JP7195081B2 - スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 - Google Patents
スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7195081B2 JP7195081B2 JP2018147727A JP2018147727A JP7195081B2 JP 7195081 B2 JP7195081 B2 JP 7195081B2 JP 2018147727 A JP2018147727 A JP 2018147727A JP 2018147727 A JP2018147727 A JP 2018147727A JP 7195081 B2 JP7195081 B2 JP 7195081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- scallop
- flange
- arc portion
- opening edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
また、特許文献2には、スカラップを補強する対策として、スカラップを溶接などで充填する構造が開示されている。
また、特許文献1のような構造では、梁の端部の応力を低減することが可能であるが、補強するためのテーパープレートを用意し接続する手間がかかってしまう問題がある。同様に、特許文献2のような構造でも、補強するためにスカラップを溶接などにより充填するための手間がかかってしまう問題がある。
すなわち、本発明によるスカラップは、H形断面梁の梁端現場接合部を形成するために、前記H形断面梁のウェブの端部に設けるものであって、前記H形断面梁の下フランジ側に位置する第一の開口端と、前記第一の開口端と相反する側に位置する第二の開口端とを有し、前記第一の開口端から、前記ウェブの端部から離れる向きに延びる第一の開口縁部と、前記第二の開口端から、前記ウェブの端部から離れる向きに延びる第二の開口縁部と、前記第一の開口縁部と前記第二の開口縁部とを接続する第三の開口縁部とを有し、前記第一の開口縁部は、前記ウェブと前記フランジとが交差する部分に設けられた隅肉部における前記ウェブ側の止端部と交差するように、円弧状に形成され、前記第一の開口端側の一端で、その接線が前記下フランジの内側の面と平行となる第一の円弧部を有し、前記第三の開口縁部は、前記第一の開口縁部と前記第二の開口縁部とを接続する円弧状に形成された第二の円弧部を有し、前記第一の円弧部の曲率半径が前記第二の円弧部の曲率半径より大きいことを特徴とする。
なお、本発明によるスカラップは、前記下フランジ側のスカラップ底のひずみの集中を緩和することを目的とするものであるが、当然、上フランジ側に対しても同様のスカラップを用いることができる。
この構成によれば、前記第一の円弧部と前記第二の円弧部とが連続的に接続されることで、前記スカラップ底へのひずみの集中を一層緩和することができ、前記スカラップ底にき裂が発生することをより抑制することができる。
この構成によれば、前記下フランジと柱とを溶接するための十分なスペースを確保することができ、前記フランジと前記柱との溶接を安定的に行い、溶接欠陥を生じないようにすることができる。
これにより、スカラップの下フランジ側におけるひずみの集中を緩和して、スカラップからのき裂の発生を安定的に抑制することが可能となる。
また、柱110と梁1とが接続する柱梁接合部110aには、梁1と接続するための一対のダイアフラム112、112が設けられている。各ダイアフラム112は、略矩形状の板体状に形成されたいわゆる通しダイアフラムであり、柱梁接合部110aの上下両端側に配設されていて、この柱梁接合部110aと柱材111とによってそれぞれ挟み込まれている。そして、各ダイアフラム112は、周縁部分が各柱材111の側面111aから突出した状態で溶接等により柱梁接合部110a及び柱材111と一体化されている。
なお、梁端現場接合部については、本実施形態のような通しダイアフラム形式の構造に限定されず、例えば梁1がダイアフラムを介さず柱110に直接接続される構成でもよいし、柱110がH形鋼で梁1とは柱110あるいはダイアフラムを介して接続される構成でもよい。
ウェブ10は、ウェブ10の軸方向と直交する方向、すなわちウェブ幅方向を梁1の高さ方向として、梁1の軸方向に延びている。一対のフランジ20は、梁1の軸方向に延びており、ウェブ10の両縁10b、10bに接続されている。また、一対のフランジ20は、ウェブ10の上下両端部において、それぞれウェブ10からウェブ10の厚さ方向に略直角に張出している。そして、梁1の軸線方向の端部が、柱110の周面に接続されている。なお、一対のフランジ20、20のうち、下側に位置するフランジ20を下フランジ、上側に位置するフランジ20を上フランジと称する。
ここで、本発明においては、梁において柱と接続する軸方向の端部を軸端部(1a)と称し、梁の軸端部において、ウェブ及びフランジが柱と接続される部分をそれぞれ軸端(10a、20a)と称する。
また、図3に示すように、本実施形態において隅肉部30は、梁1の軸方向視した断面において、ウェブ10のウェブ面11と接続するウェブ止端部31から、フランジ20の内面21と接続するフランジ止端部32までを繋ぐ直線状の傾斜面を有する三角形状に形成されており、さらに本実施形態では断面二等辺三角形状に形成されている。隅肉部30におけるウェブ10のウェブ面11及びフランジ20の内面21に沿う各辺の大きさ、すなわちフランジ20の内面21からウェブ止端部31までの距離である隅肉高さHf、及び、ウェブ10のウェブ面11からフランジ止端部32までの距離である隅肉幅Wfとしては、例えば3~30mm程度である。
本実施形態では、上記のとおり隅肉部30はウェブ10とフランジ20とを隅肉溶接を行うことにより形成されるものであり、隅肉部30と、隅肉部30近傍のウェブ10及びフランジ20との各部分によって溶接部が形成されている。
本実施形態においては、フランジ20の軸端20aは柱110のダイアフラム112に溶接されて、ウェブ10の軸端10aは柱材111の側面111aに溶接されている。
なお、本実施形態においては、梁1のウェブ10は、その軸端10aを柱110に溶接することにより柱110に接続されているが、梁のウェブの軸端を接合する方法は溶接に限定されるものではなく、例えばボルト接合によるものでもよい。
第二の開口縁部62は、形状は特に限定されないが、本実施形態の場合は第二の開口端60bから直線状に延びている。
また、第三の開口縁部63は、第一の開口縁部61から第二の開口縁部62に向かって湾曲する円弧状に形成された第二の円弧部72を有している。
ここで、第一の円弧部71の曲率半径R1は、第二の円弧部72の曲率半径R2の2.5倍以上であることが望ましい。このように、第一の円弧部71の曲率半径R1を、第二の円弧部72の曲率半径R2の2.5倍以上としたのは、スカラップ60のフランジ20側におけるひずみの集中を緩和して、スカラップ60からのき裂の発生をより安定的に抑制することが可能となるためである。
また、第二の円弧部72の曲率半径R2は、スカラップの形成の際にカッターにより切削することを考慮し、作業性を確保するためも6mm以上であるものとしてもよい。
図4は第一の態様のスカラップ60を示している。図4に示すように、第一の態様のスカラップ60において、第一の開口縁部61は、直近のフランジ20側の位置に配設されていて、第一の開口端60aを含む第一の直線部73と、第一の直線部73に接続された第一の円弧部71とを有する。
第一の直線部73は、直近のフランジ20の内面21において、スカラップ60によりウェブ10が切り欠かれた部分に相当するもので、本態様においては、直近のフランジ20の内面21に含まれている。また、第一の開口端60aは、直近のフランジ20の軸端20aに設けられていて、さらに具体的には、柱110と溶接されるフランジ溶接部40を形成する際に用いられる開先面40aにおけるウェブ10側の端部がこの第一の開口端60aとなっている。
第一の円弧部71は、第一の直線部73と接続する位置における接線がフランジ20の内面21と平行であり、且つ梁1の軸端部1aから離れるに従って、次第にフランジ20から離れる方向に湾曲する凹曲線状に形成されている。この第一の円弧部71は、第一の直線部73と接続されて隅肉部30を横断する隅肉横断部71cと、隅肉横断部71cにおける直近のフランジ20とは反対側の一端部からウェブ10のウェブ面11に沿って形成されるウェブ形成部71dとを有する。
また、第三の開口縁部63は、第二の円弧部72を有していて、第二の円弧部72の一端72aは、第一の開口縁部61の第一の円弧部71と接続されているとともに、他端72bは第二の開口縁部62の第二の直線部74と接続されている。
ここで、第一の円弧部71と第二の円弧部72とは、第一の円弧部71がなす円弧と第二の円弧部72がなす円弧とが共通の接線となる部分において接続されている。また、第二の円弧部72と第二の直線部74との接続部分では、第二の円弧部72をなす円弧の接線と第二の直線部74とが一致している。これにより、第一の開口縁部61、第二の開口縁部62及び第三の開口縁部63で構成されるスカラップ60の縁部の形状は連続的になっている。
なお、本態様においてスカラップ60の高さ寸法Hsは第一の直線部73と第二の直線部74との離間距離によって定まる。
図5に示すように、第二の態様のスカラップ60Aにおいて第一の開口縁部61は、第一の態様における第一の直線部73に相当する部分を備えず、第一の円弧部71における直近のフランジ20側の一端71aが第一の開口端60aとなっている。第一の開口端60aとなる第一の円弧部71の一端71aは、フランジ20の内面21上に位置しており、当該一端71aにおける接線がフランジ20の内面21に平行である。
なお、本態様においてスカラップ60の高さ寸法Hsは、第一の円弧部71の一端71aと第二の直線部74との離間距離によって定まる。
図6に示すように、本態様においては、フランジ溶接部40を形成する際に用いられる開先面40aが、上方に(厳密には上方に行くに従って次第に梁1の軸端部1aから離れる方向)に立ち上がっていて、開先面40aの一端が、直近のフランジ20の内面よりもウェブ幅方向中央側に位置している。そして、この開先面40aの一端が第一の開口端60aとなっている。
具体的に、スカラップ60Bは、第一の開口縁部61が、第一の開口端60aを含む第一の直線部75と、第一の直線部75と接続された第一の円弧部71とを有していて、第一の直線部75は、第一の開口端60aが直近のフランジ20の内面よりもウェブ幅方向中央側に位置している分だけフランジ20の内面21から離間した状態で、フランジ20の内面21と平行に形成されている。
ここで、第一の直線部75とフランジ20の内面21との距離で表わされるスカラップ離間距離Xsは、少なくとも隅肉部30のウェブ止端部31からフランジ20の内面21までの距離である隅肉高さHfよりも小さい。これにより、第一の直線部75と接続されている第一の円弧部71はウェブ止端部31と交差している。
なお、本態様においてスカラップ60の高さ寸法Hsは第一の直線部75と第二の直線部74との離間距離によって定まる。
図7に示すように、第四の態様のスカラップ60Cにおいて第一の開口縁部61は、第三の態様における第一の直線部75に相当する部分を備えず、第一の円弧部71の一端71aが第一の開口端60aとなっている。第一の開口端60aとなる第一の円弧部71の一端71aは、第三の態様と同様にフランジ20の内面21から離間していて、当該一端71aにおける接線はフランジ20の内面21に平行となっている。
ここで、第一の円弧部71の一端71aとフランジ20の内面21との距離で表わされるスカラップ離間距離Xsは、少なくとも隅肉部30のウェブ止端部31からフランジ20の内面21までの距離である隅肉高さHfよりも小さい。これにより、第一の直線部73と接続されている第一の円弧部71はウェブ止端部31と交差している。
なお、本態様においてスカラップ60の高さ寸法Hsは、第一の円弧部71の一端71aと第二の直線部74との離間距離によって定まる。
さらに、第二の開口縁部62については、本実施形態においては直線部であるとしたが、任意の形状とすることができ、例えば円弧状に形成されていてもよい。
これにより、スカラップ60のフランジ20側におけるひずみの集中を緩和し、スカラップ60からのき裂の発生を抑制することができる。そして、このような第一の円弧部71が隅肉部30におけるウェブ止端部31と交差するようにして形成されていることで、仮に延性き裂が発生したとしても、幅が相対的に狭く断面がウェブ10から断面変化が生じるウェブ止端部31近傍でき裂を発生させることができる。また、仮にウェブ10側の止端部近傍で延性き裂が発生したとしても、発生したき裂を、フランジ20に比較して引張応力が低いウェブ止端部31に沿って軸方向に安定的にき裂を進展させることができる。したがって、本実施形態のようなH形断面部材の端部接続構造200では、補強するために別の構成を設けなくても、スカラップから初期き裂が発生することを遅らせつつ、万一初期き裂が発生しても早期破断に至らないように延性き裂を進展させることができ、より安全性の高い梁端現場接合部100とすることができる。
また、スカラップ60の高さ寸法を35mm以下とすることで、ウェブ10でもモーメントをより効率よく伝達することができるため、柱110と梁1との接合部としての降伏曲げ耐力を向上させることができる。また、スカラップ60の高さ寸法を低く抑えることによって、ウェブ10でモーメントをより効率よく伝達することができるため、スカラップ60のフランジ20側のひずみの集中をさらに緩和させることができる。
さらに、第一の円弧部71と第二の円弧部72とが共通の接線により接続されていることで、第一の円弧部71と第二の円弧部72とが凹凸なく滑らかに接続されるため、より一層ひずみの集中を緩和することができ、き裂の発生をより安定的に抑制することができる。
また、第二の円弧部72の曲率半径R2を6mm以上とすることで、第二の円弧部72におけるひずみの集中も緩和することができるとともに、スカラップをカッターによって容易に切削して成形することができる。
解析手法としては有限要素法を用い、解析ソフトとしてはANSYS.Ver16を用いた。図8は本実施例で解析を行う解析モデルとなる梁端現場接合部100のモデルの全体を示している。図8に示すように、解析モデルは、片持ち梁形式とし、対称性を考慮して、梁1の幅方向に1/2モデルとした。解析モデルは、8節点6面体要素を使用した三次元ソリッド要素で作成した。柱110及び梁1に用いる鋼材の材料特性は、柱110及び梁1ともに同一材で同一の材料特性とし、SN490Bの材料試験結果から得られた応力-ひずみ曲線を複数の直線成分によってモデル化したものを用いた。
梁1として用いるH形断面梁の断面としては、図3に示すせいDbが700mm、幅Bが200mm、ウェブ10の厚さtbwが16mm、フランジ20の厚さtbfが22mmのものを用いた。ここで、隅肉部30の形状はフランジ20の内面21からウェブ止端部31までの隅肉高さHfと、ウェブ10のウェブ面11からフランジ止端部32までの隅肉幅Wfとは等しい二等辺三角形であり、Hf=Wf=18mmとした。また、柱110の側面から梁1の軸方向の端部までの長さLbを3500mmとした。なお、フランジ20の軸端20aが溶接される柱110側のダイアフラム112の厚さtd(図2参照)は32mmとした。また、図示しないが、柱110の外径Bcは500mm、板厚tcfは16mmとした。
一方、NO.26~39では、上記パラメータを変化させつつ、第一の円弧部71の曲率半径R1を第二の円弧部72の曲率半径R2の1.0倍より大きくするとともに、円弧部終端高さHcを隅肉高さHf未満とした。
また、NO.40~44では、上記パラメータを変化させつつ、第一の円弧部71の曲率半径R1を第二の円弧部72の曲率半径R2の1.0倍未満にするとともに、円弧部終端高さHcを隅肉高さHf以上とした。
さらに、NO.45~53では、上記パラメータを変化させつつ、第一の円弧部71の曲率半径R1を第二の円弧部72の曲率半径R2の1.0倍未満にするとともに、円弧部終端高さHcが隅肉高さHf未満とした。
例えば、上記実施形態では、柱に接続するH形鋼は溶接組立H形断面としたが、これに限られるものではなく、圧延H形鋼としても良い。圧延H形鋼の場合には、隅肉部30も母材により形成される。
1a 軸端部
10 ウェブ
20 フランジ
30 隅肉部
60、60A、60B、60C スカラップ
60a 第一の開口端
60b 第二の開口端
61 第一の開口縁部
62 第二の開口縁部
63 第三の開口縁部
71 第一の円弧部
72 第二の円弧部
73 第一の直線部(直線部)
R1 第一の円弧部の曲率半径
R2 第二の円弧部の曲率半径
Hs スカラップの高さ寸法
100 梁端現場接合部
110 柱
200 H形断面部材の端部接続構造
Claims (7)
- H形断面梁の梁端現場接合部を形成するために、前記H形断面梁のウェブの端部に設けるスカラップであって、
前記H形断面梁の下フランジ側に位置する第一の開口端と、
前記第一の開口端と相反する側に位置する第二の開口端とを有し、
前記第一の開口端から、前記ウェブの端部から離れる向きに延びる第一の開口縁部と、前記第二の開口端から、前記ウェブの端部から離れる向きに延びる第二の開口縁部と、
前記第一の開口縁部と前記第二の開口縁部とを接続する第三の開口縁部とを有し、
前記第一の開口縁部は、前記ウェブと前記下フランジとが交差する部分に設けられた隅肉部における前記ウェブ側の止端部と交差するように、円弧状に形成され、前記第一の開口端側の一端で、その接線が前記下フランジの内側の面と平行となる第一の円弧部を有し、
前記第三の開口縁部は、前記第一の開口縁部と前記第二の開口縁部とを接続する円弧状に形成された第二の円弧部を有し、前記第一の円弧部の曲率半径が前記第二の円弧部の曲率半径より大きいことを特徴とするスカラップ。 - 前記第一の円弧部と前記第二の円弧部とは、前記第一の円弧部がなす円弧と前記第二の円弧部がなす円弧とが共通の接線となる部分において接続されている請求項1に記載のスカラップ。
- 前記第一の開口縁部は、前記第一の開口端を含み直近の前記下フランジにおける内側の面に平行に配された直線部を有し、前記第一の円弧部の前記第一の開口端側の一端が前記直線部と接続されている請求項1または請求項2に記載のスカラップ。
- 前記第一の円弧部の曲率半径が前記第二の円弧部の曲率半径の2.5倍以上である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスカラップ。
- 前記スカラップの前記下フランジ側から上フランジ側へ向かう方向の寸法が15mm以上である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスカラップ。
- 前記スカラップをカッターによって切削して成形し、前記第二の円弧部の曲率半径が6mm以上である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のスカラップ。
- 前記請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のスカラップを用いて形成された梁端現場接合部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147727A JP7195081B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147727A JP7195081B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020023785A JP2020023785A (ja) | 2020-02-13 |
JP7195081B2 true JP7195081B2 (ja) | 2022-12-23 |
Family
ID=69618415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018147727A Active JP7195081B2 (ja) | 2018-08-06 | 2018-08-06 | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7195081B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7163849B2 (ja) * | 2019-04-05 | 2022-11-01 | 日本製鉄株式会社 | 接合構造およびh形断面部材 |
JP7506033B2 (ja) | 2021-06-30 | 2024-06-25 | Jfeスチール株式会社 | 溶接組立h形鋼梁、柱梁接合構造 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000027297A (ja) | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Ohbayashi Corp | 鉄骨柱と鉄骨梁との接合方法 |
JP2002018596A (ja) | 2000-07-07 | 2002-01-22 | Toshio Fujioka | 溶接用裏当て |
JP2015187339A (ja) | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 新日鐵住金株式会社 | 通しダイヤフラム溶接継手構造体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11315581A (ja) * | 1998-05-01 | 1999-11-16 | Nippon Steel Corp | H形鋼の溶接施工方法 |
-
2018
- 2018-08-06 JP JP2018147727A patent/JP7195081B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000027297A (ja) | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Ohbayashi Corp | 鉄骨柱と鉄骨梁との接合方法 |
JP2002018596A (ja) | 2000-07-07 | 2002-01-22 | Toshio Fujioka | 溶接用裏当て |
JP2015187339A (ja) | 2014-03-26 | 2015-10-29 | 新日鐵住金株式会社 | 通しダイヤフラム溶接継手構造体 |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
一般社団法人日本建築学会,鉄骨工事技術指針・工場制作編,2018年01月,244-253頁,奥付 |
日建連溶接標準,2018年07月01日,https://www.nikkenren.com/publication/detail.html?ci=228 |
藤田哲也,角形鋼管柱を用いた柱梁溶接接合部の力学的性能に関する実験的研究:梁スカラップの形状と溶接時の目違いが力学的性能に及ぼす影響,日本建築学会大会学術講演梗概集 構造(2)分冊,1992年,1537-1538頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020023785A (ja) | 2020-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5741356B2 (ja) | ラーメン骨組の柱梁接合部 | |
JP6304074B2 (ja) | 鋼製部材の溶接接合方法および溶接接合構造 | |
JP6656857B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP7195081B2 (ja) | スカラップ及びそのスカラップを用いた梁端現場接合部 | |
JP2011001792A (ja) | ラーメン骨組の柱梁接合部構造および圧延h形鋼 | |
JP5754262B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP5218919B2 (ja) | 柱梁接合部構造 | |
JP6065690B2 (ja) | 梁端部の接合構造 | |
JP6891053B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP7168855B2 (ja) | 溶接組立h形断面梁 | |
JP4893233B2 (ja) | 開口を有する鉄筋コンクリート梁の補強構造、開口を有する鉄筋コンクリート梁の製造方法、梁構造 | |
JP5577676B2 (ja) | 柱と梁の溶接接合構造 | |
JP6283839B2 (ja) | 大梁と小梁の剛接合方法 | |
KR102276624B1 (ko) | 사선형 내다이어프램이 설치된 cft 기둥구조 | |
JP7143781B2 (ja) | 梁端接合部 | |
JP6128058B2 (ja) | 梁端部の接合構造 | |
JP5973968B2 (ja) | 柱梁溶接継手およびその製造方法 | |
JP2001288823A (ja) | 柱梁の接合部補強構造 | |
JP7138460B2 (ja) | 鉄骨梁の補強方法および鉄骨梁 | |
WO2018012495A1 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP7205205B2 (ja) | 鋼部材の溶接接合方法および溶接接合構造 | |
JP4966673B2 (ja) | 柱と梁の接合構造 | |
JP4007726B2 (ja) | ラーメン構造 | |
JP6703303B2 (ja) | 柱梁仕口部及び柱梁接合方法 | |
JP2009030357A (ja) | 柱と梁の溶接接合構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180920 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220607 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7195081 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |