JP7170727B2 - 無線ノード、及び、無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線ノード及び無線通信方法に関する。
Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(Long Term Evolution(LTE))が仕様化された。また、LTEからの更なる広帯域化および高速化を目的として、LTEの後継システムも検討されている。LTEの後継システムには、例えば、LTE-Advanced(LTE-A)、Future Radio Access(FRA)、5th generation mobile communication system(5G)、5G plus(5G+)、New Radio(NR)などと呼ばれるシステムがある。
将来の無線通信システム(例えば、5G)に関して、アクセスリンクとbackhaul(BH)リンクを統合するIntegrated Access and Backhaul(IAB)の技術について検討されている(非特許文献1)。IABでは、IABノードのような無線ノードは、ユーザ端末(User Equipment(UE))と、無線のアクセスリンクを形成すると共に、他のIABノードおよび/または無線基地局と無線のバックホールリンクを形成する。
しかしながら、IABノードのような無線ノードが、適切なBHリンクを選択するための検討は不十分であり、さらなる検討が求められている。
本開示の一態様は、適切なBHリンクを選択する無線ノード及び無線通信方法を提供することを目的の1つとする。
本開示の一態様に係る無線ノードは、複数の無線ノードのうちの1つである第1の無線ノードあって、前記第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間の複数の候補リンクの品質を示す第1情報、及び、前記候補リンクの混雑度を示す第2情報の少なくとも1つを、前記候補リンクの何れかを通じて受信する受信部と、受信した前記第1情報及び前記第2情報の少なくとも1つに基づいて、前記複数の候補リンクのうち接続確立する候補リンクを決定する制御部と、を備える。
本開示によれば、適切なBHリンクを選択できる。
一実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 一実施の形態に係るIABノードの構成例を示す図である。 一実施の形態に係る無線通信システムにおけるTime Division Multiplex(TDM)を説明するための図である。 一実施の形態に係るIABノードがリンク接続先を選択する一例を説明するための図である。 一実施の形態に係るIABドナーがリンク接続先を選択する一例を説明するための図である。 一実施の形態に係るIABドナー、IABノード及びユーザ端末のハードウェア構成の例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態を、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、一実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す。
無線通信システム1は、IABドナー10Aと、IABノード10B~10Gと、ユーザ端末の一例であるUE20とを含む。以下、IABノード10B~10Gを区別しないで説明する場合には、「IABノード10」のように参照符号のうち共通番号のみを使用することがある。また、「IABノード10」の表現には、IABドナー10Aも含まれてよい。
IABドナー10Aは、無線ノードの一例であり、有線ケーブル(例えば光ファイバーケーブル)を介してCore Network(CN)3に接続されている。なお、IABドナー10Aは、無線通信によってCN3に接続されてもよい。なお、「ドナー」という表現は一例であり、例えば、コア、ルート、端点又はノード等と呼ばれてもよい。
IABノード10B~10Gは、無線ノードの一例であり、無線通信によって、他のIABノード10(又はIABドナー10A)に接続される。図1の例の場合、IABドナー10Aに、IABノード10B、10Eが接続されている。また、IABノード10Bに、IABノード10Cが接続されている。また、IABノード10Cに、IABノード10Dが接続されている。また、IABノード10Eに、IABノード10Fが接続されている。以下、或るIABノード10から見て、リンクの繋がりにおいてIABドナー10Aに近い(上流の)IABノード10を、上位IABノードと呼ぶ。なお、上位IABノードは、IABドナー10Aであってもよい。また、或るIABノード10から見て、リンクの繋がりにおいてIABドナー10から遠い(下流の)IABノードを、下位IABノードと呼ぶ。
IABドナー10A及びIABノード10B~10Gは、それぞれ、無線通信可能なエリアであるセルを形成する。すなわち、IABノード10は、基地局としての機能を有する。セル内のUE20は、当該セルを形成しているIABノード10に無線接続できる。
図2は、IABノード10の構成例を示す。
図2に示すように、IABノード10は、制御部100と、記憶部102と、UE向け無線通信部103と、BH向け無線通信部104と、を有する。
UE向け無線通信部103は、UE20との間の無線通信を処理する。
BH向け無線通信部104は、他のIABノード10との間の無線通信を処理する。
制御部100は、UE向け無線通信部103の無線通信を制御する。また、制御部100は、BH向け無線通信部104の無線通信を制御する。なお、制御部100の動作の詳細については後述する。
記憶部102は、制御部100の動作に使用される各種情報を格納する。
なお、図示しないが、IABドナー10Aは、図2に示す構成要素に加えて、CN3との間の通信を処理するCN向け通信部をさらに備えてよい。
<検討>
IABに係る無線通信システムでは、次の(A1)及び(A2)が考慮される。
(A1)所与のIABノード10には半二重通信の制約があるため、アクセスUEによるセル探索(cell detection)及び測定(measurement)と、当該IABノード10による(初期アクセス後の)候補BHリンクの探索及び測定とは、異なる(直交する)時間リソースにて行われる。候補BHリンクは、例えば、当該IABノード10がBHリンクを確立する候補となるBHリンクを示す。当該IABノード10による候補BHリンクの探索及び測定は、当該IABノード10の周辺のIABノード及び/又はIABドナーの検出測定と捉えてよい。
(A2)IABノードによる候補BHリンクの探索及び測定は、以下を考慮する。
・Synchronization Signal Block(SSB)のTDM(例えば、depending on hop order, cell IDなど)
・複数のIABノードを跨ぐSSB muting
・1つの半フレーム内又は複数の半フレームを跨がる時間領域内において、アクセスUEのSSBとIABのSSBとの多重化
・SSBとTDMされたアディショナルIABノード発見信号TDM(例えばChannel state information reference signal(CSI-RS))
・off-raster SSBの使用。すなわち、UEが探索しない周波数の使用。
・アクセスUEによって使用される周期性と比較したときの送信周期性の違い。
上記(A1)に示すように、所与のIABノードには半二重通信の制約があるため、次のことを検討する。
・IABでは、In-band backhaulとout-of-band backhaulが検討の対象となっている。In-band backhaulは、アクセスリンクと同じ周波数キャリアを使用するBHリンクであり、out-of-band backhaulは、アクセスリンクと異なる周波数キャリアを使用するBHリンクである。
・In-band backhaulでは、アクセスリンクとBHリンクとで同じ周波数キャリアが使用される。そのため、IABノード10は、BHリンクにおいて信号を受信しながらアクセスリンクにおいて信号を送信すること、及び、BHリンクにおいて信号を送信しながらアクセスリンクにおいて信号を受信することができない。
また、上記(A1)に示すように、アクセスUEによって使用されるリソースとは、時間にて直交しているリソースであるため、次のことを検討する。
・上記の半二重通信の制約を考慮すると、候補BHリンクの探索及び/又は測定(すなわち、周辺のIABノード及び/又はIABドナーの検出測定)は、UE向けにSSB及び/又はCSI-RSを送信するリソースでは行えない。当該リソースでは、UE向けにSSB及び/又はCSI-RSを送信中であるためである。
・したがって、IABノード間の発見(inter-node discovery)は、UE向けSSB及び/又はCSI-RSの送信とは別の時間リソースにおいて行われる。
図3を参照して、上記の半二重通信の制約に関する一例を説明する。図3は、図1に示す無線通信システムの一部分を示す。半二重通信の制約の場合、図3(A)に示すように、IABノード10Gは、時間リソースを、アクセスUE20に対するSSB及びCSI-RSの送信Y1に用いている間、他のIABノード10B、10C、10Fとの通信Y2(図3(B)参照)を行えない。一方、図3(B)に示すように、IABノード10Gは、時間リソースを、他のIABノード10B、10C、10Fとの候補BHリンクの探索及び測定に関する通信Y2に用いている間、アクセスUE20との通信Y1(図3(A)参照)を行えない。
そのために、IABノードによる候補BHリンクの探索及び測定では、上記(A2)が考慮されている。
しかしながら、IABノード10Gは、他のIABノード10B、10C、10FとのSSB及び/又はCSI-RSのみでは、適切なBHリンクを選択できない可能性がある。例えば、図1及び図3の場合、IABノード10Gは、IABノード10Bからの受信信号に含まれるSSB及び/又はCSI-RSを用いて、リンクBGのリンク品質を含むリンクBGに関する情報を取得する。同様に、IABノード10Gは、IABノード10Cからの受信信号に含まれるSSB及び/又はCSI-RSを用いて、リンクCGのリンク品質を含むリンクCGに関する情報を取得する。リンク品質は、例えば、Reference Signal Received Power(RSRP)、Reference Signal Received Quality(RSRQ)又はSignal-to-noise and Interference Ratio(SINR)のうちの少なくとも1つによって表される。
したがって、図1及び図3の場合、IABノード10Gは、リンクCG及び/又はリンクBGのリンク品質に加え、以下の(B1)~(B3)の少なくとも1つについて考慮して、BHリンクを選択することが好ましい。
(B1)IABノード10GからIABドナー10Aまでのリンク数(ホップ数)。この情報により、例えば、IABノード10Gは、例えば、リンク数(又はホップ数)の最も大きいリンクをBHリンクに選択することを回避できる。
(B2)IABノード10GからIABドナー10Aまでの総合的な品質。例えば、リンクABとリンクBCとリンクCGの総合的な品質、及び、リンクABとリンクBGの総合的な品質。或いは、IABノード10GからIABドナー10Aまでの複数のリンクのうち、最低品質のリンク。この情報により、IABノード10Gは、例えば、最低品質のリンクをBHリンクに選択することを回避できる。
(B3)IABノード10GからIABドナー10Aまでの総合的な混雑度。例えば、リンクABとリンクBCとリンクCGの総合的な混雑度、及び、リンクABとリンクBGの総合的な混雑度。或いは、IABノード10GからIABドナー10Aまでのリンクのうち、最も混雑しているリンクのリソース利用率。この情報により、IABノード10Gは、例えば、最も混雑しているリンクをBHリンクに選択することを回避できる。
次に、上記(B1)~(B3)に関し、IABノード10Gが接続先のBHリンクを選択する例と、IABドナー10AがIABノード10Gの接続先のBHリンクを選択する例とについて、詳細に説明する。
<IABノード10Gがリンク選択>
図4を参照して、IABノード10Gが、候補BHリンクの中から、接続先のBHリンクを選択する例について説明する。なお、以下では、説明をわかりやすくするために、特定の参照符号(10C、10G)のIABノードを用いているが、これは一例であり、他の参照符号のIABノードであってもよい。
IABノード10Cは、当該IABノード10CからIABドナー10Aまでの間の、リンク数情報、リンク品質情報及びリンク混雑度情報の少なくとも1つを、例えばIABノード10D、10Gへ送信する。以下、リンク数情報、リンク品質情報及びリンク混雑度情報の少なくとも1つを含む情報を、「リンク関連情報」と呼ぶ場合がある。
IABノード10Cは、リンク関連情報を、報知情報として周期的に送信してもよい。或いは、IABノード10Cは、リンク関連情報を、下位IABノード10Gからの要求に基づき、個別(dedicated)に送信してもよい。なお、IABノード10Cは、リンク関連情報を、UE20からの要求に基づき、個別(dedicated)に送信してもよい。
リンク品質情報は、リンク品質を示す情報である。例えば、IABノード10Cが送信するリンク品質情報は、IABノード10Cと上位IABノード10Bとの間(リンクBC)のリンク品質の測定結果と、上位IABノード10Bから受信した、上位IABノード間における(リンクAB)リンク品質の測定結果と、を含んでよい。リンク品質の測定結果は、RSRP、RSRQ及びSINRのうちの少なくとも1つであってよい。RSRP、RSRQ及びSINRは、上位IABノード10Cが送信するSSB、CSI-RS、及び、IABノードの発見信号(inter-node discovery signal)のうちの少なくとも1つに基づいて測定されてよい。上位IABノード間におけるリンク品質の測定結果は、例えば、上位IABノード10BとIABドナー10Aとの間のリンク品質の測定結果を含んでもよい。
リンク混雑度情報は、BHリンクの混雑度を示す情報である。例えば、IABノード10Cが送信するリンク混雑度情報は、IABノードが有するIABノード10Cのリンク混雑度に関する情報と、IABノード10Bから受信した、各上位IABノード10B、10Aのリンク混雑度に関する情報とを含んでもよい。リンク混雑度に関する情報は、例えば、リソース利用率、収容している下位IABノード数、アクセスUE数及びバッファ量の少なくとも1つを含んでよい。
なお、IABノード10Gは、上位IABノード10C、10B、10Fのうちの少なくとも1つから受信したリンク関連情報と、当該IABノード10Gによるリンク品質及び/又はリンク混雑度の測定結果とに基づき、接続先のBHリンクを選択し、その選択結果を上位IABノード10Cに報告してもよい。例えば、IABノード10Gは、IABドナー10Aまでの経路のうち、リンク品質が最も高く、かつ、リンク混雑度が最も小さい経路に接続できるBHリンクを、接続先のBHリンクに選択する。
以上の構成により、IABノード10Gが、接続先のBHリンクを適切に選択できるので、通信の効率(例えば周波数利用効率)が向上する。
なお、IABノード10Cは、リンク品質に関する情報及びリンク混雑度に関する情報を合わせた(両方の要素を含む)情報、例えば、各リンクの推定平均スループット及び/又は最大遅延の情報を、リンク関連情報として、他のIABノード10に通知してもよい。例えば、IABノード10Cは、リンク品質及び平均未利用リソース量に基づいて、各リンクのスループットを推定し、リンク関連情報として、他のIABノードに通知する。IABノード10Gは、通知されたこのリンク関連情報に基づいて、そのリンクをIABドナー10Aまでの経路として選択するか否かを決定してよい。
また、IABノード10Cは、リンク品質情報、リンク混雑度情報及び/又はこれらを合わせた情報であるリンク関連情報を、仕様にて規定された所定のビット数で量子化された情報として、他のIABノード10に通知してもよい。例えば、IABノード10Cは、リンクのピークスループット及び/又は総リソースを、他のIABノード10に別途通知してもよい。或いは、IABノード10Gは、別途通知されるIABノードの設定情報等から、リンク品質及びリンク混雑度を、暗黙的(implicit)に認識してもよい。また、所定のビット数で量子化された情報は、ピークスループット及び/又は総リソース量等で正規化された情報であってもよい。
また、IABノード10Cは、リンク品質情報、リンク混雑度情報、及び、それらを合わせた情報のうちの少なくとも1つ(リンク関連情報)を、参照信号の系列、L1制御情報、Medium Access Control(MAC) Control Element(CE)、Radio Resource Control(RRC)シグナリングのうちの少なくとも1つの方法によって、IABノード10Gに送信してもよい。L1制御情報は、レイヤ1にて復調して得られる情報であり、例えば、Downlink control information(DCI)及び/又はUplink Control Information(UCI)などである。また、MAC CEは、L2制御情報であってもよい。IABノード10Gは、周辺の複数のIABノード10B、10C、10Fを対象に、リンク品質の測定、リンク品質情報の取得、及び/又は、リンク混雑度情報の取得を周期的に行ってよい。低レイヤの通知方法を用いる場合、情報量を小さくできるので、処理負荷を軽減できる。一方、高レイヤの通知方法を用いる場合、情報量を大きくできるので、情報を正確に通知できる。
また、IABノード10Cは、IABドナー10Aまでの各リンクのリンク品質情報及び/又はリンク混雑度情報を、それぞれ、他のIABノード10に通知してもよい。或いは、IABノード10Cは、IABドナー10Aまでの全リンクのトータルのリンク品質情報及び/又はリンク混雑度情報、例えば最低スループットとなるリンクの情報を、他のIABノード10に通知してもよい。また、IABノード10Cは、ホップ数、又は遅延に関する情報を、別途、他のIABノード10に通知してもよい。
また、IABノード10Cは、以下の(B1)から(B3)のうちの少なくとも1つの方法によって、リンク関連情報を通知してよい。
(B1)IABノード10Cは、リンク関連情報を、リンク品質測定用参照信号(inter-node discovery signal)と合わせて、他のIABノード10に周期的に通知する。当該通知の周期は、リンク品質測定用参照信号の通知の周期と同じであってもよいし、異なってもよい。
(B2)IABノード10Cは、リンク関連情報を、リンク品質測定用参照信号とは別のタイミングで、他のIABノード10に周期的に通知する。当該通知の周期は、リンク品質測定用参照信号の通知の周期と同じであってもよいし、異なってもよい。
(B3)IABノード10Cは、特定の条件を満たした場合、又は、リクエストを受信した場合に、他のIABノード10にリンク関連情報を通知する。特定の条件を満たした場合とは、例えば、混雑度が所定の閾値よりも高い場合、リンクスループットが所定の閾値よりも低い場合、又は、リンク品質測定用参照信号の測定結果のみでは適切な判断ができない可能性がある場合、などである。
IABノード10Gは、以下の(C1)又は(C2)のうちの少なくとも1つの方法によって、上位IABノード10Cに対して、報告又は通知を行ってよい(図4参照)。
(C1)IABノード10Gは、リンクCG(上位IABノード10C)を選択し、その選択した上位IABノード10Cに対してリンク接続処理を行ってよい。また、IABノード10Gは、当該IABノード10Gのリンク混雑度に関する情報を、上位IABノード10Cへ報告してもよい。
(C2)IABノード10Gは、リンク品質の測定結果及び/又は当該IABノードGのリンク混雑度に関する情報を、仮の上位ノード10Cに報告してよい。そして、上位IABノード10C(又はIABドナー10A)が、ノード間の接続関係を決定して、下位IABノード10Gに、その決定結果を通知してよい。このリンク混雑度に関する情報は、例えば、接続している下位IABノードの数、アクセスUE数、バッファ量等であってよい。
図4を参照して、具体例を説明する。
IABドナー10Aは、当該IABドナー10Aが測定したリンク混雑度を含むリンク混雑度情報を生成し、下位IABノード10B、10Eへ送信する。
IABノード10Bは、上位IABドナー10Aから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Bが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、下位IABノード10C、10Gへ送信する。また、IABノード10Bは、当該IABノード10Bが測定したリンクABのリンク品質を含むリンク品質情報を生成し、下位IABノード10C、10Gへ送信する。IABノード10Bが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Cは、上位IABドナー10Bから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Cが測定したリンク混雑度とまとめてリンク混雑度情報を生成し、下位IABノード10D、10Gへ送信する。また、IABノード10Cは、上位IABノード10Bから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Cが測定したリンクBCのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、下位IABノード10D、10Gへ送信する。IABノード10Cが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Eは、上位IABドナー10Aから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Eが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、下位IABノード10Fへ送信する。また、IABノード10Eは、当該IABノード10Eが測定したリンクAEのリンク品質を含むリンク品質情報を生成し、下位IABノード10Fへ送信する。IABノード10Eが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Fは、上位IABドナー10Eから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Fが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、下位IABノード10Gへ送信する。また、IABノード10Fは、上位IABノード10Eから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Fが測定したリンクEFのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、下位IABノード10Gへ送信する。IABノード10Fが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Gは、上位ノード10Bから、IABドナー10A及びIABノード10Bの混雑度を含むリンク混雑度情報と、リンクABのリンク品質を含むリンク品質情報と、を受信する。また、IABノード10Gは、上位ノード10Cから、IABドナー10A、IABノード10B及びIABノード10Cのリンク混雑度を含むリンク混雑度情報と、リンクAB及びリンクBCのリンク品質を含むリンク品質情報と、を受信する。また、IABノード10Gは、リンク10Fから、IABドナー10A、IABノード10E及びIABノード10Fのリンク混雑度を含むリンク混雑度情報と、リンクAE及びリンクEFのリンク品質を含むリンク品質情報と、を受信する。また、IABノード10Gは、当該IABノード10Gのリンク混雑度を測定する。また、IABノード10Gは、リンクCG、リンクBG及びリンクFGのリンク品質を測定する。これにより、IABノード10Gは、IABドナー10Aまでの経路におけるリンク混雑度及び/又はリンク品質を考慮して、候補BHリンクに相当するリンクBG、リンクCG及びリンクFGの中から、最適な接続先のBHリンクを選択できる。
<IABドナー10Aがリンク選択>
図5を参照して、IABドナー10AがIABノード10Gの接続先のBHリンクを選択する場合について説明する。なお、以下の説明で用いているIABノードの参照符号は、説明のために一例であり、他の参照符号であってよい。
IABノード10Gは、当該IABノード10Gと上位IABノード10C、10B、10Fとの間(つまりリンクCG、リンクBG、及びリンクFG)のリンク品質情報、及びリンク混雑度情報の少なくとも1つを測定し、上位IABノード10Cに報告する。
IABノード10Gは、上記の測定した情報を、報知情報として周期的に送信してもよい。或いは、IABノード10Gは、上記の測定した情報を、上位IABノード10C(又はUE20)からの要求に基づき、個別(dedicated)に送信してもよい。
IABノード10Cが上位IABノード10Bへ送信するリンク品質情報には、当該IABノード10Cと上位IABノード10Bとの間(リンクBC)のリンク品質の測定結果と、当該IABノード10Cが下位IABノード10Gから受信した(或いは当該IABノード10Cが測定した)、IABノード10Cと下位IABノード10Gとの間(リンクCG)のリンク品質の測定結果とが含まれてよい。IABノード10Cと上位IABノード10Bとの間のリンク品質の測定結果は、例えば、上位IABノード10Bが送信するSSB、CSI-RS、及びinter-node discovery Signalの何れかに基づく、RSRP、RSRQ及びSINRの何れかであってよい。RSRP、RSRQ及びSINRは、上位IABノード10Cが送信するSSB、CSI-RS、及びIABノードの発見信号(inter-node discovery Signal)のうちの少なくとも1つに基づいて測定されてよい。
IABノード10Cが上位IABノード10Bへ送信するリンク混雑度情報には、当該IABノード10Cのリンク混雑度に関する情報と、下位IABノード10Gから受信した、当該下位IABノード10Gのリンク混雑度に関する情報とが含まれてよい。IABノードのリンク混雑度に関する情報は、例えば、リソース利用率、収容している下位ノード数、アクセスUE数及びバッファ量のうちの少なくとも1つであってよい。
IABドナー10Aは、下位IABノード10B、10Eから受信したリンク品質情報及びリンク混雑度情報に基づき、下位IABノード10GにおけるBHリンク(例えばリンクCG)を選択して、その選択結果を下位IABノード10Gに指示(報告)してもよい。この場合、IABノード10Gは、この指示(報告)を受信し、接続先のBHリンクCGを選択してよい。なお、IABノード10Gの接続先のBHリンクの選択は、必ずしもIABドナー10Aが行う必要は無く、当該IABノード10Gに対する上位IABノード10の何れが行ってもよい。
なお、IABノード10Gは、リンク品質情報及び/又はリンク混雑度情報を、仮の上位IABノード10Fに報告し、上位IABノード(例えばIABドナー10A)が、ノード間の接続関係を決定して、下位IABノード10Gに、その決定結果を通知してもよい。IABノード10Gのリンク混雑度に関する情報は、例えば、接続している下位IABノード(図5では無し)及び/又はアクセスUE数、バッファ量等を含んでよい。また、決定結果は、例えば、IABノード10Gにとっての上位IABノード10Cと下位IABノード(図5では無し)と示す情報を含んでよい。この場合、IABノード10Gは、この決定結果を受信し、接続先のBHリンクを選択してよい。
また、IABドナー10Aは、リンク品質が最も悪いリンクを示す情報及び/又はリンク混雑度が最も高いリンク(又はIABノード)を示す情報を、IABノード10Gへ通知してもよい。そして、IABノード10Gは、リンク品質が最も悪いリンク及び/又はリンク混雑度が最も悪いリンクについては、接続先のBHリンクの選択から外してもよい。
上記の構成により、上位IABノード(例えばIABドナー10A)が下位IABノード10Gの適切なBHリンクを選択できるので、通信の効率(例えば周波数利用効率)が向上する。
図5を参照して、具体例を説明する。
IABノード10Dは、当該IABノード10Dが測定したリンク混雑度を含むリンク混雑度情報を、上位IABノード10Cへ送信する。また、IABノード10Dは、当該IABノード10Dが測定したリンクCDのリンク品質を含むリンク品質情報を、上位IABノード10Cへ送信する。IABノード10Dが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Cは、下位IABノード10Dから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Cが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、上位IABノード10Bへ送信する。また、IABノード10Cは、下位IABノード10Dから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Cが測定したリンクBCのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、上位IABノード10Bへ送信する。IABノード10Cが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Bは、IABノード10Cから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Bが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、上位IABドナー10Aへ送信する。また、IABノード10Bは、下位IABノード10Cから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Bが測定したリンクABのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、上位IABドナー10Aへ送信する。IABノード10Bが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Gは、当該IABノード10Gが測定したリンク混雑度を含むリンク混雑度情報を、仮の上位IABノード10Fへ送信する。また、IABノード10Gは、当該IABノード10Gが測定した、リンクCG、リンクBG及びリンクFGのリンク品質を含むリンク品質情報を、仮の上位IABノード10Fへ送信する。IABノード10Gが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Fは、下位IABノード10Gから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Fが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、上位IABノード10Eへ送信する。また、IABノード10Fは、下位IABノード10Gから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Fが測定したリンクEFのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、上位IABノード10Eへ送信する。IABノード10Fが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報にまとめられて送信されてよい。
IABノード10Eは、IABノード10Fから受信したリンク混雑度情報と、当該IABノード10Eが測定したリンク混雑度とをまとめてリンク混雑度情報を生成し、上位IABドナー10Aへ送信する。また、IABノード10Eは、下位IABノード10Fから受信したリンク品質情報と、当該IABノード10Eが測定したリンクAEのリンク品質とをまとめてリンク品質情報を生成し、上位IABドナー10Aへ送信する。IABノード10Eが送信するリンク混雑度情報とリンク品質情報とは、リンク関連情報に纏められて送信されてよい。
IABドナー10Aは、下位IABノード10B、10Eから受信したリンク混雑度情報及び/又はリンク品質情報に基づいて、候補BHリンクに相当するリンクBG、リンクCG及びリンクFGの中から、IABノード10Gの最適な接続先のBHリンクを選択する。そして、IABドナー10Aは、その選択結果を、IABノード10Gへ送信する。IABノード10Gは、この選択結果の示すBHリンクに接続する。これにより、IABドナー10Aは、IABノード10Gを、最適なBHリンクに接続させることができる。
<変形例>
なお、上述では、IABノード10と、UE20とを区別して説明したが、本実施の形態はこれに限定されない。すなわち、IABノード10とUE20とは区別されることなく、同等に扱われてよい。例えば、UE20が、新規IABノード10の代わりに、既設IABノード10(又はIABドナー10A)に接続してよい。つまり、無線ノードは、IABノード10、IABドナー10A、及び、UE20の何れであってもよいし、これ以外であってもよい。例えば、無線ノードは、ターミナル、無線局、又は、中継ノードなどと表現されてもよい、
また、上述では、アクセスリンクとバックホールリンクを区別して説明したが、本実施の形態はこれに限定されない。例えば、IABノード10とUE20との間の無線リンクが、バックホールリンクの一例であってもよい。また、IABノード10の間の無線リンクが、アクセスリンクの一例であってもよい。また、上述のアクセスリンク及び/又はバックホールリンクという表現は、様々な無線リンクの一例である。例えば、上述のアクセスリンク及び/又はバックホールリンクは、サイドリンクなどと表現されてもよい。
<本開示のまとめ>
一態様に係る無線ノードは、複数の無線ノードのうちの1つである第1の無線ノードあって、第1の無線ノードと第2の無線ノードとの間の複数の候補リンクの品質を示す第1情報、及び、候補リンクの混雑度を示す第2情報の少なくとも1つを、候補リンクの何れかを通じて受信する受信部と、受信した第1情報及び第2情報の少なくとも1つに基づいて、複数の候補リンクのうち接続確立する候補リンクを決定する制御部と、を備える。
当該構成によれば、候補リンクの品質を示す情報及び候補リンクの混雑度を示す情報の少なくとも1つに基づいて、複数の候補リンクの中から、接続確立する候補リンクを適切に決定できる。
以上、本開示の実施の形態について説明した。
<ハードウェア構成>
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるIABドナー10A、IABノード10及びUE20などは、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図6は、本発明の一実施の形態に係るIABドナー10A、IABノード10及びUE20のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のIABドナー10A、IABノード10及びUE20は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。IABドナー10A、IABノード10及びUE20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
IABドナー10A、IABノード10及びUE20における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の制御部100、UE向け無線通信部103、BH向け無線通信部104などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部100は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述のUE向け無線通信部信103、BH向け無線通信部104などは、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、IABドナー10A、IABノード10及びユーザ端末20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<情報の通知、シグナリング>
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
<適用システム>
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
<処理手順等>
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
<基地局の動作>
本明細書において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
<入出力の方向>
情報等(※「情報、信号」の項目参照)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
<入出力された情報等の扱い>
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
<判定方法>
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
<態様のバリエーション等>
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
(用語の意味、解釈)
<ソフトウェア>
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
<情報、信号>
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
<「システム」、「ネットワーク」>
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
<パラメータ、チャネルの名称>
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
<基地局>
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
<移動局>
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
<用語の意味、解釈>
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
<「接続された」、「結合された」>
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
<参照信号>
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
<「に基づいて」の意味>
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
<「第1の」、「第2の」>
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
<「手段」>
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
<オープン形式>
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
<TTI等の時間単位、無線フレーム構成>
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDMシンボル、SC-FDMAシンボル等)で構成されてもよい。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅や送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよい。リソースブロック(RB)は、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースブロックの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
<最大送信電力>
本実施例の中で記載の「最大送信電力」は、送信電力の最大値を意味するが、これのみではなく、例えば、公称最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)、又は、定格最大送信電力(the nominal UE maximum transmit power)であっても良い。
<冠詞>
本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
本開示の一態様は、無線通信システムに有用である。
1 無線通信システム
10A IABドナー
10B、10C、10D、10E、10F、10G IABノード
20 ユーザ端末
100 制御部
102 記憶部
103 UE向け無線通信部
104 BH向け無線通信部

Claims (4)

  1. IABノード間のSSB及び/又はCSI-RSに基づく無線リンクの測定に基づく第1情報を受信する受信部と、
    前記第1情報に基づいて、下位IABノードのための接続先無線リンクの経路設定に関する第2情報を前記下位IABノードへ通知する制御部と、
    を備えた、IABノード。
  2. 上位IABノードから、下位IABノードのためのSSB及び/又はCSI-RSに基づく無線リンクの経路設定に関する情報を受信する受信部と、
    前記情報に従って、接続先無線リンクを制御する制御部と、
    を備えた、IABノード。
  3. IABノードは、
    IABノード間のSSB及び/又はCSI-RSに基づく無線リンクの測定に基づく第1情報を受信し、
    前記第1情報に基づいて、下位IABノードのための接続先無線リンクの経路設定に関する第2情報を前記下位IABノードへ通知する、
    方法。
  4. 上位IABノードと、
    下位IABノードと、を備え、
    前記上位IABノードは、
    IABノード間のSSB及び/又はCSI-RSに基づく無線リンクの測定に基づく第1情報を受信する受信部と、
    前記第1情報に基づいて、前記下位IABノードのための接続先無線リンクの経路設定に関する第2情報を前記下位IABノードへ通知する制御部と、
    を備え、
    前記下位IABノードは、
    前記第2情報を受信する受信部と、
    前記第2情報に従って、前記接続先無線リンクを制御する制御部と、
    を備えた、
    システム。
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