JP7184424B2 - 更新処理装置、更新処理方法、及びプログラム - Google Patents
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前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以
外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、プロセッサ指定部と、
指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、代替処理実行部と、
前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ファームウェア更新部と、
を備えている、ことを特徴とする。
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
前記複数のプロセッサのいずれかに、
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態における、更新処理装置、更新処理方法、及びプログラムについて、図1~図5を参照しながら説明する。
最初に、図1を用いて、本発明の実施の形態における更新処理装置の概略構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における更新処理装置の概略構成を示すブロック図である。
き可能な環境にあれば良く、バス40以外の手段によって接続されていても良い。
ウェア変換部14を備えている。
次に、本発明の実施の形態1における更新処理装置10の動作について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1における更新処理装置の動作を示すフロー図である。図5は、図4に示す更新処理の際のサブプロセッサの動作を示す図である。以下の説明においては、適宜図1~図3を参酌する。また、本実施の形態では、更新処理装置10を動作させることによって、更新処理方法が実施される。よって、本実施の形態における更新処理方法の説明は、以下の更新処理装置10の動作説明に代える。
、処理を行っていないサブプロセッサ30が存在している場合は、このサブプロセッサを指定する。
以上のように、本実施の形態では、メインプロセッサ20の処理をサブプロセッサ30に肩代わりさせることができる。このため、本実施の形態によれば、メインプロセッサ20のファームウェアを更新する場合であっても、マルチプロセッサシステム100を停止させることなく、継続して稼働させることができる。
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1~A8を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における更新処理装置10と更新処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、プロセッサ指定部11、代替処理実行部12、ファームウェア更新部13、及びファームウェア変換部14として機能し、処理を行なう。
複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれか又は全部のファームウェアを更新するための装置であって、
前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、プロセッサ指定部と、
指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、代替処理実行部と、
前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ファームウェア更新部と、
を備えている、ことを特徴とする、更新処理装置。
付記1に記載の更新処理装置であって、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記プロセッサ指定部は、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場
合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記代替処理実行部は、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記ファームウェア更新部は、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理装置。
付記2に記載の更新処理装置であって、
前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有しており、
当該更新処理装置が、更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ファームウェア変換部を更に備え、
前記代替処理実行部は、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、
前記ファームウェア更新部は、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込む、
ことを特徴とする、更新処理装置。
付記2または3に記載の更新処理装置であって、
前記ファームウェア更新部は、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理装置。
複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれか又は全部のファームウェアを更新するための方法であって、
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする、更新処理方法。
付記5に記載の更新処理方法であって、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記(a)のステップにおいて、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記(b)のステップにおいて、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記(b)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理方法。
付記6に記載の更新処理方法であって、
前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有しており、当該更新処理方法が、更に、
(d)更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ステップを有し、
前記(b)のステップにおいて、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、
前記(c)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込む、
ことを特徴とする、更新処理方法。
付記6または7に記載の更新処理方法であって、
当該更新処理方法が、更に、
(e)前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、ステップを有する、
ことを特徴とする、更新処理方法。
複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれか又は全部のファームウェアを更新するためのプログラムであって、
前記複数のプロセッサのいずれかに、
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、その動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする、プログラム。
付記9に記載のプログラムであって、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記(a)のステップにおいて、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記(b)のステップにおいて、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記(b)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、プログラム。
付記10に記載のプログラムであって、
前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有しており、前記複数のプロセッサのいずれかに、更に、
(d)更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ステップを実行させ、
前記(b)のステップにおいて、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、
前記(c)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込む、
ことを特徴とする、プログラム。
付記10または11に記載のプログラムであって、
前記複数のプロセッサのいずれかに、更に、
(e)前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、ステップを実行させる、
ことを特徴とする、プログラム。
11 プロセッサ指定部
12 代替処理実行部
13 ファームウェア更新部
14 ファームウェア変換部
20 メインプロセッサ
21 RAM
22 フラッシュROM
23 I/Oコントローラ
30 サブプロセッサ
31 RAM
40 バス
100 マルチプロセッサシステム
Claims (6)
- 複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれかのファームウェアを更新するための装置であって、
前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、指定したプロセッサの動作を停止させる、プロセッサ指定部と、
指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、代替処理実行部と、
前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ファームウェア更新部と、
前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有している場合において、更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ファームウェア変換部と、
を備え、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記プロセッサ指定部は、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記代替処理実行部は、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記ファームウェア更新部は、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理装置。 - 請求項1に記載の更新処理装置であって、
前記ファームウェア更新部は、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理装置。 - 複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれかのファームウェアを更新するための方法であって、
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、指定したプロセッサの動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
(d)前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有している場合において、更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ステップと、
を有し、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記(a)のステップにおいて、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記(b)のステップにおいて、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記(b)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、更新処理方法。 - 請求項3に記載の更新処理方法であって、
当該更新処理方法が、更に、
(e)前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、ステップを有する、
ことを特徴とする、更新処理方法。 - 複数のプロセッサを備えたマルチプロセッサシステムにおいて、前記複数のプロセッサのうちのいずれかのファームウェアを更新するためのプログラムであって、
前記複数のプロセッサのいずれかに、
(a)前記複数のプロセッサの中から、ファームウェアの更新対象となっているプロセッサ以外のプロセッサを指定し、指定したプロセッサの動作を停止させる、ステップと、
(b)指定されたプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、更に、指定されたプロセッサが、前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定されたプロセッサのメモリマップ設定を修正し、指定されたプロセッサに、前記更新対象となっているプロセッサの処理を行わせる、ステップと、
(c)前記更新対象となっているプロセッサのメモリ領域に、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記更新対象となっているプロセッサの前記ファームウェアを更新する、ステップと、
(d)前記ファームウェアが、データのアクセス先のアドレスを示すテーブルを有している場合において、更新前のファームウェアの前記テーブルと、更新後のファームウェアの前記テーブルとを対比して、更新前と更新後とにおけるアクセス先の変換箇所を示す変換テーブルを作成し、前記変換テーブルを用いて、更新後の前記ファームウェアにおけるアクセス先を変換する、ステップと、
を実行させ、
前記マルチプロセッサシステムは、単一の第1のプロセッサと、前記第1のプロセッサの指示に応じて動作する2つ以上の第2のプロセッサとを備え、
前記(a)のステップにおいて、前記第1のプロセッサがファームウェアの更新対象である場合に、いずれかの前記第2のプロセッサを指定し、その動作を停止させ、
前記(b)のステップにおいて、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを、指定された前記第2のプロセッサのメモリ領域に書き込み、更に、指定された前記第2のプロセッサが、前記第1のプロセッサのメモリ領域に格納されたデータにアクセスできるように、指定された前記第2のプロセッサのメモリマップ設定を修正し、それによって、指定された前記第2のプロセッサに、前記第1のプロセッサの処理を行わせ、
前記(b)のステップにおいて、前記第1のプロセッサのメモリ領域に、アクセス先が変換された、更新後の前記ファームウェアを書き込み、前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新する、
ことを特徴とする、プログラム。 - 請求項5に記載のプログラムであって、
前記複数のプロセッサのいずれかに、更に、
(e)前記第1のプロセッサの前記ファームウェアを更新した後に、前記第2のプロセッサそれぞれ毎に、当該第2のプロセッサのメモリ領域に、前記第2のプロセッサの新たなファームウェアを書き込み、書き込んだ前記新たなファームウェアを用いて、当該第2のプロセッサのファームウェアを更新する、ステップを実行させる、
ことを特徴とする、プログラム。
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