JP7202234B2 - 表示装置及びドライバ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置及びドライバ回路に関する。
液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)等の表示デバイスの駆動方式として、アクティブマトリクス駆動方式が採用されている。アクティブマトリクス駆動方式の表示装置では、表示パネルは画素部及び画素スイッチをマトリクス状に配置した半導体基板から構成されている。ゲートパルスにより画素スイッチのオンオフを制御し、画素スイッチがオンになるときに映像データ信号に対応した階調電圧信号を画素部に供給して、各画素部の輝度を制御することにより、表示が行われる。表示装置の駆動回路は、例えばゲートパルスを制御するゲート制御回路、データ線にデータ信号を供給するドライバIC、及びこれらの動作タイミングを制御するためのタイミングコントローラを含む。
近年需要が高まっている4Kパネルや8Kパネル等の表示装置では、高解像度で且つ大画面の表示パネルに画像を表示するため、複数のソースドライバが搭載された表示装置が提案されている(例えば、特許文献1)。例えば、2つのソースドライバを有する場合、一方のソースドライバは表示パネルの左半分に配された画素部に階調電圧信号を供給し、他方のソースドライバは表示パネルの右半分に配された画素部に階調電圧信号を供給する。
特開2012-214492号公報
このような複数のソースドライバのうちの1つが故障すると、当該ソースドライバから階調電圧信号が出力されず、表示パネルの一部の領域の画素には階調電圧信号が供給されない状態となる。このため、表示パネルには画像の一部が欠けた状態で表示され、その部分を視認することができなくなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、複数のソースドライバのうちの1つが故障した場合に画像の特定の領域が欠けて表示されることを防ぐことが可能な表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、第1のデータ線群及び第2のデータ線群を有する複数のデータ線が設けられた表示パネルと、クロック信号と、表示データの系列からなる映像データ信号と、前記表示データの取り込み開始を示す取込開始信号とを出力する表示コントローラと、前記第1のデータ線群及び前記表示コントローラに接続され、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、1フレーム分の前記映像データ信号のうちの第1のデータ部分に対応する表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記第1のデータ線群に出力する第1のソースドライバと、前記第2のデータ線群及び前記表示コントローラに接続され、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、1フレーム分の前記映像データ信号のうちの第2のデータ部分に対応する表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記第2のデータ線群に出力する第1の動作と、前記表示データの取り込みタイミングを変化させ、前記クロック信号を2分周した分周クロック信号のクロックタイミングに基づいて、前記映像データ信号の前記第1のデータ部分及び前記第2のデータ部分に対応する表示データの各々を順次取り込む第2の動作のいずれかを行う第2のソースドライバと、を備え、前記表示コントローラは、前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号又は前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号を前記取込開始信号として出力し、前記第2のソースドライバは、前記第1取込信号に基づいて前記第1の動作における前記表示データの取り込みを開始し、前記第2取込信号に基づいて前記第2の動作における前記表示データの取り込みを開始することを特徴とする。
また、本発明に係る表示コントローラは、表示データの系列からなる映像データ信号の供給を受け、取込開始信号に応じて前記表示データの取り込みを開始する第1のソースドライバと、前記第1のソースドライバによる取り込みの完了後に前記表示データの取り込みを開始する第2のソースドライバと、に接続され、前記映像データ信号及び前記表示データの取り込みタイミングを制御するクロック信号を前記第1のソースドライバ及び前記第2のソースドライバに送信するとともに、前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号又は前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号を前記取込開始信号として前記第1のソースドライバ及び前記第2のソースドライバに送信する表示コントローラであって、前記第2のソースドライバから当該ソースドライバにおける故障の発生を示す故障検知信号を受信した場合には、前記第2取込信号を前記取込開始信号として供給することにより前記第1のソースドライバに前記故障の発生を通知し、前記第1のソースドライバから当該ソースドライバにおける故障の発生を示す故障検知信号を受信した場合には、前記第2取込信号を前記取込開始信号として供給することにより前記第2のソースドライバに前記故障の発生を通知すことを特徴とする。
また、本発明に係るソースドライバは、表示パネルの複数のデータ線群の1つに接続され、クロック信号及び前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号の供給を受け、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、表示データの系列からなる映像データ信号のうちの第1のデータ部分に対応する前記表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記複数のデータ線群の1つに出力する第1の動作と、前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号の供給を受けて前記表示データの取り込みタイミングを変化させ、前記クロック信号を2分周した分周クロック信号のクロックタイミングに基づいて、前記映像データ信号の表示データの各々を順次取り込む第2の動作と、のいずれかを行うことを特徴とする。
本発明の表示装置によれば、複数のソースドライバのうちの1つが故障した場合に画像の特定の領域が欠けて表示されることを防ぐことが可能となる。
実施例1の表示装置100の構成を示すブロック図である。 実施例1の表示コントローラ、第1ソースドライバ及び第2ソースドライバの間で送受信される信号及びデータを示す図である。 実施例1の第1ソースドライバの内部に設けられた内部ロジック回路の構成を示すブロック図である。 実施例1のエラーフラグ信号、エラーモード信号及び方向切替信号の各々の信号レベルの関係を示すテーブルである。 実施例1の表示装置において第1ソースドライバに故障が発生した場合の表示装置の動作を示すタイムチャートである。 実施例1の表示装置において第1ソースドライバの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。 実施例1の表示装置において第2ソースドライバに故障が発生した場合の表示装置の動作を示すタイムチャートである。 実施例1の表示装置において第2ソースドライバの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。 実施例2の表示コントローラ、第1ソースドライバ及び第2ソースドライバの間で送受信される信号及びデータを示す図である。 実施例2の第1ソースドライバの内部に設けられた内部ロジック回路の構成を示すブロック図である。 取込信号のパルス幅と内部クロック信号との関係を示すテーブルである。 実施例2のエラーフラグ信号及び方向切替信号の各々の信号レベルの関係を示すテーブルである。 実施例2の表示装置において第1ソースドライバに故障が発生した場合の表示装置の動作を示すタイムチャートである。 実施例2の表示装置において第1ソースドライバの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。 実施例2の表示装置において第2ソースドライバに故障が発生した場合の表示装置の動作を示すタイムチャートである。 実施例2の表示装置において第2ソースドライバの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の各実施例における説明及び添付図面においては、実質的に同一または等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本実施例の表示装置100の構成を示すブロック図である。表示装置100は、表示パネル10、表示コントローラ11、第1ソースドライバ12A、第2ソースドライバ12B及びゲートドライバ13を有する。
表示パネル10は、例えば液晶表示パネル又は有機EL(electro luminescence)パネル等からなる画像表示デバイスである。表示パネル10には、2次元画面の水平方向に伸張するm個(mは2以上の自然数)の水平走査ラインS1~Smと、2次元画面の垂直方向に伸張するn個(nは2以上の自然数)のソースラインD1~Dnとが形成されている。水平走査ライン及びソースラインの各交叉部の領域、つまり図1において破線にて囲まれた領域には、画素を担う表示セルが形成されている。表示セルの各々は、赤色の表示を担う赤表示セル、緑色の表示を担う緑表示セル、及び青色の表示を担う青表示セルから構成されている。
表示コントローラ11は、第1ソースドライバ12A、第2ソースドライバ12B及びゲートドライバ13による信号の供給動作を制御することにより、表示パネル10における画像の表示タイミングを制御するタイミングコントローラ(いわゆるT-CON)である。
表示コントローラ11は、クロック信号CLKの入力を受けて周辺クロック信号PCLKを生成し、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。また、表示コントローラ11は、映像データVDの入力を受け、映像データVDに同期した走査制御信号GSをゲートドライバ13に供給する。
また、表示コントローラ11は、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bとの間で、各種信号の送受信を行う。
図2は、表示コントローラ11、第1ソースドライバ12A、及び第2ソースドライバ12Bの間で送受信される信号及びデータを示す図である。
表示コントローラ11は、映像データVDに基づき、各画素に対応した赤色、緑色及び青色の各々の輝度レベルを例えば8ビットで表す映像データ片としての映像データPDの系列(すなわち、シリアルの映像データ信号)を、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。なお、映像データPDは、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBから構成されている。以下の説明では、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBをまとめてRGBの表示データとも称する。
第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、表示コントローラ11から供給されたRGBの表示データを取り込み、1水平走査ライン毎にn個の画像駆動電圧を生成し、表示パネル10のソースラインD1~Dnに印加する表示ドライバである。第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、それぞれ異なるドライバICにより構成されている。
第1ソースドライバ12Aは、通常時は表示パネル10の画面左半分(図2の10A)に配されたソースラインD1~D(1/2)nに対する画素駆動電圧の供給を担うソースドライバである。第1ソースドライバ12Aは、通常動作時において、1フレーム分の映像データ信号の半分(第1のデータ部分)に相当するRGBの表示データである表示データA1~A960を取り込み、これに対応する画素駆動電圧をソースラインD1~D(1/2)nに供給する。
第2ソースドライバ12Bは、通常時は表示パネル10の画面右半分(図2の10B)に配されたソースラインD(1/2)n+1~Dnに対する画素駆動電圧の供給を担うソースドライバである。第2ソースドライバ12Bは、通常動作時において、1フレーム分の映像データ信号の残り半分(第2のデータ部分)に相当するRGBの表示データである表示データB1~B960を取り込み、これに対応する画素駆動電圧をソースラインD(1/2)n+1~Dnに供給する。
表示コントローラ11は、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bによる表示データの取り込み方向を切り替えるための方向切替信号LRを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。方向切替信号LRは、信号レベルが“H”レベル又は“L”レベルに変化する2値の信号である。
方向切替信号LRの信号レベルは、事前の設定により予め定められている。例えば図2は、方向切替信号LRの信号レベルが“H”レベルに設定されている場合を示している。方向切替信号LRの信号レベルが“H”レベルの場合、表示コントローラ11は、取込信号DS1を第1ソースドライバ12Aに供給する。第1ソースドライバ12Aは、これに応じてRGBの表示データ(A1~A960)の取り込みを行う。このように、表示コントローラ11から第1ソースドライバ12Aに供給される取込信号DS1は、表示データの取り込み開始を指示する取込開始信号としての性質を有する。
第1ソースドライバ12Aは、A960までの取り込みが終わる直前の段階(例えば、A955~A957の取り込みを行う段階)で、取込信号DS2を出力する。取込信号DS2は、第2ソースドライバ12Bに供給される。第2ソースドライバ12Bは、これに応じてRGBの表示データ(B1~B960)の取り込みを行う。第2ソースドライバ12Bは、B960までの取り込みが終わる直前の段階(例えば、B955~B957の取り込みを行う段階)で、取込信号DS3を出力する。取込信号DS3は、表示コントローラ11に供給される。第2ソースドライバ12Bから表示コントローラ11に供給される取込信号DS3は、1フレーム分の映像データ信号に対応する表示データの取り込みが完了したことを示す取込完了信号としての性質を有する。
なお、方向切替信号LRの信号レベルが“L”レベルの場合、上記とは逆方向の順番で取込信号の入出力及び表示データの取り込みが行われる。すなわち、表示コントローラ11は、取込信号D3を第2ソースドライバ12Bに供給する。第2ソースドライバ12Bは、これに応じてRGBの表示データ(B960~B1)の取り込みを行う。このように、表示コントローラ11から第2ソースドライバ12Bに供給される取込信号DS3は、表示データの取り込み開始を指示する取込開始信号としての性質を有する。
第2ソースドライバ12Bは、B1までの取り込みが終わる直前の段階(例えば、B6~B4の取り込みを行う段階)で、取込信号DS2を出力する。取込信号DS2は、第1ソースドライバ12Aに供給される。第1ソースドライバ12Aは、これに応じてRGBの表示データ(A960~A1)の取り込みを行う。第1ソースドライバ12Aは、A1までの取り込みが終わる直前の段階(例えば、A6~A4の取り込みを行う段階)で、取込信号DS1を出力する。取込信号DS1は、表示コントローラ11に供給される。第1ソースドライバ12Aから表示コントローラ11に供給される取込信号DS1は、1フレーム分の映像データ信号に対応する表示データの取り込みが完了したことを示す取込完了信号としての性質を有する。
また、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、自身が故障したことを検知する機能を有する。第1ソースドライバ12Aは、自身の故障を検知した場合には“H”レベル、故障を検知していない場合には“L”レベルの信号レベルを有するエラーフラグ信号ERRFG1を、表示コントローラ11に供給する。第2ソースドライバ12Bは、自身の故障を検知した場合には“H”レベル、故障を検知していない場合には“L”レベルの信号レベルを有するエラーフラグ信号ERRFG2を、表示コントローラ11に供給する。
また、表示コントローラ11は、エラーモード信号ERRMDを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。エラーモード信号ERRMDは、信号レベルが“H”レベル及び“L”レベルに変化する信号である。表示コントローラ11は、第1ソースドライバ12A又は第2ソースドライバ12Bの一方又は双方で故障が検知された場合に、“H”レベルのエラーモード信号ERRMDを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。すなわち、表示コントローラ11は、エラーフラグ信号ERRFG1又はエラーフラグ信号ERRFG2を受信し、いずれか一方又は両方が“H”レベルとなった場合に、第1ソースドライバ12A又は第2ソースドライバ12Bにおいて故障が発生したことを検知する。そして、表示コントローラ11は、これに応じて“H”レベルのエラーモード信号ERRMDを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに送信する。また、表示コントローラ11は、エラーフラグ信号ERRFG1又はエラーフラグ信号ERRFG2がいずれも“L”レベルである場合には、“L”レベルのエラーモード信号ERRMDを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに送信する。
図3は、第1ソースドライバ12Aの内部に設けられた内部ロジック回路20の構成を示すブロック図である。なお、第2ソースドライバ12Bにも同様の構成を有する内部ロジック回路が設けられている。内部ロジック回路20は、マルチプレクサ21及びドライバ内部回路22から構成されている。
マルチプレクサ21は、周辺クロック信号PCLKと、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(図3では、PCLK×2として示す)との入力を受け、エラーモード信号ERRMDに基づいていずれか一方を選択し、内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路22に供給する。例えば、エラーモード信号ERRMDの信号レベルが“L”レベルである場合、マルチプレクサ21は周辺クロック信号PCLKを内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路22に供給する。一方、エラーモード信号ERRMDの信号レベルが“H”レベルである場合、マルチプレクサ21は分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路22に供給する。
ドライバ内部回路22は、内部クロック信号IPCLKのクロックタイミングに基づいて、表示コントローラ11から供給されたRGBの表示データを取り込む。第1ソースドライバ12Aは、ドライバ内部回路22が取り込んだRGBの表示データに対応する画素駆動電圧をソースラインD1~D(n/2)に供給する。
なお、第2ソースドライバ12Bにも同様の構成を有する内部ロジック回路が設けられている。すなわち、エラーモード信号ERRMDの信号レベルが“L”レベルである場合には周辺クロック信号PCLKのクロックタイミングに基づいてRGBの表示データを取り込み、エラーモード信号ERRMDの信号レベルが“H”レベルである場合には分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいてRGBの表示データを取り込む。そして、第2ソースドライバ12Bは、取り込んだRGBの表示データに対応する画素駆動電圧をソースラインD(n/2)+1~Dnに供給する。
再び図2を参照すると、表示コントローラ11は、第1ソースドライバ12Aから供給されたエラーフラグ信号ERRFG1及び第2ソースドライバ12Bから供給されたエラーフラグ信号ERRFG2の信号レベルに応じて、方向切替信号LRの信号レベルを切り替える。
図4は、エラーフラグ信号ERRFG1、エラーフラグ信号ERRFG2、エラーモード信号ERRMD及び方向切替信号LRの各々の信号レベルの関係を示すテーブルである。方向切替信号LRは、通常動作モード(すなわち、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれにも故障が検出されていない状態)における信号レベルが予め“H”レベル又は“L”レベルに設定される。例えば、本実施例では、通常動作モードでの方向切替信号LRの信号レベルは“H”レベルに設定されている。
第2ソースドライバ12Bのみで故障が検知された場合、すなわち“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルに固定する。
一方、第1ソースドライバ12Aのみで故障が検知された場合、すなわち“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“L”レベルに変化させて固定する。
一方、第2ソースドライバ12Bのみで故障が検知された場合、すなわち“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルに固定する。
また、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれにおいても故障が検知された場合、すなわち“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、設定に従って方向切替信号LRの信号レベルを“L”又は“H”レベルとする。
次に、本実施例の表示装置100の動作について説明する。まず、第1ソースドライバ21Aに故障が発生した場合の動作について、図5のタイムチャートを参照して説明する。
[通常動作モード]
まず、ドライバの故障が発生していない状態における通常動作(図5に通常動作モードとして示す)について説明する。当該通常動作の期間において、表示コントローラ11は、“H”レベルの方向切替信号LRを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。第1ソースドライバ12Aは、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を表示コントローラ11に供給する。第2ソースドライバ12Bは、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を表示コントローラ11に供給する。表示コントローラ11は、“L”レベルのエラーモード信号ERRMDを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。
表示コントローラ11は、“H”レベルの取込信号DS1を第1ソースドライバ12Aに供給する。第1ソースドライバ12Aは、これに応じてRGBの表示データの取り込みを開始する。第1ソースドライバ12Aは、内部クロック信号IPCLKのクロックタイミング(すなわち、周辺クロック信号PCLKのクロックタイミング)に基づいて、赤色表示データR(A1、A4、・・・A958)、緑色表示データG(A2、A5、・・・A959)及び青色表示データB(A3、A6、・・・A960)の取り込みを行う。第1ソースドライバ12Aは、A960までの取り込みが完了する直前の段階で、“H”レベルの取込信号DS2を出力する。
第2ソースドライバ12Bは、“H”レベルの取込信号DS2の供給を受け、これに応じてRGBの表示データの取り込みを開始する。第2ソースドライバ12Bは、内部クロック信号IPCLKのクロックタイミング(すなわち、周辺クロック信号PCLKのクロックタイミング)に基づいて、赤色表示データR(B1、・・・B958)、緑色表示データG(B2、・・・B959)及び青色表示データB(B3、・・・B960)の取り込みを行う。第2ソースドライバ12Bは、B960までの取り込みが完了する直前の段階で、“H”レベルの取込信号DS3を出力する。
第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
[エラーモード1]
次に、第1ソースドライバ12Aに故障が発生した状態(図5にエラーモード1として示す)について説明する。第1ソースドライバ12Aは、自身に故障が発生したことを検知すると、エラーフラグ信号ERRFG1の信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。表示コントローラ11は、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を受信すると、エラーモード信号ERRMDの信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。また、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルから“L”レベルへと切り替え、“H”レベルの取込信号DS3を第2ソースドライバ12Bに供給する。
第2ソースドライバ12Bは、“H”レベルの取込信号DS3の供給に応じて、RGBの表示データの取り込みを開始する。その際、第2ソースドライバ12Bの内部ロジック回路20(図3を参照)では、マルチプレクサ21が、“H”レベルのエラーモード信号ERRMDの供給に応じて、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路22に供給する。これにより、第2ソースドライバ12Bは、分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいて、RGBの表示データの取り込みを行う。
通常時の2倍のクロック周期でRGBの表示データの取り込みが行われるため、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBはそれぞれ1つおきに第2ソースドライバ12Bに取り込まれることになる。第2ソースドライバ12Bは、B960~B4までの表示データの取り込みが終わると、A960~A4までの表示データの取り込みを行う。これにより、通常動作時には第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bの両者で取り込まれるはずのA1~A960及びB1~B960の表示データが、RGBの各々について1つおき(すなわち、全体としては3つおき)に第2ソースドライバ12Bにのみ取り込まれることになる。
第2ソースドライバ12Bは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
図6は、第1ソースドライバ12Aの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。第1ソースドライバ12Aが故障しているため、表示パネル10の画面左半分(10A)に設けられたソースラインには画素駆動電圧が供給されず、何も画像が表示されない。
これに対し、表示パネル10の画面右半分(10B)に設けられたソースラインには、第2ソースドライバ12Bにより画素駆動電圧が供給される。上記の通り、第2ソースドライバ12Bは、RGBの表示データをR、G及びBの各々について1つおきに取り込み、これらに応じた画素駆動電圧を出力する。これにより、表示パネル10の画面右半分10Bには、通常時に表示される画像を水平方向に圧縮したような画像が表示される。
次に、第2ソースドライバ21Bに故障が発生した場合の表示装置100の動作について、図7のタイムチャートを参照して説明する。なお、通常動作モードにおける動作は上記と同様であるため、説明を省略する。
[エラーモード2]
第2ソースドライバ12Bは、自身に故障が発生したことを検知すると、エラーフラグ信号ERRFG2の信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。表示コントローラ11は、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を受信すると、エラーモード信号ERRMDの信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。また、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルのまま固定し、“H”レベルの取込信号DS1を第1ソースドライバ12Aに供給する。
第1ソースドライバ12Aは、“H”レベルの取込信号DS1の供給に応じて、RGBの表示データの取り込みを開始する。その際、第1ソースドライバ12Aの内部ロジック回路20(図3を参照)では、マルチプレクサ21が、“H”レベルのエラーモード信号ERRMDの供給に応じて、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路22に供給する。これにより、第1ソースドライバ12Aは、分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいて、RGBの表示データの取り込みを行う。
通常時の2倍のクロック周期でRGBの表示データの取り込みが行われるため、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBはそれぞれ1つおきに第1ソースドライバ12Aに取り込まれることになる。第1ソースドライバ12Aは、A1~A957までの表示データの取り込みが終わると、B1~B957までの表示データの取り込みを行う。これにより、通常動作時には第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bの両者で取り込まれるはずのA1~A960及びB1~B960の表示データが、RGBの各々について1つおき(すなわち、全体としては3つおき)に第1ソースドライバ12Aにのみ取り込まれることになる。
第1ソースドライバ12Aは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
図8は、第2ソースドライバ12Bの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。第2ソースドライバ12Bが故障しているため、表示パネル10の画面右半分(10B)に設けられたソースラインには画素駆動電圧が供給されず、何も画像が表示されない。
これに対し、表示パネル10の画面左半分(10A)に設けられたソースラインには、第1ソースドライバ12Aにより画素駆動電圧が供給される。上記の通り、第1ソースドライバ12Aは、RGBの表示データをR、G及びBの各々について1つおきに取り込み、これらに応じた画素駆動電圧を出力する。これにより、表示パネル10の画面左半分10Aには、通常時に表示される画像を水平方向に圧縮したような画像が表示される。
以上のように、本実施例の表示装置100によれば、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれかが故障した場合には、故障していない方のソースドライバが赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBの各々を1つおきに取り込み、画素駆動電圧をソースラインに供給する。これにより、表示パネル10の片側半分に画像が表示される。
その際に表示される画像は、通常時に表示される画像を水平方向(すなわち、水平走査ラインS1~Smに沿った方向)に圧縮したような画像となるが、RGBの各々について1画素分の表示データおきに画像が表示されるため、表示画像全体として見た場合に、特定の画像範囲が全く視認できなくなるような大きな欠落は生じない。
従って、本実施例の表示装置によれば、複数のソースドライバのうちの1つが故障した場合に、特定の画像範囲が欠けて表示されることを防ぐことが可能となる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例の表示装置は、図1に示す実施例1の表示装置100と同様の構成を有し、表示コントローラ11と第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bとの間で送受信される信号において実施例1と異なる。
図9は、本実施例の表示コントローラ11、第1ソースドライバ12A、及び第2ソースドライバ12Bの間で送受信される信号及びデータを示す図である。実施例1とは異なり、表示コントローラ11は、エラーモード信号ERRMDを出力しない。
本実施例の表示コントローラ11は、エラーフラグ信号ERRFG1又はERRFG2を受信すると、エラーモード信号EREMDを出力する代わりに、第1ソースドライバ12Aに供給する取込信号DS1又は第2ソースドライバ12Bに供給する取込信号DS2のパルス幅を変化させる。例えば、第1ソースドライバ12Aからエラーフラグ信号ERRFG1を受信すると、表示コントローラ11は、通常動作時の2倍のパルス幅を有する取込信号DS3を第2ソースドライバ12Bに供給する。一方、第2ソースドライバ12Bからエラーフラグ信号ERRFG2を受信すると、表示コントローラ11は、通常動作時の2倍のパルス幅を有する取込信号DS1を第1ソースドライバ12Aに供給する。
本実施例の第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、取込信号DS1又はDS3のパルス幅の変化に基づいて、動作モードを通常動作モードとエラーモードとに切り替える。
図10は、本実施例の第1ソースドライバ12Aの内部に設けられた内部ロジック回路30の構成を示すブロック図である。なお、第2ソースドライバ12Bにも同様の構成を有する内部ロジック回路が設けられている。内部ロジック回路30は、フリップフロップ31、ANDゲート回路32、マルチプレクサ33、フリップフロップ34、マルチプレクサ35及びドライバ内部回路36を含む。
フリップフロップ31は、クロック端子に周辺クロック信号PCLKの供給を受け、周辺クロック信号PCLKのクロックタイミングに基づいて取込信号DS1を取り込み、これを次のクロックタイミングで出力信号OS1として出力する。
ANDゲート回路32は、2入力の論理和回路である。ANDゲート回路32は、取込信号DS1とフリップフロップ31の出力信号OS1との論理和の信号を出力信号OS2として出力する。
マルチプレクサ33は、取込信号DS1と、フリップフロップ34の出力信号(内部エラーモード信号ERRMDIN)との入力を受け、ANDゲート回路32の出力信号OS2に基づいていずれか一方を選択し、出力信号OS3として出力する。例えば、出力信号OS2の信号レベルが“L”レベルである場合、マルチプレクサ33はフリップフロップ34の出力信号である内部エラーモード信号ERRMDINを出力信号OS3として出力する。一方、出力信号OS2の信号レベルが“H”レベルである場合、マルチプレクサ33は取込信号DS1を出力信号OS3として出力する。
フリップフロップ34は、クロック端子に周辺クロック信号PCLKの供給を受け、周辺クロック信号PCLKのクロックタイミングに基づいてマルチプレクサ33の出力信号OS3を取り込み、これを次のクロックタイミングで内部エラーモード信号ERRMDINとして出力する。
マルチプレクサ35は、周辺クロック信号PCLKと、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(図10では、PCLK×2として示す)との入力を受け、内部エラーモード信号ERRMDINに基づいていずれか一方を選択し、内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路36に供給する。例えば、内部エラーモード信号ERRMDINの信号レベルが“L”レベルである場合、マルチプレクサ35は周辺クロック信号PCLKを内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路36に供給する。一方、内部エラーモード信号ERRMDINの信号レベルが“H”レベルである場合、マルチプレクサ35は分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路36に供給する。
ドライバ内部回路36は、内部クロック信号IPCLKのクロックタイミングに基づいて、表示コントローラ11から供給されたRGBの表示データを取り込む。第1ソースドライバ12Aは、ドライバ内部回路22が取り込んだRGBの表示データに対応する画素駆動電圧をソースラインD1~D(n/2)に供給する。
なお、第2ソースドライバ12Bにも同様の構成を有する内部ロジック回路が設けられている。第2ソースドライバ12Bの内部ロジック回路は、取込信号DS3の供給を受け、上記説明と同様に内部エラーモード信号ERRMDINを生成する。そして、内部エラーモード信号ERRMDINの信号レベルが“L”レベルである場合には周辺クロック信号PCLKのクロックタイミングに基づいてRGBの表示データを取り込み、内部エラーモード信号ERRMDINの信号レベルが“H”レベルである場合には分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいてRGBの表示データを取り込む。第2ソースドライバ12Bは、取り込んだRGBの表示データに対応する画素駆動電圧をソースラインD(n/2)+1~Dnに供給する。
本実施例の表示コントローラ11は、実施例1と同様、第1ソースドライバ12Aから供給されたエラーフラグ信号ERRFG1及び第2ソースドライバ12Bから供給されたエラーフラグ信号ERRFG2の信号レベルに応じて、方向切替信号LRの信号レベルを切り替える。
図11Aは、取込信号DS1のパルス幅と、内部クロック信号IPCLKとの関係を示すテーブルである。
本実施例の表示コントローラ11は、エラーフラグ信号ERRFG1及びERRFG2のいずれの供給も受けていない場合、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期と同じパルス幅を有する取込信号DS1又はDS3を出力する。第1ソースドライバ12Aから“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1の供給を受けた場合、表示コントローラ11は、取込信号DS1のパルス幅を2倍(すなわち、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍)とする。第2ソースドライバ12Bから“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2の供給を受けた場合、表示コントローラ11は、取込信号DS3のパルス幅を2倍(すなわち、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍)とする。
取込信号DS1のパルス幅が周辺クロック信号PCLKの1クロック周期と同じ長さである場合、周辺クロック信号PCLKが内部クロック信号IPCLKとなる。取込信号DS1のパルス幅が周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍の長さである場合、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(PCLK×2)が内部クロック信号IPCLKとなる。
従って、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれにも故障がない通常動作モードでは、内部クロック信号IPCLKのパルス幅は周辺クロック信号PCLKの1クロック周期と同じ長さとなる。一方、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれか一方に故障が検知された場合には、内部クロック信号IPCLKのパルス幅は周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍の長さとなる。
図11Bは、本実施例におけるエラーフラグ信号ERRFG1、エラーフラグ信号ERRFG2及び方向切替信号LRの各々の信号レベルの関係を示すテーブルである。
方向切替信号LRの信号レベルは、通常動作モード(すなわち、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれにも故障が検出されていない状態)では、方向切替信号LRの信号レベルは、予め“H”レベル又は“L”レベルに設定される。例えば、本実施例では、通常動作モードにおける方向切替信号LRの信号レベルは“H”レベルに設定されている。
第2ソースドライバ12Bのみで故障が検知された場合、すなわち“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルに固定する。
一方、第1ソースドライバ12Aのみで故障が検知された場合、すなわち“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、方向切替信号LRの信号レベルを“L”レベルに変化させて固定する。
また、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれにおいても故障が検知された場合、すなわち“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を第1ソースドライバ12Aから受信し、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を第2ソースドライバ12Bから受信した場合、表示コントローラ11は、設定に従って方向切替信号LRの信号レベルを“L”又は“H”レベルとする。
次に、本実施例の表示装置の動作について説明する。まず、第1ソースドライバ21Aに故障が発生した場合の動作について、図12のタイムチャートを参照して説明する。
[通常動作モード]
まず、ドライバの故障が発生していない状態における通常動作(図12に通常動作モードとして示す)について説明する。当該通常動作の期間において、表示コントローラ11は、“H”レベルの方向切替信号LRを第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bに供給する。第1ソースドライバ12Aは、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を表示コントローラ11に供給する。第2ソースドライバ12Bは、“L”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を表示コントローラ11に供給する。
表示コントローラ11は、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期と同じパルス幅を有する“H”レベルの取込信号DS1を、第1ソースドライバ12Aに供給する。第1ソースドライバ12Aは、これに応じてRGBの表示データの取り込みを開始する。第1ソースドライバ12Aは、内部クロック信号IPCLKのクロックタイミング(すなわち、周辺クロック信号PCLKのクロックタイミング)に基づいて、赤色表示データR(A1、A4、・・・A958)、緑色表示データG(A2、A5、・・・A959)及び青色表示データB(A3、A6、・・・A960)の取り込みを行う。第1ソースドライバ12Aは、A960までの取り込みが完了する直前の段階で、“H”レベルの取込信号DS2を出力する。
第2ソースドライバ12Bは、“H”レベルの取込信号DS2の供給を受け、これに応じてRGBの表示データの取り込みを開始する。第2ソースドライバ12Bは、内部クロック信号PCLKのクロックタイミングに基づいて、赤色表示データR(B1、・・・B958)、緑色表示データG(B2、・・・B959)及び青色表示データB(B3、・・・B960)の取り込みを行う。第2ソースドライバ12Bは、B960までの取り込みが完了する直前の段階で、“H”レベルの取込信号DS3を出力する。
第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
[エラーモード1]
次に、第1ソースドライバ12Aに故障が発生した状態(図12にエラーモード1として示す)について説明する。第1ソースドライバ12Aは、自身に故障が発生したことを検知すると、エラーフラグ信号ERRFG1の信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。表示コントローラ11は、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG1を受信すると、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルから“L”レベルへと切り替える。そして、表示コントローラ11は、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍のパルス幅を有する“H”レベルの取込信号DS3を、第2ソースドライバ12Bに供給する。
第2ソースドライバ12Bは、“H”レベルの取込信号DS3の供給に応じて、RGBの表示データの取り込みを開始する。その際、第2ソースドライバ12Bの内部ロジック回路30(図10を参照)では、“H”レベルの内部エラーモード信号ERRMDINが生成され、マルチプレクサ35に供給される。マルチプレクサ35は、これに応じて、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路36に供給する。これにより、第2ソースドライバ12Bは、分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいて、RGBの表示データの取り込みを行う。
通常時の2倍のクロック周期でRGBの表示データの取り込みが行われるため、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBはそれぞれ1つおきに第2ソースドライバ12Bに取り込まれることになる。第2ソースドライバ12Bは、B960~B4までの表示データの取り込みが終わると、A960~A4までの表示データの取り込みを行う。これにより、通常動作時には第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bの両者で取り込まれるはずのA1~A960及びB1~B960の表示データが、RGBの各々について1つおき(すなわち、全体としては3つおき)に第2ソースドライバ12Bにのみ取り込まれることになる。
第2ソースドライバ12Bは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
図13は、第1ソースドライバ12Aの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。第1ソースドライバ12Aが故障しているため、表示パネル10の画面左半分(10A)に設けられたソースラインには画素駆動電圧が供給されず、何も画像が表示されない。
これに対し、表示パネル10の画面右半分(10B)に設けられたソースラインには、第2ソースドライバ12Bにより画素駆動電圧が供給される。上記の通り、第2ソースドライバ12Bは、RGBの表示データをR、G及びBの各々について1つおきに取り込み、これらに応じた画素駆動電圧を出力する。これにより、表示パネル10の画面右半分10Bには、通常時に表示される画像を水平方向に圧縮したような画像が表示される。
次に、第2ソースドライバ21Bに故障が発生した場合の本実施例の表示装置の動作について、図14のタイムチャートを参照して説明する。なお、通常動作モードにおける動作は上記と同様であるため、説明を省略する。
[エラーモード2]
第2ソースドライバ12Bは、自身に故障が発生したことを検知すると、エラーフラグ信号ERRFG2の信号レベルを“L”レベルから“H”レベルへと切り替える。表示コントローラ11は、“H”レベルのエラーフラグ信号ERRFG2を受信すると、方向切替信号LRの信号レベルを“H”レベルのまま固定する。そして、表示コントローラ11は、周辺クロック信号PCLKの1クロック周期の2倍のパルス幅を有する“H”レベルの取込信号DS1を、第1ソースドライバ12Aに供給する。
第1ソースドライバ12Aは、“H”レベルの取込信号DS1の供給に応じて、RGBの表示データの取り込みを開始する。その際、第1ソースドライバ12Aの内部ロジック回路30(図10を参照)では、“H”レベルの内部エラーモード信号ERRMDINが生成され、マルチプレクサ35に供給される。マルチプレクサ35は、これに応じて、周辺クロック信号PCLKを2分周した分周クロック信号(PCLK×2)を内部クロック信号IPCLKとしてドライバ内部回路36に供給する。これにより、第1ソースドライバ12Aは、分周クロック信号(PCLK×2)のクロックタイミングに基づいて、RGBの表示データの取り込みを行う。
通常時の2倍のクロック周期でRGBの表示データの取り込みが行われるため、赤色表示データR、緑色表示データG及び青色表示データBはそれぞれ1つおきに第1ソースドライバ12Aに取り込まれることになる。第1ソースドライバ12Aは、A1~A957までの表示データの取り込みが終わると、B1~B957までの表示データの取り込みを行う。これにより、通常動作時には第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bの両者で取り込まれるはずのA1~A960及びB1~B960の表示データが、RGBの各々について1つおき(すなわち、全体としては3つおき)に第1ソースドライバ12Aにのみ取り込まれることになる。
第1ソースドライバ12Aは、取り込んだ1フレーム分のRGBの表示データに基づいて、画素駆動電圧の供給を行う。これにより、表示パネル10には、映像データVDに基づく画像が表示される。
図15は、第2ソースドライバ12Bの故障時における画素駆動電圧の供給及び画像表示を模式的に示す図である。第2ソースドライバ12Bが故障しているため、表示パネル10の画面右半分(10B)に設けられたソースラインには画素駆動電圧が供給されず、何も画像が表示されない。
これに対し、表示パネル10の画面左半分(10A)に設けられたソースラインには、第1ソースドライバ12Aにより画素駆動電圧が供給される。上記の通り、第1ソースドライバ12Aは、RGBの表示データをR、G及びBの各々について1つおきに取り込み、これらに応じた画素駆動電圧を出力する。これにより、表示パネル10の画面左半分10Aには、通常時に表示される画像を水平方向に圧縮したような画像が表示される。
以上のように、本実施例の表示装置によれば、実施例1と同様、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bのいずれかが故障した場合に、通常時に表示される画像を水平方向(すなわち、水平走査ラインS1~Smに沿った方向)に圧縮したような画像が、表示パネル10の片側半分に表示される。このような表示態様によれば、RGBの各々について1画素分の表示データおきに画像が表示されるため、表示画像の特定の画像範囲が全く視認できなくなるような大きな欠落は生じない。従って、本実施例の表示装置によれば、複数のソースドライバのうちの1つが故障した場合に、特定の画像範囲が欠けて表示されることを防ぐことが可能となる。
また、本実施例の表示装置では、表示コントローラ11がエラーモード信号ERRMDを出力せず、取込信号DS1又はDS3のパルス幅を変化させることにより、第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bの動作モードを通常動作モードからエラーモードへと移行させる。従って、表示コントローラ11と第1ソースドライバ12A及び第2ソースドライバ12Bとの間の配線の本数を減らすことができる。
また、上記実施例2では、一方のソースドライバで故障が検知されたことを他方のソースドライバに通知するために、取込信号のパルス幅を周辺クロック信号PCLKのクロック周期の2倍とする例について説明した。しかし、パルス幅の値はこれに限られず、表示コントローラ11が取込信号のパルス幅を変化させることにより、一方のソースドライバで故障が検知されたことを他方のソースドライバに通知することが可能に構成されていればよい。
100 表示装置
10 表示パネル
11 表示コントローラ
12 ソースドライバ
12A 第1ソースドライバ
12B 第2ソースドライバ
13 ゲートドライバ
20 内部ロジック回路
21 マルチプレクサ
22 ドライバ内部回路
30 内部ロジック回路
31 フリップフロップ
32 ANDゲート回路
33 マルチプレクサ
34 フリップフロップ
35 マルチプレクサ
36 ドライバ内部回路

Claims (8)

  1. 第1のデータ線群及び第2のデータ線群を有する複数のデータ線が設けられた表示パネルと、
    クロック信号と、表示データの系列からなる映像データ信号と、前記表示データの取り込み開始を示す取込開始信号とを出力する表示コントローラと、
    前記第1のデータ線群及び前記表示コントローラに接続され、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、1フレーム分の前記映像データ信号のうちの第1のデータ部分に対応する表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記第1のデータ線群に出力する第1のソースドライバと、
    前記第2のデータ線群及び前記表示コントローラに接続され、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、1フレーム分の前記映像データ信号のうちの第2のデータ部分に対応する表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記第2のデータ線群に出力する第1の動作と、前記表示データの取り込みタイミングを変化させ、前記クロック信号を2分周した分周クロック信号のクロックタイミングに基づいて、前記映像データ信号の前記第1のデータ部分及び前記第2のデータ部分に対応する表示データの各々を順次取り込む第2の動作のいずれかを行う第2のソースドライバと、
    を備え
    前記表示コントローラは、前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号又は前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号を前記取込開始信号として出力し、
    前記第2のソースドライバは、前記第1取込信号に基づいて前記第1の動作における前記表示データの取り込みを開始し、前記第2取込信号に基づいて前記第2の動作における前記表示データの取り込みを開始することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示コントローラは、前記第1取込信号を前記取込開始信号として前記第1のソースドライバに供給し、
    前記第1のソースドライバは、前記表示コントローラからの前記第1取込信号の供給に応じて前記表示データの取り込みを開始し、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて前記表示データを取り込み、取り込みの完了後に前記第1取込信号を前記第2のソースドライバに供給し、
    前記第2のソースドライバは、前記第1のソースドライバからの前記第1取込信号の供給に応じて、前記第1の動作における前記表示データの取り込みを開始することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示コントローラは、前記第1のソースドライバの故障を検知した場合には、前記第2取込信号を前記取込開始信号として前記第2のソースドライバに供給し、
    前記第2のソースドライバは、前記第2込信号の供給に応じて、前記第2の動作における前記表示データの取り込みを開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示コントローラは、前記第1のソースドライバからの故障検知信号に基づいて前記第1のソースドライバにおける故障の発生を検知し、
    前記故障検知信号に応じて前記第2取込信号を前記取込開始信号として前記第2のソースドライバに送信することにより、前記第2のソースドライバに前記第1のソースドライバにおける故障の発生を通知することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 前記第2のソースドライバは、前記取込開始信号のパルス幅に基づいて前記クロック信号及び前記分周クロック信号のいずれか一方を選択する選択回路を有し、選択した前記クロック信号又は前記分周クロック信号のクロックタイミングを前記表示データの取り込みタイミングとすることを特徴とする請求項3又は4に記載の表示装置。
  6. 前記第2のソースドライバは、
    前記クロック信号及び前記取込開始信号に基づいて内部エラーモード信号を生成する信号生成部と、
    前記内部エラーモード信号の信号レベルに基づいて前記クロック信号及び前記分周クロック信号のいずれか一方を選択する選択回路と、
    を有し、
    選択した前記クロック信号又は前記分周クロック信号のクロックタイミングを前記表示データの取り込みタイミングとすることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1に記載の表示装置。
  7. 表示データの系列からなる映像データ信号の供給を受け、取込開始信号に応じて前記表示データの取り込みを開始する第1のソースドライバと、前記第1のソースドライバによる取り込みの完了後に前記表示データの取り込みを開始する第2のソースドライバと、に接続され、
    前記映像データ信号及び前記表示データの取り込みタイミングを制御するクロック信号を前記第1のソースドライバ及び前記第2のソースドライバに送信するとともに、前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号又は前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号を前記取込開始信号として前記第1のソースドライバ及び前記第2のソースドライバに送信する表示コントローラであって、
    前記第2のソースドライバから当該ソースドライバにおける故障の発生を示す故障検知信号を受信した場合には、前記第2取込信号を前記取込開始信号として供給することにより前記第1のソースドライバに前記故障の発生を通知し、
    前記第1のソースドライバから当該ソースドライバにおける故障の発生を示す故障検知信号を受信した場合には、前記第2取込信号を前記取込開始信号として供給することにより前記第2のソースドライバに前記故障の発生を通知することを特徴とする表示コントローラ。
  8. 表示パネルの複数のデータ線群の1つに接続され、
    クロック信号及び前記クロック信号の1周期分のパルス幅を有する第1取込信号の供給を受け、前記クロック信号のクロックタイミングに基づいて、表示データの系列からなる映像データ信号のうちの第1のデータ部分に対応する前記表示データの各々をフレーム毎に順次取り込み、取り込んだ前記表示データに基づく階調電圧信号を前記複数のデータ線群の1つに出力する第1の動作と、
    前記クロック信号の2周期分のパルス幅を有する第2取込信号の供給を受けて前記表示データの取り込みタイミングを変化させ、前記クロック信号を2分周した分周クロック信号のクロックタイミングに基づいて、前記映像データ信号の表示データの各々を順次取り込む第2の動作と、
    のいずれかを行うことを特徴とするソースドライバ。
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