特徴とする付記1乃至9のいずれか一に記載の情報処理装置。
[付記11]
第1モードと前記第1モードの停止時に実行される第2モードとを備える情報処理装置であって、
時刻情報に加えて時刻情報以外のセンサ情報を表示する表示手段と、
時刻情報以外のセンサ情報を取得する取得手段と、を備え、
前記第2モードでは、前記取得手段により時刻情報以外のセンサ情報を取得し、
前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードが停止されることを契機として、時刻情報に加えて前記第2モードで取得された時刻情報以外のセンサ情報を前記表示手段に表示する、
ことを特徴とする情報処理装置。
[付記12]
所定のセンサを更に備え、
前記取得手段は、前記所定のセンサから時刻情報以外の情報を取得する、
ことを特徴とする付記11に記載の情報処理装置。
[付記13]
時刻情報を取得する時刻情報取得手段を更に備え、
前記第2モードでは、更に前記時刻情報取得手段により前記時刻情報を取得し、
前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードが停止されることを契機として、前記第2モードで取得された時刻情報と時刻情報以外の情報とを前記表示手段に表示する、
ことを特徴とする付記11又は12に記載の情報処理装置。
[付記14]
第1モードと、前記第1モードの停止時に実行される第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとを備える情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択する選択ステップと、
前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードを停止し前記第2モードを実行するようにモードを切り替える切替ステップと、
前記第1モード及び前記第2モードにより処理された結果を表示する表示ステップと、を有し、
前記第2aモードと前記第2bモードとでは前記表示ステップにおける表示が異なることを特徴とする情報処理方法。
[付記15]
第1モードと、前記第1モードの停止時に実行される第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとを備えるコンピュータに、
前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択する選択機能と、
前記第1モードが実行されている場合に、前記第1モードを停止し前記第2モードを実行するようにモードを切り替える切替機能と、
前記第1モード及び前記第2モードにより処理された結果を表示する表示機能と、
を実現し、
前記第2aモードと前記第2bモードとでは、前記表示機能による表示が異なることを特徴とする情報処理プログラム。
1・・・情報処理装置,10・・・メインマイコン,11・・・第1のCPU,12・・・第1のROM,13・・・第1のRAM,14・・・第1の記憶部,15・・・第1のRTC部,16・・・ドライブ,17・・・第1の入力部,18・・・第1の表示部,20・・・サブマイコン,21・・・第2のCPU,22・・・第2のROM,23・・・第2のRAM,24・・・第2の記憶部,25・・・センサ部,26・・・第2の入力部,27・・・第2の表示部,29・・・電池残量計測IC,30・・・第2のRTC部,31・・・ブルートゥースアンテナ,32・・・ブルートゥースモジュール,33・・・無線LANアンテナ,34・・・無線LANモジュール,35・・・GPSアンテナ,36・・・GPSモジュール,51・・・リムーバブルメディア,BS・・・黒色シート,CG・・・カバーガラス,MB・・・メイン基板,111・・・第1のプログラム処理部,112・・・第1の表示制御部,113・・・設定情報取得部,114・・・モード選択部,115・・・第1のモード切替部,116・・・第1のデータ送受信部,117・・・使用センサ設定部,141・・・センサ情報記憶部,211・・・第2のプログラム処理部,212・・・第2の表示制御部,213・・・第2のモード切替部,214・・・第2のデータ送受信部,215・・・センサ情報取得部,216・・・時刻情報取得部,241・・・センサ情報記憶部,242・・・設定情報記憶部

Claims (5)

  1. 第1モードをオペレーティングシステムによって実行させる第1制御部と、
    前記第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとのいずれかを前記第1モードの停止時に実行させる第2制御部と、
    それぞれ異なるセンサ情報を取得する複数のセンサと、
    を備え、
    前記第1制御部は、
    前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択し、
    前記第2aモード又は前記第2bモードが選択された場合に、前記オペレーティングシステムの動作を停止させることによって前記第1モードを停止させるとともに、前記選択されたモードの動作指示を前記第2制御部に送信し、
    前記第2制御部は、前記第1制御部から前記選択されたモードの動作指示を受け付けた場合に、当該選択されたモードにより処理された結果を表示させ、
    前記第2制御部により表示される表示情報の種類は、前記第2aモードと前記第2bモードとで異なり、
    前記選択されたモードの動作指示は、前記複数のセンサのうち、前記選択されたモードで機能するセンサを動作させるためのセンシング指示を含み、
    前記第2制御部は、前記センシング指示により動作対象となったセンサから前記センサ情報を取得する一方で、前記複数のセンサのうち、前記センシング指示により動作対象とならなかったセンサに対しては給電を行わないよう制御する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1モードは、前記第1制御部と前記第2制御部とが協働して機能するモードであり、
    前記第2モードは、前記第1制御部が機能せず、前記第2制御部が機能するモードである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1制御部は、
    前記第1モードで設定情報を取得し、
    取得された前記設定情報に基づいて、前記第2モードとして前記第2aモード又は前記第2bモードを選択する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 第1モードをオペレーティングシステムによって実行させる第1制御部と、前記第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとのいずれかを前記第1モードの停止時に実行させる第2制御部と、それぞれ異なるセンサ情報を取得する複数のセンサと、を備える情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記第1制御部によって、前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択させるステップと、
    前記第2aモード又は前記第2bモードが選択された場合に、前記第1制御部によって前記オペレーティングシステムの動作を停止させることによって前記第1モードを停止させるとともに、前記選択されたモードの動作指示を前記第2制御部に送信させるステップと、
    前記第2制御部によって、前記第1制御部から前記選択されたモードの動作指示を受け付けた場合に、当該選択されたモードにより処理された結果を表示させるステップと、
    を有し、
    前記第2制御部により表示される表示情報の種類は、前記第2aモードと前記第2bモードとで異なり、
    前記選択されたモードの動作指示は、前記複数のセンサのうち、前記選択されたモードで機能するセンサを動作させるためのセンシング指示を含み、
    前記第2制御部によって、前記センシング指示により動作対象となったセンサから前記センサ情報を取得する一方で、前記複数のセンサのうち、前記センシング指示により動作対象とならなかったセンサに対しては給電を行わないよう制御するステップを更に有する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 第1モードをオペレーティングシステムによって実行させる第1制御部と、前記第1モードよりも少ない消費電力で実行可能な第2モードとして少なくとも第2aモードと第2bモードとのいずれかを前記第1モードの停止時に実行させる第2制御部と、それぞれ異なるセンサ情報を取得する複数のセンサと、を備える情報処理装置のコンピュータに、
    前記第1制御部によって、前記第2モードとして、前記第2aモード又は前記第2bモードを選択させる機能と、
    前記第2aモード又は前記第2bモードが選択された場合に、前記第1制御部によって前記オペレーティングシステムの動作を停止させることによって前記第1モードを停止させるとともに、前記選択されたモードの動作指示を前記第2制御部に送信させる機能と、
    前記第2制御部によって、前記第1制御部から前記選択されたモードの動作指示を受け付けた場合に、当該選択されたモードにより処理された結果を表示させる機能と、
    を実現させ、
    前記第2制御部により表示される表示情報の種類は、前記第2aモードと前記第2bモードとで異なる、
    前記選択されたモードの動作指示は、前記複数のセンサのうち、前記選択されたモードで機能するセンサを動作させるためのセンシング指示を含み、
    前記第2制御部によって、前記センシング指示により動作対象となったセンサから前記センサ情報を取得する一方で、前記複数のセンサのうち、前記センシング指示により動作対象とならなかったセンサに対しては給電を行わないよう制御する機能を更に実現させる、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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