JP7161695B2 - トイレ装置 - Google Patents
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Description
また、より長い時間を掛けて詰まり状態を判定することで、時間の経過によって詰まりが解消する場合には洗浄水供給を禁止しないようにする方法も考えられる。しかし、この方法では、判定結果が出るまでの間に洗浄水が供給されると、大便器に詰まりが有る場合に水が溢れる可能性がある。
図1は、実施形態に係るトイレ装置の構成を表す模式図である。
図1に表したように、実施形態に係るトイレ装置1は、検知部10、詰まり判定部12、及び制御部14を備える。トイレ装置1は、報知手段16、大便器20、及び洗浄水供給部22と組み合わせて用いられる。又は、トイレ装置1が、報知手段16、大便器20、及び洗浄水供給部22を備えていても良い。
検知部10は、大便器20内の水位及び水位に関連する指標の少なくともいずれかを検知可能である。「水位に関連する指標」とは、例えば、大便器20内の表面の所定領域における水の有無、又は大便器20内に溜まった水の圧力などである。検知部10としては、電波センサ、静電容量センサ、圧力センサ、超音波式測距センサ、又は光学式測距センサなどが用いられる。
また、静電容量センサは、当該センサと、それに対向する所定領域と、の間の静電容量を検知する。静電容量は、その所定領域における水の有無で変化する。静電容量センサを検知部10として用いる場合、大便器20内の表面の所定領域と対向するように検知部10を設ける。
電波センサ又は静電容量センサを検知部10として用いることで、大便器20内の水位が、所定領域よりも高い位置に有るか否かを検知できる。
また、静電センサは、異なる高さに連続的に複数個所配置することで、直接的に水位を検知することができる。
また、光学式測距センサは、対象に向けて光(例えば赤外光)を照射し、その反射光を受光素子に結像させる。受光素子の結像位置が、水面の位置に応じて変化する。
従って、超音波式測距センサ又は光学式測距センサを検知部10として用いることで、大便器20内の水位を直接的に検知できる。
図3(a)及び図4(a)は、検知部による検知結果を例示するグラフである。図3(b)~図3(d)及び図4(b)~図4(d)は、大便器の状態を表す模式図である。
図3(a)及び図4(a)において、横軸は時間を表し、縦軸は検知部10による検知結果を表す。この例では、検知部10が電波センサであり、縦軸は検知部10により検知された反射波の強度を表している。なお、反射波の強度が増した場合、定在波の影響により、縦軸の値は上下両方に変動する可能性がある。後述の実施例では、大便器20に詰まりが有る時に上方向に変動するグラフで示しているが、下方向に変動する場合も含んでよい。
図5は、実施形態に係るトイレ装置の動作を表すフローチャートである。
制御部14は、大便器20への洗浄水供給を開始した後、洗浄水供給を終了する(ステップSt1)。その後、制御部14は、大便器20への洗浄水供給を禁止する(ステップSt2)。
そして、第二工程において、制御部14は、第一工程の後に判定された大便器20の詰まり状態の結果に基づいて、洗浄水供給を禁止するか否かを判定する。第一工程で洗浄水供給が禁止されても、大便器20の状態が改善されれば、第二工程で洗浄水供給の禁止が解除される。これにより、大便器20への洗浄水供給が可能となり、大便器20を再び使用できるようになる。
すなわち、実施形態に係るトイレ装置1によれば、大便器20の使い勝手の低下を抑制しつつ、大便器20から水が溢れることをより確実に防止できる。
図6~図9は、実施形態に係るトイレ装置の検知部による検知結果を例示するグラフである。
図6~図9において、横軸は時間を表し、縦軸は検知部10による検知結果を表す。なお、図6~図9では、電波センサを検知部10として用いた場合の、電波センサにより検知された反射波の強度(電圧値)を検知結果として表している。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (9)
- 大便器内の水位及び水位に関連する指標の少なくともいずれかを検知可能な検知部と、
前記検知部の検知結果に基づいて、前記大便器の詰まり状態を判定する詰まり判定部と、
前記詰まり判定部の判定結果に基づいて、前記大便器内への洗浄水供給を禁止するか否かを判定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記大便器内への洗浄水供給が終了した後の前記詰まり判定部の判定結果に基づいて、洗浄水供給を禁止するか否かを判定する第一工程と、
前記第一工程で洗浄水供給を禁止する判定をした場合において、前記第一工程の後の前記詰まり判定部の判定結果に基づいて、洗浄水供給の禁止を継続するか否かを判定する第二工程と、
を実行するトイレ装置。 - 前記制御部は、前記第一工程において、前記詰まり判定部により詰まりが有ると判定されると洗浄水供給を禁止し、その後の前記第二工程において、前記詰まり判定部により詰まりが無いと判定されると前記洗浄水供給の禁止を解除する請求項1記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記第二工程における判定を、前記第一工程における判定よりも長時間実行する請求項1又は2に記載のトイレ装置。
- 前記詰まり判定部は、前記制御部による前記第一工程中に詰まりが有ると判定すると、前記制御部による前記第二工程中に前記大便器の詰まり状態を再び判定し、前記制御部による前記第一工程中に詰まりが無いと判定すると、以降は前記大便器の詰まり状態を判定しない請求項1~3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、少なくとも洗浄水供給が終了してから前記第一工程による判定結果が得られるまでの間、洗浄水供給を禁止する洗浄禁止時間を設定する請求項1~4のいずれか1つに記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記第一工程で洗浄水供給を禁止すると判定しただけでは報知手段による報知を実行せず、前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続すると判定したら報知手段による報知を実行する請求項1~5のいずれか1つに記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続しないと判定した場合、前記第二工程の開始から前記判定結果を得るまでに要した判定時間に基づいて、報知手段による報知の要否を判断する請求項1~6のいずれか1つに記載のトイレ装置。
- 前記制御部は、
洗浄水供給の終了後の前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続しないと判定した際に、当該洗浄水供給よりも前の直近に実行された所定回数の洗浄水供給の終了後における前記制御部の判定の結果を参照し、
前記所定回数の洗浄水供給の終了後のそれぞれにおいて、前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続しないと判定されていた場合、報知手段による報知を実行する、
請求項1~7のいずれか1つに記載のトイレ装置。 - 前記制御部は、
洗浄水供給の終了後の前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続しないと判定した際に、当該洗浄水供給よりも前の洗浄水供給の終了後にも、前記第二工程で洗浄水供給の禁止を継続しないと判定されていた場合、それらの前記第二工程において、前記第二工程の開始から前記判定結果を得るまでに要した判定時間を比較し、
前記判定時間が増加傾向にある場合には、報知手段による報知を実行し、前記判定時間が減少傾向にある場合には、報知手段による報知を実行しない、
請求項1~8のいずれか1つに記載のトイレ装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2018199351A JP7161695B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | トイレ装置 |
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JP2020066890A JP2020066890A (ja) | 2020-04-30 |
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Family Applications (1)
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JP2018199351A Active JP7161695B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | トイレ装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000282538A (ja) | 1999-03-31 | 2000-10-10 | Taisei Corp | 水洗式便器における溢水防止機構 |
JP2002081118A (ja) | 2000-09-11 | 2002-03-22 | Inax Corp | 便 器 |
JP2003056046A (ja) | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Toto Ltd | 小便器洗浄装置 |
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-
2018
- 2018-10-23 JP JP2018199351A patent/JP7161695B2/ja active Active
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