JP7179826B2 - 走査型プローブ顕微鏡用の熱的に安定した耐ドリフト性のプローブ及び製造方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡用の熱的に安定した耐ドリフト性のプローブ及び製造方法 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2017年8月3日に出願された米国仮出願第62/540,959号及び2017年8月4日に出願された米国仮出願第62/541,617号から優先権を主張しており、その出願は走査型プローブ顕微鏡用のプローブ及び製造方法と題されている。これらの出願の主題は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。
[発明の分野]
好ましい実施形態は、計測機器用のプローブアセンブリ及び対応する製造方法に関し、より詳細には、同様のサイズ及び機能の標準的なAFMプローブアセンブリと比較して熱ドリフトの影響を受けにくいプローブアセンブリに関する。
[関連技術の説明]
原子間力顕微鏡(AFM)などの走査型プローブ顕微鏡(SPM)は、鋭いチップと小さい力を使用して、サンプルの表面を原子寸法まで特性評価する装置である。一般に、SPMプローブのチップは、サンプルの表面に導入され、サンプルの特性の変化を検出する。チップとサンプルとの間に相対的な走査動作を提供することにより、サンプルの特定の領域で表面特性データを取得し、対応するサンプルのマップを生成できる。
図1には、典型的なAFMシステムが概略的に示されている。AFM10は、カンチレバー15を有するプローブ14を含むプローブ装置12を使用する。スキャナ24は、プローブ14とサンプル22との間に相対運動を生成する間、プローブとサンプルとの相互作用を測定する。このようにして、サンプルの画像又はその他の測定値を取得できる。スキャナ24は、通常、3つの直交方向(XYZ)の運動を通常生成する1つ以上のアクチュエータで構成される。多くの場合、スキャナ24は、3つの軸全てでサンプル又はプローブのいずれかを移動させる1つ以上のアクチュエータ(例えば、圧電チューブアクチュエータ)を含む単一の一体型ユニットである。代替として、スキャナは、複数の別個のアクチュエータのアセンブリであってもよい。一部のAFMでは、スキャナは複数の構成要素に、例えば、サンプルを移動させるXYスキャナと、プローブを移動させる別個のZアクチュエータとに分離されている。従って、このような機器は、例えば、ハンスマ(Hansma)らによる特許文献1、エリングス(Elings)らによる特許文献2、エリングスらによる特許文献3に記載されているように、プローブとサンプルとの間に相対運動を作り出す間、サンプルのトポグラフィ又は他の何らかの表面特性を測定することができる。
一般的な構成では、プローブ14は、カンチレバー15の共振周波数又はその近くでプローブ14を駆動するために使用される振動アクチュエータ又は駆動装置16に結合されることが多い。代替構成は、カンチレバー15の偏向、ねじれ、又は他の動きを測定する。プローブ14は、多くの場合、一体型チップ17を備える微細加工カンチレバーである。
一般に、電子信号は、SPMコントローラ20の制御下でAC信号源18から印加され、アクチュエータ16(又は代替としてスキャナ24)がプローブ14を振動させるようにする。プローブとサンプルの相互作用は、通常、コントローラ20によるフィードバックを介して制御される。特に、アクチュエータ16は、スキャナ24とプローブ14に結合できるが、自己作動カンチレバー/プローブの一部としてプローブ14のカンチレバー15と一体に形成できる。
上述のように、プローブ14の振動の1つ以上の特性の変化を検出することによりサンプル特性を監視すると、選択されたプローブ14が振動してサンプル22と接触することが多い。これに関して、偏向検出装置25は通常、光線をプローブ14の裏側に向けるために使用され、この光線は次いで検出器26に向かって反射される。光線が検出器26を横切って平行移動すると、(例えば、RMS偏向を決定し、それをコントローラ20に送信し、その後、その信号を処理して、プローブ14の振動の変化を決定するために)ブロック28で適切な信号が処理される。一般に、コントローラ20は、典型的にはプローブ14の振動の設定点特性を維持するために、チップとサンプルとの間の比較的一定の相互作用を維持するための制御信号を生成する。より詳しくは、コントローラ20は、チップとサンプルとの相互作用によって引き起こされるプローブの偏向に対応する信号と設定点とを回路30で比較することにより得られる誤差信号を調整する、PIゲイン制御ブロック32及び高電圧増幅器34を含んでもよい。例えば、コントローラ20は頻繁に、チップとサンプルとの間の略一定の力を保証するために、振動振幅を設定点値ASに保持するように使用される。代替として、設定点位相又は周波数を使用してもよい。
また、コントローラ20内に、及び/又は別個のコントローラ又は連結型若しくは独立型のコントローラのシステム内に、コントローラから収集されたデータを受信し、走査中に得られたデータを処理して、ポイント選択、曲線フィッティング及び距離決定演算を実行するワークステーション40も提供される。
AFMは、接触モードや振動モードなど、さまざまなモードで動作するように設計できる。このような動作は、表面全体にわたって走査されるプローブアセンブリのカンチレバーの偏向に応じて、サンプル又はプローブアセンブリのいずれかを、サンプルの表面に比較的垂直に上下に移動させることによって行われる。走査は通常、サンプルの表面に少なくとも一般に平行な「x-y」平面で行われ、垂直移動はx-y平面に垂直な「z」方向に行われる。多くのサンプルには、平面から外れた粗さ、曲率、傾斜があるため、「一般に平行」という用語を使用していることに留意する。このようにして、この垂直運動に関連するデータが保存され、測定されるサンプル特性に対応するサンプル表面の画像(例えば、表面トポグラフィー)を作成するために使用し得る。
例えば、AFMでは、接触モードと呼ばれる動作モードにおいて、顕微鏡は通常、チップを走査する間、サンプルの表面にかかるチップの力を略一定に保つ。これは、表面全体にわたって走査されるプローブアセンブリのカンチレバーの偏向に応じて、サンプル又はプローブアセンブリのいずれかを、サンプルの表面に比較的垂直に上下に移動させることによって行われる。このようにして、この垂直運動に関連するデータは保存され、その後、測定されるサンプル特性に対応するサンプル表面の画像(例えば、表面トポグラフィー)を作成するために使用し得る。同様に、TappingMode(商標)(TappingMode(商標)は、本譲受人が所有する商標である)として知られるAFM動作の別の好ましいモードでは、チップがプローブの関連カンチレバーの共振周波数又はその近くで振動する。この振動の振幅又は位相は、チップとサンプルの相互作用に応じて生成されるフィードバック信号を使用して走査中に一定に保たれる。接触モードの場合と同様に、これらのフィードバック信号は収集され、保存され、サンプルを特徴付けるデータとして使用される。
プローブチップとサンプルとの相互作用に応じたカンチレバーの偏向は、非常に感度の高い偏向検出器(多くの場合光学レバーシステム)で測定される。そのような光学システムでは、通常カンチレバーの上に置かれた光源から、カンチレバーの背面にレーザー光を集束するためにレンズが使用される。レバーの背面(チップの反対側)は反射性であり(例えば、製造中に金属化を使用)、光線はそこから光検出器に向かって反射される。動作中の検出器を横切る光線の平行移動は、レバーの偏向の測定値を提供し、これは、さらに1つ以上のサンプル特性を示している。
標準プローブの重大な欠点の1つは、熱ドリフトの影響を受けやすいことである。AFMカンチレバーの背面は、通常、カンチレバー材料の熱膨張係数とは異なる熱膨張係数を有する金属薄膜で被覆されているため、カンチレバーは、温度が変化すると、バイメタル効果によりドリフトする(例えば曲がる)ことがある。
AFMプローブのこの熱ドリフトの問題に対応するために、さまざまな解決策が考案されている。1つには、被覆されていないプローブが使用される。プローブのカンチレバーから金属を剥離すると、バイメタル効果がなくなる。残念なことに、この技術を使用すると、レーザー反射の和信号は大幅に減少する。AFM動作速度と分解能の改善が続けられている場合、信号強度の維持は引き続き重要である。
別の解決策では、両面が金属で被覆されたプローブ(両面被覆)が使用される。カンチレバーの元の金属被膜の反対側を同様の金属被膜で被覆すると、バイメタル効果のバランスが取れる。理論的には、これは機能する可能性があるが、実際の応用では、この技術は、2つの金属被膜の応力と厚さのバランスが正確に取れているプローブを製造することが非常に難しいため、不安定である。
一部のAFM開発者は、制限された金属被覆を試みた。この場合、バイメタル効果によるドリフトを低減するために、金属被覆はカンチレバーの背面の先端に制限される。但し、金属被覆は通常、シャドウマスクを介した蒸着によって適用される。これにより、特に金属被覆領域のサイズの縮小の点から見て、プローブ間の熱ドリフト性能が変化し、スケーラビリティが不足することがよくある。
上記の観点から、走査型プローブ顕微鏡法では、前面と背面が同様の金属で被覆され、サブマイクロメートル寸法までスケールを縮小可能なレバー付きプローブなどの現在の解決策と比較して、熱ドリフトが低減して非常に安定し、また、高品質のフォース顕微鏡データを収集するシステムの能力を損なうことはない、プローブアセンブリを必要としていた。
本明細書では、「SPM」及び特定のタイプのSPMの頭字語を使用して、顕微鏡装置又は関連技術、例えば「原子間力顕微鏡法」を指す場合があることに留意する。
米国再発行特許第34,489号明細書 米国特許第5,266,801号明細書 米国特許第5,412,980号明細書
好ましい実施形態は、制限された金属被覆の他の技術の限界を超えてスケーリング可能な(即ち、約25マイクロメートル未満の)レバー(の前面又は背面)の先端に、金属(又は誘電体)領域を画定するために、フォトリソグラフィ技術を使用するプローブ及び対応する製造方法を提供することにより、従来の解決策の欠点を克服する。好ましい実施形態では、視線ベース(line-of-sight-based)の蒸発プロセスにおいてAFMプローブカンチレバーとそのシャドウマスク開口との間に限定された孤立状態(finite stand-off)を有するシャドウマスクベースのプロセスと比較して、パターン忠実度の損失なく、プローブ間の再現性が増加するようにする。
また好ましい実施形態では、カンチレバーの先端の金属領域を、様々な長さで、同時にパターン形成する能力を可能にする。さらに、この製造方法では、例えば、カンチレバー上に任意のパターンを作成する能力によって、AFMの光線反射光学検出システムのレーザースポット形状を反映することを可能にする。好ましい実施形態に関する更なる背景については、参照用に付録Aが提供されることに留意する。
好ましい実施形態の第1の態様によれば、表面分析機器用のプローブアセンブリは、プローブアセンブリの基部を画定する基板と、基部から延び、先端を有するカンチレバーと、先端に配置された反射パッドとを含む。反射パッドの横方向の寸法は、カンチレバーの任意の点で、約±25マイクロメートル未満に正確に制御できる。
好ましい実施形態の更なる態様によれば、反射パッドは、フォトリソグラフィを使用してカンチレバー上にパターン形成される。さらに、反射パッドは、カンチレバーの前面に配置されている。反射パイドが金属であってもよい。
この実施形態の他の態様において、反射パッドは、1マイクロメートル未満の寸法を有する。
好ましい実施形態のさらに他の態様によれば、表面分析機器はAFMである。
好ましい実施形態の代替の態様によれば、表面分析機器用のプローブアセンブリを製造する方法は、基板を提供するステップと、基板からプローブアセンブリのプローブを形成するステップであって、上記プローブは、先端を備える自由端を有するカンチレバーと、チップと、を含むステップと、フォトリソグラフィを使用してカンチレバー上に反射パッドをパターン形成するステップと、を含む。さらに、パッドの寸法は25マイクロメートル未満である。
この実施形態の他の態様では、パターン形成ステップはカンチレバーの前面で実行される。
好ましい実施形態のさらに他の態様によれば、プローブ形成ステップは、基板上の低圧化学気相蒸着(LPCVD)シリコン窒化物、基板上のプラズマ強化化学気相蒸着(PECVD)シリコン窒化物、及びシリコンオン窒化物(SON)基板のうちの1つを使用することを含む。
この実施形態の他の態様では、パッドの寸法は1マイクロメートル未満である。
本発明のこれら及び他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明及び添付の図面から当業者に明らかになるであろう。しかし、詳細な説明及び特定の例は、本発明の好ましい実施形態を示しているが、限定ではなく例示として与えられていることを理解すべきである。本発明の精神から逸脱することなく、本発明の範囲内で多くの変更及び修正を行うことができ、本発明はそのような全ての修正を含む。
本発明の好ましい例示的な実施形態は、添付の図面に示されており、同様の参照番号は全体によって同様の部分を表している。
図1は、従来技術の原子間力顕微鏡の概略図である。 図2は、好ましい実施形態によるプローブの概略側面図である。 図3は、好ましい実施形態による、様々な形状を有する一連のプローブであって、その前面にフォトリソグラフィでパターン形成された反射パッドを有するプローブの概略正面図である。 図4A~図4Gは、フォトリソグラフィでパターン形成された反射領域を使用するドリフト補償AFMプローブアセンブリの代替実施形態の概略側面図である。 図5A~図5Gは、図2のプローブアセンブリをバッチで微細加工するステップを示す一連の概略側面図である。 図6A~図6Gは、代替方法による、図2のプローブアセンブリをバッチで微細加工するステップを示す一連の概略側面図である。
最初に図2を参照すると、好ましい実施形態に従って製造された原子間力顕微鏡(AFM)用の概略的なプローブアセンブリ100が示されている。フォトリソグラフィ技術を用いて、プローブの先端に金属(又は誘電体)の領域又は区域を画定して、AFMの動作時によく見られる有害な熱ドリフト効果に対応する。
プローブアセンブリ100は、プローブ104のカンチレバー106を形成する場合に、典型的には、(以下でさらに説明する)シリコン基板から生成される基部102を含む。カンチレバー106は、先端109を有する自由端108を含み、該先端109からチップ110が支持される。チップ110は、AFMでサンプルを撮像するときに、サンプルの表面と相互に作用する頂点112を有する。プローブ/カンチレバーの偏向を測定するために使用される光学検出方式に対応するために、レバーに反射領域が形成されている。この場合、反射領域は、レバー106の前面107上に形成された金属パッド114(カンチレバーのサイズに応じてサブマイクロメートルから数百マイクロメートル)である。既知のAFMプローブとは異なり、フォトリソグラフィ技術に従ってパターン形成されたパッド114を使用すると、好ましい実施形態では、プローブにカンチレバーの偏向の最適な検出に必要な反射特性を備えて、使用される金属の量、従って、前述の熱ドリフト問題を引き起こす可能性のあるバイメタル効果を最小限に抑える。パッド114は、カンチレバー106の前面に位置しているが、カンチレバー106は十分に薄いため、光学的光線反射方式からのレーザー光はカンチレバーを通過して、検出器(例えば、四分円フォトダイオード)に向かって反射できることに留意する。
次に図3を参照すると、例えば、シリコンウェハーを使用して形成されたバッチ製造プローブの図である。より詳細には、異なる形状のプローブ120、130、140、150(長さが増加する標準的なAFMプローブ)が同じシリコンウェハーから製造される。プローブ120は、基部122を含み、該基部から延びるカンチレバーアーム124を備え、チップ127を支持する先端126を有する。反射領域128は、先端近くのレバーの前面にも同様にフォトリソグラフィでパターン形成される。同様に、プローブ130、140、150は、それぞれの基部132、142、152から延びるアーム134、144、154を有し、チップ137、147、157を支持する先端136、146、156を含む。より短いプローブ120と同様に、プローブ130、140、150は、それらの先端に隣接する反射パッド/領域138、148、158を含む。
一連の代替のフォトリソグラフィでパターン形成された反射領域/パッドを図4A~図4Gに示す。図4Aでは、プローブ200は、先端204を有するカンチレバー202を含み、該先端は、頂点208を有するチップ206を支持する。この場合、反射パッド210(金属/誘電体)は、レバー203の背面203に(図2のように前面にではなく)パターン形成される。この設計の利点は、(カンチレバー材料(通常は窒化ケイ素)を通過する必要があるのではなく)AFMレーザーの直接反射が提供され、それにより偏向信号強度が向上することである。図4B及び4Cは、各レバーに2つのパッドが配置されたものであり、1つのパッドは、使用されたレーザーを収容して、選択されたAFMモードで、カンチレバーを駆動し、もう1つはプローブの動きを検出する2つの実施形態を示している。図4Bは、先端224を備えるカンチレバー222を有するプローブ220を示し、該先端は、頂点228を備えるチップ226を有する。この場合、異なる反射特性を有する2つのパッド230、232が、カンチレバー222の前面213に支持される。この一例は、一方のパッドが変位を検出するために使用され、他方のパッドが異なる波長のレーザーを使用してカンチレバーを駆動するために使用されるカンチレバーである。両方のパッドは、必ずしもその先端にある必要はない。同様に、図4Cに示されるプローブ240は、2つのパッド250、252を含むが、先端244を有するカンチレバー242の背面243に支持され、カンチレバー242は、頂点248を有するチップ246が突出する先端244を有する。
次に図4Dを参照すると、背面263を有するカンチレバー262と、頂点268を備えるチップ266を支持する先端264とを含むプローブ260が、最適な偏向感度のために設計されている。この場合、反射(例えば、金属)パッドは、レバー262の先端264における長さ「L」(カンチレバーのサイズに応じてサブマイクロメートルから数百マイクロメートル)を、チップに至るまで延びるように、フォトリソグラフィでパターン形成されている。反射パッドを使用することによる熱ドリフトの利点を減らす可能性のある場合に、反射材料を多く使用するが、検出方式で、より多くのレーザー光が捕捉及び反射される場合がある。図4Eは、レバーの前面283に配置されたパッド292を備えるカンチレバー282を有するプローブ280を示している。プローブはまた、頂点288を有するチップ286を含み、このチップ286は、予め機能化されるように、例えば、サンプルの生体/電気/磁気特性に対応するように、材料290で被覆されている。
次に、図4Fと図4Gを参照すると、フォトリソグラフィを使用してカンチレバーの両面をパターン形成する。特に、図4Gでは、プローブ300は、チップ306が延びる先端304を有し、AFM動作中に、サンプル表面(図示せず)と相互に作用する頂点308を有するカンチレバー302を含む。カンチレバー302は、反射層310、312を各々支持する前面303及び背面305を含む。同様に、図4Gのプローブ320は、チップ326が延びる先端324を有し、サンプル表面と相互に作用する頂点328を有するカンチレバー322を含む。カンチレバー322は、反射層330、332を各々支持する前面及び背面323、325を含む。さらに、図4Gのプローブは、試験中のサンプルの生体/磁気/電気特性に対応するために、異なる材料のチップ326に被膜334を含む。これらの両方の場合において、片面だけが被覆された場合に、カンチレバーを曲げる(当技術分野で理解されているように、一部の用途、例えば、細胞撮像、化学分析、電気分析で使用される)高応力材料を使用して、カンチレバーの両面被覆が実行される。
図5A~図5Gを参照すると、図2に示されているように、好ましい実施形態による熱補償プローブアセンブリの製造方法が示されている。上記のようなプローブの製造について説明するが、この説明は、さまざまな特性のプローブのバッチ製造にも適用されることを理解することに留意する。最初に、シリコンウェハーなどの出発材料500が図5Aに提供される。次に、図5Bでは、適切なマスクと異方性(凸型)のシリコンのウェット(又はドライ)エッチングを使用するリソグラフィを使用して、チップ502が形成される。図5Cでは、レバー材料504、典型的には窒化物が、LPCVD(低圧化学気相蒸着)又はPECVD(プラズマ強化化学気相蒸着)、又はスパッタリングを使用して、堆積される。
図5Dを参照すると、反射領域又はパッドの形成は、反射材料506を蒸着又はスパッタリング又は電気めっきすることにより始まり、この場合、プローブの前面の上に被膜を作成する。通常、反射材料はアルミニウム、クロム、及び/又は金である。次に、図5Eに示すように、金属層/被膜をパターン形成して反射パッド又は反射領域508を作成することにより、パッドのリソグラフィステップが実行される。特に、本リソグラフィ技術を使用すると、パッドの形状を調整して、AFMツールの特定の様態、例えば光偏向検出装置のレーザースポット形状を反映させることができる。図5Fでは、さらに、レバーを画定するために、リソグラフィを使用して金属層/被膜のパターンを形成している。最後に、図5Gでは、カンチレバーエッチングが実行され、それにより、例えばカンチレバーの長さが画定される。チップ502は中空であってもなくてもよい。
図6A~図6Gを参照すると、図2に示されるように、好ましい実施形態による熱安定性/耐ドリフト性プローブアセンブリ600を製造する代替方法が示されている。さらに、この説明は、さまざまな特性のプローブのバッチ製造にも適用されることが理解される。最初に、シリコンウォーターではなく、シリコンオン窒化物ウェハーなどの出発材料601が図6Aに提供される。602はシリコン装置層、606は埋め込みレバー材料(通常は窒化物(Si)、又は窒化物と他の誘電材料との組み合わせ)、604はシリコンハンドル層(プローブアセンブリ600の基部)である。次に、図6Bでは、適切なマスクと異方性のシリコンのウェット(又はドライ)エッチングを使用するリソグラフィを使用して、チップ608が形成される。図6Cでは、レバー材料606は、フォトリソグラフィを使用してパターン形成され、レバー610になる。
図6Dを参照すると、反射領域又はパッドの形成は、反射材料612を蒸着又はスパッタリング又は電気めっきすることにより始まり、この場合、プローブの前面の上に被膜を作成する。通常、反射材料は、アルミニウム、クロム(特定の用途では高応力材料)、及び/又は金である。次に、図6Eに示すように、金属層/被膜をパターン形成して反射パッド又は領域614を作成することにより、パッドのリソグラフィステップが実行される。最後に、図6Fでは、カンチレバーエッチングが実行され、それにより、例えばカンチレバーの長さ「L」を画定する。プローブ500のチップ502と同様に、チップ608は中空であってもなくてもよい。
要約すると、原子間力顕微鏡の視野では、フォトリソグラフィを使用して、AFMプローブ上に反射材料の微調整領域を作成することにより、AFMプローブの熱ドリフトに対する感度を、大幅に(即ち10倍超過して)減じる解決策がある。熱ドリフトの問題を克服するための従来の試みとは異なり、例えば、熱ドリフトの問題が、プローブの動きの検出を容易にするために使用されるプローブ上の反射材料によって引き起こされるバイメタル効果に関連するため、好ましい実施形態では、反射領域の横方向の寸法(例えば、長さ/幅)を、±25マイクロメートル未満(場合によっては、理想的な熱特性を得るためにサブマイクロメートル)に、正確かつ繰り返し制御することができる。これにより、AFMは、強制クランプ、プルアンドホールドタンパク質の折り畳み/再折り畳みなどを含むがこれらに限定されない新しい用途分野を開くことができる。
本発明を実施する発明者によって企図された最良の形態が上に開示されているが、本発明の実施はそれに限定されない。本発明の特徴の様々な追加、修正及び再配置が、基礎となる発明概念の精神及び範囲から逸脱することなく行われ得ることは明らかであろう。

Claims (17)

  1. 表面分析機器用のプローブアセンブリであって、
    前記プローブアセンブリの基部を画定する基板と、
    前記基部から延び、自由端を有するカンチレバーであって、前面と背面とを有し、前記前面にチップが配置されている、カンチレバーと、
    前記カンチレバーの前記前面において 先端に配置された少なくとも1つの反射パッドと、
    を含み、前記反射パッドは、フォトリソグラフィを使用してパターン形成されており、前記反射パッドは前記カンチレバーの前記背面には配置されていない、プローブアセンブリ。
  2. 前記反射パッドが、前記カンチレバー上の任意の点で、約±25マイクロメートル未満に制御可能な横方向寸法を有する、請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  3. 前記寸法が、1マイクロメートル未満である、請求項2に記載のプローブアセンブリ。
  4. 前記横方向寸法は、長さ及び幅のうちの少なくとも1つである、請求項3に記載のプローブアセンブリ。
  5. 前記反射パッドは、前記自由端の先端まで延びる、請求項2に記載のプローブアセンブリ。
  6. 前記少なくとも1つの反射パッドの材料が、高応力材料である、請求項に記載のプローブアセンブリ。
  7. 前記少なくとも1つの反射パッドは、少なくとも2つの反射パッド、すなわち、偏向測定に対応する反射パッドと、AFM動作モードに従う前記プローブアセンブリの駆動に対応する反射パッドとを含む、請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  8. 前記反射パッドは、誘電体及び金属のうちの少なくとも1つである、請求項2に記載のプローブアセンブリ。
  9. 前記表面分析機器がAFMである、請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  10. 前記少なくとも1つの反射パッドの寸法は、前記カンチレバーの長さに依存する、請求項に記載のプローブアセンブリ。
  11. 前記基板は、シリコンウェハー及びシリコンオン窒化物ウェハーのうちの1つである、請求項1に記載のプローブアセンブリ。
  12. 表面分析機器用のプローブアセンブリを製造する方法であって、
    基板を提供するステップと、
    前記基板から前記プローブアセンブリのプローブを形成するステップであって、前記プローブは、先端を備える自由端を有するカンチレバーと、チップと、を含み、前記カンチレバーは前面と背面とを有し、前記チップは前記カンチレバーの前記前面に配置されている、プローブ形成ステップと、
    フォトリソグラフィを使用して、前記カンチレバー上に少なくとも1つの反射パッドをパターン形成するパターン形成ステップであって、前記少なくとも1つの反射パッドは、前記カンチレバーの前記前面において先端に配置され、前記カンチレバーの前記背面には配置されない、パターン形成ステップと、を含み、
    前記少なくとも1つの反射パッドの寸法は25マイクロメートル未満である、方法。
  13. 前記プローブ形成ステップは、低圧化学気相蒸着(LPCVD)及びプラズマ強化化学気相蒸着(PECVD)のうちの1つを使用して、前記基板上にシリコン窒化物を堆積させることを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記寸法がサブマイクロメートルである、請求項12に記載の方法。
  15. 前記基板が、シリコンウェハー及びシリコンオン窒化物ウェハーのうちの1つである、請求項12に記載の方法。
  16. 前記少なくとも1つの反射パッドは、少なくとも2つの反射パッド、すなわち、前記表面分析機器の動作モードに従って前記プローブを駆動する反射パッドと、前記プローブの偏向測定に対応する反射パッドとを含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記パターン形成ステップは、前記表面分析機器の偏向検出装置のレーザー光の形状に対応するように前記少なくとも1つの反射パッドを成形することを含む、請求項12に記載の方法。
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