JP7163272B2 - work machine - Google Patents
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Description
本発明は、キャビンにエアコン装置を備えた作業機に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a work machine having an air conditioner in a cabin.
バックホー等の作業機においては、運転者の居住性をよくするために、キャビンにエアコン装置を備えているものがある。
特許文献1に開示されたキャブは、キャブルーフ部にコンプレッサ、コンデンサ、レシーバ及びエアコンユニット(エバポレータ)を配置しており、コンプレッサは電動モータによって駆動されている。
2. Description of the Related Art Some work machines such as backhoes are equipped with air conditioners in their cabins in order to improve the driver's comfort.
The cab disclosed in
しかしながら、特許文献1の技術においては、コンプレッサをルーフに配置しているので、コンプレッサを作業機のエンジンで駆動できなく、独自の駆動装置を必要としている。
そこで、特許文献1の技術を、コンプレッサをエンジン近傍に配置してエンジンで駆動する構成に変更することが考えられるが、その場合にはエアコン用ホースの引き回し作業が煩雑になり、組立性及び組立品質の低下が生じやすいという問題がある。
However, in the technique of
Therefore, it is conceivable to change the technique of
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、エアコン装置を備えた作業機において組立性及び組立品質を向上させることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the problems of the prior art, and an object of the present invention is to improve the ease of assembly and the quality of assembly in a work machine equipped with an air conditioner.
本発明における課題解決のための具体的手段は、機体フレームと、この機体フレーム上に搭載したエンジン及びキャビンと、コンプレッサ、コンデンサ、レシーバ及びエバポレータを有するエアコン装置とを備えた作業機であって、
前記コンプレッサはエンジンの近傍に配置され、前記エバポレータは前記キャビンの底部に配置され、前記コンデンサ及び前記レシーバは前記キャビンの側面に配置されており、
前記コンプレッサと前記コンデンサとを繋ぐディスチャージホースと前記レシーバと前記エバポレータとを繋ぐリキッドホースとは、前記キャビンの側面に沿わせて配置され、かつ側面下部で保持具を介して保持されており、
前記ディスチャージホースはコンプレッサ側のディスチャージ第1ホース部とコンデンサ側のディスチャージ第2ホース部とが、前記保持具の下方で分割されかつ接続されており、
前記リキッドホースはレシーバ側のリキッド第1ホース部とエバポレータ側のリキッド第2ホース部とが、前記保持具の下方で分割されかつ接続されている。
A specific means for solving the problem in the present invention is a working machine comprising a machine body frame, an engine and a cabin mounted on the machine body frame, and an air conditioner device having a compressor, a condenser, a receiver and an evaporator,
the compressor is located near the engine, the evaporator is located at the bottom of the cabin, the condenser and the receiver are located at the side of the cabin,
A discharge hose that connects the compressor and the condenser and a liquid hose that connects the receiver and the evaporator are arranged along the side surface of the cabin and are held at the lower side surface via a retainer,
The discharge hose has a first discharge hose portion on the compressor side and a second discharge hose portion on the capacitor side, which are divided and connected below the holder,
The liquid hose has a first liquid hose section on the receiver side and a second liquid hose section on the evaporator side, which are divided and connected below the holder.
本発明によれば、コンプレッサをエンジン近傍に配置し、エバポレータをキャビン底部に配置し、コンデンサ及びレシーバをキャビンの側面に配置することにより、コンデンサ及びレシーバをキャビンの地上高を高くすることなく冷却効率が向上できる位置に配置でき、コンデンサ及びレシーバに接続されるディスチャージホースとリキッドホースとを、キャビンの側面に沿わせて配置でき、また、キャビンに、コンデンサ及びレシーバを装着し、かつディスチャージ第2ホース部及びリキッド第1ホース部を接続して保持しておくことができ、キャビンを組み付けるのが容易になり、エアコン装置の組立性及び組立品質が向上し、ヒートバランスやメンテナンス性も向上する。 According to the present invention, the compressor is arranged near the engine, the evaporator is arranged at the bottom of the cabin, and the condenser and the receiver are arranged on the side of the cabin. The discharge hose and the liquid hose connected to the condenser and the receiver can be arranged along the side of the cabin, and the cabin is equipped with the condenser and the receiver, and the discharge second hose The part and the liquid first hose part can be connected and held, assembling the cabin is facilitated, the assembling property and assembling quality of the air conditioner device are improved, and the heat balance and maintainability are also improved.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図4,5において、作業機1は、底部に機体フレーム3を有する機体(旋回台)20と、運転席22を備えたキャビン5と、クローラ式の走行装置23と、バックホー等の作業装置24とを備えている。
以下、本発明の実施形態において、機体20及びキャビン5の前後方向及び幅方向は、作業機1の運転席22に着座した運転者から見て、前後方向及び左右方向である。従って、作業装置24は機体20の前部に装着され、キャビン5は、機体20の左寄り且つ前部寄りの位置に搭載され、左側面にドア25が設けられている。キャビン5の右側面の後上部にエアコン装置10のコンデンサ7及びレシーバ8が装着されている。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
4 and 5, the
Hereinafter, in the embodiments of the present invention, the front-rear direction and the width direction of the
機体20は、走行装置23の上方に旋回可能に支持されている。機体20は、旋回基板となる機体フレーム3とウエイト26とを有している。機体フレーム3は、走行装置23のフレーム上に旋回ベアリングを介して支持されており、旋回モータの駆動により縦軸(上下方向の軸)回りに旋回する。ウエイト26は、機体20の後部に装着されている。
機体20の後部には、エンジン4、油圧ポンプ27、ファン28、オルタネータ29、コンプレッサ6、ラジエータ30等が配置されている。本実施形態の場合、エンジン4はディーゼルエンジンであるが、ガソリンエンジンであってもよい。エンジン4は、出力軸(クランク軸、動力伝達軸)を機体幅方向(左右方向)に向けて設けられている。
The
An
油圧ポンプ27は、エンジン4の左方に配置されている。ファン28は、エンジン4の右方に配置されている。オルタネータ29は、エンジン4の右前部の上方に配置されており、バッテリに蓄電するための直流電力を出力する。コンプレッサ6は、エンジン4の右後部の上方に配置されており、キャビン5内を冷却するエアコン装置10の冷媒を圧縮する。ラジエータ30は、ファン28の右方に配置されており、ファン28の駆動によって冷却される。油圧ポンプ27、ファン28、オルタネータ29、コンプレッサ6は、エンジン4の動力を受けて駆動する。
The
機体20の右部には、作動油タンク34、制御バルブ35、バッテリ(図示略)が配置され、ボンネット36によって覆われている。作動油タンク34には、機体20に設けられた油圧機器(後述する油圧シリンダ等)を作動させるための作動油が貯蔵されている。作動油タンク34に貯蔵された作動油は、油圧ポンプ27の駆動によって送給される。制御バルブ35は、前記油圧機器に対する作動油の供給を制御する。
A
走行装置23は、クローラ式の走行装置であって、機体20の右側と左側にクローラ38がそれぞれ設けられている。走行装置23の前部にはドーザ装置39が設けられている。ドーザ装置39は、ドーザシリンダ40により昇降される。
機体20の前部には、支持ブラケット41が設けられている。支持ブラケット41には、スイングブラケット42が枢支されている。スイングブラケット42は、機体フレーム3上に取り付けられたスイングシリンダ43の駆動により、縦軸回りに揺動可能である。スイングブラケット42には、作業装置24が取り付けられている。
The
A
図4に示すように、作業装置24は、ブーム48と、アーム49と、作業具50とを有している。本実施形態では、作業具50としてバケットが装着されているが、バケットに代えて或いは加えて、他の作業具(油圧アタッチメント)を装着することが可能である。他の作業具としては、油圧ブレーカ、油圧圧砕機、アングルブルーム、アースオーガ、パレットフォーク、スイーパー、モア、スノウブロア等が例示できる。
As shown in FIG. 4, the
さらに作業装置24は、これらブーム48等の駆動機構(油圧アクチュエータ)として、ブームシリンダ51と、アームシリンダ52と、作業具シリンダ53とを有している。ブームシリンダ51、アームシリンダ52、作業具シリンダ53、スイングシリンダ43、ドーザシリンダ40は、油圧シリンダにより構成されている。
ブーム48の基端部は、スイングブラケット42に第1横軸M1を介して枢支されている。ブーム48は、ブームシリンダ51の伸縮により、第1横軸M1回りに上下に揺動する。アーム49の基端部は、ブーム48の先端部に第2横軸(枢支軸)M2を介して枢支されている。アーム49は、アームシリンダ52の伸縮により、第2横軸M2回りに上下に揺動する。
Further, the
A base end of the
作業具50は、アーム49の先端部に第3横軸M3及びブラケット56を介して装着されている。ブラケット56には、第1リンク57の一端部が第4横軸M4を介して枢支されている。第1リンク57の他端部には、第2リンク58の一端部が第5横軸M5を介して枢支されている。第2リンク58の他端部は、アーム49の先端付近であって第3横軸M3よりも基端側に、第6横軸M6を介して枢支されている。第5横軸M5には、作業具シリンダ53の先端部が枢支されている。作業具シリンダ53の基端部は、アーム49の基端側に設けられた後述する第3枢支部材59に枢支されている。作業具50は、作業具シリンダ53の伸縮によりスクイ・ダンプ動作する。
The
ブーム48は、ブーム本体60と軸支部62とを有している。ブーム本体60は、長さ方向(基端側から先端側に向かう方向)の中途部で上側に凸となるように屈曲している。つまり、ブーム本体60は、長さ方向の中途部に屈曲部60aを有している。また、ブーム本体60は、左右の縦板と上下の横板とで略四角筒状に形成されている。
前記作業機1のキャビン5は、左右一対の前支柱5a、左右一対の後支柱5b及び左側のドア支柱5cを有し、それらの上部にルーフ5dを装着して構成されている。前記前支柱5a、後支柱5b及びそれらの間の梁部材は、個別の管材を連結して形成するか、又は管材を側面視略門形に屈曲して形成されており、4柱式、6柱式に構成することもできる。
The
The
キャビン5は底部の前側約半分が機体20上に搭載され、後側約半分がエンジン4の上方に配置できるように高くなっている。キャビン5の底内部にはフロアシートが配置され、その上側に運転席22や操縦レバー関係が配置されている。
図1~3において、キャビン5の底部(運転席22の下方)には空調ボックス61が設けられ、この空調ボックス61内にエアコン装置10のエバポレータ9が配置され、また、運転席22の前面へ空調空気を案内するダクト63が接続されている。
About half of the front side of the bottom of the
1 to 3, an
エアコン装置10のコンデンサ7は電動ファン付きであり、隣接して配置されたレシーバ8とは、接続パイプPで接続されており、これらは装着ボックス15内に配置されている。
この装着ボックス15は、固定枠15aと覆いカバーとを有し、固定枠15aはキャビン5の側面の右側後支柱5bの上部及び/又はルーフ5dの右後部に装着されている。
The
The mounting
従って、コンデンサ7とレシーバ8は、キャビン5の右側面後上部に配置されており、運転者から外部を見る視界をできるだけ損なわない位置となっている。
コンプレッサ6とコンデンサ7とを繋ぐディスチャージホースDは、コンプレッサ6側のディスチャージ第1ホース部D1とコンデンサ7側のディスチャージ第2ホース部D2とに分割されている。コンデンサ7側のディスチャージ第2ホース部D2は、コンデンサ7の後部から下方へ右側後支柱5bに沿って延設されており、その下部は右側後支柱5bの下部側面に固定の保持具13によって保持されている。
Therefore, the
A discharge hose D connecting the
レシーバ8とエバポレータ9とを繋ぐリキッドホースLは、レシーバ8側のリキッド第1ホース部L1とエバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2とに2分割されている。エバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2は、レシーバ8の上部から下方へレシーバ8及び右側後支柱5bに沿って延設されており、その下部は、右側後支柱5bの下部側面に固定の保持具13によって保持されている。
A liquid hose L that connects the
前記ディスチャージ第2ホース部D2とリキッド第2ホース部L2とは略並列されており、それぞれの下部が別個の保持具13によって右側後支柱5bの下部側面に取り付けられている。保持具13は1個を共通使用するようにしてもよい。
前記ディスチャージホースDのコンプレッサ6側のディスチャージ第1ホース部D1は、コンプレッサ6からエンジン4の上方まで延設されたディスチャージホース基部D1aと、エンジン4の上方から機体フレーム3に降りてかつキャビン5の側面後下部に至るディスチャージホース中間部D1bとに分割されかつ接続されている。
The second discharge hose portion D2 and the second liquid hose portion L2 are arranged substantially in parallel, and the lower portions thereof are attached to the lower side surface of the right
The first discharge hose portion D1 on the
従って、ディスチャージホースDは、ディスチャージホース基部D1aと、ディスチャージホース中間部D1bと、ディスチャージ第2ホース部D2とに3分割されている。
前記ディスチャージホース基部D1a及びディスチャージホース中間部D1bは、共にエンジン4の近傍に配置されるので、耐熱カバー等で保護されており、ディスチャージホース中間部D1bは、エンジン4から可及的に離れるように、機体フレーム3の後下部に回されている。
Therefore, the discharge hose D is divided into three parts: a discharge hose base portion D1a, a discharge hose intermediate portion D1b, and a second discharge hose portion D2.
The discharge hose base portion D1a and the discharge hose middle portion D1b are both arranged near the
エバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2は、ディスチャージホース中間部D1bと同様に、エンジン4から可及的に離れるように、機体フレーム3の後下部に回されており、ディスチャージホース中間部D1bと共に機体フレーム3の後下部から上方へ延設されている。
なお、前記ディスチャージホースD及びリキッドホースLは、それぞれ全長を樹脂ホースで形成することができるが、部分的にまた適宜部位に、金属パイプが使用されている。
The liquid second hose portion L2 on the side of the
Although the discharge hose D and the liquid hose L can be made of resin hoses over their entire lengths, metal pipes are used partially or appropriately.
図3において、前記機体フレーム3の後部には、エンジン4を跨ぐようにアーチフレーム64が固定されている。このアーチフレーム64は、エンジン関連機器を装着しており、キャビン5の後下部を支持している。アーチフレーム64の右側部は、キャビン5の側面より外方に突出していて、ボンネット36によって覆われている。
アーチフレーム64の右側上部は、キャビン5の右側後支柱5bの下部に略対応しており、ここに固定板65が固定され、この固定板65に取付部材66が取り付けられている。この取付部材66には、2本の接続管(第1接続管S1、第2接続管S2)が保持されている。
In FIG. 3 , an
The upper right portion of the
前記2本の接続管S1、S2は、アーチフレーム64の右側上部の上面に略沿う水平部Saから、一端側が上向きに屈曲し、他端側が下向きに屈曲している。
第1接続管S1は、上向きに屈曲した一端側にコンデンサ7側のディスチャージ第2ホース部D2を着脱自在に接続し、下向きに屈曲した他端側にコンプレッサ6側のディスチャージ第1ホース部D1を接続し、コンプレッサ6側のディスチャージ第1ホース部D1(ディスチャージホース中間部D1b)とコンデンサ7側のディスチャージ第2ホース部D2とを着脱自在に接続している。
The two connection pipes S1 and S2 are bent upward at one end and bent downward at the other end from a horizontal portion Sa substantially along the upper right upper surface of the
The first connecting pipe S1 detachably connects the discharge second hose portion D2 on the side of the
第2接続管S2は、上向きに屈曲した一端側にレシーバ8側のリキッド第1ホース部L1を着脱自在に接続し、下向きに屈曲した他端側にエバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2を接続し、レシーバ8側のリキッド第1ホース部L1とエバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2とを着脱自在に接続している。
前記2本の接続管S1、S2に接続されたディスチャージホース中間部D1bとエバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2とは、ボンネット36の内面に沿うように並列されており、ディスチャージ第2ホース部D2及びリキッド第1ホース部L1は別々の工程で、機体フレーム3側に装着しておく。
The second connecting pipe S2 detachably connects the liquid first hose portion L1 on the
The discharge hose intermediate portion D1b connected to the two connecting pipes S1 and S2 and the liquid second hose portion L2 on the side of the
従って、機体フレーム3にエンジン4、コンプレッサ6及びエバポレータ9等を組み付けて、2本の接続管S1、S2及びディスチャージ第1ホース部D1及びリキッド第2ホース部L2等を装備しておく。別工程で、キャビン5には、コンデンサ7及びレシーバ8等を組み付け、ディスチャージ第2ホース部D2及びリキッド第1ホース部L1を接続して保持しておく。
Therefore, the
そしてこのキャビン5を機体フレーム3上に搭載してから、2本の接続管S1、S2とディスチャージ第2ホース部D2及びリキッド第1ホース部L1とを接続する。
前記ディスチャージ第1ホース部D1及びリキッド第2ホース部L2の上端は、2本の接続管S1、S2を介して機体フレーム3側に保持しておくことは、接続の確実性の点から極めて重要であるが、ホース自体の端部を固定板65又は取付部材66に取り付けるようにしてもよい。
After the
It is extremely important from the point of view of reliability of connection that the upper ends of the first discharge hose portion D1 and the second liquid hose portion L2 are held on the
エバポレータ9とコンプレッサ6とを繋ぐサクションホース67は、コンプレッサ6にディスチャージ第1ホース部D1を接続するときに同時に接続される。
前記実施形態に示した作業機1は、機体フレーム3と、この機体フレーム3上に搭載したエンジン4及びキャビン5と、コンプレッサ6、コンデンサ7、レシーバ8及びエバポレータ9を有するエアコン装置10とを備えており、前記コンプレッサ6はエンジン4の近傍に配置され、前記エバポレータ9は前記キャビン5の底部に配置され、前記コンデンサ7及び前記レシーバ8は前記キャビン5の側面に配置されており、前記コンプレッサ6と前記コンデンサ7とを繋ぐディスチャージホースDと前記レシーバ8と前記エバポレータ9とを繋ぐリキッドホースLとは、前記キャビン5の側面に沿わせて配置され、かつ側面下部で保持具13を介して保持されており、前記ディスチャージホースDはコンプレッサ6側のディスチャージ第1ホース部D1とコンデンサ7側のディスチャージ第2ホース部D2とが、保持具13の下方で分割されかつ接続されており、前記リキッドホースLはレシーバ8側のリキッド第1ホース部L1とエバポレータ9側のリキッド第2ホース部L2とが、前記保持具13の下方で分割されかつ接続されている。
The
The working
この構成により、コンデンサ7及びレシーバ8をキャビン5の地上高を高くすることなく冷却効率が向上できる位置に配置できる。キャビン5はルーフの頂部までの地上高に制約があるが、コンデンサ7等がルーフに存在しないことにより、運転者の頭上空間を広くでき、居住性が良好になる。また、コンデンサ7及びレシーバ8をキャビン5の側面に配置することにより、それらに接続されるディスチャージホースDとリキッドホースLとを、キャビン5の側面に沿わせて配置することができ、ホースD、Lが弛むのを防止でき、ホース接続も容易にできる。さらに、キャビン5にコンデンサ7及びレシーバ8を装着し、かつディスチャージ第2ホース部D2及びリキッド第1ホース部L1を接続して保持しておくことができ、キャビン5を組み付けるのが容易になり、エアコン装置10の組立性及び組立品質が向上し、ヒートバランスやメンテナンス性も向上する。
With this configuration, the
また、前記作業機1においては、前記ディスチャージ第1ホース部D1は、前記コンプレッサ6から前記エンジン4の上方まで延設されたディスチャージホース基部D1aと、前記エンジン4の上方から前記機体フレーム3に降りて前記キャビン5の側面下部に至るディスチャージホース中間部D1bとに分割されかつ接続されている。
この構成により、ディスチャージホース基部D1aはエンジン4側に配置し、ディスチャージホース中間部D1bは機体フレーム3側に配置し、それらを個別に配置して接続するので、ディスチャージホースDの取り回しが良好にでき、接続も容易にでき、各ホース部の遮熱対策も容易に行える。
In the working
With this configuration, the discharge hose base portion D1a is arranged on the
さらに、前記作業機1においては、前記ディスチャージ第1ホース部D1と前記ディスチャージ第2ホース部D2とを接続する第1接続管S1と、前記リキッド第1ホース部L1と前記リキッド第2ホース部L2とを接続する第2接続管S2とが、前記キャビン5の側面下部に対応する位置で機体フレーム3側に設けられている。
この構成により、第1接続管S1と第2接続管S2とを安定して機体フレーム3側に保持できる。従って、第1接続管S1及び第2接続管S2とディスチャージ第2ホース部D2及びリキッド第1ホース部L1との接続を、簡単かつ確実にしておくことができる。
Further, in the
With this configuration, the first connection pipe S1 and the second connection pipe S2 can be stably held on the
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、部材の形状、構成及び組み合わせ等を変更したりすることもできる。
例えば、作業機としてバックホー作業機を例示したが、キャビン及びエアコン装置を備えるなら、トラクタ、ホイールローダ、フロントローダ、コンバイン等の作業機であってもよい。
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the shape, configuration, combination, etc. of the members can be changed.
For example, although a backhoe working machine was exemplified as the working machine, a working machine such as a tractor, wheel loader, front loader, combine harvester, or the like may be used as long as it has a cabin and an air conditioner.
1 作業機
3 機体フレーム
4 エンジン
5 キャビン
6 コンプレッサ
7 コンデンサ
8 レシーバ
9 エバポレータ
10 エアコン装置
13 保持具
20 機体
22 運転席
D ディスチャージホース
D1 ディスチャージ第1ホース部
D1a ディスチャージホース基部
D1b ディスチャージホース中間部
D2 ディスチャージ第2ホース部
L リキッドホース
L1 リキッド第1ホース部
L2 リキッド第2ホース部
S1 第1接続管
S2 第2接続管
Claims (3)
前記コンプレッサはエンジンの近傍に配置され、前記エバポレータは前記キャビンの底部に配置され、前記コンデンサ及び前記レシーバは前記キャビンの側面に配置されており、
前記コンプレッサと前記コンデンサとを繋ぐディスチャージホースと前記レシーバと前記エバポレータとを繋ぐリキッドホースとは、前記キャビンの側面に沿わせて配置され、かつ側面下部で保持具を介して保持されており、
前記ディスチャージホースはコンプレッサ側のディスチャージ第1ホース部とコンデンサ側のディスチャージ第2ホース部とが、前記保持具の下方で分割されかつ接続されており、
前記リキッドホースはレシーバ側のリキッド第1ホース部とエバポレータ側のリキッド第2ホース部とが、前記保持具の下方で分割されかつ接続されている作業機。 A working machine comprising a body frame, an engine and a cabin mounted on the body frame, and an air conditioner having a compressor, a condenser, a receiver and an evaporator,
the compressor is located near the engine, the evaporator is located at the bottom of the cabin, the condenser and the receiver are located at the side of the cabin,
A discharge hose that connects the compressor and the condenser and a liquid hose that connects the receiver and the evaporator are arranged along the side surface of the cabin and are held at the lower side surface via a retainer,
The discharge hose has a first discharge hose portion on the compressor side and a second discharge hose portion on the capacitor side, which are divided and connected below the holder,
The liquid hose is a working machine in which a first liquid hose section on the receiver side and a second liquid hose section on the evaporator side are divided and connected below the holder.
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