JP7159896B2 - 水中ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、水中ポンプに関するものである。
従来、メカニカルシールを備える水中ポンプが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、回転軸を介してポンプ室に配置された羽根車を回転させるモータと、ポンプ室とモータとの間のオイル室に配置されたメカニカルシールと、ポンプ室に液体を流入させる吸込口とを備える水中ポンプが開示されている。吸込口は、羽根車の直下(回転軸の軸方向において羽根車のモータ側とは反対側)に配置されている。水中ポンプは、吸込口から液体を流入させるために、羽根車を回転させることにより、羽根車の吸込口側を負圧にするとともに、羽根車の吸込口側とは反対側(メカニカルシール側)を加圧状態(正圧)にするように構成されている。
特開2002-310091号公報
しかしながら、上記特許文献1の水中ポンプでは、羽根車の吸込口側とは反対側(メカニカルシール側)が加圧状態(正圧)になることに起因して、ポンプ室側からオイル室側の方向に、メカニカルシールの摺動部を押すような圧力が加わることによって、ポンプ室からオイル室への浸水が生じやすくなっているという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ポンプ室からオイル室への浸水を抑制することが可能な水中ポンプを提供することである。
この発明の一の局面による水中ポンプは、モータと、ポンプ室に液体を流入させる吸込口と、モータにより回転駆動される回転軸に取り付けられた基部と、回転軸の軸方向において基部の吸込口側に設けられたブレード部とを含み、ポンプ室に配置された羽根車と、回転軸の回転に伴い摺動する摺動部を含み、ポンプ室とモータとの間のオイル室に配置されたメカニカルシールと、軸方向の幅が一定でかつ、軸方向と直交する方向に吸込口から回転軸側の端部まで直線状に延びる吸込み流路を形成する、リブ部と、を備え、吸込口は、軸方向に交差する方向からポンプ室に液体を流入させるように構成されており、軸方向において、羽根車よりもメカニカルシールに近い位置に配置され、軸方向において、吸込口の上端は、メカニカルシールの下端よりも下方側に配置され、軸方向と直交する方向において、リブ部の回転軸側の端部は、ブレード部の回転軸側の端部よりも吸込口側に配置されている
この発明の一の局面による水中ポンプでは、上記のように構成することによって、回転軸の軸方向において、メカニカルシールと羽根車との間の吸込口から液体をポンプ室に流入させるとともに、羽根車によりメカニカルシールから離れる方向に液体を流すことができる。すなわち、従来のような吸込口が羽根車の直下に配置されている場合とは逆で、羽根車のメカニカルシール側を負圧として液体を羽根車側に流すとともに、羽根車のメカニカルシール側とは逆側を加圧状態(正圧)にすることができる。これにより、ポンプ室側からオイル室側の方向に、メカニカルシールの摺動部を押すように圧力が加わることを抑制することができるので、ポンプ室からオイル室への浸水を抑制することができる。なお、軸方向において、吸込口が羽根車よりもメカニカルシールに近い位置に配置されているので、ポンプ室の加圧状態となる領域からメカニカルシールをより離間させることができるので、効果的に、ポンプ室からオイル室への浸水を抑制することができる。
上記一の局面による水中ポンプにおいて、好ましくは、ポンプ室のうちのオイル室側の部分は、羽根車の回転により負圧になるように構成されている。このように構成すれば、羽根車の回転により発生する負圧により、ポンプ室側からオイル室側の方向に、メカニカルシールの摺動部を押すように圧力が加わることを抑制することができる。このため、ポンプ室からオイル室への浸水を抑制することができる。
上記一の局面による水中ポンプにおいて、好ましくは、ポンプ室から液体を流出させる吐出口をさらに備え、吸込口は、軸方向において、吐出口とは重ならない位置に配置されている。このように構成すれば、軸方向において、吸込口が吐出口と重なる位置にある場合と比較して、吸込口から流入した液体に対して、メカニカルシールから離間する方向(羽根車に向かう軸方向)の流れを効果的に発生させることができる。すなわち、加圧状態となる領域をメカニカルシールからより離間した位置に発生させることができる。その結果、ポンプ室からオイル室への浸水をより効果的に抑制することができる。
この場合、好ましくは、吸込口は、軸方向において、吐出口よりもメカニカルシールに近い位置に配置されている。このように構成すれば、加圧状態となる領域をメカニカルシールから一層離間した位置に発生させることができるので、ポンプ室からオイル室への浸水を一層抑制することができる。
上記一の局面による水中ポンプにおいて、好ましくは、吸込口の開口面積は、軸方向に直交する回転軸の断面の面積よりも大きい。このように構成すれば、比較的大きな吸込口の開口面積を確保することができるので、ポンプ室に効果的に液体を流入させることができる。
上記一の局面による水中ポンプにおいて、好ましくは、吸込口の開口面積は、ブレード部の吸込口側の端部における内径の内側領域の面積と略同じ大きさである。このように構成すれば、羽根車の仕様に適した量の液体を吸込口から流入させることができる。
上記一の局面による水中ポンプにおいて、好ましくは、ポンプ室から液体を流出させる吐出口をさらに備え、吸込口および吐出口は、それぞれ、回転軸の一方側および他方側に配置されている。このように構成すれば、吸込口および吐出口が回転軸の同じ側に配置されている場合と比較して、回転軸の軸方向から見て、吸込口、羽根車、吐出口の順に流れる液体の向きが大きく変わるのを抑制することができる。すなわち、ポンプ室において効率的に液体を流すことができる。
本発明によれば、上記のように、ポンプ室からオイル室への浸水を抑制することが可能な水中ポンプを提供することができる。
一実施形態による水中ポンプの断面形状を示した模式的な側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態]
(水中ポンプの構成)
図1を参照して、本発明の実施形態の水中ポンプ100について説明する。
図1に示すように、水中ポンプ100は、モータ1と、回転軸2と、ポンプ室3と、羽根車4と、オイル室5と、メカニカルシール6とを備えている。また、水中ポンプ100は、ポンプ室3に液体を流入させる吸込口7と、ポンプ室3から液体を流出させる吐出口8とを備えている。水中ポンプ100は、回転軸2が上下方向に延びる縦型の水中ポンプである。
なお、各図において、回転軸2の軸方向、すなわち、上下方向をZ方向として示している。また、Z方向のうち、上方をZ1方向、下方をZ2方向として示している。
モータ1は、外部からの水が浸入しないように、密閉されている。また、モータ1は、回転軸2を介して回転軸2に接続される羽根車4を回転駆動させるように構成されている。詳細には、モータ1は、固定子11と、回転子12とを含んでいる。固定子11は、回転子12の外側(外周側)に配置されている。固定子11は、コイル(図示せず)を有している。また、固定子11は、ケーブルCから電力が供給されることにより、磁界を発生させるように構成されている。回転子12は、回転軸2に取り付けられ、固定子11と対向するように固定子11の内側(内周側)に配置されている。すなわち、モータ1は、インナーロータモータである。また、回転子12は、固定子11からの磁界により回転軸2と共に回転するように構成されている。そして、回転子12は、回転軸2を介して羽根車4を回転駆動させるように構成されている。
回転軸2は、モータ1の駆動により回転するように構成されている。また、回転軸2は、モータ1の駆動力(トルク)を羽根車4に伝えるように構成されている。また、回転軸2は、ベアリング21および22により回転可能に支持されている。また、回転軸2は、モータ1からオイル室5を貫通してポンプ室3まで延びるように配置されている。また、回転軸2のモータ1側の端部(Z1方向側端部)とは逆側の端部(Z2方向側端部)には、羽根車4が取り付けられている。
ポンプ室3には、羽根車4が配置されている。ポンプ室3は、羽根車4の回転駆動に伴って、吸込口7から液体が流入するとともに、吐出口8から液体が流出するように構成されている。
羽根車4は、モータ1により回転駆動される回転軸2に取り付けられている。羽根車4は、基部41と、ブレード部42とを含んでいる。
基部41は、回転軸2に取り付けられており、回転軸2とともに回転するように構成されている。基部41は、回転軸2の軸方向(Z方向)に直交する方向に延びる円板形状を有している。ブレード部42は、回転軸2の軸方向(Z方向)において基部41の吸込口7側(Z1方向側)に設けられている。ブレード部42は、単一または複数の羽根により構成されている。
羽根車4は、回転駆動することにより、回転軸2の軸方向(Z方向)において、羽根車4の吸込口7側(Z1方向側)の付近に負圧を発生させるように構成されている。同時に、羽根車4は、回転軸2の軸方向(Z方向)において、羽根車4の吸込口7側とは逆側(Z2方向側)の付近に正圧を発生させるように構成されている。すなわち、羽根車4は、回転軸2の軸方向(Z方向)において、羽根車4の吸込口7側とは逆側(Z2方向側)の付近を加圧状態にするように構成されている。これにより、羽根車4は、吸込口7から流入した流体を引き込むとともに、吐出口8に向けた流れを発生させている。したがって、ポンプ室3のうちのオイル室5側の部分は、羽根車4の回転により負圧になるように構成されている。
なお、上記負圧および正圧とは、それぞれ、羽根車4と略同等の水深における静水圧を基準水圧として、負圧および正圧であることを意味している。また、回転軸2の軸方向(Z方向)において、羽根車4の吸込口7側(Z1方向側)とは、羽根車4のオイル室5側(メカニカルシール6側)である。
オイル室5は、ポンプ室3とモータ1との間に配置されている。オイル室5には、オイルが充填されている。オイル室5には、メカニカルシール6が配置されている。
メカニカルシール6は、回転軸2の回転に伴い摺動する摺動部6aおよび6bと、固定部材61と、回転部材62と、バネ63とを含んでいる。
摺動部6aは、メカニカルシール6の反負荷側、すなわち、オイル室5のモータ1側(上方側)に設けられている。したがって、摺動部6aは、オイル室5のオイルがモータ1(モータ室)側に流入するのを抑制している。
摺動部6bは、メカニカルシール6の負荷側、すなわち、オイル室5のポンプ室3側(Z2方向側)に設けられている。したがって、摺動部6bは、ポンプ室3の液体がオイル室5に流入するのを抑制している。
固定部材61は、オイル室5の内壁に固定されている。また、固定部材61は、回転軸2を囲むように円環状に形成されている。回転部材62は、回転軸2に取り付けられている。つまり、回転部材62は、回転軸2とともに回転するように構成されている。また、回転部材62は、回転軸2を囲むように円環状に形成されている。また、回転部材62は、バネ63により、固定部材61側に付勢されている。固定部材61および回転部材62は、回転軸2の軸方向に対向するように配置されている。
固定部材61および回転部材62は、それぞれ、固定部材61と回転部材62との間に、摺動面611および621を有している。つまり、摺動部6aおよび6bでは、固定部材61の摺動面611と、回転部材62の摺動面621とが、互いに摺動するように構成されている。また、摺動面611および621の間には、オイル室5内のオイルがわずかに入るように構成されている。これにより、摺動面611および621が潤滑されるとともに、摺動部6aおよび6b(オイル室5)がシールされるように構成されている。
吸込口7(吸込流路)は、回転軸2の軸方向(Z方向)に交差する方向からポンプ室3に液体を流入させるように構成されている。吸込口7は、回転軸2の軸方向(Z方向)において、羽根車4よりもメカニカルシール6に近い位置(Z1方向側の位置)に配置されている。すなわち、回転軸2の軸方向(Z方向)において、吸込口7の上端とメカニカルシール6の下端との間の距離D1は、吸込口7の下端と羽根車4の上端(後述するブレード部42の端部42a)との間の距離D2の距離よりも小さい。
また、吸込口7は、回転軸2の軸方向(Z方向)において、吐出口8とは重ならない位置に配置されている。さらに、吸込口7は、回転軸2の軸方向(Z方向)において、吐出口8よりもメカニカルシール6に近い位置(Z1方向側の位置)に配置されている。
吸込口7の流路断面(図1の破線部分)は、円形状に形成されている。吸込口7の開口面積S1は、回転軸2の軸方向(Z方向)に直交する回転軸2の断面の面積S2よりも大きい。なお、吸込口7の開口面積S1は、吐出口8の開口面積と略同じ大きさを有している。さらに、吸込口7の開口面積S1は、ブレード部42の吸込口7側(Z1方向側)の端部42aにおける内径(羽根車4の液体の取込口)の内側領域の面積S3と略同じ大きさである。
吸込口7および吐出口8は、それぞれ、回転軸2の一方側および他方側に配置されている。すなわち、吸込口7および吐出口8は、回転軸2を挟み込むように配置されており、平面視で(Z方向から見て)、吸込口7と吐出口8との中心線(図示せず)は、略同一直線上に配置されている。
水中ポンプ100には、吸込口7に沿って、ポンプ室3を形成する筐体の内表面から内方に突出するように延びるリブ部9が、吸込口7の羽根車4側に設けられている。リブ部9は、吸込口7から流入した液体を、羽根車4近傍に到達する前に、回転軸2近傍に導いている。このリブ部9により、水中ポンプ100は、羽根車4の略直上(Z1方向側)から羽根車4に向けた液体の流れをポンプ室3に発生させている。
(実施形態の効果)
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、上記のように、回転軸2の軸方向において、メカニカルシール6と羽根車4との間の吸込口7から液体をポンプ室3に流入させるとともに、羽根車4によりメカニカルシール6から離れる方向に液体を流すことができる。すなわち、従来のような吸込口7が羽根車4の直下に配置されている場合とは逆で、羽根車4のメカニカルシール6側を負圧として液体を羽根車4側に流すとともに、羽根車4のメカニカルシール6側とは逆側を加圧状態(正圧)にすることができる。これにより、ポンプ室3側からオイル室5側の方向に、メカニカルシール6の摺動部6bを押すように圧力が加わることを抑制することができるので、ポンプ室3からオイル室5への浸水を抑制することができる。なお、軸方向において、吸込口7が羽根車4よりもメカニカルシール6に近い位置に配置されているので、ポンプ室3の加圧状態となる領域からメカニカルシール6をより離間させることができるので、効果的に、ポンプ室3からオイル室5への浸水を抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、ポンプ室3のうちのオイル室側の部分は、羽根車4の回転により負圧になるように構成されている。これにより、羽根車4の回転により発生する負圧により、ポンプ室3側からオイル室5側の方向に、メカニカルシール6の摺動部6bを押すような圧力が加わることを抑制することができる。このため、ポンプ室3からオイル室5への浸水を抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、ポンプ室3から液体を流出させる吐出口8をさらに備え、吸込口7は、軸方向において、吐出口8とは重ならない位置に配置されている。これにより、軸方向において、吸込口7が吐出口8と重なる位置にある場合と比較して、吸込口7から流入した液体に対して、メカニカルシール6から離間する方向(羽根車4に向かう軸方向)の流れを効果的に発生させることができる。すなわち、加圧状態となる領域をメカニカルシール6からより離間した位置に発生させることができる。その結果、ポンプ室3からオイル室5への浸水をより効果的に抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、吸込口7は、軸方向において、吐出口8よりもメカニカルシール6に近い位置に配置されている。これにより、加圧状態となる領域をメカニカルシール6から一層離間した位置に発生させることができるので、ポンプ室3からオイル室5への浸水を一層抑制することができる。
本実施形態では、上記のように、吸込口7の開口面積は、軸方向に直交する回転軸2の断面の面積よりも大きい。これにより、比較的大きな吸込口7の開口面積を確保することができるので、ポンプ室3に効果的に液体を流入させることができる。
本実施形態では、上記のように、吸込口7の開口面積は、ブレード部42の吸込口7側の端部42aにおける内径の内側領域の面積と略同じ大きさである。これにより、羽根車4の仕様に適した量の液体を吸込口7から流入させることができる。
本実施形態では、上記のように、ポンプ室3から液体を流出させる吐出口8をさらに備え、吸込口7および吐出口8は、それぞれ、回転軸2の一方側および他方側に配置されている。これにより、吸込口7および吐出口8が回転軸2の同じ側に配置されている場合と比較して、回転軸2の軸方向から見て、吸込口7、羽根車4、吐出口8の順に流れる液体の向きが大きく変わるのを抑制することができる。すなわち、ポンプ室3において効率的に液体を流すことができる。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、吸込口の形状を円形にした例を示したが本発明はこれに限らない。本発明では、吸込口の形状を矩形状などの円形以外の形状としてもよい。
また、上記実施形態では、回転軸の軸方向において、吐出口と吸込口とが互いに重ならないように構成した例を示したが本発明はこれに限らない。本発明では、吐出口と吸込口とが互いに重なっていてもよい。
また、上記実施形態では、吸込口と吐出口との中心線(図示せず)は、平面視で(Z方向から見て)、略同一直線上に配置されている例を示したが本発明はこれに限らない。本発明では、平面視で(Z方向から見て)異なる直線上に配置されていてもよい。したがって、たとえば、平面視で(Z方向から見て)、吸込口と吐出口とは重なるように配置されていてもよい。
また、吸込口の開口面積は、上記実施形態において説明したものに限られない。
また、上記実施形態では、回転軸が上下方向に延びるように配置された縦型の水中ポンプに本発明を適用する例を示したが本発明はこれに限らない。回転軸が水平方向に延びるように配置された横型の水中電動ポンプに本発明を適用してもよい。この際、吸込口は下方側に配置するのが好ましい。
1 モータ
2 回転軸
3 ポンプ室
4 羽根車
5 オイル室
6 メカニカルシール
6a、6b 摺動部
7 吸込口
8 吐出口
41 基部
42 ブレード部
42a (ブレード部の吸込口側の)端部
100 水中ポンプ

Claims (7)

  1. モータと、
    ポンプ室に液体を流入させる吸込口と、
    前記モータにより回転駆動される回転軸に取り付けられた基部と、前記回転軸の軸方向において前記基部の前記吸込口側に設けられたブレード部とを含み、前記ポンプ室に配置された羽根車と、
    前記回転軸の回転に伴い摺動する摺動部を含み、前記ポンプ室と前記モータとの間のオイル室に配置されたメカニカルシールと、
    前記軸方向の幅が一定でかつ、前記軸方向と直交する方向に前記吸込口から前記回転軸側の端部まで直線状に延びる吸込み流路を形成する、リブ部と、を備え、
    前記吸込口は、前記軸方向に交差する方向から前記ポンプ室に液体を流入させるように構成されており、前記軸方向において、前記羽根車よりも前記メカニカルシールに近い位置に配置され
    前記軸方向において、前記吸込口の上端は、前記メカニカルシールの下端よりも下方側に配置され、
    前記軸方向と直交する方向において、前記リブ部の前記回転軸側の端部は、前記ブレード部の回転軸側の端部よりも前記吸込口側に配置されている、水中ポンプ。
  2. 前記ポンプ室のうちの前記オイル室側の部分は、前記羽根車の回転により負圧になるように構成されている、請求項1に記載の水中ポンプ。
  3. 前記ポンプ室から液体を流出させる吐出口をさらに備え、
    前記吸込口は、前記軸方向において、前記吐出口とは重ならない位置に配置されている、請求項1または2に記載の水中ポンプ。
  4. 前記吸込口は、前記軸方向において、前記吐出口よりも前記メカニカルシールに近い位置に配置されている、請求項3に記載の水中ポンプ。
  5. 前記吸込口の開口面積は、前記軸方向に直交する前記回転軸の断面の面積よりも大きい、請求項1~4のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  6. 前記吸込口の開口面積は、前記ブレード部の前記吸込口側の端部における内径の内側領域の面積と略同じ大きさである、請求項1~5のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  7. 前記ポンプ室から液体を流出させる吐出口をさらに備え、
    前記吸込口および前記吐出口は、それぞれ、前記回転軸の一方側および他方側に配置されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
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