JP7201348B2 - 車椅子 - Google Patents
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Description
このように、前記構成に係る車椅子によれば、使用者が座るためのクッションを支持する座面の進行方向の長さを調整可能とし、かつ座面を長くした場合でもクッションを座面により確実に支持することが可能な車椅子を提供することができる。
また、前記構成に係る車椅子によれば、第1クッション部材と第2クッション部材とが、第1クッション部材に対して第2クッション部材が進行方向に移動可能となるように連結されているため、座面の進行方向の長さが長くなった場合に座面の長さに合わせて第2クッション部材を移動させてクッションの長さを長くすることができる。また、第2座面が第1座面に対して進行方向の前方側へ移動した場合でも第2クッション部材が第3座面により支持されるため、第2クッション部材の一部が支持されない不具合が生じることがない。
また、前記構成に係る車椅子によれば、複数の第1ワイヤ状部材を進行方向に間隔を空けて配置するという比較的簡易な構成により、クッションを支持する第1座面を形成することができる。同様に、複数の第2ワイヤ状部材を進行方向に間隔を空けて配置するという比較的簡易な構成により、クッションを支持する第2座面を形成することができる。また、シート状部材の前方側の端部を第1座面に近接した第2ワイヤ状部材に取り付け、シート状部材の後方側の端部を第2座面に近接した第1ワイヤ部材に取り付けることにより、伸長
した状態で第3座面を形成するシート状部材を配置することができる。このように、複数の第1ワイヤ状部材と複数の第2ワイヤ状部材とシート状部材とを用いた比較的簡易な構成により、座面を長くした場合でもクッションを座面により確実に支持することができる。
また、前記構成に係る車椅子によれば、第1ワイヤ状部材の配置間隔が第2ワイヤ状部材の配置間隔よりも狭いため、第2座面よりも第1座面の方が高い耐荷重性能を備えている。そのため、使用者の荷重が多く伝達される位置に配置されている第1座面により使用者の荷重を確実に支持することができる。
前記第2ワイヤ部材は、前記車幅方向の両端に設けられた一対の第2弾性部材を介して前記一対の第2筒部に取り付けられていることを特徴とする。
前記構成に係る車椅子によれば、第1ワイヤ部材が一対の第1弾性部材を介して一対の第1筒部に取り付けられているため、第1ワイヤ部材に車幅方向の張力を付与し、クッションから伝達される荷重を第1弾性部材の付勢力により支持することができる。同様に、第2ワイヤ部材が一対の第2弾性部材を介して一対の第2筒部に取り付けられているため、第2ワイヤ部材に車幅方向の張力を付与し、クッションから伝達される荷重を第2弾性部材の付勢力により支持することができる。
図1は、本実施形態に係る車椅子100を示す斜視図である。図2は、図1に示す車椅子100に外側クッション92を取り付けた状態を示す斜視図である。図3は、図1に示す車椅子100の左側面図である。図3では、構造の理解のために、外側クッション92と左の後輪30を省略している。
前輪40は、回転軸を中心に回転する回転部材であり、フレーム部50に取り付けられている。前輪40は、介助者による操舵が可能となるように、鉛直方向に沿った揺動軸回りに揺動可能となっている。
図4は、図3に示す車椅子100の部分拡大図であり、第1座面フレーム11及び第2座面フレーム12を近接して配置した状態を示す。図5は、図3に示す車椅子100の部分拡大図であり、第2座面フレーム12が第1座面フレーム11に対して前方側へ移動した状態を示す。図6,図7は、それぞれ図4,5に示す座面部を上方からみた平面図である。図8は図6に示す座面部10のI-I矢視断面図であり、図9は図7に示す座面部10のII-II矢視断面図である。図6及び図7では、座面部10が支持する内側クッション91及び外側クッション92の図示を省略している。図8及び図9では、外側クッション92の図示を省略している。
本実施形態の車椅子100によれば、フレーム部50に取り付けられる第1座面フレーム11に対して第2座面フレーム12が進行方向に移動可能に取り付けられる。そのため、第1座面フレーム11が形成する第1座面11aと第2座面フレーム12が形成する第2座面12aとを近接させて配置して座面の進行方向の長さを短くした状態と、第1座面11aと第2座面12aを離間させて配置して座面の進行方向の長さを長くした状態とを切り替えることができる。
Claims (2)
- 使用者が座るためのクッションを支持する座面部と、
車軸を中心に回転する一対の車輪と、
前記座面部及び前記一対の車輪を支持するフレーム部と、を備え、
前記座面部は、
前記フレーム部に取り付けられるとともに第1座面を形成する第1座面フレームと、
前記第1座面フレームに対して前記車軸と交差する進行方向に移動可能に取り付けられるとともに第2座面を形成する第2座面フレームと、
前記第1座面フレームおよび前記第2座面フレームに取り付けられるシート状部材と、を有し、
前記シート状部材は、前記第1座面及び前記第2座面が近接して配置される場合に収納された状態となり、前記第2座面が前記第1座面に対して前記進行方向の前方側へ移動した場合に伸長した状態となって前記第1座面と前記第2座面との間に前記クッションを支持する第3座面を形成し、
前記クッションは、
前記第1座面により支持される第1クッション部材と、
前記第1クッション部材よりも前記進行方向の前方側に配置される第2クッション部材と、
前記第1クッション部材と前記第2クッション部材とを、前記第1クッション部材に対して前記第2クッション部材が前記進行方向に移動可能となるように連結する連結部と、を有し、
前記連結部は、前記第1クッション部材や前記第2クッション部材と異なり、折り畳まれて前記第1クッション部材と前記第2クッション部材の間に収納可能な薄手の構成となっており、
前記第3座面は、前記第2座面が前記第1座面に対して前記進行方向の前方側へ移動した場合に前記第2クッション部材を支持し、
前記第1座面フレームは、
前記進行方向に延びるとともに前記車軸に沿った車幅方向に所定間隔を空けて配置される一対の第1筒部と、
前記一対の第1筒部の一方と他方に取り付けられて前記車幅方向に沿って配置される複数の第1ワイヤ状部材と、を有し、
前記複数の第1ワイヤ状部材を前記進行方向に間隔を空けて配置して前記第1座面を形成し、
前記第2座面フレームは、
前記進行方向に延びるとともに前記車幅方向に前記所定間隔を空けて配置される一対の第2筒部と、
前記一対の第2筒部の一方と他方に取り付けられて前記車幅方向に沿って配置される複数の第2ワイヤ状部材と、を有し、
前記複数の第2ワイヤ状部材を前記進行方向に間隔を空けて配置して前記第2座面を形成し、
前記進行方向における前記複数の第1ワイヤ状部材の配置間隔は、前記進行方向における前記複数の第2ワイヤ状部材の配置間隔よりも狭くなっており、
前記シート状部材は、前記進行方向の前方側の端部が前記第1座面に近接した前記第2ワイヤ状部材に取り付けられ、前記進行方向の後方側の端部が前記第2座面に近接した前記第1ワイヤ状部材に取り付けられると共に、これら取り付けられた前記第2ワイヤ状部材と前記第1ワイヤ状部材の間にはワイヤ状部材は配置されない構成となり、
前記第2座面と前記第2クッション部材が、前記進行方向に移動した際、前記シート状部材が前記連結部を支持せず、前記連結部が、前記第1ワイヤ状部材で支持される構成となっていることを特徴とする車椅子。 - 前記第1ワイヤ状部材は、前記車幅方向の両端に設けられた一対の第1弾性部材を介して前記一対の第1筒部に取り付けられており、
前記第2ワイヤ状部材は、前記車幅方向の両端に設けられた一対の第2弾性部材を介して前記一対の第2筒部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124144A JP7201348B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124144A JP7201348B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 車椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020000604A JP2020000604A (ja) | 2020-01-09 |
JP7201348B2 true JP7201348B2 (ja) | 2023-01-10 |
Family
ID=69097663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018124144A Active JP7201348B2 (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 車椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7201348B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001104102A (ja) | 1999-10-12 | 2001-04-17 | Murata Mach Ltd | マット構造体における継ぎ目構造 |
JP2005152049A (ja) | 2003-11-20 | 2005-06-16 | Yokohama City Rehabilitation Jigyodan | 車椅子 |
US20110291381A1 (en) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Drive Medical Design & Mfg. | Wheelchair having an adjustable seat |
JP2013244228A (ja) | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Pigeon Corp | 車椅子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58191853U (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-20 | 日本発条株式会社 | シ−トスプリング構造 |
-
2018
- 2018-06-29 JP JP2018124144A patent/JP7201348B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001104102A (ja) | 1999-10-12 | 2001-04-17 | Murata Mach Ltd | マット構造体における継ぎ目構造 |
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JP2013244228A (ja) | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Pigeon Corp | 車椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020000604A (ja) | 2020-01-09 |
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