JP7179648B2 - 投射制御装置、画像投射装置および投射制御方法 - Google Patents

投射制御装置、画像投射装置および投射制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数台の画像投射装置(以下、プロジェクタという)を用いたマルチプロシェクションに関する。
マルチプロジェクションにおいて複数のプロジェクタからの投射画像を繋ぎ合わせて1つの大きな画像を表示する際には、投射画像の繋ぎ目付近の領域を互いに重畳させるエッジブレンディングが行われる。この際、複数のプロジェクタのそれぞれの個体差による輝度や色の違いを調整する必要がある。ただし、このような調整をユーザが全て行うのでは負担が大きい。
このため、特許文献1には、複数のプロジェクタからの投射画像をカメラで撮像し、撮像画像のうちユーザが指定した位置の色を合わせるように複数のプロジェクタを自動調整する画像投射システムが開示されている。また特許文献2には、複数のプロジェクタに、投射画像における重畳領域において互いに補色の関係となるようなパターンを投射させ、それらが無彩色になるように自動調整する画像投射システムが開示されている。
特開2017-083672号公報 特開2014-235295号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された画像投射システムでは、重畳領域を滑らかに繋げるエッジブレンディングについては考慮されていない。また特許文献2にて開示された画像投射システムでは、重畳領域に対しては様々な色が合うように調整する。しかし、そもそもカメラにおいて生成される撮像画像データが入射光の明るさに対して線形なガンマ特性により生成されていない場合にそのガンマ特性の補正を行わずに各プロジェクタの調整を行うと、重畳領域で輝度の微小なずれが発生するおそれがある。
本発明は、マルチプロジェクションにおける投射画像の輝度をそれらの重畳領域において滑らかに繋げることができるようにした投射制御装置等を提供する。
本発明の一側面としての投射制御装置は、第1の画像を投射する第1の画像投射装置と該第1の画像と所定領域にて重なり合うように第2の画像を投射する第2の画像投射装置とを制御する。該投射制御装置は、第1および第2の画像を撮像した撮像装置から得られる撮像画像データにおける所定領域の画素値を用いて、撮像装置が受光する受光量を撮像画像データに変換する撮像装置の撮像特性を補正する補正手段と、補正後の撮像特性を用いて、第1および第2の画像投射装置のうち少なくとも一方を制御する制御手段とを有する。補正手段は、単独で投射された第1の画像を撮像した第1の撮像画像データから所定領域の画素値として第1の代表画素値を取得し、単独で投射された第2の画像を撮像した第2の撮像画像データから所定領域の画素値として第2の代表画素値を取得し、第1の画像投射装置と第2の画像投射装置から同時に投射され、互いに重なり合う第1および第2の画像を撮像した第3の撮像画像データから所定領域の画素値として第3の代表画素値を取得し、第1、第2および第3の代表画素値を用いて撮像特性を補正することを特徴とする。なお、上記投射制御装置を含む画像投射装置も、本発明の他の一側面を構成する。
また本発明の他の一側面としての投射制御方法は、第1の画像を投射する第1の画像投射装置と該第1の画像と所定領域にて重なり合うように第2の画像を投射する第2の画像投射装置とを制御する方法である。該投射制御方法は、第1および第2の画像を撮像した撮像装置から得られる撮像画像データにおける所定領域の画素値を用いて、撮像装置が受光する受光量を撮像画像データに変換する撮像装置の撮像特性を補正するステップと、補正後の撮像特性を用いて、第1および第2の画像投射装置のうち少なくとも一方を制御するステップとを有する。補正するステップは、単独で投射された第1の画像を撮像した第1の撮像画像データから所定領域の画素値として第1の代表画素値を取得し、単独で投射された第2の画像を撮像した第2の撮像画像データから所定領域の画素値として第2の代表画素値を取得し、第1の画像投射装置と第2の画像投射装置から同時に投射され、互いに重なり合う第1および第2の画像を撮像した第3の撮像画像データから所定領域の画素値として第3の代表画素値を取得し、第1、第2および第3の代表画素値を用いて撮像特性を補正することを特徴とする。
なお、上記投射制御方法に従う処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムも、本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、マルチプロジェクションにおける投射画像の輝度をそれらの重畳領域において滑らかに繋げることができる。
カメラのガンマ特性が線形である場合について説明する図。 カメラのガンマ特性が1より大きい場合について説明する図。 カメラのガンマ特性が1より小さい場合について説明する図。 本発明の実施例1である投射制御装置を含む画像投射システムを示す図。 実施例1の画像投射システムの構成を示すブロック図。 実施例1におけるガンマ補正処理を示すフローチャート。 実施例1における撮像画像を示す図。 本発明の実施例2である投射制御装置を含む画像投射システムを示す図。 実施例2におけるガンマ補正処理を示すフローチャート。 実施例2における撮像画像を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の実施例1である投射制御装置を含む画像投射システム100を示している。本システム100は、第1のプロジェクタ(第1の画像投射装置)11がスクリーン等の被投射面2に投射する第1の画像21と、第2のプロジェクタ(第2の画像投射装置)12が被投射面に投射する第2の画像22とを繋ぎ合わせて1つの大画面画像を表示する。この際、第1および第2の画像21,22の繋ぎ目付近の所定領域である重畳領域31にてこれら第1および第2の画像21,22を互いに重畳させるエッジブレンディングを行う。
そして、第1および第2の画像21,22を撮像装置としてのカメラ4により撮像し、投射制御装置(制御手段)であるパーソナルコンピュータ(PC)5がカメラ4から得られる撮像画像データ(以下、単に撮像画像という)を用いて第1および第2のプロジェクタ11,12を制御する。具体的には、第1および第2のプロジェクタ11,12が投射する第1および第2の画像21,22の輝度に関する補正処理を行う。またPC5は、補正手段として、撮像画像を用いて、カメラ4が受光量を撮像画像の画素値に変換する特性であるガンマ特性(撮像特性)を補正する。
ここで、カメラ4のガンマ特性を補正する効果について、図1、図2および図3を用いて説明する。図1~図3において、(a)はカメラ4のガンマ特性を示し、(b)はエッジブレンディングされた第1および第2の画像21,22により表示される大画面画像を示している。(c)は(b)に示した大画面画像における水平方向での各位置の輝度を実線で示し、第1および第2の画像21,22のそれぞれの輝度を破線で示している。図1はカメラ4のガンマ特性が線形(ガンマ値1.0)である場合を示し、図2はカメラのガンマ特性がガンマ値1.0より大きい場合を示す。また図3はカメラのガンマ特性がガンマ値1.0より小さい場合を示す。
エッジブレンディングに際しては、第1および第2の画像21,22のそれぞれの重畳領域31での輝度が各図(c)に破線で示すようにS字カーブのような非線形曲線状に変化するように補正処理を行う。各プロジェクタのガンマ特性をガンマ値2.2の特性とする場合において、図1(a)に示すようにカメラ4のガンマ特性が線形であれば、該カメラ4からの撮像画像の画素値をそのまま用いて各プロジェクタの補正処理前のガンマ特性を算出し、各プロジェクタが投射する画像の画素値がガンマ値2.2に合致するように補正処理を行えばよい。このようにカメラ4が理想的なガンマ特性を有する場合には、図1(b)と図1(c)の実線とで示すように、第1の画像21と第2の画像22の輝度は重畳領域31にて滑らかに繋がる。
これに対して、図2(a)や図3(a)に示すようにカメラ4のガンマ特性が非線形である場合は、図2(b)と図2(c)の実線で示すように重畳領域31が暗くなったり、図3(b)と図3(c)の実線で示すように重畳領域31が明るくなったりする。これは、非線形なガンマ特性を有するカメラ4からの撮像画像の画素値を基準として各プロジェクタのガンマ特性を所定のガンマ特性(例えばガンマ値2.2)に合わせる補正処理を行うと、プロジェクタの投射画像のガンマ特性は所定のガンマ特性にならない。このため、本実施例では、図2(a)や図3(a)に示すようにカメラ4のガンマ特性が線形でない場合には、この非線形ガンマ特性を図1(a)に示すような線形ガンマ特性とする補正処理を行う。
図5は、第1および第2のプロジェクタ11,12の内部構成を示している。各プロジェクタは、光源101と、光変調部110と、投射光学系103を含むレンズユニット111とを有する。レンズユニット111は、投射光学系103のズーム、フォーカスおよびシフトを駆動するレンズ駆動部107を有する。
光源101は、放電発光管、LEDまたはレーザにより構成され、照明光を発する。光変調部110は、光変調パネル(光変調素子)102と、画像信号入力部104、画像処理部105、操作部108および制御部106とを有する。画像信号入力部104は、プロジェクタの外部からのVGA信号、DVI信号、HDMI(登録商標)信号等の各種画像信号を入力するための端子と、それらの端子を通じて入力された画像信号を受信するレシーバIC等を有する。画像信号入力部104は、入力画像信号を画像処理部105に出力する。
画像処理部105は、入力画像信号に対して色むら補正、ガンマ補正、コントラスト補正、色変換、アスペクト変換およびキーストーン補正等の各種画像処理を行い、画像処理後の画像信号から光変調パネル102を駆動するためのパネル駆動信号を生成する。また画像処理部105は、画像処理後の画像信号に対して、各種設定用のメニュー等の表示するOSD(On Screen Display)画像を重畳表示するためのOSD画像信号を付加したパネル駆動信号を生成する。
光変調パネル102は、液晶パネルやデジタルマイクロミラーデバイス等により構成され、パネル駆動信号に応じて光源101からの照明光を変調して画像光を生成する。投射光学系103は、光変調パネル102からの画像光を被投射面に拡大投射する。これにより、入力された画像信号に応じた画像が投射表示される。
画像処理部105は、エッジブレンド調整部105aを含む。エッジブレンド調整部105aは、エッジブレンディングを行う際に、図1~図3の(c)に示したように、被投射面上の投射画像のうち他のプロジェクタによる投射画像と重なる重畳領域の輝度が画像エッジに向かって徐々に暗くなるように入力画像信号に対してエッジブレンド処理を行う。
操作部108は、プロジェクタに対する各種設定を行うユーザによって操作される操作部材やリモコンからの赤外線信号を受信する赤外線受信部等を含み、操作部材の操作または赤外線受信に応じて操作信号を制御部106に出力する。制御部106は、CPUやメモリ等を含むマイクロコンピュータにより構成され、操作信号に応じて画像処理部105に指示を与えたりレンズ駆動部107を制御したりする。
前述したように、カメラ4は、第1および第2のプロジェクタ11,12により被投射面2上に投射される画像を撮像する。PC5は、第1および第2のプロジェクタ11,12とカメラ4とに有線または無線により接続され、カメラ4に対して撮像を指示したり、第1および第2のプロジェクタ11,12に対してテストチャートの投射を指示したりする。またPC5は、前述したようにカメラ4の撮像により生成された撮像画像を用いて、カメラ4のガンマ特性を補正する補正処理を行う。
本実施例では、PC5と第1および第2のプロジェクタ11,12とカメラ4とが互いに別々の装置として構成されている。しかし、カメラが第1または第2のプロジェクタに内蔵されていてもよいし、投射制御装置が第1または第2のプロジェクタに内蔵されていてもよい。
図6のフローチャートは、PC5によって実行される処理(投射制御方法)を示している。この処理は、主としてカメラ4のガンマ特性を補正する補正処理である。PC5は、例えば操作部108のユーザ操作によって呼び出されるメニューにおいてカメラ使用による第1および第2のプロジェクタ11,12の調整が選択されることに応じて、コンピュータプログラムに従って本補正処理の実行を開始する。またPC5は、外部からの上記調整を実行する命令を受けたり、一定時間ごとに調整を実行する命令が自動的に発行されたりしたときに、本補正処理の実行を開始してもよい。
ステップS100において、PC5は、第1のプロジェクタ11に単独で全白画像(第1の画像)を被投射面2に投射させるとともに、第2のプロジェクタ12を制御して全黒画像を被投射面2に投射させる。全白画像と全黒画像は、それらが互いに重なり合う重複領域を有する。そしてPC5は、カメラ4を制御して、これら全白画像および全黒画像を撮像させる。この際、第2のプロジェクタ12に全黒画像を投射させることに代えて、第2のプロジェクタ12に光源101を消灯させたり不図示のシャッタにより光変調パネル102への照明光の入射を遮断させたりしてもよい。
次にステップS101では、PC5は、第2のプロジェクタ12に単独で全白画像(第2の画像)を被投射面2に投射させるとともに、第1のプロジェクタ11に全黒画像を被投射面2に投射させる。このとき、全黒画像と全白画像は互いに重なり合う重複領域を有する。そしてPC5は、カメラ4にこれら全黒画像と全白画像を撮像させる。この際、第1のプロジェクタ11に全黒画像を投射させることに代えて、第1のプロジェクタ11に光源101を消灯させたり不図示のシャッタにより光変調パネル102への照明光の入射を遮断させたりしてもよい。
次にステップS102では、PC5は、第1のプロジェクタ11と第2のプロジェクタ12に同時に全白画像(第1および第2の画像)を重複領域を有するように被投射面2に投射させる。そしてPC5は、カメラ4にこれらの全白画像を撮像させる。
次にステップS103では、PC5は、ステップS100~S102で得られた3枚の撮像画像から重畳領域を抽出し、該重畳領域の画素値を取得する。
図7(a)は、ステップS100において第1のプロジェクタ11により被投射面2上の投射領域21aに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像(第1の撮像画像データ)41aを示す。図7(b)は、ステップS101において第2のプロジェクタ12により被投射面2上の投射領域22bに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像(第2の撮像画像データ)41bを示す。また、図7(c)はステップS102において第1および第2のプロジェクタ11,12のそれぞれにより投射領域21c,22bに投射された全白画像を撮像することにより得られた撮像画像(第3の撮像画像データ)41bを示す。これらの図において、重畳領域31a,31b,31cを網掛けして示す。
PC5は、各投射領域を、ラプラス作用素やハリス作用素等により投射された白色画像の頂点を検出してそれらの頂点を結んだ直線により囲まれる領域として検出する。またPC5は、撮像画像のうち所定画素値以上の画素値を有する領域のうち最も大きい領域を投射領域として検出することもできる。そしてPC5は、撮像画像41a内の投射領域21aと撮像画像41b内の投射領域22bとが重なり合う領域を、これら投射領域21a,22bに投射された画像の重畳領域として抽出する。さらにPC5は、撮像画像41a,41b,41cのそれぞれにおける重畳領域31a,31b,31c内の画素値を取得する。
なお、ステップS103において重畳領域が存在しない場合、重畳領域の面積が所定面積(面積閾値)よりも小さい場合または撮像画像41cの面積(画像面積)に対する重畳領域31cの面積の比率が所定比率より小さい場合は、PC5は、カメラ4の補正後のガンマ特性として所定ガンマ特性(所定の撮像特性)を設定する。この所定ガンマ特性は、ユーザが表示されたメニューを参照しながら操作部108を通じて選択してもよいし、予め用意された1つのガンマ特性を使用してもよい。また、投射領域21c,22cを合計面積に対する重畳領域31cの面積の比率が所定比率より小さい場合も、同様とする。
次にステップS104では、PC5は、撮像画像41aの重畳領域31aの画素値から第1の代表画素値を算出する。次にステップS105では、PC5は、撮像画像41bの重畳領域31bの画素値から第2の代表画素値を算出する。次にステップS106では、PC5は、撮像画像41cの重畳領域31cの画素値から第3の代表画素値を算出する。各代表画素値としては、重畳領域内(所定領域内)の複数の画素値の平均値であってもよいし中央値であってもよく、該複数の画素値から算出された1つの値であればよい。また、重畳領域内で指定された位置(座標)の画素値を代表画素値として使用してもよい。このときの指定位置は、重畳領域の重心位置の座標やステップS102で得られた撮像画像の重畳領域内で最大の画素値を示す座標等、適宜選択することができるが、3つの撮像画像41a,41b,41cにおいて互いに対応する位置(同一位置)であることが望ましい。さらに、重畳領域内で指定された複数の位置の画素値から代表画素値を算出してもよい。
次にステップS107では、PC5は、ステップS104~S106にて算出した第1、第2および第3の代表画素値を用いて、カメラ4のガンマ特性(ガンマ値)を算出する。一般に、重畳領域の輝度に関して、理想的には以下の等式(1)が成り立つ。
Figure 0007179648000001
式(1)において、xは第1のプロジェクタ11が投射する光の輝度値を示し、xは第2のプロジェクタ12が投射する光の輝度値を示す。xは第1および第2のプロジェクタ11,12のそれぞれが投射する光の合計輝度値を示す。カメラ4により生成される撮像画像においても、該カメラ4のガンマ特性が図1(a)に示すように線形であれば、x,xおよびxを撮像画像の画素値としたときに式(1)が成り立つ。しかし、カメラ4のガンマ特性が線形ではない場合には式(1)は成り立たない。
撮像画像41a,41b,41cの第1、第2および第3の代表画素値y,y,yは、以下の式(2)に示すように、第1および第2のプロジェクタ11,12が投射する光の輝度値(すなわちカメラ4の受光量)x,x,xにカメラ4のガンマ値aが掛けられたものとなる。
Figure 0007179648000002
式(2)において、既知の値はy,y,yであり、未知の値はx,x,xおよびaである。PC5は、式(1)および(2)からx,x,xを消去した以下の式(3)を用いてガンマ値aを求める。
Figure 0007179648000003
例えば、初期値をa=1.0としてニュートン法を用いて式(3)を解くことで、aの数値解が得られる。
最後にステップS108では、PC5は、ステップS107で算出したガンマ値aを用いて、カメラ4が生成した撮像画像の画素値Yを補正する。具体的には、以下の式(4)を用いて補正された画素値Y’を算出する。このように撮像画像の画素値Yを補正することは、カメラ4のガンマ特性(ガンマ値)を補正することに等しい。
Figure 0007179648000004
PC5は、補正された画素値Y'を用いて、プロジェクタ11、12のガンマ特性を所定のガンマ値に調整する。具体的には、各階調のテストパターンをプロジェクタ11,12からそれぞれ投射し、プロジェクタ11,12それぞれの現在のガンマ特性を算出した後、その特性が所定のガンマ値(例えばガンマ値2.2)になるようにプロジェクタ11,12のそれぞれを設定する。そしてプロジェクタ11,12を所定のガンマ値に設定した後、重畳領域に対応する領域の光量を調整することで階調(明るさ)を滑らかに繋げることができる。具体的には、光変調パネル102のうち重畳領域に対応する変調領域で変調される光量(階調)を増減させるようにパネル駆動信号を補正する。これにより、カメラ4のガンマ特性が線形に補正されたことと等価になり、図4に示した第1および第2のプロジェクタ11,12が投射する画像21,22の輝度を重畳領域31において滑らかに繋げることができる。
なお、カメラ4のガンマ値aが既知である場合は、ステップS108での撮像画像の画素値Y(つまりはガンマ特性)の補正のみを行ってもよい。
本実施例では、1つのカメラによって第1および第2のプロジェクタが投射する画像を撮像する場合について説明したが、複数のカメラを用いてもよい。また本実施例では、第1および第2のプロジェクタが左右方向に並ぶ画像を投射する場合について説明したが、上下方向に並ぶ画像を投射してもよいし、一方の画像に他方の画像が包含されてもよい。
図8は、本発明の実施例2である投射制御装置としてのPC5を含む画像投射システム200を示している。本システム200は、4台のプロジェクタ13,14,15,16がそれぞれ被投射面2に投射する4つの画像23,24,25,26を繋ぎ合わせて1つの大画面画像を表示する。4つの画像23~26は水平方向に2つと上下方向に2つが並んでいる。この際、4つの画像23~26の繋ぎ目付近の所定領域である重畳領域32,33,34,35にてこれらの画像23~26を互いに重畳させるエッジブレンディングを行う。
そして、4つの画像23~26をカメラ4により撮像し、PC5がカメラ4から得られる撮像画像を用いて4台のプロジェクタ13~16が投射する画像の輝度に関する補正処理を行う。この際、PC5は、撮像画像を用いて、カメラ4のガンマ特性(撮像特性)を補正する。
図9のフローチャートは、PC5によって行われるカメラ4のガンマ特性の補正処理を示す。PC5は、実施例1の図6で説明したのと同様の条件で補正処理を開始する。ステップS200において、PC5は、4台のプロジェクタ13~16のそれぞれに順次、単独で全白画像を被投射面2に投射させる。この際、全白画像を投射する1台のプロジェクタ以外の3台のプロジェクタには全黒画像を投射させる。全白画像とこれに水平方向および上下方向に並んだ全黒画像とは、互いに重なり合う重畳領域を有する。
そしてPC5は、各プロジェクタが全白画像を投射するごとに、カメラ4にこれら全白画像および全黒画像を撮像させる。なお、3台のプロジェクタに全黒画像を投射させることに代えて、光源を消灯させたりシャッタにより光変調パネルへの照明光の入射を遮断させたりしてもよい。
次にステップS201では、PC5は、全てのプロジェクタ13~16に全白画像を同時に被投射面2に投射させる。4つの全白画像は、互いに重なり合う重畳領域を有する。そしてPC5は、カメラにこれらの全白画像を撮像させる。
次にステップS202では、PC5は、全てのプロジェクタ13~16の中から第1のプロジェクタと第2のプロジェクタを選択する。例えば、プロジェクタ13,14を第1および第2のプロジェクタとして選択したり、プロジェクタ15,16を第1および第2のプロジェクタとして選択したりする。この第1および第2のプロジェクタの選択は、PC5が自動で行うことが好ましい。第1および第2のプロジェクタのそれぞれがステップS200にて投射した全白画像が、第1の画像と第2の画像に相当する。後述するステップS208からステップS20220戻った場合は、PC5は、前回の第1および第2のプロジェクタの組とは別の組を選択する。これにより、4台のプロジェクタ13~16から第1および第2のプロジェクタの組が複数組選択されることになる。
次にステップS203では、PC5は、ステップS200およびS201においてカメラ4の撮像により得られた5枚の撮像画像から、ステップS202で選択した第1および第2のプロジェクタにより投射された画像における重畳領域を抽出する。
図10(a)は、ステップS200においてプロジェクタ13により被投射面2上の投射領域23aに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像42aを示している。図10(b)は、同ステップにおいてプロジェクタ14により被投射面2上の投射領域24bに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像42bを示している。図10(c)は、同ステップにおいてプロジェクタ15により被投射面2上の投射領域25cに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像42cを示している。図10(d)は、同ステップにおいてプロジェクタ16により被投射面2上の投射領域26dbに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像42dを示している。図10(e)は、ステップS201において4台のプロジェクタ13~16により被投射面2上の投射領域23e,24e,25e,26eに全白画像が投射されたときのカメラ4による撮像により得られた撮像画像42eを示している。
これらの図において、投射領域23a,24b,25c,26d(23e,24e,25e,26e)のうち2つのみが互いに重なり合う領域、すなわちこれら2つの投射領域に投射された画像同士が重なり合う領域である重畳領域32a,33a,32b,35b,33c,34c,34d,35d,32e,33e,34e,35eを網掛けして示す。例えば、第1および第2のプロジェクタとしてプロジェクタ13,14が選択された場合は、PC5は、撮像画像42a,42b,42eから投射領域23a,24bのみが重なり合う領域をこれら投射領域23a,24bに投射された画像の重畳領域32a,32b,32eとして抽出する。投射領域の検出方法や、重畳領域が存在しない場合および重畳領域の面積が所定値としての面積閾値よりも小さい場合の処理は、ステップS103で説明したものと同様である。
本ステップにおいて3台以上のプロジェクタにより投射された画像の重畳領域を抽出してカメラ4の補正を行うことも可能であるが、本実施例では説明を簡単にするために2台のプロジェクタにより投射された画像の重畳領域を抽出する。3台以上のプロジェクタにより投射された画像の重畳領域を抽出する場合でも、そのうち1台を第1のプロジェクタとし、他の全てのプロジェクタを第2のプロジェクタとして扱えばよい。
以下、プロジェクタ13,14が第1および第2のプロジェクタとして選択されたものとして説明を続けるが、他のプロジェクタの組合せが選択された場合も同様である。
次にステップS204では、PC5は、撮像画像42aの重畳領域32aの画素値から第1の代表画素値を算出する。次にステップS205では、PC5は、撮像画像42bの重畳領域32bの画素値から第2の代表画素値を算出する。さらにステップS206では、PC5は、撮像画像42eの重畳領域32eの画素値から第3の代表画素値を算出する。第1から第3の代表画素値の算出方法は、実施例1のステップS104で説明した通りである。
次にステップS207では、PC5は、ステップS204~S206にて算出した第1、第2および第3の代表画素値を用いて、カメラ4のガンマ特性(ガンマ値)を算出する。ガンマ値の計算方法は、実施例1のステップS107で説明した通りである。
続いてステップS208では、PC5は、4台のプロジェクタから第1および第2のプロジェクタとしての2台の組合せに対するステップS202からステップS207までの処理を全て完了したか否かを判定する。まだ処理が完了していない組合せがある場合はステップS202に戻り、全ての組合せに対する処理が完了した場合はステップS209に進む。なお、プロジェクタが4台である場合の組合せ数は、=6通りとなる。
ステップS209では、PC5は、ステップS207にてプロジェクタの組合せごとに得られたガンマ値から代表ガンマ値を算出する。代表ガンマ値としては、ガンマ値を重畳領域の面積で重み付けして平均した加重平均値を用いてもよいし、重畳領域の面積が最大となる組合せで得られるガンマ値を用いてもよい。また、プロジェクタの組合せごとに得られたガンマ値の平均値や中央値を代表ガンマ値として用いてよい。さらに、全ての組合せで得られた第1、第2および第3の代表画素値の誤差を最小にするガンマ値を代表ガンマ値として用いてもよい。この場合には、ステップS204~S206で求めた第1、第2および第3の代表画素値を一時的にメモリ(図示せず)に保存するステップを設ける。誤差を最小にする代表ガンマ値の算出方法としては、最小二乗法等、様々な方法を用いることができる。
最後にステップS210では、PC5は、ステップS209で算出した代表ガンマ値aを用いて、実施例1のステップS108と同様にカメラ4が生成した撮像画像の画素値Yを補正する。すなわち、カメラ4のガンマ特性(ガンマ値)を補正する。
PC5は、補正された画素値Y’を用いて、4台のプロジェクタ13~16のガンマ特性を所定のガンマ値に調整する。具体的には、各階調のテストパターンをプロジェクタ13~16から投射し、プロジェクタ13~16それぞれの現在のガンマ特性を算出した後、その特性が所定のガンマ値(例えばガンマ値2.2)になるようにプロジェクタ13~16のそれぞれを設定する。そして、それぞれに対応する重畳領域に投射する画像光の輝度を補正する。これにより、カメラ4のガンマ特性が線形に補正されたことと等価になり、図8に示したプロジェクタ13~16が投射する画像23~26の輝度を各重畳領域において滑らかに繋げることができる。
本実施例では、1つのカメラによって4台のプロジェクタが投射する画像を撮像する場合について説明したが、複数のカメラを用いてもよい。また、本実施例では、4つの投射画像がタイル状に並べられる場合を示した。しかし、本実施例と同様の補正処理を、投射画像が横一列や縦一列に並べられる場合や、いずれかの投射画像が他の投射画像に包含される場合等、様々な投射形態に適用することができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
11,12,13,14,15,16 プロジェクタ
4 カメラ
5 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

  1. 第1の画像を投射する第1の画像投射装置と前記第1の画像と所定領域にて重なり合うように第2の画像を投射する第2の画像投射装置とを制御することが可能な投射制御装置であって、
    前記第1および第2の画像を撮像した撮像装置から得られる撮像画像データにおける前記所定領域の画素値を用いて、前記撮像装置が受光する受光量を撮像画像データに変換する前記撮像装置の撮像特性を補正する補正手段と、
    補正後の前記撮像特性を用いて、前記第1および第2の画像投射装置のうち少なくとも一方を制御する制御手段とを有し、
    前記補正手段は、
    単独で投射された前記第1の画像を撮像した第1の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第1の代表画素値を取得し、
    単独で投射された前記第2の画像を撮像した第2の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第2の代表画素値を取得し、
    前記第1の画像投射装置と前記第2の画像投射装置から同時に投射され、互いに重なり合う前記第1および第2の画像を撮像した第3の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第3の代表画素値を取得し、
    前記第1、第2および第3の代表画素値を用いて前記撮像特性を補正することを特徴とする投射制御装置。
  2. 前記補正手段は、前記受光量から前記撮像画像データの画素値に線形に変換されるように前記撮像特性を補正することを特徴とする請求項1に記載の投射制御装置。
  3. 前記補正手段は、前記第1、第2および第3の代表画素値として、前記第1、第2および第3の撮像画像データにおける前記所定領域内の複数の画素値の平均値または中央値を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の投射制御装置。
  4. 前記補正手段は、前記第1、第2および第3の代表画素値を、前記第1、第2および第3の撮像画像データにおける前記所定領域内の1または複数の位置の画素値を用いて取得することを特徴とする請求項1または2に記載の投射制御装置。
  5. 前記補正手段は、前記所定領域の面積が所定面積より小さい場合、前記撮像画像データの画像面積に対する前記所定領域の面積の比率が所定比率より小さい場合または前記第1および第2の画像が投射される投射領域の合計面積に対する前記所定領域の面積の比率が所定比率より小さい場合は、補正後の前記撮像特性を所定の撮像特性に設定することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の投射制御装置。
  6. 前記補正手段は、
    3台以上の画像投射装置から前記第1および第2の画像投射装置を複数組選択し、
    前記複数組のそれぞれに対して前記撮像装置から得られた前記撮像画像データにおける前記所定領域の画素値を用いて、前記撮像特性を補正することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の投射制御装置。
  7. 光源からの光を変調する光変調素子を有し、該光変調素子により変調された光を投射して画像を表示する画像投射装置であって、
    請求項1からのいずれか一項に記載の投射制御装置を有することを特徴とする画像投射装置。
  8. 第1の画像を投射する第1の画像投射装置と前記第1の画像と所定領域にて重なり合うように第2の画像を投射する第2の画像投射装置とを制御する投射制御方法であって、
    前記第1および第2の画像を撮像した撮像装置から得られる撮像画像データにおける前記所定領域の画素値を用いて、前記撮像装置が受光する受光量を撮像画像データに変換する前記撮像装置の撮像特性を補正するステップと、
    補正後の前記撮像特性を用いて、前記第1および第2の画像投射装置のうち少なくとも一方を制御するステップとを有し、
    前記補正するステップは、
    単独で投射された前記第1の画像を撮像した第1の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第1の代表画素値を取得し、
    単独で投射された前記第2の画像を撮像した第2の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第2の代表画素値を取得し、
    前記第1の画像投射装置と前記第2の画像投射装置から同時に投射され、互いに重なり合う前記第1および第2の画像を撮像した第3の撮像画像データから前記所定領域の画素値として第3の代表画素値を取得し、
    前記第1、第2および第3の代表画素値を用いて前記撮像特性を補正することを特徴とする投射制御方法。
  9. コンピュータに、請求項に記載の投射制御方法に従う処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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