JP7204512B2 - 銅バー取付構造 - Google Patents

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本発明は、プラグイン式のブレーカを接続するための銅バーを配置する銅バー取付構造に関する。
複数の分岐ブレーカを直接接続可能とした切替開閉器がある。例えば、特許文献1に記載された切替開閉器は、ハウジングの側面に銅バーを突出させて配置し、複数のプラグイン式の分岐ブレーカの接続が可能となっている。この結果、別途銅バーを配設するスペースを設けること無く分岐ブレーカの接続ができ、省スペースで切替開閉器と分岐ブレーカの組み付けが可能となった。
特開2017-199620号公報
上記特許文献1の切替開閉器では、個々の銅バーはハウジング内で切替機構部の接点から延設された導体に接続されているため、ハウジング内での十分な固定が可能であり、ハウジングから銅バーを突出させるだけの外観であっても銅バーを堅牢に取り付けることができた。
しかしながら、ハウジング内で内部回路に接続することの無い銅バーをハウジングの側面等に取り付ける場合は、ハウジング側面に別途銅バーを固定する構造を設ける必要があるし、そのためのスペースも必要となる。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、プラグイン式のブレーカを接続するための銅バーをハウジング側面等に配置する際に、ハウジングの内部回路とは独立した銅バーを省スペースで取付できる銅バー取付構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、ブレーカのプラグイン式の端子を接続するための銅バーを、銅バー固定部材を介して取付対象に取り付ける銅バー取付構造であって、銅バーは、ブレーカの接続方向である前方に突出されると共に左右方向に帯状を成す銅バー本体と、銅バー固定部材に固定するために銅バー本体の後部に設けられた固定部とを有し、固定部は、銅バー本体に対して直交する下方向に折り曲げて形成され、折り曲げた端部の左右に、銅バー固定部材に係合させる固定片を延設形成する一方、銅バー固定部材には固定片を上下方向から把持する把持部が設けられ、銅バーの後部が把持部に把持されて銅バーが固定されることを特徴とする。
この構成によれば、銅バーの固定片は銅バー本体と直交する方向、すなわち接続するブレーカに直交する方向に形成されているため、幅広に形成されてもブレーカの前後方向への突出量は僅かで済み、省スペースで銅バーを固定できる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、把持部は、弾性を有する腕片の先端に固定片を把持する把持爪を有して成り、腕片は湾曲部を有して前方へ突設されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、把持爪に弾性を持たせるための腕片は、銅バー固定部材から湾曲部を有して形成されているため、ブレーカ方向への突出量が僅かでも十分な弾性を持たせることができ、省スペースで把持部を形成することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、銅バー固定部材は、把持した銅バーの上下方向の回動を阻止するために、把持した固定部の背面に当接する背面当接部と、銅バー本体の上面に当接する上面当接部とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、把持部に把持された銅バーは、銅バー固定部材に設けられている背部当接部及び上部当接部に当接することロックされる。よって、上下方向の回動が確実に阻止され、安定した状態で固定される。
本発明によれば、銅バーの固定片は銅バー本体と直交する方向、すなわち接続するブレーカに直交する方向に幅広に形成されているため、幅広に形成されてもブレーカの前後方向への突出量は僅かで済み、省スペースで銅バーを固定できる。
本発明に係る銅バー取付構造の一例を示す斜視図であり、銅バーと銅バー固定部材を分離した状態を示している。 図1のA-A線断面説明図である。 切替開閉器に図1の銅バー取付構造を採用した切替開閉器の要部正面説明図である。 図3の切替開閉器の斜視図であり、銅バーに電線を接続して充電した状態を示している。 銅バーに分岐ブレーカを接続した切替開閉器の説明図である。 図5の接続状態での切替開閉器の回路図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1,2は本発明に係る銅バー取付構造の一例を示し、図1は銅バーと銅バー固定部材を分離した斜視図、図2は図1のA-A線断面説明図であり、銅バーを銅バー固定部材に取り付けた状態を合わせて示している。
図1,2において、7aは銅バー、13は銅バー固定部材である。銅バー7aは、ブレーカのプラグイン式の一次側端子が接続される板状の銅バー本体16と、銅バー固定部材13に係止固定される固定部17とを有し、更にこの実施形態では銅バー7aを充電するための電線を溶接する溶接部18を銅バー7aの端部に設けている。
一方、銅バー固定部材13は、銅バー7aを把持する把持部14を有し、3枚の銅バー7aを上下に重ねるように把持可能としている。
銅バー本体16は、複数のブレーカの接続を可能とするために横長の帯状に形成され、ブレーカに挿入されて接続される前端部は、テーパ面16aを設けてブレーカの接続を容易にしている。また溶接部18は、銅バー本体16の一方の側部に形成されている。
固定部17は、図2に示すように銅バー本体16の背部を下方に直角に折り曲げて形成され、折り曲げた辺の左右に固定片17aが形成されている。固定片17aは、銅バー本体16に直交する縦方向に幅広に形成されており、この固定片17aが把持部14に把持されて銅バー7aは固定される。
把持部14は、固定片17aを把持する把持爪14a、固定部17の背面に当接する背面当接部14b、銅バー本体16の上面に当接する上面当接部14cを有している。
把持爪14aは、固定片17aの上下方向の幅に合わせて上下に対を成して配置され、固定部17の左右に形成されている固定片17aを把持するよう、対応する左右に設けられており、1枚の銅バー7aは計4個の把持爪14aで把持される。
そして、把持爪14aは銅バー固定部材13の横方向に配設された棒状のフレーム部13bの上下から前方に突出した腕片13cの先端に形成されている。この腕片13cは、図2に示すようにフレーム部13bの後方に向けて立ち上げ形成され、U字状に折り曲げて形成された湾曲部Bが設けられ、その後前方に突出させている。この先端に把持爪14aが設けられている。
こうして、把持爪14aにより上下から固定片17aが把持されると、固定部17の背面が背面当接部14bに当接し、更に銅バー本体16の後部上面が上部当接部14cに当接し、銅バー7aは、上下方向の回動が阻止され安定した状態で固定される。
図3は銅バー固定部材13を取付対象である切替開閉器1へ取り付けて、分岐ブレーカ接続部7を形成した状態を示し、ハウジング10のカバーを外した状態を示している。銅バー固定部材13は、図3に示すように、切替開閉器1のハウジング10の下部左右に形成された挿入溝10a、10bに、左右端部を合致させて挿入することで、ハウジング10に固定される。挿入溝10a,10bはハウジング10の前後方向に亘り形成されている。
尚、切替開閉器1は、ねじ式端子で構成された第1電源端子2a、速結端子で構成された第2電源端子2b、出力端子3(図6に示す)を有している。但し、図3では出力端子3は省略してあり、C部が出力端子3の配置部を示している。
図4は、銅バー7aに電線12を接続して充電した状態を示し、図5は銅バー7aに分岐ブレーカ6を接続した状態を示している。5は主幹ブレーカであり、出力端子3に主幹ブレーカ5の一次側端子が接続され、その二次側端子52が電線12を介して銅バー7aに接続されている。電線12は銅バー7aに溶接されて接続される。
また図5において、4は切替操作する操作ハンドルであり、切替開閉器1はこの操作ハンドル4の操作で第1電源端子2aと第2電源端子2bとが切り替えられて、出力端子3に接続される。
尚、主幹ブレーカ5、分岐ブレーカ6、及び切替開閉器1は、共通する基台11に取り付けられて固定され、互いが連結される。
そして図6は、このように接続された切替開閉器1の回路図を示している。1aは操作ハンドル4の操作で切り替わる切替接点部を示し、主幹ブレーカ5が出力端子3に接続され、2台の分岐ブレーカ6が分岐ブレーカ接続部7に接続された回路を示している。
このように、銅バー7aの固定片17aは、接続される分岐ブレーカ6の方向である銅バー本体16の突出方向と直交する方向に形成されているため、幅広に形成されてもブレーカ方向への突出量は僅かで済み、省スペースで銅バー7aを固定できる。
また、把持爪14aに弾性を持たせるための腕片13cは、銅バー固定部材13のフレーム部13bから湾曲部Bを有して形成されているため、ブレーカ方向への突出量が僅かでも十分な弾性を持たせることができ、省スペースで把持部14を形成することができる。
更に、把持部14に把持された銅バー7aは、銅バー固定部材13に設けられている背部当接部14bと上部当接部14cに当接することロックされるため、上下方向の回動が確実に阻止され、安定した状態で固定される。
尚、図5では、2つの分岐ブレーカ6を接続した状態を示しているが、図1の銅バー7aは、5台の分岐ブレーカ6を接続可能な幅を有している。
また上記実施形態では、把持部の腕片が1つの湾曲部Bを有して形成されているが、湾曲部は1つの腕片13cに複数設けても良い。
1・・切替開閉器(取付対象)、6・・分岐ブレーカ(ブレーカ)、7・・分岐ブレーカ接続部、7a・・銅バー、10・・ハウジング、12・・電線(接続手段)、13・・銅バー固定部材、13c・・腕片、14・・把持部、14a・・把持爪、14b・・背面当接部、14c・・上面当接部、16・・銅バー本体、17・・固定部、17a・・固定片、B・・湾曲部。

Claims (3)

  1. ブレーカのプラグイン式の端子を接続するための銅バーを、銅バー固定部材を介して取付対象に取り付ける銅バー取付構造であって、
    前記銅バーは、前記ブレーカの接続方向である前方に突出されると共に左右方向に帯状を成す銅バー本体と、前記銅バー固定部材に固定するために前記銅バー本体の後部に設けられた固定部とを有し、
    前記固定部は、前記銅バー本体に対して直交する下方向に折り曲げて形成され、折り曲げた端部の左右に、前記銅バー固定部材に係合させる固定片を延設形成する一方、前記銅バー固定部材には前記固定片を上下方向から把持する把持部が設けられ、
    前記銅バーの後部が前記把持部に把持されて前記銅バーが固定されることを特徴とする銅バー取付構造。
  2. 前記把持部は、弾性を有する腕片の先端に前記固定片を把持する把持爪を有して成り、
    前記腕片は、湾曲部を有して前方へ突設されて成ることを特徴とする請求項1記載の銅バー取付構造。
  3. 前記銅バー固定部材は、把持した銅バーの上下方向の回動を阻止するために、把持した前記固定部の背面に当接する背面当接部と、前記銅バー本体の上面に当接する上面当接部とを有していることを特徴とする請求項1又は2記載の銅バー取付構造。
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