JP7210022B2 - プログラム、及び、情報処理装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態を説明する。
以下、図1乃至図4を参照しながら、本実施形態に係る端末装置10の概要の一例について説明する。
なお、以下では、タッチパネル1002に対して接触する物体が、ユーザUの指FGである場合を、一例として想定する。
なお、本実施形態では、図2に示すように、操作領域Vが、基準位置OVを中心とする半径rの円BdRの内側の領域である場合を、一例として想定する。また、本実施形態では、操作領域Vが、タッチパネル1002において、ユーザUに視認可能な態様で表示される場合を、一例として想定する。但し、操作領域Vは、タッチパネル1002において、ユーザUに視認されないように設けられた仮想的な領域であってもよい。
以下では、ユーザUの指FGが、タッチパネル1002に対して接触していない状態から、接触している状態に変化することを、「タッチイン」と称する。
より具体的には、本実施形態において、端末装置10は、入力領域R[1]を、基準位置OVを起点とし、+XV方向を-YV側に角度θ(「第1の角度」の一例)だけ傾けた方向に延在する線分Bd[1][4]と、基準位置OVを起点とし、+XV方向を+YV側に角度θだけ傾けた方向に延在する線分Bd[1][3]と、円BdRと、の間の扇形の領域として設定する。また、端末装置10は、入力領域R[2]を、基準位置OVを起点とし、-XV方向を-YV側に角度θ(「第2の角度」の一例)だけ傾けた方向に延在する線分Bd[2][4]と、基準位置OVを起点とし、-XV方向を+YV側に角度θだけ傾けた方向に延在する線分Bd[2][3]と、円BdRと、の間の扇形の領域として設定する。また、端末装置10は、入力領域R[3]を、線分Bd[1][3]と線分Bd[2][3]と円BdRとの間の扇形の領域として設定する。また、端末装置10は、入力領域R[4]を、線分Bd[1][4]と線分Bd[2][4]と円BdRとの間の扇形の領域として設定する。
なお、本実施形態では、一例として、角度θが、45度である場合を想定する。但し、角度θは、0度よりも大きく、且つ、90度よりも小さい角度であればよい。また、本実施形態では、第1の角度及び第2の角度が等しい角度であるが、第1の角度及び第2の角度は異なる角度であってもよい。
具体的には、本実施形態において、端末装置10は、図3に示すように、タッチ位置Pが入力領域R[1](「第1入力領域」の一例)に存在する場合、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、+XD方向(「第1の操作方向」の一例)とする旨の指示を受け付ける。また、本実施形態において、端末装置10は、図4に示すように、タッチ位置Pが入力領域R[2](「第2入力領域」の一例)に存在する場合、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、-XD方向(「第2の操作方向」の一例)とする旨の指示を受け付ける。また、本実施形態において、端末装置10は、タッチ位置Pが入力領域R[3](「第3入力領域」の一例)に存在する場合、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、+YD方向(「第3の操作方向」の一例)とする旨の指示を受け付ける。また、本実施形態において、端末装置10は、タッチ位置Pが入力領域R[4](「第3入力領域」の他の例)に存在する場合、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、-YD方向(「第3の操作方向」の他の例)とする旨の指示を受け付ける。
なお、以下では、タッチ位置Pが入力領域R[m]に存在している状態が継続する期間を、入力領域タッチ期間TR[m]と称する。
以下、図5及び図6を参照しながら、端末装置10の構成の一例について説明する。
表示制御部112は、表示部12が、仮想空間SP、キャラクタCR、及び、操作領域Vを表示するように、表示部12を制御する。
タッチ位置情報取得部113(「取得部」の一例)は、入力部13から周期的に出力されるタッチ位置情報を取得する。
特徴位置特定部114(「特定部」の一例)は、入力領域タッチ期間TR[m]において入力領域R[m]に存在するタッチ位置Pに基づいて、特徴位置P-R[m]を特定する。
入力領域決定部115(「決定部」の一例)は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて、タッチパネル1002における操作領域Vの位置を決定する。
振動制御部116は、タッチ位置Pが、入力領域R[m]に存在しない状態から、入力領域R[m]に存在する状態に変化した場合、振動発生部15が端末装置10を振動させるように、振動発生部15を制御する。但し、振動制御部116は、タッチ位置Pが、入力領域R[m]に存在する状態から、入力領域R[m]に存在しない状態に変化した場合に、振動発生部15が端末装置10を振動させるように、振動発生部15を制御してもよいし、タッチインが生じた場合に、振動発生部15が端末装置10を振動させるように、振動発生部15を制御してもよい。
プロセッサ1000は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、メモリ1001に記憶された所定のゲームに係るプログラムを実行し、当該プログラムに従って動作することで、制御部11として機能する。
タッチパネル1002は、上述のとおり、表示部12及び入力部13として機能する。
振動発生装置1003は、例えば、振動を発生する振動モータであり、振動発生部15として機能する。
以下、図7~図10を参照しながら、タッチパネル1002における指FGのタッチ位置P及び操作領域Vの関係の一例について説明する。
なお、入力領域決定部115は、操作領域Vを設定した場合、当該操作領域Vに含まれる入力領域R[m]の位置を、入力領域情報として記憶部14に記憶させる。
タッチ位置変化例では、時刻t1から時刻t2までの期間におけるタッチ位置Pの中で、タッチ位置P[t2]が、基準位置OVから+XV方向に対して最も離れた位置である場合を想定する。このため、タッチ位置変化例において、特徴位置特定部114は、時刻t2において、タッチ位置P[t2]を、特徴位置P-R[1]として特定する。
なお、タッチ位置変化例では、時刻t3においても、特徴位置P-R[2]が特定されていない。このため、タッチ位置変化例において、入力領域決定部115は、操作領域V[t3]と操作領域V[t2]とが同一の位置となるように、基準位置OV[t3]及び操作領域座標系ΣV[t3]を設定する。
なお、タッチ位置変化例では、時刻t4においても、特徴位置P-R[2]が特定されていない。このため、タッチ位置変化例において、入力領域決定部115は、操作領域V[t4]と操作領域V[t3]とが同一の位置となるように、基準位置OV[t4]及び操作領域座標系ΣV[t4]を設定する。
タッチ位置変化例では、時刻t5において入力領域タッチ期間TR[2]が開始される場合を想定する。つまり、タッチ位置変化例において、入力領域タッチ期間TR[2]が開始されてから時刻t5までの期間におけるタッチ位置Pの中で、タッチ位置P[t5]が、基準位置OVから-XV方向に対して最も離れた位置となる。このため、タッチ位置変化例において、特徴位置特定部114は、時刻t5において、タッチ位置P[t5]を、特徴位置P-R[2]として特定する。
より具体的には、特徴位置特定部114は、一の入力領域タッチ期間TR[m]において、特徴位置P-R[m]を特定すると、当該特定した特徴位置P-R[m]を特徴位置情報として記憶部14に記憶させる。そして、特徴位置特定部114は、他の入力領域タッチ期間TR[m]において、特徴位置P-R[m]を特定すると、当該特定した特徴位置P-R[m]により、特徴位置情報を更新する。
具体的には、本実施形態において、入力領域決定部115は、まず、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて補正位置Mdを定める。次に、入力領域決定部115は、基準位置OVを起点とし、補正位置Mdを終点とする操作領域移動ベクトルVmdを定める。そして、入力領域決定部115は、基準位置OV、操作領域座標系ΣV、及び、操作領域Vを、操作領域移動ベクトルVmdに対応する移動量だけ移動させる。これにより、入力領域決定部115は、補正位置Md及び基準位置OVが一致するように、タッチパネル座標系ΣDにおける基準位置OV、操作領域座標系ΣV、及び、操作領域Vの位置を修正することができる。なお、入力領域決定部115は、操作領域Vの位置を修正した場合、当該操作領域Vに含まれる入力領域R[m]の位置により、記憶部14に記憶されている入力領域情報を更新する。以下では、時刻tにおいて定められた操作領域移動ベクトルVmdを、操作領域移動ベクトルVmd[t]と称する。
なお、本実施形態では、入力領域決定部115が、基準位置OVを操作領域移動ベクトルVmdに対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OVを修正する場合を例示しているが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。入力領域決定部115は、単に、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて定めた補正位置Mdを、基準位置OVとして設定してもよい。換言すれば、入力領域決定部115は、例えば、一の時刻において補正位置Mdを決定した場合に、当該一の時刻における基準位置OVを考慮することなく、決定した補正位置Mdに基づいて、一の時刻よりも後の他の時刻における基準位置OVを決定してもよい。
但し、入力領域決定部115は、例えば、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の間の位置を、補正位置Mdとして定めてもよいし、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]から等しい距離となる位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。要するに、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]により規定される位置を、補正位置Mdとして定めればよい。
例えば、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]を結ぶ線分からの距離が所定の基準距離以下となる基準領域内の位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。
また、例えば、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]のうち先に特定された特徴位置P-R[m]を、先行特徴位置と称し、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]のうち後に特定された特徴位置P-R[m]を、後行特徴位置と称する場合、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。この例によれば、補正位置Mdが、指FGによる最新のタッチ位置Pの近傍に設けられるため、補正位置Mdが後行特徴位置よりも先行特徴位置に近い位置に設定される場合と比較して、タッチ位置Pを、後行特徴位置に対応する入力領域Rから、先行特徴位置に対応する入力領域Rに変化させる際の指FGの移動量を小さくすることが可能となる。すなわち、この例によれば、補正位置Mdが後行特徴位置よりも先行特徴位置に近い位置に設定される場合と比較して、タッチ位置Pが入力領域R[1]及び入力領域R[2]の間を往復するように指FGを移動させる操作における操作性を、より良好に保つことが可能となる。
また、例えば、入力領域決定部115は、基準領域のうち、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。この例によれば、タッチ位置Pが入力領域R[1]及び入力領域R[2]の間を往復するように指FGを移動させる操作における操作性を、良好に保つことが可能となる。
また、例えば、入力領域決定部115は、基準領域内であって、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置のうち、後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔以上、離間する位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。仮に、補正位置Mdと後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔未満となる場合、後行特徴位置に対応する入力領域Rに存在する最新のタッチ位置Pと、先行特徴位置に対応する入力領域Rとの間隔も、所定の基準間隔未満となる。そして、補正位置Mdと後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔未満となる場合、ユーザUが、後行特徴位置に対応する入力領域Rに指FGをタッチさせようとしたのにもかかわらず、先行特徴位置に対応する入力領域Rに指FGを誤ってタッチしてしまうという、誤操作が生じる可能性が高くなる。これに対して、この例によれば、補正位置Mdが、後行特徴位置から所定の基準間隔以上離間した位置に設けられるため、後行特徴位置に対応する入力領域Rに存在する最新のタッチ位置Pと、先行特徴位置に対応する入力領域Rとの間隔とを、所定の基準間隔以上離間させることができる。このため、この例によれば、補正位置Mdと後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔未満となる場合と比較して、ユーザUの意図する入力領域Rとは異なる入力領域Rに誤って指FGをタッチさせてしまうという誤操作が生じる可能性を、低減させることが可能となる。
また、例えば、入力領域決定部115は、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置のうち、後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔以上、離間する位置を、補正位置Mdとして定めてもよい。この例によれば、補正位置Mdと後行特徴位置との間隔が所定の基準間隔未満となる場合と比較して、ユーザUの意図する入力領域Rとは異なる入力領域Rに誤って指FGをタッチさせてしまうという誤操作が生じる可能性を、低減させることが可能となる。
また、例えば、入力領域決定部115は、基準領域内であって、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置のうち、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の間の距離に対する、補正位置Md及び後行特徴位置の間の距離の比率が、所定値α以上となるように、補正位置Mdを定めてもよい(αは、「0<α<1」を満たす自然数)。この例によれば、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の間の距離に対する補正位置Md及び後行特徴位置の間の距離の比率が所定値α未満の場合と比較して、ユーザUの意図する入力領域Rとは異なる入力領域Rに誤って指FGをタッチさせてしまうという誤操作が生じる可能性を、低減させることが可能となる。
また、例えば、入力領域決定部115は、先行特徴位置よりも後行特徴位置に近い位置のうち、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の間の距離に対する、補正位置Md及び後行特徴位置の間の距離の比率が、所定値α以上となるように、補正位置Mdを定めてもよい。この例によれば、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の間の距離に対する補正位置Md及び後行特徴位置の間の距離の比率が所定値α未満の場合と比較して、ユーザUの意図する入力領域Rとは異なる入力領域Rに誤って指FGをタッチさせてしまうという誤操作が生じる可能性を、低減させることが可能となる。
なお、以下では、入力領域決定部115が時刻tにおいて定めた補正位置Mdを、補正位置Md[t]と称する。
そして、入力領域決定部115は、時刻t6において、操作領域移動ベクトルVmd[t5]の起点を基準位置OV[t5]に設定した場合における、操作領域移動ベクトルVmd[t5]の終点の位置を、基準位置OV[t6]として定め、当該基準位置OV[t6]が原点となるように、操作領域座標系ΣV[t6]を設定する。また、入力領域決定部115は、時刻t6において、当該操作領域座標系ΣV[t6]に応じた位置に、操作領域V[t6]を設定する。なお、変化例では、時刻t6は、時刻t5よりも後の時刻であるが、時刻t6は、時刻t5と同一の時刻であってもよい。
そして、入力領域決定部115は、時刻t8において、基準位置OV[t7]、操作領域座標系ΣV[t7]、及び、操作領域V[t7]を、操作領域移動ベクトルVmd[t7]に対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OV[t8]、操作領域座標系ΣV[t8]、及び、操作領域V[t8]を設定する。換言すれば、入力領域決定部115は、基準位置OV[t8]と、補正位置Md[t7]とが等しくなるように、基準位置OV[t8]、操作領域座標系ΣV[t8]、及び、操作領域V[t8]を設定する。なお、タッチ位置変化例では、時刻t8は、時刻t7よりも後の時刻であるが、時刻t8は、時刻t7と同一の時刻であってもよい。
なお、以下では、説明の便宜上、時刻t1及び時刻t2の間の時刻に開始される入力領域タッチ期間TR[1]を、先の入力領域タッチ期間TR[1]と称し、時刻t9に開始される入力領域タッチ期間TR[1]を、後の入力領域タッチ期間TR[1]と称する場合がある。
このため、タッチ位置変化例において、特徴位置特定部114は、図10に示すように、時刻t9において、タッチ位置P[t9]を、特徴位置P-R[1]として特定する。換言すれば、タッチ位置変化例において、特徴位置特定部114は、時刻t9において、特徴位置P-R[1]を、タッチ位置P[t4]からタッチ位置P[t9]に更新する。
そして、入力領域決定部115は、時刻t10において、基準位置OV[t9]、操作領域座標系ΣV[t9]、及び、操作領域V[t9]を、操作領域移動ベクトルVmd[t9]に対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OV[t10]、操作領域座標系ΣV[t10]、及び、操作領域V[t10]を設定する。換言すれば、入力領域決定部115は、基準位置OV[t10]と、補正位置Md[t9]とが等しくなるように、基準位置OV[t10]、操作領域座標系ΣV[t10]、及び、操作領域V[t10]を設定する。なお、タッチ位置変化例では、時刻t10は、時刻t9よりも後の時刻であるが、時刻t10は、時刻t9と同一の時刻であってもよい。
以下、図11を参照しながら、端末装置10の動作の一例について説明する。
そして、タッチ位置情報取得部113は、ステップS100における判定の結果が否定の場合、処理をステップS128に進める。
他方、タッチ位置情報取得部113は、ステップS100における判定の結果が肯定の場合、タッチパネル1002から出力されたタッチ位置情報を取得する(S102)。なお、タッチ位置情報取得部113は、ステップS102で取得したタッチ位置情報に基づいて、記憶部14に記憶されているタッチ位置履歴情報を更新する。具体的には、タッチ位置情報取得部113は、ステップS102で取得したタッチ位置情報を、当該タッチ位置情報を取得した時刻と対応付けた上で、タッチ位置履歴情報に含ませる。なお、タッチ位置履歴情報は、各時刻におけるタッチ位置Pが、入力領域R[m]に存在するか否かを示す情報を含んでいてもよい。
そして、特徴位置特定部114は、ステップS104における判定の結果が否定の場合、処理をステップS124に進める。
他方、特徴位置特定部114は、ステップS104における判定の結果が肯定の場合、記憶部14に記憶されている入力領域情報を取得し、各入力領域R[m]の位置を特定する(S106)。
そして、特徴位置特定部114は、ステップS108における判定の結果が否定の場合、処理をステップS126に進める。
そして、振動制御部116は、ステップS110における判定の結果が否定の場合、処理をステップS114に進める。
他方、振動制御部116は、ステップS110における判定の結果が肯定の場合、振動発生部15が端末装置10を振動させるように、振動発生部15を制御する(S112)。
そして、特徴位置特定部114は、ステップS114における判定の結果が否定の場合、処理をステップS126に進める。
そして、入力領域決定部115は、ステップS118における判定の結果が否定の場合、処理をステップS126に進める。
他方、入力領域決定部115は、ステップS118における判定の結果が肯定の場合、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて、基準位置OVを決定する(S120)。
具体的には、ゲーム制御部111は、ステップS128において、指FGがタッチパネル1002に接触している場合(S100:Y)であって、タッチ位置Pが入力領域R[m]に存在する場合(S108:Y)、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、入力領域R[m]に対応する方向に設定する。また、ゲーム制御部111は、ステップS128において、指FGがタッチパネル1002に接触している場合(S100:Y)であって、タッチ位置Pが入力領域R[m]に存在しない場合(S108:N)、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、予め定められた方向、例えば、図1に示すような正面方向に設定する。また、ゲーム制御部111は、ステップS128において、指FGがタッチパネル1002に接触していない場合(S100:N)、タッチパネル座標系ΣDにおけるキャラクタCRの顔が向く方向を、予め定められた方向、例えば、図1に示すような正面方向に設定する。
以上において説明したように、本実施形態において、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて、入力領域R[1]~R[4]を含む操作領域Vの位置を決定する。従って、本実施形態において、入力領域決定部115は、操作領域Vにおけるタッチ位置Pが徐々にずれていく場合であっても、当該タッチ位置Pのずれに応じて、操作領域Vを修正することが可能となる。このため、本実施形態によれば、例えば、タッチパネル1002において操作領域Vの位置が固定されている場合と比較して、タッチ位置Pのずれに伴う誤入力の可能性を低減することが可能となる。
これに対して、本実施形態において、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]の2つの特徴位置P-R[m]に基づいて、入力領域R[1]及び入力領域R[2]を含む操作領域Vの位置を決定する。このため、本実施形態によれば、例えば、1つの特徴位置P-R[m]に基づいて入力領域R[m]の位置を定める態様と比較して、ユーザU毎のタッチの態様を考慮した位置に、入力領域R[1]及び入力領域R[2]を含む操作領域Vを設定することができる。これにより、本実施形態によれば、例えば、1つの特徴位置P-R[m]に基づいて入力領域R[m]の位置を定める態様と比較して、任意のユーザUに対する、入力領域R[m]に指FGを接触させる操作における操作性を、より良好に保つことができる。
これに対して、本実施形態において、入力領域決定部115は、XD軸方向の指示の入力に対応する、入力領域R[1]及び入力領域R[2]に存在するタッチ位置Pに基づいて、入力領域R[3]及び入力領域R[4]の位置を決定する。このため、本実施形態によれば、+XD方向及び-XD方向を含むXD軸方向の指示の入力の頻度が、+YD方向及び-YD方向を含むYD軸方向の指示の入力の頻度よりも高い場合において、例えば、YD軸方向の指示の入力に対応する、入力領域R[3]及び入力領域R[4]に存在するタッチ位置Pに基づいて、入力領域R[3]及び入力領域R[4]の位置を決定する態様と比較して、タッチ位置Pのずれに的確に対応した位置に操作領域Vが設定される可能性を高くすることができる。
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。なお、以下に例示する変形例において作用や機能が実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
上述した実施形態において、特徴位置特定部114は、入力領域R[1]に存在するタッチ位置Pに基づく特徴位置P-R[1]と、入力領域R[2]に存在するタッチ位置Pに基づく特徴位置P-R[2]とを特定し、また、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて、+XV方向及び-XV方向を含むXV軸方向における操作領域Vの位置と、+YV方向及び-YV方向を含むYV軸方向における操作領域Vの位置と、を定めるが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、特徴位置特定部114は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に加えて、入力領域R[3]に存在するタッチ位置Pに基づいて特徴位置P-R[3]を特定し、入力領域R[4]に存在するタッチ位置Pに基づいて特徴位置P-R[4]を特定してもよい。
具体的には、特徴位置特定部114は、タッチ位置Pが入力領域R[3]に存在する入力領域タッチ期間TR[3]のうち、一の時刻においてタッチ位置情報取得部113が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置Pが、入力領域タッチ期間TR[3]が開始された時刻から一の時刻までの期間においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pの中で、最も+YV側に位置するという条件(「第3条件」の一例)を充足する場合に、当該一の時刻に対応するタッチ位置Pを、特徴位置P-R[3]として特定してもよい。
また、特徴位置特定部114は、タッチ位置Pが入力領域R[4]に存在する入力領域タッチ期間TR[4]のうち、一の時刻においてタッチ位置情報取得部113が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置Pが、入力領域タッチ期間TR[4]が開始された時刻から一の時刻までの期間においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pの中で、最も-YV側に位置するという条件(「第4条件」の一例)を充足する場合に、当該一の時刻に対応するタッチ位置Pを、特徴位置P-R[4]として特定してもよい。
そして、この場合、入力領域決定部115は、特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]に基づいて、XV軸方向における操作領域Vの位置を定め、また、特徴位置P-R[3]及び特徴位置P-R[4]に基づいて、YV軸方向における操作領域Vの位置を定めてもよい。
なお、以下では、第1条件、第2条件、第3条件、及び、第4条件を、特徴位置特定条件と総称する場合がある。
そして、入力領域決定部115は、時刻t6において、基準位置OV[t5]、操作領域座標系ΣV[t5]、及び、操作領域V[t5]を、操作領域移動ベクトルVmd[t5]に対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OV[t6]、操作領域座標系ΣV[t6]、及び、操作領域V[t6]を設定する。なお、本変形例に係るタッチ位置変化例では、時刻t6は、時刻t5よりも後の時刻であるが、時刻t6は、時刻t5と同一の時刻であってもよい。
その後、時刻t7から時刻t8にかけて、指FGが、入力領域R[3]、入力領域R[2]、及び、入力領域R[4]を、タッチ位置P[t7]からタッチ位置P[t8]へと、タッチパネル1002に接触しながら移動する場合を想定する。そして、本変形例に係るタッチ位置変化例において、特徴位置特定部114は、時刻t8において、タッチ位置P[t8]を、特徴位置P-R[4]として特定する。また、本変形例に係るタッチ位置変化例において、入力領域決定部115は、時刻t8において、特徴位置P-R[3]及び特徴位置P-R[4]の中点を、補正位置Md[t8]として定める。そして、入力領域決定部115は、基準位置OV[t8]を起点とし、補正位置Md[t8]を終点とするベクトルのうち、YV成分のみを取り出したベクトルを、操作領域移動ベクトルVmd[t8]として定める。
そして、入力領域決定部115は、時刻t9において、基準位置OV[t8]、操作領域座標系ΣV[t8]、及び、操作領域V[t8]を、操作領域移動ベクトルVmd[t8]に対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OV[t9]、操作領域座標系ΣV[t9]、及び、操作領域V[t9]を設定する。なお、本変形例に係るタッチ位置変化例では、時刻t9は、時刻t8よりも後の時刻であるが、時刻t9は、時刻t8と同一の時刻であってもよい。
上述した実施形態において、タッチパネル座標系ΣDに対する操作領域座標系ΣVの傾きは変化しないが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、入力領域決定部115は、複数の特徴位置P-R[m]に基づいて、タッチパネル座標系ΣDに対する操作領域座標系ΣVの傾きを変化させてもよい。より具体的には、入力領域決定部115は、特徴位置特定部114が特徴位置P-R[1]及び特徴位置P-R[2]を特定した場合、基準位置OVから特徴位置P-R[1]に向かう方向を、+XV方向として決定し、基準位置OVから特徴位置P-R[2]に向かう方向を、-XV方向として決定することで、操作領域座標系ΣVを設定してもよい。
そして、入力領域決定部115は、時刻t6において、基準位置OV[t5]、操作領域座標系ΣV[t5]、及び、操作領域V[t5]を、操作領域移動ベクトルVmd[t5]に対応する移動量だけ移動させることで、基準位置OV[t6]、操作領域座標系ΣV[t6]、及び、操作領域V[t6]を設定する。より具体的には、入力領域決定部115は、時刻t5から時刻t6にかけて、基準位置OV[t6]が補正位置Md[t5]と一致するように、基準位置OVを移動させる。
その後、入力領域決定部115は、時刻t7において、補正位置Md[t5]から特徴位置P-R[1]に向かう方向を、+XV方向として定め、補正位置Md[t5]から入力領域R[3]に向かう方向であって、補正位置Md[t5]から特徴位置P-R[1]に向かう方向に直交する方向を、+YV方向として定めることで、操作領域座標系ΣV[t7]を設定する。そして、入力領域決定部115は、時刻t7において、操作領域座標系ΣV[t7]に基づく位置に、入力領域R[1]~R[4]を設定する。具体的には、入力領域決定部115は、時刻t7において、基準位置OV[t7]よりも+XV方向に入力領域R[1]を設定し、基準位置OV[t7]よりも-XV方向に入力領域R[2]を設定し、基準位置OV[t7]よりも+YV方向に入力領域R[3]を設定し、基準位置OV[t7]よりも-YV方向に入力領域R[4]を設定する。
なお、本変形例に係るタッチ位置変化例では、時刻t6及び時刻t7は、時刻t5よりも後の時刻であるが、時刻t6及び時刻t7は、時刻t5と同一の時刻であってもよい。
上述した実施形態並びに変形例1及び変形例2において、入力領域R[m]に存在するタッチ位置Pを特徴位置P-R[m]として特定したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、特徴位置特定部114は、入力領域R[m]を包含し、入力領域R[m]よりも広い領域である拡張領域RX[m]に存在するタッチ位置Pに基づいて、特徴位置P-R[m]を特定してもよい。
また、特徴位置特定部114は、タッチ位置Pが拡張領域RX[2](「第2領域」の一例)に存在している状態が継続する拡張領域タッチ期間TX[2]のうち、一の時刻においてタッチ位置情報取得部113が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置Pが、拡張領域タッチ期間TX[2]が開始された時刻から一の時刻までの期間においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pの中で、最も-XV側に位置するという条件(「第2条件」の他の例)を充足する場合に、当該一の時刻に対応するタッチ位置Pを、特徴位置P-R[2]として特定する。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例3において、特徴位置特定部114は、入力領域タッチ期間TR[m]の中で、タッチ位置Pが、基準位置OVから入力領域R[m]を示す方向において、基準位置OVから最も離れた位置であるという特徴位置特定条件を充足する場合に、当該タッチ位置Pを、特徴位置P-R[m]として特定するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、特徴位置特定部114は、入力領域タッチ期間TR[m]のうち一の時刻においてタッチ位置情報取得部113が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置Pが、入力領域タッチ期間TR[m]が開始された時刻から一の時刻までの期間においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pに基づいて定められる参照位置Pref[m]よりも、基準位置OVから入力領域R[m]を示す方向において、基準位置OVよりも離れているという条件を充足する場合に、当該一の時刻に対応するタッチ位置Pを、特徴位置P-R[m]として特定してもよい。
また、特徴位置特定部114は、入力領域タッチ期間TR[2]のうち一の時刻においてタッチ位置情報取得部113が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置Pが、入力領域タッチ期間TR[2]が開始された時刻から一の時刻までの期間においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pに基づいて定められる参照位置Pref[2](「第2参照位置」の一例)よりも、-XV方向に位置するという条件(「第2条件」の他の例)を充足する場合に、当該一の時刻に対応するタッチ位置Pを、特徴位置P-R[2]として特定してもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例4において、特徴位置特定部114は、入力領域タッチ期間TR[m]の中で、タッチ位置Pが、特徴位置特定条件を充足する場合に、当該タッチ位置Pを、特徴位置P-R[m]として特定するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
特徴位置特定部114は、入力領域タッチ期間TR[m]においてタッチ位置情報取得部113が取得した1または複数のタッチ位置情報の示す1または複数のタッチ位置Pのうち、一部または全部のタッチ位置Pに基づいて特徴位置P-R[m]を特定するものであってもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例5では、入力領域R[m]が、扇形の領域である場合を例示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。入力領域R[m]は、例えば、図17に示すように、楕円形の領域であってもよいし、または、多角形の領域であってもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例6では、操作領域Vが、キャラクタCRの顔が向く方向の指示を入力するための領域である入力領域R[1]~R[4]から構成される場合を例示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。操作領域Vは、キャラクタCRの顔が向く方向の指示の入力を受け付けない領域であるニュートラル領域RNを含んでいてもよい。この場合、ニュートラル領域RNは、例えば、図18に示すように、入力領域R[1]~R[4]の中心、すなわち、基準位置OVを含むような領域として設けられたものであってもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例7では、入力領域R[m]は、所定のゲームに係る単一の方向の指示を入力するための領域であるが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。入力領域R[m]は、例えば、図19に示すように、K個の方向の指示を入力するためのK個のサブ領域R[m][1]~R[m][K]を含んでいてもよい(Kは、2以上の自然数)。
上述した実施形態及び変形例1乃至変形例8では、操作領域Vが、4個の入力領域R[1]~R[4]を含む場合を例示して説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。操作領域Vは、M個の入力領域R[1]~R[M]を含んでいればよい(Mは、2以上の自然数)。操作領域Vは、例えば、図20に示すように、12個の入力領域R[1]~R[12]を含んでいてもよい。
なお、本変形例において、入力領域の個数Mは偶数であってもよい。この場合、入力領域R[1]及び入力領域R[2]は、図20に例示するように、基準位置OVを挟んで対称の位置に設けられてもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至9において、基準位置OVから入力領域R[1]を示す第1の方向と、基準位置OVから入力領域R[2]を示す第2の方向とは、反対の方向であるが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。第1の方向と、第2の方向とは、異なる方向であってもよいし、同一の方向であってもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至10において、入力領域R[m]は、キャラクタCRの顔が向く方向の指示を入力するための領域であるが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。入力領域R[m]は、所定のゲームに係る指示を入力するための領域であってもよい。例えば、入力領域R[1]は、所定のゲームにおいて、キャラクタCRによる攻撃の指示(「第1の指示」の一例)を入力するための領域であり、入力領域R[2]は、所定のゲームにおいて、キャラクタCRによる防御の指示(「第2の指示」の一例)を入力するための領域であってもよい。また、例えば、入力領域R[m]は、タッチパネル座標系ΣDまたは仮想空間SPにおける、キャラクタCRの移動方向の指示を入力するための領域であってもよい。具体的には、例えば、入力領域R[1]は、キャラクタCRを、タッチパネル座標系ΣDまたは仮想空間SPにおける一の方向に移動させる旨の指示を入力するための領域であり、また、入力領域R[2]は、キャラクタCRを、タッチパネル座標系ΣDまたは仮想空間SPにおける他の方向に移動させる旨の指示を入力するための領域であってもよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至11では、プログラムとして、所定のゲームに係るプログラムを例示して説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。プログラムは、任意のアプリケーションに係るプログラムであってもよい。また、この場合、第1の指示は、任意のアプリケーションに係る指示であればよく、第2の指示は、任意のアプリケーションに係る指示であって第1の指示とは異なる指示であればよい。
上述した実施形態及び変形例1乃至12において、所定のゲームは、端末装置10において実行されるが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。所定のゲームは、端末装置10以外の構成要素において実行されてもよい。
具体的には、サーバ装置30Aは、サーバ装置30Aの各部を制御する制御部11と、所定のゲームに係るプログラム等の各種情報を記憶する記憶部31と、端末装置10A等の外部装置との間の通信を実行するための通信部32と、を備える。また、端末装置10Aは、表示部12、入力部13、及び、振動発生部15に加えて、サーバ装置30A等の外部装置との間の通信を実行するための通信部16と、を備える。なお、表示部12及び入力部13は、上述したタッチパネル1002として実装される。
サーバ装置30Aは、端末装置10Aの入力部13から入力される情報に基づいて表示情報を生成する。また、端末装置10Aの有する表示部12は、サーバ装置30Aにおいて生成される表示情報に基づいて、所定のゲームに関する画像を表示する。
以上の記載から、本発明は例えば以下のように把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書きで付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
本発明の一態様に係るプログラムは、プロセッサを、タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、ゲームに係る第1の操作方向の指示を入力するための第1入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第1条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記ゲームに係る第2の操作方向の指示を入力するための第2入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第2条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する特定部と、前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、して機能させる、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1に記載のプログラムであって、前記特定部は、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第1入力領域を含む第1領域に存在し、前記第1条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第2入力領域を含む第2領域に存在し、前記第2条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する、ことを特徴とする。
また、この態様によれば、決定部が、2つの特徴位置を用いて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を決定するため、任意のユーザに対して、第1の操作方向の指示の入力を行うための操作、及び、第2の操作方向の指示の入力を行うための操作における操作性を、対比例と比較して良好に保つことが可能となる。
また、この態様によれば、第1入力領域を含む第1領域におけるタッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、第2入力領域を含む第2領域におけるタッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する。すなわち、この態様によれば、タッチ位置が入力領域の外部に外れた場合であっても、当該タッチ位置に基づく特徴位置を用いて、入力領域の位置を修正することができる。このため、この態様によれば、例えば、タッチ位置が入力領域に存在する場合に限りにおいて入力領域の位置を修正する場合と比較して、多様なタッチの態様に柔軟に対応した入力領域の設定が可能となる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1に記載のプログラムであって、前記特定部は、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第1入力領域とは異なる位置に存在する状態から、前記第1入力領域に存在する状態に変化した場合に、当該変化後のタッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第2入力領域とは異なる位置に存在する状態から、前記第2入力領域に存在する状態に変化した場合に、当該変化後のタッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1または3に記載のプログラムであって、前記特定部は、前記タッチ期間のうち、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第1入力領域に存在する第1タッチ期間の中で、前記タッチ位置が、第1の方向において基準位置から最も離れた場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、前記タッチ期間のうち、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第2入力領域に存在する第2タッチ期間の中で、前記タッチ位置が、第2の方向において前記基準位置から最も離れた場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1または3に記載のプログラムであって、前記特定部は、前記タッチ期間のうち、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第1入力領域に存在する第1タッチ期間の中で、前記タッチ位置が、前記第1タッチ期間におけるタッチ位置の履歴に基づいて定められる第1参照位置よりも第1の方向に位置する場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、前記タッチ期間のうち、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第2入力領域に存在する第2タッチ期間の中で、前記タッチ位置が、前記第2タッチ期間におけるタッチ位置の履歴に基づいて定められる第2参照位置よりも第2の方向に位置する場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記4に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記第1の位置及び前記第2の位置の間の位置を、前記基準位置として決定し、前記第1入力領域が、前記基準位置よりも第1の方向に位置するように、前記第1入力領域の位置を決定し、前記第2入力領域が、前記基準位置よりも第2の方向に位置するように、前記第2入力領域の位置を決定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記4または6に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記タッチパネルにタッチがない状態から、前記タッチパネルにタッチがある状態に変化した場合、当該変化後に前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置に基づく位置を、前記基準位置として決定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1または3に記載のプログラムであって、前記特定部は、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第1入力領域において、所定時間以上に亘り略同じ位置である場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第2入力領域において、前記所定時間以上に亘り略同じ位置である場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1乃至8に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記第1入力領域が、基準位置よりも第1の方向に位置するように、前記第1入力領域の位置を決定し、前記第2入力領域が、前記基準位置よりも、前記第1の方向とは反対の第2の方向に位置するように、前記第2入力領域の位置を決定する、ことを特徴とする。
これに対して、本態様に係る決定部は、第1入力領域におけるタッチ位置に基づく第1の位置と、第2入力領域におけるタッチ位置に基づく第2の位置と、に基づいて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を修正する。すなわち、本態様に係る決定部は、所望の位置に対するタッチ位置のずれが生じる場合に、当該ずれに応じて定められる第1の位置及び第2の位置に基づいて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を修正することができる。そして、本態様では、上述のとおり、第1入力領域が基準位置から見て第2入力領域の反対側に設けられているため、第1入力領域が基準位置から見て第2入力領域とは反対側では無い位置に設けられている場合と比較して、第1の位置及び第2の位置が、所望の位置に対するタッチ位置のずれを、より鋭敏に反映した位置となる可能性が高くなる。従って、本態様において、決定部は、タッチ位置が第1の方向または第2の方向にずれる場合であっても、当該タッチ位置のずれに応じて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を修正することができる。このため、本態様によれば、例えば、第1入力領域及び第2入力領域の位置が固定されている場合と比較して、タッチパネルへのタッチ位置のずれに伴う誤入力の可能性を低減することが可能となる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記9に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記基準位置から前記第1の方向に延在する第1基準線とのなす角度が、第1の角度以下の領域の少なくとも一部を、前記第1入力領域として決定し、前記基準位置から前記第2の方向に延在する第2基準線とのなす角度が、第2の角度以下の領域の少なくとも一部を、前記第2入力領域として決定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1乃至10に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記第1入力領域が、基準位置よりも第1の方向に位置するように、前記第1入力領域の位置を決定し、前記第2入力領域が、前記基準位置よりも第2の方向に位置するように、前記第2入力領域の位置を決定し、前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、前記ゲームに係る第3の操作方向の指示を入力するための第3入力領域の位置を決定し、前記第3入力領域は、前記基準位置よりも第3の方向に位置し、前記第2の方向は、前記第1の方向とは反対の方向であり、前記第3の方向は、前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する方向である、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1乃至11に記載のプログラムであって、前記決定部は、前記特定部が、前記第1の位置及び前記第2の位置を特定した場合に、基準位置から前記第1の位置を示す方向を、第1の方向として決定し、前記基準位置から前記第2の位置を示す方向を、第2の方向として決定し、前記第1の方向及び前記第2の方向に基づいて、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様に係るプログラムは、付記1乃至12に記載のプログラムであって、前記プロセッサを、前記タッチパネルにタッチがない状態から、前記タッチパネルにタッチがある状態に変化した場合と、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第1入力領域とは異なる位置に存在する状態から、前記第1入力領域に存在する状態に変化した場合と、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第2入力領域とは異なる位置に存在する状態から、前記第2入力領域に存在する状態に変化した場合と、のうち、少なくとも一つの場合に、前記タッチパネルを振動させる振動制御部、として更に機能させる、ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、ゲームに係る第1の操作方向の指示を入力するための第1入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第1条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記ゲームに係る第2の操作方向の指示を入力するための第2入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第2条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する特定部と、前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、を備える、ことを特徴とする。
また、この態様によれば、決定部が、2つの特徴位置を用いて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を決定する。このため、この態様によれば、任意のユーザに対して、第1の操作方向の指示の入力を行うための操作、及び、第2の操作方向の指示の入力を行うための操作における操作性を、対比例と比較して良好に保つことが可能となる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、プロセッサを、タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、第1の指示を入力するための第1入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第1条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、第2の指示を入力するための第2入力領域に存在し、前記タッチ位置に関連する第2条件を満たす場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する特定部と、前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、して機能させる、ことを特徴とする。
また、この態様によれば、決定部が、2つの特徴位置を用いて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を決定する。このため、この態様によれば、任意のユーザに対して、第1の指示の入力を行うための操作、及び、第2の指示の入力を行うための操作における操作性を、対比例と比較して良好に保つことが可能となる。
本発明の他の態様に係るプログラムは、プロセッサを、タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、ゲームに係る第1の操作方向の指示を入力するための第1入力領域に存在する場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定可能であり、前記タッチ期間において、前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記ゲームに係る第2の操作方向の指示を入力するための第2入力領域に存在する場合に、前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定可能な特定部と、前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、して機能させる、ことを特徴とする。
また、この態様によれば、決定部が、2つの特徴位置を用いて、第1入力領域及び第2入力領域の位置を決定する。このため、この態様によれば、任意のユーザに対して、第1の操作方向の指示の入力を行うための操作、及び、第2の操作方向の指示の入力を行うための操作における操作性を、対比例と比較して良好に保つことが可能となる。
Claims (14)
- プロセッサを、
タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、
前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
ゲームに係る第1の操作方向の指示を入力するための第1入力領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定可能であり、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記ゲームに係る第2の操作方向の指示を入力するための第2入力領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定可能な特定部と、
前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、
前記第1入力領域及び前記第2入力領域の基準となる基準位置を決定することにより、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、
して機能させる、
ことを特徴とするプログラム。
- 前記特定部は、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第1入力領域を拡張した領域である第1領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定し、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第2入力領域を拡張した領域である第2領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定する、
ことを特徴とする、請求項1に記載のプログラム。
- 前記特定部は、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第1入力領域とは異なる位置に存在する状態から、
前記第1入力領域に存在する状態に変化した場合に、
当該変化後のタッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第2入力領域とは異なる位置に存在する状態から、
前記第2入力領域に存在する状態に変化した場合に、
当該変化後のタッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、
ことを特徴とする、請求項1に記載のプログラム。
- 前記特定部は、
前記タッチ期間のうち、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第1入力領域に存在する第1タッチ期間の中で、前記タッチ位置が、第1の方向において基準位置から最も離れた場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、
前記タッチ期間のうち、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第2入力領域に存在する第2タッチ期間の中で、
前記タッチ位置が、第2の方向において前記基準位置から最も離れた場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、
ことを特徴とする、請求項1または3に記載のプログラム。
- 前記特定部は、
前記タッチ期間のうち、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第1入力領域に存在する第1タッチ期間の中で、
前記タッチ位置が、
前記第1タッチ期間におけるタッチ位置の履歴に基づいて定められる第1参照位置よりも第1の方向に位置する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、
前記タッチ期間のうち、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が前記第2入力領域に存在する第2タッチ期間の中で、
前記タッチ位置が、
前記第2タッチ期間におけるタッチ位置の履歴に基づいて定められる第2参照位置よりも第2の方向に位置する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、
ことを特徴とする、請求項1または3に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記第1の位置及び前記第2の位置の間の位置を、前記基準位置として決定し、
前記第1入力領域が、前記基準位置よりも第1の方向に位置するように、
前記第1入力領域の位置を決定し、
前記第2入力領域が、前記基準位置よりも第2の方向に位置するように、
前記第2入力領域の位置を決定する、
ことを特徴とする、請求項4に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記タッチパネルにタッチがない状態から、
前記タッチパネルにタッチがある状態に変化した場合、
当該変化後に前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置に基づく位置を、
前記基準位置として決定する、
ことを特徴とする、請求項4または6に記載のプログラム。
- 前記特定部は、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第1入力領域において、所定時間以上に亘り略同じ位置である場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第1の位置として特定し、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第2入力領域において、前記所定時間以上に亘り略同じ位置である場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、前記第2の位置として特定する、
ことを特徴とする、請求項1または3に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記第1入力領域が、基準位置よりも第1の方向に位置するように、
前記第1入力領域の位置を決定し、
前記第2入力領域が、前記基準位置よりも、前記第1の方向とは反対の第2の方向に位置するように、
前記第2入力領域の位置を決定する、
ことを特徴とする、請求項1乃至8のうち何れか1項に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記基準位置から前記第1の方向に延在する第1基準線とのなす角度が、第1の角度以下の領域の少なくとも一部を、
前記第1入力領域として決定し、
前記基準位置から前記第2の方向に延在する第2基準線とのなす角度が、第2の角度以下の領域の少なくとも一部を、
前記第2入力領域として決定する、
ことを特徴とする、請求項9に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記第1入力領域が、基準位置よりも第1の方向に位置するように、
前記第1入力領域の位置を決定し、
前記第2入力領域が、前記基準位置よりも第2の方向に位置するように、
前記第2入力領域の位置を決定し、
前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、
前記ゲームに係る第3の操作方向の指示を入力するための第3入力領域の位置を決定し、
前記第3入力領域は、
前記基準位置よりも第3の方向に位置し、
前記第2の方向は、
前記第1の方向とは反対の方向であり、
前記第3の方向は、
前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する方向である、
ことを特徴とする、請求項1乃至10のうち何れか1項に記載のプログラム。
- 前記決定部は、
前記特定部が、前記第1の位置及び前記第2の位置を特定した場合に、
基準位置から前記第1の位置を示す方向を、第1の方向として決定し、
前記基準位置から前記第2の位置を示す方向を、第2の方向として決定し、
前記第1の方向及び前記第2の方向に基づいて、
前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する、
ことを特徴とする、請求項1乃至11のうち何れか1項に記載のプログラム。
- 前記プロセッサを、
前記タッチパネルにタッチがない状態から、
前記タッチパネルにタッチがある状態に変化した場合と、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記第1入力領域とは異なる位置に存在する状態から、
前記第1入力領域に存在する状態に変化した場合と、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、前記第2入力領域とは異なる位置に存在する状態から、
前記第2入力領域に存在する状態に変化した場合と、
のうち、少なくとも一つの場合に、
前記タッチパネルを振動させる振動制御部、
として更に機能させる、
ことを特徴とする、請求項1乃至12のうち何れか1項に記載のプログラム。
- タッチパネルにおけるタッチ位置を示すタッチ位置情報を取得する取得部と、
前記タッチパネルへのタッチが継続しているタッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
ゲームに係る第1の操作方向の指示を入力するための第1入力領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第1の位置として特定可能であり、
前記タッチ期間において、
前記取得部が取得したタッチ位置情報の示すタッチ位置が、
前記ゲームに係る第2の操作方向の指示を入力するための第2入力領域に存在する場合に、
前記タッチ位置に基づく位置を、第2の位置として特定可能な特定部と、
前記特定部が特定した前記第1の位置及び前記第2の位置に基づいて、
前記第1入力領域及び前記第2入力領域の基準となる基準位置を決定することにより、前記第1入力領域及び前記第2入力領域の位置を決定する決定部と、
を備える、
ことを特徴とする、情報処理装置。
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