JP7178959B2 - 吐出器 - Google Patents

吐出器 Download PDF

Info

Publication number
JP7178959B2
JP7178959B2 JP2019102466A JP2019102466A JP7178959B2 JP 7178959 B2 JP7178959 B2 JP 7178959B2 JP 2019102466 A JP2019102466 A JP 2019102466A JP 2019102466 A JP2019102466 A JP 2019102466A JP 7178959 B2 JP7178959 B2 JP 7178959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stem
cylinder
nozzle
stopper
downward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019102466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020196462A (ja
Inventor
耕太 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2019102466A priority Critical patent/JP7178959B2/ja
Publication of JP2020196462A publication Critical patent/JP2020196462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7178959B2 publication Critical patent/JP7178959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、吐出器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような吐出器が知られている。この種の吐出器は、内容液が収容される容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム、及びステムの上端部に装着され、前方に向けて開口する吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、ポンプを容器本体の口部に装着する装着キャップを有するベース部と、ベース部に回転軸回りに回転自在に配設され、吐出ヘッドに連係する押下部材と、を備えている。
この構成によれば、押下部材を回転軸回りに回転させ、吐出ヘッド及びステムを下方移動させることにより、内容液がステム内を流通した後、吐出孔を通じて吐出される。
ところで、上述した吐出器では、予期せず内容液が吐出されるのを抑制するために、未使用時における吐出ヘッド及びステムの下方移動を規制するストッパが設けられることがある。下記特許文献1発明において、ストッパは、ベース部のうち、ステムよりも後方に位置する部分に回動可能に設けられている。
この構成によれば、ストッパが、吐出ヘッドとベース部との間に介在する規制位置にあるとき、ベース部に対する吐出ヘッド及びステムの下方移動が規制される。
特開2017-64651号公報
しかしながら、上述した従来技術にあっては、ストッパによる規制を解除するには、ステムに対して後方に配置されたストッパを直接操作する必要がある。そのため、操作性を向上させる点で未だ改善の余地があった。
そこで、本発明は、優れた操作性を具備させることができる吐出器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の一態様に係る吐出器は、内容液が収容される容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム、及び前記ステムの上端部に装着され、前方に向けて開口する吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、前記ポンプを前記容器本体の口部に装着する装着キャップを有するベース部と、前記ベース部に回転軸回りに回転自在に配設され、前記吐出ヘッドに連係する押下部材と、を備え、前記押下部材を前記回転軸回りに回転させ、前記吐出ヘッド及び前記ステムを下方移動させることにより、前記ステム内を通して前記吐出孔から内容液を吐出する吐出器であって、前記吐出ヘッドは、前記ステムの上端部に装着された装着筒部と、前記装着筒部から前方に突出するとともに、前記吐出孔に連通するノズル筒部と、を備え、前記ノズル筒部には、前記ノズル筒部に対して前後方向に移動可能な可動部材が設けられ、前記可動部材は、前記ベース部に形成された規制部に対し前記規制部の上方から当接して前記ベース部に対する前記吐出ヘッド及び前記ステムの下方移動を規制する規制位置と、前記規制部に対して前後方向でずれた位置に配置され、前記ベース部に対する前記吐出ヘッド及び前記ステムの下方移動を許容する規制解除位置と、の間を移動するストッパを備えている。
本態様によれば、可動部材を操作することで、ストッパが規制位置及び規制解除位置の間を移動する。ここで、ノズル筒部に可動部材が設けられていることで、可動部材の少なくとも一部がステムの前方に位置することになる。そのため、ステムの前方からストッパを操作することができる。その結果、優れた操作性を具備させることができる。
上記態様に係る吐出器において、前記可動部材は、前記ノズル筒部に外装されるとともに、前記ストッパに一体に形成された切替筒を備え、前記切替筒は、前記ノズル筒部に対して前後方向に移動可能構成さるとともに、前記吐出孔よりも前方への突出量に応じて、前記吐出孔から吐出される内容液の吐出態様を切り替えてもよい。
本態様によれば、切替筒及びストッパを一体で移動させることができる。これにより、ストッパの規制位置から規制解除位置への移動に併せて、切替筒の吐出孔よりも前方への突出量を変化させることができる。すなわち、ストッパによるロック動作と、切替筒による吐出態様の切り替え動作を一連の動作で行うことができる。その結果、操作性の更なる向上を図ることができる。
上記態様に係る吐出器において、前記可動部材は、前記切替筒から外側に張り出す操作部を備えていてもよい。
本態様によれば、ステムの前方に配置された切替筒に操作部を設けることで、可動部材の操作性をより向上させることができる。
上記態様に係る吐出器において、前記ストッパは、上下方向から見て前後方向に開口するC字状に形成されるとともに、前記規制位置において前記ステムに外装され、前記ベース部は、前記装着キャップの上方において上下方向に延在するとともに、前記ステムの上下方向の移動を案内するガイド筒を備え、前記ガイド筒の上端開口縁が前記規制部を構成していてもよい。
本態様によれば、装着キャップの上方で上下方向に延びるガイド筒の上端開口縁を規制部とすることで、ストッパの上下方向の長さを短縮できる。これにより、設計自由度やレイアウト性の向上を図ることができる。
上記態様に係る吐出器によれば、優れた操作性を具備させることができる。
実施形態に係る吐出器(規制位置)の縦断面図である。 図1に示す吐出器(規制位置)の要部を示す拡大縦断面図である。 図1に示す吐出器(規制位置)の要部を示す拡大横断面図である。 スライド部材の縦断面図である。 図1に示す吐出器(泡吐出位置)の要部を示す拡大縦断面図である。 図1に示す吐出器(泡吐出位置)の要部を示す拡大縦断面図であって、押下部材を下降端位置まで押し下げた状態を示す図である。 図1に示す吐出器(霧吐出位置)の要部を示す拡大縦断面図である。 図1に示す吐出器(霧吐出位置)の要部を示す拡大縦断面図であって、押下部材を下降端位置まで押し下げた状態を示す図である。 図1に示す吐出器(泡吐出位置)の他の構成を示す拡大縦断面図である。 図1に示す吐出器(泡吐出位置)の他の構成を示す拡大縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る吐出器を説明する。
図1に示すように、吐出器1は、内容液が収容される容器本体2の口部3に着脱可能に装着され、内容液を吐出する。吐出器1は、容器本体2に対して上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム12、及びステム12の上端部に装着された吐出ヘッド13を有するポンプ10と、ポンプ10を口部3に装着する装着キャップ11と、装着キャップ11から立設された支持部材15と、支持部材15に回転軸L回りに回転自在に配設され、吐出ヘッド13に連係する押下部材16と、スライド部材(可動部材)100と、正倒立両用アダプタ200と、を備える。なお、本実施形態では、装着キャップ11及び支持部材15によってベース部を構成している。
吐出ヘッド13は、ステム12の上端部に装着された装着筒部31と、装着筒部31から突出するノズル筒部32と、を備える。
ポンプ10は、筒状のピストン41と、ピストン41が上下摺動自在に収容されたシリンダ42と、ステム12から下方に向けて延設され、ピストン41の内側を上下方向に貫くピストンガイド43と、を備える。ここで、装着キャップ11、ステム12、ピストン41、シリンダ42、及びピストンガイド43は、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置した状態で配設されている。
以下、この共通軸を中心軸線O1といい、中心軸線O1に沿う方向を上下方向という。また、上下方向から見た平面視において、中心軸線O1に交差する方向を径方向といい、中心軸線O1回りに周回する方向を周方向という。
また、ノズル筒部32の中心軸線をノズル軸O2といい、ノズル軸O2に沿う方向をノズル軸方向という。ノズル軸方向から見て、ノズル軸O2に交差する方向をノズル径方向といい、ノズル軸O2回りに周回する方向をノズル周方向という。
さらに、平面視でノズル軸O2が延びる方向を前後方向といい、前後方向に沿ってノズル筒部32の根元側を後方といい、ノズル筒部32の先端側を前方という。上下方向及び前後方向の双方に直交する方向を左右方向という。
図2に示すように、装着キャップ11は、円環状の頂壁部11aと、頂壁部11aの外周縁から下方に向けて延びる円筒状の口部装着部11bと、を有する。口部装着部11bの内周面には、容器本体2の口部3における外周面に形成された雄ネジに螺合する雌ネジが形成されている。
ステム12は、容器本体2の口部3に上方付勢状態で下方移動可能に立設されている。ステム12における上下方向の中間部分には、下方に向かうに従い漸次拡径するテーパ状の段筒部12Aが形成されている。
ステム12とピストン41との間には、ピストン41に対するステム12及びピストンガイド43の下方移動に伴って、ピストン41及びステム12により上下方向の圧縮力が加えられる弾性片25が配設されている。
弾性片25は、表裏面が径方向を向き、上下方向に延びる板状に形成されている。弾性片25は、ステム12の下端開口縁から下方に連なっている。弾性片25は、周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では6つ)配置されている。弾性片25はステム12と一体に形成されている。複数の弾性片25は、互いに同等の形状かつ同等の大きさに形成されている。弾性片25の径方向の大きさ(厚み)は、ステム12の厚みよりも薄くなっている。なお、ステム12及び弾性片25は、弾性片25が一定の力が加えられたときに変形するような、ある程度剛性を有する材質、例えばポリプロピレン等で形成されている。
装着筒部31は、有頂筒状に形成されている。装着筒部31は、ステム12内に嵌合されている。装着筒部31の上端部には、左右方向に突出する軸部10Aが形成されている。軸部10Aは、左右方向から見て円形状を呈している。
ノズル筒部32は、装着筒部31から前方に向けて突出している。ノズル筒部32内には、前後方向に延在する芯棒体35と、芯棒体35の前端部に被着されたチップ36と、が配設されている。
芯棒体35の外周面には、前後方向に延びるとともに、ノズル筒部32の内周面との間で内容液の流動を可能とする複数の流路溝部35Aが形成されている。
チップ36は、芯棒体35と同軸上に配設された有頂筒状に形成されている。チップ36は、内側に芯棒体35が嵌合された円筒状のチップ筒部37と、チップ筒部37の前端部に設けられた端壁部38と、を有している。
チップ筒部37は、ノズル筒部32内に嵌合されている。
端壁部38は、芯棒体35の前端面に当接している。端壁部38の後面のうち、芯棒体35の前端面に対向する部分には、芯棒体35の流路溝部35Aに連通するスピン流路38Aが形成されている。端壁部38におけるノズル径方向の中央部分には、スピン流路38Aに連通する吐出孔13Aが前方に向けて開口している。すなわち、吐出孔13Aは、ノズル筒部32の前端部において、ノズル筒部32内に連通している。吐出孔13Aの開口面積は、流路溝部35Aにおける流路面積(ノズル軸方向と直交する断面積)よりも小さい。吐出孔13Aは、流路溝部35A及びスピン流路38A内を通じてノズル筒部32内を流れる内容液を、加圧して霧状に吐出する。
ピストン41は、シリンダ42内に上下摺動可能に嵌合された外筒ピストン51と、外筒ピストン51における径方向の内側に配置され、ピストンガイド43を径方向の外側から囲繞する内筒ピストン52と、外筒ピストン51と内筒ピストン52とを連結する環状連結部53と、を備えている。これら外筒ピストン51、内筒ピストン52及び環状連結部53はそれぞれ、中心軸線O1と同軸に配設されている。図示の例では、外筒ピストン51、内筒ピストン52及び環状連結部53は一体に形成されている。
シリンダ42は、多段の円筒状に形成されている。シリンダ42は、上下方向に延在する上筒部62と、上筒部62の下端部から下方に向けて延在し、上筒部62よりも内径及び外径が小さい下筒部63と、下筒部63の下端部から下方に向けて延在し、下筒部63よりも内径及び外径が小さい小径部64と、上筒部62の下端部と下筒部63の上端部とを接続する環状の段部65と、小径部64から下方に向けて延びる接続筒部69と、を備える。
段部65の上面は、外筒ピストン51に上下方向で対向している。ピストン41が下降端位置に位置したとき、外筒ピストン51の下端部が段部65の上面に当接する。段部65の上面は、径方向外側に向かうに従って漸次下方に向かって延びている。下筒部63の上端部の内周面は、下方に向かうに従って漸次縮径している。
上筒部62の上部には、上筒部62の内外を連通させる空気孔62Bが形成されている。上筒部62の上端部には、径方向の外側に向けて突出する円環状の支持板部61が形成されている。支持板部61の上面における外周部に、装着キャップ11の頂壁部11aの下面が当接している。支持板部61と容器本体2の口部3における上端開口縁との間には、第1パッキン66が配設されている。装着キャップ11の口部装着部11bが、口部3に螺着されることにより、支持板部61及び第1パッキン66が、頂壁部11aと口部3との間に固定される。
支持板部61には、上方に向けて延び、かつ装着キャップ11の開口部に挿通された立設筒部60が形成されている。立設筒部60の外径及び内径は、上筒部62の外径及び内径よりも大きくなっている。立設筒部60の上端開口縁は、ステム12の段筒部12Aと上下方向において同等の位置に位置している。
支持板部61のうち、立設筒部60より径方向の内側に位置する部分の上面には、環状の第2パッキン56が配設されている。
小径部64は、下筒部63の下端部から下方に向けて真っ直ぐ延びる直筒部67と、直筒部67の下端部から下方に向かうに従い漸次縮径するテーパ筒部68と、を有している。テーパ筒部68の内側には、弁体44がテーパ筒部68のテーパ面に離着可能に配設されている。
なお、弁体44は、球状に形成された合成樹脂製のいわゆるボール弁とされている。弁体44は、コストや廃棄容易性等の観点で合成樹脂製とすることが好ましい。また、弁体44は、金属製等であってもよい。さらに、ボール弁に替わる種々の弁体を用いた逆止弁でもよい。
テーパ筒部68の内周面には、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる規制突部68Aが突設されている。規制突部68Aの上端の内径は、弁体44の外径よりも小さくなっている。これにより、弁体44が規制突部68Aから上方に離脱するのを規制している。
ピストンガイド43は、ステム12から下方に向けて延びる周筒部43D及び底壁部を備える有底筒状に形成されている。底壁部には、径方向の外側に向けて突出する円環状のフランジ部43Aが形成されている。
周筒部43Dの下端部に、外径がフランジ部43Aの上面から上方に向かうに従い漸次縮径した当接部43Eが形成されている。当接部43Eには、内筒ピストン52の下端部が当接している。
周筒部43Dの下部には、ピストンガイド43内とシリンダ42内とを連通させる連通孔43Bが形成されている。連通孔43Bは、例えば中心軸線O1を径方向で挟む両側に配置されている。連通孔43Bは、上述した当接部43Eよりも上方に位置している。これにより、連通孔43Bとシリンダ42の上筒部62内との連通が遮断されている。
周筒部43Dの上部には、ピストンガイド43内とステム12内とを連通する貫通孔43Cが形成されている。貫通孔43Cは、連通孔43Bと同様に、例えば中心軸線O1を径方向に挟む両側に配置されている。貫通孔43Cは、ステム12の段筒部12Aに向けて開口している。連通孔43B及び貫通孔43Cがピストンガイド43に形成されていることで、ピストンガイド43とピストン41との間、並びにピストンガイド43とステム12との間の空気が滞留するのを抑制できる。
ピストンガイド43のうち貫通孔43Cよりも上方に位置する部分は、ステム12内に嵌合している。これにより、ピストンガイド43は、ステム12と共に一体に上下動する。
ピストンガイド43の下端部には、下方に向けて突出し、コイルバネ95が外装されるガイド突部43Fが形成されている。ガイド突部43Fは、表裏面が周方向を向く板体が中心軸線O1回りに複数配置されて構成されている。ガイド突部43Fは、上方付勢状態で、シリンダ42における上筒部62の下部から下筒部63の上部に亘って配設されている。
コイルバネ95のうち、上端部はフランジ部43Aの下面に当接し、下端部はシリンダ42における直筒部67の上端開口縁に当接している。これにより、ピストンガイド43はコイルバネ95から上向きの付勢力を受けている。
支持部材15は、シリンダ42の立設筒部60に外装された有頂筒状の囲繞筒部15aと、囲繞筒部15aの頂壁から上方に向けて延びるガイド筒15cと、囲繞筒部15aから後方に向けて突設され、左右方向に間隔をあけて配設された一対の側壁部77と、側壁部77の後端縁同士を左右方向に接続する後壁部78と、を有している。なお、支持部材15は、装着キャップ11と一体に形成されていてもよい。
囲繞筒部15aの頂壁は環状に形成されている。囲繞筒部15aにおける頂壁の内周縁部には、ガイド筒15cが配置されている。ガイド筒15c内には、ステム12が下方移動可能に挿通されている。囲繞筒部15aにおける頂壁の下面には、ステム12が挿通された内側垂下筒部15dと、内側垂下筒部15dと囲繞筒部15aの周壁との間に配置された外側垂下筒部15eと、が形成されている。ガイド筒15c、内側垂下筒部15d及び外側垂下筒部15eは、中心軸線O1と同軸に配設されている。
囲繞筒部15aにおける周壁の下端部は、装着キャップ11の頂壁部11aと隙間を介して上下方向に対向している。
外側垂下筒部15eは、立設筒部60内に嵌合されている。外側垂下筒部15eの下端開口縁は、第2パッキン56を介して、シリンダ42における支持板部61の内周部の上面に押し当てられている。
内側垂下筒部15dは、ステム12の下部に外装されている。内側垂下筒部15dの下端開口縁は、第2パッキン56を介して、ピストン41の外筒ピストン51の上端開口縁に押し当てられている。
側壁部77は、前方から後方に向かうに従い漸次上方に向けて延びている。側壁部77の上端には、円柱状の軸体77Aが左右方向の外側に向けて突設されている。軸体77Aは、ステム12より後方に配置されている。軸体77Aの中心を通り、かつ左右方向に延びる仮想の軸線が押下部材16の回転軸Lとなる。これにより、回転軸Lは、ステム12より後方に配置されるとともに左右方向に延びている。
押下部材16は、軸体77Aを介して支持部材15に取り付けられている。これにより、押下部材16は、支持部材15に対して回転軸L回りに揺動可能に連結されている。押下部材16は、吐出ヘッド13の装着筒部31の上方を前後方向に跨ぎ、かつノズル筒部32及び後述するスライド部材100が前後方向に貫く天板部90と、天板部90の前端縁から下方に向けて延びる前板部91と、天板部90の左右両側の側端縁から下方に向けて突出し、左右方向に向かい合う一対の側板部92と、を備える。
そして、天板部90と一対の側板部92とで囲まれる内部空間に吐出ヘッド13が配置されている。よって、一対の側板部92は、吐出ヘッド13を左右方向に挟むように配置されている。
天板部90は、上方に向けて膨らむように滑らかに湾曲した形状とされている。天板部90の後端部は、支持部材15における後壁部78の上端部に上方から当接している。これにより、押下部材16は、回転軸Lを中心としたこれ以上の上方への揺動が規制されている。
前板部91は、天板部90の前端縁から前方に向かうに従い漸次下方に向けて延在している。なお、前板部91の下側部分は、指先を掛けるための指掛部分とされている。
一対の側板部92は、支持部材15の一対の側壁部77における上部を左右方向に挟んでいる。各側板部92の後端部には、軸体77Aが挿通される軸孔部92Aが形成されている。これにより、押下部材16は、支持部材15に対して軸体77A回り(回転軸L回り)に揺動可能に支持される。
押下部材16の前部には、貫通孔93が形成されている。貫通孔93は、天板部90の前端部と前板部91の上端部との境界部分、及び側板部92の上端部に至る部分に形成されている。すなわち、貫通孔93は、前斜め上方、及び左右方向の両側に開口している。但し、貫通孔93は、少なくとも前方に開口していればよい。
貫通孔93内には、吐出ヘッド13のノズル筒部32及びスライド部材100が挿通されている。これにより、ノズル筒部32は、貫通孔93を通して天板部90から前方に向けて突出しており、押下部材16と吐出ヘッド13との中心軸線O1回りにおける相対的な回転が規制されている。
押下部材16には、吐出ヘッド13の軸部10Aに係合する係合溝31Aが形成されている。係合溝31Aは、押下部材16の一対の側板部92から左右方向の内側に向けて張り出した板部の下端部に、下方に向けて開口する半円形状に形成されている。この係合溝31A内に軸部10Aが挿入されている。
以上の構成において、押下部材16を回転軸L回りに下方に揺動すると、係合溝31Aの内周面が軸部10Aの外周面を下方に向けて押し込むことにより、ステム12及びピストンガイド43が、コイルバネ95の上方付勢力に抗して下降する。
図1に示すように、正倒立両用アダプタ200は、シリンダ42に連結され、吐出器1の正立時及び倒立時の双方で、シリンダ42内が負圧となったときに、内容液をシリンダ42内に供給するように構成されている。
図2、図3に示すように、スライド部材100は、上述したノズル筒部32に対して前後方向にスライド移動可能に装着されている。スライド部材100は、造泡筒(切替筒)101と、外装部102と、操作部103と、ストッパ104と、を備えている。造泡筒101、外装部102、操作部103及びストッパ104は、例えば樹脂材料等によって一体形成されている。
造泡筒101は、ノズル軸O2と同軸上に配置されている。造泡筒101内にはノズル筒部32が挿通されている。したがって、造泡筒101は、ノズル筒部32に対して前後方向にスライド移動可能に構成されている。造泡筒101の前端部は、貫通孔93を通じて天板部90よりも前方に突出している。
図3、図4に示すように、造泡筒101には、左右方向の外側に窪むガイド溝110が形成されている。ガイド溝110は、前後方向において造泡筒101の中央部分から後端縁に至るまで直線状に延在している。ガイド溝110の内面における後端部には、左右方向の内側に向けて突出する第1係止爪111が形成されている。本実施形態において、ガイド溝110は、ノズル軸O2を間に挟んで左右方向の両側に形成されている。
各ガイド溝110の内側には、ノズル筒部32に形成されたレール部115が収容されている。レール部115は、ノズル筒部32から左右方向の外側に突出している。各レール部115は、前後方向に直線状に延在している。各レール部115の前端部には、左右方向の外側に突出する第2係止爪116が形成されている。レール部115は、ノズル筒部32に対する造泡筒101のスライド移動時にガイド溝110内を移動することで、造泡筒101のスライド移動を案内する。この場合、第1係止爪111は、造泡筒101が最前端位置にあるときに、第2係止爪116に対して第2係止爪116の後方から近接又は当接する。これにより、ノズル筒部32に対する造泡筒101の前方への移動が規制される。
造泡筒101には、造泡筒101の内外を連通させる外気導入部118が形成されている。外気導入部118は、造泡筒101をノズル径方向に貫くとともに、ノズル周方向を長手方向とするスリット状に形成されている。外気導入部118において、各ガイド溝110の前方に位置する部分に形成されている。なお、外気導入部118の位置や数等は、適宜変更が可能である。
図2に示すように、外装部102は、造泡筒101から上下左右に張り出している。外装部102は、天板部90、前板部91及び側板部92に倣って形成され、貫通孔93の開口縁に連なっている。これにより、貫通孔93のうち、ノズル筒部32の周囲に位置する部分は、外装部102によって閉塞されている。なお、図示の例において、外装部102の後端縁は、貫通孔93の後端開口縁に対して上方から重なり合っている。
図3に示すように、操作部103は、外装部102から左右両側に張り出している。操作部103は、スライド部材100を操作する際の指掛け部として機能する。なお、操作部103は、スライド部材100のうち、貫通孔93よりも前方に位置する部分において、上下左右の外側に張り出していればよい。
図2、図4に示すように、ストッパ104は、造泡筒101の後端開口縁から下方に延在している。具体的に、ストッパ104は、平面視において中心軸線O1と同軸に配置されるとともに、後方に開口する円弧状に形成されている。ストッパ104は、ステム12の上端部にステム12の前方から嵌合されている。ストッパ104は、スライド部材100が少なくとも最後端位置にあるときに、ノズル筒部32とガイド筒15cとの間に介在している。具体的に、ストッパ104の上端縁は、ノズル筒部32の後端部にノズル筒部32の下方から近接又は当接している。一方、ストッパ104の下端縁は、ガイド筒15cの上端開口縁にガイド筒15cの上方から近接又は当接している。ストッパ104は、ノズル筒部32とガイド筒15cとの間に介在して、吐出ヘッド13(及びステム12)の下方移動を規制している。なお、図4の例において、ストッパ104の下端部には、上端部に比べて周方向の長さを拡大する延長部104aが形成されている。
ストッパ104には、前方に向けてリブ120が突出している。リブ120は、上下方向に延在している。リブ120の上端縁は、造泡筒101の後端部に連なっている。
スライド部材100は、吐出ヘッド13(及びステム12)の下方移動を規制する規制位置と、吐出ヘッド13(及びステム12)の下方移動を許容する規制解除位置(吐出可能位置)と、の間を前後方向に移動する。規制位置は、スライド部材100の最後端位置であって、上述したようにストッパ104がノズル筒部32とガイド筒15cとの間に介在して、ガイド筒15cに対する吐出ヘッド13(及びステム12)の下方移動を規制する。規制解除位置は、ストッパ104がステム12から外れ、ストッパ104がノズル筒部32から前方にずれた位置に配置される。なお、図示の例において、スライド部材100が規制位置にあるとき、造泡筒101の前端縁は、ノズル筒部32の前端部よりも後方に位置していている。但し、造泡筒101の前端縁と、ノズル筒部32の前端部と、の位置は適宜変更が可能である。
そして、本実施形態のスライド部材100は、上述した規制解除位置において、ノズル筒部32に対する造泡筒101の前後方向の位置に応じて、吐出孔13Aから吐出される内容液の吐出態様を切り替える。具体的に、スライド部材100は、泡吐出位置と、霧吐出位置と、の間を前後方向に移動する。泡吐出位置では、造泡筒101が吐出孔13Aの周囲を囲い、かつ外気導入部118のうち、造泡筒101の内周面に開口する部分の少なくとも一部が吐出孔13Aより前方に位置する。霧吐出位置は、規制解除位置のうち、泡吐出位置よりも後方に位置している。霧吐出位置では、外気導入部118のうち、造泡筒101の内周面に開口する部分の全体が吐出孔13Aより後方に位置している。すなわち、霧吐出位置において、外気導入部118は、ノズル筒部32の外周面によって造泡筒101の径方向の内側から覆っている。
次に、本実施形態の吐出器1の使用方法について説明する。以下の説明では、スライド部材100が規制位置にある状態を初期状態として、ロック解除動作及び吐出動作について説明する。
まず、規制位置から泡吐出位置までスライド部材100を移動させる。具体的には、操作部103を把持する等した状態で、スライド部材100を前方に引っ張る。すると、図5に示すように、ストッパ104とステム12との嵌合が外れ、スライド部材100がノズル筒部32に対して前方に移動する。その後、スライド部材100をさらに前方に引っ張ることで、外気導入部118が吐出孔13Aよりも前方に位置する。これにより、上述した泡吐出位置となる。
図6に示すように、スライド部材100が泡吐出位置にある状態で、押下部材16を回転軸L回りに下方に向けて回転させる。この際、例えば押下部材16の前板部91の指掛部分に指先を掛けながら、コイルバネ95の付勢力に抗して押下部材16を下方に向けて回転させる。押下部材16を下方に向けて回転させると、吐出ヘッド13が下方移動し、弁体44によりシリンダ42のテーパ筒部68内を閉塞した状態で、ステム12及びピストンガイド43がシリンダ42に対して押し下げられる。
ステム12がピストンガイド43とともに押し下げられると、ステム12と環状連結部53との間で、弾性片25が弾性変形させられつつ、ステム12及びピストンガイド43がピストン41に対して下方移動する。これにより、ピストンガイド43の当接部43Eが、内筒ピストン52から下方に離間することで、シリンダ42内とステム12内とが連通する。その結果、シリンダ42内の内容液が、ステム12内を上昇しノズル筒部32内に導入される。ノズル筒部32内に導入された内容液は、スピン流路38Aを通って吐出孔13Aから霧状に吐出される。
スライド部材100が泡吐出位置にある状態で、内容液が吐出孔13Aから吐出されると、吐出孔13Aの周囲を囲う造泡筒101の内側が負圧になる。すると、吐出孔13Aより前方に位置する外気導入部118を通して、造泡筒101の内側に外気が導入される。これにより、霧状の内容液が、造泡筒101の内側に導入された外気と造泡筒101内で混合されるとともに、造泡筒101の内周面に衝突する等して発泡する。その結果、泡状の内容液が造泡筒101から前方に吐出される。
一方、図7、図8に示すように、スライド部材100が霧吐出位置にある場合には、外気導入部118の全体が吐出孔13Aより後方に位置する。そのため、吐出孔13Aから吐出された霧状の内容液は、外気と混合されることなく、霧状のまま前方に吐出される。
図2に示すように、吐出器1の使用後、スライド部材100を規制位置に戻すには、操作部103等を把持してスライド部材100を後方に移動させる。すると、ストッパ104がステム12に対してステム12の前方から嵌合される。この状態で、仮に押下部材16を下方に向けて回転させようとすると、ストッパ104の上端縁がノズル筒部32の外周面に当接し、ストッパ104の下端縁がガイド筒15cの上端開口縁に当接することで、支持部材15に対する吐出ヘッド13の下方移動が規制される。なお、ストッパ104は、吐出孔13Aから内容液が吐出される前にノズル筒部32及びガイド筒15cに当接する構成であれば、押下部材16を操作していない状態においてノズル筒部32及びガイド筒15cから離間していてもよい。
このように、本実施形態では、ノズル筒部32に設けられたスライド部材100がストッパ104を有している構成とした。
この構成によれば、スライド部材100を操作することで、ストッパ104が規制位置及び規制解除位置の間を移動する。ここで、ノズル筒部32にスライド部材100が設けられていることで、スライド部材100の少なくとも一部がステム12の前方に位置することになる。そのため、ステム12の前方からストッパ104を操作することができる。その結果、優れた操作性を具備させることができる。
本実施形態では、造泡筒101とストッパ104とが一体に形成されている構成とした。
この構成によれば、造泡筒101及びストッパ104を一体で移動させることができる。これにより、ストッパ104の規制位置から規制解除位置への移動に併せて、造泡筒101を泡吐出位置と霧吐出位置との間で移動させることができる。すなわち、ストッパ104によるロック動作と、造泡筒101による吐出態様の切り替え動作を一連の動作で行うことができる。その結果、操作性の更なる向上を図ることができる。
本実施形態では、スライド部材100が造泡筒101から左右方向に張り出す操作部103を備える構成とした。
この構成によれば、ステム12の前方に配置された造泡筒101に操作部103を設けることで、スライド部材100の操作性をより向上させることができる。
本実施形態では、スライド部材100が規制位置にあるとき、ストッパ104がガイド筒15cに当接する構成とした。
この構成によれば、装着キャップ11の上方で上下方向に延びるガイド筒15cの上端開口縁を規制部とすることで、ストッパ104の上下方向の長さを短縮できる。これにより、設計自由度やレイアウト性の向上を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、外気導入部118がノズル周方向を長手方向とする構成について説明したが、この構成に限られない。外気導入部118は、例えば図9、図10に示すように、ノズル軸方向を長手方向とする構成であってもよい。この場合には、ノズル筒部32に対するスライド部材100の前後方向の相対位置によって外気導入部118の開口面積(吐出孔13Aよりも前方に位置する部分の面積)の調整幅を確保できる。これにより、造泡筒101内を内容液が通過する際に発生する負圧の程度を変化させることができるので、泡質を調整することができる。
上述した実施形態では、スライド部材100の位置に応じて内容液を泡状及び液状に切り替える構成について説明したが、この構成に限られない。例えば、スライド部材100の位置に応じて吐出範囲を切り替える構成であってもよい。すなわち、吐出孔13Aから吐出される内容液の吐出範囲を一定に設定した状態で、吐出孔13Aからの切替筒の前方への突出量を調整することで、吐出孔13Aから拡散する内容液をノズル筒部32によって制限してもよい。このように、造泡筒101は、前後方向の移動に伴い吐出態様を変更する構成であればよい。
上述した実施形態では、ガイド筒15cの上端開口縁が規制部である場合について説明したが、この構成に限られない。ストッパ104は、規制位置において、ベース部の何れかの箇所に当接して、吐出ヘッド13及びステム12の下方移動を規制できればよい。
上述した実施形態では、規制位置において、ストッパ104がステム12に嵌合される構成について説明したが、この構成に限られない。ストッパ104は、規制位置において、ノズル筒部32と規制部との間に介在する構成であればよい。
上述した実施形態では、本発明に係る可動部材として、スライド部材100を採用した場合について説明したが、この構成に限られない。可動部材は、ノズル筒部に対して前後動する構成であれば、ノズル軸O2回りの回転に伴い前後動する構成等であってもよい。
上述した実施形態では、造泡筒101とストッパ104とが一体に形成された構成について説明したが、この構成に限られない。造泡筒101とストッパ104を別々に有する構成でもよく、造泡筒101を有さない構成であってもよい。
上述した実施形態では、造泡筒101、操作部103及びストッパ104がステム12よりも前方に配置された構成について説明したが、この構成に限られない。スライド部材100の少なくとも一部(例えば、造泡筒101)がステム12の前方に配置されていれば、例えばストッパ104がスライド部材100の移動に伴い後方からステム12に嵌合される構成でもよい。
また、上述した実施形態では、操作部103を介してスライド部材100を操作する構成について説明したが、この構成に限られない。スライド部材100のうち、貫通孔93よりも外側に突出した部分を介してスライド部材100を操作する構成であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…吐出器
2…容器本体
3…口部
10…ポンプ
11…装着キャップ(ベース部)
12…ステム
13…吐出ヘッド
13A…吐出孔
15…支持部材(ベース部)
15c…ガイド筒(規制部)
16…押下部材
31…装着筒部
32…ノズル筒部
100…スライド部材(可動部材)
101…造泡筒(切替筒)
103…操作部
104…ストッパ
118…外気導入部

Claims (4)

  1. 内容液が収容される容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動自在に配設されたステム、及び前記ステムの上端部に装着され、前方に向けて開口する吐出孔が形成された吐出ヘッドを有するポンプと、
    前記ポンプを前記容器本体の口部に装着する装着キャップを有するベース部と、
    前記ベース部に回転軸回りに回転自在に配設され、前記吐出ヘッドに連係する押下部材と、を備え、
    前記押下部材を前記回転軸回りに回転させ、前記吐出ヘッド及び前記ステムを下方移動させることにより、前記ステム内を通して前記吐出孔から内容液を吐出する吐出器であって、
    前記吐出ヘッドは、
    前記ステムの上端部に装着された装着筒部と、
    前記装着筒部から前方に突出するとともに、前記吐出孔に連通するノズル筒部と、を備え、
    前記ノズル筒部には、前記ノズル筒部に対して前後方向に移動可能な可動部材が設けられ、
    前記可動部材は、前記ベース部に形成された規制部に対し前記規制部の上方から当接して前記ベース部に対する前記吐出ヘッド及び前記ステムの下方移動を規制する規制位置と、前記規制部に対して前後方向でずれた位置に配置され、前記ベース部に対する前記吐出ヘッド及び前記ステムの下方移動を許容する規制解除位置と、の間を移動するストッパを備えている吐出器。
  2. 前記可動部材は、前記ノズル筒部に外装されるとともに、前記ストッパに一体に形成された切替筒を備え、
    前記切替筒は、前記ノズル筒部に対して前後方向に移動可能構成さるとともに、前記吐出孔よりも前方への突出量に応じて、前記吐出孔から吐出される内容液の吐出態様を切り替える請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記可動部材は、前記切替筒から外側に張り出す操作部を備えている請求項2に記載の吐出器。
  4. 前記ストッパは、上下方向から見て前後方向に開口するC字状に形成されるとともに、前記規制位置において前記ステムに外装され、
    前記ベース部は、前記装着キャップの上方において上下方向に延在するとともに、前記ステムの上下方向の移動を案内するガイド筒を備え、
    前記ガイド筒の上端開口縁が前記規制部を構成している請求項1又は請求項2に記載の吐出器。
JP2019102466A 2019-05-31 2019-05-31 吐出器 Active JP7178959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019102466A JP7178959B2 (ja) 2019-05-31 2019-05-31 吐出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019102466A JP7178959B2 (ja) 2019-05-31 2019-05-31 吐出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020196462A JP2020196462A (ja) 2020-12-10
JP7178959B2 true JP7178959B2 (ja) 2022-11-28

Family

ID=73648345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019102466A Active JP7178959B2 (ja) 2019-05-31 2019-05-31 吐出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7178959B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6186365B1 (en) 2000-03-22 2001-02-13 Calmar Inc. Pump sprayer with slide lock
JP2013071770A (ja) 2011-09-29 2013-04-22 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出器
CN103879679A (zh) 2012-12-20 2014-06-25 三谷阀门有限公司 关闭触发机构及配备有该关闭触发机构的气溶胶式制品及泵式制品
JP2018016394A (ja) 2016-07-29 2018-02-01 株式会社吉野工業所 泡・霧切替式吐出器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3749286A (en) * 1970-11-09 1973-07-31 Colgate Palmolive Co Actuator cap with actuation disabling means
JP2006044705A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Mitani Valve Co Ltd ガス抜き用ストッパ部材付きトリガー式エアゾール噴射装置、およびトリガー式エアゾール噴射器
US20060113329A1 (en) * 2004-11-29 2006-06-01 Seaquisperfect Dispensing Foreign, Inc. Dispenser with lock
DE102006005954A1 (de) * 2006-02-02 2007-08-16 Ing. Erich Pfeiffer Gmbh Dosiereinrichtung mit Arretierung
DE102006036517A1 (de) * 2006-08-04 2008-02-07 Lindal Ventil Gmbh Abgabekopf für einen ein fließfähiges Medium unter Druck aufnehmenden Druckbehälter

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6186365B1 (en) 2000-03-22 2001-02-13 Calmar Inc. Pump sprayer with slide lock
JP2013071770A (ja) 2011-09-29 2013-04-22 Yoshino Kogyosho Co Ltd 吐出器
CN103879679A (zh) 2012-12-20 2014-06-25 三谷阀门有限公司 关闭触发机构及配备有该关闭触发机构的气溶胶式制品及泵式制品
JP2018016394A (ja) 2016-07-29 2018-02-01 株式会社吉野工業所 泡・霧切替式吐出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020196462A (ja) 2020-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6670671B2 (ja) 吐出器
JP6745186B2 (ja) 吐出器用アタッチメント及び吐出器
JP5921861B2 (ja) 液体噴出器
JP7178959B2 (ja) 吐出器
JP6678074B2 (ja) 吐出器
JP6764799B2 (ja) 吐出器
JP7134049B2 (ja) 吐出器
JP2020049475A (ja) トリガー式液体噴出器
JP6172805B2 (ja) 泡吐出器
JP2013028378A (ja) 泡吐出器の吐出ヘッド
JP6663788B2 (ja) 吐出器
JP7241624B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6858554B2 (ja) 吐出器
JP2019177902A (ja) 吐出器
JP6684667B2 (ja) 吐出器
JP6604886B2 (ja) 吐出器
JP6945408B2 (ja) フォーマポンプ
JP6159609B2 (ja) フォーマーディスペンサー
JP7357439B2 (ja) 吐出器
JP7304806B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP7186666B2 (ja) 吐出器
JP6910286B2 (ja) フォーマポンプ
JP6574665B2 (ja) 吐出器
JP7076304B2 (ja) 泡吐出器
JP2023176610A (ja) 吐出器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7178959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150