JP7163369B2 - 撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えたカメラ装置 - Google Patents

撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えたカメラ装置 Download PDF

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Description

本開示は、撮像レンズおよびこの撮像レンズを備えたカメラ装置に関する。
近年、監視カメラや車載カメラ等が普及している。監視カメラや車載カメラ(以下、車載カメラ等という)に搭載する撮像レンズは、F値が明るい固定焦点の広角レンズが使用されている。中でも100度を超える視野の広角レンズが望まれている。
また、車載カメラ等は、寒冷地から熱帯地方での使用を考慮に入れなければならない。そのため、低温から高温までの温度範囲で安定した性能が車載カメラ等には望まれている。
広角レンズを設計する場合には、十分なバックフォーカスを確保するためレトロフォーカスと称せられるレンズ構成が多用されている(特許文献1、2参照)。レトロフォーカスは、前群のレンズ群と、後群のレンズ群とで構成される。前群のレンズ群は、全体として負のパワーを有する。後群のレンズ群は、全体として正のパワーを有する。
特許文献1では、低温から高温までの幅広い温度領域で高解像度を維持できることが可能な5群5枚構成の結像光学系が提案されている。
特許文献2では、前群を3群3枚、後群を2群3枚とした5群6枚の光学系が提案されている。
特開2016-114648号公報 特許5042767号公報
本開示の撮像レンズは、物体側から順に、負の屈折力を有する前群(以下、第1レンズ群という)と、絞りと、正の屈折力を有する後群(以下、第2レンズ群という)とから構成されたレトロフォーカス型の撮像光学系である。第1レンズ群は、物体側より、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第1レンズ)と、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第2レンズ)とから構成される。第2レンズ群は、物体側より、正の屈折力を有する凸レンズ(第3レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第4レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第5レンズ)と、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、第5レンズと第6レンズとは接合されている。撮像レンズは、第1レンズ群と第2レンズ群との5群6枚で構成される。
本開示のカメラ装置は、前記撮像レンズを備える。
本開示の一実施形態に係るレンズユニットを有するカメラを示す斜視図である。 図1に示すレンズユニットの断面図である。 図1に示すレンズユニットの破断斜視図である。 図1に示すレンズユニットの鏡筒を示す斜視断面図である。 数値実施例におけるレンズ配置を示す模式図である。 数値実施例1のレンズ収差図である。 数値実施例1のMTF(Modulation Transfer Function)特性図である。 数値実施例2のレンズ収差図である。 数値実施例2のMTF特性図である。 数値実施例3のレンズ収差図である。 数値実施例3のMTF特性図である。 数値実施例4のレンズ収差図である。 数値実施例4のMTF特性図である。 数値実施例5のレンズ収差図である。 数値実施例5のMTF特性図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本開示の一実施形態に係るレンズユニット10を含むカメラ100示している。このレンズユニット10は鏡筒2と、この鏡筒2内に組み込まれた複数のレンズを含むレンズ群1とから構成される。このレンズ群1は、第1レンズ11~第6レンズ16を含む。
図2に示すように、レンズ群1は、中間レンズ群1aと、両末端レンズ群1bとを含む。中間レンズ群1aは、第2レンズ12~第5レンズ15を含む。また、中間レンズ群1aは鏡筒2内にそれぞれ圧入して組み込まれている。両末端レンズ群1bは、中間レンズ群1aの光軸方向両側に配置される。両末端レンズ群1bは、最も被写体(物体)側の第1レンズ11および最も像面(センサー)側の第6レンズ16を含む。両末端レンズ群1bは、リテーナ3により鏡筒2内に締結される。
レンズ群1に含まれるレンズの材質は特に限定されない。例えば、ガラスレンズ、薄肉ガラスレンズ、樹脂レンズなどが用いられる。レンズ群1に含まれるレンズは、用途に応じて適宜組み合わせて使用してもよい。レンズ群1に含まれるレンズの枚数、径、厚みなども鏡筒2に組み込むことが可能であればそれぞれ異なっていてもよい。
鏡筒2は内部にレンズ群1を収容する樹脂製の筒状部材である。鏡筒2は、物体側および像面側の両末端に開口部を有する。
鏡筒2は、使用環境温度範囲にてレンズを鏡筒に保持可能な必要最低限の圧入圧(光軸と直角方向にレンズに生じる圧力)をシミュレーションして設計されるのがよい。圧入圧は20MPa~70MPaである。また、20MPa~60MPaであってもよい。圧入圧を設定することで、レンズ群1に含まれるレンズへ与える悪影響が抑制され、線膨張係数の異なる硝材を使用することもできる。鏡筒2の使用環境温度範囲は-40℃~+105℃である。また、-40℃~+125℃であってもよい。この温度範囲はレンズ群1を含む他の部材にも適用されてもよい。
このような鏡筒2は、射出成形(モールド成形)などによる成形の容易さ、軽さ、およびコストの点から樹脂製である。このような樹脂としては、例えば、ポリカーボネート(PC)樹脂やポリフェチレンサルフェイド(PPS)樹脂などがよい。PPS樹脂は、剛性や強度が高く、好適に使用される。より高強度、低線膨張にするために、例えばガラス繊維を樹脂中に混入してもよい。
図2および図3に示すように、鏡筒2の端部には、第1レンズ11および第6レンズ16がリテーナ3により装着される。リテーナ3は環状部材であり、鏡筒2の物体側および像面側の端部に光軸方向と平行に取り付けられる。そして、リテーナ3は、鏡筒2の端部の第1レンズ11および第6レンズ16の両末端レンズ群1bをそれぞれ鏡筒2に挟み込むように締結する。リテーナ3は、両末端レンズ群1bを押さえるだけではなく、中間レンズ群1aを鏡筒2の内側方向へ押さえてもよい。すなわち、第1レンズ11が当接する第2レンズ12、および、第6レンズが当接する第5レンズ15を鏡筒2の内側方向へ押さえることができる。中間レンズ群1aは、後述するように隣り合うレンズ同士が間隔環6に当接している場合、レンズ群1全体を押さえることができる。
鏡筒2へのリテーナ3の締結方法は、締結するレンズにガタが生じなければ特に限定されない。例えば、リテーナ3の内周面側および鏡筒2の両末端の外周面側にそれぞれネジを切って螺合する。また、リテーナ3と鏡筒2とを嵌合させた後、外側からネジ(図示せず)でネジ止めする、などが挙げられる。
リテーナ3は、弾性体で形成されているのがよい。弾性体が、レンズユニット10に対して環境温度変化に伴う線膨張を吸収し、安定した光軸方向の押圧力を付与するためである。このリテーナ3の弾性変形による応力で両末端レンズ群1bを鏡筒2内へ押圧して、より確実に固定することができる。弾性体としては、例えばアルミニウムなどの金属素材やPPSなどの樹脂素材などが挙げられる。リテーナ3には、開口部側から内側へ両末端レンズ群1bに含まれるレンズをそれぞれ押圧するような押さえ部などが設けられていてもよい。押さえ部は、例えば、板バネにより構成される。
図4に示すように、鏡筒2の内面のうち、圧入される中間レンズ群1aが組み込まれる箇所の内周面は、圧入されるレンズを受けるための突出部5が設けられる。この内周面は、略円周面形状(多角形状)となっているのがよい。この突出部5は、圧入されたレンズ群1に含まれるレンズの外径を保持するため、鏡筒2内に弦状(D字型、円弧状)に突出している。突出部5の突出方向の高さは0.115mm~0.105mmであるのがよい。突出部5の厚みはレンズのコバ以上であるのがよい。突出部5とレンズとの接触面積は大きい程よい。接触面積が大きいと応力が低くなり、レンズ保持が確実となる。反対に、接触面積が小さいと応力が大きくなり突出部が塑性変形しレンズガタが生じる恐れがある。
突出部5は、鏡筒2の内面の全周にわたって設ける必要はない。突出部5は、レンズ群1に含まれるレンズの外径を保持するために少なくとも1つあればよい。突出部5は、内周方向に所定間隔を空けて設けるのがよい。突出部5は、例えば、鏡筒2の内周を3等分や4等分するように、所定間隔を空けて3箇所や4箇所設けるのがよい。所定間隔を空けて突出部5を設けることにより、レンズ群1に含まれるレンズの外周面と突出部5とが当接する状態であっても、突出部5間の間隔により、レンズ群1に含まれるレンズの外周面と鏡筒2の内周面との間に空気を通す隙間が生じる。そのため、隣り合うレンズ群1に含まれるレンズ同士の間が密閉された状態とならず、圧力を逃すことができる。したがって、鏡筒2の形状がより変形するのを抑制できる。
突出部5は、圧入される中間レンズ群1aのレンズ毎に設けられ、各レンズの径に応じて、形状や設置箇所が異なっていてもよい。突出部5は、鏡筒2と樹脂成形などで一体成形されていてもよい。突出部5は、鏡筒2に別部材を取り付けて形成してもよい。
図4に示すように、鏡筒2は、肉厚部2aと肉薄部2bとを有する。肉厚部2aと肉薄部2bは、中間レンズ群1aが圧入される外周面がレンズの外径に対応して厚みが異なる。この肉薄部2bは、凹部8を有する。凹部8は、鏡筒2内周面に突出部5が形成された部位を含む領域の外周面に形成される。凹部8は、突出部5が形成された部位を含む領域の鏡筒2の外周面を例えば切削して設けることができる。この凹部8は、鏡筒2における突出部5の配置箇所と配置数に対応させるのがよい。
従来、鏡筒2に中間レンズ群1aを圧入すると、鏡筒2の剛性が大きいため、鏡筒2の内径と圧入するレンズ群1に含まれるレンズの外径との差によって、大きな応力が発生してしまう。しかしながら、凹部8を設けることで、レンズ収容箇所の鏡筒2の剛性を緩和してレンズ群1に含まれるレンズの圧入圧を下げることができる。これにより、従来は圧入により大きな負荷が発生して、歪みが生じ光学性能が劣化していた樹脂レンズや薄肉ガラスレンズなどのレンズを、中間レンズ群1aとして鏡筒2に圧入して使用することができる。
絞り4は、第2レンズ12と第3レンズ13との間に設けられる。絞り4は、所定の口径を開口させてレンズに入る光量を制御する部材である。絞り4には、開口絞り、遮光絞りがある。開口絞りは、透過光量を制限し、明るさの指標となるF値を決定する。遮光絞りは、ゴーストや収差の原因となる光線を遮光する。本実施形態では、絞り4は、第2レンズ12と第3レンズ13との間に配置された間隔環6と第3レンズ13の物体面側との間に配置されていてもよい。この事によりレンズ間隔の保持という効果がある。この絞り4の材質としては、耐久性などの点から金属を用いてもよい。金属としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム等が挙げられ、耐久性を考慮するとステンレス鋼を用いてもよい。
鏡筒2は上記した他にも基準位置9、間隔環6などを有していてもよい。
基準位置9は、中間レンズ群1aを鏡筒2に圧入する際、レンズの配置の基準となるものである。また、基準位置9は、最初にレンズを配置するレンズ面の当接箇所を指す。本実施形態では、鏡筒2の線膨張に対して、レンズ群1の変化量と鏡筒2の変化量とを折り合いをつける必要がある。そのために、基準位置9は、レンズ群1全体の略中間位置(第3レンズ13と第4レンズ14との間の位置)に設けられるのがよい。基準位置9をレンズ群1の略中間位置に設ける方が、絞り位置やレンズ全体の一方側に設けるよりもレンズユニット10をコンパクト化できるという効果もある。基準位置9はレンズの枚数や性能などに応じて適宜変更してもよく、基準位置9を中心にした前後のレンズ枚数が同じ方が、歪みが発生しにくい。
図4に示すように、鏡筒2内において、第3レンズ当接基準面93は、像面側に傾斜している。また、第4レンズ当接基準面94は、物体側に傾斜している。そして、第3レンズ当接基準面93および第4レンズ当接基準面94がそれぞれ傾斜していることで、基準位置9は、屋根型に突出して形成される。第3レンズ13は、第3レンズ当接基準面93に当接し適切な位置で保持される。第4レンズ14は、第4レンズ当接基準面94に当接し適切な位置で保持される。この基準位置9は、鏡筒2の円周方向に突出した少なくとも1つの突出部や段部を形成しており、内周面が円形状となっている。第3レンズ当接基準面93と第4レンズ当接基準面94とが、それぞれ傾斜しているのは、撮像に影響が出てしまう内面反射を低減するためであり、あるいは鏡筒2との一体成型時に金型を引き抜くのを容易にするためである。
基準位置9に基づいて光学設計を行なう。光学設計では、レンズユニット10の基準温度(約20℃)に対して、環境温度が低温側(-40℃)から高温側(+125℃)へ変化した場合に生じる、レンズ焦点距離変動と鏡筒2の膨張・収縮とを光学的に補償できるようにする。このとき、基準位置9は、レンズ群1全体の略中間位置に配置している。そのため、物体側若しくは像面側端部に基準を設定するよりも、少ない変化量を考慮した補償設計が可能となる。これにより、光学設計が容易となり、より安定した光学性能を得ることができる。光学設計については後述する。一方、基準位置9が上記の条件を満たさない場合、使用する温度範囲内での温度補償を満足する光学設計が難しくなる。
例えば、鏡筒2に第1レンズ11~第6レンズ16を設置する場合、まず、この基準位置9に、鏡筒2の物体側より第3レンズ13を組み込み、像面側より第4レンズ14を組み込む。次に、第2レンズ12、第1レンズ11の順に鏡筒2の物体側より、第5レンズ15、第6レンズ16の順に像面側より組み込むのがよい。このとき、第1レンズ群は、第1レンズ11および第2レンズ12を含む負の屈折力を有する。第2レンズ群は、第3レンズ13~第6レンズ16を含む正の屈折力を有する。そして、第1レンズ群は、第2レンズ群と、開口した絞り4を挟んで構成される。このように、レンズ全体で、第1レンズ群と第2レンズ群との光軸上長さに不均衡が生じる場合、レンズ全体の略中間位置に基準位置9を設けると、環境温度が変化した場合に生じる、レンズ焦点距離変動および鏡筒2の膨張・収縮を光学的に補償でき、光学性能が安定する。
間隔を空けて配置される第2レンズ12と第3レンズ13間には、隣り合うレンズ同士の間隔を保持するための間隔環6が設けられている。また、間隔を空けて配置される第4レンズ14と第5レンズ15間にも、間隔環6が設けられている。間隔環6は鏡筒2内に配置される部材である。この間隔環6の外周面は鏡筒2の内周面と当接する。間隔環6は温度変化に対する変化量が少なく、且つ剛性が大きくなることから、金属で形成するのがよい。金属製の間隔環6は、広い温度領域において安定した光学性能を確保することができる。このような間隔環6の材質としては、例えばアルミニウム、チタン、ステンレス鋼等が挙げられる。軽量化と低コストの面から間隔環6の材質とし、アルミニウムを用いてもよい。
第5レンズ15および第6レンズ16は接合され、接合レンズを形成する。接合レンズは温度変化に伴う光軸方向の応力が接合面に作用しないように、第6レンズ16より小径の第5レンズ15を物体側に配置して保護するのがよい。第5レンズ15および第6レンズ16を貼り合わせることで、色収差の発生を改善する。さらに、レンズ枚数が増えた場合であってもレンズ組み込み時に発生するズレの影響を小さく、組み込み感度がより低くなるよう設計することができる。この接合レンズと第4レンズ14とは、間隔環6にて間隔規定されているのがよい。
<光学系の説明>
次に、本開示の光学系について、図1および図5に基づいて説明する。レンズユニット10は、5群6枚のレンズ構成をしている。レンズユニット10は、絞り4を挟んで、全体として負のパワー(屈折力)を有した第1レンズ群(L1)と、全体として正のパワーを有する第2レンズ群(L2)とから構成されたレトロフォーカス型である。この構成により、レンズユニット10は、十分なバックフォーカスを確保しつつ小型化が可能な構成としている。
第1レンズ群(L1)は、物体側より順に第1レンズ11および第2レンズ12の2枚のメニスカス系凹レンズで構成される。第2レンズ群(L2)は、物体側より第3レンズ13、第4レンズ14、第5レンズ15の凸レンズ、および、凹レンズである第6レンズ16より構成される。第5レンズ15および第6レンズ16は接合されたレンズである。第2レンズ群(L2)は3群4枚で構成される。この接合レンズは凸の第5レンズ15および凹の第6レンズ16の一組のレンズを貼り合わせて、全体として正のパワーを有した凸レンズである。そのため、第2レンズ群(L2)を構成する3群は、全て正のパワーを配したレンズ構成となっている。
車載用レンズユニットとして、本開示の撮像レンズを用いる場合は、寒冷地、熱帯地での使用を考慮して、-40℃~+120℃程度までの温度範囲において高い結像性能を確保すればよい。
鏡筒2の材料としては、プラスチック、ここではPPS樹脂の使用を前提として、耐環境安定性に優れた樹脂を選択使用してもよい。その樹脂製の鏡筒2の線膨張におけるレンズと撮像センサとの相対距離が変化した場合においても、正しく結像できるように光学系を設計すればよい。
本開示の特徴の一つが、第1レンズ群と第2レンズ群との全長比にある。
絞りから第1レンズ群の物体側面までの距離(Df)
絞りから第2レンズ群の像面側面までの距離(Dr)としたとき、
0.346<Df/Dr<0.509 式(1)
を満足すればよい。
全長比が、式(1)の下限値を下回ると、第1レンズ群に比べて第2レンズ群の全長が長くなりすぎる。この場合、温度変化に対する鏡筒2の線膨張を光学系で補償することができなくなる。逆に上限を超える場合には、第2レンズ群のレンズ間隔を最適化できず、あるいは、第1レンズ群の2枚のレンズ間隔が大きくなる。この場合、小型化の設計が難しくなる。
<第1レンズ群>
撮像レンズとして、撮像光学系全体の焦点距離をf、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
1.070<|f1/f|<1.249 式(2)
0.995<|f1/Df|<1.176 式(3)
であることを満足すればよい。
本開示では、前述した式(1)に示したように、第1レンズ群の全長比を小さく設定している。この条件下において、優れた結像性能を得るためには、第1レンズ群の焦点距離について式(2)や式(3)を満足すれはよい。この式(2)や式(3)のパラメータは第1レンズ群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、後述する実施例に示したように視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
<第2レンズ群>
撮像レンズとして、撮像光学系全体の焦点距離をf、第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
0.967<|f2/f|<1.108 式(4)
0.361<|f2/Dr|<0.471 式(5)
であることを満足すればよい。
前述した第1レンズ群と同様に、優れた結像性能を得るためには、第2レンズ群の焦点距離についても、式(4)や式(5)を満足させればよい。この式(4)や式(5)のパラメータは第2群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、後述する実施例に示したように視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
以下、各レンズについて個別に説明する。
<第1レンズ>
第1レンズ11は、もっとも物体側に位置するレンズであり、最初に入射する光を捉える。そのため、この第1レンズ11の設計の良し悪しが全体の収差補正に影響を与えることになる。第1レンズ11は、使用環境温度特性の設計が容易となるように、線膨張係数の小さな硝材を使用する。また、第1レンズ11は、形状としては物体側に凸面を有するメニスカス形状を有している。
<第2レンズ>
第2レンズ12は、第1レンズ同様の物体側に凸面を有するメニスカス形状を有している。また、第2レンズ12は、第1レンズ11に接近して配置している。第2レンズ12を第1レンズ11に接近させて配置することで、所望の入射画角を得るために必要な第1レンズ11の口径が大径化しないようにしている。
この第2レンズ12の硝材は、高分散の硝材を選択し、両面を非球面とすることで、高いMTFを確保できる結像性能に寄与している。
<第3レンズ>
絞り4を挟んで第2レンズ群最初の第3レンズ13は、高屈折率であると共に第2レンズ同様高分散な硝材を選択使用してもよい。また、絞りを挟んで第1レンズ群(L1)と第2レンズ群(L2)の隣接するレンズの分散特性を近づけることでより高いMTFを確保できる。
例えば、後述する各実施例では、d線(波長589.29nm)での第2レンズ12の分散特性を示す値(νd)が31.1、第3レンズ13の分散特性を示す値が37.4の硝材を選択する。双方のレンズの分散特性を示す値が40よりも小さくなる硝材を選択することで、適切な光学系を得ることができる。
<第4レンズ>
第4レンズ14は最もパワーを有する両凸レンズとすると共に、屈折率温度係数(dn/dt)が負であって、且つ線膨張係数の大きな硝材を選択使用してもよい。これにより、鏡筒2の温度変化に応じてレンズ単体の光学特性を変化させる。そして、光学系全体としては撮像センサ表面に正しく結像できるように設計が可能となる。
第4レンズ14は、温度変化に応じて光学特性が変化する場合であっても、色収差に悪影響が出ないように低分散な硝材を使用している。後述する実施例では、20℃~40℃における屈折率温度係数(D線)が-6.6×10-6℃(dn/dt)となる硝材を第4レンズ14に用いる。また、硝材の線膨張率α(20/120度(10-7/℃))は、141である。第4レンズ14は、このような硝材を選択することで、温度補償が可能な光学設計ができ、-40℃から120℃の広い環境温度範囲において、高い結像性能を維持することが可能となる。この第4レンズ14は、本光学系としては最も大きなパワーを得る両凸レンズであり、物体側及び像面側を非球面化することで、光学系の結像性能そのものを高めることもできる。
<第5レンズおよび第6レンズ>
第5レンズ15および第6レンズ16は、貼り合わせられている(接合されている)。これにより、第5レンズ15および第6レンズ16を、色収差の発生を改善し、レンズ枚数が増えた場合であってもレンズ組み込み時に発生するズレの影響を小さく、組み込み感度が低くなるような設計としている。
本実施形態に係る広角レンズ(第1レンズ11~第6レンズ16)に採用されている非球面は、すべて以下の非球面式で表される。式中hは光軸に垂直な方向の高さ、Zは高さhにおける光軸方向の変位量(サグ量)、rは基準球面の曲率半径(近軸曲率半径)、kは円錐係数を表している。A、B、C、Dは各々4,6,8,10次の非球面係数を表している。これらの数値は数値実施例毎に表として示している。
なお、非球面係数を示した表中、「E-04」は「×10-4」を意味している。
Figure 0007163369000001
(数値実施例)
数値実施例として、以下の光学系諸量を有する5つの実施例を作成し評価を行った。レンズ構成は図5に模式的に示すように5群6枚構成である。上記した部材と同じ部材には同符号を付し、説明は省略する。
このとき、像面(撮像センサ面)98の前には、カバーガラス(CG)97およびIR(赤外線)カットフィルタ(IRCF)96が設置される。各レンズを透過する実線は周辺光束を示し、破線は中心光束を示している。レンズ群1の各数値は以下に示すものであった。
焦点距離 f = 5.325mm
FNo. = 1.6
水平画角 = 112度
数値実施例1として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。表1中の面番号とは光学系を構成するレンズの各面の番号であって、物体側より順次示した通し番号である。曲率Rは各レンズ面の曲率半径を示したものである。間隔とは光軸上の面の間隔を示す。表中に非球面と示したのは非球面レンズであり、他は球面レンズである。
表中のndは、d線(波長589.29nm)での屈折率を示す数値である。νdは、同じくd線(波長589.29nm)での分散特性を示す数値である。表2は、非球面式の面番号5,6,10,11の数値実施例1を示している。この本実施例1の収差特性図を図6に、MTF特性図を図7に示す。
Figure 0007163369000002
Figure 0007163369000003
数値実施例2として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例2の収差特性図を図8に、MTF特性図を図9に示す。
Figure 0007163369000004
Figure 0007163369000005
数値実施例3として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例3の収差特性図を図10に、MTF特性図を図11に示す。
Figure 0007163369000006
Figure 0007163369000007
数値実施例4として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例4の収差特性図を図12に、MTF特性図を図13に示す。
Figure 0007163369000008
Figure 0007163369000009
数値実施例5として、以下のレンズデータを有する5群6枚の光学系を設計した。本実施例5の収差特性図を図14に、MTF特性図を図15に示す。
Figure 0007163369000010
Figure 0007163369000011
上述した数値実施例1から数値実施例5について、本文中に示したパラメータ条件式(1)から(6)を以下の表11にまとめた。
Figure 0007163369000012
表11に示したように、画角が100度を超える広角レンズにおいて、図6から図15に示した収差特性図やMTF特性図からもわかるように、本開示の撮像レンズは優れた光学性能を有することがわかる。
本開示によれば、絞りに対して物体側に配置した第1レンズ群が物体側に凸面を形成した2枚のメニスカスレンズ(物体側より第1レンズおよび第2レンズ)で構成している。これにより、第1レンズ群の全長を短く設計でき、小型高精度な光学系を実現できる。また、物体側より4枚の第3レンズ~第6レンズを含む第2レンズ群の第4レンズによりパワーの大きな両凸レンズを採用する。これにより、温度補償に対応し易い光学設計が可能となる。
絞りから第1レンズの物体側面までの距離をDf、前記絞りから第6レンズの像面側面までの距離をDrとしたとき、
0.346<Df/Dr<0.509 式(1)
であることを満足すればよい。
このパラメータはレンズユニットの第1レンズ群と第2レンズ群との全長比を示したものである。この範囲とすることで、視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
撮像レンズとして、撮像光学系全体の焦点距離をf、第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
1.070<|f1/f|<1.249 式(2)
0.995<|f1/Df|<1.176 式(3)
であることを満足すればよい。
このパラメータは第1レンズ群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
撮像レンズとして、撮像光学系全体の焦点距離をf、第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
0.967<|f2/f|<1.108 式(4)
0.361<|f2/Dr|<0.471 式(5)
であることを満足すればよい。
このパラメータは第2レンズ群の焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、視野周辺まで優れた画質を実現することができる。
第4レンズの焦点距離をf4、光軸上における第4レンズの像面側レンズ面から像面までの距離をD4sとしたとき、
0.750<f4/D4s<0.909 式(6)
であることを満足する撮像レンズである。
このパラメータは第4レンズの焦点距離に関連したものである。この範囲とすることで、幅広い温度範囲において優れた結像性能を実現することができる。
このような撮像レンズによれば、低コストかつ量産性に優れた車載カメラ等のカメラ装置に好適な撮像レンズとして提供することができる。特にセンシング用途に利用可能な撮像レンズを提供することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されず、請求の範囲に記載の範囲内において、種々の改良および変更を行なってもよい。
1 レンズ群
1a 中間レンズ群
1b 両末端レンズ群
2 鏡筒
2a 肉厚部
2b 肉薄部
3 リテーナ
4 絞り
5 突出部
6 間隔環
8 凹部
9 基準位置
10 レンズユニット
100 カメラ

Claims (6)

  1. 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、絞りと、正の屈折力を有する第
    2レンズ群とから構成されたレトロフォーカス型の撮像光学系であって、
    前記第1レンズ群は、物体側より、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第1レンズ)と、負の屈折力を有し、物体側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第2レンズ)とから構成され、
    前記第2レンズ群は、物体側より、正の屈折力を有する像側に凸面を形成したメニスカスレンズ(第3レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第4レンズ)と、正の屈折力を有する両凸レンズ(第5レンズ)と、負の屈折力を有する第6レンズとから構成され、前記第5レンズと第6レンズとは接合され、
    前記撮像光学系全体の焦点距離をf、前記第1レンズ群の焦点距離をf1としたとき、
    1.070<|f1/f|<1.249 (式2)
    0.995<|f1/Df|<1.176 (式3)
    であることを特徴とする5群6枚構成の撮像レンズ。
  2. 前記絞りから前記第1レンズの物体側面までの距離をDf、
    前記絞りから前記第6レンズの像面側面までの距離をDr、
    としたとき、
    0.346<Df/Dr<0.509 (式1)
    であることを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
  3. 前記撮像光学系全体の焦点距離をf、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、
    0.967<|f2/f|<1.108 (式4)
    0.361<|f2/Dr|<0.471 (式5)
    である請求項1~2のいずれかに記載の撮像レンズ。
  4. 前記第4レンズの焦点距離をf4、光軸上における前記第4レンズの像面側レンズ面から像面までの距離をD4sとしたとき、
    0.750<f4/D4s<0.909 (式6)
    である請求項1~3のいずれかに記載の撮像レンズ。
  5. 鏡筒の両端部よりレンズを組み込み際に、当該レンズの配置の基準位置となる突出部が、第2レンズ群の第3レンズと第4レンズとの間に配置されている請求項1~4のいずれかに記載の撮像レンズ。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載の撮像レンズを備える、カメラ装置。
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