JP7196518B2 - 印刷可能色出力装置、印刷可能色出力方法及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態による印刷可能色出力システム1の構成例を示すブロック図である。印刷可能色出力システム1は、例えば、印刷可能色出力装置10、印刷特性情報データベース20及びユーザ端末30を備える。
ここで印刷特性情報は、印刷に用いられる印刷特性に関する情報であって、例えば、インキ情報、基材情報、階調情報、印刷色実測情報などを含む情報である。インキ情報は印刷に用いられる原色インキの分光的な特性を示す吸収係数や散乱係数を示す情報である。基材情報は印刷する下地(基材)の素材や分光反射率を示す情報である。階調情報は、印刷の網点による階調表現を、一つの網点が複数の濃度階調領域からなるものとしたモデルで表した際の、指定網点面積率と、濃度改良領域の出現率の関係を記述した情報である。印刷色実測情報は、インキを印刷した印刷媒体(基材)から実測した分光反射率などの測定値を示す情報である。
印刷可能色出力装置10は、印刷特性情報及び指定色情報を用いて、印刷可能色を推定する。ここで、印刷可能色は、印刷特性情報におけるインキ及び基材の組合せにより印刷することが可能な色である。印刷可能色出力装置10は、指定色情報に対応する印刷可能色に関する印刷可能色情報を出力する。印刷可能色情報は、例えば、L*a*b*値で示される情報である。
ユーザ端末30は、デザイナー等により操作されるタブレットやコンピュータ等の端末であり、デザインされた画像や、印刷可能色出力装置10から示された印刷可能色を表示する。
ユーザ端末30は、例えば、マウスやキーボード等の入力装置を備える。ユーザ端末30において、当該入力装置がデザイナー等により操作されることにより、表示した画像における所定の箇所の画像の色が指定色情報として選択される。
ユーザ端末30は、例えば、カラーピッカーなどの機能を用いて指定色の色情報(指定色情報)を取得する。ユーザ端末30は、取得した指定色情報を印刷可能色出力装置10に出力する。
本実施形態では、印刷特性情報取得部101は、印刷特性情報として、少なくともインキ情報、及び基材情報を取得する。インキ情報には、印刷に用いる原色インキの吸収係数K(λ)及び散乱係数S(λ)が含まれる。基材情報には、基材の分光反射率(下地分光反射率)が含まれる。
指定色情報取得部102は、指定された指定色に関する指定色情報を、ユーザ端末30から取得し、取得した指定色情報を印刷可能色推定部107に出力する。
画像情報入力部105には、ユーザ端末30に表示させる画像の画像データが入力される。画像情報入力部105は、入力された画像データを、ユーザ端末30に出力して表示させる。
選択領域情報取得部106は、ユーザ端末30に表示された画像から選択された箇所を示す選択領域情報を取得する。ここで、選択領域情報は「指定色情報」の一例である。
本実施形態では、インキがベタで印刷されることを前提とする。つまり、印刷可能色推定部107は、ベタで印刷されたインキの色を基に印刷可能色を推定する。
印刷可能色推定部107は、算出色L*a*b*値と、指定色L*a*b*値との色差に基づいて配合比を変更しながら、当該色差が最小となる配合比を最適化により探索する。印刷可能色推定部107は、最適化により得られた算出色L*a*b*値と、指定色L*a*b*値との色差が最小となるときの配合インキの色を、指定色情報に応じた印刷可能色であると推定する。
図3に示すように、印刷可能色出力装置10の推定結果として、例えば、指定色の色と印刷可能色とが同一の表示画面に表示される。指定色と印刷可能色とを同一の画面に表示させることで、デザイナーが指定色と印刷可能色とを容易に比較することができる。
また、図3に示すように、印刷可能色出力装置10は、複数の印刷可能色を推定して表示させてよい。これにより、デザイナーは、指定色に対応した印刷可能色を選択してデザインすることが可能となる。例えば、これら複数の印刷可能色は、最適化において用いる色差の色差式を複数用いてそれぞれ最適化することにより求めることができる。
ステップS100:
印刷可能色出力装置10は、印刷特性情報データベース20から印刷特性情報を取得する。印刷可能色出力装置10は、例えば、デザイナーの入力操作などにより入力された印刷の条件を、ユーザ端末30を介して取得する。ここでの印刷の条件とは、例えば、インキや印刷媒体(基材)の種類等の条件である。印刷可能色出力装置10は、取得した印刷の条件に基づいて印刷特性情報データベース20を参照することにより印刷の条件に応じた印刷特性情報を取得する。
印刷可能色出力装置10は、ユーザ端末30から指定色情報を取得する。印刷可能色出力装置10は、例えば、デザイナーの選択操作などにより指定色として選択されたデザインの一部の箇所の色情報を、指定色情報としてユーザ端末30を介して取得する。
印刷可能色出力装置10は、取得した印刷特性情報を基に原色インキとして複数のインキを選択し、選択した複数の原色インキ各々の配合比を決定する。印刷可能色出力装置10は、まずは予め定めた比率(例えば、0.5:0.5)をインキの配合比とする。この配合比は最適化における変数であり、最適化のアルゴリズムに従って逐次変更される。
印刷可能色出力装置10は、配合インキの分光反射率R(λ)を算出する。印刷可能色出力装置10は、まず(1)式を用いて、配合インキの吸収係数K(λ)及び散乱係数S(λ)を算出する。そして、印刷可能色出力装置10は算出した配合インキの吸収係数K(λ)及び散乱係数S(λ)、及び印刷特性情報から取得した基材の分光反射率Rg(λ)、及び膜厚係数Xmとしての1を(2)式に代入することにより、配合インキの分光反射率R(λ)を算出する。
印刷可能色出力装置10は、算出した分光反射率R(λ)を用いて、算出色L*a*b*値を算出する。
ステップS105:
印刷可能色出力装置10は、算出色L*a*b*値と指定色L*a*b*値の色差を算出する。
印刷可能色出力装置10は、配合比の最適化処理が終了しているか否かを判定する。印刷可能色出力装置10は、ステップS104にて得られた算出色L*a*b*値よりも最適解となる配合比が存在し得る場合、ステップS102に進む。印刷可能色出力装置10は、ステップS104にて得られた算出色L*a*b*値よりも最適解となる配合比が存在しない場合、最適化処理終了としてステップS105に進む。最適化が終了しているか否かの判定は、採用した最適化アルゴリズムにより行われる。
ステップS107:
印刷可能色出力装置10は、算出色L*a*b*値と指定色L*a*b*値との色差が所定の閾値未満であるか否かを判定する。この所定の閾値は、印刷の環境、印刷媒体(基材)、或いは推定する印刷可能色の精度などの諸条件に応じて任意に決定されてよい。印刷可能色出力装置10は、算出した色差が所定の閾値未満である場合にはステップS108に進む。印刷可能色出力装置10は、算出した色差が所定の閾値以上である場合にはステップS110に進む。
印刷可能色出力装置10は、算出色L*a*b*値に対応する配合インキの色(ベタで印刷した場合の色)を印刷可能色と推定する。
ステップS109:
印刷可能色出力装置10は、推定した印刷可能色の色情報(印刷可能色情報)を出力する。印刷可能色出力装置10は、例えば、印刷可能色情報をユーザ端末30に出力することにより、ユーザ端末30に印刷可能色を表示させる。
印刷可能色出力装置10は、算出色L*a*b*値に対応する配合インキの色(ベタで印刷した場合の色)を印刷可能色と推定し、印刷可能色情報に追加する。
ステップS111:
印刷可能色出力装置10は、使用するすべての色差式を用いて最適化を行ったか否かを判定する。色差式には、L*a*b*空間における単純なユークリッド距離で表されるΔE* abや、ΔE* 94色差式、ΔE00色差式などの色差式が使用可能である。これら色差式は、あらかじめ印刷可能色出力装置10に組み込まれており、使用する複数の色差式をユーザが選択可能としても良い。印刷可能色出力装置10は、使用するすべての色差式について最適化を行なった場合、ステップS109に進む。使用する色差式が残っている場合には、ステップS112に進む。
ステップS112:
印刷可能色出力装置10は、最適化の際に使用する色差式を変更する。色差式を変更した上で、ステップS102に戻り、再度最適化を行う。
これにより、第1の実施形態の印刷可能色出力装置10は、指定色情報に基づいて印刷可能色を推定することができ、印刷可能な色を彩色したい色に応じて提示することが可能である。本実施形態の印刷可能色出力装置10では、指定色情報に基づいて印刷可能色を推定するため、例えば指定色に近い色についてのみ分光反射率を算出することが可能であり、指定色とは明らかに異なる色について分光反射率を算出しないようにすることができる。このため、印刷可能色を推定する印刷可能な色の全てについて分光反射率を算出する必要がなく、印刷可能な色域のデータベースを作成する場合と比較して処理負担を軽減させることができ、容易に印刷可能な色を提示することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、印刷可能色を調整する機能を備える点において、上述した実施形態と相違する。本実施形態による印刷可能色出力装置10Aは、例えば、印刷可能色をデザイナー自身で調整しようとする場合に使用される。以下の説明においては、上述した実施形態と相違する構成について説明し、上述した実施形態と同等な構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
表示制御部110Aは、調整対象色が選択された場合、印刷可能色推定部107Aから取得した配合色域を出力する。
また、表示制御部110Aは、候補色調整部108から取得した調整色の色情報を出力する。
これにより、第2の実施形態の印刷可能色出力装置10Aは、印刷可能色から選択した色を、配合色域の範囲で調整することが可能となる。例えば、印刷可能色出力装置10Aから提示された印刷可能色をデザイナー自身が所望する色に調整することができる。尚且つ、調整後の色は印刷可能である。このため、デザイナーは印刷可能な色の範囲で色を調整しながら、カンプと校正刷の間で色のギャップを生じさせることなく、デザインを仕上げることが可能である。
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、印刷可能色を指定された網点面積率(網%などともいう)に応じて算出する機能を備える点において、上述した実施形態と相違する。本実施形態による印刷可能色出力装置10Bは、例えば、印刷可能色を、配合インキをベタで印刷した色ではなく、配合インキをある網点面積率で印刷した色で表現しようとする場合に使用される。
網点印刷可能色推定部109は、算出網点L*a*b*値と、指定色L*a*b*値との色差に基づいて配合比を変更しながら、当該色差が最小となる配合比を最適化により探索する。
表示制御部110Bは、網点印刷可能色推定部109から網点印刷可能色の色情報を取得し、取得した色情報をユーザ端末30に送信(出力)する。
図8に示すように、印刷可能色出力装置10Bが網点印刷可能色を推定した推定結果として、例えば、指定色と、網点面積率を指定する指定欄が同一の表示画面に表示されてもよい。指定色と網点面積率の指定欄を同一の画面に表示させることで、デザイナーが指定色の選択と網点面積率の指定を容易に操作することができる。
図9に示すように、印刷可能色出力装置10Bが網点印刷可能色を推定した推定結果として、例えば、指定色と、指定網点面積率における網点印刷可能色とともに、各段階の網点面積率で印刷した際の印刷色が、同一の表示画面に表示される。この例では、網点面積率として、0、10、20、…。100%の各段階に対応する印刷色が表示されている。また、この例では、指定網点面積率が80%である場合を示しており、これに対応して、網点印刷可能色が網点面積率80%で印刷された場合の色の上に指定色が表示されている。これにより、デザイナーが指定色と指定網点面積率で表現された網点印刷可能色とを容易に比較することが可能である。
ステップS201:
印刷可能色出力装置10Bは、ユーザ端末30から調整対象色情報を取得する。印刷可能色出力装置10は、例えば、デザイナーの選択操作などにより複数の印刷可能色から選択された調整対象色の色情報を、調整対象色情報としてユーザ端末30を介して取得する。
ステップS202:
印刷可能色出力装置10Bは、ユーザ端末30から指定網点面積率を取得する。印刷可能色出力装置10Bは、例えば、デザイナーの選択操作などにより設定された調整対象色の網点面積率を、指定網点面積率としてユーザ端末30を介して取得する。
印刷可能色出力装置10Bは、指定網点面積率で印刷した場合の配合インキの分光反射率Rm(λ)を算出する。印刷可能色出力装置10Bは、まず(1)式を用いて、配合インキの吸収係数Kt(λ)及び散乱係数St(λ)を算出する。そして、印刷可能色出力装置10Bは算出した配合インキの吸収係数Kt(λ)及び散乱係数St(λ)、及び印刷特性情報から取得した基材の分光反射率、及び膜厚係数Xmとして指定された網点面積率に応じた値を(2)式に代入することにより、配合インキにおける膜厚毎の分光反射率R1(λ)、R2(λ)、R3(λ)、…、Rm(λ)を算出する。
ステップS205:
印刷可能色出力装置10Bは、(3)式に膜厚毎の分光反射率R1(λ)、R2(λ)、R3(λ)、…、Rm(λ)、及び、各濃度階調領域の出現率を示す出現率関数a1(s)、a2(s)、a3(s)、…、am(s)を代入することにより算出分光反射率R’KM(s,λ)を算出する。
印刷可能色出力装置10Bは、算出した算出分光反射率R’KM(s,λ)に基づき、観測光源を定めて、網点算出色L*a*b*値を算出する。
ステップS209:
印刷可能色出力装置10Bは、網点算出色L*a*b*値と調整対象色L*a*b*値との色差が所定の閾値未満であるか否かを判定する。この所定の閾値は、印刷の環境、印刷媒体(基材)、或いは推定する印刷可能色の精度などの諸条件に応じて任意に決定されてよい。印刷可能色出力装置10Bは、算出した色差が所定の閾値未満である場合にはステップS210に進む。印刷可能色出力装置10Bは、算出した色差が所定の閾値以上である場合にはステップS212に進む。
印刷可能色出力装置10Bは、網点算出色L*a*b*値に対応する配合インキの色(指定網点面積率で印刷した場合の色)を網点印刷可能色と推定する。
ステップS211:
印刷可能色出力装置10Bは、推定した網点印刷可能色の色情報(網点印刷可能色情報)を出力する。印刷可能色出力装置10Bは、例えば、網点印刷可能色情報をユーザ端末30に出力することにより、ユーザ端末30に網点印刷可能色を表示させる。この場合、印刷可能色出力装置10Bは、複数の網点面積率の段階に応じた色の色情報を出力するようにしてよい。
これにより、第3の実施形態の印刷可能色出力装置10Bは、指定された網点面積率で指定色を再現する網点印刷可能色を推定することができ、例えば、網点面積率を変化させた場合の各段階に対応する複数の色(ステップチャート)をユーザ端末30に表示させることができ、デザイナー自身が色を見比べながら、デザインに使用する色を、どの程度の網点面積率で表現するか、決定することが可能である。デザインに一様な薄い色の領域が含まれている際に、その薄い色をベタで再現するインキではなく、指定する網点面積率で再現するインキ(結果的に指定色よりも濃い色のインキとなる)を用いることにより、掛け合わせで再現可能な色域を拡大することができるため、印刷に用いるインキの色数を減らし、印刷コストを安く仕上げることが可能である。
10…印刷可能色出力装置
101…印刷特性情報取得部
102…指定色情報取得部
103…指定調整情報取得部
104…指定網点情報取得部
105…画像情報入力部
106…選択領域情報取得部
107…印刷可能色推定部
108…候補色調整部
109…網点印刷可能色推定部
110…表示制御部
20…印刷特性情報データベース
30…ユーザ端末
Claims (4)
- 印刷に用いられるインキにおける網点面積率に応じた階調を示す階調情報を含む印刷特性情報を取得する印刷特性情報取得部と、
指定された指定色に関する指定色情報を取得する指定色情報取得部と、
指定された指定網点面積率を示す指定網点面積率情報を取得する指定網点情報取得部と、
前記指定色情報と前記印刷特性情報と前記指定網点面積率情報とを用いて、前記指定網点面積率で印刷可能な色域の範囲を決定し、前記指定網点面積率で印刷可能となる網点印刷可能色を推定する印刷可能色推定部と、
前記印刷可能色推定部によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できた場合、前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色とともに、前記指定網点面積率とは異なる階調の網点面積率に対応する前記網点印刷可能色を表示させるための情報を出力し、前記印刷可能色推定部によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できない場合、推定できない旨のメッセージ及び前記色域を表示させるための情報を出力する出力部と、
を備えることを特徴とする印刷可能色出力装置。 - 画像の情報が入力される画像情報入力部と、
前記画像をユーザ端末に表示させる表示制御部を更に備え、
前記指定色情報取得部は、前記ユーザ端末に表示された画像において選択された領域における色を前記指定色として前記指定色情報を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷可能色出力装置。 - 印刷特性情報取得部が、印刷に用いられるインキにおける網点面積率に応じた階調を示す階調情報を含む印刷特性情報を取得する印刷特性情報取得工程と、
指定色情報取得部が、指定された指定色に関する指定色情報を取得する指定色情報取得工程と、
指定網点情報取得部が、指定された指定網点面積率を示す指定網点面積率情報を取得する指定網点情報取得工程と、
印刷可能色推定部が、前記指定色情報と前記印刷特性情報と前記指定網点面積率情報とを用いて、前記指定網点面積率で印刷可能な色域の範囲を決定し、前記指定網点面積率で印刷可能となる網点印刷可能色を推定する可能色推定工程と、
出力部が、前記印刷可能色推定部によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できた場合、前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色とともに、前記指定網点面積率とは異なる階調の網点面積率に対応する前記網点印刷可能色を表示させるための情報を出力し、前記印刷可能色推定部によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できない場合、推定できない旨のメッセージ及び前記色域を表示させるための情報を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする印刷可能色出力方法。 - コンピュータを、
印刷に用いられるインキにおける網点面積率に応じた階調を示す階調情報を含む印刷特性情報を取得する印刷特性情報取得手段、
指定された指定色に関する指定色情報を取得する指定色情報取得手段、
指定された指定網点面積率を示す指定網点面積率情報を取得する指定網点情報取得手段、
前記指定色情報と前記印刷特性情報と前記指定網点面積率情報とを用いて、前記指定網点面積率で印刷可能な色域の範囲を決定し、前記指定網点面積率で印刷可能となる網点印刷可能色を推定する印刷可能色推定手段、
前記印刷可能色推定手段によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できた場合、前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色とともに、前記指定網点面積率とは異なる階調の網点面積率に対応する前記網点印刷可能色を表示させるための情報を出力し、前記印刷可能色推定手段によって前記指定網点面積率に対応する前記網点印刷可能色が推定できない場合、推定できない旨のメッセージ及び前記色域を表示させるための情報を出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム。
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