JP7191191B1 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子決済アプリの利便性の向上を図ること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、利用者による請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付部と、受付部によって受け付けられた請求情報に基づき、再発行依頼の依頼主が利用者であるか否かを問い合わせる問い合わせ部と、問い合わせ部による問い合わせ結果に基づき、依頼主が利用者であると判定された場合に、利用者へ請求書の電子データである電子請求書を提供する提供部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、インターネット等の各種ネットワークを介して、料金の支払いを行う技術が提案されている。また、近年では、電子決済アプリを利用して各種料金の支払いを行う技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2021-119517号公報
しかしながら、従来技術では、たとえば、電子決済アプリの利便性を向上させるうえで更なる改善の余地があった。たとえば、従来技術においては、利用者が請求書の再発行を依頼する場合については考慮されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、利用者による請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた前記請求情報に基づき、前記再発行依頼の依頼主が前記利用者であるか否かを問い合わせる問い合わせ部と、前記問い合わせ部による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供部とを備える。
本発明によれば、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る電子請求書データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る事業者端末の構成例を示すブロック図である。 図7は、実施形態に係る提供処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る再発行処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
[実施形態]
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置10と、利用者端末50と、事業者端末200とを有する。
図1に示す情報処理装置10は、利用者端末50を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供し、各種の決済を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、情報処理装置10は、取引対象の提供者(事業者)や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間における電子マネーの送金等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
図1に示す利用者端末50は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末50は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末50は、情報処理装置10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末50がスマートフォンである場合を示す。
図1に示す事業者端末200は、各事業者が利用する情報処理装置であり、例えば、サーバやクラウドシステム等により実現される。例えば、事業者端末200の動作に必要なシステムについては、情報処理装置10の運用元が提供するようにしてもよい。また、例えば、事業者端末200は、各事業者が提供するサービスに関する情報として、利用者のサービスの利用に応じた料金の請求に関する請求情報を管理する。
ここで、利用者端末50が実行する決済処理に先立ち、利用者端末50を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗に配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗を識別する店舗識別情報を示す2次元コードを用いて、利用者Uが利用者端末50を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者Uが任意の利用者端末50を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗にて各種の商品やサービスといった決済対象の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、利用者端末50に予めインストールされた決済用のアプリケーションを起動する。そして、利用者Uは、アプリケーションを介して、店舗に設置された店舗識別情報を撮影する。このような場合、利用者端末50は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗の店員から決済額の入力を受付ける。そして、利用者端末50は、利用者Uを識別する利用者情報と、店舗識別情報(若しくは、店舗識別情報が示す情報、すなわち、店舗を示す情報)と、決済額とを示す決済情報を情報処理装置10へと送信する。
このような場合、情報処理装置10は、利用者情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、情報処理装置10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末50へと送信する。このような場合、利用者端末50は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、利用者端末50を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末50を用いた決済は、店舗に設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末50は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗に設置された店舗端末は、利用者端末50に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報と、決済額と、店舗を識別する情報とを示す決済情報を情報処理装置10へと送信する。このような場合、情報処理装置10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗の店舗端末あるいは利用者端末50に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末50を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、情報処理装置10は、店舗の口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済額を請求してもよい。
また、利用者端末50を用いた決済は、利用者Uの口座から店舗の口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uの口座から、所定の取引対象を提供する提供者(事業者)の口座へと電子マネーを移行させる決済であってもよい。このような場合、利用者Uは、事業者が利用者Uに対して送付した支払帳票(例えば、コンビニ収納代行サービスにおいて用いられる振込票)に含まれるバーコードを、利用者端末50が備える撮影装置(カメラ)で読み取る。そして、利用者端末50は、読み取ったバーコードが示す支払先や支払額を画面に表示し、利用者Uから当該支払先に対する送金を承認する旨の操作を受け付けた場合、利用者識別情報と、支払額と、支払先を識別する情報とを示す決済情報を情報処理装置10へと送信する。このような場合、情報処理装置10は、利用者Uの口座から、支払先の口座へと、支払額が示す額の電子マネーを移行させる。
ところで、近年では、利用者Uの電子決済アプリを利用した電子請求書の決済を行う技術が提案されている。この場合、たとえば、請求元となる事業者は、決済サーバ(情報処理装置10に対応)を介して、請求先となる利用者Uと、電子決済アプリの利用者IDとを予め紐づけることで、電子請求書を請求先となる利用者Uへ提供する。
また、たとえば、利用者Uが、紙媒体の請求書を紛失した場合に、事業者に対し請求書の再発行を依頼する場合がある。このような場合においては、紙媒体の請求書から電子請求書(オンライン請求書)に切り替えた方が事業者および利用者Uの双方にとってメリットが生じる。
たとえば、電子請求書であれば、利用者Uが紛失するリスクが低く、また、利用者Uによる支払いの管理が容易である。また、事業者は、電子請求書にすることで、請求書の郵送コストを削減することができる。
そこで、情報処理システム1では、請求書を再発行する場合に電子請求書として発行する仕組みを提供することとした。具体的には、情報処理システム1では、後述するように通常発行による電子請求書とは異なるスキームで再発行する電子請求書に関する処理を実行する。
たとえば、情報処理システム1において、通常発行の電子請求書については、複数の利用者UのIDと請求料金とを紐づけたリストを取得して、バッジ処理で各利用者Uに電子請求書が発行される。また、情報処理システム1において、再発行の請求書については、各々の利用者Uからの再発行要求を受けて、その都度、電子請求書が発行される。
具体的には、図1に示すように、まず、利用者Uが事業者に対し、請求書の再発行を依頼する(ステップS01)。
たとえば、利用者Uは、事業者の専用窓口に電話することで、再発行を依頼することができる。この際、たとえば、専用窓口のオペレータは、電子請求書あるいは紙媒体の請求書のどちらを発行するかを利用者Uに対し質問する。たとえば、オペレータは、利用者Uが電子請求書による再発行を希望すると、利用者Uから氏名、住所、電話番号等の各種個人情報の聞き取りを行い、これらの情報を事業者端末200に入力することで、請求書に関する請求情報を作成する。
つづいて、事業者端末200は、利用者Uの再発行依頼によって作成された請求情報を情報処理装置10へ送信する(ステップS02)。ここでの請求情報は、情報処理装置10において、利用者Uに対し電子請求書を発行するために必要な情報であり、たとえば、利用者Uの電話番号および請求金額に関する情報が含まれる。
つづいて、情報処理装置10は、事業者端末200から受け取った請求情報に基づき、請求情報に記載された電話番号と、電子決済サービスに登録された利用者Uの電話番号とを照合することで、請求情報と利用者Uとの対応付けを行う。
その後、情報処理装置10は、電子請求書の再発行の依頼主が利用者Uであるか否かの問い合わせを行う(ステップS03)。たとえば、情報処理装置10は、利用者端末50に対しプッシュ通知、好ましくは、電子決済アプリへのプッシュ通知を行うことによって、電子請求書に関する問い合わせがある旨を利用者Uへ通知する。
たとえば、利用者Uがプッシュ通知のメッセージを開封すると、情報処理装置10によって作成された請求内容に関するコンテンツが利用者端末50に表示される。たとえば、かかるコンテンツには、請求内容(たとえば、宛名(たとえば、利用者Uの氏名)、請求元の事業者名、請求金額、請求の内訳等に関する情報)と、回答用のボタンがあわせて表示される。
たとえば、利用者Uが、利用者端末50に通知された請求内容を確認のうえ、回答用のボタンを操作することで、情報処理装置10は、問い合わせに対する利用者Uのレスポンスを受け取る(ステップS04)。
つづいて、情報処理装置10は、レスポンスに基づき、問い合わせた利用者Uと再発行を依頼した依頼者が一致すると判定された場合に、事業者端末200から受け取った請求情報に基づき、請求書の再発行を行う(ステップS05)。すなわち、情報処理装置10は、ステップS05において、請求書を電子データである電子請求書として再発行する。
そして、情報処理装置10は、発行した電子請求書を利用者Uの利用者端末50に対し提供する(ステップS06)。これにより、利用者Uは、利用者端末50の電子決済アプリを利用して電子請求書に対する支払いを実行することができる。
このように、実施形態に係る情報処理システム1では、利用者Uによる再発行要求を受けて、情報処理装置10は、事業者端末200から受け取った請求情報に基づき、再発行の依頼主であるか否かを電話番号が一致する電子決済サービスの利用者Uに対し問い合わせを行う。
そして、実施形態に係る情報処理システム1では、問い合わせの結果を受けて、再発行の依頼主が利用者Uであると判定された場合に、電子請求書を当該利用者Uの利用者端末50へ提供する。
したがって、実施形態に係る情報処理システム1によれば、再発行された請求書を電子請求書として取得することができ、当該電子請求書を電子決済アプリで支払うことができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
〔2-1.情報処理装置の構成例〕
次に、図2を用いて、情報処理装置10の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末50、事業者端末200等との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、電子請求書データベース32とを有する。
口座データベース31は、決済サービスにおける各利用者Uの口座情報を記憶するデータベースである。図3は、実施形態に係る口座データベース31に記憶する情報の一例を示す図である。
図3に示すように、たとえば、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」および「口座残高」などといった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報が格納される。「口座残高」は、口座の残高を示す。
図2の説明に戻り、電子請求書データベース32について説明する。電子請求書データベース32は、電子請求書に関する各種情報を記憶するデータベースである。図4は、実施形態に係る電子請求書データベース32の一例を示す図である。
図4に示すように、たとえば、電子請求書データベース32は、「請求書ID」、「発行元ID」、「請求先ID」、「請求種別」、「請求金額」および「状態」などといった項目の情報を互いに対応付けて記憶する。「請求書ID」は、電子請求書を識別するための識別情報を示す。「発行元ID」は、対応する電子請求書を発行した事業者を識別するための識別子である。
「請求先ID」は、対応する電子請求書の請求先となる利用者Uを識別するための識別子である。「請求種別」は、対応する電子請求書の種別であり、通常または再発行に大別される。
「請求金額」は、対応する電子請求書の請求金額である。「状態」は、対応する電子請求書の現在の状態(ステータス)であり、支払い状況や、問い合わせ状況等を示す。
図2の説明に戻り、制御部40について説明する。制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、受付部41と、問い合わせ部42と、発行部43と、提供部44と、決済処理部45と、通知部46とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
受付部41は、利用者Uによる請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける。具体的には、図1に示したように、利用者Uが請求書の請求元である事業者に対し請求書の再発行を依頼し、受付部41は、当該請求書に関する請求情報を請求元である事業者の事業者端末200から受け付ける。また、受付部41は、通常発行依頼によって作成された電子請求書に関する請求情報を事業者端末200から受け付ける。
ここで、通常発行された電子請求書とは、再発行処理を経ずに発行された請求書である。すなわち、通常発行された電子請求書は、たとえば、利用者Uから事業者へ紙媒体の請求書を廃止し、電子請求書による請求へ切り替えが行われた請求書である。たとえば、受付部41は、通常発行の請求書に関する請求情報については、利用者のIDと、請求金額とを対応付けたリストとして受け付ける。
たとえば、受付部41は、再発行依頼によって作成された請求情報と、通常発行依頼によって作成された電子請求書とをそれぞれ異なるAPI(Application Programming Interface)を通じて受け付ける。そして、受付部41は、請求書の種別をAPIによって識別する。
受付部41は、請求情報の種別が再発行依頼によって作成された請求情報である場合、かかる請求情報に関する情報を問い合わせ部42へ渡し、請求情報の種別が通常発行医らによって作成された請求情報である場合、かかる請求情報に関する情報を提供部44へ渡す。なお、受付部41は、たとえば、通常発行依頼によって作成された請求情報については、請求先となる利用者UのIDと、請求金額を紐づけたリストとして事業者端末200から受け付ける。また、受付部41は、請求情報の種別が再発行依頼による請求情報である場合には、請求情報として請求先となる利用者Uの電話番号および請求金額を事業者端末200から受け付ける。
問い合わせ部42は、受付部41によって受け付けられた請求情報に基づき、請求書の再発行依頼の依頼主が利用者Uであるか否かを利用者Uへ問い合わせる。まず、問い合わせ部42は、受付部41から受け付けた請求情報に記載された利用者Uの電話番号に基づき、口座データベース31から対応する利用者Uを特定する。
つづいて、問い合わせ部42は、特定した利用者Uに対し請求書の再発行の依頼主であるか否かの問い合わせを行う。たとえば、問い合わせ部42は、問い合わせに関するコンテンツを生成し、利用者Uの利用者端末50に対して通知する。
たとえば、問い合わせに関するコンテンツは、請求先となる利用者Uの氏名、請求元の事業者名、請求金額、支払い期限、請求の内訳などといった情報が含まれる。また、たとえば、問い合わせに関するコンテンツには、利用者Uによるレスポンス用のUI(User Interface)が含まれ、利用者Uは、かかるUIを操作することで、自身が依頼主であるか否かに関するレスポンスを行うことができる。
また、たとえば、問い合わせ部42は、利用者端末50に対するプッシュ通知によって利用者Uに対し問い合わせを行う。この際、問い合わせ部42は、決済アプリによるプッシュ通知を行うことが好ましい。
これにより、たとえば、利用者Uは、問い合わせ内容の確認から電子請求書の支払いまでを決済アプリを通じた一連の処理によって行うことができる。すなわち、決済アプリによるプッシュ通知を利用して、問い合わせを行うことで、利用者Uが通知を受けてから支払いを行うまでの手続きを簡略化することができる。なお、たとえば、問い合わせ部42は、メールやショートメッセージ等による各種プッシュ通知によって問い合わせを行うことにしてもよい。この場合、たとえば、メールやショートメッセージに決済アプリを起動するためのURL等を添付するようにしてもよい。
また、問い合わせ部42は、問い合わせに対する利用者Uのレスポンスを受け付け、問い合わせを行った利用者Uが依頼主であると回答した場合には、その旨を発行部43へ通知する。また、問い合わせ部42は、問い合わせを行った利用者Uが依頼主でないと回答した場合には、エラーとして事業者端末200へ通知する。これにより、事業者端末200では、たとえば、紙媒体による請求書が発行され、利用者Uへ送付される。
発行部43は、問い合わせ部42による問い合わせ結果に基づき、依頼主が利用者Uであると判定された場合に、請求情報に基づいて電子請求書を発行する。すなわち、再発行依頼の依頼主が利用者Uであることが確認できた時点で、発行部43は、電子請求書を発行する。
具体的には、発行部43は、請求情報に基づき、請求元(送金先)を事業者の口座、請求先(送金元)を利用者Uの口座に設定し、宛名、請求金額、請求者(事業者)等を示すコンテンツを電子請求書として発行する。
また、発行部43は、通常発行依頼によって作成された請求情報については、リストを用い、たとえば、バッチ処理によって、各利用者Uに対し、電子請求書を発行する。発行部43は、電子請求書を発行すると、発行した電子請求書を提供部44へ渡す。
提供部44は、問い合わせ部42による問い合わせ結果に基づき、依頼主が利用者Uであると判定された場合に、利用者Uへ請求書の電子データである電子請求書を提供する。たとえば、提供部44は、問い合わせ部42による問い合わせ結果に基づいて発行部43によって発行された電子請求書を対応する利用者Uの利用者端末50へ提供する。
また、通常発行依頼によって作成された電子請求書については、問い合わせ部42による処理を経由せずに、発行部43によって電子請求書が発行される。そのため、提供部44は、通常発行に係る電子請求書については問い合わせ部42による処理を経ずに利用者Uの利用者端末50に対し提供する。
このように、実施形態に係る情報処理システム1では、再発行された電子請求書に関しては、再発行の依頼主と利用者Uとが一致するか否かを確認する処理を挟むことで、利用者Uに対する電子請求書の誤送信等のトラブルを未然に防ぐことができる。
一方、通常発行依頼によって作成された請求情報については、問い合わせの分だけ、利用者Uの操作を簡略化することができる。なお、情報処理システム1では、すべての電子請求書について、問い合わせを行うようにしてもよい。
決済処理部45は、情報処理装置10が提供する電子決済サービスを用いた決済処理を実行する。決済処理部45は、利用者Uによる電子請求書に対する操作に基づいて、電子請求書に関する決済処理を実行する。
たとえば、決済処理部45は、利用者Uが電子請求書の支払い操作を行った場合、電子請求書によって規定された請求先の利用者Uの口座から請求元となる事業者の口座へ請求額分の電子マネーの送金を行う。なお、たとえば、電子請求書の支払いに関し、支払い日の予約を受け付けるためのコンテンツを利用者Uへ提供し、決済処理部45は、利用者Uが予約した支払い日時に決済処理を行うようにしてもよい。すなわち、この場合においては、利用者Uは、自身の口座残高にあわせて、たとえば給料日以降に支払い日を予約することができる。
また、決済処理部45は、利用者Uが商品の購入やサービスの提供を受けた際の決済処理を実行する。たとえば、決済処理部45は、利用者Uが決済アプリを用いて支払いを行った場合に、支払元となる利用者Uの利用者情報、支払先となる店舗の店舗情報および支払金額に関する情報を利用者端末50あるいは店舗端末(不図示)から取得する。
そして、決済処理部45は、利用者情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報が示す店舗の口座へと、決済額が示す額の電子マネーを移行させることで、決済処理を実行する。この際、決済処理部45は、各種手数料を支払金額から差し引いたうえで、決済処理を行うようにしてもよく、キャンペーン原資が店舗負担である場合に、支払金額からキャンペーン原資を差し引いたうえで決済処理を行うようにしてもよい。
通知部46は、決済処理部45によって決済処理が行われた場合に、決済内容を利用者端末50へ通知する。また、通知部46は、決済処理の処理対象が電子請求書である場合には、決済内容を利用者端末50および事業者端末200それぞれに対して通知する。
これにより、利用者Uおよび事業者の双方で決済内容を確認することができるので、特に事業者では、各利用者Uの電子請求書に関する支払いを容易に管理することができる。
また、たとえば、通知部46は、電子請求書に支払い期日が設定されている場合には、支払い期日が迫っている旨を利用者端末50へ通知するようにしてもよい。たとえば、通知部46は、支払いが行われていない電子請求書の支払い期日から数えて所定の日時に支払い期日が迫っている旨を通知するようにしてもよい。これにより、利用者Uによる電子請求書の支払い忘れを抑制することができる。
〔2-2.利用者端末の構成例〕
次に、図5を用いて、利用者端末50の構成例について説明する。図5は、実施形態に係る利用者端末50の構成例を示す図である。図5に示すように、実施形態に係る利用者端末50は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報処理装置10等との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、利用者端末50内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部130は、図5に示すように、アプリ実行部131を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
アプリ実行部131は、決済アプリに関する各種処理を実行する。たとえば、アプリ実行部131は、決済アプリを通じた電子決済に関する各種コンテンツを表示する。また、アプリ実行部131は、情報処理装置10から電子請求書の発行主が利用者Uであるか否かの問い合わせを受け付けた場合に、プッシュ通知によって利用者Uに対し通知する。
アプリ実行部131は、プッシュ通知によって通知したメッセージを利用者Uが開封すると、問い合わせ内容に関するコンテンツを表示する。そして、アプリ実行部131は、問い合わせ内容に対する利用者Uのレスポンスを受け付け、レスポンスの内容(電子請求書の再発行の依頼主が利用者Uか否か)を情報処理装置10へ送信する。
また、アプリ実行部131は、情報処理装置10から提供された電子請求書に関するコンテンツを表示し、利用者Uの操作に応じて電子請求書に関する支払いを行い、支払いに関する各種情報を情報処理装置10へ送信する。その後、アプリ実行部131は、情報処理装置10から決済内容に関する通知を受けて、かかる決済内容に関するコンテンツを表示する。
〔2-3.事業者端末の構成例〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る事業者端末200の構成例について説明する。図6は、実施形態に係る事業者端末200の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、事業者端末200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
通信部210は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報処理装置10等との間で情報の送受信を行う。
記憶部220は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
制御部230は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、利用者端末50内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部230は、図6に示すように、作成部231を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
作成部231は、各種電子請求書に関する請求情報を作成する。作成部231は、利用者U毎に請求金額を紐づけた請求情報をリストとして作成し、作成した請求情報を通常発行用のAPIを介して情報処理装置10へ送付する。
また、作成部231は、請求書の再発行依頼を受け付けた場合に、たとえば、オペレータ等の操作に基づき、利用者Uの電話番号、請求金額を示す情報を請求情報として作成し、作成した請求情報を再発行用のAPIを介して情報処理装置10へ送付する。
〔3.処理のフロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報処理装置10が実行する処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る提供処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報処理装置10によって実行される。
図7に示すように、まず、情報処理装置10は、事業者端末200から請求情報を受け付ける(ステップS101)。つづいて、情報処理装置10は、再発行依頼による請求情報か否かを判定する(ステップS102)。
情報処理装置10は、再発行依頼による請求情報であると判定した場合(ステップS102;Yes)、ステップS103の処理へ進み、再発行依頼による請求情報でない、すなわち、通常発行依頼による請求情報であると判定した場合(ステップS102;No)、ステップS105の処理へ進む。
つづいて、情報処理装置10は、利用者Uに対し再発行依頼の依頼主に関する問い合わせを行う(ステップS103)。つづいて、情報処理装置10は、問い合わせ結果に基づき、再発行依頼の依頼主は利用者か否かを判定する(ステップS104)。
情報処理装置10は、再発行依頼の依頼主が利用者Uであると判定した場合(ステップS104;Yes)、利用者Uに対し電子請求書を発行する(ステップS105)。つづいて、情報処理装置10は、利用者Uの利用者端末50に対し発行した電子請求書を提供する(ステップS106)。
その後、情報処理装置10は、利用者Uによる電子請求書に対する操作に基づいて、電子請求書に対する決済処理を実行し(ステップS106)、処理を終了する。また、情報処理装置10は、再発行の依頼主が利用者U出ないと判定した場合(ステップS104;No)、たとえば、電子請求書の発行元となる事業者端末200に対しエラーを報告し(ステップS108)、処理を終了する。
次に、図8を用いて、実施形態に事業者端末200が実行する処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る再発行処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理は、事業者端末200によって実行される。
図8に示すように、事業者端末200は、請求書の再発行要求を受け付ける(ステップS201)。なお、再発行要求については、事業者のオペレータが受け付けるようにしてもよい。
つづいて、事業者端末200は、たとえば、オペレータによる入力に基づいて、請求情報を作成する(ステップ202)。次いで、事業者端末200は、情報処理装置10に対し作成した請求情報を送信し(ステップ203)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
ところで、上述した実施形態では、電話番号に基づいて、問い合わせを行う利用者Uを特定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、氏名、住所等によって問い合わせを行う利用者Uを特定するようにしてもよい。
〔5.効果〕
上述した実施形態に係る情報処理装置10は、請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受付部41と、受付部41によって受け付けられた請求情報に基づき、再発行依頼の依頼主が利用者であるか否かを利用者へ問い合わせる問い合わせ部42と、問い合わせ部42による問い合わせ結果に基づき、依頼主が利用者であると判定された場合に、利用者へ請求書の電子データである電子請求書を提供する提供部44とを備える。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、再発行された請求書を電子決済アプリで支払うことができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置10は、問い合わせ部42による問い合わせ結果に基づき、依頼主が利用者であると判定された場合に、請求情報に基づいて電子請求書を発行する発行部43を備える。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、電子請求書を利用者へ迅速に提供することができる。
また、上述した実施形態に係る情報処理装置10は、提供部44によって提供された電子請求書に対する利用者の決済操作に基づき、電子請求書に関する決済処理を実行する決済処理部45を備える。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者が電子請求書の確認および支払いを電子決済アプリで一貫して行うことができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
また、上述した実施形態に係る問い合わせ部42は、利用者の利用者端末50に対するプッシュ通知を用いて、問い合わせ内容に関する情報を通知する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者に対し問い合わせ内容を適切に通知することができる。
また、上述した実施形態に係る問い合わせ部42は、利用者端末50にインストールされた電子決済アプリを用いて、プッシュ通知を行う。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者が電子決済アプリを通じて、問い合わせ内容の確認から電子請求書の支払いまでを1つのアプリケーションで完結することができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
また、実施形態に係る受付部41は、利用者の電話番号に関する情報を請求情報として、問い合わせ部42は、電話番号に紐づいた利用者へ依頼主か否かを問い合わせる。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、利用者が電子決済アプリの登録時に登録した電話番号をキーとして問い合わせを行うことができるので、問い合わせ先を適切に選定することができる。
また、実施形態に係る受付部41は、再発行依頼によって作成された請求情報と、通常発行依頼によって作成された請求情報とを受け付け、提供部44は、通常発行依頼によって作成された電子請求書については、問い合わせ部42による問い合わせを経ずに利用者へ電子請求書を提供する。したがって、実施形態に係る情報処理装置10によれば、問い合わせに関する利用者の操作を省略することができるので、電子決済アプリの利便性向上を図ることができる。
また、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置10と、利用者から再発行依頼を受けて作成した請求情報を情報処理装置10へ送信する事業者端末200とを備える。したがって、実施形態に係る情報処理システム1によれば、たとえば、請求書の郵送コストを削減することができる。
また、実施形態に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する情報処理方法であって、利用者による請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付工程と、前記受付工程によって受け付けられた前記請求情報に基づき、再発行の依頼主が前記利用者であるか否かを前記利用者へ問い合わせる問い合わせ工程と、前記問い合わせ工程による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供工程とを含む。したがって、実施形態に係る情報処理方法によれば、再発行された請求書を電子決済アプリで支払うことができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
また、実施形態に係る情報処理プログラムは、利用者による請求書の再発行依頼を受けて作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付手順と、前記受付手順によって受け付けられた前記請求情報に基づき、再発行依頼の依頼主が前記利用者か否かを前記利用者へ問い合わせる問い合わせ手順と、前記問い合わせ手順による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供手順とをコンピュータに実行させる。したがって、実施形態に係る情報処理プログラムによれば、再発行された請求書を電子決済アプリで支払うことができるので、電子決済アプリの利便性の向上を図ることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置10は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、実施形態に係る情報処理装置10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワーク(通信ネットワーク)Nを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置(図9では、出力装置および入力装置を総称して「入出力装置」と記載する)を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
31 口座データベース
32 電子請求書データベース
41 受付部
42 問い合わせ部
43 発行部
44 提供部
45 決済処理部
46 通知部
50 利用者端末
131 アプリ実行部
200 事業者端末
231 作成部

Claims (10)

  1. 利用者から紙媒体の請求書の発行元となる事業者へ行われた請求書の再発行依頼を受けて当該事業者によって作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた前記請求情報に含まれる前記利用者を識別可能な情報に基づき、前記再発行依頼の依頼主が前記利用者であるか否かを前記利用者へ問い合わせる問い合わせ部と、
    前記問い合わせ部による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記問い合わせ部による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記請求情報に基づいて前記電子請求書を発行する発行部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部によって提供された前記電子請求書に対する前記利用者の決済操作に基づき、前記電子請求書に関する決済処理を実行する決済処理部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記問い合わせ部は、
    前記利用者の利用者端末に対するプッシュ通知を用いて、問い合わせ内容に関する情報を通知すること
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記問い合わせ部は、
    前記利用者端末にインストールされた電子決済アプリを用いて、前記プッシュ通知を行うこと
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記受付部は、
    前記利用者の電話番号に関する情報を前記請求情報として受け付け、
    前記問い合わせ部は、
    前記電話番号に紐づいた前記利用者へ前記依頼主か否かを問い合わせること
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 前記受付部は、
    前記再発行依頼によって作成された請求情報と、通常発行依頼によって作成された請求情報とを受け付け、
    前記提供部は、
    前記通常発行依頼によって作成された請求情報については、前記問い合わせ部による問い合わせを経ずに利用者へ前記電子請求書を提供すること
    を特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  8. 請求項1~6のいずれか一つに記載の情報処理装置と、
    利用者から再発行依頼を受けて発行した電子請求書を前記情報処理装置へ送信する事業者端末と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  9. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    利用者から紙媒体の請求書の発行元となる事業者へ行われた請求書の再発行依頼を受けて当該事業者によって作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けられた前記請求情報に含まれる前記利用者を識別可能な情報に基づき、前記再発行依頼の依頼主が前記利用者であるか否かを前記利用者へ問い合わせる問い合わせ工程と、
    前記問い合わせ工程による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 利用者から紙媒体の請求書の発行元となる事業者へ行われた請求書の再発行依頼を受けて当該事業者によって作成された当該請求書に関する請求情報を受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって受け付けられた前記請求情報に含まれる前記利用者を識別可能な情報に基づき、前記再発行依頼の依頼主が前記利用者であるか否かを前記利用者へ問い合わせる問い合わせ手順と、
    前記問い合わせ手順による問い合わせ結果に基づき、前記依頼主が前記利用者であると判定された場合に、前記利用者へ前記請求書の電子データである電子請求書を提供する提供手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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