JP7197544B2 - シールド電線の製造方法、接地用部材付きのシールド電線、及び、加締め装置 - Google Patents

シールド電線の製造方法、接地用部材付きのシールド電線、及び、加締め装置 Download PDF

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Description

本発明は、接地用部材が取り付けられたシールド電線の製造方法、接地用部材が取り付けられたシールド電線、及び、そのようなシールド電線の製造に用い得る加締め装置、に関する。
従来から、筒状の加締め部材を所定の対象物の外周に加締めて固定する手法が提案されている。例えば、従来の加締め装置の一つ(以下「従来装置」という。)は、被覆電線と、被覆電線を覆う編組導体(銅線等を編み込んだ筒状体)と、を備えたシールド電線に対し、編組導体を接地するための筒状の接地用金具を加締めて固定するようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2019-003842号公報 特開2019-160957号公報
ところで、上述したように接地用金具をシールド電線に加締めて固定する際、接地用金具の位置ズレ等を抑制するべく、加締用金型の金型面から半球状に突出した突部により、接地用金具が編組導体に食い込むような圧着点(外見上は窪み)が形成される場合がある(例えば、特許文献2を参照。)。この窪みが編組導体や被覆電線に深く食い込んでいるほど、接地用金具が強固に固定されるものの、編組導体や被覆電線に窪みが食い込んでいる箇所に生じる応力が必然的に大きくなる。この箇所に生じる応力が過度に大きい場合、編組導体や被覆電線への負荷が大きくなり、編組導体や被覆電線に破損等が生じる可能性がある。逆に、この窪みの食い込みが浅く不十分である場合、接地用金具を編組導体や被覆電線に固定するための十分な保持力が得られず、接地用金具の位置ズレ等が生じる可能性がある。このように、接地用金具の保持力の向上と、シールド電線への負荷の低減と、を両立することは、一般に困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接地用部材を被覆電線等に固定するための保持力を高めることと、シールド電線への負担を小さくすることと、を両立可能なシールド電線の製造方法提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るシールド電線の製造方法、下記[1]~[]を特徴としている。
[1]
導体芯線を被覆層で覆うように構成される被覆電線と、前記導体芯線を覆うように配置される筒状のシールド体と、前記シールド体に加締めて固定される接地用部材と、を有するシールド電線を製造するための製造方法であって、
前記接地用部材は、
筒状の第1端子、及び、筒状の第2端子を含み、
当該製造方法は、
前記被覆電線及び前記シールド体が前記第1端子に挿通された状態にて、前記シールド体の開口端部に前記第1端子を配置する工程と、
前記シールド体の前記開口端部を径方向外側へ折り返すとともに、折り返された前記開口端部を前記第1端子の外周面と前記第2端子の内周面とによって挟むように、前記第2端子を配置する工程と、
前記第1端子及び前記第2端子を金型によって前記被覆電線の軸線に交差する方向に挟んで加締め形状に加圧変形させる工程と、を備え、
前記金型の金型面は、
前記軸線に向けて突出する突起部を有し、
前記突起部の突出端面は、
前記第2端子の外周面の加締前の半径よりも小さく且つ前記被覆電線の外周面の加締前の半径よりも大きい曲率半径を有する、
シールド電線の製造方法であること。
[2]
上記[1]に記載の製造方法において、
前記突起部の前記突出端面は、
前記第1端子の前記外周面の加締前の半径と、径方向における前記シールド体の厚さと、の和以上の曲率半径を有する、
シールド電線の製造方法であること
上記[1]の構成の製造方法によれば、金型による加締めの際、金型面の突起部が筒状の第1端子(例えば、シールド端子)及び第2端子(例えば、加締めリング)を径方向内側に加圧変形させる。このとき、突起部の突出端面の曲率半径(R)が、第2端子の外周面の加締前の半径(R1)よりも小さく且つ被覆電線の外周面の加締前の半径(R2)よりも大きい。即ち、R2<R<R1の関係が成立している。これにより、突起部の突出端面は、第2端子に対しては突出端面の両端部分等で局所的な(即ち、点状や線状の)外力を及ぼし、被覆電線(及びシールド体)に対しては突出端面の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。これにより、第2端子(及び第1端子)を金型の突起部に対応する凹状の溝状部を有する加締め形状に適正に変形させるとともに、その溝状部の溝底面の面部分で面状の外力(即ち、保持力)を十分に及ぼした状態で被覆電線等に第2端子(及び第1端子)を加締めて固定できる。したがって、本構成の製造方法は、接地用部材をシールド電線に固定するための保持力を高めることと、シールド電線への負担を小さくすることと、を両立できる。
なお、上記「シールド体」は、電磁波を遮蔽し得る電気的・電磁的な特性を有していればよく、具体的な構造は特に制限されない。例えば、シールド体として、編組導体や金属箔などが用いられ得る。更に、シールド体は、被覆電線に内蔵された一体の部材(例えば、導体芯線、第1被覆層、シールド体、及び、第2被覆層の順に積層されるように用いられるもの)であってもよいし、被覆電線とは別部材として被覆電線に被せるように用いられてもよい。
上記[2]の構成の製造方法によれば、突起部の突出端面の曲率半径(R)が、第2端子の外周面の加締前の半径(R3)とシールド体の厚さ(T)との和と同じ又は和よりも大きい。即ち、R3+T≦Rの関係が成立している。これにより、突起部の突出端面は、第2端子の外周面上に折り返して載せ置かれたシールド体に対しても、突出端面の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。したがって、本構成の製造方法は、第1端子と第2端子との間に挟まれるシールド体への負荷も小さくすることができる。
本発明によれば、接地用部材をシールド電線に固定するための保持力を高めることと、シールド電線への負担を小さくすることと、を両立可能なシールド電線の製造方法、接地用部材付きのシールド電線、及び、加締め装置、を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る接地用部材付きのシールド電線の概略斜視図である。 図2は、図1に示したシールド電線の製造過程を説明するための第1の図である。 図3は、図1に示したシールド電線の製造過程を説明するための第2の図である。 図4は、図1に示したシールド電線の製造過程を説明するための第3の図である。 図5は、本発明の実施形態に係る加締め装置が有する上側ダイス及び下側ダイスを用いてシールド電線の加締めリングを加締める前の状態を示す、図4(a)のA-A断面に対応する断面図である。 図6(a)は、図4(b)のB-B断面図であり、図6(b)は、図6(a)のC部の拡大図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る加締め装置、及び、その加締め装置を用いた本発明の実施形態に係るシールド電線の製造方法、及び、そのように製造されるシールド電線について説明する。
<シールド電線の構成>
図1は、接地用部材付きのシールド電線1を示している。具体的には、シールド電線1は、被覆電線10(芯線11及び芯線11の外周を覆う筒状の絶縁性の被覆層12)と、被覆電線10の外周を覆う筒状の編組導体20と、編組導体20の外周を覆う筒状のシース(絶縁外被)30と、を備えている。シールド電線1の編組導体20に対し、接地用部材(シールド端子40及び加締めリング50)が加締めて固定されることにより、図1に示す接地用部材付きのシールド電線1が製造される。シールド端子40は、編組導体20が捕集した電磁ノイズを接地対象に逃がすためのアース部材として機能する。
なお、本例では、シールド電線1は、編組導体20の外周を覆うシース30を備えているが、シース30が省略されて、編組導体20が被覆電線10とは別体として外部に露出するように形成されていてもよい。以下、説明の便宜上、シールド電線1の軸線(軸線方向)、径方向、及び周方向をそれぞれ、単に「軸線(軸線方向)」、「径方向」、及び「周方向」と呼ぶことがある。
シールド端子40は、加締前において、円筒状の円筒部41と、円筒部41の後端部から径方向外側に広がるフランジ部42と、を有する金属製の筒体であり(図2(a)参照)、編組導体20の開口端部21の近傍に配置されている。編組導体20の開口端部21は、シールド端子40の円筒部41を覆うように折り返されている。
加締めリング50は、加締前において、円筒状の形状を有する金属製の筒体である(図2(a)参照)。加締めリング50は、後述する加締め装置2(図5参照)によって加締め形状に加圧変形されることで、折り返された編組導体20の開口端部21の外周に加締めて固定されている。
加締めリング50の加締め形状は、図1及び図6に示すように、外周が6つの平面51からなる正六角形筒状の形状において、上下に対向する一対の平面51の各々についてのみ、平面51に代えて溝状部52が形成された、形状となっている。溝状部52は、軸線に向けて窪み且つ軸線方向全域に亘って延びており、断面円弧状に周方向に延びる溝底面53と、周方向における溝底面53の両端から径方向外側へ延びる溝側面54と、を有する。
加締めリング50が上述した加締め形状に加圧変形されることで、加締めリング50の径方向内側に位置するシールド端子40の円筒部41も、加締めリング50の加締め形状に対応する加締め形状に加圧変形されている。この結果、シールド端子40の円筒部41の加締め形状においても、加締めリング50の上下一対の溝状部52に対応して、上下一対の溝状部45が形成されている(図6(b)参照)。
シールド端子40の溝状部45は、加締めリング50の溝状部52と同様、軸線に向けて窪み且つ軸線方向全域に亘って延びており、断面円弧状に周方向に延びる溝底面43と、周方向における溝底面43の両端から径方向外側へ延びる溝側面44と、を有する。このように、加締めリング50及びシールド端子40の加締め形状がそれぞれ溝状部52及び溝状部45を有することによる作用・効果については後述する。
<シールド電線の製造方法>
次いで、図1に示したシールド電線1の製造方法について、図2~図4を参照しながら説明する。
先ず、図2(a)に示すように、編組導体20及びシース30が外周に設けられた被覆電線10と、シールド端子40と、加締めリング50と、が準備される。準備された被覆電線10では、後に折り返される編組導体20の開口端部21がシース30の先端から先端側に突出して露出するように、所定の端末処理が施されている。
次いで、図2(b)に示すように、編組導体20の開口端部21の近傍に(より具体的には、シールド端子40の円筒部41の先端部がシース30の先端より僅かに後端側に位置するように)、シールド端子40が挿通されて配置される。次いで、図3(a)に示すように、編組導体20の開口端部21が拡径される。
次いで、図3(b)に示すように、拡径された編組導体20の開口端部21が、シース30の先端を起点として径方向外側へ(即ち、シールド端子40の円筒部41の外周面を覆うように)折り返される。これにより、編組導体20の開口端部21は、シールド端子40の円筒部41を覆うように、シールド端子40の円筒部41の外周に配置される。
次いで、図4(a)に示すように、加締めリング50が、折り返された編組導体20の開口端部21の外周に挿通されて配置される。これにより、折り返された開口端部21が、シールド端子40の円筒部41の外周面と加締めリング50の内周面とによって挟まれた状態が得られる。
次いで、加締め装置2(図5参照)によって、図4(b)に示すように、加締めリング50及びシールド端子40の円筒部41がそれぞれ、上述した加締め形状に加圧変形されることで、折り返された編組導体20の開口端部21の外周及び内周に加締めて固定される。これにより、シールド端子40が編組導体20に対して強固に固定され且つ電気的に接続されたシールド電線1が製造される。
<加締め装置>
次いで、図5を参照しながら、シールド電線1の製造に用いられる本発明の実施形態に係る加締め装置2について説明する。
図5に示すように、加締め装置2は、上側ダイス60、及び、下側ダイス70を備えている。上側ダイス60及び下側ダイス70は、それぞれ、図4(a)に示す状態における加締めリング50の上方、及び、下方に配置される。
上側ダイス60及び下側ダイス70のそれぞれの金型面は、上側ダイス60の合わせ面61及び下側ダイス70の合わせ面71を合わせたときに、加締めリング50の加締め形状(図1及び図6参照)に対応する筒状の金型空間が構成されるような形状を有している。
具体的には、上側ダイス60の金型面は、加締めリング50の加締め形状における上側の溝状部52に対応する突起部62と、加締めリング50の加締め形状における上側の溝状部52に隣接する一対の平面51に対応する一対の平面部65と、で構成されている。突起部62は、軸線に向けて突出し且つ軸線方向全域に亘って延びており、断面円弧状に周方向に延びる突出端面63と、周方向における突出端面63の両端から径方向外側へ延びる突出側面64と、を有する。
下側ダイス70の金型面は、加締めリング50の加締め形状における下側の溝状部52に対応する突起部72と、加締めリング50の加締め形状における下側の溝状部52に隣接する一対の平面51に対応する一対の平面部75と、で構成されている。突起部72は、軸線に向けて突出し且つ軸線方向全域に亘って延びており、断面円弧状に周方向に延びる突出端面73と、周方向における突出端面73の両端から径方向外側へ延びる突出側面74と、を有する。
突起部62の突出端面63の曲率半径、及び、突起部72の突出端面73の曲率半径は同じ値であり、この曲率半径を「R」とする(図5参照)。加締めリング50の外周面の加締前の半径を「R1」とし、シース30(即ち、シールド電線1)の外周面の加締前の半径を「R2」とし、シールド端子40の円筒部41の外周面の加締前の半径を「R3」とし、編組導体20(開口端部21)の厚さを「T」とする。このとき、R2<R<R1の関係が成立している。更には、R3+T≦Rの関係も成立している。R3+Tは、折り返された編組導体20の開口端部21の外周面の加締前の半径を意味している。
以上、説明した上側ダイス60及び下側ダイス70を、図5に示すように、加締めリング50を挟むように上下方向に相対的に近づけることにより、加締めリング50及びシールド端子40の円筒部41がそれぞれ上述した加締め形状に加圧変形されると共に、編組導体20の開口端部21に対して加締められて、図1に示すシールド電線1が得られる。
上側ダイス60及び下側ダイス70による加締めの際、突起部62,72が加締めリング50を径方向内側に加圧変形させる。このとき、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、加締めリング50の外周面の加締前の半径R1よりも小さい(R<R1)。これにより、突起部62,72の突出端面63,73は、加締めリング50に対して、突出端面63,73の両端部分63a,73a(図5参照)で局所的な(線状の)外力を及ぼす。この結果、加締めリング50及びシールド端子40の円筒部41をそれぞれ、突起部62,72に対応する凹状の溝状部52,45(図6(b)参照)を有する加締め形状に適正に変形させながら、加締めリング50及びシールド端子40の円筒部41が、編組導体20に対して強固に保持されて固定され得る。
他方、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、シース30(シールド電線1)の外周面の加締前の半径R2よりも大きく(R2<R)、且つ、折り返された編組導体20の開口端部21の外周面の加締前の半径R3+T以上である(R3+T≦R)。これにより、突起部62,72の突出端面63,73は、シース30(シールド電線1)及び折り返された編組導体20の開口端部21に対しては、突出端面63,73の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼす。この結果、加締めリング50及びシールド端子40それぞれの加締め形状が有する溝状部52,45の溝底面53,43の面部分で面状の外力(即ち、保持力)をシース30(シールド電線1)及び折り返された編組導体20の開口端部21に及ぼすことができる。この結果、シース30(シールド電線1)及び折り返された編組導体20の開口端部21への負担を小さくできる。
<作用・効果>
本実施形態に係るシールド電線1の製造方法によれば、上側ダイス60及び下側ダイス70による加締めの際、金型面の突起部62,72が加締めリング50を径方向内側に加圧変形させる。このとき、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、加締めリング50の外周面の加締前の半径R1よりも小さく且つシース30(シールド電線1)の外周面の加締前の半径R2よりも大きい。即ち、R2<R<R1の関係が成立している。これにより、突起部62,72の突出端面63,73は、加締めリング50に対しては突出端面63,73の両端部分63a,73aで局所的な(線状の)外力を及ぼし、シース30(シールド電線1)に対しては突出端面63,73の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。これにより、加締めリング50及びシールド端子40の円筒部41を金型の突起部62,72に対応する凹状の溝状部52,45を有する加締め形状に適正に変形させながら、これらの加締め形状が有する溝状部52,45の溝底面53,43の面部分で面状の外力(即ち、保持力)をシース30(シールド電線1)に及ぼすことができる。したがって、本実施形態に係る製造方法は、シールド端子40を編組導体20に固定するための保持力を高めることと、シース30(シールド電線1)への負担を小さくすることと、を両立できる。
更に、本実施形態に係るシールド電線1の製造方法によれば、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、シールド端子40の円筒部41の外周面の加締前の半径R3と編組導体20の厚さTとの和(即ち、折り返された編組導体20の開口端部21の外周面の加締前の半径R3+T)以上である。即ち、R3+T≦Rの関係が成立している。これにより、突起部62,72の突出端面63,73は、シールド端子40の円筒部41の外周面上に折り返された編組導体20の開口端部21に対しても、突出端面63,73の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。したがって、本実施形態に係る製造方法は、シールド端子40の円筒部41と加締めリング50との間に挟まれる編組導体20の開口端部21への負荷も小さくすることができる。
また、本実施形態に係るシールド電線1によれば、シールド端子40及び加締めリング50がその軸線に向けて窪む溝状部45,52を有する断面形状を有する。これにより、溝状部45,52の溝底面43,53が、シース30(シールド電線1)及び編組導体20の開口端部21に対して溝底面43,53の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。これにより、本実施形態に係るシールド電線1は、上述した従来装置で製造されるシールド電線に比べ、シールド端子40を編組導体20に固定するための保持力に優れ、且つ、シース30(シールド電線1)及び編組導体20に生じている負担が小さい。
また、本実施形態に係る加締め装置2によれば、上側ダイス60及び下側ダイス70による加締めの際、金型面の突起部62,72が加締めリング50を径方向内側に加圧変形させる。このとき、突起部62,72の突出端面63,73が周方向に延び、その突出端面63,73の両端部分63a,73aから径方向外側に突出側面64,74が延びているため、突起部62,72の突出端面63,73は、加締めリング50に対しては突出端面63,73の両端部分63a,73a等で局所的な(線状の)外力を及ぼし、シース30(シールド電線1)や編組導体20(開口端部21)に対しては突出端面63,73の面部分で分散された(面状の)外力を及ぼすことになる。これにより、加締めリング50を金型の突起部62,72に対応する凹状の溝状部52を有する加締め形状に適正に変形させながら、その加締め形状が有する溝状部52の溝底面53の面部分で面状の外力(即ち、保持力)をシース30(シールド電線1)や編組導体20(開口端部21)に及ぼすことができる。したがって、本実施形態に係る加締め装置2は、加締めリング50を編組導体20に固定するための保持力を高めることと、シース30(シールド電線1)及び編組導体20への負担を小さくことと、を両立できる。
<他の態様>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用できる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、上側ダイス60及び下側ダイス70にそれぞれ突起部62,72が設けられている。これに対し、上側ダイス60及び下側ダイス70の何れか一方にのみ「突起部」が設けられていてもよい。
更に、上記実施形態では、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、シース30(シールド電線1)の外周面の加締前の半径R2よりも大きく、且つ、シールド端子40の円筒部41の外周面の加締前の半径R3と編組導体20の厚さTとの和(即ち、折り返された編組導体20の開口端部21の外周面の加締前の半径R3+T)以上である。これに対し、突起部62,72の突出端面63,73の曲率半径Rが、シース30(シールド電線1)の外周面の加締前の半径R2よりも大きく、且つ、折り返された編組導体20の開口端部21の外周面の加締前の半径R3+Tよりも小さくてもよい。
更に、上記実施形態では、「シールド体」として、筒状の編組導体20が採用されている。これに対し、「シールド体」として、電磁波を遮蔽し得る電気的・電磁的特性を有している限りにおいて、例えば、筒状の金属箔が採用されてもよい。また、「シールド体」は、被覆電線10と一体であっても別体であってもよい。
ここで、上述した本発明に係るシールド電線1の製造方法、接地用部材付きのシールド電線1、及び、加締め装置2の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
導体芯線(11)を被覆層(12)で覆うように構成される被覆電線(10)と、前記導体芯線(11)を覆うように配置される筒状のシールド体(20)と、前記シールド体(20)に加締めて固定される接地用部材(40,50)と、を有するシールド電線(1)を製造するための製造方法であって、
前記接地用部材は、
筒状の第1端子(40)、及び、筒状の第2端子(50)を含み、
当該製造方法は、
前記被覆電線(10)及び前記シールド体(20)が前記第1端子(40)に挿通された状態にて、前記シールド体(20)の開口端部(21)に前記第1端子(40)を配置する工程と、
前記シールド体(20)の前記開口端部(21)を径方向外側へ折り返すとともに、折り返された前記開口端部(21)を前記第1端子(40)の外周面と前記第2端子(50)の内周面とによって挟むように、第2端子(50)を配置する工程と、
前記第1端子(40)及び前記第2端子(50)を金型(60,70)によって前記被覆電線(10)の軸線に交差する方向に挟んで加締め形状に加圧変形させる工程と、を備え、
前記金型(60,70)の金型面は、
前記軸線に向けて突出する突起部(62,72)を有し、
前記突起部(62,72)の突出端面(63,73)は、
前記第2端子(50)の外周面の加締前の半径(R1)よりも小さく且つ前記被覆電線(10)の外周面の加締前の半径(R2)よりも大きい曲率半径(R)を有する、
シールド電線(1)の製造方法。
[2]
上記[1]に記載の製造方法において、
前記突起部(62,72)の前記突出端面(63,73)は、
前記第1端子(40)の前記外周面の加締前の半径(R3)と、径方向における前記シールド体(20)の厚さ(T)と、の和(R3+T)以上の曲率半径(R)を有する、
シールド電線(1)の製造方法。
[3]
導体芯線(11)を被覆層(12)で覆うように構成される被覆電線(10)と、前記導体芯線(11)を覆うように配置される筒状のシールド体(20)と、前記シールド体(20)に加締めて固定される接地用部材(40,50)と、を有する、接地用部材付きのシールド電線(1)であって、
前記接地用部材は、
筒状の第1端子(40)、及び、筒状の第2端子(50)を含み、
当該シールド電線(1)は、
前記被覆電線(10)及び前記シールド体(20)が前記第1端子(40)に挿通され、前記シールド体(20)の開口端部(21)が径方向外側へ折り返されるとともに折り返された前記開口端部(21)が前記第1端子(40)の外周面と前記第2端子(50)の内周面とによって挟まれ、前記 第1端子(40)及び前記第2端子(50)が前記被覆電線(10)の軸線に向けて窪む溝状部(45,52)を有するように加締められた加締め形状を有する、ように構成され、
前記溝状部(45,52)は、
前記被覆電線(10)の周方向に延びる溝底面(43,53)と、前記周方向における前記溝底面(43,53)の両端から前記被覆電線(10)の径方向外側へ延びる溝側面(44,54)と、を有する、
接地用部材付きのシールド電線(1)。
[4]
筒状の加締め部材(50)を所定の対象物(1)の外周に加締めて固定する加締め装置(2)であって、
前記加締め部材(50)をその軸線に交差する方向に挟んで加圧変形させる金型(60,70)を有し、
前記金型(60,70)の金型面は、
前記軸線に向けて突出する突起部(62,72)を有し、
前記突起部(62,72)は、
前記加締め部材(50)の周方向に延びる突出端面(63,73)と、前記周方向における前記突出端面(63,73)の両端(63a,73a)から前記加締め部材(50)の径方向外側へ延びる突出側面(64,74)と、を有する、
加締め装置(2)。
1 シールド電線(対象物)
2 加締め装置
10 被覆電線
20 編組導体(シールド体)
21 開口端部
40 シールド端子(第1端子、接地用部材)
43 溝底面
44 溝側面
45 溝状部
50 加締めリング(第2端子、接地用部材、加締め部材)
52 溝状部
53 溝底面
54 溝側面
60 上側ダイス(金型)
62 突起部
63 突出端面
63a 両端
64 突出側面
70 下側ダイス(金型)
72 突起部
73 突出端面
73a 両端
74 突出側面
R 曲率半径
R1 半径
R2 半径
R3 半径
T 厚さ

Claims (2)

  1. 導体芯線を被覆層で覆うように構成される被覆電線と、前記導体芯線を覆うように配置される筒状のシールド体と、前記シールド体に加締めて固定される接地用部材と、を有するシールド電線を製造するための製造方法であって、
    前記接地用部材は、
    筒状の第1端子、及び、筒状の第2端子を含み、
    当該製造方法は、
    前記被覆電線及び前記シールド体が前記第1端子に挿通された状態にて、前記シールド体の開口端部に前記第1端子を配置する工程と、
    前記シールド体の前記開口端部を径方向外側へ折り返すとともに、折り返された前記開口端部を前記第1端子の外周面と前記第2端子の内周面とによって挟むように、前記第2端子を配置する工程と、
    前記第1端子及び前記第2端子を金型によって前記被覆電線の軸線に交差する方向に挟んで加締め形状に加圧変形させる工程と、を備え、
    前記金型の金型面は、
    前記軸線に向けて突出する突起部を有し、
    前記突起部の突出端面は、
    前記第2端子の外周面の加締前の半径よりも小さく且つ前記被覆電線の外周面の加締前の半径よりも大きい曲率半径を有する、
    シールド電線の製造方法。
  2. 請求項1に記載の製造方法において、
    前記突起部の前記突出端面は、
    前記第1端子の前記外周面の加締前の半径と、径方向における前記シールド体の厚さと、の和以上の曲率半径を有する、
    シールド電線の製造方法。
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