JP7202398B2 - ミリ波5g通信用ブロードバンドmimo受信機のための送信/受信(t/r)スイッチ及び受信機フロントエンドのワイドバンドマッチング共設計法 - Google Patents

ミリ波5g通信用ブロードバンドmimo受信機のための送信/受信(t/r)スイッチ及び受信機フロントエンドのワイドバンドマッチング共設計法 Download PDF

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Description

(関連出願)
本出願は、2018年5月15日に出願された米国仮出願第15/980,449号の利益を主張する。
(技術分野)
本発明の実施形態は、全体的に、ワイヤレス通信デバイスに関する。更に詳細には、本発明の実施形態は、通信デバイス用の多重バンドイメージ除去受信機に関する。
次世代5G通信デバイスでは、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)、5G多入力多出力(MIMO)などの多くのアプリケーションでは、より高いデータ転送速度が必要とされる。ミリメートル波(mm波)周波数への設計シフトは、このより高いデータ転送速度をサポートする。一方、より高いデータ転送速度を実現するには、より広いバンド幅が必要である。例えば、より広いバンド幅は、24、28、37、及び39GHzバンドを含む5Gスペクトルをカバーする必要がある。
従来、ミリ波受信機のフロントエンドの低雑音増幅器(LNA)と送信/受信(T/R)スイッチは、単一の標準50Ωインタフェースを用いて個別に設計されていた。この区分化方法は、多くの場合、受信機のバンド幅、入力マッチング、及び/又は雑音指数を低下させる。従って、受信機の性能を向上させるために、LNAとT/Rスイッチを共設計する必要がある。
本発明の実施形態は、例証として示されており、同様の参照が同様の要素を示す添付図面の図に限定されない。
1つの実施形態によるワイヤレス通信デバイスの一例を示すブロック図である。 1つの実施形態によるRFフロントエンド集積回路の一例を示すブロック図である。 1つの実施形態によるRF送受信機集積回路を示すブロック図である。 1つの実施形態によるワイドバンド受信機回路の一例を示すブロック図である。 1つの実施形態によるワイドバンドIQ生成回路を示すブロック図である。 1つの実施形態によるブロードバンドIQミキサを示すブロック図である。 1つの実施形態による、図5の共設計されたミリ波IQ生成回路及び図6のブロードバンドIQミキサについての20~45GHzの間の変換利得対局部発振器(LO)周波数のシミュレーショングラフを示す。 1つの実施形態による、図5の共設計されたミリ波IQ生成回路及び図6のブロードバンドIQミキサについての0~8GHzの間の変換利得対中間周波数(IF)のシミュレーショングラフを示す。 1つの実施形態による差動インダクタペアの3次元モデルを示す図である。 1つの実施形態による、それぞれが差動インダクタペアを有する二重平衡ミキサのレイアウトモデルを示す図である。 1つの実施形態による、多相フィルタ(PPF)回路を示すブロック図である。 1つの実施形態による、図4のワイドバンド受信機回路についての3.5GHzの固定IF周波数の下での22~39GHzまでのイメージ除去比対RF周波数を示すシミュレーショングラフである。 1つの実施形態によるRF送受信機集積回路を示すブロック図である。 幾つかの実施形態による送受信機スイッチの例を示すブロック図である。 幾つかの実施形態による送受信機スイッチの例を示すブロック図である。 1つの実施形態による例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。 1つの実施形態によるワイドバンドLNA回路のSパラメータ(S11)を示すチャートである。 1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークなしの例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。 1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークなしのワイドバンドLNA回路のSパラメータ(S11)を示すブロック図である。 1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークを備えた例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。 1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークを備えたワイドバンドLNA回路のSパラメータ(S11)を示すブロック図である。
本発明の様々な実施形態及び態様について、以下で検討する詳細事項を参照しながら説明し、添付図面は、様々な実施形態を例示する。以下の説明及び図面は、本発明の例証であり、本発明を限定するものと解釈すべきではない。多くの特定の詳細事項は、本発明の様々な実施形態の完全な理解を提供するために記載されている。しかしながら、特定の事例において、周知の又は従来の詳細事項は、本発明の実施形態の簡潔な論議を提供するために記載されていない。
本明細書における「1つの実施形態」又は「ある実施形態」の記載は、実施形態に関して記述される特定の特徴、構造、又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含むことができることを意味する。本明細書における様々な箇所での表現「1つの実施形態では」は、必ずしも全て同じ実施形態を指すとは限らない。
実施形態の対応する図面では、信号は線で表されている点に留意されたい。一部の線は、より多くの構成信号経路を示すために太くすることができ、及び/又は主要情報の流れの方向を示すために1又は2以上の端部に矢印を有することができる。このような表示は、限定を意図するものではない。逆に、線は、1又は2以上の例示的な実施形態に関連して、回路又は論理ユニットを理解し易くするために用いられる。設計要求又は選好によって決定付けられるあらゆる表現信号は、実際には、何れかの方向に進むことができる1又は2以上の信号を含むことができ、信号方式の何れかの好適なタイプによって実施することができる。
本明細書全体を通して、及び請求項において、「接続された」という用語は、何れの仲介デバイスもなしに接続される物の間の直接的な電気的接続を意味する。「結合された」という用語は、接続される物の間の直接的な電気的接続であるか、又は1又は2以上のパッシブもしくはアクティブ仲介デバイスを介した間接的接続の何れかを意味する。「回路」という用語は、互いに協働して所望の機能を提供するよう配列された1又は2以上のパッシブ及び/又はアクティブ構成要素を意味する。「信号」という用語は、少なくとも1つの電流信号、電圧信号又はデータ/クロック信号を意味する。不定冠詞「a」、「an」、及び定冠詞「the」の意味は、複数形の照応を含む。「in」の意味は、「in」及び「on」を含む。
本明細書で用いられる場合、他に特に定めのない限り、共通の対象を記述するための序数形容詞「第1」、「第2」、及び「第3」などの使用は、単に同じ対象の異なる事例が参照されていることを示し、このように記述された対象が、時間的、空間的、格付け、又は他の何れかの方式で所与の順序である必要があることを意味するものではない。本明細書における「実質的に」という用語は、目標の10%以内であることを示す。
本明細書で説明する実施形態において、他に特に定めのない限り、トランジスタは、ドレイン、ソース、ゲート、及びバルク端子を含む金属酸化膜半導体(MOS)トランジスタである。ソース及びドレイン端子は同一端子とすることができ、本明細書では同義的に用いられる。当業者であれば、他のトランジスタ、例えばバイポーラ接合トランジスタ-BJT PNP/NPN、BiCMOS、CMOS、その他を本開示の範囲から逸脱することなく使用できることは理解されるであろう。
幾つかの実施形態によれば、無線周波数(RF)フロントエンド回路は、RF受信機、送受信機(又は送信/受信)スイッチ、及び送受信機スイッチとRF受信機の入力ポートとの間に結合された高次誘導ディジェネレーションマッチングネットワークを含み、ここで、高次誘導ディジェネレーションマッチングネットワークは、RF受信機と送受信機スイッチのインピーダンスを整合させ、高次誘導ディジェネレーションマッチングネットワークが複数の所定の共振周波数で共振することになる。
1つの実施形態では、高次の誘導性ディジェネレーションマッチングネットワークは、第1の所定の共振周波数で共振するよう誘導伝送線路と直列のキャパシタを含む。1つの実施形態では、マッチングネットワークのキャパシタの第1の端子は、マッチングネットワークの入力ポートに結合され、キャパシタの第2の端子は、誘導伝送線路の第1の端部に結合され、誘導伝送線路の端部は、マッチングネットワークの出力ポートに結合される。
1つの実施形態では、キャパシタは、ギャップを有する伝送線路を備える。1つの実施形態では、誘導伝送線路はマイクロストリップ線路である。別の実施形態では、マッチングネットワークは更に、マッチングネットワークの入力ポートとグランドプレーンとの間に結合された第1のインダクタを含み、第1のインダクタは、送受信機スイッチの出力ポートに見られるオフスイッチ寄生容量と第2の所定の共振周波数で共振する。別の実施形態では、マッチングネットワークの第1のインダクタは、オンチップスパイラル線路を含む。別の実施形態では、マッチングネットワークは、マッチングネットワークの出力ポートとRF受信機の入力ポートとの間に結合された第2のインダクタを更に含み、第2のインダクタは、RF受信機の入力ポートに見られる寄生容量と第3の所定の共振周波数で共振する。別の実施形態では、マッチングネットワークの第2のインダクタは、オンチップスパイラル線路を含む。1つの実施形態では、送信/受信スイッチは、オンチップトランジスタスイッチである。
図1は、本発明の1つの実施形態によるワイヤレス通信デバイスの一例を示すブロック図である。図1を参照すると、ワイヤレス通信デバイス100は、単にワイヤレスデバイスとも呼ばれ、とりわけ、RFフロントエンドモジュール101及びベースバンドプロセッサ102を含む。ワイヤレスデバイス100は、例えば、携帯電話、ラップトップ、タブレット、ネットワークアプライアンスデバイス(例えば、モノのインターネット又はIOTアプライアンスデバイス)などのような何れかの種類のワイヤレス通信デバイスとすることができる。
無線受信機回路では、RFフロントエンドは、アンテナからミキサステージを含めてこれまでの全ての回路の総称である。RFフロントエンドは、信号が例えばIFなどの低周波数に変換される前に、元の到来無線周波数で信号を処理する受信機の全ての構成要素からなる。マイクロ波及び衛星受信機では、RFフロントエンドは、低雑音ブロック(LNB)又は低雑音ダウンコンバーター(LND)と呼ばれることが多く、多くの場合はアンテナに位置付けられ、これによってアンテナからの信号を扱い易い中間周波数で残りの受信機に転送することができるようになる。ベースバンドプロセッサは、無線機能の全て(アンテナを必要とする全ての機能)を管理するネットワークインタフェース内のデバイス(チップ又はチップの一部)である。
1つの実施形態では、RFフロントエンドモジュール101は、1又は2以上のRF送受信機を含み、ここでRF送受信機の各々は、特定の周波数バンド(例えば、重複しない周波数範囲などの特定の周波数範囲)内のRF信号を複数のRFアンテナのうちの1つを介して送信及び受信する。RFフロントエンドICチップは更に、RF送受信機に結合されたIQ生成器及び/又は周波数シンセサイザを含む。IQ生成器又は生成回路は、各RF送受信機に対してLO信号を生成して提供し、RF送受信機が対応する周波数バンド内でRF信号を混合、変調、及び/又は復調できるようにする。1又は複数のRF送受信機及びIQ生成回路は、単一のRFフロントエンドICチップ又はパッケージとして単一のICチップ内に統合することができる。
図2は、本発明の1つの実施形態によるRFフロントエンド集積回路の例を示すブロック図である。図2を参照すると、RFフロントエンド101は、とりわけ、多重バンドRF送受信機211に結合されたIQ生成器及び/又は周波数シンセサイザ200を含む。送受信機211は、RFアンテナ221を介して、1又は2以上の周波数バンド又は広範囲のRF周波数内のRF信号を送受信するように構成される。1つの実施形態では、送受信機211は、IQ生成器及び/又は周波数シンセサイザ200から1又は2以上のLO信号を受信するように構成される。LO信号は、1又は2以上の対応する周波数バンドに対して生成される。LO信号は、対応する周波数バンド内のRF信号を送受信する目的で、送受信機によって混合、変調、復調するのに使用される。1つの送受信機及びアンテナだけが図示されているが、送受信機及びアンテナの複数のペアを周波数バンドごとに1つずつ実装することができる。
図3は、1つの実施形態によるRF送受信機集積回路(IC)を示すブロック図である。RF送受信機300は、図2のRF送受信機211を表すことができる。図3を参照すると、周波数シンセサイザ200は、上記のような周波数シンセサイザ200を表すことができる。1つの実施形態では、RF送受信機300は、周波数シンセサイザ200、送信機301、及び受信機302を含むことができる。周波数シンセサイザ200は、送信機301及び受信機302に通信可能に結合されて、LO信号を提供する。送信機301は、複数の周波数帯のRF信号を送信することができる。受信機302は、複数の周波数バンドのRF信号を受信することができる。
受信機302は、低雑音増幅器(LNA)306、ミキサ307、及び1又は複数のフィルタ308を含む。LNA306は、アンテナ221を介して遠隔送信機からRF信号を受信し、受信したRF信号を増幅するためのものである。増幅されたRF信号は、IQ生成器317によって提供されるLO信号に基づいて、ミキサ307(ダウンコンバートミキサとも呼ばれる)によって復調される。IQ発生器317は、上記のIQ生成器/シンセサイザ200のIQ発生器を表すことができる。1つの実施形態では、IQ生成器317は、単一の集積回路としてブロードバンド受信機302に統合される。復調された信号は、ローパスフィルタとすることができる、フィルタ308によって処理される。1つの実施形態では、送信機301及び受信機302は、送受信(T/R)スイッチ309を介してアンテナ221を共有する。T/Rスイッチ309は、送信機301と受信機302を切り替えて、特定の時点でアンテナ221を送信機301又は受信機302の何れかに結合するように構成される。送信機及び受信機の1つのペアが図示されているが、送信機及び受信機の複数のペア、及び/又はスタンドアロン受信機を実装することができる。
図4は、ワイドバンドLNA306、ワイドバンドIQミキサ307、及びフィルタ308の例を示すブロック図である。フィルタ308は、2段抵抗-キャパシタ(例えば、RC-CR)の多相フィルタとすることができる。フィルタ308は、追加の電力利得のために1又は2以上の可変利得中間周波数(IF)増幅器を含むことができる。ワイドバンドIQミキサ307は、ワイドバンドIQ生成回路317と単一ユニットとして共同設計することができる点に留意されたい。ワイドバンドIQミキサ307はまた、LNA306とミキサ307との間のインピーダンス整合のためのマッチングネットワーク318を含むことができる。
図5は、1つの実施形態によるミリ波ワイドバンドIQ生成回路を示すブロック図である。図5を参照すると、ワイドバンドIQ生成回路317は、広範囲の周波数にわたって、差動LO信号(例えば、LO_Ip及びLO_In)に基づいてIQ信号(例えば、LO_Ip、LO_Qp、LO_In、及びLO_Qn)を生成することができる。IQ生成回路317は、LO信号に対して90度の位相シフトを導入して、4つの位相象限で信号を生成する。IQ信号がIQミキサにより使用されて、IQデータを有するRF信号をより低周波数の信号(例えば、IF信号)に変調することができる。
図6は、1つの実施形態によるブロードバンドIQミキサを示すブロック図である。ミキサは、信号の周波数変換又は変調を実行することができる3ポートデバイスである。受信機の場合、ミキサは、LO信号を使用してRF信号をダウンコンバート(又は復調)し、IF信号を生成する。図6を参照すると、ミキサ307は、2つの(又は二重の)平衡ギルバートミキサ620~621を含む。二重平衡ミキサ620-621は、差動LO信号を使用して差動RF信号をダウンコンバート(又は復調)して、差動IF信号を生成する。例えば、ミキサ620は、RF_inp、RF_inn、及び図5のIQ生成器317などのミリ波ワイドバンドIQ生成回路によって生成された差動同相信号(例えば、LO_Ip及びLO_In)を受信して、IF_Ip及びIF_Inを生成する。同様に、ミキサ621は、図5のIQジェネレータ(IQ発生器)317などのミリ波ワイドバンドIQ生成回路によって生成されたRF_inp、RF_inn、及び差動直交信号(例えば、LO_Qp及びLO_Qn)を受信して、IF_Qp及びIF_Qnを生成する。幾つかの実施形態では、ミキサ620~621の各々は、1又は2以上の差動増幅器段を含むことができる。
図6を参照すると、2段差動増幅器の場合、増幅器は、第1段としてソース接地差動増幅器と、第2段としてゲート結合差動増幅器とを含むことができる。ミキサ620~621のソース接地差動増幅器段は各々、差動信号RF_inp及びRF_innを受信することができる。ミキサ620のゲート結合差動増幅器段は、差動信号LO_In及びLO_Ipを受信する。ミキサ621のゲート結合差動増幅器段は、差動信号LO_Qn及びLO_Qpを受信する。RF信号は、LO信号によってダウンコンバートされ、IF信号を生成する。第2段は、ミキサ620~621への高周波雑音の注入を最小限に抑えるために、1次ローパスフィルタとすることができるローパスフィルタを含むことができる。1つの実施形態では、ローパスフィルタは、キャパシタ(例えば、キャパシタ630)と並列に負荷抵抗を有するパッシブローパスフィルタを含む。1つの実施形態では、第1段の差動増幅器は、差動インダクタ(例えば、差動インダクタ633)を介して第2段差動増幅器に結合される。1つの実施形態では、ミキサ620~621は、単一のモノリシック集積回路上で、図5のミリ波IQ生成回路317などのミリ波IQ生成回路と共同設計される。
図7Aは、1つの実施形態による、図5の共同設計されたミリ波IQ生成回路及び図6のワイドバンドIQミキサについての20~45GHzの間の変換利得対局部発振器(LO)周波数のシミュレーショングラフを示す。図7Aを参照すると、IQ生成回路の入力にて約-2dBmの差動電力を有するLO信号などの中程度の差動電力では、IQミキサ307は、約>7dBのダウンコンバージョン利得及び23~43GHzのLO周波数範囲にわたって約<0.7dBの振幅不一致をもたらす可能性がある。
図7Bは、1つの実施形態による、図5の共設計されたミリ波IQ生成回路及び図6のブロードバンドIQミキサについての0~8GHzの間の中間周波数(IF)に対する変換利得のシミュレーショングラフを示す。図6を参照すると、ミキサ620/621の出力負荷抵抗は、入力キャパシタ630と並列に共設計することができ、入力キャパシタ630は、次のIF増幅器段(例えば、図4のIF可変利得増幅器段308)にて見られる寄生容量であり、1次ローパスフィルタを形成する可能性がある。図7Bを参照すると、共設計されたミリ波IQ生成回路及びIQミキサに基づいて、変換利得の低下は、約3.5GHzで設計されたIF周波数のピーク利得が約7.6dBから約0.5dBにまで低減することができる。
図6を参照すると、差動インダクタペア633を使用して、2つの差動アンプ段間の電流利得を取得する。優れた性能を発揮するために4つのインダクタが含まれており、例えば、二重IQミキサの各々に対して2つの差動インダクタペアが使用される。しかしながら、4つのインダクタは大きな足部を含む。図8は、1つの実施形態による差動インダクタペアの3次元モデルを示している。差動インダクタペア800は、図6の差動インダクタペア633とすることができる。1つの実施形態では、差動インダクタペアは、図8の差動インダクタペア800のような、単一のインダクタの専有面積に低減することができる。図8を参照すると、差動インダクタペア800は、インダクタペア間に仮想接地が存在し、従って、グランドプレーン(例えば、インダクタの周囲のグランドプレーン)は、インダクタのペアに再利用して、インダクタペアの専有面積を低減することができることに起因して、単一のインダクタの専有面積に収められた2つのスパイラルインダクタを含む。1つの実施形態では、差動インダクタペア800は各々、約200pHのインダクタンスを有することができる。1つの実施形態では、インダクタペアは、約165μm×85μmの専有面積を有する。
図9は、1つの実施形態による、図8の差動インダクタペアを各々が備えた二重平衡ミキサのレイアウトモデルを示している。図9を参照すると、二重平衡ミキサ900は、図6のIQミキサ620-621とすることができる。図9に示すように、2つのインダクタペア(例えば、合計で4つのインダクタ)が各々、第1段増幅器と第2段増幅器の間に結合される。インダクタペアは、2つの段間にインダクタンスを加え、ミリ波周波数範囲にわたり電流利得を向上させる。差動インダクタペアのインダクタは、仮想接地を共有し、単一のインダクタ専有面積を有する。1つの実施形態では、ミキサ専有面積は、約185μm×252μmである。図10は、1つの実施形態による、多相フィルタ(PPF)回路を示すブロック図である。PPF308は、高周波雑音をフィルタ除去し、4つの同相信号と直交信号を再結合して、IF信号の差動ペア(例えば、IF_IpとIF_In)に戻すことができる。1つの実施形態では、PPF308は、IF信号を更に増幅するための1又は2以上の増幅器段を含む。図10を参照すると、1つの実施形態では、PPF308は3つの段を含む。第1段は、IQ IF信号、例えば、IF_Ip、IF_In、IF_Qp、及びIF_Qnの電力を増加させるための差動増幅器1001を含む。第2段は、抵抗-容量-容量-抵抗(RC_CR)PPF1003を含む。PPF1003は、望ましくない信号雑音、例えば、IF周波数の範囲外の高周波雑音をフィルタ除去し、例えば、IF_Ip、IF_In、IF_Qp、IF_Qnなどの4つの同相信号と直交信号を差動ペア、例えば、IF_Ip及びIF_Inに結合することができる。最後に、第3段は、差動IF信号IF_Ip及びIF_Inを更に増幅してIF_out+及びIF_out-を生成する増幅器1005を含む。増幅器1001及び増幅器1005は、PPF回路308の利得調整を可能にするための可変利得増幅器とすることができる。
図11は、1つの実施形態による、図4のブロードバンド受信機回路(例えば、受信機302)について、約3.5GHzのIF周波数の下での22~39GHzまでのRF周波数に対するイメージ除去比を示すシミュレーショングラフである。シミュレーション設定は、入力として-2~+3dBmの範囲の駆動力を有する差動LOを含む。約3.5GHzのIF周波数の下方では、ワイドバンドイメージング除去率(IRR)は、約22~39GHzの周波数範囲で約>23dBである。ブロードバンド受信機302は、1つの実施形態によれば、約1.36mm×0.65mmを占める。
図12は、1つの実施形態によるRF送受信機集積回路を示すブロック図である。RF送受信機1200は、図3の送受信機300とすることができる。1つの実施形態では、RF送受信機1200は、受信機302のT/Rスイッチ309とLNA306との間に結合された共設計マッチングネットワーク304を含む。T/Rスイッチ309及びLNA306と共設計されたマッチングネットワーク304は、受信機302の性能を改善することができる。
図13A、図13Bは、幾つかの実施形態による送受信機スイッチの例を示すブロック図である。図13Aを参照すると、LNA306は、直接的にT/Rスイッチ309に結合している。ここで、LNA306の入力インピーダンスは、スイッチ309の出力インピーダンスに整合するように設計されている。しかし、スイッチ309(例えばCоff)及びPA303のオフスイッチの負荷容量は、LNAの入力に直接負荷をかける可能性があるため、受信機302のパフォーマンスを低下させる。図13Bは、共設計マッチングネットワーク304を介してT/Rスイッチ309に結合されたLNA306を示す。ネットワーク304は、LNA306とT/Rスイッチ309の間に結合された誘導伝送線路(Tline)と直列のインダクタ(例えば、Lmatching)を含むことができる。インダクタは、1以上の共振周波数で共振するようにマッチングネットワークに見られる負荷及び/又は寄生容量と共振することができる。
図14Aは、1つの実施形態による例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。LNAは、信号対雑音比を大幅に低下させることなく、低電力RF信号を増幅することができる増幅器である。図14Aを参照すると、LNA306は、第1段1401及び第2段1402を含む。第1段1401は、ソース誘導ディジェネレーショントポロジーに実装されて、高い線形性を備えたワイドバンド入力マッチングを実現することができ、例えば、トランジスタM1のソース端子は、インダクタL2に結合される。誘導的にディジェネレーションしたソース接地段に基づくLNAは、低雑音指数を実現できる。誘導ディジェネレーショントポロジーは、インダクタL3により分離されたM1トランジスタ及びM2トランジスタを含む。インダクタL3は、インダクタL3に見られるM1及びM2トランジスタの寄生容量を相殺するように選択される。更に、第1段1401は、LNA306の入力線形性を調整するために第1段の利得を調整するための可変利得制御を含むことができる。
第2の段1402の場合、信号1404は、M3及びM4トランジスタによって増幅される。インダクタL6に見られるM3及びM4の寄生容量を相殺するために、M3とM4トランジスタの間にL6が挿入される。増幅された信号は、変成器ベースのバラン1405によって、シングルエンドから差動(例えば、バランス)構成要素(例えば、ポートOutp及びOutn)に変換される。バランは、不平衡信号を平衡信号に、又はその逆に変換するのに使用される変成器の一種である。平衡信号は、大きさが等しいが位相が逆の信号を搬送する2つの信号を含む。不平衡信号は、接地信号に対して機能する単一の信号を含む。平衡信号により、RF-LO、LO-IF、及びRF-IF信号の漏洩を防ぐために、次の段(例えば、ミキサ307)の平衡構成が可能になる。1つの実施形態では、第2段1402における変成器ベースのバラン1405の受動的損失は、低LNA雑音指数に対してLNA306の出力ポート(例えば、Outp及びOutn)の近くに変成器ベースのバラン1405を配置することによって最小限に保たれる。
図14Bは、1つの実施形態による例示的なワイドバンドLNA回路についてのSパラメータ(S11)を示すチャートである。チャート1450は、図14AのLNA306についてのS11プロットとすることができる。S11プロットに示されているように、LNA306は、26GHzと34GHzにて二重共振を有し、これは、図14AのLNA306のインダクタL1及びL2を調整することにより実現することができる。S11は、2つの共振周波数で約<-16dB、及び約25~40GHzの周波数範囲で約<-10dBである。
図15Aは、1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークのない、例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。図15Bは、1つの実施形態(例えば、図15A)による、共設計マッチングネットワークのないワイドバンドLNA回路の入力マッチングのためのSパラメータ(S11)を示すブロック図である。この場合、図15Aに示すように、LNA306にT/Rスイッチ309及びオフ状態パワーアンプ(PA)303が負荷されると、T/Rスイッチ309のオフスイッチ及びオフ状態のPA303の負荷及び/又は寄生容量は、図15Bに示すように、受信機全体の性能を低下させる。T/Rスイッチ309の場合、Ronは、スイッチトランジスタのオン抵抗をモデル化し、Coffは、スイッチトランジスタのオフ容量をモデル化する。S11に整合する全体的な受信機入力は、約20~49GHzの周波数範囲、例えば、5GMIMO通信の対象バンド全体にわたり>-10dBである。言い換えると、受信された信号のほとんどは、受信機で受信されるのではなく反射され、ミリ波周波数では最適以下の性能(例えば受信機のバンド幅、変換利得、感度、及び雑音指数など)につながる。
図16Aは、1つの実施形態による、共設計マッチングネットワークを備えた例示的なワイドバンドLNA回路を示すブロック図である。図16Bは、1つの実施形態(例えば、図16A)による、共設計マッチングネットワークを備えたワイドバンドLNA回路の入力マッチングについてのSパラメータ(S11)を示すブロック図である。図16Aを参照すると、マッチングネットワーク304は、T/Rスイッチ309をLNA306にブリッジする伝送線路(Tline)を含む。
1つの実施形態では、マッチングネットワーク304は、T/Rスイッチ309の静電容量(例えば、Cof)及びオフ状態PA303の静電容量と共振するためのLmatchingを含む。図15Aを参照すると、通常、容量C1(約1pF)がLNAの入力に結合されて、受信機により受信されるDC信号をブロックするが、C1は、C1とトランジスタM1のゲートノードに見られる寄生キャパシタとの間の容量性分圧に起因して信号損失を引き起こす可能性がある。図16Aを参照すると、1つの実施形態では、マッチングネットワーク304は、Tlineに結合された静電容量C2を含む。ここで、これとは対照的に、静電容量C2(約270fF)は、(1)Tline及び直列ゲートインダクタL1との高次共振を生成し、(2)容量性分圧に起因する信号損失なしで受信機フロントエンドのDC信号をブロックすることができる。
1つの実施形態では、マッチングネットワーク304は、(1)T/RスイッチのCoffからの第1のLCペア及びLmatchingと共振するPAの負荷キャパシタ、(2)Tlineを有するC2及びL1からの第2のLCペア、並びに(3)インダクタL2を備えたM1のゲート-ソース寄生キャパシタからの第3のLCペアを含む、複数の共振LCペアを含む。複数の共振LCペアを有すると、マッチングネットワーク304は、ミリ波でブロードバンド入力マッチングを実現できる高次チェビシェフフィルターに類似している。例えば、図16Bを参照すると、1つの実施形態では、図16Aのフロントエンドスイッチを調べる入力マッチング(S11)は、約22.5G~42GHzの周波数範囲で約<-10dBとすることができる。ここで、図16BのS11は、図15Bと比較して、複数の共振周波数を含み、T/Rスイッチを使用して受信機の有効帯域幅を拡張している。
上述の本明細書において、本発明の実施形態について、その特定の例示的な実施形態を参照して説明してきた。添付の特許請求の範囲に記載されている本発明の広範な精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正を加えることができることは明らかであろう。従って、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく、例示的な意味と見なされるものとする。

Claims (9)

  1. 無線周波数(RF)フロントエンド回路であって、
    RF受信機と、
    送受信機スイッチと、
    前記送受信機スイッチと前記RF受信機の入力ポートとの間に結合されたマッチングネットワークと、
    を備え、前記マッチングネットワークは、前記送受信機スイッチ及び前記RF受信機のフロントエンドの低雑音増幅器と共設計されたマッチングネットワークであり、前記マッチングネットワークは、前記RF受信機と前記送受信機スイッチのインピーダンスを整合させ、前記マッチングネットワークは、複数の所定の共振周波数で共振するように選択された構成要素を備え、前記マッチングネットワークは、第1の所定の共振周波数で共振するように、誘導伝送線路と直列のキャパシタを備える、RFフロントエンド回路。
  2. 前記マッチングネットワークのキャパシタの第1の端子は、前記送受信機スイッチと接続される、前記マッチングネットワークの入力ポートに結合され、前記キャパシタの第2の端子は、前記誘導伝送線路の第1の端部に結合され、前記誘導伝送線路の第2の端部は、前記RF受信機の入力ポートと接続される、前記マッチングネットワークの出力ポートに結合される、請求項1に記載のRFフロントエンド回路。
  3. 直列の前記キャパシタが、ギャップを有する伝送線路を含む、請求項1に記載のRFフロントエンド回路。
  4. 前記誘導伝送線路がマイクロストリップ線路である、請求項1に記載のRFフロントエンド回路。
  5. 前記マッチングネットワークは更に、前記マッチングネットワークの入力ポートとグランドプレーンとの間に結合された第1のインダクタを含み、前記第1のインダクタは、前記送受信機スイッチの出力ポートに見られるオフスイッチ寄生容量と第2の所定の共振周波数で共振する、請求項2に記載のRFフロントエンド回路。
  6. 前記マッチングネットワークの第1のインダクタが、オンチップスパイラル線路を含む、請求項5に記載のRFフロントエンド回路。
  7. 前記マッチングネットワークは更に、前記マッチングネットワークの出力ポートと前記RF受信機の入力ポートとの間に結合された第2のインダクタを含み、前記第2のインダクタは、前記RF受信機の入力ポートで見られる寄生容量と第3の所定の共振周波数で共振する、請求項6に記載のRFフロントエンド回路。
  8. 前記マッチングネットワークの第2のインダクタが、オンチップスパイラル線路を含む、請求項7に記載のRFフロントエンド回路。
  9. モバイルデバイスであって、
    アンテナと、
    前記アンテナに結合され、請求項1~8の何れかに記載の無線周波数(RF)フロントエンド回路と、
    前記RFフロントエンド回路に結合されたベースバンドプロセッサと、
    を備える、モバイルデバイス。
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