JP7210879B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタが搭載された基板と、コネクタが露出するように基板を収容するケースとを備える電子装置に関するものである。
このような電子装置の上方から水が滴下した際のコネクタの被水を抑制する方法として、ケースから突出した庇部によってコネクタの上面を覆う方法が提案されている。
例えば特許文献1に記載の電子制御ユニットでは、ケースから水平に突出した庇部の端部に、下向きに凸部が形成されており、水滴がこの凸部を伝って下に落ちることで、コネクタの被水が抑制される。また、この電子制御ユニットでは、コネクタに外部コネクタを接続する際の作業性を向上させるために、凸部の外側に面取り部が設けられている。
特開2008-130359号公報
しかしながら、このように面取り部を設けると、凸部の形状が複雑になり、製造コストが増加する。
本発明は上記点に鑑みて、コネクタの被水を抑制するとともにコネクタ接続の作業性を向上させることができる簡単な形状の電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、コネクタ(12)が搭載された基板(10)と、基板を収容するケース(30)と、を備え、ケースに形成された開口部(33)からコネクタが露出した電子装置であって、ケースには、コネクタの上面を覆うように突出した庇部(35)が形成されており、庇部の先端は、ケースの開口端部(36)よりも上方に位置しており、庇部のうち開口端部とは反対側の端部には、下方に突出した凸部(38)が複数形成されている。
これによれば、庇部に形成された凸部によってコネクタの被水が抑制される。また、庇部の先端がケースの開口端部よりも上方に位置しているので、庇部とコネクタとの隙間が広い。したがって、凸部を簡単な形状としてもコネクタ接続の作業性を向上させることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる電子装置の正面図である。 第1実施形態にかかる電子装置の上面図である。 第1実施形態にかかる電子装置の側面図である。 図2のIV-IV断面図である。 図4のV部分の拡大図である。 第2実施形態にかかる電子装置の断面図であって、図5に相当する図である。 第3実施形態にかかる電子装置の断面図であって、図5に相当する図である。 第4実施形態にかかる電子装置の断面図であって、図5に相当する図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態の電子装置は、例えば、車両のエアバッグを制御するECU(Electronic Control Unit)を備え、車両の各部に設けられた各種センサから受信した検出信号等に基づいてエアバッグの展開を制御する電子装置に適用される。図1~図4に示すように、電子装置は、基板10と、ベースプレート20と、ケース30とを備えている。
基板10は、絶縁性合成樹脂で構成され、矩形板状とされている。図2、図3に示すように、基板10の上面には、ECUを構成する電子部品11と、電子部品11を外部の回路に接続するためのコネクタ12が搭載されている。電子部品11とコネクタ12は、基板10の表面に形成された図示しない配線パターンにより接続されている。また、基板10には、基板10を厚さ方向に貫通する2つの貫通孔13が形成されている。
ベースプレート20は、基板10が固定されるものであり、金属製の板状部材とされている。図1、図3に示すように、ベースプレート20のうち貫通孔13に対応する位置には、上方に突出した凸部21が形成されており、凸部21にはベースプレート20を厚さ方向に貫通する図示しない貫通孔が形成されている。基板10は、貫通孔13と、凸部21に形成された貫通孔とを通る図示しないねじによって、ベースプレート20に固定されている。
ケース30は、基板10に向かって開口し基板10を収容する箱状の部材であり、樹脂等で構成されている。ケース30は、基板10と、ベースプレート20のうち基板10が固定された部分の上面を覆うように、ベースプレート20に接合されている。
図2に示すように、ベースプレート20の一部はケース30の外側に突出している。突出した部分を凸部22とすると、凸部22にはベースプレート20を厚さ方向に貫通する貫通孔23が形成されている。電子装置は、貫通孔23を通る図示しないねじによって車体部品に固定されている。
図1~図3に示すように、ケース30は、基板10の上方に位置する矩形板状の天板部31と、天板部31の外縁から下方に延設された側板部32とを備えており、側板部32には、コネクタ12を露出させる開口部33が形成されている。基板10は、コネクタ12が開口部33からケース30の外側へ突出するように、ケース30に収容されている。
図4に示すように、ケース30の内側には、天板部31から下方に延設されてコネクタ12を上方から押さえる押さえ部34が形成されており、基板10およびコネクタ12は、ベースプレート20と押さえ部34とに挟まれた状態で固定されている。
図1~図4に示すように、ケース30には庇部35が形成されている。庇部35は、電子装置の上方から滴下した水がコネクタ12およびケース30の内部に到達することを抑制するためのものである。ケース30のうち開口部33周りの端部を開口端部36として、庇部35は、コネクタ12の上面を覆うように開口端部36から突出している。
庇部35は、先端に近づくにつれて基板10の厚さ方向において基板10から遠ざかるように形成されており、庇部35の先端は開口端部36よりも上方に位置している。
開口端部36のうち上下方向に沿った部分からは、庇部35の突出方向に壁部37が延設されており、コネクタ12の側面の一部は、壁部37によって覆われている。壁部37の上部は、庇部35の側面に沿って庇部35の先端に至るように形成されている。
図4、図5に示すように、庇部35のうち開口端部36とは反対側の端部には、下方に突出した凸部38が形成されている。本実施形態では、凸部38は、庇部35の先端に形成されており、庇部35の先端面と凸部38とを連結する部分が平坦な形状とされている。
このように凸部38が形成された本実施形態では、庇部35の上面に水が滴下し、庇部35の外縁に到達すると、水滴が壁部37または凸部38を伝って下に落ちるため、水滴のケース30内への流入およびコネクタ12の被水を抑制することができる。また、庇部35の先端がケース30の開口端部36よりも上方に位置しているので、庇部35を開口端部36から水平に突出させた場合に比べて、庇部35とコネクタ12との隙間が広い。したがって、凸部38を簡単な形状としてもコネクタ接続の作業性を向上させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して凸部38の位置を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態の凸部38は、庇部35の先端から離れた場所に形成されている。凸部38をこのように形成することで、水滴が庇部35の先端からコネクタ12に至るまでの経路が複雑になるので、コネクタ12の被水をさらに抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して凸部38の数を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態では、凸部38が複数形成されている。具体的には、凸部38は2つ形成されている。そして、一方の凸部38は庇部35の先端に形成されており、他方の凸部38は庇部35の先端および一方の凸部38から離れた場所に形成されている。
このように凸部38を複数形成することで、水滴が庇部35の先端からコネクタ12に至るまでの経路が長くなるので、コネクタ12の被水をさらに抑制することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。本実施形態は、第3実施形態に対して凸部38の位置を変更したものであり、その他については第3実施形態と同様であるため、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態では、両方の凸部38が庇部35の先端から離れた場所に形成されている。凸部38をこのように配置することで、水滴が庇部35の先端からコネクタ12に至るまでの経路が複雑になるので、コネクタ12の被水をさらに抑制することができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、凸部38が3つ以上形成されていてもよく、この場合に、凸部38の1つが庇部35の先端に形成されていてもよいし、すべての凸部38が庇部35の先端から離れた場所に形成されていてもよい。
また、本発明をエアバッグECU以外の電子部品が搭載された電子装置に適用してもよい。
10 基板
12 コネクタ
30 ケース
33 開口部
35 庇部
36 開口端部
38 凸部

Claims (2)

  1. コネクタ(12)が搭載された基板(10)と、
    前記基板を収容するケース(30)と、を備え、
    前記ケースに形成された開口部(33)から前記コネクタが露出した電子装置であって、
    前記ケースには、前記コネクタの上面を覆うように突出した庇部(35)が形成されており、
    前記庇部の先端は、前記ケースの開口端部(36)よりも上方に位置しており、
    前記庇部のうち前記開口端部とは反対側の端部には、下方に突出した凸部(38)が複数形成されている電子装置。
  2. 前記凸部は、前記庇部の先端から離れた場所に形成されている請求項1に記載の電子装置。
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