JP7158911B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録材を案内する経路を選択的に切り替えるための切替部材と、装置本体に対して挿抜可能なユニットと、を有する複写機やプリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、記録材を案内する経路を選択的に切り替えるためのフラッパと、装置本体に対して挿抜可能な定着装置と、を有する複写機やプリンタ等の画像形成装置が提案されている。この種のフラッパと挿抜可能な定着装置の関係が適用された画像形成装置としては、例えば特許文献2に記載のようなものが知られている。また、特許文献1には、装置本体に対して挿抜可能な定着装置を有する画像形成装置が記載されている。
すなわち、交換性、紙詰まり時(JAM時)の操作性を鑑みて、画像形成装置本体から挿抜する定着装置や開閉するユニットをストレスなく付け外せることが求められている。
特許文献2に記載された構成について、図17及び図18を用いて説明する。図17及び図18に示すように、扉200は、画像形成装置に対して開閉可能に設けられている。紙詰まりの処理や定着装置の交換の際に、扉200を図18中の破線で示すように開放する。すると、この扉200の開放動作に伴って、定着装置201の記録材搬送方向下流側にあるフラッパ202が、扉200が有する突き当て部200aの規制から自由となり、退避ポジションになる。これにより、定着装置201を挿抜する際にフラッパ202に接触せずにその挿抜が可能になる。
特開2016-75752号公報 特開2014-130376号公報
一方、設置スペースや物流時の省エネのために、画像形成装置本体のサイズを小さくすることや部品構成を簡易化することで画像形成装置本体の重量を下げることなどが求められている。
しかしながら、特許文献2に記載されているように、扉200を開放するとフラッパ202が退避ポジションになる構成の場合、扉200にフラッパ202を突き当てるための突き当て部200aが必要である。特にフラッパが画像形成装置本体の奥まった位置に配置される場合などでは、その突き当て部も画像形成装置本体の奥まった位置に配置する必要がある。
すなわち、特許文献2の構成では、フラッパ202に突き当てるための突き当て部200aを備える扉200の回動軌跡が大きくなり、画像形成装置本体のサイズが大きくなってしまう。また回動軌跡を小さくするために複雑なリンク構成を用いて回動させると多くの部品が必要となってしまい、画像形成装置の重量の増加を招いてしまう。
本発明の目的は、画像形成装置本体のサイズや重量の増加を抑制することである。
上記目的を達成するため、本発明は、記録材に画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、前記装置本体に対して取り外し可能に装着されたユニットと前記装置本体に回動可能に設けられ、前記装置本体に装着された前記ユニットの内部に侵入した状態で、記録材を案内する経路を選択的に切り替えるための切替部材と、有する画像形成装置であって、前記装置本体に設けられ、前記ユニットを前記装置本体から取り外す過程で、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させる退避手段を有し、前記退避手段は、前記切替部材に対して当接又は離間可能に設けられ、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させる方向に付勢されており、前記ユニットが前記装置本体に対して装着されている状態では、前記ユニットが当接することによって、付勢力に抗して前記切替部材から離間されており、前記ユニットを前記装置本体から取り外す過程で、前記ユニットと前記退避手段の当接状態が解除されることで、前記退避手段を付勢する付勢力により前記退避手段が前記切替部材に当接するようになり、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体のサイズや重量の増加を抑制することができる。
画像形成装置の一例を示す概略断面図 画像形成装置の右扉を開いた概略図 定着装置の概略図 定着装置の圧力付与機構の斜視図 定着装置の圧力付与機構の断面図 定着装置の斜視図 定着装置に具備されたフラッパ突き当て構成部品図 定着装置の挿抜機構の概略構成図 画像形成装置の排紙反転部の構成部品図 画像形成装置のフラッパ回動リンク機構部品図 定着装置を引き抜く過程での排紙反転部の構成部品図 (a)は定着装置が装着された状態の挿入リンク周辺の斜視図、(b)は定着装置を抜く過程での挿入リンク周辺の斜視図 定着装置を抜いた状態の排紙反転部の構成部品図 (a)、(b)は定着装置を装置本体に挿抜する様子を示す図 (a)~(c)は装置前側から見たフラッパの動きを示す図 (a)~(c)は装置後側から見たフラッパの動きを示す図 従来技術の説明図 従来技術の説明図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
まず、図1及び図2を参照して、本発明が適用される画像形成装置の全体構成について、概略的に説明する。図1は画像形成装置の一例を示す概略断面図である。図2は図1に示す画像形成装置の右扉を開いた概略断面図である。ここで、図1に示す画像形成装置を図1の紙面に直交する方向から見て、図1の紙面手前側を装置前側、図1の紙面奥側を装置後側とする。
図1に示すように、画像形成装置100は、紙等の記録材Pに画像を形成する画像形成部11を有する装置本体101と、装置本体101から取り外し可能な記録材Pに画像を定着させる定着装置30と、を有する。装置本体101は、記録材Pを案内する経路(搬送パス)を選択的に切り替えるための切替部材としてのフラッパ40を有している。切替部材としてのフラッパ40は、前記装置本体101に回動可能に設けられている。本実施例における定着装置30は、装置本体101に対して取り外し可能に装着されたユニットである。定着装置30の装置本体101に対する挿抜方向Ya,Ybのうち、抜去方向はYa、挿入方向はYbである(図2参照)。
画像形成部11は、中間転写ベルト11aに沿って、感光ドラムを備えたプロセスカートリッジ11Y、11M、11C、11Kが配置されている。プロセスカートリッジ11Yでは、感光ドラムにイエロートナー像が形成されて、中間転写ベルト11aに一次転写される。プロセスカートリッジ11Mでは、感光ドラムにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト11aのイエロートナー像に重ねて一次転写される。プロセスカートリッジ11C、11Kでは、それぞれ感光ドラムにシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、同様に中間転写ベルト11aのトナー像に位置を重ねて順次一次転写される。
一方、給紙部10から給紙された記録材Pは、転写部12の手前で待機し、中間転写ベルト11aのトナー像にタイミングを合わせて、転写部12へ送りだされる。
中間転写ベルト11aに担持された四色のトナー像は、転写部12へ搬送され、中間転写ベルト11aに重ねて転写部12を挟持搬送される記録材Pへ一括転写される。その後、記録材Pは、定着装置30を通過することで記録材Pにトナー像が加熱定着され、片面印刷のみの場合は排紙ローラ13から排紙される。排紙ローラ13から排紙される場合、フラッパ40は、図1に破線で示すように排紙ローラ13方向へ搬送パスを切り替え、記録材Pがフラッパ40下を通過する。両面印刷の場合は、図1に実線で示すように反転ローラ14方向へ搬送パスを切り替えられたフラッパ40を記録材Pの先端が通過した後、記録材Pの後端が反転ポイントBに到達するまで反転ローラ14は記録材Pを反転パス141方向へ搬送する。その後、後述する切替機構により、フラッパ40は両面搬送ローラ15方向へ向きを切り替えられる。ここで反転ローラ14は回転方向を逆転させることで、前述の記録材Pの後端を先頭に記録材Pはスイッチバックされ、フラッパ40上を通過して両面搬送ローラ15方向へ搬送される。そして記録材Pは、両面搬送路16を通過し、再び画像形成部11、転写部12、定着装置30を通過する。排紙ローラ13は、定着装置30よりも記録材の搬送方向下流側に設けられ、記録材を排出する排出手段である。反転ローラ14は、定着装置30よりも記録材の搬送方向下流側に設けられ、回転方向を逆転させることで記録材を反転搬送する反転手段である。
ここで本実施例においては、両面搬送ローラ15方向へ記録材Pを搬送する際のフラッパ40の姿勢と排紙ローラ13方向へ記録材を搬送する際のフラッパ40の姿勢とは図1に破線で示すように同じである。このため、この時点でフラッパ40の姿勢切り替え動作は不要である。そのため、定着装置30を通過した記録材Pがフラッパ40に到達し排紙ローラ13方向に向かい排紙される。
ここで前記転写部12と両面搬送路16を含んだ右扉ユニット60は、画像形成装置本体101に対して右扉回動中心61を中心に開閉が可能に構成されている。図2に示すように、右扉ユニット60を装置本体に対して開状態にすることで、紙詰まり時には転写部周辺に残った記録材を取り除くことが可能になる。更に定着装置30は抜去方向Yaに画像形成装置本体101から取り外すことが可能となり、定着装置30に挟まった記録材Pを取り除きやすくなる。
ところで、操作パネル80は、例えば紙詰まり時のユーザーへの操作案内や、各種画像形成装置の設定を行う。操作パネル80は、ユーザーへの視認性やスペースを効率良く利用するために排紙ローラ13や反転ローラ14を含む排紙反転部の右側に、すなわち右扉ユニット60の上に配置されている。操作パネル80が右扉ユニット60と共に回転してしまうと視認性を悪化させてしまうため、操作パネル80は画像形成装置本体101に固定配置されている。これによって排紙ローラ13や反転ローラ14を含む排紙反転部も画像形成装置本体に固定配置している。
[定着装置の概略構成]
次に、図3、図4及び図5を参照して、前記画像形成装置本体に対して着脱可能なユニットである定着装置30について説明する。図3は画像形成装置における定着装置の概略図である。図4(a)、図4(b)は定着装置の圧力付与機構の斜視図である。図5は定着装置の圧力付与機構の断面図である。
この定着装置30は、図3に示すように、加熱回転体としての加熱フィルムアセンブリ302と、加熱フィルムアセンブリ302に圧接される加圧回転体である圧接ローラ303とを有している。定着装置30は、加熱フィルムアセンブリ302と圧接ローラ303により、トナー像を有する記録材Pを加熱しながら狭持搬送して定着を行うものである。加熱フィルムアセンブリ302と圧接ローラ303のニップ部Nに対して記録材搬送方向上流側には、前記ニップ部に記録材を案内するための入口ガイド317が配置されている。前記ニップ部Nに対して記録材搬送方向下流側には、定着排紙ガイド310と定着反転ガイド311が配置されている。定着排紙ガイド310は、前記ニップ部Nから排紙ローラ13方向へ記録材Pを案内するための第一案内部材である。定着反転ガイド311は、前記ニップ部から前記反転ローラ14方向へ記録材Pを案内しつつ、スイッチバックした記録材Pを両面搬送ローラ15方向へ案内するための第二案内部材である。定着反転ガイド311は、定着装置を装置本体に装着又は挿入する方向(図2の矢印Yb方向)において定着排紙ガイド310より上流側に、定着排紙ガイド310に対向して設けられている。前記定着反転ガイド311の両面搬送路16を挟んだ対向側には定着反転上ガイド312が配置されている。
<加圧構成>
図4(a)及び図4(b)に示すように、圧接ローラ303の両端部は定着装置30内に固定された定着側板339に取り付けられた軸受部(不図示)に回転可能にそれぞれ支持されている。加熱部材としての加熱フィルムアセンブリ302は圧接ローラ303との圧接方向に移動可能に定着側板339によって支持されている。この加熱フィルムアセンブリ302のフィルム規制部材337を加圧板(圧力付与機構の一部)322,323で加圧することにより定着ニップ部を形成する。加圧板322,323の一端部は定着側板339に取り付けられたサポートフレーム324,325の穴341,351(図5)に掛けてある。この穴341、351を回転中心に加圧板322,323を回転させながらフィルム規制部材337を加圧する加圧バネ(圧力付与機構の一部)340がサポートフレーム324,325と加圧板322,323との間に設けられている。
ここで、一般的にトナー像を有する記録材Pを加熱しながら挟持搬送するためには大きな圧力をニップ部に付与する必要があり、一方で紙詰まり処理時にニップ部に挟まった記録材Pをユーザーが取り除く場合にはニップ部の圧力を下げる必要がある。
そのために定着装置30は、定着ニップ部に掛かる圧力を変更する圧力変更機構を有している。圧力変更機構は、圧力付与機構に作用するカム部材としてのカム328,329を有しており、カム328,329の回動により圧力付与機構の一部である加圧板322,323に作用して、定着ニップ部Nに掛かる圧力を下げることができる。
前記圧力付与機構に作用するカム部材としてのカム328,329は、カム回転軸350に対して両側に固定されていて、カム回転軸350の片側には回転軸に駆動を伝達するギア315を有している。
また、圧接ローラ303を駆動するためのギア314を有しており、画像形成装置本体101に設けられた駆動源としてのモータ(不図示)からの駆動力が、前記ギア315,341に伝達されるように構成されている。
前述したようにトナー像を有する記録材Pを加熱しながら挟持搬送するためには大きな圧力をニップ部に付与する必要がある。図5に示すように、圧力を効率良く出すためにニップ部Nと加圧板322,323の回転中心までの距離L1に対して加圧バネ340と加圧板322,323の回転中心までの距離L2を長くとる必要がある(L2>L1)。さらには紙詰まり処理時のニップ部Nの圧力を効率的に下げるためには加圧板322,323の回転中心からカム328,329の当接位置までの距離L3を更に長くとる必要性がある(L3>L2)。
すなわちニップ部Nからカム328,329のカム回転軸350の位置は離れた場所に配置する必要が出てくる。
〈加熱フィルムアセンブリ端部冷却〉
ここで加熱フィルムアセンブリ302の長手方向の長さに対して幅が狭い記録材Pを連続的に通紙した場合、加熱フィルムアセンブリ302の記録材Pが通るエリアは常に、連続的に通過する記録材Pによって熱を奪われる。しかし、加熱フィルムアセンブリ302の記録材Pが通らない非通紙エリアは熱が蓄積されてしまうため、冷却をする必要がある。そのために図6に示すように前カバー354には加熱フィルムアセンブリ302の非通紙エリアを冷却するための風穴である前カバールーバー354Hが設けられている。
ここでカム回転軸350は前述した加熱フィルムアセンブリ302の非通紙エリアを冷却するエアー経路を邪魔しない位置に配置する必要があるため、必然的に図3の左上方向、すなわち排紙ローラ13近傍に配置する必要がある。
前述の定着排紙ガイド310は排紙ローラ13方向へ進む記録材Pがひっかからないようにカム回転軸350を覆うように配置している。
〈フラッパ突き当て部〉
図7に定着装置30に具備された、フラッパ40を突き当てるための構成部品を記す。
定着反転ガイド311の長手方向の両端には、カム回転軸350に向かって伸びているフラッパ押し上げ部311Rと挿入リンク押し上げ部311Fがそれぞれ設けられている。フラッパ押し上げ部311Rは、長手方向一方側(装置後側)に設けられ、後述するフラッパ40の突き当て部402を押し上げて、定着ニップ部から搬送されてくる記録材Pを排紙ローラ13方向へ搬送パスを向けるべく配置されている。挿入リンク押し上げ部311Fは、長手方向他方側(装置前側)に設けられ、後述するユニット挿入リンク90を押し上げるべく配置されている。
またカム回転軸350上にはフラッパ40を反転ローラ14方向へ搬送パスを向けるべく、後述する駆動源によって回転可能に設けられたフラッパリンク360が前述のフラッパ押し上げ部311Rの外側に設けられている。
[定着装置の着脱機構]
次に、図8を参照して、前記定着装置30の画像形成装置本体101に対する着脱機構の概略構成について説明する。
画像形成装置本体101には、定着装置30の位置決めピン330を支持する一対の着脱ガイドとしての本体フレーム水平案内部112,122が配置されている。本体フレーム水平案内部112,122は、本体フレーム110,120に水平に設けられている。本体フレーム110,120には、本体フレーム水平案内部112,122と同様に、定着装置30の案内ガイド部355を案内する定着レール114が水平に設けられている。定着装置30は、位置決めピン330が本体フレーム水平案内部112,122に案内され、同様に案内ガイド部355が定着レール114に案内されることで、一定の姿勢を保ちながら挿抜方向Ya,Ybに移動可能となる。
〈排紙反転部の構成〉
次に画像形成装置本体101に固定配置された排紙反転部、および挿抜可能に配置された定着装置30の定着排紙ガイド310、定着反転ガイド311、定着反転上ガイド312の配置を図9に示す。図9は、装置前側から見て、定着装置30が画像形成装置本体101に装着された状態であり、フラッパ40が図1の破線で示す位置に切り替えられた状態を示す。図9に示すフラッパ40の位置は、定着装置を通過した記録材を排紙ローラ方向に案内する位置、及び反転ローラの逆転により搬送される記録材を両面搬送ローラ方向に案内する位置である。図14(a)は、装置後側から見て、定着装置30が画像形成装置本体101に装着された状態であり、フラッパ40が図1の実線で示す位置に切り替えられた状態を示す。図14(a)に示すフラッパ40の位置は、定着装置を通過した記録材を反転ローラ方向に案内する位置である。なお、図14(a)には、装置本体101に装着した状態の定着装置30の全体を示している。
切替部材としてのフラッパ40は、排紙反転ガイド51にフラッパ回動軸41を介して一定の角度を回動可能に配置されている。排紙反転ガイド51は排紙反転フレーム52に固定配置されている。フラッパ40は、付勢バネ(付勢部材)の付勢力によりフラッパ回動軸41を中心に図9に示す矢印E方向に常に付勢されている。フラッパ40は、定着装置が画像形成装置本体に装着される過程で、フラッパ40の装置後側に設けられたフラッパ突き当て部402が定着反転ガイド311のフラッパ押し上げ部311Rに突き当たることで、図9に示す矢印E方向とは反対方向に回動される。このため、フラッパ40は、図9に示すように定着装置が画像形成装置本体に装着された状態では、排紙ローラ13方向への搬送パス方向の姿勢が定まる。このときのフラッパ40は、図9に示す位置であり、図1の破線で示す第一案内位置に位置する。このため、定着装置のニップ部を通過した記録材は、前記第一案内位置のフラッパ40の一方の面と定着排紙ガイド310の間の第一搬送経路を通って第一の方向である排紙ローラ13方向へ案内される。
前記第一案内位置におけるフラッパ40は、挿抜方向Ya,Ybに対して交差する方向において、その先端部401が定着装置における定着排紙ガイド310の最上点の挿抜軌跡310Tから定着装置の内部にオーバーラップ量Tだけ侵入した状態となっている。図9に示すオーバーラップ量Tは、前記第一案内位置に位置するフラッパ40が、挿抜方向Ya,Ybに対して交差する方向において、その先端部401が定着装置の挿抜軌跡310Tから定着装置の内部に侵入した量である。
またこの時、フラッパ40の先端部401は定着装置30のニップ部から出てくる記録材Pの先端がひっかからないように、図9に示すように定着反転ガイド311に対してオーバーラップするように設定されている。なお、定着装置が画像形成装置本体に装着される過程で、定着装置の定着排紙ガイド310の最上点が、後述する退避ポジションに退避されたフラッパ40の先端部401の下を通過する。その後、前述したように、定着装置のフラッパ押し上げ部311Rがフラッパ突き当て部402に突き当たる。これにより、退避ポジションにあったフラッパ40が回動され、その先端部401が定着排紙ガイド310の最上点の挿抜軌跡310Tから定着装置の内部にオーバーラップ量Tだけ侵入した状態となる。そして、定着装置の装着が完了した状態では、フラッパ40の先端部401は、図9に示すように定着反転ガイド311に対してオーバーラップされている。また定着装置30の定着排紙ガイド310は前述したようにカム回転軸350を覆うように配置されている。
一方、フラッパ40は、図14(a)に示すように定着装置が画像形成装置本体に装着された状態において、後述するソレノイド70により反転ローラ14方向に切り替えられている。このときのフラッパ40は、図1の実線で示す第二案内位置に切り替えられる。このため、定着装置のニップ部を通過した記録材は、前記第二案内位置のフラッパ40の他方の面と定着反転ガイド311の間の第二搬送経路を通って前記第一の方向とは異なる第二の方向である反転ローラ14方向へ案内される。
また、図14(a)に示す第二案内位置に切り替えられたフラッパ40は、図9に示す第一案内位置に比べて、図9に示す矢印E方向とは反対方向に更に回動されている。このため、フラッパ40は、第一案内位置に比べて、その先端部401が定着装置の内部に更に侵入した状態となる。すなわち、第二案内位置のフラッパ40は、挿抜方向Ya,Ybに対して交差する方向において、その先端部401が定着装置における定着排紙ガイド310の最上点の挿抜軌跡310Tから定着装置の内部にオーバーラップ量Tmaxだけ侵入した状態となる。図14(a)に示すオーバーラップ量Tmaxは、フラッパ40が図1に示す実線位置に位置し、挿抜方向Ya,Ybに対して交差する方向において、その先端部401が定着装置の挿抜軌跡310Tから定着装置の内部に侵入した量である。図9に示す第一案内位置のフラッパ40と図14(a)に示す第二案内位置のフラッパ40の定着装置の内部に対する侵入量の関係は、T<Tmaxとなる。すなわち、フラッパ40は、図9に示す第一案内位置に比べて、図14(a)に示す第二案内位置の方が、定着装置の挿抜軌跡310Tに対して、より定着装置の内部に侵入した状態となり、オーバーラップ量Tmaxは、フラッパ40の最大の侵入量である。
図10に画像形成装置本体101の裏側から見たフラッパを回動させるためのリンク機構を示す。以下に説明するリンク機構は、装置本体101に装着された定着装置30の内部に先端部401が侵入した状態のフラッパ40を、記録材を案内する経路(搬送パス)に選択的に切り替える切替機構である。リンク機構は、後述するソレノイド70、ソレノイドリンク71、フラッパリンク360などにより構成されている。
画像形成装置本体101に固定配置されたソレノイド70を電気的な信号により吸引させると、ソレノイドリンク71が回動し、フラッパリンク360の一端を押し下げ、もう一端のフラッパリンク先端部361がフラッパ突き当て部402を押し上げる。これによりフラッパ40は反転ローラ14方向への搬送パス方向の姿勢が定まる。
ここでソレノイド70の電気信号を止めることで吸引を止め、フラッパ40は前述した不図示の付勢バネの付勢力により排紙ローラ13方向へ紙搬送パス方向の姿勢へ戻される。
〈定着装置の取り外し〉
次に定着装置30を画像形成装置本体101から取り外す過程を図11、図14(b)に示す。なお、図11には、定着装置30の定着排紙ガイド310、定着反転ガイド311、定着反転上ガイド312を図示している。図14(b)には、装置本体101から定着装置30を取り出す過程における定着装置30の全体を示している。
図11、図14(b)に示すように、定着装置30を画像形成装置本体101から取り外す過程で、フラッパ40の突き当て部402は定着反転ガイド311のフラッパ押し上げ部311Rから解放される。このため、フラッパ40はフラッパ先端部401が定着排紙ガイド310に対して、挿抜方向Yに対して交差する方向においてオーバーラップしない角度まで回転が可能になる。
ソレノイド70やモータなどの駆動源はその束線をなるべく短くし効率良く配置するために、電気基盤周辺エリアに配置することが一般的である。すなわち本実施例においては電気基盤を画像形成装置の後側に配置しているため、ソレノイド70も装置後側に配置している。そのため、比較的スペースの狭い装置後側エリアではソレノイド70もなるべく小さくすることが求められている。また一般的にソレノイドの吸引力は内蔵されているコイルの巻き数によって変わるため、ソレノイド自身のサイズを小さくするためには必要な吸引力を小さくする必要がある。
本実施例において前述のソレノイド70のサイズをより小さく抑え、本体サイズを効率的に小さくするために、吸引する時の必要吸引力を抑えるべくフラッパ40に付与する付勢バネによるフラッパ付勢力(矢印E方向の力)を小さくしている。そのため、フラッパ先端部401が定着排紙ガイド310に対して、挿抜方向Yに対して交差する方向においてオーバーラップしない角度、すなわち水平に近い角度までの付勢力を付勢バネに設定していない。
装置本体101の装置前側には、退避手段としてのユニット挿入リンク90を設けている。ユニット挿入リンク90は、フラッパ40に対して当接又は離間可能に設けられている。ユニット挿入リンク90は、フラッパ40を定着装置の装着領域の外側に退避させる方向(図12(a)の矢印F方向)に付勢されている。ユニット挿入リンク90は、定着装置30を装置本体101から引き抜いた際に、フラッパ40をその先端部401が定着排紙ガイド310に対して挿抜方向Yに対して交差する方向においてオーバーラップしない角度まで確実に持ち上げる。すなわち、ユニット挿入リンク90は、定着装置を前記装置本体から取り外す過程で、フラッパ40を装置本体における定着装置の装着領域の外側に退避させる退避手段である。ユニット挿入リンク90は、記録材の搬送方向と直交する幅方向において、記録材の搬送領域の外側に設けられている。ここで、定着装置の装着領域とは、図14(b)に示すように、定着排紙ガイド310の挿抜方向Ya,Ybにおける最上点の挿抜軌跡310Tから定着装置の下端部までの領域30Tである。フラッパ40を退避させる装着領域の外側とは、この装着領域30Tの外側である。さらに詳しくは、フラッパ40を退避させる装着領域の外側とは、図14(b)に示すように、定着排紙ガイド310の挿抜方向Ya,Ybにおける最上点の挿抜軌跡310Tの外側(上側)である。フラッパ40のフラッパ先端部401は、定着排紙ガイド310に対して、挿抜方向Ya,Ybに対して交差する方向においてオーバーラップしない位置まで退避される。
図12(a)に、定着装置30が画像形成装置本体101に装着されたときのユニット挿入リンク90周辺の斜視図を示す。図12(b)に、定着装置を画像形成装置本体から引き抜く過程の図11の定着装置30の位置における、定着反転ガイド311の前側に配置されたユニット挿入リンク90周辺の斜視図を示す。また、図15(a)および図16(a)に定着装置を画像形成装置本体から引き抜く過程のユニット挿入リンクを示す。図15(b)~(c)および図16(b)~(c)に定着装置が画像形成装置本体に装着されたときのユニット挿入リンクを示す。また、図15(a)~(c)は装置前側、図16(a)~(c)は装置後側の状態を示す。ここで、装置後側とは、図7に示す定着反転ガイド311において、フラッパ押し上げ部311Rが設けられた長手方向一方側である。装置前側とは、図7に示す定着反転ガイド311において、挿入リンク押し上げ部311Fが設けられた長手方向他方側である。
図12(a)、(b)に示すようにユニット挿入リンク90はフラッパ回動軸41を中心に所定角度の範囲で回動可能に配置され、常に矢印F方向の付勢力が働いている。ユニット挿入リンク90は、フラッパ40に対して当接又は離間可能に設けられている。具体的には、ユニット挿入リンク90が回動されることで、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91が、フラッパ40のフラッパ退避突き当て部403に対して当接又は離間する。
定着装置を画像形成装置本体から引き抜く過程において、図15(a)に示すように、ユニット挿入リンク90が定着装置の挿入リンク押し上げ部311Fから外れる。これにより、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91が、不図示の付勢力によってフラッパ40のフラッパ退避突き当て部403に当接し、フラッパ40を押し上げる。これにより、図14(b)に示すように、フラッパ40は、定着装置の装着領域30Tの外側に退避される。
一方、定着装置が画像形成装置本体に装着された状態において、図15(b)及び図15(c)に示すように、ユニット挿入リンク90が定着装置の挿入リンク押し上げ部311Fによって押し上げられている。これにより、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91が、フラッパ40のフラッパ退避突き当て部403から離間されている。
また、定着装置を装置本体に装着した時、図16(c)に示すように、フラッパ押し上げ部311Rがフラッパ40の突き当て部402を押し上げる。これにより、フラッパ40が、定着装置のニップ部を通過した記録材を排紙ローラ方向へ案内する第一案内位置(図1に示す破線位置)に切り替えられる。定着装置のニップ部を通過した記録材は、前記第一案内位置のフラッパ40の一方の面と定着排紙ガイド310の間の第一搬送経路を通って第一の方向である排紙ローラ13方向へ案内される。このとき、図15(c)に示すように、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91は、フラッパ40のフラッパ退避突き当て部403から離間されている。
さらに定着装置が装置本体に装着された状態において、図16(b)に示すように、ソレノイド70(図10参照)によりソレノイドリンク71が回動されることで、定着装置に具備したフラッパリンク360が、フラッパ40の突き当て部402を押し上げる。これにより、フラッパ40が、定着装置のニップ部を通過した記録材を反転ローラ方向へ案内する第二案内位置(図1に示す実線位置)に切り替えられる。定着装置のニップ部を通過した記録材は、前記第二案内位置のフラッパ40の他方の面と定着反転ガイド311の間の第二搬送経路を通って第二の方向である反転ローラ14方向へ案内される。このとき、図15(b)に示すように、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91は、フラッパ40のフラッパ退避突き当て部403から離間されている。
また、反転ローラ14方向へ案内された記録材は、その後端が図1に示す反転ポイントBに到達するまで反転ローラ14により反転パス141方向へ搬送される。記録材の後端が前記反転ポイントBに到達した後、フラッパ40が、前記第一案内位置(図1に示す破線位置)に切り替えられる。ここで反転ローラ14は回転方向を逆転させることで、前述の記録材Pの後端を先頭に記録材Pは反転搬送され、フラッパ40上を通過して両面搬送ローラ15方向へ搬送される。このとき、図15(c)に示すように、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91は、フラッパ40のフラッパ退避突き当て部403から離間されている。
また、定着装置を装置本体から取り外す過程において、図16(a)に示すように、フラッパ40の突き当て部402が定着装置のフラッパ押し上げ部311Rから解放される。これにより、フラッパ40はフラッパ先端部401が定着排紙ガイド310に対して、挿抜方向Ya,Yb(図14(b)参照)に対して交差する方向においてオーバーラップしない角度まで回動が可能になる。さらに定着装置を装置本体から取り外す過程において、図15(a)に示すように、ユニット挿入リンク90が定着装置の挿入リンク押し上げ部311Fから外れる。これにより、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91が、不図示の付勢力によってフラッパ40のフラッパ退避突き当て部403に当接し、前記回動が可能なったフラッパ40を押し上げる。このとき、フラッパ40は、図14(b)に示すように、定着装置の装着領域30Tの外側に退避される。すなわち、フラッパ40のフラッパ先端部401は、定着排紙ガイド310の最上点の挿抜軌跡310Tの上側に退避される。
図12(a)に示すように定着装置30が画像形成装置本体101に装着された状態では、定着装置側の挿入リンク押し上げ部311Fが装置本体側のユニット挿入リンク90に当接する。そして、挿入リンク押し上げ部311Fがユニット挿入リンク90を矢印F方向の付勢力に対向する方向に押し上げている。これにより、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91とフラッパ40のフラッパ退避突き当て部403とが離間した状態となり、ユニット挿入リンク90に作用している矢印F方向の付勢力がフラッパ40には伝達されない。また定着装置が装置本体に装着された状態において、ソレノイド70を吸引させ反転ローラ14方向へフラッパ40の姿勢を変更した際も、挿入リンク突き当て部91とフラッパ40のフラッパ退避突き当て部403とが離間した状態になるように配置されている。そのため、ユニット挿入リンク90に作用している矢印F方向の付勢力がフラッパ40には伝達されない。
これによりソレノイド70の必要吸引力に、ユニット挿入リンク90に作用している矢印F方向の付勢力は影響しないため、ソレノイド70のサイズをより小さく抑えることが可能となる。
次に図12(b)に示すように、定着装置30を装置本体から引き抜く過程で、ユニット挿入リンク90は挿入リンク押し上げ部311Fから解放される。すると、ユニット挿入リンク90に作用している矢印F方向の付勢力によって、ユニット挿入リンク90の挿入リンク突き当て部91がフラッパ40のフラッパ退避突き当て部403に当接し、フラッパ40を矢印F方向に押し上げる。さらには前記付勢力によって排紙反転フレーム52の排紙反転フレーム突き当て部521にフラッパ40が突き当たることで、フラッパ40の退避姿勢が決まる。
このフラッパ40の退避姿勢状態、すなわち定着装置30を画像形成装置本体101から引き抜いた状態を図13に示す。
フラッパ40のフラッパ先端部401は図13に示した定着排紙ガイド310の挿抜方向Yにおける最上点の挿抜軌跡310Tよりも十分に退避している。すなわち、フラッパ40は、装置本体における定着装置30の装着領域30T(図14(b)参照)の外側に退避している。したがって、定着装置30を挿抜する際にフラッパ先端部401が定着排紙ガイド310、すなわち定着装置に当たることがないため、ストレスなく挿抜が可能となる。
以上説明したように定着装置30を装置本体から引き抜く過程でフラッパ40のフラッパ先端部401を挿抜方向Yに対して交差する方向において退避させる構成を具備する。これにより、画像形成装置のサイズや重量を抑制し、かつ定着装置の交換、紙詰まり時(JAM時)の操作を円滑に行える。
前述した実施例においては比較的スペースに余裕がある装置前側に挿入リンク90を配置することで効率的に画像形成装置全体のサイズを抑制しているが、これに限定されるものではない。例えば、装置内のスペースに空きがある場合などにおいては、挿入リンク90を具備せずにフラッパ40の付勢力Eを大きくしソレノイド70を大きくしても良い。
また前述した実施例では、画像形成装置本体に対して着脱自在なユニットとして、定着装置を例示したが、これに限定されるものではない。装置本体に対して着脱自在なその他のユニット(搬送ユニットなど)であって、前述したユニットと同じような位置関係をもつフラッパを有する構成において、本発明を適用することで同様の効果を得ることができる。
また前述した実施例では、定着装置が有する加熱回転体として加熱フィルムアセンブリを例示したが、これに限定されるものではない。ヒータなどの発熱体が内包された加熱ローラ、あるいは無端状のベルトなど、他の加熱回転体であっても良い。また定着装置が有する加圧回転体として圧接ローラ303を例示したが、これに限定されるものではない。加熱回転体に対する加圧部を備えた無端状のベルトなど、他の加圧回転体であっても良い。
また前述した実施例では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
N …定着ニップ部
30 …定着装置
40 …フラッパ
41 …フラッパ回動軸
51 …排紙反転ガイド
70 …ソレノイド
71 …ソレノイドリンク
90 …ユニット挿入リンク
91 …挿入リンク突き当て部
100 …画像形成装置
101 …画像形成装置本体
302 …加熱フィルムアセンブリ
303 …圧接ローラ
310 …定着排紙ガイド
311 …定着反転ガイド
311F …挿入リンク押し上げ部
311R …フラッパ押し上げ部
312 …定着反転上ガイド
314 …ギア
315 …ギア
317 …入口ガイド
322,323 …加圧板
324,325 …サポートフレーム
328,329 …カム
330 …位置決めピン
337 …フィルム規制部材
339 …定着側板
340 …加圧バネ
341,351 …穴
350 …カム回転軸
354 …前カバー
354H …前カバールーバー
360 …フラッパリンク
401 …フラッパ先端部
402 …フラッパ突き当て部
403 …フラッパ退避突き当て部

Claims (11)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成部を有する装置本体と、
    前記装置本体に対して取り外し可能に装着されたユニットと
    前記装置本体に回動可能に設けられ、前記装置本体に装着された前記ユニットの内部に侵入した状態で、記録材を案内する経路を選択的に切り替えるための切替部材と、有する画像形成装置であって、
    前記装置本体に設けられ、前記ユニットを前記装置本体から取り外す過程で、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させる退避手段を有し、
    前記退避手段は、前記切替部材に対して当接又は離間可能に設けられ、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させる方向に付勢されており、前記ユニットが前記装置本体に対して装着されている状態では、前記ユニットが当接することによって、付勢力に抗して前記切替部材から離間されており、
    前記ユニットを前記装置本体から取り外す過程で、前記ユニットと前記退避手段の当接状態が解除されることで、前記退避手段を付勢する付勢力により前記退避手段が前記切替部材に当接するようになり、前記切替部材を前記ユニットの装着領域の外側に退避させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記退避手段は、前記ユニットを前記装置本体に対して装着する過程で、前記ユニットに当接され、付勢力に抗して前記切替部材から離間されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記退避手段は、前記ユニットが前記装置本体に装着された状態において、前記切替部材が切り替えられても、前記切替部材から離間された状態であることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  4. 前記ユニットが前記装置本体に装着された状態において、前記切替部材を、記録材を案内する経路に選択的に切り替える切替機構を、前記退避手段とは別に設けたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体が有する画像形成部は記録材にトナー像を形成する構成で、前記ユニットは記録材のトナー像を定着する定着装置であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着装置は、加熱回転体と加圧回転体とによりトナー像を有する記録材を加熱しながら挟持搬送して定着を行う構成であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記切替部材は、前記加熱回転体と前記加圧回転体の間を通過した記録材を、第一の方向へ案内する第一案内位置と、前記第一の方向とは異なる方向へ案内する第二の方向に案内する第二案内位置に切り替えられることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着装置よりも記録材の搬送方向下流側に設けられ、記録材を排出する排出手段と、
    前記定着装置よりも記録材の搬送方向下流側に設けられ、回転方向を逆転させることで記録材を反転搬送する反転手段と、を有し、
    前記加熱回転体と前記加圧回転体の間を通過した記録材は、前記第一案内位置に切り替えられた切替部材により前記排出手段の方向へ案内され、前記第二案内位置に切り替えられた切替部材により前記反転手段の方向へ案内されることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 記録材の両面に画像を形成する場合、前記加熱回転体と前記加圧回転体の間を通過した記録材を、前記第二案内位置に切り替えられた切替部材により前記反転手段の方向へ案内し、その後、前記切替部材を前記第一案内位置に切り替え、前記反転手段の回転方向を逆転させることで、再び前記画像形成部に向けて案内することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記切替部材は、前記定着装置が装置本体に装着される過程で、その先端が前記定着装置の内部に侵入し、前記定着装置が装置本体に装着された状態で、前記第一案内位置から前記第二案内位置に切り替えられることで、その先端が前記定着装置の内部に侵入した量が最大となることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記切替部材は、前記ユニットの装着領域から退避する方向に付勢されており、
    前記切替部材は、前記ユニットを前記装置本体に対して装着する過程で、前記ユニットに当接され、付勢力に抗して前記第一案内位置へ移動させられることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置
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