JP7169672B2 - シリンジの開封確認構造 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本願は、日本国特願2017-124076号に基づく優先権を主張し、引用によって本願明細書の記載に組み込まれる。
本発明は、開封状態を確認できるようにするためのシリンジの開封確認構造に関する。
従来から、シリンジには、安全性や衛生面を考慮してノズルにキャップが取り付けられている。また、このようなキャップ付きのシリンジには、一度開封されたことを確認するための開封確認構造(いわゆる、タンパーエビデント構造)を備えるものがある。
例えば、特許文献1に開示されている開封確認構造は、シリンジのノズル周りに固定される筒状のアダプタと、ノズルを覆った状態でアダプタに外嵌させる閉鎖体と、アダプタを取り囲む環状の裂開リングであって、該閉鎖体に対して切離可能に接続された裂開リングと、を備えている。
アダプタは、軸線方向における一方の開口端(以下、第一開口端と称する)がノズルの先端側に配置され、軸線方向における他方の開口端(以下、第二開口端と称する)がシリンジの肩部側に配置されている。
また、アダプタの第一開口端側の外周面には螺旋状のねじ山が形成されており、アダプタの第二開口端側には外周面から径方向外方に向けて突出するフランジが形成されている。
閉鎖体は、筒状であり、軸線方向における一端のみが開口している。また、閉鎖体の一端側の内周面には、雌ねじが形成されている。
裂開リングは、閉鎖体の一端に対して切離可能に接続されている。
上記構成の開封確認構造では、裂開リングが接続されている閉鎖体をアダプタに締め込むと、アダプタのねじ山と閉鎖体の雌ねじとが係合し、これにより、閉鎖体がアダプタに固定される。
また、アダプタへの閉鎖体の締め込みに伴って裂開リングがフランジを乗り越えると、この裂開リングがフランジによってアダプタに対して抜け止めされる。
シリンジを開封する場合、閉鎖体を回転操作(アダプタに対して緩む方向への回転操作)すると、該回転操作に伴って閉鎖体が前記軸線方向において裂開リングから離れる方向に移動する。そして、閉鎖体を回転操作し続けると、閉鎖体と裂開リングとが切り離され、閉鎖体がアダプタから外れる。
このように、上記構成の開封確認構造は、シリンジの開封時に閉鎖体と裂開リングとが切り離される構造となっているため、閉鎖体と裂開リングとの接続状態を確認することによってシリンジの開封状態を把握できるようになっている。
日本国特許第5009924号公報
ところで、上記従来の開封確認構造は、閉鎖体をアダプタに螺合させるように構成されているため、シリンジを開封した後であっても、閉鎖体をアダプタに再び締め込むと、該閉鎖体が開封前の位置に固定されてしまう。そのため、閉鎖体と裂開リングの位置関係が開封前の状態に戻り、使用者にシリンジの開封状態を誤認させてしまう虞があった。
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、開封済みであることを一目で分かるようにすることができるシリンジの開封確認構造を提供することを課題とする。
本発明のシリンジの開封確認構造は、
シリンジに取り付けられるキャップを備え、
該キャップが、ノズルの先端部を覆うカバー部と、弾性を有し且つ該カバー部内に取り付けられた状態で前記ノズルの先端部を密栓する密栓部と、筒状であり且つ内部に前記ノズルが挿通された状態で前記シリンジに固定されるタンパーリングとを有し、
前記カバー部は、前記密栓部を前記タンパーリングの軸線方向で前記ノズルの先端部に押し付けて弾性的に圧縮するように構成され、
前記タンパーリングは、前記カバー部に対して切断可能に接続された拘束部を有する。
本発明のシリンジの開封確認構造は、
筒状であり且つ前記ノズルを挿通させた状態で前記シリンジに固定されるロック部材を備え、
前記ロック部材は、前記軸線方向において前記タンパーリングに挿込可能であり、前記タンパーリングの内周面と前記ロック部材の外周面とには、前記軸線方向で互いに係合する抜止用係合部が形成されていてもよい。
本発明のシリンジの開封確認構造は、
前記軸線方向を中心とする周方向における前記タンパーリングの回転を防止するための回止構造を備え、
該回止構造は、前記シリンジに形成された回止用第一係合部と、前記タンパーリングに形成された回止用第二係合部とを有し、
前記回止用第一係合部と前記回止用第二係合部とは、前記周方向において互いに係合可能であってもよい。
本発明のシリンジの開封確認構造において、
前記ロック部材は、前記軸線方向を中心とする周方向で前記タンパーリングの抜止用係合部に当接可能な回止用当接部を有する構成となっていてもよい。
また、本発明のシリンジの開封確認構造において、
前記ロック部材は、前記ノズルに挿通させた状態で、前記ノズルの周囲に形成された筒状の周壁部内に螺合する被固定部を有し、
該ロック部材には、前記周壁部に対する回転を防止する回転防止部が設けられていてもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るキャップ付きシリンジの斜視図である。 図2は、同実施形態に係るキャップ付きシリンジの分解図である。 図3は、同実施形態に係るキャップ付きシリンジのロック部材とシリンジの拡大図である。 図4は、図1のIV-IV線におけるキャップの断面図である。 図5は、図1のV-V線におけるキャップ付きシリンジの断面拡大図である。 図6は、開封前のキャップ付きシリンジの説明図である。 図7は、開封後のキャップ付きシリンジの説明図である。 図8は、開封後に密栓部でノズルを覆った状態のキャップ付きシリンジの説明図である。 図9は、本発明の他実施形態に係るキャップ付きシリンジのキャップ及びタンパ―リングの縦断面図である。 図10は、同実施形態に係るキャップ付きシリンジの縦断面拡大図である。 図11は、本発明の別の実施形態に係るキャップ付きシリンジの要部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態にかかるシリンジの開封確認構造について、添付図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、キャップ付きのシリンジを一例に挙げて開封確認構造についての説明を行うこととする。
シリンジ2は、図1及び図2に示すように、薬剤等の液体が充填される外筒体20を備えている。なお、図1及び図2において図示していないが、外筒体20には、プランジャが取り付けられていてもよい。
外筒体20は、図2に示すように、筒状のバレル200と、該バレル200の軸線方向における一端に設けられているノズル201と、ノズル201を取り囲むようにしてバレル200に設けられている周壁部202と、周壁部202の外側に形成されている回止用リブ203とを有する。
バレル200は、筒状であり軸線方向における全長に亘って外径及び内径が同一又は略同一となっている筒状部200aと、該筒状部200aの軸線方向における一端から延出するとともに、外径が徐々に小さくなるように形成された肩部200bとを有する。なお、本実施形態では、バレル200(筒状部200a)の軸線方向を単に軸線方向と称し、該軸線方向に直交する方向を径方向と称し、該軸線方向を中心とする周方向を単に周方向と称して以下の説明を行うこととする。
ノズル201は、図3に示すように、肩部200bの先端に延設されており、外径が筒状部200a及び肩部200bの外径よりも小さくなるように形成されている。また、ノズル201は、中空筒状に形成されており、肩部200bから延出する方向における基端側の開口がバレル200の内部に連続し、該延出方向における先端側の開口が外部に向けて開放されている。
周壁部202は、肩部200bから前記軸線方向に向けて延出する環状(本実施形態では、円環状)の周壁本体部202aと、該周壁本体部202aに後述するロック部材3を固定するための固定部202bとを有する。
周壁部202の外径は、筒状部200aの外径よりも小さくなっている。そのため、周壁部202の外周面は、筒状部200aの外周面よりも前記径方向において内方側に位置しており、筒状部200aと周壁部202との間には段差が形成されている。
周壁部202の内径は、ノズル201の外径よりも大きい。そのため、周壁部202の内周面とノズル201の外周面との間には空間が形成されている。
固定部202bは、周壁本体部202aの内周面に形成された雌ねじによって構成されており、前記軸線方向でのロック部材3の移動を規制できるようになっている。
回止用リブ203は、前記軸線方向に沿って直線状に延びており、本実施形態においては、周壁本体部202aの先端から肩部200bにかけて前記軸線方向に沿って延びている。また、本実施形態では、複数(4つ)の回止用リブ203が前記周方向において互いの間に間隔をあけて並んでいる。
ここで、ロック部材3の説明を行う。ロック部材3は、筒状に形成された部材であり、一方の開口からノズル201が挿通された状態でシリンジ2(周壁部202)に取り付けることができるように構成されている(図5参照)。
本実施形態に係るロック部材3は、周壁部202に固定される被固定部30と、該被固定部30に連設されている引留部31と、該引留部31を介して被固定部30と一体に繋がっている接続部32とを有する。
被固定部30は、筒状であり、外周面にはねじ山が形成されている。そのため、ロック部材3は、被固定部30を固定部202bに螺合させることで周壁部202に対して取り付けられる。
引留部31は、筒状であり、内部の空間が被固定部30の内部の空間と連通している。引留部31の外周面には、凹状の係合溝310が形成されている。
本実施形態において、係合溝310は、引留部31の外周面全周に亘って連続するように形成されており、前記軸線方向(すなわち、係合溝310の溝幅方向)における一方の内側面311は、底面から前記径方向における外方に向かって延びている。
また、本実施形態に係る係合溝310には、周方向に間隔をあけて並ぶように複数の回止用当接部312が形成されている。各回止用当接部312は、前記周方向で係合溝310内を遮るように形成されている。
接続部32も筒状であり、内部の空間が被固定部30の内部の空間及び引留部31の内部の空間と連通している。
本実施形態に係るロック部材3は、シリンジ2に装着されている状態(被固定部30が固定部202bに取り付けられている状態)において、接続部32の先端(引留部31に繋がる一端とは反対側の一端)が前記軸線方向においてノズル201の先端よりもノズル201の基端側にずれた位置に配置されるように構成されている。
さらに、接続部32は、内周面に雌ねじが形成されており、該雌ねじを用いてノズル201に接続するための外部器具(例えば、注射針や、三方活栓等)を取り付けることができるようになっている。このように、本実施形態に係るロック部材3は、ノズル201に前記外部器具を接続した状態を固定するためのアダプタでもある。
キャップ4は、図2に示すように、ノズル201の先端部を保護するためのカバー部5と、該カバー部5に対して切離可能に接続されたタンパ―リング6と、カバー部5内でノズル201の先端の開口を塞ぐ(密栓する)ための密栓部7(図5参照)とを備えている。
カバー部5は、図4に示すように、円筒状の外装部50と、該外装部50内で密栓部7を保持するための保持部51と、該保持部51に保持されている密栓部7を前記軸線方向においてノズル201の先端に向けて押圧(圧縮)するための押圧部52とを有する。
外装部50には、一方の開口からノズル201の先端部が挿入される。本実施形態では、外装部50の一方の開口側の一端を基端と称し、他方の開口側の一端を先端と称する。
外装部50の外径は、筒状部200aの外径と同一又は略同一となっている。なお、キャップ4がシリンジ2に取り付けられている状態においては、外装部50の軸線方向とバレル200の軸線方向とが対応するようになっている。
保持部51は、外装部50の基端側の内周面に複数設けられている。複数の保持部51は、前記周方向において互いの間に間隔をあけて並んでいる。また、各保持部51は、外装部50の内周面から前記径方向における内方側に向けて突出している。なお、本実施形態では、各保持部51の先端よりもさらに内側の領域を挿入領域と称して以下の説明を行うこととする。
押圧部52は、前記軸線方向において、保持部51よりもカバー部5の先端側に位置している。また、押圧部52は、前記軸線方向で保持部51側(カバー部5の基端側)に向くように形成され且つ前記径方向に広がる押圧面520を有する。
押圧面520は、少なくとも一部が保持部51の先端よりもさらに内側(前記径方向における内方側)に位置している。
タンパ―リング6は、シリンジ2に装着される抜止リング60と、該抜止リング60の一方の開口端から突出し且つ先端がカバー部5に対して切離可能に接続されている拘束部61と、抜止リング60の他方の開口端に設けられている回止部62と、抜止リング60の一方の開口端から突出し且つ前記周方向で拘束部61と並ぶ受止部63とを有する。
抜止リング60は、内周面に突設された複数の係合用突起600を有する。係合用突起600には、キャップ4の先端側に形成され、前記径方向に広がる一面である係合面600aと、該係合面600aからキャップ4の基端側になるにつれて前記径方向における外方側に徐々に向かうように形成された傾斜面600bとが含まれている。
拘束部61は、先細りに形成されている。また、本実施形態では、抜止リング60の一方の開口端に対して複数の拘束部61が所定の間隔毎に並ぶようにして形成されている。
回止部62は、軸線方向における一端(先端)が抜止リング60の他方の開口端に設けられている。また、回止部62には、軸線方向における他端(基端)で開放する挿入溝620が形成されている。
挿入溝620は、前記軸線方向に沿って延びている。また、挿入溝620の底部側の溝幅は一定であり、挿入溝620の開口側の溝幅は、底部側から離れるにつれて徐々に広がっている。
そのため挿入溝620の一対の側縁部の底部側(以下、底側縁部621と称する)は、前記軸線方向に沿って互いに平行に延びており、該一対の側縁部の開口側(以下、開口側縁部622と称する)は、底部側から離れるにつれて互いの間隔が徐々に広がるように傾斜している。
受止部63は、抜止リング60の一方の開口端に対して所定の間隔毎に並ぶようにして複数形成されている。本実施形態では、抜止リング60の一方の開口端に対して、受止部63と拘束部61とが交互に並んでいる。
また、受止部63の前記一方の開口端からの延出量は、拘束部61の延出量よりも小さい。そのため、受止部63の先端は、拘束部61の先端よりもタンパ―リング6側に位置しており、拘束部61の先端にカバー部5が接続されている状態においては、カバー部5と受止部63との間に隙間が形成されている。
密栓部7は、弾性を有する。また、密栓部7は、図5に示すように、カバー部5内に保持させるための被保持部70と、該被保持部70と一体的に形成され且つノズル201の先端の開口を塞ぐための閉塞部71とを有する。
被保持部70は、保持部51と押圧部52との間に配置される頭部700と、該頭部700から延出し且つ、前記挿入領域内に挿入された状態で複数の保持部51によって保持される延出部701とを有する。
頭部700の前記軸線方向における一端面は、押圧面520に当接する当接面700aである。
延出部701の外径は、頭部700の外径よりも小さくなっており、延出部701の外周面は、全周に亘って頭部700の外周面よりも内側に位置している。
閉塞部71には、外部に向けて開口する圧入凹部710が形成されており、該圧入凹部710にはノズル201の先端部が圧入される。
圧入凹部710の底面711は、ノズル201の先端面に密接し、圧入凹部710の内周面712は、ノズル201の外周面に密接するように構成されている。なお、圧入凹部710のサイズは、ノズル201のサイズよりも小さくなっていることが好ましい。
本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1の構成は、以上の通りである。続いて、キャップ付きシリンジ1の組み立て方及び使い方について説明する。
本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1を組み立てる場合は、カバー部5とタンパ―リング6とが拘束部61によって接続されており、且つカバー部5内に密栓部7が取り付けられているキャップ4内に、ロック部材3が装着されているシリンジ2のノズル201を挿し込む。
このようにすると、ノズル201の先端部が密栓部7の圧入凹部710内に圧入され、ノズル201の先端面には底面711が密接し、ノズル201の外周面には全周に亘って内周面712が密接する。
また、密栓部7の底面711がノズル201の先端部によって押圧部52(押圧面520)側に向けて押し込まれるため、密栓部7は、押圧部52とノズル201の先端部とによって前記軸線方向で圧縮される。そのため、密栓部7の前記軸線方向におけるサイズ(当接面700aから底面711までの距離D)が縮む。
ロック部材3は、タンパ―リング6内まで挿入され、ロック部材3の係合溝310が前記軸線方向でタンパ―リング6の係合用突起600に対応する位置に到達すると、係合用突起600が係合溝310内に嵌合する。これに伴い、係合溝310内の内側面311と、係合用突起600の係合面600aとが前記軸線方向で互いに係合し、キャップ4全体がシリンジ2に対して抜け止めされる。
すなわち、係合溝310の内側面311と、係合用突起600の係合面600aとがそれぞれ、前記軸線方向で互いに係合する抜止用係合部となり、これらの抜止用係合部によってタンパ―リング6がロック部材3に対して抜け止めされる。
これにより、カバー部5は、ノズル201の先端部を覆っている密栓部7を前記軸線方向で圧縮した状態のまま、シリンジ2に固定されているタンパ―リング6に対して拘束部61を介して接続される。
さらに、回止部62内に周壁本体部202aが挿入され、挿入溝620内に回止用リブ203が挿入されると、該回止用リブ203が底側縁部621及び開口側縁部622と前記周方向で隣り合う位置に配置される。そのため、キャップ4に回転力が作用したとしても、回止用リブ203と底側縁部621とが前記周方向で干渉し合うことによって、シリンジ2に対するタンパ―リング6及び回止部62の回転が規制される。
以上のようにして製造したキャップ付きシリンジ1を開封する場合は、一方の手でシリンジ2、若しくはタンパ―リング6を保持し、他方の手でカバー部5を前記周方向に捩じって拘束部61を破断させると、カバー部5がタンパ―リング6から切り離されるため、カバー部5を取り外せば、ノズル201の先端部を露出させることができる(図6、図7参照)。
また、カバー部5をタンパ―リング6から切り離すと、拘束部61によるカバー部5への拘束が解かれるため、押圧部52とノズル201の先端部とによる密栓部7への圧縮状態も解除される。これに伴い、カバー部5内の密栓部7が弾性回復するため、前記軸線方向における密栓部7のサイズ(当接面700aから底面711までの距離D)は、開封前よりも開封後の方が大きくなる。
従って、開封後においては、ノズル201の先端部が圧入凹部710内に挿入されている状態であっても、カバー部5と拘束部61との間(拘束部61の切断箇所)に隙間が形成されるようになっている。
また、開封後においては、一度取り外したカバー部5内にノズル201の先端部を挿入し、さらに、ノズル201の先端部を圧入凹部710内に押し込んで密栓部7を圧縮しても、カバー部5の前記軸線方向での動きを拘束することができないため、弾性回復する密栓部7によってカバー部5が押し戻される。従って、カバー部5と拘束部61との間に隙間が形成されている状態に戻る(図8参照)。
以上のように、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1によれば、拘束部61の切断(シリンジ2の開封)に伴って密栓部7を弾性回復させることにより、拘束部61の切断部分に隙間を形成し、さらに、開封後においては、密栓部7をノズル201の先端部に再び被せてもカバー部5の動きを規制(拘束)できない、すなわち、カバー部5で密栓部7を圧縮した状態を維持できないようにすることができる。
このように、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、キャップ4のカバー部5と、密栓部7と、タンパ―リング6とを備え、さらに、タンパ―リング6が、密栓部7を前記軸線方向でノズル201の先端部に押し付けて弾性的に圧縮した状態のカバー部5に対して切断可能に接続された拘束部61を有する開封確認構造を構成することで、開封済みであるにも拘らずカバー部5と拘束部61とがつながっているように見えることを防止できる。
従って、キャップ付きシリンジ1は、シリンジ2が開封済みであることを一目で分かるようにすることができるという優れた効果を奏し得る。
また、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、シリンジ2の回止用リブ203と、タンパ―リング6の底側縁部621とが前記周方向で係合することにより、タンパ―リング6に対するシリンジ2の相対回転が規制されるようになっている。
このように、本実施形態では、シリンジ2の回止用リブ203、タンパ―リング6の底側縁部621が、前記周方向で互いに係合する回止用第一係合部、回止用第二係合部となり、該回止用第一係合部と該回止用第二係合部とによって前記周方向におけるタンパ―リング6の回転を規制するための回止構造が構成されているため、拘束部61を切断すべくキャップ4部を回転させる際に回止用第一係合部と回止用第二係合部とが前記周方向で係合すると、タンパ―リング6に対するシリンジ2の相対回転が規制される。従って、タンパ―リング6に対してカバー部5が回転し易くなるため、拘束部61を簡単に切断できるようになる。
また、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、被固定部30が固定部202bに螺合されているロック部材3(すなわち、前記軸線方向での移動が規制されているロック部材3)の内側面311と、タンパ―リング6の係合面600aとが前記軸線方向で係合することで、前記軸線方向でのタンパ―リング6の移動が規制され、さらに、該タンパ―リング6に接続されている回止部62の底側縁部621と回止用リブ203とが前記周方向で互いに干渉することによって、ロック部材3の外側を覆うタンパ―リング6及び回止部62の前記周方向での回転が規制される。そのため、シリンジ2に対するロック部材3の抜け止めと緩み止めとが行われ、これにより、シリンジ2からのロック部材3の脱落が防止される。
さらに、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、ロック部材3が前記周方向で前記タンパ―リング6の係合用突起600に当接可能な回止用当接部312を有するため、前記周方向で係合用突起600と回止用当接部312との当接により、タンパ―リング6に対するロック部材3の相対回転が規制される。これにより、タンパ―リング6内でのロック部材3の空回りが防止される。
また、本実施形態では、シリンジ2と、ロック部材3とが別の部材となっているため、シリンジ2とロック部材3とをそれぞれ別の材料で構成することも可能である。このようにする場合、例えば、ロック部材3の材料として、シリンジ2よりも硬度の高い樹脂を採用することができるため、ロック部材3と外部器具との嵌合力を向上させることによって、ロック部材3からの外部器具の脱落防止効果を高めることができる。
さらに、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、タンパ―リング6の内周面とロック部材3の外周面とのそれぞれに対して、前記軸線方向で互いに係合する抜止用係合部(内側面311、係合面600a)が形成されているため、前記軸線方向でロック部材3をタンパ―リング6内に挿し込むだけで、タンパ―リング6のロック部材3への取り付け及び抜け止めを行うことができる。このように、一つの操作で外筒体20に対するキャップ4の抜け止めと回り止めとを行うことができるため、キャップ付きシリンジ1を円滑に組み立てることができるようになる。
また、キャップ4に対してシリンジ2をノズル201側から挿入する際、係合用突起600は、接続部32の外周面によって前記径方向における外方側に押し出されることになるが、係合用突起600には、傾斜面600bが含まれているため、ロック部材3の先端と係合用突起600との引っ掛かりを抑えることにより、外筒体20をキャップ4内にスムーズに挿入できるようになっている。
さらに、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、周壁部202内にロック部材3の被固定部30が螺合され、タンパ―リング6の係合用突起600を係合させる係合溝310をロック部材3の引留部31の外面に形成しているため、周壁部202の強度低下を抑えることができる。
また、本実施形態では、ノズル201に装着されたロック部材3に対してタンパ―リング6が取り付けられるため、タンパ―リング6に加わった外力がノズル201に対して直接的に作用することを防ぐことでノズル201の破損を防止できる。
そして、本実施形態に係るキャップ付きシリンジ1では、周壁部202の外径を筒状部200aの外径よりも小さくすることによって、筒状部200aと周壁部202との間に段差を形成し、該段差内(筒状部200aの外周面と周壁部202の外周面との間)に回止部62の外周面が収まるように構成されている。また、回止部62の外径、抜止リング60の外径、カバー部5の外径のそれぞれが、バレル200の外径と同一又は略同一となるように設定されているため、キャップ付きシリンジ1の外形を、外筒体20とキャップ4との間に段差のない直線的な形状にすることができる。従って、運搬や保管し易さが高まる。
なお、本発明の開封確認構造及び該開封確認構を備えるキャップ付きシリンジは、上記一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を行うことは勿論である。
上記実施形態において、周壁本体部202aには、4つの回止用リブ203が形成されていたが、回止用リブ203の数は、3つ以下であっても、5つ以上であってもよい。
上記実施形態において、ロック部材3は、シリンジ2に対してキャップ4を固定するための機能と、シリンジ2に対して外部器具を接続する機能とを併せ持つように構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、ロック部材3は、シリンジ2に対してキャップ4を固定するための機能のみを有するように構成されていてもよい。この場合、接続部32の内周面には雌ねじが形成されていなくてもよい。
上記実施形態において、抜止リング60の内周面には、複数の係合用突起600を一群にした係合用突起群が、抜止リング60の径方向で対向する位置に形成されていたが、この構成に限定されない。例えば、抜止リング60の内周面には、図9、図10に示すように、該内周面の周方向に沿って延びる単一の係合用突起600が、抜止リング60の径方向で対向する位置に形成されていてもよい。このようにすれば、係合用突起600の剛性が高まるため、係合用突起600とロック部材3の係合溝310(内側面311)との係合力が高まる結果、タンパ―リング6がロック部材3から抜け難くなる(図10参照)。
上記実施形態では、タンパ―リング6をシリンジ2に対して回り止めしたうえで、このタンパ―リング6に対してロック部材3を回り止めすることによって、ロック部材3のシリンジ2(周壁部202)に対する回転を防止していたが、この構成に限定されない。例えば、ロック部材3をシリンジ2に直接的に係合させることによって、シリンジ2に対するロック部材3の回転を防止できるように構成されていてもよい。
この場合、例えば、図11に示すように、周壁部202の先端面に突設したシリンジ側係合部204と、ロック部材3における該周壁部202の先端面との対向面に突設したロック部材側係合部313と、をロック部材3の回転周方向で係合させることによって、周壁部202に対するロック部材3の回転(周壁部202への螺合状態が緩む方向へのロック部材3の回転)を防止できるようにしてもよい。また、ロック部材3と周壁部202との摺動部分に生じる摩擦力を高めることで、周壁部202に対するロック部材3の回転を防止することも可能である。
なお、ロック部材3をシリンジ2に対して直接的に係合させることによって、該ロック部材3のシリンジ2に対する回転を防止できるように構成する場合は、ロック部材3の回止用当接部312は、設けられていなくてもよい。
上記実施形態の開封確認構造では、係合用突起600と係合溝310の内側面311とを係合させることによって、キャップ4のシリンジ2からの脱落を防止していたが、この構成に限定されない。例えば、開封確認構造は、タンパーリング6をシリンジ2やロック部材3に溶着することによって、キャップ4のシリンジ2からの脱落を防止できるように構成されていてもよい。なお、係合用突起600と係合溝310の内側面311とを係合させたうえで、さらに、タンパーリング6をシリンジ2やロック部材3に溶着することも可能である。
上記実施形態において特に言及しなかったが、シリンジ2は、ノズル201の内径を小さくすることによって該ノズル201内の容積を小さくすれば、注射を行った際にノズル201内に残る液体の量を少なくすることができる。この場合、ノズル201の先端側の内径が2.9mm以下、ノズルの基端側の内径が3.6mm以下であることが好ましく、ノズル201の高さが7.5mm~14.0mmであると、より好ましい。
1…キャップ付きシリンジ、2…シリンジ、3…ロック部材、4…キャップ、5…カバー部、6…リング、7…密栓部、20…外筒体、30…被固定部、31…引留部、32…接続部、50…外装部、51…保持部、52…押圧部、60…抜止リング、61…拘束部、62…回止部、63…受止部、70…被保持部、71…閉塞部、200…バレル、200a…筒状部、200b…肩部、201…ノズル、202…周壁部、202a…周壁本体部、202b…固定部、203…回止用リブ、204…シリンジ側係合部、310…係合溝、311…内側面、312…回止用当接部、313…ロック部材側係合部、520…押圧面、600…係合用突起、600a…係合面、600b…傾斜面、620…挿入溝、621…底側縁部、622…開口側縁部、700…頭部、700a…当接面、701…延出部、710…圧入凹部、711…底面、712…内周面、D…距離

Claims (5)

  1. シリンジに取り付けられるキャップを備え、
    該キャップが、ノズルの先端部を覆うカバー部と、弾性を有し且つ該カバー部内に取り付けられた状態で前記ノズルの先端部を密栓する密栓部と、筒状であり且つ内部に前記ノズルが挿通された状態で前記シリンジに固定されるタンパーリングとを備え、前記タンパーリングは、前記密栓部を前記タンパーリングの軸線方向で前記ノズルの先端部に押し付けて弾性的に圧縮している前記カバー部に対して切断可能に接続された拘束部を有し、
    前記カバー部は、
    円筒状の外装部と、
    前記外装部内で前記密栓部を保持するための複数の保持部であって、前記軸線方向を中心とする周方向において互いの間に間隔を空けて並び、且つ前記外装部の内周面から前記外装部の径方向における内方側に向けて突出する複数の保持部と、
    前記複数の保持部に保持されている前記密栓部を前記軸線方向において前記ノズルの先端に向けて押圧するための押圧部とを有し、
    前記押圧部は、前記軸線方向において、前記複数の保持部よりも前記カバー部の先端側に位置するシリンジの開封確認構造。
  2. 筒状であり且つ前記ノズルを挿通させた状態で前記シリンジに固定されるロック部材を備え、前記ロック部材は、前記軸線方向において前記タンパーリングに挿込可能であり、前記タンパーリングの内周面と前記ロック部材の外周面とには、前記軸線方向で互いに係合する抜止用係合部が形成されている請求項1に記載のシリンジの開封確認構造。
  3. 前記軸線方向を中心とする周方向における前記タンパーリングの回転を防止するための回止構造を備え、該回止構造は、前記シリンジに形成された回止用第一係合部と、前記タンパーリングに形成された回止用第二係合部とを有し、前記回止用第一係合部と前記回止用第二係合部とは、前記周方向において互いに係合可能である請求項1又は請求項2に記載のシリンジの開封確認構造。
  4. 前記ロック部材は、前記軸線方向を中心とする周方向で前記タンパーリングの抜止用係合部に当接可能な回止用当接部を有する請求項2に記載のシリンジの開封確認構造。
  5. 前記ロック部材は、前記ノズルに挿通させた状態で、前記ノズルの周囲に形成された筒
    状の周壁部内に螺合する被固定部を有し、
    該ロック部材には、前記周壁部に対する回転を防止する回転防止部が設けられる、請求
    項2に記載のシリンジの開封確認構造。
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