JP7199928B2 - キャッシュセンタの監視システムおよび監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、キャッシュセンタの監視システムおよび監視方法に関する。
ATM(Automated Teller Machine)等から回収された紙幣はキャッシュセンタへ搬入され、キャッシュセンタに設置された自動現金仕分機(ソータ)により仕分される(特許文献1)。通常の自動現金仕分機は、通信ネットワークに接続されないオフライン状態で使用されることが多く、遠隔監視されていないものがほとんどである。
特開2018-045631号公報
従来のキャッシュセンタは、遠隔監視されていないため、従業員による紙幣の盗難が発生した場合でも、その盗難の事実が知られることがなかったり、発覚までに長い時間を要したりした。したがって、汚損紙幣などを勝手に抜き取った従業員は、その不正を知られる前にキャッシュセンタを退職することも可能であった。
一方、キャッシュセンタで偽札が検出された場合は、その偽札を警察および中央銀行に届け出る義務を課している国が多いが、偽札の届け出に必要な情報を収集するのに手間がかかるという問題もある。
そこで、本発明の目的は、信頼性と使い勝手を向上できるようにしたキャッシュセンタの監視システムおよび監視方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従うキャッシュセンタの監視システムは、自動現金仕分機を操作する操作者を撮影する監視カメラと、自動現金仕分機および監視カメラと通信可能に接続される管理装置であって、あらかじめ設定された所定の事象が検出された場合は、監視カメラにより撮影された動画ファイルの中から、所定の事象に対応する操作者の画像データを抽出し、自動現金仕分機からの仕分結果データのうち所定の事象に対応する仕分結果データと抽出された画像データとを関連付けて所定の出力先へ提供する管理装置と、を備える。
本発明に係るキャッシュセンタの監視システムによれば、管理装置から自動現金仕分機を監視することによって所定の事象が検出されると、所定の事象に対応する操作者の画像データが抽出され、対応する仕分結果データと関連付けられて所定の出力先へ出力させることができる。さらに、画像データおよび仕分結果データの利用が容易となるため、使い勝手が向上する。
キャッシュセンタの監視システムの全体を示す機能構成図である。 ATM、ソータ、管理サーバの関係を示す全体説明図である。 取引管理データベースの例である。 記番号リストの例である。 不正行為パターンの動画を管理するデータベースの例である。 監視動画を管理するデータベースの例である。 従業員を管理するデータベースの例である。 不正行為パターンの動画を登録する処理を示すフローチャートである。 操作者の監視動画を記録する処理を示すフローチャートである。 不正行為の証拠を出力する処理を示すフローチャートである。 ソータの自動現金仕分処理を示すフローチャートである。 ソータの仕分結果を登録する処理を示すフローチャートである。 偽札の証拠を出力する処理を示すフローチャートである。 金額不一致の証拠を出力する処理を示すフローチャートである。 証拠の印刷または外部メモリへのコピーを実施する処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係る監視システム3では、ソータ20をオンラインにし、監視カメラ21と連動する管理サーバ1とソータ20とを通信ネットワークCNで接続する。これにより、本実施形態の監視システム3では、ソータ20で仕分けた紙幣の情報の全てと、監視カメラ21で撮影した監視画像(監視動画)と、監視画像の分析結果とを、管理サーバ1で一元管理することができる。この結果、不正行為の検出、金額の不一致、証拠収集、偽札の発見報告といった処理を効率的に行うことができ、信頼性と使い勝手が向上する。
本実施形態に係るキャッシュセンタの監視システム3は、銀行の支店やATM4から回収した紙幣を仕分けるキャッシュセンタ2内でソータ20を操作する操作者22を遠隔監視することができる。キャッシュセンタ2に設置された監視カメラ21は、管理サーバ1に接続されている。管理サーバ1では、操作者の動作と事前に登録された不正行為パターンの動画とを比較することにより、不正行為が発生していないか判定する。
ソータ20は、例えば、仕分ける紙幣の単位を区別するための取引ID(識別情報)と、仕分けた紙幣枚数および金種と、正損状況と、紙幣の記番号と、その仕分日時とをソータ内部の記憶装置に紙幣情報として記録する。そして、ソータ20は、どの支店番号の、どの支店名の、あるいはどのATM番号から回収された紙幣であるかも記録する。さらに、ソータ20は、紙幣を仕分けた操作者のログインIDおよびログインパスワードと、仕分開始時刻および仕分終了時刻と、紙幣を仕分けたソータの番号と、記録された紙幣情報と紙幣の回収元の情報と、操作者の情報とを管理サーバ1へ送信する。
管理サーバ1は、不正行為を行った操作者が検出されると、ただちにその操作者を特定し、不正行為を含む可能性の高い動画ファイルを抽出する。管理サーバ1は、不正行為を行った操作者の氏名等の個人特定情報と、不正行為の内容を示す書誌的情報(日時、金額など)と、不正行為の証拠となる画像データとを関連付けて保存するとともに、それらの情報(所定のデータ)を管理者51の使用する端末5へ送信させる。画像データは、管理者端末5へ直接送信してもよいが、管理者端末5から管理サーバ1にアクセスしたときに管理者端末5に提供してもよい。
さらに、管理サーバ1は、ATM4から取り出された紙幣回収カセット41をソータ20で仕分けた結果とATM4から出力されたレシート42の金額とが不一致の場合も、管理者51の端末5へ送信させることができる。
さらに、管理サーバ1は、ソータ20で偽札が検出された場合、その偽札の画像データと書誌的情報とを関連付けて、管理者端末5へ送信させることができる。
このように構成される本実施形態によれば、偽券の発見とキャッシュセンタ2の内部での不正(紙幣の盗難)とを管理サーバ1で速やかに検知することができ、それら不正行為等の証拠(誰が、いつ、どのような仕分取引の時に生じたか等)を自動的に出力することができる。したがって、キャッシュセンタの信頼性を向上することができると共に、使い勝手を改善することができる。
図1~図15を用いて第1実施例を説明する。図1は、キャッシュセンタの監視システム3の全体を示す機能構成図である。
監視システム3は、例えば、管理サーバ1と、キャッシュセンタ2と、管理者端末5とを含んで構成される。
先にキャッシュセンタ2について説明する。キャッシュセンタ2は、ATM4などから回収された紙幣を仕分けて、その仕分結果を管理サーバ1へ報告する。以下では、ATM4から回収された紙幣を仕分ける場合を例に挙げて説明する。
ATM4から、複数の紙幣回収カセット(以下、カセット)41とレシート42とがキャッシュセンタ2へ搬入される。カセット41は、例えば、1万円札用カセット、5千円札用カセット、回収用カセット等のように目的に応じて用意されている。レシート42には、例えば、回収した紙幣の合計金額、支店名、ATM番号、回収日付等が印刷されている。レシート42は、仕分処理のためにソータ20へ入力される紙幣の情報を保持する記録媒体であり、仕分用現金情報と呼ぶこともできる。
ソータ20は、カセット41からの紙幣が投入される複数の投入口201と、ソータ20を操作するためのユーザインターフェース装置202とを備える。ユーザインターフェース装置202は、例えば、情報入力部および情報出力部を備えるタブレット型のコンピュータ端末のように構成することができる。タブレット型コンピュータ端末以外のユーザインターフェース装置を用いてもよい。
操作者22は、例えば、衣服の前後に操作者IDを記載したゼッケン221を装着している。操作者22は、操作者IDを表示した帽子(不図示)を被ってもよい。その操作者の操作者IDを目立つように表示させることにより、監視カメラ21で撮影した動画ファイルから操作者22を容易に特定することができる。ゼッケン221に代えて、操作者22の装着した情報端末(いわゆるスマートフォン、ICタグなど)の情報を用いることもできる。この場合は、情報端末から操作者IDを非接触で読み取るための読取り装置をソータ20またはその近傍に配置すればよい。ただし、ゼッケン221を用いる方が低コストに運用することができる。
キャッシュセンタ2の天井などには、監視カメラ21が設置されている。監視カメラ21は、ソータ20を操作する操作者22の動作を撮影できるように、その取り付け位置および角度が決定される。ソータ20毎に監視カメラ21を配置してもよいし、もしも可能なら複数のソータ20を一つの監視カメラ21で監視してもよい。あるいは、一つのソータ20に対して複数の監視カメラ21を配置してもよい。監視カメラ21で撮影された映像(動画)は、通信ネットワークCNから管理サーバ1へ送信される。
管理者端末5は、管理者51により使用される情報端末である。管理者端末5として、いわゆるスマートフォンを用いることができる。管理者端末5は、管理サーバ1と通信する機能と、管理サーバ1と情報を交換する機能とを備えた装置であればよく、スマートフォンに限定されない。管理者端末5は、キャッシュセンタ2で発生した不正に関する情報と、ソータ20で検出された偽札の情報とを管理サーバ1から受信し、管理者51へ提供する。管理サーバ1から管理者端末5への情報提供には、例えば、電子メールを用いることができる。電子メール以外の形態で、管理サーバ1と管理者端末5とが情報を交換してもよい。
管理サーバ1の構成を説明する。管理サーバ1は、例えば、マイクロプロセッサ、主記憶装置、補助記憶装置(いずれも図示せず)などの回路を備える計算機として構成されている。マイクロプロセッサが主記憶装置に読み出した所定のコンピュータプログラムを実行することにより、キャッシュセンタ2を遠隔監視する管理装置としての管理サーバ1が実現される。
管理サーバ1は、例えば、不正検知部10と、データベース11と、通信部12と、仕分結果データ取得部13と、動画データ取得部14と、出力部15と、ユーザインターフェース部(図中、UI部と略記)16と、メモリインターフェース部17とを備えることができる。
不正検知部10は、あらかじめ登録された所定の事象を検知する機能である。所定の事象を検知する機能としては、例えば、操作者22の動作があらかじめ登録された不正行為動作に類似する動作を検知する不正動作検出部101と、レシート42の内容とソータ20の仕分結果とが不一致の場合を検知する金額不一致検出部102と、ソータ20に入力された紙幣の中から偽札が発見されたことを検知する偽札検出部103とを含むことができる。
さらに、不正検知部10は、管理者端末5からの要求に応じて証拠を出力する証拠出力部104を備える。証拠出力部104から出力される所定のデータは、出力部15から通信部12および通信ネットワークCNを介して、管理者端末5へ送られる。なお、証拠出力部104は、不正検知部10とは別の機能として設けることもできる。
データベース11は、不正の検知と、検知した不正の管理者51への通報等とに使用するための情報を管理する。データベース11に格納される情報の例については、図3~図7で後述する。
通信部12は、通信ネットワークCNを介して、ソータ20と監視カメラ21と管理者端末5と通信する機能である。通信ネットワークCNについては図2で後述する。
仕分結果データ取得部13は、ソータ20から通信ネットワークCNおよび通信部12を介して、データを取得する機能である。仕分結果データ取得部13は、ソータ20を介して、レシート42に記載された情報を取得することもできる。取得されたデータは、データベース11に格納される。
動画データ取得部14は、監視カメラ21で撮影された動画ファイルを通信ネットワークCNおよび通信部12を介して取得する機能である。取得された動画ファイルは、データベース11に格納される。
「証拠提供部」と呼ぶこともできる出力部15は、不正検知部10により検知された不正の事実と、その証拠とを、通信部12から通信ネットワークCNを介して、管理者端末5へ送信する機能である。情報(データ)の送信には、例えば電子メールを用いることができる。出力部15がウェブサーバ機能を持ち、ウェブページの形態で管理者端末5へ情報を提供してもよい。
ユーザインターフェース部16は、管理サーバ1を保守等するために使用される情報入出力装置である。ユーザインターフェース部16は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、ディスプレイ、音声合成装置、プリンタなどを含むことができる。
メモリインターフェース部17は、外部メモリ6との間でデータを送受信するインターフェースである。証拠出力部104の出力する証拠(所定データ)は、メモリインターフェース部17から外部メモリ6に書き込むことができる。あるいは、証拠出力部104の出力する証拠は、ユーザインターフェース部16のプリンタまたはディスプレイに出力させることもできる。
図2は、全体の接続構成を示す図である。図1では、共通の通信ネットワークCNによって、管理サーバ1とソータ20と監視カメラ21と管理者端末5とを接続する場合を示した。これに代えて、管理サーバ1と各ソータ20とを通信ネットワークCN1で接続し、管理サーバ1と各監視カメラ21とを他の通信ネットワークCN2で接続し、管理サーバ1と管理者端末5とをさらに別の通信ネットワークCN3で接続してもよい。
管理サーバ1は、複数のソータ20を監視することができる。複数のソータ20は、同一のキャッシュセンタ2に設けられていてもよいし、それぞれ異なるキャッシュセンタ2に設けられていてもよい。管理サーバ1をいわゆるクラウドシステムとして構成すれば、別々の事業者(銀行)に監視サービスをそれぞれ提供することもできる。
図3は、管理サーバ1のデータベース11に格含まれる取引管理データベースT10の例を示す。
取引ID C101は、キャッシュセンタ2に回収する紙幣を纏まった単位で仕分ける際に、どの纏まった紙幣を仕分けたのかを識別するための番号である。例えば、一台のATM4から回収した紙幣の全てを仕分ることを1取引として、取引IDを付与する。
取引開始時刻C102は、一回の取引(1取引)の仕分を開始する時刻、すなわち操作者22がソータ20に設けられたユーザインターフェース装置202の画面から取引開始ボタン(不図示)を押下したときに記録される時刻である。取引終了時刻C103は、1取引の仕分が終了した時刻、すなわち操作者22が取引終了ボタン(不図示)を押下したときに記録される時刻である。
操作者名/ID C104は、操作者22を識別する社員番号である。ソータ番号C105は、各々のソータ20を識別する番号である。回収日付C106は、支店あるいはATM4から紙幣を回収した日付である。一般的に、ATM4内の紙幣は、カセット41に収容された状態で回収され、支店の紙幣は運搬袋に入れられて回収される。紙幣の回収時には、回収した紙幣の合計金額、支店名、ATM番号、回収日付等を印刷したレシート42が添付される。ソータ20の操作者22は、取引を開始する前に、レシート42を見て、回収日付C106、回収支店名C107、ATM番号C108、回収金額C109をソータ20のユーザインターフェース装置202から入力する。ユーザインターフェース装置202から入力された情報は、ソータ20内の記憶装置に記録される。
ソータ20は、上述の通り、紙幣の金種と紙幣の状態とを仕分けて、金額を合計する装置である。紙幣の状態には、正券、損券、偽札がある。正券とは、あまり汚れておらず再利用できる紙幣である。損券とは、汚れており再利用できない紙幣である。偽券とは、偽造または変造された紙幣である。
項目C111~C119は、ソータ20が金種と紙幣の状態に基づいて仕分けた結果の各々の枚数を示す。すなわち、項目C111~C113は一万円札の仕分に関する情報であり、項目C114~C116は五千円札の仕分に関する情報であり、項目C117~C119は千円札の仕分に関する情報である。項目C111,C114,C117は正券の枚数を示し、項目C112,C115,C118は損券の枚数を示し、項目C113,C116,C119は偽札の枚数を示す。
違算金額C120は、1取引の合計金額の差異、すなわち仕分金額C110と回収金額C109との差額を示す。違算金額C120の値は、通常は“0”であるが、回収された紙幣に偽券が混入していたり、操作者22が紙幣を盗んだり場合などでは仕分金額C110と回収金額C109とが一致しない。違算金額が発生すると、キャッシュセンタ内の運用により、原因を究明したり、証拠を集めたりすることになる。
動画ファイルC121は、偽券、不正行為または金額不一致のいすれかが検出された場合の動画ファイルである。監視カメラ21の撮影した動画ファイルのうち、偽券、不正行為または金額不一致のいずれかが検出された時刻を基準として、その前後10分間、計20分間の操作者22の様子が記録された動画ファイルである。動画ファイルC121は、「所定の事象に対応する操作者の画像データ」の例である。
偽券枚数C122は、ソータ20が1取引の間に検知した偽券の枚数である。偽券画像ファイルC123は、検知された偽券の画像ファイルである。
ソータ20は、項目C101~C123のデータをソータ20内部の記憶領域に記録しておき、取引終了後に、記番号リストT20に記載の項目C206~C210のデータと共に管理サーバ1へ送信する。
管理サーバ1は、1取引分のデータをソータ20から受信すると、その一日の間で採番して取引IDを生成し、生成された取引IDと1取引分のデータと紐づけて、取引管理データベースT10に記録させる。管理者が、取引管理データベースT10の取引IDを管理者端末5の画面でクリックすると、記番号リストT20の画面へ遷移する。
図4は、データベース11に含まれる記番号リストT20を示す。記番号リストT20は、管理サーバ1に記録された紙幣の記番号のリストを示す。項目C202~C210は、ソータ20で紙幣を仕分けた際にソータ20の記憶領域に記録される情報であり、取引終了時にソータ20から管理サーバ1へ送信する。
図4のリストT20と図3のデータベースT10を比べると、取引ID C201は取引ID C101と同じである。操作者名C202は、操作者C104と同じである。ソータ番号C203は、ソータ番号C105と同じである。仕分金額C204は、仕分金額C110と同じである。違算金額C205は、違算金額C120と同じである。日付C206は、取引開始時刻C102に含まれる日付と同じである。
時刻C207は、紙幣がソータ20に仕分けられた時刻を示す。記番号C208は、紙幣の券面に記載されている紙幣に固有の番号を示す。ソータ20は、紙幣を画像として読取り、画像上の文字を認識することにより、この固有の番号である記番号C208をソータ20内の記憶領域へ記録する。
金種C209は、紙幣の金額種類を示す。種別C210は、紙幣の状態を示す。項目C207~C210は、上述の通り、ソータ20が管理サーバ1へデータを送信する際に一緒に送られる。管理サーバ1は、ソータ20からデータを受信すると、記番号リストT20へ項目C207~C210の値を記録する。そして、管理サーバ1は、取引管理データベースT10と記番号リストT20とを取引IDにより紐づける。
図5は、管理サーバ1に記録される不正行為パターン動画を管理するデータベースT30の例である。監視システム3を導入する際に、様々な不正行為動作を記録した動画ファイルC302をあらかじめ作成してデータベース400に登録する。管理サーバ1は、各不正行為パターンが識別できるように、パターン番号C301を採番して動画ファイルC402に対応付けて記憶する。
図6は、各監視カメラ21により撮影された動画ファイルを記憶して管理するデータベースT40の例である。
管理サーバ1は、各監視カメラ21で撮影された動画ファイルを識別すべく、シリアル番号C401を採番して動画ファイルC405に対応付ける。監視カメラ番号C402は、各監視カメラ21を識別する番号である。日付C403は、動画ファイルが撮影された日付である。録画開始時刻C404は、録画が開始された時刻である。動画ファイルC405は、撮影された動画ファイルの名称(格納先)である。
図7は、管理サーバ1のデータベース11に含まれる、従業員を管理するデータベースT50の例である。
従業員を識別する番号である従業員番号C501は、従業員(操作者22および管理者51)が着けるゼッケン221および帽子に記載される。監視カメラ番号C502は、従業員の監視に割り当てられた監視カメラ21を特定する番号である。名前C503は、従業員の氏名である(図7では姓のみ表示している)。職種C504には、「操作者」と「管理者」がある。顔画像C505は、従業員の顔を表示する。メールアドレスC506は、従業員の連絡先メールアドレスである。
図8は、不正行為パターンを監視システム3(管理サーバ1)へ登録する処理(S10)を示すフローチャートである。操作者22が紙幣を盗んだりする場合の行動を事前に不正行為パターンとして監視システム3へ登録しておくことにより、操作者22の怪しい行為を自動的に検出できる。
不正行為パターンを新規登録する場合(S11:YES)、不正行為パターンの動画ファイルを図5に示すデータベースT30に新規登録する(S12)。既に登録済みの不正行為パターンの動画ファイルを更新する場合(S11:No、S13:YES)、対象の不正行為パターンの動画ファイルを新たな動画ファイルに置き換え、データベースT30を更新する(S14)。
登録済みの不正行為パターンの動画ファイルを削除する場合(S11:NO、S13:NO、S15:YES)、対象の不正行為パターンの動画ファイルをデータベースT30から削除する(S16)。データベースT30に対する操作(登録操作、更新操作、削除操作)が終了すると、本処理は正常に終了する(S17:YES)。
新たな不正行為の手法が見つかり、その新たな不正行為パターンの動画ファイルが作成されるたびに、データベースT30を更新することができる。データベースT30に登録する動画ファイルは、キャッシュセンタまたは工場などで事前に撮影されたファイルでもよいし、キャッシュセンタ2の実際のソータ20を用いてその場で撮影されたファイルでもよい。
図9は、キャッシュセンタ2で働く操作者22の動作を監視して動画ファイルとして記録する処理(S20)を示すフローチャートである。
各監視カメラ21は、あらかじめ設定された撮影開始時刻が到来すると(S21:YES)、ソータ20の近辺の対象領域(仕分け作業時に操作者22が作業する領域)の撮影を開始し(S22)、撮影終了時刻が到来すると(S23:YES)、動画ファイルを保存し、図6に示すデータベースT40を更新する(S24)。
キャッシュセンタ2における本日の作業が終了した場合(S25:YES)、本処理は正常に終了する。キャッシュセンタ2の作業時間(営業時間)が終わっていない場合(S25:NO)、ステップS21へ戻り、次に撮影すべき所定の時間帯が到来するまで待機する。
監視カメラ21による撮影が行われる所定の時間帯としては、例えば、午前9時から12時までの時間帯、午後12時から午後18時までの時間帯、午後18時から24時までの時間帯をあげることができる。つまり、本実施例では、キャッシュセンタ2の営業時間を複数の時間帯に区切り、時間帯毎に操作者22を監視した動画ファイルを作成して管理サーバ1へ保存する。時間帯毎に動画ファイルを作成することにより、不正行為などが検出された場合に、証拠になりえる画像データを動画ファイルの中から速やかに検索することができる。
図10は、監視カメラ21で撮影された動画ファイルを解析することにより、操作者22による不正行為の証拠となる所定データを作成し、管理者51の端末5へ通知する処理(S30)を示すフローチャートである。すなわち、本処理は、不正行為が発生した場合の証拠として、いつ、誰が何をしていたのかを証拠として自動出力する。
管理サーバ1の不正検知部10は、新しい動画ファイルがあるか、すなわち未解析の動画ファイルがあるか確認する(S31)。未解析の動画ファイルがある場合(S31:YES)、不正検知部10は、その未解析の動画ファイルの中に、データベースT30に登録されているいずれかの不正行為パターンに該当する画像データが含まれているかチェックする(S32)。
不正行為パターンに該当する画像データが検出されない場合(S33:NO)、ステップS31へ戻る。不正行為パターンに該当する画像データが検出された場合(S33:YES)、不正検知部10は、画像データを解析することにより、その不正行為パターンに該当する動作を行った操作者22を特定する(S34)。
例えば、画像データに映っている操作者22の顔と従業員管理データベースT50に登録された各顔画像C505とを照合したり、操作者22のゼッケン221または帽子などに表示されているID画像と従業員管理データベースT50に登録されている従業員番号C501とを照合したりする。これらの照合処理により、従業員管理データベースT50に登録されている従業員のうち、どの操作者22が不正行為と思われる動作をしたのかを特定できる。
不正検知部10は、取引管理データベースT10から、操作者名/ID C104および不正発生時刻をキーにして、取引ID C101を検出する(S35)。不正検知部10は、監視していた動画ファイルの中から、不正行為の発生した時刻を基準とする所定の時間(例えば、不正行為発生時刻の前後10分間、計20分間)の画像データを切り出し、名前を付けて図3の項目C121へ保存する(S37)。
ファイル名は、例えば「F_日付_取引ID.mp4」のように生成される。「F」は不正の意味である。「日付」は、不正行為の発生した日である。「取引ID」は、不正行為の発生した取引を特定するIDである。
不正検知部10は、取引管理データベースT10に登録されている各取引IDのうち、不正行為の発生した取引ID C101の欄に、不正行為の証拠として抽出された画像データ(動画ファイル)を保存する(S36)。
不正検知部10は、不正行為の発生を管理者51へ通知する(S37)。例えば、不正行為の発生したことを示すメッセージ(またはメールタイトル)と、不正行為の行われた取引ID C101とを含む電子メールが、管理者51の電子メールアドレスへ向けて送られる。
管理者51は、管理サーバ1からの電子メールを管理者端末5で受信すると、管理者端末5を用いて管理サーバ1へアクセスし、その電子メールに記載された取引IDをキーにしてデータベースT10を検索する。これにより、管理者51は、偽券/不正行為発生時の動画ファイルC121、偽券画像ファイルC123、および、その他の項目C102~C120,C1223、および、C201~C210を確認することができる。管理者51は、「所定のデータ」としての証拠データを外部メモリ6へコピーしたり、ユーザインターフェース部16のディスプレイに表示させたり、ユーザインターフェース部16のプリンタから印刷出力させたりすることができる。
不正の発生を知らせる電子メール内に、証拠となる画像データを再生可能に埋め込んでもよいし、画像ファイルへのリンクを設定してもよい。図10で述べたように、不正に係わる取引IDを電子メールで知らせることで、不正に係わる仕分結果データと画像データとを関連付けてもよい。
図11は、ソータ20の仕分処理(S40)を示すフローチャートである。操作者22は、ソータ20のユーザインターフェース装置202の画面からログインし、所定の情報を入力する(S41)。
ステップS41において、ソータ20は、操作者22の名前/IDを記録する。操作者22は、ソータ20で仕分けられる紙幣に関する情報(所定の情報)として、回収日付C106、回収支店名C107、ATM番号C108、回収金額C109をユーザインターフェース装置202に入力する。これら入力された情報は、ソータ20内の記憶領域に保存される。以下、同様に、ソータ20で検出された情報は、ソータ20内の記憶領域に一時保存され、その後に管理サーバ1へ送信される。
ソータ20は、操作者22により取引開始ボタンが押されると(S42:YES)、取引開始時刻C102を記録する(S43)。ソータ20は、操作者22により紙幣がセットされたことを確認すると(S44:YES)、ソータ20は紙幣を識別し、仕分けて仕分金額C110をユーザインターフェース装置202の画面に表示する(S45)。
ソータ20は、仕分金額C110と以下の識別結果とを記録する(S46)。すなわち識別結果には、枚数(万円札)正券C111、枚数(万円札)損券C112、枚数(万円札)偽券C113、枚数(5千円札)正券C114、枚数(5千円札)損券C115、枚数(5千円札)偽券C116、枚数(千円札)正券C117、枚数(千円札)損券C118 、枚数(千円札)偽券C119、時刻C207、記番号C208、金種C209、種別C210がある。
ソータ20が偽券を検知した場合、偽券枚数C122と偽券画像ファイルC123とが記録される(S46)。
ソータ20は、操作者22により取引終了ボタンが押されると(S47:YES)、取引終了時刻C103を記録する(S48)。さらに、ソータ20は、ソータ番号C105と、項目C102~C119に相当する情報と、項目C207~C210,C122,C123に相当する情報とを対応付けて管理サーバ1へ送信する(S48)。
図12は、管理サーバ1により実行される仕分結果の登録処理(S50)を示すフローチャートである。管理サーバ1は、ソータ20からデータを受信すると(S51)、取引ID C101、あるいは取引ID C201を採番する(S52)。
管理サーバ1は、取引ID C101あるいは取引ID C201をキーにして、取引管理データベースT10と記番号リストT20とを更新する(822)。管理サーバ1は、ソータ20から受信したデータの中に偽券に関する情報が含まれているか判定し(S54)、偽札の情報が含まれていない場合、すなわちソータ20が偽札を検出していない場合(S54:NO)、後述のステップS55へ移る。偽券が検出されていた場合(S54:YES)、後述する偽券の証拠出力処理(S60)へ移行する。
管理サーバ1は、レシート42に記載された金額とソータ20で仕分けられた金額とが不一致であるか判定し(S55)、金額不一致が発生している場合(S55:YES)、後述する金額不一致の証拠出力処理(S70)へ移る。金額不一致が発生していない場合(S55:NO)、本処理を正常に終了する。
図13は、偽券の証拠出力処理(S60)を示すフローチャートである。管理サーバ1は、偽券を仕分けた操作者名/ID C503をキーにして、データベースT50から監視カメラ名C502を検出する(S61)。管理サーバ1は、偽券発生日付C206と時刻C207と監視カメラ名C502とをキーにして、データベースT40から偽札発見時の画像データを含むと予測される動画ファイルC405を検索する(S62)。
管理サーバ1は、偽券発生日付C206の時刻C207を基準として、その前後10分間(計20分間)の画像データを動画ファイルC405から切り出し、名前C121を付ける(S63)。偽札発見の証拠となる画像データには、例えば、「G_日付_取引ID.mp4」のようにファイル名を付けることができる。「G」は偽札の略である。「日付」は偽札が発生した日である。「取引ID」は偽札の発生した取引のIDである。
管理サーバ1は、取引管理データベースT10の各取引IDのうち、偽札の発生した取引ID C101の欄に、ステップS63で抽出された画像データ(偽券動画ファイルC121)を書き込んで、データベースT10を更新する(S64)。最後に、管理サーバ1は、偽券が発生した事を示す電子メールを作成し、管理者51の電子メールメールアドレスC506へ送信する(S65)。
図14は、金額不一致が発生した場合の証拠出力処理(S70)を示すフローチャートである。管理サーバ1は、金額不一致の発生したソータ20に対応する監視カメラ21を特定し(S71)、その監視カメラ21で撮影された動画ファイルの中から、金額不一致の発生した動画ファイルを特定する(S72)。
管理サーバ1は、特定された動画ファイルから、金額不一致の発生時刻を基準とする所定時間の画像データを抽出し、保存する(S73)。管理サーバ1は、取引管理データベースT10を更新した後に(S74)、金額不一致が発生した旨を電子メールにより管理者51へ通知する(S75)。
図15は、証拠の印刷または外部メモリへの保存処理(S80)を示すフローチャートである。
管理者51は、通知された不正行為発生、あるいは、偽券発生を通知する電子メールに記載された取引ID C101をキーとして、取引管理データベースT10あるいは記番号リストT20を検索し、証拠データを特定する(S81)。
管理サーバ1は、印刷が指示されると(S82:YES)、ステップS82で特定された証拠データの印刷をプリンタに指示する(S83)。管理サーバ1に直接接続されたプリンタでもよいし、管理サーバ1とネットワーク接続されたプリンタでもよい。さらに、紙媒体に印刷するのではなく、電子的媒体として印刷してもよい。
管理サーバ1は、管理者51から印刷が要求されていない場合(S82:NO)、外部メモリ6へのコピーが要求されたか判定する(S84)。外部メモリ6へのコピーが要求された場合(S84:YES)、メモリインターフェース部17から外部メモリ6へ証拠データを書き込む(S85)。
このように構成される本実施例によれば、キャッシュセンタ2を監視カメラ21で監視し、撮影された動画ファイルをリアルタイム解析するため、操作者22による不正行為を自動的かつ速やかに発見することができ、キャッシュセンタ2の信頼性が向上する。
さらに、本実施例では、不正行為だけでなく、金額不一致、偽札の発生といった事象にも対応し、証拠データを管理者が容易に確認できるため、管理者の報告書作成作業等を支援することができ、管理者にとっての使い勝手が向上する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。実施形態に述べた特徴は適宜組み合わせることもできる。
本実施形態の記載からソータ20を以下のように表現することもできる。
キャッシュセンタ2で現金を仕分ける自動現金仕分機20であって、仕分け作業の結果である仕分結果データと、仕分け作業中に偽札が検出された場合は前記偽札の画像データおよび記番号とを、管理装置1へ送信する、
自動現金仕分機。
本実施形態の記載から管理サーバ1を以下のように表現することもできる。
現金を仕分けるキャッシュセンタを管理する管理装置1であって、
自動現金仕分機20を操作する操作者22を撮影する監視カメラ21で撮影された動画ファイルを受信し、
前記自動現金仕分機における仕分け作業の結果である仕分結果データを受信し、
前記動画ファイルおよび前記仕分結果データを解析することにより、あらかじめ設定された所定の事象が検出された場合は、前記動画ファイルの中から前記所定の事象に対応する操作者22の画像データを抽出し、前記仕分結果データのうち前記所定の事象に対応する仕分結果データと前記抽出された画像データを関連付けて所定の出力先へ提供する、管理装置。
1:管理サーバ、2:キャッシュセンタ、3:監視システム、4:ATM、5:管理者端末、6:外部メモリ、10:不正検知部、11:データベース、12:通信部、13:仕分結果データ取得部、14:動画データ取得部、15:出力部、16:ユーザインターフェース部、17:メモリインターフェース部、20:ソータ、21:監視カメラ

Claims (5)

  1. 現金を仕分けるキャッシュセンタを監視する監視システムであって、
    自動現金仕分機を操作する操作者を撮影する監視カメラと、
    前記自動現金仕分機および前記監視カメラと通信可能に接続される管理装置であって、あらかじめ設定された所定の事象が検出された場合は、前記監視カメラにより撮影された動画ファイルの中から、前記所定の事象に対応する操作者の画像データを抽出し、前記自動現金仕分機からの仕分結果データのうち前記所定の事象に対応する仕分結果データと前記抽出された画像データとを関連付けて所定の出力先へ提供する管理装置と、
    を備え
    前記所定の事象には、前記仕分機に入力された現金の種類および金額を示すデータと前記仕分機の仕分結果とが不一致の場合が含まれる
    キャッシュセンタの監視システム。
  2. 前記画像データは、前記所定の事象の発生時刻を基準にして前記動画ファイルから抽出される、
    請求項1に記載のキャッシュセンタの監視システム。
  3. 前記所定の出力先は、前記キャッシュセンタの管理者が使用する情報端末である、
    請求項2に記載のキャッシュセンタの監視システム。
  4. 前記監視カメラは、あらかじめ設定された所定の対象領域を、あらかじめ設定された所定の時間帯について撮影し、前記動画ファイルを保存する、
    請求項1~3のいずれか一項に記載のキャッシュセンタの監視システム。
  5. 現金を仕分けるキャッシュセンタを計算機により監視する監視方法であって、
    前記キャッシュセンタでは、操作者により仕分機が操作されており、
    前記計算機は、前記操作者を撮影する監視カメラと前記仕分機とに通信可能に接続されており、
    前記計算機は、設定された所定の事象が検出された場合は、前記監視カメラにより撮影された動画ファイルの中から、前記所定の事象に対応する操作者の画像データを抽出し、前記仕分機からの仕分結果データのうち前記所定の事象に対応する仕分結果データと前記抽出された画像データとを関連付けて所定の出力先へ提供するものであり、
    前記所定の事象には、前記仕分機に入力された現金の種類および金額を示すデータと前記仕分機の仕分結果とが不一致の場合が含まれる
    キャッシュセンタの監視方法。
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